11月30日(木) 食べたばかりのトマトをそのまま戻すと、トマトジュースのにおいがします。なんかそれって当たり前? そんなことを発見したりする朝。あ、別に飲みすぎで吐いているわけではなく、風邪だからです。 こんだけ盛大に吐くと普段ならそのままベッドに直行するところなのですが、今日はメイク続行………だって今日、接待なんだもん。別に私がいないといけないわけじゃないんだけど、隣の主任を行かせるのが心痛で心痛で……(休んでも心配でおちおち寝ていられない) 出社してからも、ヤツが欠席するというのなら、速攻今この場で休暇届にサインするわよ☆という気分だったのですが…………くっそう。 前日から死ぬほど説教しといたので、スーツとシャツと寝癖だけは及第点を出せる程度に気を使ってきたようですが………「えっ、Sくんも行くの?」って、私何度営業に訴えたと思ってるんですかー聞いてなかったねM課長。。。 まぁさすがに管理職三人と小姑(<私だ)が一緒だったので、今日はおとなしく過ごしてくれたようです………出勤した甲斐があったというもの、かな。カルロス・ゴーン似のフランス人(多分)がサーブしてくれたケーキは美味しかったしね。<立食だったんで料理はロクに食べなかったけど、プチではないサイズのケーキは4種類5個食べた……(だって主催者が食えというから!)。 そのまま管理職の一人と主任とうっかりフグ料理屋に流れてしまい、ぼんやりといろんな話をしているうちに時間もぼんやりと流れ……11時45分に麻布十番の店で「ぎゃっ、こんな時間!」と気がついて、終電に乗れて、しかも乗り過ごさずに帰れたなんて、何かの奇跡だと思います。きっと。このあと、絶対なにかツケが来る気がする……(弱気) ■1杯目からひたすら赤ワイン飲み続け。立食で。ろくに料理は食べておりません。で、二次会がこれまたフグの刺身(腹にはたまらん)で、生ビールのあとひたすらヒレ酒。そりゃ眠くなるはずだ。。。 11月29日(水) 来月退職するという女性が夏休みで(……今まで休み取れなくて……/ほろり)有給休暇使ってバリに行ってきたーというので、お土産をもらいました。タツノオトシゴ型のお香たてとラベンダーのお香。これで癒されるかしら……(遠い目) 仕事を邪魔しながらお土産話を聞かせてもらったのですが、何より羨ましかったのがエステ。 3時間で63ドルだって……うかつな整体でも1時間ちょいでそんぐらいするわよ! いいなーと指咥えて話を聞いてしまいました。バリも行ってみたいのよね、民族衣装が綺麗なんだもん。 ■前日、店からかっぱらってきた焼酎を………2〜3杯しか減ってないボトルだったので「持ち帰れば」と皆に言われてバッグにつっこんできたもの(でかめのバッグでよかった)。ちゃんと精算に「遅割」「家族割(※夫婦参加)」とあわせて「焼酎割増」もつけといたから……… 11月28日(火) 久々に前後の代で忘年会しようよー、というわけで、寿退社&転職組も含めて12人で飲んできました。会社の近所で。 やっぱイタリアンより和食だよね〜、というわけで会社の近所の創作和食の店で。だってワインはボトル1本750ミリしか入ってないけど、焼酎なら水で割って飲めるのよ!安上がりなんだから!<そんな理由 みんな仕事で辛いこともあったりなんだったり(「あの代の若手の女の子たち、かわいいよねー」と言って「最近のはるか(仮名)は言動がオジサン化してる」と言われましたが、だって隣が宇宙人なのよ!せめて癒されたいじゃないの!)、とまあ積もる話もいろいろあって、気がつくと11時。あらまあ。4時間飲んでましたわ。 しかし皆、三十路のダメージがひしひしと身体に響いているのか、翌朝沈み気味。 「久々に重い二日酔いで、休みとりたかった………」 「頭がはっきりしてきたのがやっと夕方」 「寝坊して家出るまでの自己記録を更新しました!8分はすごいでしょ!」 「朝、運良く座れたと思ったら、一駅寝過ごしてた」 「俺はほんとに午前半してました。すいません」 ………私はバファリンを飲みました。この頭痛が風邪なのか二日酔いなのか、悩むところです…… ■生ビールを2杯と、紫蘇焼酎「鍛高譚」とかたんたかたんとかたんたかたんとかたんたかたんとか。<ボトル4本目を頼んだところで「在庫が終わりました」と告げられる。あとこっそり隅っこで60度のバーボンを飲んでおりました。 11月27日(月) 朝、出勤途上の電車の中で広告をぼんやりと眺めていたのですが。 そのとき目にとまったのは、某銀行系のローンの案内なんですけどね。具体的に融資例が載ってるのでつい読んでしまった 。 だってさー、融資例が「500万円を25年、300回返済」だったんだもん……ちょっとそれは長すぎないか? 思わず携帯の電卓機能で計算しちゃったよ……月々35,263円の300回払いってことは、返済総額が約1,060万。元金の倍じゃん。ローンというのは時間をお金を買うものですが、それにしてもこれはちと考える結果です。 でもこのローン、金利が7%なんだよね。ということは、一般的なクレジットカードキャッシングの半分くらいの利率。 そりゃーうっかり手を出してはいけないというはずだわ。<宮部みゆき『火車』 危険危険。 でもコフレ、また欲しいんだよね………12月になると新色が………。 ■先輩が帰省したお土産にくれた赤ワインを。ご馳走様v ●井田真木子『ルポ十四歳 消える少女たち』講談社文庫 /『いつまでも取れない免許』を読んで、無性に読みたくなって本棚から奇跡的に発掘しました!ストリートサヴァイヴァーと呼ばれるアメリカの子どもたちを手がかりに渋谷にたむろする女の子たちを取材した力作。いい本です。読んでいて涙出そうになる。ああなんで亡くなってしまわれたのかしら(涙)。 11月26日(日) 「あねご、その説明じゃわかんない……」 昨晩そう言われたので、中野まで来ております。ええ、ランチの店の場所を教えるために。 本日のランチは中野ブロードウェイ途中のアーケードにある「丹華麗」。入り口がわかりにくい細い道を入った階段を下りたところにあるので、口で説明するのは難しいのですが。 学生時代に使ってた店で、味は濃い目なので若人向けという気もしますが、私は好き。ご飯かパンか選べるのですが、ご飯を頼むと大きなお皿に二種類の炊き込みご飯が入ったのを盛ってきて、目の前で「これくらいですか?足します?」といいながらよそってくれます。パンも7種類くらいのなかから好きなのを好きなだけ取れるし、ランチでドリンク追加する料金が40円だもの。ドリンク足しても900円。夜のコースなんか8品ついて1人2000円だもの。安いです。今日の肉料理は、豚肉にサトイモを摩り下ろしたソースを載せてソテーしたものでしたv えーと、ランチに来ただけといいながら、中野の某古書店で二人よりたくさん買ってる罠……えーでも薄いのが11冊だもん。少ないもん(個人的感想)。二人は池袋の某ロードをハシゴしてから来たそうです。元気だねぇ(笑)。 ところで昨晩、私は家でタカシマヤのクリスマスギフトカタログを真剣に眺めていたわけですが。 ン十万もするジュエリー(この品物に私はこんな金払う気しないけどね!)とか満載のカタログだったわけですが、そのなかで私が一番真剣に欲しかったのはこれでした……二人にものすごくそそのかされながら、断腸の思いでだいぶ諦めたのですが。でも欲しいなぁ……癒されたいの……。 ■ちまちまとウーロンハイとか赤ワインとか。 11月25日(土) 本日は多枝さん、らんさんと待ち合わせ。チッタ川崎でANTHEMのライブです。メタル系ロックバンド。私今回で三回目。 もともとはBDジャンルの友だちだったはずなのですが、なんだかキャパシティの広い人が集まってしまったらしく、一緒に行ったもの観たもの読んだもの流行りものと言えば、歌舞伎/狂言/能/ミュージカル/香港映画/Vシネ/ジャズ/ゴスペル/自衛隊基地/食い倒れの会(鍋他)/麻雀漫画/台湾&香港旅行/伊勢神宮/ゲーム/SF/ミステリ/歴史(戦国、近代日本陸海軍)/化粧品コフレ/ヒカリモノ……と、もはやなんの知り合いだか意味不明です。というか、ほとんど元々はBDの友だちだということを忘れそうです。いや、忘れているのでは? たまには思い出そう!ということで、夕食を「叶そば」という店で摂ってみようとしたのですが、別に誰一人「叶」で嬉しい人はいないということに気づき、隣の京風うどん屋になりました………だってそぼろカレー蕎麦とか出る店だったんだもん。。。 ・腹ごしらえもしたし、さあ行くか!というときになって帽子屋に捕まる罠。 ・女の子だからね、小物好きなのよ……(最近「女の子」というのは年齢だけで決まるものじゃない!と言い張ることにしている) ・もこもこの不思議な色合いの毛糸帽子を購入。あったかいです。むしろあったかすぎて蒸れそうです(笑) ・さて、時間前にギリギリ到着。本日の目当て、ANTHEMですが、昨年が結成20周年という老舗のバンドさんです。 ・メタルというのはあんまり私が聴く曲の範疇にはないのですが、こうしてたまに聴くと楽しい。 ・立っていると自分が音の奔流にさらされているのが全身で判る。振動が耳だけじゃなくて全身に伝わる。これが気持ちよいのでしたv ・そして私はギターの清水さんが結構好きです。弾いているときと、終わって帰るときの照れくさそうな妙に生真面目なぺこりという頭の下げかたの落差がかわいくてv<好青年ぽい。。。 ・そしてボーカルの英三さんがおかし……もとい面白……なんというか目を離せない人なので(笑) ・ものすごく高い声でシャウトし続けで、よくあれが続くなーと思うのですが、MCの喋りがツボに………たまりません(笑) ・「昨日はメンバー他6人で焼き肉を6万円分食ってきたぜ!まつや200食分だぞ!俺の一年分だ!」……って。 ・「そのパワーを今日のお前らにささげるぜー!」って……あの、女6人でも(金さえあれば)6万円分くらいふつーに食うよな、焼き肉?!と考え込む私たち。これは私たちが世間の規格から外れているのか?と悩む間にも、迷言は続く。 ・「こんなかっこいいきょくかいてくれて、あきおくんどうもありがとう(ぺこり)」<妙にときどき礼儀正しい……(あきおくんは清水さんのことだ) ・というか、いま、えいぞーくんぜんぶひらがなでおはなししてたよね?えいぞーくん、40さいといくつかだよね? ・相変わらず英三さんは面白いです………でも今回は名古屋公演の名台詞「心のロン毛を振り回してくれ!」 はありませんでした……多枝さんの日記読んで楽しみにしてたんだけどな(笑) ・なかなか自分じゃ行かない系統のバンドですが、こうやって音に殴られているのを実感するのは楽しい。また機会があったら誘ってねv ■出るまでに少し水割り飲んで、夕食時にうどん食べながらナントカいう芋焼酎をストレートで。あとライブのチケットでジントニック飲んで、帰りにプロントで山崎のハイボール&Dハイ。あと帰ってからトリス(コンビニには小さい瓶はこれしかなかったの……)のお湯割り、ソーダ割りを少々。 ●冲方丁『マルドゥック・ヴェロシティ3』ハヤカワ文庫JA /シリーズ完結です。だいぶこの文体にも慣れてきた。まだ感情を豊かに持ち合わせている頃のボイルドの言動が痛ましくて切ない。そうそう、この事件、確かに『〜スクランブル』の頃にウフコックが言ってたやつだわ……でもボイルドの視点から見ると……くっ(落涙)。ちょっと最初が読みにくいかもしれませんが、『スクランブル』を好きな人にはやっぱり読んでみて欲しい話。イースター博士の変貌も、弱さに裏打ちされた彼の言動が格好いいのです。もとから彼は好きなんだけど、ますます好きになりました。ああ、また続き書いて欲しいなぁ。<早くも贅沢! 11月24日(金) トモロヲさんのサイト「妄想百鬼夜行」をサイト閉鎖につきLinkから削除。お疲れ様でしたv 通りがかった営業部の人が「ねーねー、なんでここの部、書棚にこれ立ってんの」と飲みかけのいいちこをつかんでいた。知らないよ! 吟味の結果、私の前の部署からの流れ品らしい……ああ、こないだの役員の慰労会の残りね……。 どうやら酒が余ったらしいのだが、私がろくに残業せずにとっとと帰ってしまったため、隣のカボチャ主任に預けていったようだ………はい、ああ、私に持って帰れと。はぁ、じゃあ頂きますけど。(電話切る) うちの部にいいちこが届いた理由はわかった。だがしかし。 なんで貴様は、焼酎はキャビネにしまうくせに、他部門から預かったりん議をちゃんとしまえずに机の下に置きっぱなしにするんだ……(ついでに捜索したら共有の資料も発掘<先日はズボンのポケットから部のキャビネの鍵が出てきた)。 殴殺したいところですが、触るのもイヤなので口頭厳重注意で済ませる。もー頼むよ、せめて席替えしたい・・・…。 ■もらったいいちこ。ウーロン茶で割ってみる。ボトルはきちんと拭いてから触ること。 11月23日(木) 今日は秋芳さん、トモロヲさんと渋谷で待ち合わせ。 「喫煙はこんなに肌ダメージを与えます、老化が進みます」というポスターをトイレに貼りながら、なぜか喫煙席が禁煙席の倍もあり、店内にタバコ自販機を置いている不思議なカフェでお茶をしてから(………誘い込んで啓蒙するという作戦なら、いっそ見上げたものだけど)、オーチャードホールへ。綾戸智絵のジャズライブですv ・今日は1階席。オーチャードホールってシアターコクーンより椅子いいよね……(見習ってほしい)。 ・私はクラシックもジャズも「あーなんかこの曲聴いたことあるー」からいつまで経っても成長しない人なのですが、聴くのは好きv ・今日はギターにドラム、ピアノ、ベースとセッション♪しかし綾戸さん、共演者のことものすごいめためたに言うなあ(笑) ・でもかわいい。パタパタと男三人で手をつないで袖に引っ込んでいくのもかわいい(笑) ・私はこの人の喋り、好きなんですよvなんか、パワーくれるし(笑) ・ああ、ゴメンなさい、私にネ●カフェへの伝手があれば、ぜひCMに推薦するところなんだけど……! ・テネシーワルツにルート66と、好きな曲もいろいろやってもらって、気持ちよく頭の奥底をほぐしてもらって帰ってきましたvv ・20歳と20歳と9歳とは思えないあのパワフルっぷり………また行きたいな♪ まだ6時過ぎ、なんかご飯食べて帰ろうというわけで、東急本店斜め前の「ご馳走処 はたごや」へ。 相変わらずお通しが飲み物のあとに出てきたり(笑)、もうちょっとスタッフ(特に厨房…)増やした方がいいのでは、と思わないでもないのですが、料理は美味しいですよ。とにかくゆっくり出てくるので、ゆったり話しながら余裕をもって飲みたいというときにどうぞ、ですけど(笑)。<今日のものとしては、味噌のモツ煮込み、手作りの刺身こんにゃく、鯛のお頭の兜焼き辺りが美味でしたvv ■うちでウィスキーのソーダ割り。あと「はたごや」で焼酎の茜茶割りが何杯かと焼酎のお湯割りなぞ。 11月22日(水) 会社で宝石屋さんにサイズ直しを頼んでいた指輪が届きました。 ツヤ消しのシンプルなプラチナに小さなダイヤを埋め込んだリング。ちょっとひねったラインなのが、手持ちのリングと測ったかのようにぴったりと合うのが気に入って買ったものなのですが(そしてプラチナが値上がりする前のリングなので結構お得な値段)。 ……でもこれ、なんか字入ってるね。なんだこれ。 「Forever」………自分で買った場合って、何がForeverなんだろうね。宝石・ラブ・フォーエバー?(<そのまんま)
■ウィスキーのソーダ割り少し。 ●浅田次郎『草原からの使者 沙高楼綺譚』徳間書店/ 生涯にひとつだけの秘密を語り合う会を描くシリーズの二冊目。ひとつごとに賭博や競馬などいろんなテーマの薀蓄が出てくるのも面白い。語り手が日本語ペラペラのアメリカの軍人という「星条旗よ永遠なれ」は、タイトルからちょっと連想しにくいような内容の話で、つい笑ってしまった。こういう奇想は好きです(笑)。 ●井田真木子+しりあがり寿『いつまでもとれない免許 非情のライセンス』集英社/ 井田真木子といえば大宅賞をとった硬質な文章を書くルポライター……なのですが、こんな愉快な本も出しているようです。私も免許もってないので、教習所に行けば多分こんなもんだろうと思うと、他人事とは思えません(笑)。しかし「四十代を生き抜くために」と免許を必死にとったはずの彼女が、44歳で急逝してしまったことに合掌……久々に『消える十四歳』とか、この人のしっかりとしたルポを読み直してみたい。 11月21日(火) 風邪でゲホゲホと咳き込み、くしゃみが止まらず、本日お休み。 はんてんにくるまり、ご隠居さまよろしくケーブルTVでひたすらイヌネコ番組を観ていたのですが。 ちょうどつけたところに、アメリカの動物警察の番組があって、真剣に見てしまいました。 海外だと警察権限を持つ動物虐待事件専門の捜査官がいるんですね……餌を与えず放置とか、意図的な暴力行為とか、こういったものにはちゃんと禁固刑、罰金刑を含む処罰がある。……いいなぁと思いました。 子どもの頃に、近所に邪険にされているシェットランド・シープドッグがいて、餌は投げ与えられていたようだけれど、つながれっぱなしで痩せてて。それでも飼い主が来ると嬉しそうに尻尾をふる姿に、前を下校時に帰る子どもたちがかわいそうに思って給食のパンなんかをあげてたんだけど………私や近くの子どもたちが不憫がるので親たちが「引き取りたい」って申し出たのに、「うちの犬のことに口出ししないでっ」とキレられて餌もあげられなくなり、そのままなす術もなくしばらくしてその犬を死なせてしまった。 すっごく悔しくてならなかった。 こんな制度があったら、即座に通報するのに。 動物は、ちゃんと老いて死ぬまで育ててあげられないのなら無闇に手を出しちゃいけないし、逆に一度手に抱いたなら、きちんと大事に育てる義務があるというの、当然のことだと思うんだけどな。 血統書とか流行りの種類だからとか、そんなの動物自身には関係ないことなのに。 ところで先日結婚式に出席した高校時代の友人ですが、彼女の家はネコ屋敷です。 台風の日に学校のグラウンドに捨てられていた生後数週間のネコが見捨てられず、週末だけという条件で預かったネコが発端なのですがそのまま手放せなくなり捨て猫を拾い始め、それはそれはすごいことに。あの、今何匹ですか?と訊いたところ、お母様は笑顔で「いまは20匹ねぇ」とほがらかに答えてくださいました……すべて家ネコです。うーん、すごいなぁ(笑)。 ■少しだけ水割り。 ●古処誠二『アンノウン』文春文庫/ 講談社ノベルスで出てた『UNKNOWN』が移籍。改稿されてて、私の大好きだった台詞がちょっと変わってたりと改稿されてました。ちょっと残念。でも朝香ニ尉がより人の痛みをわかる人になった、ってことかもしれません……このまま文藝春秋での続刊を大希望。 ●ジュンパ・ラヒリ、小川高義訳『停電の夜に』新潮文庫/ デビュー作でピューリッツア賞をとったインド系女性作家の短編集。著者近影が美人なので(笑)前から気になっていたのですが。淡々とした何が起きるというほどのこともない短編が大半なのだけれど、それがいい。インド系の人物が現れる話が多いので、その風俗なども興味深い。あとこの字体がいいですね。 11月20日(月) うちの会社に来る職域販売の宝石屋さん1号のなかでも、私とY子先輩が売り上げNo.1と2を競っているわけですが(分割がきくと思うとつい)。 そういうわけで、社内でも割引率が私たちだけ高く、社外の問屋さんにも口きいてもらったりしているのですが。 そんなキラキラ友だちのY子先輩に「友だちのエンゲージリングのオーダーにつきあって、うっかり買っちゃった!」とメールしたら、お返事が返ってきました。 「宝石屋のカウンターに座って手ぶらで帰ったら、私達の名が廃るってもんよ!」 ……Y子先輩かっこいい……。ついていきます。 ちなみに会社の宝石屋さんからは、今週の水曜日、サイズ直してもらった新しいPtリング受け取り予定です。あああ。まだそっち一銭も払ってないし。 ■ちょっとだけウィスキーのソーダ割り。 11月19日(日) 御船さんのエンゲージリングをオーダーするのに、一緒に御徒町に行ってきましたv ……実は彼女の薬指にはもうマリッジリングがあるのですが……すいません、夏に行ければよかったのに私が不調で。。。 私に声をかけていただいたのは、「知り合いのなかで一番ヒカリモノに気合い入ってる人だから」という理由だったそうです(笑)。<夏の下見の産物がこちら。 でも、ダイヤをルースから選んでリング作るというのは、それこそ婚約でもしないとなかなか機会がないものだし(……とりあえず私には予定はない)、こちらも楽しませてもらいました♪ 会社に来てる宝石屋さんに仕入れをしている店を紹介してもらって、ついでにフロアの責任者さんに「便宜を図ってね」と名指しで連絡しておいてもらったのが功を奏し、思ってたよりだいぶん引いてもらえました。<なにせ他のスタッフにはじいて値段出してもらったときと彼に試算してもらったときでは、定価7万弱のパライバ使ったリングで1万円以上安かったものね……ありがとうTさん。 さてさて、本日はパライバトルマリンを見ている場合ではなく。ダイヤですよ、ダイヤ。 最初に気に入ったデザインのを選んで、予算を伝えてダイヤを選ぶわけですが……ダイヤの4Cのうち、まずカラットがこれくらいと伝えて原石を持ってきてもらいます。……ん。なんか割り引いてはじいてもらったら、もう少しグレードあげても予算内じゃない?? というわけで、カラットあげてみたけど、御船さんのほっそりした指だとちょっと大きすぎてバランスが悪かったりして、結局クラリティをあげる方向で。最後に選んだ石をルーペで覗かせてもらい、カットが美しい証拠のアローとハートを見ることができましたv<もっとカットのグレードが落ちる石と比べると、バランスの差が歴然 それにしても、ダイヤのカラーが「D」と「E」、そんなに肉眼で見てたいしてわかんないわよねー?という顔をする私たちに、Tさんはにこやかに告げました。 「Dカラーというのは純水の色、無色透明です。Eカラーというのは、そこにほんの一滴、ウィスキーを垂らした色ですね」 「……………。」 「……………。」 「Dカラーにします………」 飲んだくれの私たちに、測ったかのような的確な例え。なんか別の事項も申し送られてたのか?! オーダーの書類に記入している御船さんを隣に、私はそわそわ。ねぇ、ちょっとカウンター見てきていいかしら?? ここ数年、結構こまごまと買っているので、それなりに種類はもってるのですが、ここに並んでる高い石で私のお小遣いで買えたものといったら、それこそウィスキー一滴くらいの大きさの石なわけで。数百万単位の石は目の保養ですv あ、でもタンザナイトは見たい。いい色のがひとつ欲しくて、このところずっといろんな店で訊いてみるんだけど、最近品薄で値上がりしてるのよねー。 うわ、さすがにいい色だけど、ちょっと72万とか42万とかは出せない………と思ったけど、なんかほどほどの値段もあるね……? 候補は3つあったのですが、ひとつは石は色よかったけどミル打ちのWGの台が気に入らなくてパス。 ふたつめは色はきれいだけどあんまりカットのオーバルが好きじゃないのと、ぶつけて壊しそうな華奢なデザインなのが心配でパス。 さて問題の三つ目。色はちょっと薄めで、タンザナイトの一番の魅力の紫色の揺らぎにはちょっと欠ける。 でもっでもでもっ、この指輪いつ作ったやつよ?!この太いアーム、0.44ctのメレダイヤ、しかもプラチナ!んで10万強!
結局、この立派な台とダイヤに負けてこれを購入。(ちょっと色が写真だと綺麗に出てないけど、本当はもっと澄んだ明るい藍色です) <しっかりン万か割り引いてもらった挙句に「端数の1000円をカットしてくれ」とかさらに無茶を言って見る。ありがとうTさん。 青が美しい石の透明感、とても気に入っております。とにかくだいぶ割り引いてもらったしね(笑)。 でもいつかは紫の美しいタンザナイトも欲しいので、とりあえず500円玉貯金を気長に始めてみることにしました。。。 ■1時間でできるというサイズ直し待ちの間、早くも飲み始める私たち……本日はふらりと入った加賀屋でしたが、ふかふかのシロや味しっかりのスタミナ焼きなどの串物も、煮込みも美味しくいただきました。最後までいい夜でしたv<飲み物は、焼酎お湯割りとかホッピーとかサワーとか日本酒とか生ビールとか、指輪受け取ったあとも約4時間半よく飲みました。。。 11月18日(土) ぐにょり。 夜会巻きが簡単にできる!とかいう髪をまとめるコームを買ったのですが、髪質が悪いのか髪量が多いのか、はたまた単に私が不器用なのか、髪はちっともまとまりません。 癇癪を起こして差し込んでみたら、コームの歯の端っこが曲がりました……すいません、セットアップお願いします……(電話予約)。
本日は、中学高校時代の友人の結婚式なのでした。 彼女は大学病院勤務の歯学博士です。 旦那は(今日はじめて会うのですが)、幼稚舎から大学まで慶応を出て、現在はなぜかドラム講師なのでした……招待客もだいぶ個性的(笑)。<オレンジの髪の人とか。でも、6年越しだとかで、やさしそうで感じのいい旦那さんでしたv
教会はホテルの中のチャペルとかではなく、本当の教会だったので、リング交換前にちゃんと神父さんが聖水で祝福してくれたり、聖書の言葉のあとに講話(?)があったりと、なかなか丁寧でいいお式でした。 しかしにこにことしたやさしそうな神父さまの朴訥としたお話、睡眠時間が二時間強の私には……α波出まくり……かろうじて寝ないですみました(必死)! 披露宴はオテル・ドゥ・ミクニです。レストランウェディング。わーい、料理は期待できますわvv
結婚式の何がイヤって、長々しい招待客の祝辞なわけですが。 今回は旦那がドラマーだけあって、新郎側の祝辞を読む人は邦楽の鼓方さんだとかで。 「スピーチって苦手なんで、演奏します」とちっちゃい打楽器(私にはなんだかわからんかった……)をぽこぽこぽこぽこと演奏してさっと終わられてしまい、新婦側の若い方も「いろいろ考えてきたけど、太鼓で全部ふっとんじゃいましたー」と言ってあっさり終わったので、めずらしいくらいにさくっと終わりました。 ……むしろ、支配人の「本日のお料理の解説」の時間の方が長かった……出席者全員でメニューを前に拝聴(笑)。
クロカンブッシュは従兄ので食べたなぁ。<オタクなら『西洋骨董洋菓子店』でチェック! 私は出席しなかったけど、中国語できる女性の先輩のレストラン挙式は、巨大な桃饅頭に入刀すると小さな桃マンが出てくるというものだったとか。 こういう結婚式のケーキも、個性が出てて楽しいですね。 よくある新郎新婦の過去を編集したビデオもプロの人が友だちにいるらしく、凝ってました……学生時代の新婦の写真の隣に、まだ眉を書いていないすっぴんの私がいて、本当に懐かしくなってみたり。 そんな上品な一次会を経て、二次会は渋谷のライブハウスでした。バンド系の友だちメインという。 のっけから、「乾杯はこの人に!」と指名された人が赤いフンドシ一枚でふらふら出てきて「いやー、めでたい!」とか言ってるのを見て、「新婦のお母様、来てたよね…」と遠い目になってしまう、半端に常識人な私。 ・髪のアレンジだけ変えてウェディングドレスのまま登場する新婦。 ・と思ったら、そのままギター抱えてライブに出させられてた……ギター、弾けたっけ? ・「余興なんだから花嫁自らやんなきゃ!って言われて練習させられたのよ!忙しいのに!」……お疲れ様。かっこよかったよ。 ・端っこの席に座ってたら、私の目の前でベース弾いてた男がやたらぴょんぴょん跳ねてて、ヘンな短パンだなーと思ってたらTシャツでした……跳ねたら脱げるっての。下着はいてないし。<ムダに生ケツ見まくりました……前張りはしていた、と思いたい。。。。<正面からは遭遇していないので(幸いにも)。 ・他にも赤タイツにプロレスラーみたいな赤覆面で乱入した人がドラム叩いてたりな…… ・乾杯のときも赤フンだった人は、よく見たらバンド名をちゃんと染め抜いたフンドシでした。けっこう男前な人なのにねぇ(溜息)。 ・最後に旦那と、一緒に組んでる本当のバンドメンバーで演奏があったのだけど、すっごいいい!ドラム(<要するに友だちの旦那)が格好よくて、インディーズのCD出てるというので思わずAmazonで買ってしまいましたよv ・写真大好きなのでこまめに撮ってたのですが、帰りがけに新婦に見せたら「なんだこりゃ」とバカウケしてました……そうだね、ウェディングドレス姿の新婦と赤フンドシと赤タイツとが一枚の画面のなかで踊り狂ってる写真というのはなかなかないよ(笑) ■ミクニでシャンパンとワインを赤白デザートと飲み、二次会でビールにラムコークジントニックを飲み、私は甘くない酒が飲みたいんじゃ!と友人をバーに連れ込んでラム(<ロンリコ151)を飲み、帰りに渋谷の河内屋で買ったウィスキー(ISLE of SKYE)を飲んでおしまい。 11月17日(金) 今年もボジョレーを飲もう!というわけで、会社の女性6人で神田で飲んできました。 トラットリアJugemuというイタリアンで、一皿ごとの量がもう少しあるといいんだけどなぁ……とは思いますが、お料理は美味しいです。葱にゴダーチーズかけて焼いたやつとか、もちもちのニョッキとかv 去年も同じ店で飲んだのですが、あのときはスタートが女性9人で、あと男性が入れ替わり立ち代り7人来た……(よく席に着けたな)。3本だけ押さえてあったボジョレーが最後には7本だか8本だかになり、時間は日付が変わろうとし、酔っ払って全然違う駅で途中下車してしまう人とか、その日買ったマフラーを翌朝ゴミ捨て場で発見した(しかも車のタイヤ痕満載)女性とか……いろいろありました。私じゃないですよ。<地元駅に着く頃に携帯でアラーム設定してから寝た自分の理性に乾杯☆ 今回は同世代の女性6人だけで…………いろいろあるよねー(溜息)。 仕事の話をし、楽しい話をしたりもしつつ………気がつくと私はまたうとうとしていたらしい。はっ!と時計を見ると11時半を過ぎてます。ちょっと待て、君ら誰も時計見てないのか! 慌てて会計をしながら、歩きながら「はい、今日合計額いくらね?立て替えたのは誰と誰?1時間遅れてきた人に均等割りはダメでしょ、月曜に精算するからね!」とメモをとりはじめた私に、「さっきまで寝てたくせに、はるか(仮名)はいきなり働き出すね」と同期の女の子が呆れてました。 帰巣本能と同じく、精算も本能なんだよ、きっと。<本日も無事にまっすぐ帰宅。 ■ワインを6人で5本……で、私が1本半くらいかなー。今日はあまり飲んでませんが、とにかく寝不足なのです。。。 ●島田荘司『上高地の切り裂きジャック』文春文庫 /すごく久々の御手洗ものです。最後に読んだのはカッパノベルスの『竜臥亭事件』……てことは10年ぶりか?衝動的に買ったのですが、被害者の所持品捜査もしない強行班刑事とか、仕事の状態だけ聞いて「この人、絶対すっごいあやしいー」とか言う弁護士志望の法学部卒業生とか、どこのファンタジーか?という要素満載でした……石岡くん、君がどうしてそんなに犬坊里美が好きなのかわかんないよ。若いからか?(<本気でそれ以外に理由が思いつかん)。表題作は8月の腐乱死体にそんなに半日単位での死亡推定時刻が出せるのか?とかいろいろつっこみどころも多かったですが、昔の御手洗を思い出す「山手の幽霊」の方がまだ面白かったかな。さようなら、また10年後。 11月16日(木) 旅に出たい…………… ●休肝日。 ■冲方丁『マルドゥック・ヴェロシティ2』ハヤカワ文庫JA /三週連続刊行でアタリだなぁと思うのは、先週1を読んだばかりのはずなのに、合間に何冊かはさんだら登場人物が誰がわかんなくなってることが……そりゃ私の記憶力の問題か。話としては面白いんだけど、文体が慣れないー。前の方が読みやすかったです。くすん。 11月15日(水) アホな役員どもに腹を立てつつ、ヤケを起こして大人買い。地元の高島屋でディオールの口紅を買い、ルナソルのコフレ売りきれ?!と逆ギレして限定のアイシャドウコフレの案内を出させ(……やな客)、サンローランのグロスを買ったら「今チークも買うとコフレに出来ます、ほらこんなのがついてきます」という声に負けて購入。そのままショップインでアイライナーとかいろいろ試した結果、家に帰る頃には目元が限りなくタヌキっぽく……… リップはベージュ系、欲しいルナソルコフレはゴールド系アイシャドウ、グロスも金色のキラキラ。冬場はやっぱりキラキラしたものが欲しいよねー☆ ……問題は、その前に買ってたシャドウとパウダーがみんなシルバー系のキラキラだということなのでした………あわねぇ。 コフレの購入は戦略的に。 ■缶チューハイ1本。 11月14日(火) 退社後、文京シビックホールまでせのおさんと津軽三味線聴きに行ってきましたv吉田兄弟です。 ・開演10分前に行ったら、チケットを手元にもっている人の長蛇の列が出来てて、受付の手際の悪さに唖然。何度もここのホール来てるけど、こんなに入場で手間取ったの初めてだよ!数年前の大阪インテックスのサークル入場かと思った(笑)。 ・何年か前に地元の小さいホールで聴いたことがあるのですが、その頃からすると喋りも慣れたなーという印象。 ・私はおにいちゃんが好きです。演奏中も思わず笑みこぼれてしまうというような、すごく楽しそうな顔で弾くのがかわいいv ・演奏の才能の方は私にはよくわかりませんが、作曲は兄はよりクラシックで穏やかな曲、弟は華やかな曲(スペイン大好きらしい……さもありなんという派手な曲も多い)ですね。どっちも好きだけど。 ・津軽という北の楽器で、沖縄で作曲したといういかにも南なメロディを演奏しているのも面白い。 ・今回は和太鼓、尺八、ギター、キーボード、ヴァイオリン、ベース、ドラムが一緒でした………同じ曲を兄が和太鼓+尺八、弟がそれ以外の和風vs洋風でソロを弾くのもライブならでは。個人的には三味線と音が馴染む和風Ver.の方が好きですが。 ・今回、和太鼓をやってた人がよくてvv尺八もちゃんと訊くことあんまりないけど、こうして聴くとよいですわ。 ・しかしちょっとアンプの音量が大きすぎたような……もう少し絞ってもいいのでは? ・あと照明……まともに客席に光が当たるのは勘弁〜。サーチライトじゃないんだから。眩しくて目があけてられません。 ・創作曲が大半だけど、りんご節やじょんがら節などのクラシックな曲も。特にじょんがら節はよかったなー。聴いてると脳の奥の凝り固まってた場所がほぐれていくような、気持ちのいい演奏でした。また聴きに行きたい♪ ■チューハイ2缶。 11月13日(月) 昨日まで売ってたヘレナ・ルビンスタインのコフレが、今日寄ったら売り切れてた……(落涙)。 悲しみのあまり単品買いをした挙句に、まだディオールの口紅(限定色)を買おうとしています。 エスティローダーの12/1のコフレは雪辱戦で買おうかとか、ルナソルもやっぱりいいかなとか、ゲランのこれいい色だけどコフレ限定色なのかーとか。さすがにディオールのプリティチャームは年考えろ、とか。……何か歯止めが壊れてしまったようです。安いコスメばっかり使ってたから、唐突に反動?いろいろ欲しいものがいっぱい。 そのまえに、朝メイクするためにあと10分起きる必要があるのだけれど……。<たいがい時間切れ ■缶チューハイ1本。 11月12日(日) 本日は渋谷のシアターコクーンにて、蜷川演出の『冬のタンゴ』です。 ・渋谷の街には「Peaceful Town SHIBUYA」という紙がそこかしこに……へー……(前を歩いていくまっすぐ立てないにーちゃんの罵声を聞きながら「ぴーすふる……」と呟いてしまう私) ・それはさておき、蜷川、働きすぎです。金が続かんっての。もう70歳超えてるのに、年間7本か8本くらい演出してる… ・今日は堤真一、秋山菜津子、毬谷友子、高橋洋といった辺りの面々が観たくて。<どれも舞台でよく映える、いい役者なのですよ。 ・あと初めて観た役者としては、ヒロインの常盤貴子……美人でした。二階席から見てもかわいいーv……でも台詞まわしはもうちょっとかなー。滑舌がよくないので、台詞がどうもオーバーというかぎこちなさが。大量の台詞をつっかえなかったので、そう聞こえるのは声質の問題もあるんだろうけど。 ・秋山菜津子という女性は、立ち姿がきれいです。冒頭の真っ白なトレンチコート姿とかね。ちょっとけだるげで、でも自分の欲求や意図を通すためには手を汚すこともいとわない、そんな感じの役が格好いい。 ・毬谷友子はいつ出てくるのだろう……と思っていたら、冒頭から出てくるびくびくした冴えない女の子がそうでした……うわ、言われてみるまでわかんなかった。。。 ・堤真一はすんごいヘタレな元俳優の役でした……前半がちょっと話がだるいかも。 ・もっとも、一人の俳優の狂気に周囲がみんな飲み込まれていくという話だから、陽気にはなりようがないか(笑)。彼は朗々とした声の響きが好きv ・同じ脚本家、清水那夫の『幻に心もそぞろ狂おしのわれら将門』では堤・将門とぶつかって一歩も引かない男を演じていて格好よかった段田安則は、またヘタレな男に戻ってました。。。<でもこの芝居のコメディっぽいところを引き受けててよかったけど。 ・高橋洋はいつもいろんな格好で出てくるので、よく芝居で観る割にはしみじみ観ないと誰かよくわからん……が、動きのいい人で、ぴょんぴょんと映画館の座席を飛び越えていく辺りで感嘆。 ・蜷川の芝居は、脇役でもヘタな人がいないからいいわ。しかしたったこれだけのシーンのために明らかに100人くらいキャストがいる……豪華だなぁ。 ・そして相変わらずいい芝居のためなら、客席の迷惑は考えない(笑)。今回もいろいろ降ってきた……ああでも一階席だったら拾って帰りたかったな、あの孔雀の羽。。。 ・やっぱり観に来ると次回作もチケットとりたくなってしまう。その割に働きすぎなので、観る方も大変です、蜷川(苦笑)。 ■休肝日。 11月11日(土) Web拍手押してくださった方、ありがとうございます♪ ……調子悪。 マッサージ受けて予約してた化粧品を受け取った辺りから体調急降下。気持ち悪い。 このところどうも風邪気味だと思っていたら(実は最初は二日酔いだと思っていた<会社で水飲んではトイレで吐いてたとき……)、やっぱり来たかー。今日は歌舞伎座なのになー。 で。演目なんだっけ………? 出先なので演目とか配役がよくわからん。とりあえず電車に揺られて歌舞伎座まで行ってみる。演目見て別にいーや、と思ったら帰って来よう。今日の夜の部は幸い三等B席(※一番安い指定席)だし。 ・看板見て、前半まで観たらいいかなーと思ったので、せのおさんを残して六時で撤退。 ・後半の踊り、菊五郎の「雛助狂乱」はちょっと見たかったけど、そのために幕間30分待つのもねぇ…… ・最後のメインは『河内山宗俊』。これ2、3回観てるし、あんまり好きな話じゃないし、河内山は團十郎だし(笑)。まーいいかと。 ・最初は『鶴亀』……女帝の前で鶴(三津五郎)と亀(福助)が舞うというおめでたい噺であるらしい。 ・女帝は雀右衛門……今いくつだっけ?85歳くらい?(恐ろしい) ・それにしても今月新橋演舞場に出ている息子の芝雀さんがどんどんそっくりになっていくのが怖いです。。。 ・しかし今日の客席うるさいな!久々にB席にしたせいなのか、やたら時間に堂々と遅れてくるのは多いし、おばちゃんたちは声をひそめもせずに喋ってるし……雨の日は危険です。傘持ってるから、2列くらい前のやつならぶん殴れてしまう(<実践しなかった私の理性に乾杯) ・二本目は『良弁杉由来(ろうべんすぎのゆらい) 二月堂』。何度かかかってたんだけど、私がいつも見逃してたやつなので、一度は観てみたいと思っていたもの。 ・鷲にさらわれたのを救われて大僧正にまで出世した子と、子を三十年捜し求めて乞食にまで零落した母親の勘当の……いや違った感動の再会の物語。台詞が時代調なのね……(なんかちょっと予想外だった)。 ・仁左衛門丈は今年いくつだっけ。昭和19年生まれだわ確か……やっぱりきれいです。品のいい大僧正でした。 力尽きて家に帰ると、夕食は近所の鮨屋の上にぎりでした………母……私は具合が悪くて帰ると言ったじゃないか(がっくり)<でも食べたけどね!ウニもイクラもトロも!美味しかったよちくしょー! ■前夜の飲み残しの水割り少し。以上。 ●田中啓文『ハナシがちがう!―笑酔亭梅寿謎解噺』集英社文庫/ グレ倒した挙句によくわからない理由で乱暴者の飲んだくれの落語家に弟子入りさせられてしまった金色トサカ頭の少年が、落語に段々惹かれつつ目指すべき落語とは何かとか悩んだりグルグルしたりしながら、たまに殺人事件とかの謎を解くという話。私のこの著者とのファーストコンタクト『蹴りたい田中』(<茶川賞受賞!って、それ明らかに綿矢●さのパクりネタ)は、本気で蹴りたい内容だったけど(笑)、これは周囲に本気で悪い人がいないのもあって読後感も悪くない。元ネタの落語を知ってたらもっと楽しかったんだろうけどなぁ。残念。 11月10日(金) …………私はいったい前世でどんな悪い行いをしたんだろう。 「そういやはるか(仮名)は本社行ったことあったよな。酒飲みだからちょうどいい、おまえ行け」………ええ部長、私は接待に行けというのなら文句はありません、先様はいい方ですし、ボジョレーヌーボーを飲むパーティー。異論はございませんことよ。 隣のカボチャ主任が一緒でなければ。 これを社外に出すのは、私大変気が進みません。というかあと十万年くらい進化してから来ていただきたい。いくら英語だけはペラペラだとしても。 なんとかしてっ!と上司のSさんに泣きついたら、笑顔で「それは気の毒に!がんばれ!」と力強く励まされてしまいました(<代わってくれるつもりは毛頭ない様子)。 同期の女性陣に「昼に一服盛っとくべき?」とメールしたら「薬はタイミングが間違うと大変なので、監禁の方がいいんじゃない」「死なない程度に突き落とした方が確実では……」というレスが速攻で戻ってきました。 最初からネタということにして、ハリセン持参で行った方がいいのかな………でも欧米人にもハリセンって通じるのかな……。 ■飲みに行こうーと誘われたので会社近所の中華料理屋「万豚記」でだらだらと。ビールとかビールとかビールとかジャスミンハイとかジャスミンハイとか焼酎とか焼酎とか焼酎とか。あ、紹興酒飲んでない。 ●冲方丁『マルドゥック・ヴェロシティ1』ハヤカワ文庫JA /楽しみにしてたシリーズ1作目!なんか文体変わった?スクリプトっぽくて、多分最初からこれだったらちょっと私は手を出しづらかったかも。でも誠実で内面をのぞかせるボイルドと、何よりまだ子どもなウフコックがたまりません!おびえて涙目でぷるぷる震える金色のネズミ!私を殺す気かと思いました!来週の続巻が楽しみv 11月9日(木) 「はるか(仮名)さーん、その配色は遠目に見てもちょっと……」 「あーやっぱりー?私もちょっと作りながら思ったんだよね、元の配色をそのままくっつけたんだけど」 「なんかそれ、『はらぺこあおむし』っぽいよ……」 「あ、それだそれ!私も作りながら『毛虫っぽい』と思ったんだけど、なんだか思い出せなかったの!」 「毛虫はやめようよ、それかわいくないよ……」 社内会議向けに、Excelでうちの部門の将来業績見込みを棒グラフでまとめてた夕方。 分野別に作ってあったグラフ3つを全部くっつけて、総合計で1枚のグラフにしろと言われたのですが、めんどくさいので前任者が作ってたグラフの配色をそのままくっつけてみたの。緑系と青系とオレンジ系の配色でまとめた各グラフを。 我ながらどうかと思ったのですが、通りがかって私のPC画面を見たAちゃんもそう思ったらしい。 「でも『あたしたち、これから蝶になるんだから☆』ってメッセージ込みならその配色も個人的にはありだと思いますけど」 「それいいわAちゃん!よし蝶くっつけちゃえ!確かどっかに……ほら!」 「あ、ちゃんとチョウチョが飛んでる〜」<PC内に持ってた蝶のクリップアートをグラフの最後にくっつけて流線も書いてみた 「たとえ何つっこまれても『だってあたしたち蝶になるんだから☆』ってことで!」 「前提条件つっこまれてもそこに穴があっても『だって蝶だから気にしない☆』」 「見ていて、いつか蝶になるあたしたち☆」 ………昨年作業をしていた前任者への呪いの言葉を飲み込むのにも苦労している最中、個人的にはAちゃん案には大変乗り気だったのですが、これを部長に淡々と説明させるのはかわいそうなので、配色変えて普通のグラフをパワーポイントに貼っときました。 でも勿体ないからチョウチョ付きグラフシートExcelは残してみた。せっかくかわいくできたので。 システム部から「不要なファイルは削除して、サーバークリアランスを」というメールが届いていたっけ。そういえば。 ■休肝日。 11月8日(水) 「うーん、わたし今日は泳ぎに行こうと思ってたんだけどなぁ」 「でもKさん、泳ぐのは一人でもできるけど、きりたんぽ鍋は一人じゃ食べられないよ」 「そうよね!よし行く!」 このところ社内で「いろんな部門の人と友だちになろうキャンペーン」展開中です……いや、私はたいていの人は顔見知りなんだけど、転職してきた人たちもせっかくだから社内で楽しく飲みましょ、という……ああなんだかお見合いおばちゃんみたいになってきた……(自覚はある)。 本日は若手の女の子からリクエストのあった『男鹿半島』のきりたんぽ鍋。本店はBDの友だちと常連ですが、本日は住吉店。だって本店は店長がセクハラするから。あたくしのかわいい後輩を毒牙にかけるわけには!<BDの友だちは蹴り飛ばすなり金とるなり(笑)、自力で対応できる人々だと信頼してるので本店にする。むしろあの店長はもはやネタだし。 が、12人で予約していたのが、急に女の子が2人具合悪くなったので急遽社内を回遊魚のごとくうろうろして誰か捕まえようとする私……結局、捕まえたのは2人とも巣でしたが(<自分の部署)。とは言え、普段あんまり仕事で接点ない人たちとのおしゃべり&料理を楽しんでもらえたようで、幹事は満足です。 「はるか(仮名)さーん、ここの白子ぽん酢、すごい美味しいです〜」 「うん、旨い。でもなんか俺、白子食ってると共食いしてるような気分になるんだよねー」 「え?」 「あれ、Iちゃん、白子しらないの?」 「白子は知ってますよーRさん。でも『共食い』の意味がわかんないです」 「あーえっとねーそれはねーえっと………」 あはは。私は正解を知ってるけど、Iちゃんは知らなかった模様。 15も年下の美人のIちゃんに大きい目でじっと見つめられてRさんは答えが言えなかったようだ………もうちょっとお酒が入ってから自力で答えてください。私は教えてあげない☆<いじわる にぎやかに閉店まで飲んで、なぜか一部は錦糸町の駅に降り立ちました……なんで錦糸町? とにかく居酒屋で日付が変わるギリギリまで飲んで帰宅。一緒に帰ったKくん、起こしてくれてありがとう……またのぼりの最終電車待つところだったわ、危うく。 ■焼酎のボトルを2本……飲んでたのは半分のくらいの面子かなぁ。そのまま隅っこでこっそり日本酒を隣のおじさまと飲み始め、二軒目で何飲んだのかは覚えてません……楽しいお酒はいいお酒☆<ということにしときます。 11月7日(火) 定時でとっとと仕事を蹴り飛ば……もとい、切り上げて退社。 本日は映画です。ケイさん絶賛オススメ中の香港映画『ドラゴン・スクワッド』。 ・都内ですらここ一箇所でしか上映していない映画…… ・しかもスクリーン2って87席……座席間隔も割と広いし、きれいでよかったけど。ただあれ、全席指定でうっかり前の方の席をとってしまうと、今日みたいなめまぐるしいアクションものは頭痛くなりそう……(スクリーンからすごく近い) ・ま、私は後ろの方をとってたのでよかったですけどね。EかF辺りより後ろの方がいいかと思います。 ・ショーン・ユーが出てるんだぁ、ということで観に行ったのですが。 ・私、香港映画にはまってたのは96年から99年くらいかな……あの時期は英語字幕でVCDを観、まだレンタルにも少ない香港映画を総ざらえで借り出し、中華圏直輸入店のポイントカードを更新しまくり、台湾からの留学生と日本語と英語と筆談(<俳優や映画のタイトル)で先月香港公開映画の話をしていた……ので、私が詳しいのは90年代の映画なわけです。 ・なんで、ちっとも最近の人はわからん。香港映画も画面がきれいになっちゃって、おまけに若い俳優はちっともわかんないねぇ、ほんとにお互い年をとったもんだねぇじいさんや。みたいな心境なのですが。 ・そんななか今日観に行った『ドラゴン・スクワッド』ですが……騙されない、騙されないわよ!アメリカ人が出演してようが、出てる役者の顔がすっきりしようが、この画面から漂う九十年代のにおい!私はごまかされなくてよ! ・もー、サモ・ハン・キンポーとサイモン・ヤムが出てるというだけで、私の学生時代に一瞬で逆戻りです! ・わー、マイケル・ビーン久しぶりに見たわ!ハリウッド映画ろくに観ない私には……最後の記憶は『ターミネーター』かな……いやぁあの頃誰があのターミネーターが知事になるだなんて思っただろうか。。。 ・「Gメン'75」に触発されて作った作品であるらしく、丹波哲郎がパンフにコメント寄せてました……合掌。 ・最近の、しかも台湾ともなるとよく知らんので、F4のヴァネス・ウーもまともに観たの初めてかなー。どっかで見た顔だーと思っていたら、若い頃のコハル(陳小春=チャン・シウチョン)に似ているのでした……斜めの角度だと目元とか頬の線が特に。 ・なにしろこの屋台のおっさんの商売を邪魔するチーム結束シーンの大人げなさがたまりません(いかにも昔の香港ぽくて)。 ・しかもサモハンと宿敵のテロリストとの戦いが青龍刀(?)+カンフーなんだもん。。。 ・サモハン、すごいわ……あの巨大な腹と胸は動きになんの妨げにもなってないのね!早い! ・国際警察の狙撃手役のシア・ユイという人が、うちの取引先の人に大変よく似ていて、「リーさんがいる……」と呟いてしまいました<作中でも「大陸人は黙ってな」みたいなことをチンピラに言われてたけど、確かに典型的な顔立ちなのかもー。 ・警察とテロリスト、双方に一人ずついる女優が、黒髪と薄い化粧、きっぱりした顔立ちで、きれいでしたv ・話の展開としてはかなりベタなんですが、それもまた懐かしさをかきたてます(笑)。 ・ただ、字幕はいまいちだった気が………アメリカ人のテロリストがいるのでかなり英語のやりとりも多く、日本語字幕がついてれば(<ここポイント)台詞の聞き取れる私からすると、「なんかもうちょっといい訳があるんじゃないのー?」と思うこともしばしば。 ・広東語はほとんどわかんないんだけどね……せいぜい「知道了(=了解)」とかその程度。しかし名前の呼び方のところでもうちょっと気をつかったら?というところはある。「龍哥」って呼んでるところで字幕は「ロン」になってたり……その前に「俺はおまえより年上なんだから、呼び捨てにするな」って台詞があったのにー。 ・一番納得いかんのは、病院のシーン。サモハン演じるロンはサイモン演じるハン警視の元上司で、かつて強盗との銃撃戦で部下を大量の殉職させて降格されたという経歴の持ち主。それでロンの忠告を受け容れずに作戦を失敗させて瀕死のハンが、定年間近で諦めきっている元上司のロンに「諦めずに闘え」って言うシーン………で、私の耳が間違ってなければ、ハンは「阿頭(アタウ)」って呼んだよね?でも字幕はただ「ロン」なの……ここって彼が「阿頭(=ボス)」って呼ぶことで、ハンとロンの過去のねじれが元に戻ったことを示すシーンだと思うんだけど……ってのを、ただ「ロン」かよ!というわけで、私が広東語わかればもっといろんなことがわかるんだろうになー。残念です。。。 ・あ、そうそう。シネマート六本木のロビーにモデルガンが飾ってありました。国際警察組ではヴァネス・ウーの銃がH&K(ヘッケラー&コック)USP、ショーン・ユーがGLOCK(グロック)18C、ホァン・シェンイーがH&K MP5A5、テロリスト側だとマギーQがH&K PSG-1だそうですよ。<モデルガン提供はここ。 ・なんだか久々に懐かしい香港映画を観た気がします。火薬はなんだか言われているほどではなかったような気がしつつも(もっと派手な爆発の映画はいっぱい観たしなぁ…)、楽しかった♪ ■白角の水割り500ミリペットボトル。おいしくないーといいつつ、つい映画観ながら飲み終える。帰ってから缶チューハイ2本。甘い。 11月6日(月) どうも体調ぶり返したらしく、微熱が出てきたので今日はお休み。急ぎの仕事は全部あげてきたしねー(溜息)。 ご隠居様よろしく延々とケーブルTVでイヌネコ番組を観ていたのですが(結構面白い)、はっと思い出して『徹子の部屋』へ。 歌舞伎の中村勘太郎・七之助兄弟が今日出るって聞いたの覚えてたのですよ! ・5月のコクーン歌舞伎以降、ずっと父子で地方巡業中なので、勘太と七観るの久しぶりー♪ ・14年前、小学校の5年生と3年生のときにも来ているとかで、そのときのVTRがうつったのですが、かわいい。。 ・やたらまじまじと徹子の顔を勘太が観ていると思ったら、叔父の福助と橋之助に「あの髪の毛の中には水晶玉がしまってあるんだぞ」と騙されて「ここに水晶玉が入ってるのかぁ……」と見ていたらしい。かわいいな勘太!というか大人げないな、福助橋之助!(笑)<でも14年前ならこの二人もまだ20代か。。。 ・勘太は全然スポーツしないらしいですよ……あんまり体動かすの好きじゃないらしいですよ……それでどうやったらあんなに体動くんだ!ぴょんぴょん飛べるんだ! ・歌舞伎は父親が夫役とか兄弟で夫婦役とかよくあります……さすがに『曽根崎心中』で父親が恋人の遊女役(75歳くらい)とかいうのはびみょーだなーと思ってたのですが。 ・12月公演は、芝翫と七之助が橋之助を争う配役らしいですよ……祖父と孫息子で叔父を争うのね……誰だこれ配役したの。 ・しかも叔父とかいっても、演目が『お染久松』ってことは、あのヘタレ前髪丁稚役ってことね、橋之助。 ・もっとも『お染久松』ものでは、2005年2月に観た人間国宝5人出演という伝説の舞台を見たからな……一番若い後家で72歳、85歳のお嬢さんと78歳の村娘が74歳の丁稚を争うという。二度と観られない顔ぶれの芝居だと思う。年齢的に。 ・くそぅ、せっかくだから今回のも観たいじゃん!と思ったら、京都南座でした。残念。さすがにそこまでは行かない…… ■少しだけウィスキーの残りを紅茶に垂らして。缶ビール1本。 ●有栖川有栖『乱鴉の島』新潮社/ 火村のシリーズ、4年ぶりの長編らしいです。え、そんなになるっけ?最近時の流れが早くってねぇ……(遠い目)。それはさておき、メモの読み間違いでバカンスのはずが違う島にたどりついてしまうという世にも間抜けな発端による、火村シリーズでは珍しく孤島もの。えーっと………江神さんのシリーズでなくてよかったなぁ、とか(<正直者)。 11月5日(日) メールで「いったいなんのサイトだったっけ?」というアイデンティティの話をした結果、Indexの頁にアンケートを設置してみました。 よかったら押してっていただけるとありがたいです……時々何更新しようかと自分でも考え込むので。 『無間笑』と『シベ超』のおかげで鬱状態に落ち込むのをうっかり逃れてしまった私ですが、やっぱりそのまま入っていた方がよかったんでは………と、買い物の山を見て思う。 スティラでは買おうかと思っていた限定アイシャドウパレットとは全然違うものを買い、エスティローダーでは買おうかどうか迷っていたクリスマスコフレ「メークアップコレクション2006」が完売しているのを見た途端に俄然惜しくなり(キラキラしてないけど、値段対比で今年一番お得な内容だった……)、衝動的に向かいのPAUL&JOEで限定のプレストパウダーセットを予約し、雪辱品でエスティローダーの「グッドアズゴールド2006」を予約するか悩み中…… その前にカウンターごとにベースメークを直されまくってる辺り、もうちょっと真面目に化粧しろって感じ……(とほほ)。 <「化粧を落とした方がお肌がきれいに見えます」って、誉められてんのかけなされてんのか。。。 そして家に帰ると、Amazonで買った『安心して生涯住めるマンション一発判定』という本が届いてました。 どうやら夜中の私は、マンションが欲しかったらしい………… ■ウィスキーボトル半分くらい。 ●井形慶子『仕事と年齢にとらわれないイギリスの常識』新潮文庫/ 異文化エッセイは好きでよく読むのですが、久々に読んでいて不愉快な気持ちに囚われ続けた本。なんていうかイギリスべったりで、日本語でこの文章書いてるあんたのアイデンティティはどこにあんの、という気持ちに襲われます。日本の会社の人事システムにも政治にもうんざりしてるので、指摘されていることを一概に否定はしないけど、これ読むくらいなら梨木香歩のイギリス滞在エッセイ『春になったら苺を摘みに』でも読んだ方が、本の趣旨の違いを差し引いてもよほどいいと思いました。<でも途中で挫折したら負けだと思って読みきったけどね!(何と闘っているのやら) ●東野圭吾『容疑者Xの献身』文藝春秋/ 『探偵ガリレオ』『予知夢』に続く理系ミステリ初の長編。とはいえ今回はトリックは物理系ではないですが。どうも私はこの容疑者Xが好きになれなくてですね、前の短編集の方が面白かった。とはいえ、探偵役の助教授・湯川の友人で理系オンチの刑事・草薙はいい人で、私は大好きです(理数系科目ができないといっていじめられる辺りも他人事でない)。<鑑識の描写が面白そうで借りた北林優『アブラムスの夜―警視庁鑑識課』(徳間書店)があまりの刑事の性格の悪さに挫折しかけてる最中だったので、余計に草薙には癒されます。。。 ●阿川弘之、北杜夫『酔生夢死か、起死回生か。』新潮社/ 毎回対談のたびに鬱で「死ぬ、死ぬ」といい続けている北杜夫との対談のため、最初の回がいきなり「最後の対談」とか銘打たれているのも笑えますが、このでかい字、この内容で本になるんだから、作家ってのはいい商売だなぁ……(図書館で借りたからいいけど、金払ってたら「金返せ!」というところです/笑) 11月4日(土) このところちょっと歌舞伎から足が遠ざかっていたのですが(だって演目が好みじゃなかったんだもん)、久々に新橋演舞場にて『花形歌舞伎』昼の部。今日はせのおさんと一緒。 ・三之助(襲名して名前変わっちゃったけどね<松緑、海老蔵、菊之助)が中心の若手メインの芝居だし、演目も派手で分かりやすいのが多いから、歌舞伎初めてという人ならオススメ。特に昼。 ・『番町皿屋敷』は、お皿を「一枚、二枚……」と数えるお菊さんの怪談を、まったく違った武家社会の身分制度の中で壊れる恋の話として描いた、いかにも明治の新歌舞伎らしい合理性をもった岡本綺堂の代表作。 ・前に二回くらい観たかな……大身の旗本・青山播磨を初役で松緑、腰元ながら主人と恋仲になったものの主の縁談の噂に耐えかねてわざと家宝の皿を割って男の真実を試そうとするお菊を芝雀。 ・年々芝雀さんが父・雀右衛門に似ていくことに、「ひいぃ」と思わないでもない……歌舞伎役者の親子の似方は半端じゃない(そりゃ遺伝+弟子だからね……) ・青山播磨は水野十郎左衛門の白柄組の一員なので、これくらいの若い役者が勢いで演じるのがいいとは思うのですが、ちょっと台詞廻しが時代かかりすぎてたかなぁ……もうちょっとさらりとやった方がいいと思うんだけど。 ・新歌舞伎って結局、近代人の書いた話なんだもん……それを時代ものの台詞廻しで大仰にやっちゃうと、ちょっと違和感。 ・というわけで、前に観た梅玉さんの青山播磨に軍配。若い役者さんではないけど、「皿は砕けた。播磨の一生の恋も破れた」という慟哭に哀感が篭っててよかったですよー。がんばれ、松緑! ・ちなみにこの有名な台詞、勘太郎が書いた歌舞伎の名台詞を紹介する本で↑が挙がってましたが、そのあとで「気の短い殿様ですよねぇ」みたいなことが書いてあって、そういう素直なところが大好きよ、勘太(笑) ・恋人を斬ろうとする殿様を必死で諌める中間が橘太郎さん。必死さが伝わってきて、大変印象よかったですv ・ところで先日、浅田次郎の『お腹召しませ』を読んで、殿様が籠に走って飛び込んで一目散にダッシュで逃げる、という練習をさせられる話があったのですが、今日の芝居で御後室さまがちんまりと籠に乗り込む姿を見て「あれに走って飛び込むのは至難の業だ……」と遥か江戸時代の殿様に同情。 ・二本目の『勧進帳』……む、エビが出ている………(そんなにイヤか)。 ・しかし市川團十郎家の歌舞伎十八番の代表的な演目、まさかこれがダメってことはあるまい……という目算のもと、昼の部を選択。 ・えーと。………………数年前に同世代の松緑が襲名披露公演でやった弁慶の方が巧かった気が……(それでいいのか、次代團十郎!)<すいません、1/3は寝てました(苦笑)。 ・エビ、声にビブラートがかかってるんだよねぇ……時々裏返るし。和事より荒事の方が向いてるけど(というより致命的に和事は向いてないと思う)、もうちょっと声を安定させてくれ。頼む。歌舞伎座通う人間として切実な願いなの。 ・三本目の『弁天娘女男白浪(べんてんむすめめおのしらなみ)』……要するに「白浪五人男」。これが本日の目当て。 ・『勧進帳』で富樫やってた菊之助が女装のチンピラ(弁天小僧)、『皿屋敷』で大身の旗本だった松緑が強請りの片棒をかつぐチンピラ、その旗本に忠義を尽くす橘太郎さんが弁天小僧を殴るお調子者の番頭……こういう配役の妙も歌舞伎の楽しさかも。 ・弁天小僧は何回か観てますが、やっぱりこれはきれいな若手の役者が演じるのがいい。冒頭の番頭の漏らす「美しい……」という言葉、勘三郎が弁天小僧だったときには「…………。」という気持ちに(<腹回りが)。本日のは文句なしに美人さんでしたv ・菊之助も松緑も軽い台詞廻しが上手いので、こういう演目はいいですね。楽しかった。化けの皮がはがれてからの「あー窮屈でたまんねぇやこんなの着せられてよぉ」みたいな辺りからのくだりが楽しい。 ・最後の五人勢揃い、松也くんも出てました……女形が可憐でかわいい子の珍しく立役なのですが(もっとも女形がよく勤める役だけどね)、足が微妙に内股でした(笑)。がんばれ松也くん! ・このところ歌舞伎座の演目がクラシックかつしょっちゅうかかるものばかりで食指が動かなかったんだけど、今日のは久々に楽しかった。12月の歌舞伎座は昼の『芝浜の革財布』(落語ネタ。楽しい)を楽しみに久々に行きます! ■ウーロンハイ2本と、箱根旅行のときの残りの日本酒少し、缶チューハイ1本。 11月3日(金) 多分、このまま行くとまた微熱も出てきたし体調崩すんだろうな……と思っていたのですが。 いやいや、とにかく何がなんでもこれを今日のうちに……!という気合と根性でDVDプレイヤーに電源を入れた結果。 ……………へこむタイミングを逃したらしい。 ・ハリウッドに脚本が売れて主演がマットデイモンとデカプリオという、そんなメジャーに売れるようなまともな脚本が香港映画にあったなんて!(<ひどい言い草)と香港映画迷を震撼させた『無間道(インファナル・アフェア)』シリーズ。 ・……を、とにかく徹底的にパロディにした『無間笑 インファナル・アンフェア』。さすが香港。 ・だいたい本家と一部キャストがかぶってんだもんなぁ……ショーン・ユーを私はこれで見直しました(エリック・ツァンはいまさらなので)。 ・どんなにハンサムだろうがどんなにヒットしようが、捨て身な姿勢を持ち続ける香港の俳優たちが私は大好きです。 ・だいたい本家と同じ場所と同じ音楽で撮影!って……音楽も同じ……?著作権ってないのか?ないのか。香港だし。 ・さすが監督は王晶(バリー・ウォン)、「社訓は『パクれ!』」だと言われてるだけのことは。だいたいリー・リンチェイがツイ・ハーク監督と仲違いして主役を降板するなり、すかさずリンチェイ捕まえて『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ』のパロディ作ったもんな。 ・バカ映画にある程度耐性のある人ならオススメします。よくこんだけ手の込んだくだらねぇバカ映画を撮るよ!というだけでも観る価値あり(ほんとに原作と同じシーン連発……) ・あ、ショーン・ユーがハンサムで本気で格好いい!と思っている人にはおすすめしません。。。<私はこれを真面目に演じる彼を「ある意味」格好いいと思ってますが。 ・結構昔の香港映画ネタが多いので、知ってる人の方が楽しいかな……二丁拳銃&無駄に白鳩乱舞の図に私は大喜びしました。 ・ちなみにこれ、原題は『精装追女仔2004』……昔出た『精装追女仔』という王晶作品の続編……チョウ・ユンファが出ています。。。<これに「無間笑 インファナル・アンフェア」という邦題をつけた日本の配給業者も結構いい性格だ。 ここまで来たら、何がなんでも明日これ全部せのおさんに押し付ける!という決意のもと、次なる1本はマイク水野の『シベリア超特急5』。 ・いやーん、なんでこんなにキャストが無駄に豪華なの?ていうか、主演がなぜに片岡愛之助と進之介?どうして松嶋屋一門がこんなに出てんの?この歌舞伎役者たちはなんで出演? ・中村福助、ものすごいチョイ役でした……しかも若き日の歌右衛門役だったらしい……そうですか(がっくり) ・「制作費700万リーブル!」とありましたが、実は人件費が大半ではないかと観終わってから思いました<日本人大半なのに、それでもリーブル ・映画監督の夢って………史上初って………「万里の長城階段落ち」って………。 ・ものすごく合成くさい万里の長城をすべっていく愛之助を見ながら、「ラブリン……もうちょっと仕事選んで……」と呟いてしまいました。ハンサムなのに。 ・「なんでそんなわざわざ自分を追い込むような選択を…」とメールで溜息をつかれている最中、ガッツ石松のニセモノくさい右腕が拳銃ごと飛んで、自分でも「なんでだろうね…」と思いました。 ・シベ超は前から知ってましたが、マイク水野が実は山下奉文陸軍大将役だということを知ったときには愕然としました……(実は彼には資料代に結構金つっこんだので割と詳しい) ・似てねぇんだよ水野!と言いたいところですが、似てないと言い切れないところにさらに落涙。 ・マイク水野が日本語と見紛う(?)英語を喋ってましたが、山下大将は英語できないんだよ……ドイツ語ならできるけど。とか、いまさらそんな些細なことをつっこんでもしょうがないですかそうですか。 ・だいたい「山下奉文陸軍大将:和製ポワロの異名を持つ名探偵」というキャスト一覧の説明にもどう反応しようかと思ったのですが、日本でその時代にポワロが有名だったとも思えず。ホームズならわかるんだけど。 ・考察の結果、彼が「和製ホームズ」ではなくポワロだった理由は「腹回りに無理があるから」という結論に達しました。 ・もう、どこからつっこんでいいのかわかりませんが、とりあえず上方の役者であまり歌舞伎座で観たことのない進之介はアホっ子だという印象で終わりました。 ・そしてこの映画、ヒロインは実はラブリンだと思う……<襲撃されまくり、誘拐されまくり が、この映画でなにより私がショックだったのは、散々この映画の伝説とも言うべき前評判を聞いてから観たにもかかわらず、思っていたよりインパクト薄かったという事実でした。<90年代の香港バカ映画で鍛えられすぎたらしい…… 谷口さん、貸してくれてありがとう……おかげで月曜日も出勤できそうです……『無間笑』と『シベ超』のおかげで……それを喜んでいいのかどうなのかは微妙だけど。 ■これが飲まずに観てられるか!というわけで、だらだらとウィスキーをボトル半分ほど。 ●阿川弘之『春風落月』講談社/ いろんな本の巻末解説だの葬式の追悼文だの結婚式の仲人紹介まで、これが本になるんだからいい商売だなぁ……と思わんでもないですが、私この人の文章は大好きなので面白く読みました。海軍ものでもエピソード紹介にぷっと吹き出してしまうようなユーモアは、こんなエッセイでも健在。 ●浅田次郎『霧笛荘夜話』角川書店/ このところ浅田次郎ばかり読んでいるのは、図書館で時間がないなか貸出カウンター目の前の棚からひっさらえてきたからです……(「あ行」の棚)。それはさておき、いかにも浅田作品な連作短編集ですが、雰囲気のある港町の古いアパートのたたずまいがいい。 11月2日(木) 思うに。 多分この三週間ほどやたら飲み会のセッティングをして買い物をしまくっていたのは、あれはきっと鬱の反動の躁状態だったような気が。 午後くらいから調子が低下……多分、人間ドックのあとで急激に薬を切った影響が来たんだと思われます。<でも人間ドック…………三週間前だよ………。 「恐竜は脳みそがウメボシくらいの大きさしかないので、足を踏まれてから『痛い』と思うまで3分くらいかかります」@『恐竜のふしぎ』(子どもの頃読んだ) ……恐竜並み……? ■休肝日。 ●浅田次郎『お腹召しませ』中央公論新社 /最初と最後が現代の作者の言葉で語られる時代小説の短編集。最後のはねー夜鷹の方に共感してしまうのでいまいち納得感がないのですが、生真面目で賢い苦労性のお殿様の話とか(資料読んでみたいなぁ!)、ほのぼのしたオチの神隠しだとか、そういったユーモアがいいです。それにあとがきの(物語を楽しむということからしたら蛇足かもしれないけど)真摯な姿勢も。 11月1日(水) まだ休肝日です。医者に切々と説得されたことだし(というか、彼の説得の主眼は「ダイエットしなさい」だったけどね!)。 しかし絶対私の肝臓の数値の悪化は酒のせいじゃないと思うのよね……ガンマは安定してるし! せのおさんのサイトで肝臓の話をしてたら(女もこの年になると、飲んでても健康の話題多いよね<酒一升飲みながら健康語る意味があるかはともかく)、「はるかさんの肝臓がそんなまさか酒に負けるなんてこと、原リョウの単行本が毎年出るようなことがあったとしたってありえない…!! 」とあって爆笑。確かに原センセイ、こないだの新刊のあとがきに「本が出るまでの時間は、早く本が書けるよう練習してました」とあったのはどうなったんですか。。。 ■休肝日。 ●浅田次郎『輪違屋糸里(下)』文藝春秋 /これ読み終えてから出勤しよう!と思ってたら危うく遅刻しかけました……だって浅田作品のクライマックスを通勤電車の中で読みたくないもの。いい出来でした。別にレビュー書こうかな。 |
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