2004・4月5月の管理人の独り言

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この頃まみっちの日常は、野球に引っ張られています。でも、毎日の中で、世界の情勢、日本の政治に
無関心であってはいけないと考えて、できるだけ情報には気をつけているつもりです。でも、野球アホ頭に
なってしまっています。

今日はGTダービーの日だし、阪神は2連敗して3位に落ちているから今日は勝たねばだし、朝から家中の
お掃除にかかりました。だんなさまと働きながら、少しづついろんなことを話して、考えを整理してました。

今週、トルコのエルドアン首相はイスラエルの対パレスチナ政策が国家テロだと明言。ギュル外相はパレス
チナ自治政府との関係強化を表明する一方で、駐イスラエル大使を召還を示唆というニュースが日経に
出ていました。トルコは中東ではイスラエルと良好な関係にあると言われてきた国です。
パレスチナの人々がどのようなイスラエルの攻撃に曝されているか、知ってください。
http://www.onweb.to/palestine/index.html

「テロ」という言葉は慎重に使わなければ物事の実態を見失うことがあると思います。イスラエルのパレスチ
ナに対する攻撃は、宣戦布告無き全滅作戦に等しく、「国家テロ」だと思います。
しかし、これに対抗するパレスチナの人々の戦いは「テロ」ではなく抵抗運動だと考えます。
イラク国内における外国軍に対するイラクの人々の戦いも「テロ」ではなく、抵抗運動(レジスタンス)だと考え
ます。

イラクにおけるアメリカの「虐待」が問題になっていますが、あれは「拷問」というべきだと思います。
そして、あのやり方が、アフガニスタンから捕らえてきてガンタナモ基地に拘留し続けている人々に対して行わ
れている行為そのものであることを考えるべきです。アフガニスタンから拘留された人々は捕虜として、人とし
て扱われるべきなのに、アメリカは、捕虜ではないとして「アニマル」と呼んでいます。犯罪者であっても人とし
て扱われるべきで、そのように人として対することが、民主主義の基盤です。そのことを行えない国が、他の国
に民主主義的でないとか、民主主義を築くなんて考えられません。
かってのアメリカは、民主主義国であったかもしれません。しかし、今行っていること、アメリカ国内外で進行して
いる事態は、アメリカは民主主義の実態からかけ離れているという現実です。

そういう国に、盲目的に従って疑問も不満も出ない国っていうのは、民主主義以前の問題を抱えていると思い
ます。
                                                  2004.05.30



朝からよいお天気。その中、仕事で箕面の山を越えてきました。とどろみという所に仕事に行ってきました。
緑がしたたるような山の道をゆっくり40分。川沿いに、薄い紫の栴檀の花が木いっぱいに咲いていました。
落石よけのネットの間からもうネットを覆い隠すようにウツギの白い花が咲いていました。崖がウツギで
覆われた場所もあって、とてもいい感じでした。桐の花も大きな木に立派な花をたくさんつけて豪華でした。
この時期、お仕事だけどこの山越えを楽しみにしています。
茂みからはウグイスの声が響き、木立の間からヤマガラの透き通った声が聞こえ、ホオジロのさえずりが
降ってくるなか、ラジオは切って、窓を開けて十分に季節を楽しませてもらいました。
豊な自然に恵まれた日本の国土に感謝 (自然が豊かだと政治が不毛?)

さーっ、今から銀行に行って、郵便局に行って、買い物して、家事を片付けたら、今日も甲子園に行ってき
ます。なんか横浜に勝てないタイガースですが、(6連敗中)今日は絶対勝ってもらうと決めて根性こめて
応援してきます。今仕事で声が大事な時期だから、大声出さないように気をつけながら、、、。(>_<)
金本選手の「兄貴Tシャツ」が届いたのですが、うーん、ちょびっと恥ずかしいので家の中で着ます。
今日は公式ファンクラブ応援デーだから、黄色の公式ジャージ着ていきます。
今日は素敵な水曜日になりますように。
                                                  2004.05.26                 



日本には外交というものがあるのでしょうか? 2年近い歳月を費やして得た成果??、なんにもして
なかったでしょうと思う。 ジェンキンスさんのことだって、初めからわかっているのに、今までアメリカと話を
つけられていないなんて、「あほちゃう」。今は、1年前よりこの話に決着をつけるには不利な時期です。
だって、イラクで戦線を離脱する兵士が増えてきているのを、厳罰で止めようとしているからです。
イラクの戦場で、拷問や人々への虐待を体験した兵士が休暇でアメリカに帰って、「良心的兵役拒否」を
希望してイラクに戻ることを拒否したのですが、軍法会議で禁固1年の有罪になっています。

イラクで拘束された高遠さん、今井君、郡山さんの三人の解放についても、外務省、政府は誰を交渉相手
にすればいいのかさえわからなかったということですし、情報収集も全く出来ていませんでした。
彼らは自分たち自身の力と多くのイラクに直接かかわってきた政府ではない人々に助けられたのです。
そのことを隠すための「かかったお金を負担せよ」論だと思ってました。ファーストクラスで飛んだなんいも
できなかった副大臣、そっちの方がお役に立てなくって恥ずかしくないのかな?

外交もない、国内政策も無い、でも支持されているってどういうことかわかりません。
最近、しみじみ日本には民主主義は育っていないと思います。 村上龍が「ファシズムはおばさんが支える」
と言ったとか、そうだと思う。 おばさんになることを拒否しているまみっちです。
                                                      2004.05.23



今さっき、5月21日午後9時45分ころ、今年のホトトギスの初音を聞きました。夜の闇に響くあの声。
「あー、今年もホトトギスが来て、夏が来る。」としみじみ感じます。
今日、花屋さんから、アジサイと笹ユリが届いて、活けました。花も夏模様というか6月!(まだ5月だけど)

BBCで映し出されるパレスチナ、ガザの状況を見ていると、胸がつぶれます。
オリーブの木が根こそぎ倒され、家々は爆撃とブルトーザーで押しつぶされ、生活の場所、手段を徹底的
に破壊されています。子どもたちも殺され、怒るなというのが無理でしょう。 世界が振り返らなければ、パ
レスチナは絶望の中で何をすればいいのでしょう。

同じ情景は、アフガニスタンでも続いています。攻撃しているのが、イスラエルに変わってアメリカ連合軍。
そして、イラクでも。 こんなに世界をむちゃくちゃに壊してしまって、どうやって人々の未来を語れるのだろ
う。絶望してはいけないと思いながら、どうすればいいの?と立ちすくんでしまうまみっちです。

週刊新潮のコラム「変幻自在」の高山正之って、、。なんか人間性の貧困さを感じます。HARD TALKに詳
しく書きたいと思いますが、ムスリムに対する偏見に基づく罵詈雑言は読むに耐えません。
高遠さんの「この人も人間。肉親を殺されてこういう行為に訴えざるを得なかったのか」という相手を思いや
る言葉がどれほどの価値を持っているか。人間、肩書きなんて中身を映してないなって思いました。
                                                         2004.05.21



また雨が降り始めました。なんだかほんとうにもう梅雨になったみたいで、嫌だー。5月のお日様ちょっと
しかないよ。 でも、雨の中のヤマボウシの白い花は緑に映えて美しいです。
ばたばたしている間に、ニセアカシアの花もあっという間に過ぎて、草原の奥に黄色い花菖蒲が見えてい
ました。ミヤコ草の黄色い花はすぐにイネ科の草の穂に覆われつくしました。やっぱり雨の多い春、初夏です。

昨日、「DAYS JAPAN」届きました。 表紙に「囚われのアフガン」と出ています。
みんなが、ニューヨークの背の高いビルが崩れていくのを見た日から、日時をおかず攻撃され、叩き潰され
たアフガニスタン。 アメリカとその同盟国、そしてあの攻撃を止められなかった私たちは何に対し何をしたか
ちゃんと知るべきだし、見続けなければならないと思います。
中村哲先生(ペシャワール会) の<「国際正義」の下で>で語られる「『復興支援』の内実が『復興ビジネ
ス』であることを、長年の経験で、アフガニスタンの人々は知っている。土地の人が本当に望む支援は、ビジ
ネスとは無縁に進められてはじめて実現される。」という言葉に深く共感します。
殺された子どもたちの写真は悲しいですが、目をそむけてはいけないと思います。この写真月刊誌は、
美しい写真が載っているものではありません。でも、今の大ジャーナリズムが見せない世界を提供しようと
しています。多くの人が見て読んでくださるといいなと思います。
 DAYS JAPAN -人々の意志が戦争を止める日が必ず来る一枚の写真が国家を動かすこともある
http://www.daysjapan.net/index2.html

戦争を止める意志の一部分になれるように、知りましょう。

やまぼうし
みずきの仲間だからやっぱりたっぷりの水が好きでしょうか。
降りしきる雨の中で美しい白です。

                                                2004.05.19



昨日の甲子園、雨の中の4時間半の試合、行ってました。最後まで応援して来ました。疲れました。
でも、あきらめないで12回の裏2アウトからも応援続けてよかったです。やっぱりネヴァー・ネヴァー
ネヴァー・サレンダー! 決してあきらめない、屈しない。

帰宅したら日付が変わっていました。そして、今朝は、マンションの管理組合の臨時総会。
監視カメラの増設と録画保存。新たな外部委託と問題ありの議題だったので、行かなければ、発言しな
ければの状況だったのでがんばってきました。帰ってきたら、午後1時すぎてます。
昨日、いっぱい雨に濡れたし洗濯物もいっぱい。わーん、ということでだんなさまに甘えて、夜は外食。
遊んで、家事さぼったら駄目じゃんっていわれそうです。 ぺこり。

サンデー毎日の5/23増大号は、読むところがたくさんありました。
その中で、森暢平氏の「USA Confidential」は、アメリカがガンタナモでアフガニスタンからつれてきた
人々をどのように取り扱っているか、その非人道的取り扱いについて書いています。読んで見てくださ
い。 米原万理さんの「発明マニア」も、松崎菊也の「新・かんちがってま専科?」もうんうんと思いました。

「テロだ、テロだ」世の中危ないことがいっぱい、人は疑って監視してようって社会はおかしいと思わない
のかな? ジョージ・オーエル「1984年」が描いた不気味な監視社会に対する批判的視点は今の社会
にはないのでしょうか? アメリカと日本が向かっている国家が人々を縛る非民主主義的な方向にみんな
が疑いを持たずに傾いていることに不安を感じます。
                                                 2004.05.16



今週に入ってポプラの綿毛がいっぱい飛ぶようになってきました。やまぼうしの白い花がさいて、路側帯
にはマンテマやいろまつよい草が咲いて、日差しも強くなって、夏近しの感じです。
でも、その前に梅雨があるんですよね。 今日は強い日差しでしたが、明日は雨の予報です。晴れが好き
だけど、やっぱり雨も必要です。降るべきときに降らないとやっぱり困るので、梅雨も楽しまなくちゃね。
今年は、阪神タイガース応援にかけるって決めたから、雨で試合が中止って言うのもちょっと嫌です。でも、
雨で試合中止だと、選手のみんなにとってはよいお休みになるのでしょうか?試合中止だと金本選手の
連続フルイニング出場記録770の日が一日づつずれていくんです。7月の23日から8月のはじめにかけて
可能性のあるところの試合は押さえているのですが、、、。広島で達成だと水曜日以外いけない。かねもっ
ちゃんにとっては、広島で達成したらうれしいだろうなって思いますが。怪我無く、活躍して達成して欲しい。

イスラエル・シャロン首相提案のガザ地区からの入植地撤退案は与党に拒否されました。
しかし、イスラエルのガザに対する攻撃は熾烈です。キャンプの住宅を押しつぶして、1000人を超える人々
の住む場所を奪っています。空からアッパチヘリで人々を撃っています。あんなことが許されているなんて。
                                                      2004.05.12



昨日は14:00からと18:30からと二つのパーティーに出て行きました。前のパーティーでは食べるのセイブ。
前のはちょっと肩のこるものでしたが、まあお仕事上しようが無いです。

今週は広島でも頑張ってきたからちょっと体力的にも疲れています。今日は早寝して、明日から働くぞ!

年金問題について、民主党の菅党首の行動を見ていると、この人には政治的な緊張感がないなって思いま
した。自分のことをまず調べるという基本的なことが出来ていない脇の甘さ以上に、起こったことに対する処し
方が、政治的状況を踏まえていないと感じます。国民の視点がどのように動くかを計算できていない。

かって、革命的警戒心って言葉を聞かされたことがありましたが、多分菅氏にはそういう言葉の持つ意味は
わからないのだろうなって思った。

今月からデスクトップの壁紙を広島時代の金本選手(走りながら笑っているいいお顔)なんですが、若いの。
2002年秋のころですからそんなにたってないのに。うーん、阪神に来てやっぱり苦労しているのかな?って
感じました。形を変えた打撃、原点に戻るっていってたけど、なかなかしっくりきていないようです。
ホームランを打っても、本調子じゃないみたい。今年は、外野で走りこみを続け、泊まりの部屋でも素振りをし
て必死に調整しているみたいなんだけど、、、。がんばれ!金本!!

GT、3連続でみごとに期待はずれの着順に甘んじた武豊騎手。うーん、なんで4コーナーで壁になるとこにいる
んだろう。むかし、若いころ(20台前半)のように、神がかり的なレースの読みがなくなってきている??
あのー、年老いても天才っています? なんか飛びぬけた天分というのは変わらずあるのかもしれないけれど、
感覚的なものって年齢とともに失われるのかもって思う。それを補うのが経験ということですよね。
豊さんは、経験も努力も一流。でも、かっての神がかり的な部分がやっぱりちょっと影を潜めて、不満感が
起こってしまうのよね。贅沢なんだけど。
                                                   2004.05.09



5月3日から2泊3日の広島遠征で思い切り遊びモードで過ごしてきました。おかげで、今めちゃくちゃ
いそがしい。あせあせあせ。4月もほとんど遊びモードだったから、いっぱい仕事ためちゃった。
だんなさまは、私が遊びモードの間もお仕事。蟻さんモード、私はへらへらキリギリス。ちゃんとつけが
まわってきて、がんばらなくちゃ!

アメリカ軍のイラク人に対する虐待が大きな問題になっていますが、みんなもう一度思い出して!
アフガニスタンの人々がたくさんガンタナモ基地とらわれたままになっています。彼らもジュネーブ条約の
対象となる戦争捕虜とはアメリカは認めていません。アフガニスタンからの移動も麻酔薬で眠らせて、空
輸するという人間としての扱いを受けずにいました。あのガンタナモ基地でなにが行われているのかわか
りません。何度も、アムネスティー・インターナショナルが、不当であると訴えていますが、ほったらかされ
ています。今回のイラクの収容施設での虐待と同時に、アフガニスタンの人々がガンタナモ基地でどのよ
うに扱われているか、国際社会はもう一度厳しく問わねばならないと思います。
ガンタナモ基地には、10代の子どもから60歳を超える老人まで収容され、動物のような扱いだと聞きまし
た。忘れないで! もう一度アメリカに監視の目を!!
                                                     2004.05.07



5月らしいよいお天気が続きましたが、雲が拡がりはじめました。明日から、広島に出かけるのに雨かな?
私って雨女なんですぅ。 日ごろの精進が悪いからでしょうか?しくしく .・゜゜・(/。\)・゜゜・.

広島-阪神戦3連戦をレフトスタンドで観戦する予定なのに、、。だんなさま置いて一人で行ってきます。
雨降っても、平和記念館や美術館があるからいいかって。お天気なら、阪神応援と赤ゴジラ実物拝見!

今日はちびっと元気がないので、独り言も短いの。しょぼしょぼ。
とりあえず、3日間お出かけしてきマース。  元気になって帰ってこれますように。
                                       
      2004.05.02



今週のニューズウィーク日本語版、なかなか日本に対して辛らつな記事が目立ちました。

まず、「AIDS 日本企業も協力を」:HIVとエイズ世界経済人会議(GBC)にはダイムラークライスラーなど141社
が加盟してエイズ対策を支援している。しかし、日本企業の名前は一社もない。そうです。

そして、ThisWeek : 人質「いじめ」の残酷さと見苦しさ ジェームス・ワグナー副編集長がコラムを書いていま
す。
<政府はむしろ、人質をさらし者にしたいようにみえた。>と書かれていますが、私もそう感じました。更に
<政府の反応以上に私がショックを受けたのは、一部の市民が人質に投げかけた毒気のある言葉だ。>

次は、OnJapan:キャルロ・グラックのコラム。「憲法を変えても問題は解決しない---政策ビジョンなしに憲法
改正を論議する危険」 政策がなければ、憲法がどうであれ現実に対処できないと指摘しています。

いずれの記事も、考えさせられました。
イラクへの自衛隊派兵、今回の人質事件、対北朝鮮政策、どうする日本です。

今朝の朝日新聞、私の視点に上野千鶴子氏が「人質事件 国家と区別 市民を解放」という投稿されていま
す。今回の人質事件の中でイラク武装勢力が、日本という国を「敵」とみなしたが、市民は「敵」とはしなかった。
これは記憶すべきことであると述べている。ちょっと長くなりますが引用します。
 「武装勢力は市民を人質に、日本という国家と交渉した。国家は早々に、交渉に応じることを拒否した。
 にもかかわらず、武装勢力は市民と国家を区別し、人質を解放した。血で血を洗う戦闘状態のなか、多くの
 人々 の関与で、これほどまでに理性的な判断が成立したことが、事件でなくてなんだろうか。高藤さん、
 郡山さん、 今井さん。どうぞ顔を上げて、胸を張って、、、、、
 しかし、決して謝罪などしないでほしい。あなたたちは被害者でこそあれ、何一つ悪いことをしていないの
 だから。 私たちはあなたたちのような勇気のある市民を持ったことを、誇りに思う。」
 
強く共感しました。そして、イラクで戦っている人々への理解と共感を含めて、そうだ!って思いました。
民主主義を支える独立した市民の存在、日本にもその芽が小さくてもあるけど、権力と世論という操作された
おばけに潰されかけています。一人一人がもう一度自分の基盤に問いかけてみなければならない意識です。

このお休みに読もうとしている本- 「非国民」のすすめ: 斎藤貴男著 筑摩書房
この本の帯に 「なぜこんな国になってしまったのか?戦争に突き進み、国民を徹底監視する暴走国家を
支えているのは誰か?!・・・・・・・・・・・・支配されないあしたのために。
今読みたいと思いませんか? がんばって読んでまた感想書きますね。

もう一冊、「憲法への招待」: 渋谷秀樹著 岩波新書
私が、「憲法って、国民の権利が書いてあるんでしょう。国家が私たちの権利を侵さないためのとりでだって
書いてあったけど、それってどういう根拠でいえるの?」と法律畑の人には自明の理みたいな質問をしつこく
するので、だんなさまが「これを読みなさい」と渡してくれました。
「憲法に権利ばかり書いてあって、国民の国家に対しての義務が書いてない」とかばかなことを言ってる国会
議員がいるそうです。私たちはちゃんと勉強しておかないとだまされちゃうし、他の民主主義国家の人たちか
らみたら、「根本的なことがわかってない国やね、日本って。民主主義国か?日本って」って言われそう。
                                                       2004.04.30



今日は青空! 昨日の敗戦なんて忘れるのだ!って言っても、応援に行ったのにタイガース負けちゃった。
ちょっと情けない投手陣、打撃陣でした。でも、選手を信じて、9回の裏最後の鳥谷くんの三振まで見届けて
帰ってきました。 今日は、きっとがんばってくれるでしょう!! がんばれ!阪神タイガースヽ(`⌒´)ノ

さて、私にとって元気の元、だけどある意味幻想のライスタから外れると、厳しい現実です。

アメリカ軍はイラクを徹底的に力で押さえつけるつもりのようです。ファルージャへの攻撃を開始したというこ
と。ナジャフも包囲されたままですね。
アメリカ、イスラエルは、アラブを殲滅したいのでしょうか?「殲滅」こんな言葉を使いたくはありませんが、
パレスチナ、イラク、アフガニスタンをみると彼らはアラブ人やモスリムを人とみなしていないように思います。
それに加担している日本政府。それを由としている国民。悲しい光景です。

国会で年金が取り上げられていますが、なんで20年も年金を払ってない人が、国会議員年金という私たち
よりずーっといい年金をもらえるのでしょうか? 
貧しい中、苦しい中年金を掛け続けて、やっともらおうと思ったら、1年足りないとかいってもらえない人もい
るのに。本当に年金が必要な人なのに。
議員年金をまず廃止して、私たちと同じ国民年金で支給するようにしてください。そしたら、多くの国民がどん
なに老後に不安を持っているかわかるでしょう。

そもそも、年金問題の本質的な疑問は、「なんで、国会議員は払ってなくても、議員年金で優遇されるの?」
ということじゃないですか? 別に全員が支払い状況を明らかにしなくてもいいです。はらってない人がいる
ことは明らかなのだから。論議の中心は、払ってなくても優遇される人がいる、不平等な制度はおかしい
っていうことじゃないですか? 民主党、しっかりことの本質を見極めてちゃんと論議をリードしなきゃ駄目。
                                                      
このページのトップにあげましたが、イラク人質問題に関して署名が呼びかけられています。
イラク人質に対して向けられたバッシングは、日本が民主主義国家とは言えない本質を抱えたままなのだと
いう実態をあらわにしたように思います。世界、特にアジアの国々は、第二次世界大戦前の大日本帝国を今の
日本に見ているのではないでしょうか?
このような状況下で、違う意見があることを示すことは大切な行動だと思います。 
デモに行ったり、ボランティアに出かけていくことがむつかしくても、パソコンから署名を送ることは出来る行動だ
と思うのです。是非、声をあげてほしいと思います。署名だけでもいいのですから。
                                                  2004.04.29



なんかいそがしいです。本業がいそがしいのは喜ぶべきことですよね。 昨日も今日も残業です。
その上、コンピューターの設定の変更とか、月末にしなければいけない仕事が、、、。ひーっ、おさぼりまみっ
ちは悲鳴!です。

明日も休みの日だけど仕事。その上、夜はまたまた甲子園に出撃予定。(いいのか、まみっち!いいのだ)
3,4,5日と広島遠征予定だから、その前にたまった仕事を片付けなくちゃ。あせあせあせ。

しばらく、ちょっと更新できないかもです。 
                                                    2004.04.27



イラクの人質事件についてのこの意見を読んで下さい。
http://give-peace-a-chance.jp/118/040423aizawa.html
イラクの記事が新聞から減っていますが、現実のイラクはなんら変わっていません。むしろ状況は悪く厳しく
なってきています。
ニュースによると、ブッシュは今週末にファルージャ攻撃について決断するとニューヨークタイムズに出てい
たようです。ファルージャ、ナジャフを包囲しているアメリカ軍が猛攻撃をかけ、虐殺をしないことを祈ってい
ます。停戦中も、赤新月社のマークのついた救急車を狙撃したとのこと。まるで、イスラエルと同じです。

イラクの人々に起こることをしっかり見ていなければいけないと思います。
占領下で行われていることをしっかり見て、知ることが、自衛隊を派遣している日本の国民としての義務と
いう意見に強く共感します。 自衛隊もどのような状況下に置かれ、何をやらされているのか、私たちは知っ
ていなければならないと思います。 

危険なイラクにあえて出かけて行った3人を批判するのなら、せめて、いろんな情報源からのイラク情報に
注目し続けなければね。 わーっと批判して(批判というにも値しないけど)後は知らないでは、無責任。
イラクの状況と、自衛隊の状況について知っていなければ。

現在の日本の大メディアには、明らかに情報統制がひかれている事を心して、海外メディアからも情報を得
るように努力しなければと考えています。
                                                 2004.04.25



昨日は、甲子園のライトスタンドで、阪神巨人戦の応援してきました。阪神ファンにとっては聖地甲子園。
巨人相手となれば、金本選手の言葉のように「3倍の力がはいる」。
私も金本ユニ着て、金本マフラータオル首にかけて、カンフーバット持って、友達と二人出陣しました。
前日のすごい風は弱まって少し寒さもましでした。ぎっしりの人で、それだけでも熱気で温かい感じでした。
前の日の敗戦を引きずらず、タイガースの勝利。しっかり、勝利の六甲颪、フルコーラス歌って帰ってき
ました。攻撃のときは立ち上がってずーっと声を出していて、ちょびっとのど痛くなるけど、すごく楽しく
すっきりしてきました。やっぱり勝ったから。 おとついみたいな負け方されていたら、気分ワルーといって、
ストレスたまって帰ってきたことでしょう。やっぱり、勝負事は勝たなあかんね。
ラッキーセブンで風船も飛ばしました。
今年は、阪神タイガースの応援にいっぱい行くつもりです。一生懸命仕事して、身体を大事にして、楽しみ
は、思い切り楽しんできます。
                                                     2004.04.25



日経の夕刊を見ていたら、なんとこんな記事!!
「米大統領、イスラエルを評価  『シャロン首相に世界は感謝を』
ブッシュ大統領は21日の講演でシャロン首相が計画するガザ地区などからの一方的撤退案について
世界全体が『ありがとう、シャロン』というべきだったと思う。」と述べたそうです。

ガザからの撤退は、ヨルダン川西岸の占領の固定化とセットであり、一方的にパレスチナの中に壁を築いて
領土の拡大をはかり、パレスチナの人々の生活をずたずたにしているのに。
ガザからの撤退と言いながら、毎日ガザに攻撃をかけて、パレスチナの人々、子どもを殺しているのに。
どうして感謝などできましょう。

アリエル・シャロン(イスラエル首相)は、1982年国防相の時にレバノン・西ベイルート地区サブラ、
シャティーラ難民キャンプでの虐殺を行いました。これにはイスラエルの人々も憤り、シャロンは辞任に追い
込まれました。このレバノンの難民キャンプの虐殺は、女性、子どもが多数含まれ、虐殺された人数は
1800人以上と言われているが、正確な人数がわからない。虐殺の後、ブルトーザーで押しつぶして埋めて
何人殺したのかわからなくしてしまったのです。
そして、2002年4月にジェニンにイスラエル軍は侵攻し、キャンプを包囲し再び虐殺と破壊を行いました。

イスラエルは、日常的にパレスチナに攻撃をかけています。 圧倒的な戦力を持って。空から陸から攻めて
います。犠牲者もはでに報道されるイスラエルの犠牲者の影で、その10倍を超える人々が犠牲になってい
ます。しかも、ヤシン師、ランチッシ氏という指導層をミサイルで狙って殺しました。殺すのは当然と。
アメリカもまたそれを支持しています。イスラエルの圧倒的戦力は、アメリカの経済的支援があって成りたっ
ています。 

ヨルダン川西岸に一方的に築かれている強大な壁はアパルトヘイトそのものです。
壁がどんなものかここで見てください。http://www32.ocn.ne.jp/~ccp/wall/wall.html

こんな血に汚れた手と心のアリエル・シャロンに誰が感謝どころか、むしろ非難されるべきでしょう。
ブッシュが感謝したいのはよくわかります。イスラエルが、ヨルダン、シリアに対する圧力のお手伝いをして
くれて、アメリカの中東支配に協力してくれるからでしょう。

イラクの後ろに、パレスチナへの攻撃が隠されています。 両方を見続けなければと思います。
                                                      2004.04.22



イラクで人質として拘束されていた3人が無事解放されて、「よかった、よかった」と感じたいのに、拘束中と
解放後に展開される「危ないと言っているのにのこのこ行って、政府に余分なことをさせて」「自己責任」だ、
「費用は払ってもらう」という政府、与党の大声、そして「そうだそうだ、税金をそんなことに使うな」っていう世
論。そういう中で押しつぶされていく家族とご本人たちを見ているとちっともよかった、うれしいと思えない。

家族の人々に対して行われた海外記者クラブの会見で、なにかに怯えたように自分の発言が出来なくなって
いる家族。開放された喜びなどなく、ひたすらお詫びを繰り返す姿に外国の記者は一様に異常なものを感じた
そうです。 そしてそれが、「自己責任」「費用負担」などで表される政府の人質になった人たちへの非難、いじ
め、大メディアが率先してそれを煽って誘導される世論にあることを見抜いています。

海外の紛争地に出かけていって、困っている人々に手を差し伸べることがそんなに馬鹿なことですか?
国際赤十字の精神は、あほやといってるようなものではありませんか?
政府機関じゃないと、海外の危険のある地域に入って活動してはいけないのですか? 個人が行ってはいけ
ないの?

これまで、日本政府は危ないところで最後まで踏みとどまって、情報収集の活動さえしてこなかったのに。
イラクに対するアメリカの攻撃が始まると言うとき、報道陣もまだいっぱい残っているのに一番に逃げていった
日本の大使館員って国家公務員でしたよね。
その次に、他所の国のメディアは残っているのに引き上げたのは日本の大メディアでしたよね。
どちらも、ちゃんと任務を果たしていない根性無って言われていませんでしたか?ブッシュと同じ頭の構造で
そんな昔のことは覚えていません?

ドイツの記者が書いた記事の訳が出ていました。読んでみてください。
       http://iraqhc.jugem.cc/?eid=127#sequel

日本は本当に民主主義の国なのでしょうか? Patriot Act で人種差別をするアメリカと同じなのかもしれま
せん。それよりもっとひどいかも。だって、アメリカでは20万、30万の人々がイラク戦争反対のデモ、全国では
100万を超える人々が街頭にでました。そして今も事実を知ろうとする動きは確実にありますものね。
今、小さな声、小さな力であってもそれだからこそ自分の感性と考えを大切に、押しつぶされないように、まっす
ぐ前を向いて立ち向かっていましょう。 世界につながれる人々がいるのですもの。

国家とは何か、もう一度問い直しましょう。人権、民主主義というとき国家は決して市民(個人)より大切だとは
言われません。一人ひとりの人が大切にされてこそはじめて民主主義といえるのです。

今押しつぶされている3人と家族が、胸を張って生きられる日本であってほしいですし、そのために、彼らも信じ
るものを捨てないで闘ってほしいです。 私に出来ることは何かと考えています。
                                    
 
          非国民という大合唱で、「死なないで!殺さないで!」の言葉を押し殺して、
            戦場に夫や子どもを送った時代にもう一度戻りたいですか?

                                                       2004.04.21



 「写真家は、大なり小なり常軌を外しているものだ。 この世の中はすべてを隠そうとするブラックボックスの
ようなものだ。これを透明にして見えるようにするのが、ジャーナリズムの仕事だ。写真も記事も、存在の意味
はそこにある。」(藤原新也氏 朝日新聞97年9月11日付け)【進也→新也に訂正します】
 写真家も、ジャーナリストも、カメラマンもみな同じだ。
 普通に、お行儀よい方法でつかめる事実など、たいして意味はない。それで撮った写真や映像に、どんな
価値がある?
http://www1.odn.ne.jp/watai/



イタリアの世論
左派系レプブリカ紙(17日付)の調査では、人質事件への対応について回答者の68%が「(部隊撤退を含む)
条件交渉の開始」を支持し
、「現状維持(交渉拒否)」の25%を大きく上回った。
中立系コリエレ・デラ・セラ紙(16日付)でも、24%が「部隊の即時撤退」、51%が「国連軍駐留(6月末予定)
後の撤退」を支持する
と答え、「駐留継続」派は24%にとどまった。(毎日新聞)

日本の世論
毎日新聞の17、18両日、全国世論調査(電話)
イラクでの日本人人質事件で犯人グループからの自衛隊撤退要求を拒否した政府の判断について「支持す
る」との回答は65%を占め、「支持しない」の29%を大きく上回った。

自衛隊イラク派遣への賛成は47%、反対46%。小泉内閣の支持率は51%。 


自衛隊はかわいそうと思うことが多い。派遣にあたって、十分な準備もさせてもらえず、十分な兵員の確保も
させてもらえなかった。おまけに、自衛隊派遣の最高責任者は、自衛隊を非戦闘地域に出すと言いながら、
どこが非戦闘地域かわからないと言い切った。戦地に送り込まれながら、明確な交戦規定もないままに
現在サマワの自衛隊は自らの宿営地さえ守りきるのが大変なのだそうです。派兵人員を減らされたためだ
そうです。 少ない人員で守って、水を作って。しかも今は宿営地からは出られないそう。治安が悪化している
からだそうです。報道陣をみんな帰してしまうようなところが、本当に非戦闘地域なんですかね?
サマワの自衛隊のところだけ非戦闘地域になってまわりがみんな戦闘地域になったら、どうやって自衛隊は
撤退するのだろう。自衛隊が取り残されて、撤退も出来ずという事態になりませんように。

撤退に反対とか今撤退したらいけないとか言う方々は、これからの自衛隊の置かれるであろう状況をちゃんと
勘案されているんですよね。小泉、「先のことはわかりません。」なんて言うんじゃないでしょうね。
先のことを国民より多くの情報を持っていると思う?政府、総理大臣がちゃんと判断を示すのは義務です。

スペインの政権交代が、列車に対する攻撃が起こったという理由で行われたように言われていますが、スペイ
ンの人々の本当の怒りは、ちゃんと調査もしないで「ETA」の仕業だと言った政府の事実を隠そうとする姿勢に
対する反発、反対であったと聞いていました。自らの政府が国民に不誠実であれば、政権交代させるという力
を持っている国は魅力的だと思います。

イラクは、アメリカの侵略を受けて、ずーっと戦闘地域であると思いますし、戦場です。小泉は、一貫してイラク
に安全な地域があるように言い募っていました。それと今回のイラクは危険だから民間人は入るなという言の
間の嘘は指弾されないのですね。

第二次大戦の日本軍の南方で悲劇をもう一度見ることにならないこと祈っています。
そのためには、大本営発表に躍らされない国民の存在が不可欠です。これからの自衛隊を助けられるのは
私たちなのです。自覚して情報を見ましょう。

自らのイラク戦争諸手を揚げて賛成、自衛隊の拙速の派遣、世界の動きからの孤立という中で、
小泉内閣が選んだのは、人質バッシング。
物事の本質をそらせて、イラクの現状、世界の流れから目をそらせようとする政府に騙されないようにしまし
ょう。今問題なのは、イラクの情勢であり、自衛隊が本当にイラクにとって必要なのかと言うことであるはず。
自らの国民の救出をするのは国の基本的任務です。国が国民のためにあるのであって、国のために国民が
犠牲になるべきというのはおかしいのです。北朝鮮拉致家族の方々も彼らと彼らの家族こそが優先される
べきであって、国の面子に引っ張られるべきではないのです。

小泉!スペイン、ホンジュラス、エルサルバドル、シンガポールに「卑怯者!」って言えるのか?
現実の戦争や政治は、子どもじゃできないですよ、小泉さん。
                                                     2004.04.20



イラクへの自衛隊派遣、日本はいつまで行かせるつもりでしょう。
スペインは撤退を早めるそうですが、ホンジュラス、エルサルバドルも撤退を表明。
カザフスタン 5月末に撤退すると明言、 タイ 早期撤退の可能性を示唆、シンガポール 完全撤退完了
ポーランド  撤退表明、 モルドバ  撤退表明。 ニュージーランドも9月には撤退。 
フィリピンは人道支援部隊を半減させました。

もっと詳しいことは ここを見てください。ここ http://eritokyo.jp/independent/nagano-pref/col-war003.html

イタリアでも撤退を求める世論が高まっているそうで、ある調査によれば7割が撤退を支持しているそうです。

多くの国々の政府が、イラクからの撤退を考え始め実行しようとしているのは、きわめて現実的で正常な選択だ
と考えられます。
クラウゼヴィッツは戦争論の中で
「戦争は盲目的な激情の行為ではなく、政治的な目的を達成するためになされるものである。
したがって、その政治的な目的が持っている価値によって、その達成のために払う犠牲の大きさを、その量だけ
でなく期間についても、決めなければならない。そして、その戦力の消耗が政治的な目的の価値を上回るとき、
その目的を断念しなければならない、、」と述べています。まさに戦争は現実的な政治の選択なのです。

日本の今の政府や、大メディアが誘導しようとしている方向は、この現実的な選択にそうものでしょうか?
小泉の言葉には、そのような現実的政治の論証がありません。「人道支援、イラクは危ない、自衛隊でなければ
出来ない」自衛隊は誰が見ても軍隊。軍隊は何をするものか?イラクの人々から見ても、世界の人から見ても
ボランティアの軍隊って存在しません。日本が何を得ようとしているのか人々は見ています。

日本は、アメリカと一緒に最後まで残るのがいいと思いますか?「石油のための戦争」を最後までともに戦う覚悟
をするのですか? よそ事じゃなく、私たち自身の問題として考えましょう。

フランス人ジャーナリスト、安田さんの証言からも、拘束を行った人々は、ごくごく普通のイラクの人のようです。
しかもコミュニティーから孤立したはねあがりじゃなく、コミュニティーの人々のなかで拘束した人々を生活させ、
多くの人々が見に来たっていうことです。
小泉のなんでも自分が常識っていう発言と比べて、アメリカのパウエル国務長官の発言がまともに思えます。

イラク戦争に反対、自衛隊派兵反対という人は、平和ボケ、世界の情勢知らずといわれますが、違うと思います。
イラクを知っている人々、自衛隊を派兵するということが、イラクに、世界にどういう意味を持つかを知っているか
らこそ反対しているのです。漠然と戦争は嫌だと言っているわけではありません。

パレスチナに入って、イスラエルの暴力の前に立ちはだかり、行われていることを伝えようとする人々がいるから
私たちは事実を知ることが出来るのです。
今から攻撃するから危ない、出て行けといわれて、「はい、はい」とすべてのメディアが、人がいなくなったら、力
を持ったもののやりたい放題です。 
アメリカが爆撃するバグダットにとどまって、爆撃を受ける側に身を置いた報道がなければ、アメリカのテレビゲー
ム感覚の人殺しと同じ視線になってしまうではありませんか。

アフガニスタンの山奥の人々も、イラクの人々も「ヒロシマ・ナガサキ」を確実に知っています。そして、攻撃される
側、圧倒的な力でなぎ倒される側にいたことのある国として日本にシンパシーを寄せてくれているのです。
なぎ倒されて、なぎ倒した側のイヌになちゃってたら、尊敬されるどころか蔑まれると思います。

今私たちは、声をあげることが出来ます。 戦前のようにすぐに逮捕されるわけではありません。
でも、声や行動を誹謗中傷と大メディアを使った非難で押しつぶそうとする力を感じます。いっきにその世論操作
にのっかっていく危険な傾斜を強く感じます。もっと理性的な社会であってほしいと思います。

高遠さんたちについて、ル・モンドの記事の訳が出されました。一読ください。
ここ。http://homepage.mac.com/naoyuki_hashimoto/iblog/C394170269/E2083218708/index.html

国会で「危険な地域、非戦闘地域がどこかわからない」と言った国の責任者。これを許している国民。
そして、覚悟を決めて現地で現実を見てきた人々に誹謗中傷を投げかける人々。
私は、自分たちの存在と誇りをかけて、自分たちの出来うるすべてをかけて戦っているイラクの、パレスチナの人
々とともにあるほうを選びたいと思います。

そして何度の叫びます。     イラク・パレスチナ、あらゆる占領に反対です。
                        自衛隊の即時撤退を求めます。 
                                                       2004.04.19



今回の拘束事件について、「自己責任」や自衛隊の撤兵についての考え方の違いというのを見たり、聞いたり
していると、ただいまの目の前の問題ではなくもともとの根源的な問題に対する意見の相違を確実に映して
いると思います。

「自己責任」「費用負担」などを言い募る側は、大部分の人々がイラク戦争について大きな疑問を持っていない
か、積極的な賛成派であること。自衛隊の派遣に関しても、占領政策に積極的に加担することになることを自
覚しているかどうかは別にして、「こうなったら派遣してもいいなじゃないか、派遣しなければ」という意見の人々
であるようです。
それに対して、「自衛隊は撤退を」と呼びかけた人々は、今回の事件以前から「イラク戦争は大義無きアメリカの
侵略戦争である」「その戦争に日本が加担するのは反対」「自衛隊派兵反対」と運動し続けていた人々が大部
分であるように思います。

もう一つ、とらわれた3人は自身は多分日本政府に命乞いをしてくれとは思っていなかったと思います。
彼らは、自分自身でイラクの人々犯人たちと向き合っていたと思います。無事に帰ってきて欲しいと奔走した家
族のかたがたの思いと行動の間に多分距離があったと思います。

日本政府の「余分なことをしてくれるな。政府に任せといてくれ」という論調とは別に海外のメディアは違う見解を
出しています。
フランス・ルモンドは、「日本の若者の中に世界に働きかけようとする新しい機運が育っていることを感じた。」と
述べています。
イギリス・BBCは東京の特派員の意見として「今回の事件の無事解決は小泉にとって幸運だった。世論を説得
せずに派遣した自衛隊の問題についての責任が追及されなくてすんだ」と述べています。

政府が実際には今回の事件解決のついて無力であったことは、HARD TALKに検証します。
いっぱいお金を使った、自己責任でお金を払えとおっしゃる以上請求されればいいと思います。そのかわり
ちゃんとした明細が添付されることが必要です。納得できるものであれば、私はカンパにも応じますよ。
私の本音は出せるもんなら出してみなさいです。
休みの無くがんばったって言ってる外務省のお役人もなんだかなーって思います。人の命がかかっているとき、
休みがなくなるって当然の気がする。国家公務員になるときの宣誓書思い出してよ。(私は覚悟しましたよ)
頑張ったていうことじゃなく、実際にどれほどの仕事をしたかが問題だと思いますが。
                                                        2004.04.18



安田純平っさん、渡辺修考さん無事解放!よかったです。
                                            17:10
BBCをつけたら、BreakingNewsって出てきて、すぐNHKに変えて確認しました。よかったです。
やっぱりイラクで何をしているかが、解放されるかどうかのポイントになるのですね。
                                                2004.04.17



満開の芍薬
今日も朝から青空が広がって、日の光があふれています。今朝、はじめてウグイスの声を聞きました。
今年も我が家の近くの茂みで営巣してくれそうです。これからはやかましいほどに声を聞かせてくれることでしょう。
草地では、ムクドリがせっせとお食事中でした。山桜、ソメイヨシノが花を終え、葉が茂ってきました。かわって
八重桜が満開です。ベランダの花の上でクマバチ君がブンブンいい始めました。どんどん初夏の雰囲気に。
幸せな季節に向かっていくのですが、からだいっぱい、気持ちいっぱいの幸せを吸い込んでいたいなーと思います。

アメリカ・ブッシュ大統領はイスラエル・シャロン首相にヨルダン川西岸の入植(占領)を認めることを明らかにしまし
た。国連決議違反です。 詳しくは、HARD TALKに書きます。

もう一度声を大きくして
イラク・パレスチナ、あらゆる国での占領に反対します!

                                          2004.04.16



     今井さん、高遠さん、郡山さん解放! よかったです。

詳しい状況が発表されるでしょうが、やっぱり彼らがイラクの人々のために働いていたこと、イラクの人々の
友であったことがよい結果に繋がったと思います。
今拘束されているという二人のジャーナリストも同じようにイラクの人々の友であることが、拘束したグループ
に理解されますように。 
広河さんのHP「イラクの友へ」というメッセージが載っています。読んでください。ここ
3人は解放されましたが、まだ2人は拘束中であることを考えて、日本政府が、挑発的な発言を控えてくれる
ことを強く望みます。「テロに屈しない」というのがよかったなどと言わないで欲しい。
すべての言動が即座に伝わっていることを念頭において、発言行動してほしいです。

解放されてよかったでは終われません。 アメリカとその連合国によるイラク占領に反対し、自衛隊の撤兵を
引き続き求めます。この事件の前も今もこれからも、私たちはあらゆる占領に反対です。
                                                     2004.04.15



今日の「ザ・ワイド」ゲストに田中宇さんがいて、いいことを言ってくださるかなと思っていたらやはり
よかったです。隣の日本大学の青木先生もとってもまっとう。 市川森一さんもまとも。
そんなかで、やっぱりジャーナリストとは思えない外務省べったりの有田某、「あんたは命かけて人に
届ける主張なんかもってないやろ」と画面に向かって毒づいてしまいました。

今朝、新聞の週刊誌の宣伝を見ていて、「えー、こんなこと!?」って怒りを覚えたのは週刊新潮。
だんなさまと「こういう見出しで書くっていうことは、ことの本質を歪曲するよね。意図的にそうしている
ね。」と話しました。 読まなくちゃ批判できないからと買ってきました。読みました。

今井さんの一家のことについて「共産党一家」といかにもそれが悪いことみたいに決め付けている。
それってまるで「赤狩り」の考え方じゃないですか?
しかも
***「自衛隊はイラクから撤退しろ」というこの一家の要求は、日本共産党の主張そのものである。***
「自衛隊はイラクから撤退しろ」というのは共産党だけの主張じゃありません。現に私も共産党じゃないし。
3月20日の世界反戦デーに集まった人々はみんな共産党とシンパだったっていえるのか?違います。

世界的にも占領とそれを支援する軍隊の派遣に反対というのは、アメリカでも、イギリスでも、スペイン
でも、イタリアでも叫ばれています。それぞれの国で次第に大きくなってきている声です。

「イラク侵略戦争反対!自衛隊撤兵を!」という運動を矮小化して見せて、アメリカと手を結んでイラクの
権益をもらいたいと考えている日本政府の思惑通りにことを進めたい意図がみえみえです。

高遠さん、郡山さんの個人的な経歴を述べ立てているけど、それって、だからどうなん?っていうことです。
彼らが取り組んでいたことの価値を左右するものじゃないし、今の問題解決にどういう関係があるの?

「反戦団体の行動がすばやすぎるのは怪しい、おかしい」という主張にいたっては笑ってしまいます。

今日の2人のジャーナリストの拘束の件にしても外務省はいまだに情報収集ができてないでしょう。
情報が入ったのは現地とパイプを持っている広河さんのところじゃないですか。 今、インターネットと
衛星放送で世界が結ばれている時代です。現地に現地の人の情報源を持っているのは現地に入ったこ
とのあるジャーナリストやNGOの人々、反戦活動家であってあたりまえです。

***自己責任だから「家族負担」との声も出た「救出費用」***
救出についてほとんど役に立っていないのに、そんなことって。
アンマンの現地対策本部っていうの外国の報道陣に馬鹿にされているみたいですよ。情報が何もないうえ、
日本語でしか記者会見をしないって。アンマンでしょ、せめて英語で、ねー。
そもそも、外交官(奥さん、井上さん)が殺されてからイラクの日本大使館は機能していないという記事を書
いていたのひょっとして新潮じゃなかったかな。
逢沢副大臣、ちゃんと働いていますか? まずちゃんと何かをやっていることが前提。アメリカに救出をお
願いは3人の(5人の)命を売り渡す背信行為ですよ。
もし本当に請求するのなら、請求書の明細を公開してください。その中身を見たい!
ファルージャやナジャフに対する包囲の解除を要請するとかは外交ですから、お金を請求する筋合いはない
ですよ。救出費用という概念が出ること事態が、日本の外交能力の不在を示しているのではないでしょうか。

***無責任な行動で国民に多大な迷惑をかけたのだから、被害者どころか加害者。***
そのお言葉、日本政府、小泉にそっくりお返ししたいです。 イラク戦争の大義を問うこともなく、国民に対す
る説明責任も果たさず、税金を使って自衛隊を準備不足のまま戦地に送ってしまい、その結果国民を危機
に曝している日本政府こそ責任を問われるべき加害者です。

今回の拘束が、何故起こっているのか? 拘束している犯人側の人々のことも考えてみましょう。
日本人の拘束された人々の志も自分たちの命が惜しいというものではないはずです。彼らが見ていたもの、
目指したものはイラクの人々の独立した平和な生活であったのです。そのことを考えることが大切です。

「人質報道」に隠された「本当の話」というキャプションで語られるこの新潮の中身は、戦前の隣組での
思想統制、報道の自主規制で作り出す体制翼賛への傾斜を強く感じます。
日本は第二次大戦の敗戦で民主主義国家になったはずじゃないのかな。やっぱり本質的には、変わって
ないお上に従う体制ですか?
                                                      2004.04.15



アメリカのファルージャ包囲は市内からの女性子どもの避難もままならない、イラク各地からの救援物資も
入れない状態らしいです。 さらに、停戦といいながら、狙撃兵が救急車を狙い撃っているということも報告
されています。攻撃は続いているのに停戦中って。大規模な空からの攻撃はしないということでしょうか?
一方サドル氏がいるナジャフ周辺にもアメリカ軍は兵力を配備して攻撃のかまえらしい。

日本人3人の方が無事に帰ってきて欲しいですが、なんかこのままアメリカ軍の攻撃が激化すると
イラクの拘束した人々に命を奪われる可能性よりも、アメリカ軍の攻撃でイラクの人々とともに命を奪われる
ことになりそうな気がします。

イラク、映像を見ていてもなんか見たことがある感じと思うのは、パレスチナとダブっているからでしょうね。
ヴェトナム化というよりパレスチナ化。イラクの人々にとっては過酷な兵力の差、不均衡のなかでの戦い。

アメリカ軍は圧倒的な火器力を持っているけど、占領を維持するという陸軍力には欠けるそうです。
                                                     2004.04.14



イラクからの撤兵の表明のある国
カザフスタン 5月末に撤退すると明言、 タイ 早期撤退の可能性を示唆、シンガポール 完全撤退完了
ポーランド  撤退表明、   スペイン  撤退表明

韓国は450人の増派予定であるが、追加派兵は4月15日の総選挙の争点に浮上している。 国民の判断
がある程度示される。

日本って国民が思っているよりイラク戦争のなかで大きな存在感があるのですよね。アメリカの強い同盟国
イギリスに次ぐくらいの。

9・11の以前と現在とどっちの方が危険で不安定な世界だと思います?
ブッシュ大統領の記者会見を聞きながら、正義ってなに? 民主主義ってなに?と疑問符が沸きあがってき
ます。 テロって? 日本のメディアが「テロ」って言ってしまっているもので、海外のメディアの表現が「テロ」
ではなく「ゲリラ」「レジスタンス」となっていることがあります。「テロ」と叫んでしまうことの危うさを感じます。

HARD TALKにイラク女性の日記の日本語訳のリンク入れました。


雨の朝です。 路側帯にオレンジがかった赤い花をいっぱい開いていたミナガヒナゲシが雨にぬれて頭を下
げています。山は一気に新緑へ。若々しいうす緑がもこもこしています。楠の大きな木はトトロの木みたいに
もっこり大きく茂ってきています。戦火で壊されることがなければ、それぞれの国も豊な自然(厳しい自然も含
めて)が人々の生活を包んでくれていたのでしょう。
イラク・ファルージャ、ナジャフで多くの人々が無事生き残れますように。

アメリカ人の命とアフガニスタン人の命、イラク人の命、日本人の命に軽重がある?
人命は地球より重いとは思わない。多くの命をはぐくむ地球が大事。だけど、命に軽重がないのなら、9・11
で失われた命の何十倍もの命を奪うことになんの意味があるんだろう。しかも、命の糧である大地、水、空気
をものすごく長い間汚染し続ける劣化ウランをばらまいて。

4月6日から読んだ本
「正しい戦争」は本当にあるのか : 藤原帰一著  ロッキング・オン社
ホームレスさんこんにちは     : 松島トモ子著 めるくまーる社
パレスチナ大虐殺          :マイケル・ホフマン+モーシェ・リーバーマン著 太田龍 監訳 成甲社
帝国以後               :エマニュエル・トッド著  石崎晴己 訳    藤原書店

この最後の「帝国以後」って何回か読んでいますっていってると思うのですが、何回も挫折。はじめの方は
もう5回くらい読んでいます。にもかかわらずよく理解できなくて、、。 ちょっとスキップしてやっと後半に入れ
た。どんなことが書いてあるか人に説明できるレベルに理解してない。かなりとほほです。
しかし、藤原帰一氏の本を読んでから、帝国以後を読むのは正解のような気がする。

    tommorow is anotherday 明日があるさ!  和田コーチ、前を向いて生きてなくちゃね。
                                         2004.04.14       



ものすごい量の情報や意見がネット上に載せられています。普段自分が読んだり、写真を見たりする
方のHPをのぞくとみなさんちゃんと意見をまとめて載せておられます。 パレスチナに関心を持ってきた
私がのぞくHPだから余計そうなのかもしれません。
しかし、みなさんの行動力、語学力を駆使してのイラクの人々との直接のつながりなどをみていると
国や政府だけに頼ったら駄目だと思います。 私たちは、やっぱり人々とのつながりを大切に、同じ人間
同士、子であり親であり、父であり母であり、夫であり妻である人間なのだという信頼感の中で行動する
べきだと思います。 あまーいと言われようと、これに徹する以外ないのです。
人をみんな敵だと思いこんで攻撃するとアメリカになるのです。相手からも憎しみを返されるのです。

日本政府は「情報を開示しない」ということを決めたそうです。 情報源のいいかげんさがすぐに見抜かれ
るから黙った方が安全ということでしょう。
http://www.worldpeacenow.jp/  ここWorld Peace Now にさまざまな情報が載っています。
日本の頼りない情報操作にしっかり組み込まれているマスメディアの情報に頼らず、こういうところから
より生に近い情報を読み取りましょう。 HARD TALK にリンクの追加を順次行います。チェックください。

私は今とても心配しています。 ファルージャのアメリカ軍の包囲は増強されているようです。
さらに、この停戦の間もアメリカ軍は散発的に攻撃をかけていますが、20万人のファルージャから女性
子どもを出しているようなのです。 中にいる人々が男性中心になると皆殺しの攻撃をかけるのではな
いかと思います。日本のマスコミは、ファルージャの武器を取る人々の映像に武装集団というナレーション
を重ねますが、一般市民なのです。 パレスチナに襲い掛かるイスラエル、チェチェンの男性、若者を根こ
そぎ殺していくロシアと同じ。

>「イラクの市民は今回のファルージャでの大規模衝突が
>バース党の残党や外国人義勇兵など、イラクの多数派市民と
>かけ離れた勢力によるものでなく、
>市民の中の敬虔な信仰心を持つ人たちによる
>反占領イスラム抵抗運動だと分かっていたというのだ。」
常岡浩介氏の日記にイラクの人からの話として載っています。 私も市民の反占領運動だと思います。
スンニ派、シーア派を超えて反占領の戦いの戦線が形成されつつあるそうです。

明らかな国際法違反のアメリカの侵略戦争に手を貸すことを自分の国の政府に止めさせるということは
私たちのしなければいけない行動だと思うのです。 この事態をしっかり見つめましょう。情報をしっかり見
ましょう。それで、絶対に次の権利の行使の時に(選挙のときに)ちゃんと権利を行使しましょう。
世界が見つめているのです。政府の動きも国民の動きも。 
                                                      2004.04.13



役立たずの日本政府どころか、むしろ有害な動きをしている日本政府。 私たちはこんな政府に政治を託して
本当にいいの? 私たちがインターネットで確認できる以上の情報を持っているとは思えない。

むしろアメリカにお願いするなんて、拘束された人たちの命を売るようなものだと思います。なぜなら、アメリカ
は日本人の命を守るつもりはないから。アメリカは自国民の命でさえいっぱい捨てているんだもの。
HARD TALKに いろんな方の意見をリンクしました。見てみてください。

今ものすごくいやな思いで日テレの「ザ・ワイド」を見ています。
このコメンテーターとニュースの切り方。間違っていると思います。「自己責任、自己責任」ってそんなことわか
ってる。あなた方が言いたいのは、日本政府の立場がアメリカの後をついていくということであることが白日の
元に曝されて困るということでしょう。 「自己責任」で押し切れるのなら、家族の方々にあって「自己責任です。
殺されても知りません。」ってはっきり言えばいいじゃないですか。

あの丸い顔でめがねの有田って言う人は本当にジャーナリスト? 違いますよね。
かってヴェトナムの戦場に自らの命をかけて飛び込んでいった多くのジャーナリストがいたこと、その中で命を
落としたジャーナリストもいたことをご存じないのでしょうか?
今もパレスチナ、アフガニスタン、イラク、チェチェンなどの戦場で取材を続けるジャーナリストがいることをご存
じないのでしょうか?
大きな社の記者たちは、アメリカのイラク攻撃を前にしっかり撤退し、アメリカ軍お抱えの従軍記者になりさがっ
たことは覚えてられますよね。そして、大きな社のテレビは命をかけてバクダットに残ったフリーランスのジャー
ナリストのレポートに頼ったことも忘れていませんよね。 アジアンプレスの綿井さんが、朝日にも毎日にも時間
差で出てられましたよ。あのアメリカの爆撃下のイラクにBBCはたくさんの取材陣を入れていました。
北部でBBCの国際部長がアメリカ軍の誤爆を受けた生々しい映像を思い出します。

もう一人、あの女性何者なんだろう。(バーキンには詳しいらしい!?)
「今政府が努力しているときに、日本政府に反対する行動を起こしているグループがいますが、犯人グループに
間違ったメッセージを送ってしまいます。」って、、、、。かなり唖然としました。
アメリカでさえ今のイラクに対する戦争は間違っていたのではないかという意見が大きな声になりつつあるのに
政府に反対するような行動をするなって、あんたは民主主義を理解しているのかって言いたい。

スペインは選挙でイラク撤兵を選択しました。 そして、カザフスタンは交代要員を送らないと宣言しました。
イギリスでもブレアはきわめて困難な立場になっています。
無条件にイラクの戦争に加担することに今疑問があるのが普通。正常なのです。

イラクへの自衛隊派兵が、軍事ではなくて全くの人道支援だと言い張るのなら、アメリカ大統領に向かって
「あなたの認識は間違っています。日本は軍事行動はしていませんから、戦後の利権もいただけません」って。
だってペンタゴンは12月こういったんだよ。
「イラクにおいて軍事的な支援を行った( support the military effort in Iraq)国のみがイラクにおける
大きな復興利権を得ることができる。」
military effort in Iraq をフランス、ドイツは行ってないから戦後利権はあげないって言ったんだから。
日本の自衛隊は、どう逆立ちしても軍隊がアメリカの占領のお手伝いをしているのです。
今回拘束されている3人の方が、個人の責任でちゃんとイラクの人々のために働いていたのです。 それでも、
殺されようとしているのは日本が軍隊を送ってアメリカの占領のお先棒を担いでいるからです。「かってに行っ
て、かってに死んじゃえ」と言いたいのでしょう、政府、自民党は。
日本政府は(小泉は)ちゃんと日本国民に説明責任を果たしましたか?自衛隊を戦場に送り出すときに。
「日本は戦争に参加します。当然敵国とみられて攻撃を受けます。みんな覚悟してください。」って。
「戦争に行くのじゃない。人道支援に行くんだからイラクから感謝されるんです。」って言ってたじゃないですか。
とらわれの3人もこの説明が嘘だということはわかって、ちゃんと戦地に覚悟して入ったと思います。
彼らの行ってきた活動が理解されて、無事に解放されることを祈っています。
                                                       2004.04.13



「テロに屈するな」ではなく、 イラクの人々とともに戦おう!

占領軍が新たにイラクにつくった新イラク軍がファルージャ攻撃への出撃を命じられたが、600人が拒否
したというニュースが伝えられました。HARD TALKにも書きましたが、イラク・ファルージャを包囲しているアメ
リカ軍は、停戦を呼びかけながら一方で兵員の増強を行っています。
多くの外国人が拉致され、日本人の3人もいまだ解放されないのは、日本政府や好戦的な人が邪魔をした
可能性もあります。 政府や外務省がイラクの人々のことを考えていなくて、アメリカのことと自分たちの軍備
のみに価値観がある以上私たちが出来ることは、イラクの人々とともに戦って、ファルージャの包囲を解かせ
アメリカ軍のファルージャからの撤退に少しでも力になることではないでしょうか?

包囲の中のファルージャにマスメディアが入ってほしい。伝えて欲しい、アメリカの攻撃で何が起こっているの
か。アメリカがイラクの人々に何をしているのか。

イスラエルのシャロンがかってベイルートで行ったような虐殺を繰り返させないために。
(残念なことに、500人を超える人々がすでに殺されてしまっている。) この事態から目をそらさないで。
日本人が助かるかどうかというだけの問題ではなく、イラクの人々も生きていけるかという問題として考えよう。

サマワで、基地から出られなくなっている自衛隊も、本当に役立っているといえるのですか?

菜穂子さんや今井さんたちの活動の方がずーっとイラクの人々のためになっていたと思います。
「あぶないところにのこのこ行って」という方たちはイラクの劣化ウランの被害を知っていますか? なんでスト
リートチュルドレンがイラクに出現していると思うのですか?
日本が日本国憲法の前文をしっかり読んでその精神を尊重して、イラクに兵力を出すということをしなければ、
彼らはもっと簡単に解放されたかもしれないのです。
彼らはそれなりの覚悟を持って自分たちの行動を律していると思います。 彼らを非難する前にあなたはこの
戦争(アメリカのイラク侵略)にどんな行動をしましたか? 投票にさえ行かなかったのなら、なにをかいわんや。

http://www.worldpeacenow.jp/   ここにいろいろな情報と行動が出ています。

http://www.asahi.com/international/update/0411/004.html  ここに犯人グループの声明文がでています。
                       しっかり読んで見ましょう。 何が私たちに問われているのか?
                       これがテロリストの脅しで片付けられることですか?

http://give-peace-a-chance.jp/118/040412tanaka.html    日本政府が、自民党がいかに情勢が読めず
                        好戦的であるかがわかります。外交力のなさはわかっていましたが。


           

私たちに出来ること、声をあげましょう! 
イラクの占領をやめろ! ファルージャへの攻撃をやめろ!

                                                 2004.04.12 



1週間ぶりに我が家に帰ってきました。ちょっとめげましたが、自分のそんなことはほっといてと思うほどの
怒りが心に起こってきます。しっかりと自分の思いを整理します。
パレスチナ子どものキャンペーンの声明に共感します。ここに転載いたします。



声明文

パレスチナ子どものキャンペーン



ENGLISH

私たちは、中東地域の平和を願い、アラブの人々との協力と信頼に根ざした活動を続けてきた者として、
人質となっている日本人3名が無事解放されることを心から希求し、日本、イラクそして世界の人々に
呼びかけます。

イラクの人々の真の平和と自立を願い、武力によらない再建を支援する人道的な活動を続けてきた人
たちに恐怖と危害を与えることは、不当な占領軍による支配からイラク人を解放し、イラク人による民主的
な国家を実現することを一層困難にします。誘拐犯には人質3名を即刻解放することを要求します。その
ために、イラク、日本、そして世界中の人たちに、人間同士の協力と信頼そして一人の命を利権や覇権
よりも優先する、イラク及び世界の人々の理解と連帯を呼びかけます。
そもそも正当性もなく、結果としてもイラクの人々の命と国土に取り返しのつかない災禍を生み、それを
拡大し続けている米英軍によるイラク侵略に反対します。そして、日本政府には占領に協力することにな
る自衛隊のイラク派遣を即刻中止してイラクから撤退させることを要求します。

これは「テロへの屈服」を意味するのではなく、テロ行為を無意味化するためです。私たちはパレスチナの
占領がパレスチナ人に苦難を与えているだけでなく、イスラエル社会を傷つけ、地域全体の不安定を招い
てきたことを見てきました。同じ過ちをイラクで繰り返し、日本がそれに加わることを恐れています。

イラクの人々の平和と繁栄に資する目的であるならば、そのコストとプロセス、そして周囲と未来へ与えた
インパクトを含めた結果について真摯に検証し、今人質となっている方を含めた、市民による人道支援を
十分に参考として、日本政府としての取るべき道を再考して下さい。

                                                         2004.04.12



なに、これ?っていわれそうですね。 タイガースの金本選手がいつも飲んでいるというJTの缶コーヒーです。
年末の特番で言われていました。家の近くではJTの缶コーヒーなんて見かけなかったのですが、だんなさま
の仕事場の入り口に設置されている自動販売機に発見! 「かねもっちゃんのルーツ、飲んでみたいよ。」っ
てわがまま言ったらなんとだんなさまは全種類買ってきてくれました。 そこで、全ラインナップ記念撮影。
多分茶色缶のREALBLENDが、かねもっちゃんご愛用だと思います。 飲んだ感想、、。(甘い、おいしいとは?)

今日は晴れてきれいな青空が広がっています。でも、ちょっと風は冷たい。
明日から、お出かけします。しばらく、パソを触れない環境になりますので、しばらく更新お休みです。
お休みしている間に、春爛漫になっていますように。早くあったかくなって、半そでになりたいです。
                                                      2004.04.05



阪神タイガースの2軍総合コーチの和田さんが
「上手くいかない時もある。野球は、打つ、守る、投げるだけではない。」「やれる事をしっかりやる事だ。」
「小さな事を大事にしなくてはダメだ!」って言っておられます。
好調のタイガース、重量打線の巨人軍を相手に開幕3連勝。うれしいことです。わーい!わーい!
でも、油断しないで、しっかり前を見て、小さなことの手抜きをしないで、チームが心を合わせて、頑張って。
ファンにとっても、10人目の野手として頑張る日々がやって来ました。さーっ、137試合頑張っていこう!

今日は朝からだんなさまが根性こめてお掃除、片付けをして、夜の応援に備えてくれました。
金本選手、5打数3安打(1ホームラン)3打点!2盗塁も決めてやった、\^o^/ 走れる4番、がんばれ〜!
下柳、リガン、吉野、安藤投手、がんばってよかった。ほんとうにみんなで勝ち取った勝利。よかった。

今私は治療のために仕事を休んでいます。 上手くいかない時にはいるかな? でも、この時期にもで
きることをしっかりやっておきたいと思います。少なくとも落ち着いて本を読みきるように努力します。
3冊の本を持ってこれからの2週間をすごします。また、報告しますね。
                                                      2004.04.04



金本知憲選手 36歳の誕生日おめでとう!

13年目を迎えてもなお若々しく
走れる4番をめざす金本選手がんばれ〜!

とりあえず安打が出ました。p(^^)q

2004シーズン、怪我無くを祈っています。

今日は、朝から梅田に出て、阪神百貨店に行きました。 地下の鮮魚売り場のお兄さんがタイガースのユニを
着て売っていました。それをテレビ局が撮影に来ていました。YTVって書いてあったけど、あれ?よみうりテレビ
ってジャイアンツサイドのテレビ局?
「きのう勝ったから、今日は鯛が安いよ!」ってにいちゃんが大きな声を出していました。めったに行かない
デパ地下。ものめずらしく見て回りました。ジューススタンドで柑橘類のフレッシュジュースを飲んで、お昼用の
お弁当を買って帰ってきました。そのお弁当は、「虎の穴」にね、ふふふふ。
                                                     2004.04.03



競馬の若い騎手がなくなりました。今年デヴューしたて、3月7日に新人初勝利一番乗りをした竹本貴志騎手。
中山競馬のレース中に落馬し、意識不明だったが2日未明、脳挫傷のため死亡。まだ20歳でした。
JRAの騎手がレース事故で死亡したのは1954年以降では19人目。93年に岡潤一郎騎手=当時(24)=が落馬
死亡して以来だそうです。 岡潤一郎君のこと、まだ鮮やかに覚えています。
レースは、やっぱり人馬ともに無事にと祈ります。

セ・リーグ開幕戦、タイガースはらしい試合を繰り広げてくれました。今年も「Never Never Never Surrender」
かねもとちゃん、打てませんでしたが、2四球を選びました。きっと昨日眠れなかったのだろうな。 長いシーズン
これからこれから。しかし、みんな良い働きしましたよね。今年も繋いで守って、がんばれ〜!


「イスラエルのシャロン首相は1日、同国メディアの個別インタビューで、テロ抑止策を実施しないアラファト・パレス
チナ自治政府議長を殺害する可能性があると警告した。 (時事通信)」

一つの国の責任ある人がこういうことを言って実行してもいいのでしょうか?
小泉首相が、金総書記を殺害すると公言したらどういうことになるか?どういう事態になるか考えてみて。
                                                       2004.04.02



暖かくなってもう終わりかと思ったときにやってきたハッピージェネレーション
名前のように、幸せを連れてきてね!
さあ!4月です。 明日はセ・リーグ開幕。なんかどきどきわくわく。私はデスクトップの壁紙をタイガースバージョン
に変えました。前は、画面いっぱい豊さまが微笑んでいたのに。去年から、金本選手の打撃に変わって、わーい、
私って移り気なのだ。 今年は、阪神タイガース、金本選手〜!!で行きます。

春の日差しが暖かくて幸せな春と思いたいのですが、イスラエルはパレスチナに対して、またまた挑発を繰り返し
ているようです。50年以上に及ぶ占領下の生活、しかも現在も激しさを増すイスラエルの破壊活動の中で暮らす
パレスチナの人々を考えると暗い気持ちになります。 みんな忘れないで、パレスチナを。
彼らは、アメリカを後ろ盾とするイスラエルの圧倒的な軍事力で日々の暮らしを破壊されていることを。
ガザへの国連の援助物資の搬入でさえも何週間も検問所を通さないイスラエル。働く場も、住む家も破壊するイス
ラエル。攻撃用ヘリコプターで、戦車で人々を狙い打つイスラエル。どうしてそれが許されて、それに対するささやか
な抵抗運動が非難されるのか理解できません。事実をちゃんと見ていましょう。

ブッシュが、「大量破壊兵器が見つからない」ということをジョークにして笑いをとったそうな。 イラクに派遣されてい
る兵士やイラクの人々は、笑って美味しいものを食べているあなたの号令で死んでいかなければならないのです。
ブッシュやアメリカの企業は、イラク-アフガニスタンでおいしい思いをしたことでしょう。人々の死の上で。
そういう人々が、憎しみを集めてもなんの不思議もないと思います。少なくとも私は怒りと憎しみを抱きます。
そこから何を考えていくかが始まります。
                                                       2004.04.01