2003.5月6月管理人の独り言

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久しぶりにお日様の出た日曜日です。ちょっと湿度が高いかなって思いますが、なんかいいお天気!
お昼ごろに、木々の間から「ジジジー」「シュワシュワ」というセミみたいな声が弱々しく聞こえてきました。
「セミかも?」って二人で耳をすませました。 あんまりにも弱くて不確かな声だったので、だんなさまは
これは「セミの初鳴き」にはカウントできないと言ってました。うん、なんかもう一つ不確かだものね。
でも、もうちょっとしたら、梅雨があがって、夏空がやってくるんだと思ったら、ちょっと楽しみ。
私たち二人とも寒いより暑いほうが好きなんだもの。大阪の夏は蒸し暑いですが、がんばって乗り切ろ
う! 8月の夏休みを楽しみに。

昨日、今日とちょっと二人とも体を休めなくちゃと実感することがあって、のびてるけど、自然から元気を
もらって、また働いて考えて生きていかなきゃね。

イラクに自衛隊を派遣する法律についての討議を聞いていると、なんか馬鹿じゃないかと思うけど。
だからって、知らん顔しちゃ駄目なんだ。
 
石破防衛庁長官って「戦闘場面に国民がいたために沖縄戦や東京大空襲でたくさんの人が死にました。
戦闘要員は残してみんな疎開していなければいけない。」って北海道新聞に述べたそうです。
戦闘場面というのが明確にできると考えていることが、本当の戦争を知らない発言だと思いますが、
第二次世界大戦の戦争末期の日本がどういう状況だったか、日本軍が国民に何を強いていたかを無視
した発言です。
現代のアメリカ攻撃がどういうものかも見ていない発言です。 戦争、攻撃はゲームじゃないのだから
限られた空間・時間でのみ行われるものではないのに。
こういう考えだから、アメリカ軍の下で働いて、戦闘地域でないイラクで後方支援をするって言えるのか?
こんな人は国民を守ることなんか考えていない。

イラクに派兵するということは、明らかにアメリカ軍の側につくことになることを覚悟しなきゃ、、。
アメリカ議会で、イラク駐留が長引き、犠牲が増えることが問題になり始めています。イラクがゲリラ戦の
局面に入ってきたのではないかといわれています。
イギリスの議会でも問題になってきています。 日本は民主党がもっとちゃんとがんばって、原則的に
日本がどのような立場に立つかを問い詰めなくちゃ。

         日本が戦争に直接加担する「自衛隊のイラク派兵」反対!

                                                        2003.06.29



雨、雨です。 昨日も強い雨の音がしました。
雨がないと困るのですが、強い雨の連続でベランダのプランターの花は傷んできました。 ちょっと雨が
やんだ水曜日に手入れをしたのですが、べちゃっと腐りかけている部分発見。 茂りすぎのところを間引
いて風が通るようにして、駄目になった部分を刈り取りました。 がんばれ!花たち!!
これで、雨が上がって一気に気温が上がってもあぶないので、よくよくお世話しなきゃ、、、。

雨の中、合歓の花は一番美しいときが過ぎようとしています。私の合歓の木は今年も枝を伸ばして、たく
さんの花を咲かせました。 また来年、たくさんの花を見せてねって言って朝大回りをしてそばを通って帰
ってきました。 大きな木は自分の庭には持てないから、あっちこっちにある緑地の木が私の木に勝手に
なってるの。私はこの手で、「ニセアカシアの森」「ウツボ草の咲く草原」「綿毛を飛ばすポプラの並木」
「花嫁のベールのやまぼうし」「一番背の高いユリノキ」そして「大きな枝を拡げる合歓の木」を持っていま
す。すごいでしょう! うふふ。 今年もどの木も元気です。 草原は早く草刈が入ってほしいのですが
大阪府が予算不足なので、ちょっと遅れ気味。手入れが遅れるとイネ科の天下になっちゃうけど、、。
でも、私が手入れできるわけじゃないところが、ねー。
この間ね、「トトロの合歓の木」を友達にプレゼントしたの。とっても喜んでもらってよかった。すてきな合歓
の木なの。でも、私はそれを見るにはだいぶ大回りしないと見られないから、おうちが近くにある友達なら
すぐに見にいけるからね。 木も見て、「素敵よ。」って誉めると喜ぶと思うから。
花は話しかけながら育てるといい花をつけてくれるものね。 

ついに、2002/2003のチューリップ完成しました。全部で66種のチューリップです。見てください。
写真は下手だけど、好きなチューリップは散るまで追いかけています。あなたの知らないチューリップの姿
を発見してもらえるかもしれません。ぜひ見てください。

ちょっと背中の筋肉を傷めちゃったのでしばらくPCお休みかな。またがんばります。
                                                    2003.06.27



昨夜は激しい雨音で、心が不安になってなかなか眠りにつけませんでした。 朝は雨はあがって
いますが、まだ空は雲の覆われたまま。今日は晴れてくる予想なのですが、、、。
昨日の夕方、まだつぼみだったタイサンボクの二番目の花は今朝はもう開ききっていました。早い!

昨日、東京都の副知事に警察官僚の起用。「治安の維持は現在重要な問題であり、定期的な
不法滞在者の検挙もしなければならない。」という石原慎太郎の発言を聞いて嫌な気分になりました。

今、急速にソフトな形でファシズムが頭をもたげて、もう歩こうとしているようにも思えます。
自分の中でいつも一つひとつのことをよく考えながら、人情や態勢に流されないように踏ん張ってな
いと流されそうです。 自分で判断すること、情報をいろんなところからとることを心がけます。

右派の人たちは朝日新聞を「反戦平和」左派新聞のようにいいますが、私は朝日新聞はまるごとは信
用できないと感じています。だって、アフガニスタン、イラク攻撃のときに社説は常にぶれていました。
この新聞、太平洋戦争の時みたいに、いつか態勢が流れ始めるといっきに態度を変えるぞって思って
読んでいます。
ちょっと疲れた心に、厳しい雨と世の動きです。でも、がんばろう!
                                                2003.06.25



土曜日は貴重なお日様だったと実感。 日曜日も今日も雨空。梅雨だものしょうがないですよね。
昨日は夏至。ライトアップの明かりを消して、暗さを楽しむ日だったのだ。
でも、テレビで阪神の試合を見ていたから。電気使っちゃってた。(ぼこ、撲) にわか阪神ファン
は、檜山のライトフライキャッチに「やった!」と喜んでいたのでした。

今日は、沖縄戦終結の日。 アメリカ軍の攻撃と、日本軍の背後からの攻撃にあって、どれほどの
人々が死んでいったか、傷ついて以後の命と生活を変えられたことでしょう。
沖縄戦の過程を知ると、今なお沖縄は最前線に立たされ続けているという思いを強くします。

平和憲法があるだけでは、何の役にも立ちません。ほんとうは、安保条約という形でアメリカの軍
事力の影に入ったときから、軍事力行使を認めた国なのです。
だからこそ、平和憲法を本当に生かす道を探し続けて、努力しなければならないと思います。
                                                 2003.06.23



今日は久しぶりにお日様が照っています。梅雨の中休み! お休みの日がお天気いいとうれしい。
さー、買い物に行って、お掃除、洗濯!蒸し暑いけど、窓を開けて風を通して。

6月22日は夏至。 北欧では「夏至祭」として、クリスマスと並ぶお祭りの日です。お日様が地平線上
を落ちることなく回っていくらしい。ちょっと見てみたいですね。
今年の夏は暑い夏でしょうか? 首都圏は電力不足になるとかで、徹底したで節電が呼びかけられて
いますが、私も身の回りを考えてみたら、電気頼りの生活。
水は水道だから大丈夫ではないんです。だって、マンションは、ポンプが作動しないと水が出ない。
お風呂だってガスだけど、電気で制御しているから湯沸かし器が作動しなくなる。
真夜中まで煌煌と明かりがついて、いつでもなんでも手に入る生活って考えてみたら変なのです。
都会でいっぱい使う電気。供給は、原発による放射線被爆の危険を自分たち以外の地域に負わせて
利益だけもらっているのは我がままですよね。 ちょっとは不便な生活に戻ったほうがいいのでしょう。
とりあえず、余分な明かりはこまめに消して、エアコンは極力使わずに、汗をかく生活をします。
このほうが健康的よね、きっと。

ベランダの花殻を摘んでいたら、エニシダにお豆が出来ていて、それがきれいにしごいたようになくなっ
ている枝があるの。どうもスズメ君かなんか鳥が食べたみたい。残しておいてあげよう。

田んぼに水が入ったせいか、鷺が多くなってきました。今日は道路のすぐ近くのため池から飛び立った
青鷺が高度を上げきれずに、低い高度で道路横断、びっくり。「ギェアオ」みたいな変な鳴き声を一声残
して飛んでいきました。

合歓の花はいよいよ最盛期に入り始めました。ご挨拶にアップしまーす!
                                                 2003.06.21



7月にパレスチナ・ガザの弁護士さんが来日して講演があります。 いってみよ!聞いてみましょう!

昨日独り言に書いた補聴器のことなのですが、補聴器メーカーがベネトンの組んで明るい色の目立つ
耳掛け式の補聴器を作るということです。
今まで補聴器は目立たないように小さく小さく、耳の中に入るようにと作られてきました。しかし、この
目立たないようにということが、かえって障害の理解をむつかしているのではないかという考えが出て
「色のベネトン」と組んできれいな色の目立つ補聴器の製造ということが始まるそうです。大賛成!
もう少し考えてまとめてHARD TALKに書きます。
                                                      2003.06.19



雨の日々です。今年の私のベランダのプランターは今の時期から花盛りなので、雨続きだと花殻が
腐って病気を呼び込みそうでちびっと心配。晴れ間があったら、花殻摘みをしないと、、、。

うちの近くの一戸立ちの住宅街は石垣の間に一重のクチナシが植え込まれていて今満開です。
そして、街路の路側帯にもクチナシがあって、こちらは八重咲きで今から開花が始まります。
クチナシの花は遠めで見ているときれいなのですが、写真に撮ろうと思って近づくと結構虫食いで
汚れていていい写真がとれません。でも、私は歓迎です。
クチナシは、香水の基本香の一つです。シャネルには、「ガーデニア」という香水があって、人気が
あるようです。確かに、よい香りです。
そしてクチナシは、スズメガの一種 オオスカシバの幼虫の食草なんです。クチナシが多くて虫が付い
ているということは、オオスカシバが育ってくる可能性が高いということなんです。

ランタナの花を咲かせると夕方に必ずオオスカシバがやってきて、ビロウドのような美しい胴体を透
明な羽でホバリングさせながら長い吸い口を花に入れて蜜を吸っていました。
夕方に活動する蛾です。でも、美しいですよ。 箕面のここに住むようになってよく見るようになりまし
た。初夏にクチナシがそこここで咲いているのを見て、あーこれが彼らを育ててくれているのだって納得。
今年のうちの花々は、オオスカシバを呼ぶことができるでしょうか。

中東和平について、ハマスが停戦の条件について述べています。とっても当たり前のことなのに
それが困難な条件だと言われています。 これについては、まとめてHARD TALKに書きました。

イランの反体制デモ、根底にある経済的な困難さは「経済制裁」にあるようです。
「自由と民主主義」というしごくまっとうなスローガンのもとに至極まっとうにみえる動きが巧妙なアメリ
カの戦争への布石であれば怖い。
最近、「自由」「民主主義」とは何か? 人間にとっての価値とは何かという基本的な疑問を持ってい
ます。

もう一つ、補聴器メーカーがベネトンと提携してカラフルな補聴器を作るということです。
このことについても、HARD TALKにまとめます。

いろいろ関心はあるし、問題意識はあるんだけど、なかなか体力と能力がついていかないよ。
                                                   2003.06.18



昨日の日経新聞の夕刊に競馬の記事が出ていました。連対率の表が挙げられて、トップがフランスの
オリビエ・ペリエ、2位が武豊。3位 河内洋、4位アメリカのケント・デザーモ、5位 イタリアのミルコ・
デムーロ。6位以下に 安藤勝巳、後藤浩輝、横山典弘と続きます。
見出しが、「武豊、ペリエに首位譲る/ 「JRA育ち」存在感薄く」ってなっていました。ちょっと悔しい。
豊さん、ふんばっていてね!って思ちゃうよ。しかし、日本の競馬ってすごくいいものを見せてくれてい
るのかもしれません。だって居ながらにして世界のトップジョッキーの騎乗をみることが出来るんだもの。
それに、日本に来て騎乗した騎手って帰国後みんな成長しているんですものね。
フランスから来ていたクリストファー・スミヨンは現在フランスのリーディングトップ。これはまあペリエが
ファーブル厩舎のファーストジョッキーを止めてフリーになったからというのもありますが、それでもちゃん
と勝てるし、今年5月には一日にG1、3勝達成しているんですもの、えらい。 それから、17位にランクさ
れたルメールも現在フランスの10位にいます。現在、オーストラリアのトップジョッキー、ダミアン・オリバ
ー騎手も日本で騎乗中。障害騎手では女性のロケット騎手もすてきでしたよね。

JRAは外国の騎手に年間3ヶ月の騎乗を認めていますが、3ヶ月って枠はずしてほしいな。
だって、皐月賞、ダービーとネオユニヴァースの手綱をとったミルコ・デムーロ騎手は、今年前半で3ヶ月
の権利を使ってしまったので、秋の菊花賞には騎乗出来ないらしい。やっぱり、2冠まできたら同じ騎手
で3冠を狙ってほしいと思います。豊さんはフランスでもアメリカでも期限つけられてないのだから、日本
も期限つけないで乗せればいいのに。まあ、馬をまわしてあげるかどうかは別問題だと思いますが。
久しぶりに競馬のお話でした。 
                                                   2003.06.17



今日も雨。しっかり梅雨です。 
昨日から 「帝国以後」エマニュエル・トッド:藤原書店 を読み始めました。まだ、ほんのちょびっと
読んだところですが、なんか勇気をもらえそうな気がして読んでいます。

アメリカの独善的な行動がどんどん進行して、人々の声がかき消されていってしまう、希望がないよ
うな気分でした。国連で、多くの国が、それぞれの意見を述べたときもっていた希望を失って
いました。そして、パレスチナがアメリカ公認の暴力の前に打ちのめされそうな状況に絶望しそうで
した。でも、やっぱり、人々がおかしいと思っている限り何か変わっていく可能性があるのかも。
しっかり読み込んで見ます。 
                                                  2003.06.16



今日は雨。そんな中、合歓の花の様子見と箕面の山の緑を見に行きました。
合歓は少し咲き始めていますが、もうちょっとするといっぱいに花開いてくれそうです。カメラを持って
出かけましょう!雨にぬれる合歓。毎年 「象潟や、雨に西施が合歓の花」 の芭蕉の句を思いなが
ら花をめでます。
箕面の山はいつもは東側から上がっていって、西側のドライブウェイには行かないのですが、
今日は西から登っていきました。やっぱり、出てました!お猿さん。
山のお猿は野生に返すために、「食べ物をやらないでください」って言ってるのに、車を止めて柿の
種をやっている人がいるんです。すぐにお猿は集まってきていました。やめてくださいね、食べ物を
あげるの。人間の食べ物の味を覚えるとどんどん山から降りてきちゃうの。前にうちのまわりでも
お猿が網戸を開けて、家に入って冷蔵庫のものを食べたっていうことが起こりました。お猿注意報が
出ていました。 一人で車に乗っているときは怖いからお猿が出る箕面の滝の上を通らないようにし
ています。窓も閉めて、とまらないようにしています。 とまると車に乗って来るんだよ。

山も雨にぬれて緑深く、いい気持ちでした。

夕方花屋さんが、「乙女ユリ」の花束を届けてくれました。 6月はユリの季節です。
箕面の市の花、笹ユリも咲く季節です。

久しぶりにチューリップのページを更新しました。 世界は、すごく悲しい、厳しい方向に動いています
が、花をめでている余裕は持っていたいです。心がギスギス、心がつんつん。
豊な心が、本当の人間らしさを見つけることができるもとになると信じて。
                                                  2003.06.14



BBCによると国連の武器査察団のブリクス委員長は、「ペンタゴンによる中傷記事による攻撃に
苦しめられた」とガーデアン紙とのインタビューで語ったそうです。アメリカは、査察結果の報告書
の文言についてももっと非難する内容にするようにとか干渉したらしい。
ブリクス委員長、エルバラダイIAEA委員長ともによく踏ん張っていましたが、やっぱりアメリカの圧
力は相当なものだったのですね。この点についても、スコットリッター元査察官の本に書かれてい
るとおりなのだわって思いました。

イラクで大量破壊兵器が作られている隠されていると国連でパウエルが演説しましたが、あの原
稿が随分前の大学院生の論文の丸写しだったことや、ウランの取引の文書がまったく偽物で、ア
メリカの情報機関やIAEAもあきれたっていうことをみんな覚えていますよね。

大量破壊兵器や核兵器があることがすごく明白だったのなら、あんなにすばやく占領しちゃって
隠す暇もなかったでしょうに、どうしてみつけられないのでしょうね? 
なくても造ろうとしていたってことが問題だっていってる人がいますが、じゃ日本だって核兵器
を持ちたいなって思っている政治家が権力についているんだし、核兵器を造れる力があるのは
誰からも明白だからイラクより危険じゃないのかな?

イラクの一般人の死者はAP通信が病院でなくなったとわかっている(民間人と明白な人のみ)で
3000人を超えています。病院にたどり着かなかった人々、今も瓦礫の下に行方不明になってい
る人々は10000人をこえると考えられています。 多くの人々を犠牲にし、今も犠牲を強いている
イラクに対するアメリカの攻撃の口実は、今も嘘です。(これから見つけた!っていうのは多分
捏造されたもの)

イラクの人たちは、アメリカの占領を歓迎していません。 5月だけでアメリカ軍の死者は31人。
歓迎されない占領は人々から攻撃の対象と見られていくようになってきています。
そういうとこに日本は軍隊を送るってどういう意味か理解しているのでしょうか。自衛隊は武器使
用を制限されようと、日本国内で平和的な業務しかしないと言おうと、イラクの人々の目に占領軍
と同じ軍隊です。 自衛隊は丸腰の民間人ではありません。

それにイラク国内のどこが戦闘地区でどこが非戦闘地区? アメリカに協力的といわれた北部の
ティクリートでもこの間アメリカ軍は攻撃されていましたよね。
政府が、自衛隊派遣を武器使用規制をして、非戦闘地区で後方支援にあたらせるのが可能だと
本当に思っていたら、イラクの状況の分析がされていないということです。状況がわかっていて、
なお自衛隊に行かせるということは、戦場に送ったのだから武器も使わなきゃ身が守れないとどん
どんエスカレートするための布石です。
アメリカの攻撃中も最前線よりも補給部隊(logistic)兵站部隊がイラクの反撃にあっていたことを
思い出しましょう。

兵站を担うのが戦闘行為でないって、もういい加減に馬鹿なことをいって国民をごまかすの止めて
ほしい。戦争でもっとも大切なのは兵站だって、中国の昔の戦略家から第二次世界大戦中の日本
軍敗退の過程を見てもよく明らか。兵站が軍事じゃなかったら「兵糧攻め」って言葉ないよ。

小泉の国会答弁、人を馬鹿にしている、いらいら。でもどうして野党も突っ込めない。民主党の馬鹿
ってもっといらいらしちゃう。社民党の土井さんも、もっと突っ込んで勉強しろ!って、いらいら。
                                                    2003.06.11



入梅宣言があった次の日の今日は晴れ! 気温は少し低めでしたが、曇りから青空が見えるまでに。
夏に向かって、南のベランダに面したガラスと網戸の整備をすませました。これから、網戸に活躍して
もらわないとね。 机の上に積みあがった雑用の処理も済ませました。久しぶりにチューリップの画像
の処理をしました。画面を見つめているのがつらかったからほっぽらかしだったの。
ドライアイで涙が少ないから、画面を見つめているところころしてくるの。目医者さんに「こんなのでよく
我慢してますね。もっと主訴が多いものですよ」って言われた。うーん、我慢強いといいうか鈍感という
か、、、。乾燥で傷がついていたのですが、目薬せっせとさして、治って来たので、大丈夫そう。
でも、ゴーグルつけてやってるの。そこまでしなくてもいいのにって我ながら思ちゃうけど。

朝は例によって銀行とか回ってきました。帰りに草原を見ているときれい! ヒメジョオンが背を伸ばし
て白い花が霞のように草原をおおっているの。今年はイネ科の雑草が優勢なのですが、ヒメジョオン
は背が高いからその上に花を目立たせることができるのです。 もうすぐ草刈が入りそうですが、その
前のひと時の草むらのにぎわいです。この草原がいつまで草原のままでいてくれるかな?

そろそろ合歓の花が咲く頃です。回り道して見に行かなくちゃと思っています。雨にぬれて咲く合歓っ
てとっても美しいですよ。
                                                 2003.06.11



今日、近畿地方も梅雨入りです。 雨が降って、昨日の真夏日とはうってかわって25度以下。
子どもたちは、プール開きなのに多分寒くてプールにははいらなかったのじゃないかと思います。
梅雨にはしっかり降ってもらはないと、やっぱり夏水不足になってしまうもの。

北朝鮮の問題についてなかなか自分の言葉で語れるようにまとめられません。
でも、感情のたかまりの中で怒りのみが表出することは絶対にいけないと考えていました。
憎しみと怒りで解決できることはないと思います。 

ここで署名を呼びかけています。私も賛同できると考えました。一度読んでみてください。
http://eforum.jp/north-korea/policy-proposal.html
                                                 2003.06.10



土曜日、日曜日ってなんかもうくたくたってなってしまって、、。眠ってばっかりです。
なんかゆったりとした日々をすごしたいなって思いながら、ウィークディは、一生懸命働いてばった。
だんなさまも必死に働いて、日曜日にばたっって感じで、二人して日曜日は倒れ状態です。

それでも、世の中はどんどんいろんなことが起こっているし、自然も時を確実に移しています。
私の観察ポイントの草原は今は茅(チガヤ)と
ウツボグサの花が咲いています。

チガヤ ウツボグサ

ノ・ムヒョン大統領が、北朝鮮との対話姿勢を続けるように日本に冷静な対応を求めたことが印象的でした。
                                                      2003.06.09



今日は朝から日差しが強くて、空には夏の雲みたいにもくもくと盛り上がった雲が出ています。
たんぼに水が入れられ始めました。もう田植えの終わった田んぼも。 最近早いとゴールデンウィークの
頃に田植えが終わってしまうようですが、私の近くは、だいたい6月10日前後です。
岡山の友達は5月初めに田植えが終わって、ちょっと一服していると言っていました。

朝、ずいぶんと近くでホトトギスがしっかりと鳴き声を聞かせてくれました。 ウグイスも鳴いて、季節は夏。
タイサンボクに大きな白い花が一つだけ咲いていました。小さい頃、もっと大きな花だと思っていた。

なんかアメリカはイランに対して、いちゃもんつけようとしている。まだまだ石油がほしいのか?
モハンマド・ハタミの進めている民主化の中にあるイランをつぶしてどうするつもり。
アフガニスタンはぐちゃぐちゃ、イラクも人々に必要なことは何にもしてなくて、石油施設だけを守ったアメ
リカ。核兵器が危険だ危険だって言ってたくせに、核物質のある施設の管理をちゃんとしなかったから
イラクの人たちは、核物質の入っていたドラム缶とか容器を持ち出して水や食べ物の容器に使ったらしい。
人々には、放射線障害の症状が出始めているということです。

北朝鮮は石油ないし、なんかアメリカの気に入る資源もないからね。
                                                   2003.06.07



中東和平についてHARD TALKに書きました。 ハマスがアッバス首相との会話の打ち切りを宣言した
ことが報じられています。パレスチナの絶望の中で生き抜いている人々に思いを寄せるとき、どうすれば
いいのだろうと戸惑ってしまいます。関心を寄せ続けなければとは思います。

アメリカのイラク侵攻についての大義名分になった「大量破壊兵器」について、いまだにその存在が証明
されないことについてブリクス委員長が語っています。内容的には、イラク侵攻に反対して書かれた
スコット・リッター(元国連大量破壊兵器査察官)の証言「イラク戦争-アメリカ政権が隠したい事実」が正し
いことが明白になったと思います。
今からでもこの本を読むことを薦めます。合同出版「イラク戦争」ウィルアム・リバーズ+スコット・リッター著

イギリスでは、この大量破壊兵器の存在が証明されないことは、ブレアに対する批判になっています。
戦争に参加した名目がうそであった可能性があるからです。
日本もこれを根拠にアメリカの戦争に賛成したのですから、この点について追及されるべきです。
もう済んだことではないはずです。こういうことを一つづつちゃんと考えていくことが、次の行動への指針に
なるはずだと思うのです。 事実の積み上げなしに、気分で戦争を始めてしまうことのない様に。

それにしてもアメリカはアフガニスタン攻撃の名目であったアル・アイーダ、ビン・ラディンをいまだに捕らえ
られないでいます。攻撃開始時はすぐに捕らえるか、殺しちゃうって言ってたのにね。
イラクじゃフセインはどこに行った??
多分、こういう「悪者」は逃げ回ってもらってるほうがいいのかも。いつでもまた攻撃できる口実のために。
                                                    2003.06.06



台風5号の影響か、朝から曇り空。でも、夕方になって青空が拡がりました。やっぱり、晴れがいいな。

今日も仕事。 買い物に行って、カットに行って帰りつくともう6時。それから事務仕事の残りを家でして
ふっひーだ。やっと終わった。洗濯も終わった。やれやれほっ。
なんか一日ぼんやりしてたい気分。体も心も疲れやすくなってるの。

体の調子の悪いところを挙げると、どんどんめげていきそうだから、ちょっと考え方変えて、ゆっくり
生きろってサインだと思って、楽しみながら行こう。

アフガニスタン攻撃後のアフガニスタンの今。アフガニスタンは本当に平和で「民主的に」なっているの
か? イラクはアメリカの攻撃後、本当に開放されたと言える状態なのか?
そもそも、イラク攻撃の根拠となった「大量破壊兵器」は見つけられていないのに、それを根拠にアメリ
カの攻撃に賛成した日本政府に対してなんで国会での追及が厳しく行われないの?

まだ、戦時下にあるイラクに自衛隊を派遣するのって本当に必要なのか? 本当に行っていいのか?
はでな爆撃が終わったら、事態は終わったといえるような状態ではない。
アフガニスタンは今でもアメリカ軍の爆撃に曝されている上、アメリカ軍、カルザイ政権はアフガニスタン
の内部勢力から攻撃を受けている状態にある。カルザイ政権なんて、本当にカブールだけのアメリカ軍
に守られた傀儡政権に過ぎないことをもっと知るべきだと思う。アメリカはアフガニスタンに何をしたのか
? そして、イラクの攻撃のなかで、報道されない場所(特殊部隊の活動の場で)多くのイラク兵が殺さ
れ、クラスター爆弾、バンカーバスターなどアメリカの大量破壊兵器の使用の下で1万を超える非戦闘
員が(多くは子どもたち)が死んでいったことを知ろう。
イラクの治安の崩壊をアメリカ軍が誘発したことも。彼らは、略奪をあおったらしいし、油田は厳重に警備
したけれど、その他の施設は知らんぷり。 復興事業の権益はしっかり取っている。

9・11以降、反テロの名のもとに行われてきたアメリカの一方的な攻撃の実態をしっかり見ることが、これ
から起こる北朝鮮に対してのアメリカの行動を予測する助けになると思う。そして、日本は本当に何をする
べきなのかをよく考えよう。アメリカに「テロ」と認定してもらって、攻撃の対象にしてもらって、一緒に攻撃
に参加することが日本のこれからにとって本当にいいことなのでしょうか?

北朝鮮への軍事行動が実際の日程の上ったとき、アメリカの言うなりなら日本は最前線で戦わなければ
ならなくなるでしょう。他の地域のように直接アメリカの利益にならない北朝鮮に対してアメリカ軍自身の
犠牲は払わないつもりだと思います。巧妙に、韓国と日本に戦わせると思います。
いいのですか?日本がそういう国になって。 アジアにおける日本の信用はなくなってしまうでしょう。
有事法制成立と言うのはそういう道に踏み出す道だということです。
                                                   2003.06.04



昨日、今日と家の中の片付け、セッセセッセ。3時からはテレビの前に座って、でもなんか居眠り。
ちゃんとレースは見ました。前のレースを見ていて4コースでインがわーって開くの見ていて、これは
4コースまでインで、前が開いたら外に持ち出す競馬もあり、サクラプレジデントがんばれ!って思っ
ていたら、ネオユニバースのミルコがやった。 開いたときに脚がないと駄目だけどね。
ネオユニバース、強い馬です。髪の毛が短くてさっぱりしたミルコ、泣いてたよ。かわゆいの。

しかし、うーん、ゆたか、、、、。 大外はぶん回されるの見えていたでしょうに。

台風が過ぎても、まだちょっと雨が残っています。でも気温は低目かな。窓を開けると通り抜ける風が
冷たい。

今週、東京では「有事法制反対」の行動予定が出ています。参加できる方行ってみましょう!
毎日の生活は変わりなく平和で幸せのように感じるけど、何かが動き始めている。こっそりとソフトに
民主主義と自由を守ると言う顔をしながら、その反対の結果をもたらす変化が起こってきている。
毎日、つっぱって生きられないけど、ちょっとづつ考えながら生きていようと思います。
                                                    2003.06.01



5月の最後の日に台風到来。珍しいですよね、こんなに早く台風が来るの。昨日はすごい風でした。
今日は思いのほか、風も強くなく、雨も降らずにいます。 明日ダービーが行われる東京はすごい雨
が降っているのがテレビ画面に映っています。馬場は重、不良でしょうか?
馬場が悪いと馬券の検討上は考慮しないといけないファクターになりますね。でも、強い馬って馬場
が悪くても走るんです。メジロマックィーンとかスペシャルウィークは馬場に条件が付かなかった。

今日も朝は仕事でしたが、午後からは家で家事。洗濯しながら掃除。
箕面は秋からごみの収集が一部有料化になります。不燃ごみ、大型ごみは有料になります。
それまでに、おうちの中、片付けて、さっさと捨てるものは捨てなきゃとアセアセしてます。
有料化になってごみが減ってちゃんと分別がされるといいのですが、ごみの出し方に、それはちょっと
出来ないよっていう条件があるんです。じゅうたんを小さく切れとか、、、。手の不自由な私には無理。

今試験段階のプラスチックごみも、きれいに洗って干して出せと。 洗うのにいっぱい洗剤と水がいる。
マヨネーズの容器なんか洗う気にならない。水の汚染とどっちが自然に負荷がかかるん?って思う。
牛乳パックの再利用は明らかに自然に対する負荷が大きすぎると言うのを聞いたことがあります。
野菜の一個売り、パックトレイなし売りしてほしい。 お肉もプラスチックパックじゃなくて蝋紙で売って。
カルフールがそういう売り方って聞いていて、もうすぐ近くに出来るのを楽しみにしていたら、なんと
日本流に合わせるとか。合わせるな!フランス流でやってくれ〜!!
ミルクもね、瓶のほうがおいしいんだ。でも、重いから紙パックに流れるんだよね。
ごみの分別は大切、リサイクルも大切だけど、何にでもプラスチックトレイつけるのを止めてくれると助か
るのに。
                                                    2003.05.31



やもりくんが、今年は台所のガラス戸にへばりついています。この間、瓶、缶を整理しようとして
扉を開けたら、框にへばりついているの。すぐ閉めて、とんとんたたいて動いて動いてって合図したの。
ところがなかなか動いてくれなくて、、。なんどかやってやっとごっかに行ってくれたけど、開ける度に
上から降ってこないかこわごわ。今日は台風対策でスリッパとか取り込もうと開けたら、さっさと逃げて
いく姿が見えました。やっぱり、ここで狩をしているのねって、後でそーっと扉を見たら、頭のシルエット。

毎年、ベランダの窓にへばりついていたり、玄関の電球のところにいたり。油断すると、私の頭に降って
きたりするの。「きゃー!」なんですけどね。
一度、お腹の大きなやもりさんが、ベランダの窓から私の頭にジャンプして家の中に飛び込んで行方不
明になったことがあるんです。その年、夏の終わりに、台所の引き出しを開けたら小さな子ヤモリくん2匹
が飛び出して、「きゃー!!」でも、この二匹も無事に外に送り出せました。こうやって、私はヤモリは嫌い
嫌だよって言いながら付き合ってます。

すぐ後ろに山があるので光があるといっぱい虫が集まってきます。ヤモリ君はお腹いっぱい食べられる環
境。ヤモリ君がいついてくれる我が家はいいおうちかもしれないと思って、頭に乗られないように気をつけ
て付き合っていきます。

昨日の夜は、12時近く。だんなさまと二人で飛びながら啼いていくホトトギスを聞きました。
思わず、二人で顔を見合わせて、「聞こえたよね! いいね〜。」ってちょっと幸せでした。

雨が続くとでっかいムカデも出現。玄関の扉でゲジゲジがお迎えってこともあります。去年はダイニングの
ひさしにキイロアシナガバチがみごとな巣を構えてくれました。冬に取らせてもらいました。(ごめんね)

5月にはクマ蜂が縄張りを張って、ぶんぶんぶんです。
これからは、カミキリやクワガタも窓の光にぶつかってくることがあるんですよ。ここに住んでいっぱいの
虫君を知りました。虫好きだからよかったです。
こういう自然がいっぱい残っている中で生活できることに感謝しつつ。
                                                  2003.05.30



昨日の国会討論を聞いていたら、りそなに投入する2兆円は国民一人当たり2万円。さらに、健康保険
料、介護保険、年金などで国民一人当たり4万円の負担が強いられていると言ってました。
この中にはイラク戦費負担は入ってないのよね。忍耐強い国民なのだ、日本人。

フランスでは年金制度の改定に反対してストが拡がっています。 スペインでは、イラク攻撃に賛成した
政府にNOの選挙結果が突きつけられています。
行動しないの、日本人は。 今、黙って流れに任せるという選択でゆっくりと確実に起こっている日本の
いつか来た道への回帰。怖いと思います。 反対じゃないという選択をしているんですよね、みんな。

私は時々自分に問いかけてみます。「一人でも、ちゃんと自分の意見を言えるか?行動できるか?」
今までの平穏で幸せな日々に固執しないで、踏ん張らないといけないときって来るのだろうな。

SARSはWHO総会で「もっとも危険な感染症」と定義されたそうです。 これから感染が下火になっても
冬には再び流行は拡大するだろうという予測です。 日本にもきっと感染が及んでくるでしょう。
個人でできることは限られていますが、きっちりと対応できる範囲でがんばろう。
                                                 2003.05.29



今、国会審議を聞きながら書いてます。 小泉ってやっぱり国民を馬鹿にしているし物言いが
ものすごく子どもじみている。 それに、質問に立つ与党は長い時間をもてあまして、質問以外の
余分なことをべらべらしゃべって、、。見苦しい。こういう国会って外国には中継されてないですよ
ね。イラク攻撃の前のイギリスの国会を見ていたら、すごく実質的で、まじめな感じを受けた。
私は、だんなさまに「ブレア支持者」って言われちゃうけど、小泉よりブレアのほうがはるかに
まじめに国民に説明しようとしていました。 政治家はやっぱり国民に対して常に説明責任をはた
さなければならない。そういうことをしない政治家に対してちゃんと判断する国民じゃないといけな
い。だれかが何とかしてくれると思って、ぼーっとしてちゃいけない。ちゃんと見てよう!

今週の「ニューズウィーク」に日本の核武装ついて書かれています。
もうひとつ、りそなへの公的資金注入についての記事。
これは、「金融庁で開かれた記者会見は、日本の文化的な「異常さ」をあらためて浮き彫りにした。」
って書かれているの。
両記事ともに日本の外から見る日本の非論理性が指摘されているように思います。
政府の質は、まさにそれを支えている国民の質。わたしたち一人一人が問われているように思い
ます。

日本の経済は本当に危機的なのですよね。 りそなだけじゃなく。 どこかの記事で日本恐慌に突
入、日本がデフォルトにとか書いてあった。不安をあおってもしょうがないけど、一転不況下のインフ
レって起こるんじゃないかと心配です。国民は自衛なんてほとんど無力ですよね。

東京は電力不足で停電の危機。原子力発電に頼りすぎて、しかも余剰電力が出ると見て、電化、電
化って推し進めたつけがでます。
でも、アメリカ人と同じように自分たちの便利な生活を一切変えないということだといろんなことは解決
できないです。いっぱい考えなきゃ。
                                                    2003.05.28



昨夜、NHK教育TVの「バクダット日記」を見ました。今回のアメリカのイラク攻撃のなかで、インター
ネットを通して国や、マスメディアではなく、人々がどのような情報を共有したかを見た番組でした。
池澤夏樹さんとピーター・バカランさんがゲストでした。
人々がお互いに顔を知ること、個人のレベルで知ることは、殺し合いが出来なくなることだと。

国は顔が見えないようにして、爆弾を落とす工夫をするが、私たちは、その下に曝される人々を
知っていかなければならないと思います。そして、一人一人が立ち上がって国の暴力を止める決
意を行動に移さなければ、戦争は止められない。

ところで、私は北朝鮮のことを考えると、日本人の差別的な見方を克服するというもうひとつの
ハードルがあるような気がします。イラク攻撃に反対した人々以上の人々が反対に立ち上げること
ができるでしょうか?
                                                   2003.05.25



先週の土曜日、日曜日と寝込んでいるときに、マイクル・クライトンの「プレイ-獲物-」:早川書房を
読みました。 ナノテクノロジーにバイオテクノロジーが応用されて、機械-生物の出現を描いていま
す。私自身が、ナノテクについてあんまり理解していないので、この小説の現実感が少し薄くて
でも、バイオテクノロジーの拡がりって怖いものがあるなって思いました。

マイクル・クライトンはかの有名な「ジュラシックパーク」の原作者。「ジュラシックパーク」「タイムライ
ン」「プレイ」と読みました。 「タイムライン」はもうひとつの作品だった思います。
「エアフレイム」も彼の作品でしたね。これはおもしろかったです。

今日、土曜日も私にとってはお休みなので、眼科受診しました。やっぱり、土曜日って学校もお休み
だから、混んでいるんですね。1時間半かかりました。 毎回のことですが、ドライアイ。パソ画面を
見すぎるのもよくないんですよね。気をつけよっと。

今朝、5時頃にはっきりとホトトギスの声を聞きました。 あー、今年もやってきた、夏が来るんだと
しみじみと思いました。ここ、箕面に引っ越して初めてホトトギスを聞くようになりました。
幼い頃、夏の夜中に「キョキョキョ」と響き渡る声をなんか気味悪く思っていたのですが、あの声は
ヨタカの声だったとわかりました。ここでは、ヨタカの声は聞いたことがありません。

コンクリートの割れ目に根を下ろして咲いた
アメリカフウロ

本当に小さな花ですが、かわいい。
たくましくて、いとおしくなる花です。

                                                     2003.05.24



厚生労働省は、SARSに関連して感染症に関する国の権限を強化すると言ってる。どういう風に
強化するつもりか?問題ありそうです。 だって、国会議員、与党のお偉いさんだからってなんで
感染地域にのこのこ行かせて、2日だけの中途半端な自宅待機でいいことにするんだろう?
だいたい何しにいったの? なんで、2日なんて期間が出てくる訳?
アフリカのある国(国の名前忘れた)は、北京に行った政府関係者全員10日間隔離観察して、
復帰させたそうです。 病気は地位とは関係なく襲ってくるものです。

アジアでSARSの嵐、ヨーロッパでは鳥インフルエンザ。
その間に、アメリカはイラクでの権益を確保した上で、復興に必要な費用は日本などに負担させよ
うという魂胆。小泉首相は飛んで火にいる夏の虫。特別扱いしたげるからお金出してね、1兆円。
りそなに2兆円、イラクに1兆円。誰が負担するの。結局私たちの税金。不況の日本、沈没しない?

北朝鮮に対しても、日本の独自のスタンス、独自の外交チャンネルは機能しているとは思えない。
軍事的解決を圧力にするアメリカにくっついていくのは、日本の外交政策であってはならない道だと
思います。 拉致家族の会の「憲法9条があるがために報復できないのなら、改憲も必要」という主
張のみがメディアに出されるような状況は、日本政府の北朝鮮に対する責任のある外交政策の不
在を象徴しています。戦争をしないための外交努力なしに不戦は実現できません。
戦争を選択するよりも険しくて、忍耐と高度の政治的戦略が必要とされるでしょう。今の日本には
無理な注文でも、私たちはその道を探さなければならないと思います。
                                                    2003.05.23



昨日、NHKの「その時歴史が動いた」で、斉藤隆夫の国会における質問演説を聞いた。
私は不勉強だから、斉藤隆夫という人をちゃんと知らなかった。 だんなさまに知ってるって聞いたら
「戦前、戦中に軍の批判演説をした人でしょう。知らなかったの。」って言われてしまいました。
いつもは、この番組は見ていないのですが、冒頭の昭和11年(1936年)2・26事件後に行われた
「粛軍に関する質問演説」というのが流れて、えっ耳をそばだててしまいました。
そこからこの番組を全部みちゃった訳ですが、今の日本の状況となんと似ていることでしょう。
戦争へ傾斜してく中で、斉藤の述べたことはなんとまっとうなことでしょう。
どうして今現在、日本の国会議員にこのようなきちんとした発言の出来る人がいないのでしょうと思
いました。 昭和15年(1940年)の「支那事変処理に関する質問演説」は全文、ネット上で読みま
した。ちょっと違うなって思うところもありますが、この時代に軍に対して、国会に対して、述べた意見
は貴重なものだったと思います。

だんなさまは、斉藤に足りなかったのは、国民を組織し運動する観点がなかったことだと指摘します。
うーん、そうなんだ、でも、ここまで意見を述べた人がいたのは評価したい。

<再放送>平成15年5月30日(金)0:15〜0:58 総合 全国(近畿のぞく)
       平成15年6月1日(日)8:00〜8:43 総合 近畿ブロック

 「 
評伝 斎藤隆夫 」 :松本健一・著<東洋経済新報社・1900円> という本も出ています。
アマゾンに頼んでしまったまみっちです。

読みたい本が山積みなんですけど、どんどんがんばって読みましょう。
                                                   2003.05.22



今日はお休み。予定も入ってないから、のんびり出来るかと思ったら、やっぱり土曜日、日曜日
家事をしなかったつけが、、。いそがしいよ、えーん。
朝から、銀行→銀行→郵便局→クリーニング→花屋さん→買い物。帰ってきて、洗濯、掃除、
家計簿。やっと一段落ついて、ほっ。 チェリーの香りの紅茶で香りを楽しみながら一服。

昨日の夜、遠くでホトトギスの声を聞いたような気がするんですが?空耳かもしれません。
あちこち回りながらいろんな花を見ました。車で走りながらなんですけど。
白いヤマボウシがきれいに咲いています。いつも思いますが、花嫁さんのベールみたいって思う。
土手に黄色いブタナが咲いています。 タンポポみたいな花なんだけど茎がうんと長くてすーっと
伸びているの。元気そうな花です。 路側帯には、トベラの白い小さな花がいっぱい。
やっぱり5月って花盛りの季節なんだって思いました。

いろんなことに体力が付いていかないけど、考えることはいっぱい。 パレスチナ、イラク、アフガニ
スタン、北朝鮮、アメリカ。 でも、やっぱり今の日本のことをちゃんと考えて、なんか出来ることを
していかなくちゃと思います。自分の足元をちゃんと見ていなきゃ。

体力と時間が続かないからちゃんとした情報をあげられないから、パレスチナ、アフガニスタンニュ
ースを止めます。その代わり、HARD TALKをがんばるようにします。
                                                    2003.05.21



SARSと確定診断の出た台湾の医師が大阪に宿泊して、10日が過ぎて、2次感染はなさそう。
ちょびっとほっですね。後、23日までみんな心配しながら過ごすことになりますが。
 しかし、今日のニュースで、中国松下でSARS感染者が出て、工場操業停止という。まだまだ
大変そうです。

日本の厚生労働省はなんか初めのころの中国みたいに、のんきというか危機意識がない。
もうちょっとちゃんと国民に必要な注意をすばやく伝えてくれないと困る。
中国からの帰国を勧めたのもすごく遅かった上に、帰国してきた人たちになんの注意もしていなくて
今まで日本にSARSが入ってこなかったのは、本当にラッキーというか、まんがよかっただけ。
こういうことに対して、ちっとも必要な対策が出来ないのに、何が有事法制かって思う。

国民が危機に曝されるのは、何もミサイルが飛んでくることだけじゃないでしょう。 というより、そうい
う危機のほうが、確率的には少ないと思います。

SARSについては、感染を防御する以外に今のところ手がないのだから、本当に真剣にやってもらわ
ねば。感染を拡大させないための啓蒙活動も真剣にやってほしい。

友人のHPから
新型肺炎(SARS)の疑い或は感染の恐れのある方へお願い!
1)当医院では、SARSの検査および治療はできかねます。
2)SARSの疑いのある人は、まず電話でかかりつけ医に相談してください。
3)かかりつけ医との相談ができない人は、保健所に電話してくだい。
4)感染が拡がる可能性もありますので外出を控え、自宅で安静にして待機ください。

1)の項目を見るとなんか冷たいと思う人がいるかもしれません。でも、一般の診療所では、この病気
  はコントロールできないからしょうがないですね。
とにかく、なんか心当たりがあっておかしいと思う症状があったら、保険所に電話して相談するのが
一番早いかと思います。普通の診療所の待合室で感染を拡大したっていう事態のもとにならないよ
うにしましょう。 台湾の若いお医者みたいに無自覚に行動しないように気をつけよう。

テレビもわあわあ騒ぐ割にどうしたらいいのかやっぱり言ってないのよね。
                                                   2003.05.20



またまた、体調不良で沈没していました。 なんか今年は駄目な年みたいです。ってもう年だから
これからこんな調子なのかしら。 いやだな。元気でいたいです。
木曜日の夜中からのどが痛くて、あーっ、風邪もらったって思っていたのですが、お休みするわけに
いかず、働きました。熱も高くはなかったし、咳もなかったから、新型肺炎ではなさそうだから、まず
大丈夫とがんばったのですが、金曜日の仕事が済んだらがっくり。土曜日、日曜日はひたすら眠っ
て回復に努めました。パソ開けないようにしていました。

なのに、内のメインバンクのりそな銀行、実質上の国有化。預金は全額保障されますってことだから
当面あわてることはないけれど、用心していたけどやっぱりこういうことになると嫌ーな感じ。

その上、台湾の医師がSARS! 大阪近辺を動き回った、、、、。 えーん、医療従事者ならそういうこ
とはやめてくれ。 
早く立ち寄り先、宿泊先を発表してくれないから、夜にごそごそ寝床から出て、立ち寄り先のチェック。
厚生労働省のHPの更新遅い! 結局YAHOOから毎日新聞の情報を取りました。
月曜日の朝からお客様向けのご注意の掲示を出すために、仕事しなきゃならなかった。
今のところ2次感染者は出ていないようですが、まだ用心がいりますよね。

日本の状況は、元気を吸い取られるような状況ばっかり。でも、負けられない! がんば!!
                                                  2003.05.19



今日は、病院に。受診の日でした。病院ってちょっとめげる要素ですよね。でもね、行く道の傍の
草むらが花盛りでいっぱいの元気くれました。
小さな黄色の花をいっぱいにつけた コメツブツメクサ。 その間にちょっと背の高いクローバー。
ハルジョオンはもっと背が高く群れて咲いて、足元には小さな小さな マンテマ。 

コメツブツメクサ

マンテマ

ミナガヒナゲシ

ハルジョオン

帰り道は雨が降ってきました。私の小さなニセアカシアの森の花はもう散り敷いていました。

帰宅してニュースを見たら、なんと民主党も賛成して有事法制は委員会を通ったそうです。
それでも、やっぱり反対する声は上げ続けなければならないと思います。
                                                   2003.05.14



今日は雨上がりで少し気温が上がりそうな朝でした。だんなさまを送っていく途中公園があります。
そこにポプラの並木があるのですが、今朝はポプラの綿毛が飛んでいました。ふわふわと白い綿毛
が漂っています。 中国では今の季節 柳絮という柳の綿毛がいっぱい飛ぶみたいです。
毎年のことですが、毎年のことだからこそ待ち遠しい季節の風景です。
もうすぐに、ポプラの葉がさわさわと風に揺れる夏がやってくるのです。うれしい季節の移ろいです。
                                                   2003.05.012



先週は仕事以外にもいそがしくて、落ち着いて更新を出来ませんでした。 今日もお寝坊したのに、
眠くってお昼寝しちゃって、、、。

カニバル(食人種): ディディエ デナンクス (著), 高橋 啓 (翻訳) 青土社   を読みました。
フィクションですが、1931年にフランスで行われた植民地博覧会で起こった実話を元にしています。
西洋の植民地を支配した国々がどのように自分たち以外の文化圏の人々を見ていたか、そして
今もその尻尾を引きずっているかを思いました。 短時間で読みきれます。お勧めの本です。

「ジョージ・ブッシュ」のアタマの中身(アメリカ「超保守派」の世界感):森孝一著 講談社文庫
「宗教」という側面から、9・11以降の「ブッシュのアメリカ」を検討する、とまえがきに書かれているよ
うに神学部教授、アメリカ宗教史を専門とする著者の視点は興味深いものでした。
これも読みやすくてお勧めかな。

いっぱいのことが頭の中にありますが、なかなか整理できないの。体力無いと駄目だなって思う。

しかし、有事法制についてゆっくりじゃ駄目だと思う。
                                                   2003.05.11



今日は仕事で箕面の山を越えて、「とどろみ」というところまで行ってきました。 この季節、山の
道を行くのはとても楽しみです。今年はちょうど山藤が花盛りでした。いつもの年より花が多かっ
たように思いました。

木々の間からはウグイスの声がそこここから聞こえてきますし、ヤマガラの澄んだ声も聞こえまし
た。聞きなれたホオジロのさえずりも聞こえました。緑の中で気持ちよく山を越えました。
今日は晴れじゃなくて少し曇って、時折雨も落ちる天気ですが、こういうちょっと暗めのなかの緑も
好きです。 うすくらい林の中にシャガの花が咲き始めていました。もうちょっとすると、ウツギが咲
きはじめるのでまた山に行ってみたいと思っています。

この2,3日の真夏日で、ニセアカシヤの森は一気に花盛り、白い花房がいっぱいに咲いています。

今、テレビ見ていますが、なんであの白い集団のことばっかりやってるのだろう。
昨日のニュースの順番、SARS、白い集団、たまちゃん。夜のNHKニュースに個人情報保護法の
ニュースがなかったよ。変だ。

戦争反対っていうと「平和ぼけ」って言われるけど、好戦的な某テレビ局なんか率先してたまちゃん
やってる。女が従軍記者やったって騒いでる。アメリカやイスラエルじゃ女の兵士が当たり前にいる
のにね。こういう方が「平和ぼけ」ですよ。 戦争の悲惨さを身をもって体験した人たちの大部分は
「戦争には反対」です。広島、長崎で聞いてみなさいと言いたい。太平洋戦争で南方で生き延びた
人たちは「戦争反対」です。東京や大阪で無差別の空襲を受けた人々はどうですか?
                                                    2003.05.07



個人情報保護法は、なんの混乱も無く衆議院を通過してしまった。 テレビでは、SARS以外は
謎の白装束」と「たまちゃん」で盛り上がってるけどいいのか、こんな状況でって思う。
このまま、国民が無関心でいたら、個人情報保護法の次は有事立法が通ってしまうのじゃない
だろうか。こうやって、どんどん日本はアメリカにそっくりな国になっていく。戦争に参加する準備
を整える。
そして一方では、国民皆保険制度という世界に誇れる医療制度を崩し、今までの病気に関して
は貧乏でもお金持ちでも平等というかなり実質的な医療制度と崩壊させようとしている。
アメリカのようにお金持ちは高いお金を払って上質の医療を受けて、貧乏だとERみたいなところ
で何時間も待った上、受けられる検査も保険の会社によって制限されるという制度になりそうだ。

今進行している日本の政治的、経済的変化が、私たちが今まで受け取ってきた日本のよいとこ
ろを奪って、アメリカの悪いところだけが入ってこようとしている。 みんな、いいの? このまま事
態が進行していいの? 

今日の新聞の片隅に、「イラクに出撃している艦船への給油を日本から間接的にもらった」とアメリ
カ軍が語ったと出ていました。日本の戦闘行為への参加そのものです。こうやってなし崩しに参戦
し、今度は今までここまでやってるのに何をいまさら駄目なの?って言って、どんどんエスカレート
させていきそうです。

一人が異議を唱えていてもなんにも変わらないかもしれません。でも、自分が気が付いたことに対
して不断の異議の申し立てを行うことは止めてはならないと思います。今は小さくても、大きな力に
なる可能性を信じて、一緒に考え、立っている人のいることを信じて。
                                                    2003.05.06



今日はお昼間、日当たりのいいところでは30度を越える気温でした。 夏じゃ!
朝から久しぶりに少し仕事をして帰ってびっくり。 台所の隅にちょっと置いていたたまねぎの切り
はしに小さい蟻んこがいっぱい来ているの。わーってあせってしまいました。玄関から、廊下を横
切って、台所までありの行列が出来ていました。かわいそうだけど、ほっとく訳にはいかないので、
退治しました。玄関の外にも列が続いていました。そこまでさかのぼってやっつけちゃった。ごめん。

急に気温が上がって、蟻んこも活発に活動を始めたんですね。でも、家に入ってこないでね。
この間は、15cmくらいの大きなムカデが、家の中の壁にいたらしい。私がいない時にだんなさま
が退治してくれました。 うちは、すぐ後ろが山なので、いろんな虫がいっぱいやってきます。
楽しみでもありますが、ちょっと困ることもあります。
もうちょっとすると羽蟻がいっぱい。夕方灯りをつけて網戸にしていると灯りにいっぱい張り付くの。
夕風を入れたいけど、窓をしめておくことになります。 もっと大らかに自然を楽しめるといいけど、
密閉度の高い現代住宅では却って自然を取り入れるのってしんどいところあります。

八十八夜も過ぎて、夏に向かってまっしぐらかな。 
                                                   2003.05.05



今日もいいお天気です。さわやかな5月の始まりを実感できてうれしいですね。

「集団的自衛権と日本国憲法」  浅井基文  : 集英社新書 を読んでいますが、判りやすいです。
お勧めします。2001年に書かれたということで、北朝鮮に対する認識が少しちがうという感じもしま
すが、基本的なことに関して考えるのによい指針だと思います。

北朝鮮の軍事的な力について、アメリカの偵察衛星による観察によると「クリプトンの増加が認めら
れず、核再処理施設の稼動は考えられない」ということです。
それに、長距離ミサイルの実験は爆発失敗だったし、、、。
地方の兵士は、食べ物が無くて、任務を果たせる状態にないということを聞きました。

週刊朝日の船橋洋一の世界ブリーフィングに「<外交・外務省改革の失敗は、軍事への誘惑を生み
かねない>」と書いておられますが、そうだと思います。

今日は、京都競馬場で天皇賞。 サッカーボーイ産駒のヒシミラクルが勝ちました。サッカーボーイは
短距離から中距離までの馬だったのですが、その仔が長距離(ステイヤー)として活躍っていいです
ね。ダンスインザダークの子どもたちはいっぱい活躍中だから、これからに期待!

わーい、後1日で仕事にもどらねばだ。 休みすぎてしんどいのかしら? でも、がんばろっと。
                                                2003.05.04



今日はベランダのお花の植え替え。寒い間がんばってくれたパンジーにかわって、夏向きにいろ
いろな花が入りました。これからは、気をつけて朝夕水遣りしなきゃ。ちょっと気合!

その後、ちょっと出かけたのですが、ケヤキが緑の葉拡げて、きれいなトンネルを作っていました。
私のニセアカシヤの小さな森(かってにわたしのものにしてるの)も芽吹いてすぐに花房をつけそう。
草地には黄色いミヤコクサが一番のりの花を開いています。路側帯にはマンテマも咲き始めました。
私の大好きな5月が始まりました。日の光、緑の木の葉、小さな花をつける草たち、みんな大好き。

5月の光の中にいると、小さいころの5月にタイムスリップできます。お日様の中で、つつじやナニワ
イバラの花の甘い香りに包まれて、虫たちがいそがしげにしている5月。
私は幼いころから幸せの中に暮らしてきたのだとしみじみ思います。感謝です。
この幸せに満ちた気持ちを多くの人と共有できますように。 幸せな思い出を子どもたちが持てるよ
うにと思います。
                                              2003.05.02



ブッシュがアメリカの武力行使の区切りを空母エイブラハム・リンカーン上で行った。
イラクでは、アメリカの空からの攻撃はなくなったけれど、いままであったインフラ(水道、電気)を
破壊されて人々の生活は困難な状況だ。さらに、占領アメリカ軍による発砲によって、死者がで
続けている。 
アメリカの侵略の口実となった大量破壊兵器はなくて、人々の犠牲のみが残った。そして、まだ
人々は劣化ウランの影響、大量に残った不発クラスター子爆弾の地雷で犠牲を強いられる。

アメリカは勝利なんかしていないし、できない。 正義無き侵略は糾弾し続けなければいけない。

アフガニスタンは、いまだにアメリカ軍10000人以上の駐留によってやっとカブールだけが守ら
れてカルザイが生き延びている。地方は軍閥が支配し、お金もちゃんとカブールには入ってこな
い。タリバンを中心とした州の復活も言われている。
どこの国もアメリカの思いのままになると考えるのは大きな間違いだ。アメリカにそう思い込ませ
るアメリカにとっての優等生日本がちゃんと自立した意見を述べれば、思い違いに気が付くのか
もしれないのに。 経済も情報も支配され、自分で考えることを停止したら、自立した国とは言い
難い。私たち一人一人が考え続けましょう。
                                                   2003.05.02 



昨日アップした季節のご挨拶に載せた写真がちゃんとアップできていませんでした。
修正しようとしたのですが、どういう訳かアップできませんでした。写真自身を変えたらちゃんと
アップできたのですが、、、。 ビルダーのバージョン乗り換えたときに失敗して、それ以後は
ちゃんと出来ていたのに???  よくわかりません。

今日は気持ちのよいお天気で、半そですごせました。 ゆっくり休んで元気を蓄えてきたはず
なんですけど、今朝ちょっと胸が痛くて心配になってお医者さんに行ってきました。
心電図とってもらって、まあ大丈夫でしょうということでしたが、狭心症のお薬がでました。
なんか年取ってどんどん病気が増えていくみたいでちょびっとめげますが、基本的には大丈夫
の範囲なのでめげずにがんばらねばね!

次の日曜日は「春の天皇賞」 ダンスインザダークの産駒が4頭もでてきます。うれしいです。
がんばってね!みんな!!  それに先日亡くなったタマモクロスの産駒にもちょっと注目です。

アメリカで騎乗していたピンカイ騎手(56歳)は、10000勝を前に引退。2月にレース中に落馬し
頚椎を損傷したのが原因だそうです。世界最多勝騎手の引退です。やっぱり騎手は危険な仕
事ですね。馬、人ともに無事がなによりです。

今、「帝国との対決-イクバール・アフマド発言集」(太田出版)を読んでいます。
インタビューアーのデイヴィッド・バーサミアンのうまいインタヴューもあって、発言集としては読み
やすく、中身も私にとっては感動的です。
パレスチナ、タリバン、イスラム、原理主義。私が胸の中に抱えながら、うまく整理できない問題
について語られています。

しばらく本をしっかり読み込んでいろんな問題を整理して考えていきたいと思っています。

「集団的自衛権と日本国憲法」  浅井基文  : 集英社新書
「メディア・コントロール - 正義なき民主主義と国際社会」 ノーム・チョムスキー :集英社新書
「帝国 - グローバル化の世界秩序とマルチチュードの可能性」 アントニオ・ネグリ :以文社

最後の「帝国」については、ちょっと読みきれるかj自信がないです。読み始めてなんか立脚点が
違うという違和感を覚えてしまっていますし、、。

アフマド、チョムスキー、サイードの「批判的に考え、リスクを背負う」という立場には強い共感を
覚えます。 ただ、私はまだまだ一般マスコミのフィルターを通した情報に惑わされると感じます。
1次資料から自分の考えを起こしていくには、語学力が不足しているとしみじみ。
しかし、知りたい、考えようという姿勢を持ち続けて前進しなくちゃね。
                                                 2003.05.01