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7月31日(土)

台湾日記の3日目に「台湾版島田荘司の表紙の写真を撮り忘れた」と書いておいたら、町屋社長が「あげる」と送ってくれました。ありがとう社長!写真追加しときました。……改めて見て、失笑。

今日は暑い最中に国立能楽堂まで行ってきました。本日の芝居は、『怪談狂言 耳なし芳一』。先日亡くなった野村万之丞プロデュースの創作狂言。e-plusで半額で出てたので買ったものです。千駄ヶ谷の駅を降りててくてくと歩く。なんだか見覚えのある道だなと思えば、そういえば8年くらい前にここに来たことがあるのを思い出しました。そのときは祖母に連れられて万之丞襲名披露公演に来たのでした。「子ほめ」と「唐人相撲」だっけか。懐かしいなあと思いながら建物を見上げる。その時舞台の上にいた主役と、私の隣に座っていた祖母。今は二人ながらこの世にはいないけれど。

当日到着順に引換券をもらうシステム。受け取ってみたら中正面1列。あら、いい席なんじゃないのこれ?と思ったら、能舞台の四角い
舞台の角から見て正面でした……目の前柱だし!見えないこたないんですが、これで「正面」と言い切る世界はよくわからん………ま、最前列だしね。

狂言自体は異種格闘技戦みたいでとても面白かった。プロデュースの万之丞は、キャストを全部揃えたあと、打ち合わせに入る前に亡くなってしまったのだそうで、あとはメモを頼りに作り上げたのだとか。本職の狂言師さんは一人だけ。しかし
八歳で入水した安徳天皇がデーモン小暮閣下というのはどういう発想なのか。異国語飛び交ってるし。カメルーン出身の役者さんはいるわ京劇俳優は中国語で自己紹介するわ閣下は竹の杖をマイク代わりに英語でシャウトされてるし声楽の和尚さんはご機嫌でイタリア語歌いながら出てくるし……カメルーン語とイタリア語の「敦盛最期」はいったい何がどうなったのか話知っててもちっともわからんかった(笑)。でもね、アンコールが3回もかかった楽しい舞台でした。アフリカのダンスはあるわ京劇の人は宙を回転しながら飛んでるし、大駱駝艦出身の前衛舞踏の人はいるし……<謎の衣装着て踊ってる時があって、何かと思ったら「芳一の耳」役でした……耳だけかい!声楽の男性は好色そうな和尚の役なのですが、声はほんと見事でした……あの朗々と響く般若心経なんか、CD売ってたら買って帰るよあたし。しかしここまで来て芳一/建礼門院役がStudio Life(<前に『トーマの心臓』観ました…)の看板俳優だったことに、微妙に敗北感。

ところで地球は1999年にすでにデーモン小暮閣下に支配されていたのだそうです。知らなかった。

■帰りに生ビール1杯だけ飲みました。あとは焼酎のウーロン割り。
●北村薫『詩歌の待ち伏せ(下)』文藝春秋 /冒頭の短歌を手繰り寄せて調べていく作業は、さながら『六の宮の姫君』を眼前にするよう。ひとつのミステリです。またいろんな言葉が紹介されてますが、一番読んでみたいのは、三回にわたってとりあげられている大川宣純という人の詩集。国会図書館にも入ってないらしいけど。ことさらに悲痛で感傷的な言葉ではないけれど、どこか悲しくなるような詩でした。そういや上巻で少しだけ『桜姫東文章』に触れられてたことがあって、たまたまその日が歌舞伎座に『桜姫』を観に行く日だったので「おや」と思ったのでした……観たあとになって思えばその台詞は桜姫じゃなくて清玄の台詞なのだけど、それでもこれだけ引き出しをたくさん持っている人をすごいと思います。いい本です。

7月30日(金)

「社内向けに説明会することになったから〜。はるか(仮名)、資料作って」
「はーい。んじゃ作っときます。で、それはNさんがやるんですか?」
「いや、はるか(仮名)にやらせよーかと」
「……なんであたしっ!上に主任が二人もいるじゃないですかっ!」
「いやー、
はるか(仮名)は飲み会でばっかり名前を売ってるから。こういうこともやってるってアピールしとこうかと
「………わかりました。私が五時前にも働いてることを証明してくればいいんですねっ?」
ちゃんと働いてるのにーっ!(泣)これから資料読んで作っときます………。

でも今日も飲み会。場所は水道橋の升亀です。ふつーの居酒屋ですが、すごくコストパフォーマンスがいいのです。料理も酒も安くて、Nさんのお気に入り。しかしまだ尻のケガがよろしくありません。どれくらいよろしくないかというと、朝から席を立つたびに「…ぎゃ。」とか声が出るくらい。痛いどす。酒は腫れによくないのです。なので今日は控えめに!控えめに!
一時間後、
「えーっと、じゃあ次は『薩摩の薫』をロックでおねがいします〜」と注文している自分がいた。全然控えてない。だってだって、生ビール2杯飲んで「えーっと次は」って言ってたら、「はるか(仮名)は次これね」って皆が言うんだもん。ケガしてるって言ったのに!<それで「じゃあ次は『利き酒三種セット』でお願いします」と言ったのは自分だ。自己責任。
「で、利き酒って言ったからには、全部銘柄あててみせないとね!」
「……それが当てられるくらいなら、そもそも『利き酒セット』なんか頼んでませんっ!」
「じゃあヒントだけあげよーねー、樽酒と純米と吟醸だから。樽酒はわかるでしょ、木の匂いがするからさ」
……私は全部あててみせました。で、そういう意地悪を言うAさんには一時間後、「さーてどれが樽酒でしょー、わかりますよね木の匂いがするから!シャッフルシャッフル〜さてどれが樽酒でしょー♪」とおかえしをしときました。Aさんは全滅でした。ぶぶー。

■生ビール2杯と日本酒利き酒セット。<八海山と男山と樽酒。あとは焼酎を何種類か。前日に朝日新聞で「奄美の黒糖焼酎、人気で島内でも品薄に」という記事を読んでて出てきた「島千鳥の詩」というのを「それ!」と指名したら最後の1杯でした。490円也。やっぱ安いよここの店……酒の揃えもいいし、量もすばらしいです。

7月29日(木)

台湾旅日記、やっと3日目を更新しました。1ヶ月過ぎちゃったよ。

………痛い。
昨日、神宮前から帰る途中、歩道橋ですっ転んだのだ。サンダルが脱げて力いっぱい尻もちをついた。で、後ろの段でしたたかに強打したわけです。あいた。
「私が転んだのは、決して、決して酔っ払ったせいではなく、サンダルがすべって脱げたんです!朝もシラフの時にあのサンダルで転びかけたんです!」と精算メールに書き足しておいたら、隣の席のK先輩に「はるか(仮名)のコメントは、言い訳がましくていいねえ」と笑われた。……違うもん!ほんとにストッキングですべったんだもん!酒のせいじゃなくて!……言っとかないと、毎回私と飲み会で「今日は寝なかった」と低レベルな争いをするMさんに勝ち誇られてしまうから。でも昨日は私、最短距離で帰りましたよ、Mさん10時に信濃町出て横浜の家に着いたのが日付変わってたっていうから、今日は私の勝ちです(<超低レベル)。

で、まあこけたのはいいのよ。よくないのはそのあと。
朝起きてみて「……なんかヘンだな」と思って鏡に映してみたら(さわると痛いので)、ぷっくりと腫れていた。そりゃあもう。横からみたら、そこだけでっぱってるんだもん尻が。尻にもこぶってできるのか!?あまりのマヌケな姿に笑うしかなかったが、最初は青かったアザも今では見事な黒アザに。わー漫画で目の周り殴られるとこういう色のクマができるんだよね、というあの色である。……気をつければ座れるんだけど、当分、仰向けになって寝るなんて、夢のまた夢。痛い……

■ちょっとだけウーロンハイ。
●姫野カオルコ『すべての女は痩せすぎである』集英社文庫 /あまりのインパクトのあるタイトルに買ってみたけれど(別にひがみで買ったわけではありません/笑)、文章は確かにこの人らしいが、内容的にはそんなに斬新なわけでもないと思う。が、p.220からの「沖田総司さま」という4頁のエッセイは、確かに新撰組が受ける理由についてのある種の真実をついていておかしい。
●澤地久枝『妻たちの二・二六事件』中央公論社 /第四次「もうちょっと決起将校に愛着を持とうキャンペーン」は、残念ながら二割程度しか成果を上げなかった模様。いや、これでも今までで一番成功しているか……。将校たちの私生活のエピソードが載っているので、やっと中心メンバー以外の顔も少し見えてきたかな。私人としても充分に情愛はあったことは遺書から見てとれるけど、あまりの男の身勝手さに射殺してやりたいような文章も。<決起半月前に結婚したやつとかな!文章が固いようでいてやや情緒過多。古本屋で300円で買った本がこの著者のデビュー作初版だったのでちょっとびっくり。そしてまだこの本が新刊書店でふつーに文庫本で買えることにさらにびっくり………。

7月28日(水)

朝からひどい目にあった。
・バスを1本逃がしたら、いつもより電車が2本遅くなった。最寄駅到着時刻は始業8分前。……遅刻?
・と思っていたら、信号機故障の為、電車が止まりますというアナウンス。これで堂々と遅刻の理由ができた♪
・乗換の路線もない駅で、上下線とも停止したまま30分経過。
・動きだしたと思うと「次の駅の松戸で折り返し運転になります」とのアナウンス。それは聞いてない!
・しょーがないからー快速で上野まで出てー山手線乗り継いでーそこから総武線にーとか思いながら、すごい人の流れの中を快速線ホームまでたどりつく。
・が、乗ろうとしたところで「復旧しました」とのアナウンス。早く言え!
・また人の流れを逆行し、元のホームに戻って乗る。なんだこの「綾瀬方面行き」ってのは。「方面」てなによ。
・乗ったところが「この電車はとりあえず隣の金町駅まで行きますが、先行列車の詰まり具合によって折り返し運転となる可能があります。
どこまで行くかは状況次第です」というアナウンスが。ミステリー・トレインかよ!
・家を出て一時間経過。まだ都内には入れない。
・が、なんとかそのまま電車は会社の最寄り駅まで到着した。1時間遅刻。

もう今日は出勤する気力が萎えたなーとか思い始めたが、いやいや今日は夜が飲み会だから。出勤しなきゃ。飲み会の為に。
本日は「上司にめぐまれない女たちの飲み会 拡大出張版」として、たくさん人を集めてビアガーデンへ。計12人。場所は神宮前の「森のビアガーデン」。ほんとに屋外の土の上にある、夏期だけの期間限定のビアガーデン。結構広いんだけど、なかなか予約が取れないらしい。飲み放題と焼肉食べ放題つけて計4,000円で、雰囲気もあって肉も割と美味しかったし。コンロのプレートだけど、気分はバーベキューで楽しいです。
「で、来といてなんだけど、これはどういう会なの」
あまりに脈絡のなさすぎる面子に、さすがに疑問の声が出る。えーそれは単に、
私たちがステキな管理職と酒を飲みたいがためだけの会……<引っ張り出す為に、その他彼らの部下にあたる若手も呼び出してみたせいで、余計わけがわからなく。……まーいいんだ。楽しかったし。台風接近で危ぶまれた天気も、肉を食べ終えるまではもったので、振り出した途端にジョッキもって屋根の下にダッシュ。よかったよかった。……で、私の酒の噂は一人歩きしていることが判明。こんなに失敗多いのにねー。

■生ジョッキが普通ので少なくとも3杯、黒ビールが1杯、ハーフ&ハーフが3杯、レモンサワー1杯、あと赤ワイン少し。

7月27日(火)

今日も関東は暑いです。
あーあまったくこんな暑い最中に外に並ぶような酔狂な人間の気がしれないね。……と歌舞伎座の前で呟く午後二時半。チケット売り出し時刻まで、あと一時間半……(二十番目)。飲んだビールも毛穴から蒸発するってこれ。

だって他の人たちが「ここで四日休みます」「じゃあこっちで一週間」とか夏休みの競り合いをしてたので、「じゃあ私ここの午後で」って休み申請してみたらうっかり取れちゃったんだもん。昼夜通し公演の七月歌舞伎、もう三等席は全日程平日も前売り残ってないっていうんだもん。でも二等席の為に九千円も出す気にもなれず……並ぶか、一幕見の為に……。

腹ごしらえを「神田まつや」のゴマそばでしつつ、せっかく休みとったので手酌でビール中瓶飲んでたら、相席になった五十代のおじさんたちに「若いおねーさんが昼間っから手酌はいかんよ」と言われ、ついでにそっちが飲んでたビールまでついでもらう破目に。わんこビール状態。世間話ついでに「これから二時間屋外で並んで歌舞伎の当日券を取りに行く」と言ったら、心底呆れたらしく、私のビールと蕎麦代まで伝票もってもらえた……儲かった♪<「当日券並ぶんじゃなくて、一等席とってくれるような男を捕まえなくちゃいかん!」と説教されながらだったけど……いいの、私は自助努力で生きていくから(奢ってもらったけど)。………ちなみにここの蕎麦屋では、以前にげしょさんと二人で昼間からお銚子つけて飲んでたら、七十代とおぼしきおじさま方にナンパされました。率高め。むしろ年齢が高め。

自分の頼んだ分とあわせて間違いなく
ビール中瓶2本分は飲んだので水っ腹。その状態でてくてくとニコライ堂へ。ここ、平日の午後1時から4時までしか拝観やってないんだもん。内装が見たくて。日本に唯一のロシア正教の教会ですが、現在のは関東大震災で倒壊したあとに建てられたものだとか。なーんだ日露戦争前に田中義一中佐(のち陸相・首相)とロシアのクロパトキン将軍が来た頃とは建物違うのか(笑)。まあいいです。ステンドグラスがとても色彩がこまかくて綺麗。人の肌の感じとか衣装の色合いの変化とかね。それだけでも見た甲斐あるし。

さて、絶対今のこの汗、主成分がビールだ!と思えるような一時間半の果て(<ほんとはコンビニで幕間に食べるフレッシュ・サンドイッチを買おうかと思っていたけど、外で並んでいる間に
フレッシュでないなにかになりそうな気がして断念)、無事入場。座れた。立ち見じゃなかったし。よかった。

目当てはこないだの土曜に観た『桜姫東文章』の続き。もー清玄、ダメっ子ストーカーっぷりを遺憾なく発揮。姫の小袖の匂いを嗅ぎ、姫の腕に全身ですがりついて離れず、情けなさ全開。刃物持ってるくせに姫に力ずくで負けてるし。しかも殺されてるし。祟ってるし。それも枕元に立つだけだし。実力行使できないし。……ダメっ子だ……。このインテリストーカーのなれの果てと、悪党で伝法で無法なならずものを同一人物が演じるというのがミソなんだけど、近くに座ってたフランス人の観光客らしきおねえさんにそれが伝わったのやら。四階席からで。
最後の『義経千本桜』の四の切はパス……似たようなキャストでもう5回くらい観てるしなあ。写真の静御前の笑也さんは相変わらずほんと綺麗だったし、宙乗りやってたから四階にいたら楽しかったかもしれないけど、いかんせん椅子が悪くてあと1時間半座ってる気力なし。……とりあえず長らく観たかった演目をきれいどころ揃いのキャストで観られて満足v<一幕見席ふたつとっても1,400円だし〜。安上がり。

■昼にビールが中瓶2本分くらい。帰ってから焼酎の烏龍茶割り。
●北方謙三『水滸伝 巻の十四 爪牙の章』集英社 /やっと張清が出てきた〜♪でもほんとに出てきただけなのな……これで108人揃ったのかしら?若い頃みたいにヒマと根性があったら人物辞典作るとこなんだけど、もうその気力もない……誰か作ってないかな(他力本願)。そろそろクライマックスに向かうのかなーと思いつつ、今回の最大の感想は
「……史進!バカな子…!(落涙)」<無謀な闘いで死んだ、とかそういうのでなくほんとにバカなところが泣けてくる……(歌舞伎座前でほんとに泣きたくなった)。
●北村薫『詩歌の待ち伏せ(上)』文藝春秋 /北村薫が詩歌についての思い出をまとめたエッセイ。北村薫ムック本で評価が高かったので買ってみた。思いがけないもの(例えば「ソーダー村の村長さんが…」というのとか)も出てくるし、幅広い。語り口のやさしい(円紫さんに話してもらってるような気分になれます/笑)内容のみならず、字の配置(<好みの紙面)や本文に添えられた植物の精緻なイラストとあわせて読んでいて気持ちのいい本。西條八十の詩集、出てないかな。読んでみたい。2002年に出た本がまだ初版だからそんなに売れてはいないのかもしれないけど、いい本です。下巻も買おうっと。

7月26日(月)

朝に雨が降って、珍しく涼しい一日の始まり。打ち水というのは偉大です。しかし最近の天気は極端でいけません。

上司のNさんがやってきて、「これ1章コピー取ってチーム内回覧にしといて」と言うので本を受け取った。はいはい。付箋つけてまわしときます。
渡された本は、
なぎら健壱の『東京居酒屋周遊記』でした。次はここに行くんですね……確かにここの煮込みは美味しいけど。なんで私たち夏なのにおでんとか煮込みばかりを追いかけてるんでしょうか……<森下の「山利喜」

ところで今日、財布の中にギザギザのついた十円玉があって、自動販売機に放り込んだら戻ってきた。よくみると、十円だと思っていたそれには「壹圓」と書かれており、裏には
「中華民國七十年」と書かれていました。……どこでこれは私のお財布に紛れ込んだのでしょう……もしかしてお釣として受け取っちゃったのか私。

■休肝日。
●雫井脩介『犯人に告ぐ』双葉社 /買ったことない作家の本。いきなり単行本で買ってみたのは、帯にあった「劇場型捜査の警察小説」という言葉と、推薦が横山秀夫・福井晴敏・伊坂幸太郎だったから。物語の過去編にあたる辺りが(主人公の警察官に感情移入してたので)ちと辛いのですが、割と面白く読めました。が、ウェーブがかかる肩甲骨近くまである長髪の警察官(※ノンキャリ・警視・五十代)って……どうやっても髪型が想像できません。ストーカー系ちゃらいキャリア課長は射殺してよし。事件の解決の辺りのあっさり感はちと気になるが、物語の終盤戦は面白かった。平日に午前三時まで読んだ価値はあり。

7月25日(日)

ごくごく一部(片手で数えられる人数)の間でなぜか発生している需要と供給の輪の中で、謎のノルマが発生しています。
本日の更新は、うっかり私が墓穴を掘った為に発生したノルマ、某Vシネの100SS…<060:轍。
私のサイトを見た学生時代の友人には「あいかわらず職人だね」(あまりのジャンルのばらばらさに)と呆れられました……そ、そうかも。<本日実働1時間弱。

ちょうど今日も夏祭りでした。隣駅にて。バスの中には赤い浴衣の一面に金魚を散らした小さい女の子や、紺のシンプルな柄の甚兵衛を着た男の子などが目立ちます。遠くから風に乗ってお囃子が流れてきたりして。そういやもう子どもは夏休みなんですね……憎い(<人より長い学生生活送ってた癖に何を言う)。
蝉の鳴く声を聴きながら歩いた夕暮れの道、庭にビニールプールが出してあったりするのも懐かしい。子どもの頃は私もやったなあ。そして久々に道にチョークで描かれた落書きを見ました。最近道で遊んでる子ってあまり見ないものね。ネコがいるなあ……キティかなこれ?と思って道を曲がると、何故かそこにはツヤ入りのナスが描かれてました……しかもわざわざ「ナス」と説明が添えられているのについ笑ってしまった。よく描けてるよ、説明なくてもわかるよこれ。

■焼酎の烏龍茶割り。

なんだか私の読書スピードでは、日本史ジャンルをやるのは無理なんじゃないかと思い始める今日この頃……本気で「速読」とかCD買ってきてやるべきなのかしら。

7月24日(土)

7月歌舞伎です。学生時代の友達、AとWちゃんを誘ってお昼の部へ。今月は昼と夜の通しで鶴屋南北の『桜姫東文章』がかかります……玉三郎と、病気休演中の猿之助の門下という組み合わせ。なにせポスターからしてきれいだもんねえ。ほんとは昼夜どっちも見ようと思ってたんだけど、一般売り初日には土日の夜の部三等席は全部売り切れてた……とりあえず昼だけね。
昼の部の最初は「修善寺物語」。昔光文社文庫で本になってたけど、やっぱり絶版になったらしい……岡本綺堂の出世作です。漫画にもなってたけど、やぱり配役が若いときれいですわー。<一番若い人でも三十代後半だけどな!
そして目当ての「桜姫東文章」……玉三郎の美貌に客席から溜息が漏れてます。ああやっぱり夜の部も観たいわっ!この話は、寺の僧・清玄と稚児・白菊が心中しようとして、先に思い切りよく海に飛び込んだ白菊を追おうとしたけど波が怖くて飛び込めなかったというシーンから始まります。
のっけから清玄、ダメっ子です。17年後、桜姫と出会い、彼女が白菊の生まれ変わりと知って破戒僧になって彼女を追いかけるのですが、桜姫は前に家に入った強盗に強姦されて、相手が忘れられなくてそっちと出来てしまい、挙句女郎になるというすごい話……江戸時代の脚本とは思えないくらい清玄のストーカーっぷりがすばらしいです。もうほんとにダメっ子……そしてインテリストーカーは金もなく力もなく、あるのは執念だけなのな…。そして玉三郎の桜姫と段治郎の権助との寺での密通の場面が、そりゃあもうほんとに見てていたたまれないくらいに「濡れ場」でした(お姫様の帯くるくるほどき付)……わーほんとにきれーい。『桜姫』は前から観たかった芝居なのですがなかなか歌舞伎座ではかからなくて……10年くらい前に国立劇場でかかってたのですが、「梅幸が28年ぶりに桜姫を演じる」というのがウリでした……桜姫17歳だよ…?70代のお姫様はあんまり……見たくない……。
最後は右近&猿弥で「三社祭」。踊るは跳ねるは、体力のいりそうな演目です……「あの人たちいくつ?」「余裕で四十超えてる」……歌舞伎の世界は化け物が多いのです。笑也さんだってもう40代後半よ?あの美貌で。

終演後は、先週行った銀座アンティークモールに二人を連れていく。先週私が悩みまくったオパールのブローチは見事Wちゃんのお買い上げとなりました……三人で行くと面白いくらいにつられて互いに買ってしまうのです。危険です。私は先週で学習したので、安い40年くらい前のイアリングで我慢。
最後は銀座インズの中の「遊食彩々 いちにぃさん」にて。蕎麦つゆで頂く豚のしゃぶしゃぶが美味しいお店です…(先週も豚鍋食べてたね私)。日比谷の本店より広いけど、接客はあっちの方が上かなあ……手際はいまいち(ビールより先に料理が出てきちゃったりね。あ、でも焼酎をストレートで頼んだのにロックで来たから文句言ったら、両方くれたのでよしとしよう)。焼酎はグラスで300円台だし、料理のボリュームの割に安いし、いいお店です。あとは黒豚と野菜蒸しがオススメv
ほんとはもう1軒飲みに行きたかったのですが、相当お眠な状態の私に、二人がかりで「今日は帰んなさい!」と説得されてしまったので諦めて帰る。……今日は最寄駅から歩いて帰りましたよ。充実した一日でしたv

■劇場で缶チューハイ1本、生ビールの中を1杯、それに焼酎『桜島』のロック、あと冷やした芋焼酎『石の蔵から』の300ミリ瓶に、泡盛のロックとストレート1杯ずつ。

7月23日(金)

勉強会第1回開催。他の部から理系の後輩を借りてきて教えてもらうという企画なのですが……はいせんせー。このシグマの記号の意味からしてわかりません…っ!
「ちょっと、はるか(仮名)。高校時代には数学の時間ってあったでしょ」
「数学の時間は、
寝てました(きっぱり)」
「数学の時間『ない』って言うかと思ったら、『寝てました』って……」
だって真実だもん。ところで私と女性の先輩の間で発音がわからず
「にょろん」と呼ばれていた記号は「インテグラル」であることが判明。私の数学のできなさを甘く見ちゃいけません。なにしろ全国模試、数学と国語の偏差値差が40を記録したことがあるくらい数学できないんだから…っ!

ところで確率の分野には、ランダム・ウォークという概念があるそうです。サイコロを投げるなどして出る任意の数を足して作る数字の並び……でいいのかしら(あやしい理解)。人が前に進むか後ろに進むかわかんないとか、そんな感じの話でした……
「酔っ払い?」
「あ、そうです。日本語では『酔歩』という訳もあるそうです」
「それは納得いかないなあ。いくらなんでも酔っ払いは後ろには歩かないでしょう」
「えーそんなことはないですよ?こないだ見た酔っ払いはまっすぐのつもりで真横に歩いてましたから、後ろだって……」
「そうだぞ、あちらのセンセーなんか、
柏に帰るつもりで牛久まで行っちゃったりするんだから」
「うっ、牛久には行ったことないもん、それに私はただ座ってるだけなのに、電車が勝手に折り返しちゃうだけで…っ!」
「はるか(仮名)のは
ランダム・トレインなんだねー」(しみじみ)

……ほんとに牛久には行ったことないもん。だって夜は牛久まで走ってる電車ないから。せいぜいここの駅までだもん……(<我孫子駅にて折り返し電車待ち中)。

■勉強会のあとのうちあげで、神田の「尾張屋」へ。おでん屋さんだけど刺身などのサイドメニューも美味しいです……メニューに値段が書いてないのが不安だけど。そこで生ビールと日本酒「底ぬけ」と焼酎「あやかし福助」……この焼酎のラベルがほんとにまた呪いかけそうな福助のうさんくさいラベルで……きっと寝過ごしたのもあの福助の呪いに違いない……。

7月22日(木)

取引先の人がソフトの説明の会議をするというので、一日外出。
……えー。日本語で説明聞いてもこのソフトよくわからんのに。私、お留守番してたいです……いやむしろ二部交替制にしませんか、私
午後6時から行きますから!(<※午後六時からは「Cocktails」と予定表に書いてある)と主張してみたのだけど、上司に「そんな羨ましいことは僕がしたいからダメ」と言われて却下された為、全員朝から参加。ちぇ。
是清。写真の方がかわいい。 しょうがないので、別に楽しみを見つけてみる。
本日の会場、地図をよくよく見ると、隣の公園の名前が「高橋是清記念公園」なのですよ……2/26事件で惨殺された蔵相の。せっかくなので、会議開始前にここ行くことにしよう。
お昼に部署の人と御飯食べながら上司のNさんに「隣が高橋是清の旧邸なんですね」と言ってみたら、「小金井公園に昔の屋敷を復元したのがあるよ」と教えてもらった。2/26で襲われた時の部屋も復元されてるらしい(殺された当時の屋敷自体は、今日来てる公園のとこなんだけど<青山)。ほほー。んじゃそのうち行ってみよっと。

「Nさん、詳しいですね……是清ファンですか?」
「是清ファンって!そんな人いるんですか(笑)」
「………。」
(<ここにいる)

部署の主任二人には笑いとってましたが、朝、是清の銅像の銅像写真撮る為にわざわざ早起きしてデジカメ持ってきた女がここに……かわいいよ是清。ヒゲとか。日露戦争の時に資金調達した人……江戸時代の若い頃、アメリカでホームステイしてて、やけに働かされてるなーと思ったらいつの間にか勝手に奴隷に売り飛ばされてた人……。

■会議の果て、ビールとワインを赤白。その後、部署+他部管理職の人と飲みに行ってウーロンハイが何杯かと泡盛(なんだっけ)のストレートと、昆布焼酎「黄金ナンタラ」をロックで。
7月21日(水)

数学のテキストが全然わからないので、とりあえず丸善へ。数学の参考書なんて買うの、何年ぶりだろ……ええと、15年ぶりくらい?お酒デビューより昔?(<昔過ぎます)
この際、
『サルでもわかる確率統計』くらいの本でもないかしら。略して『サル確』みたいな。「一番わかりやすい」と背表紙にあおりが書いてある参考書を手に取ってみる。あ、字が三色刷りだ……えーとクラスで男と女が列を作る場合……「男の子と女の子、先頭に立つのはどっちでも構わないってのはわかるよね!」……わかるけどこの文章がムカつく…(※代々木ゼミナール発行、高校三年生向けですこれでも一応)。しょうがないので一番シンプルかつ安い(<ここポイント)本を買ってみました。…………えーと久々過ぎて記号の意味からしてわかんないんですけど。なに、このひっくり返ったUの字は。こんな出来だけど、サル、がんばって読むよ。

ところで
『ウサギでもわかる経済学』(PHP文庫)って本、どこ行ったのかしらねえ……<ウサギ以下の脳味噌を証明。

■半泣きの状態で本読みながら、ウーロン割。いや、わかんないのは飲んでるせいではないですよ……。

7月20日(火)



久々の会社です。半日会議室に閉じこもったあと、外に出て昼ごはん…ってっ、暑っ!
今日の最高気温は39.5度だそうですよ、しかも大手町で。毎年恒例の「この夏の猛暑」シリーズでもまず通常は登場しない地名かと……。<普通、こんなビルのど真ん中な地名はあがりませんよね?
会社では「汐留にいろいろ高層ビルを建てすぎて、海風が内陸まで来なくなって気温が上昇している」という説を教えてもらいました……そうかもなあ、ここ2〜3年、異常だもの。
<この子は昨日の本郷散歩中に見かけたイヌ。暑さでいい感じに長くなってたので写真撮らせてもらいましたv

ところでそんな猛暑の今日、ドイツではヒトラー暗殺未遂事件のうち最大のもの(シュタウフェンベルク陸軍大佐の事件)の60周年記念の年なんだそうです……へー。春先そんな本をちらほら読んでたので、ちょっと感心。

■焼酎の烏龍茶割。

7月19日(月)

更新は台湾旅日記ではなく、100SS。それもVシネ。何故だろう(自分でもよくわからん)。<010「トランキライザー」

久々に美容院に行ってきました。いっそのことばっさり切ってやろうかと思いつつ、このてきとーなパーマがかかった頭、ラクなんだよね朝何もしなくていいし。無精さに負けてちょっと短くするだけでまた変更なし。芸がないと思いつつも。
パーマかかりにくい私の頭は長期戦だとわかっているので、本を山と持っていくことにしている。特に家にいるとつい後回しにする本。本日のお題は、上司に「来週までにここまでは読んでくるように」と言い渡された統計の本。……早くも前記でつっかかる。まずこの教授の日本語から添削したい…っ!そして8ページ目で頓挫。明日、丸善で高校生用の参考書買って来なきゃ(泣)。気を取り直して、読みかけのままだった『山下裁判(下)』。昭和27年の本なので、読んでいる最中からぽろぽろと表紙の紙のかけらが落ちてきます。……今私、この明るい店内の中で、ものすごく浮いているよね……。

■母の誕生日祝いに地元のフランス料理を食べに行ったので、そこで白ワインをボトル半分。あとは焼酎のウーロン茶割。

7月18日(日)
カフェ金魚坂というのがあるのです、本郷三丁目に。その名の通り、インテリアは金魚尽くし。老舗の金魚屋さんが始めたカフェだそうです。というわけで、一度はお茶飲んでみたい金魚坂。予定はいかが〜?と声をかけて四人でお茶しに行きました。面子はせのおさん、らんさん、秋芳さんと私。
細い路地を曲がって坂を下っていくと、目指すカフェ発見。お店は何故かスイス風の作りなのですが、外はさすがに金魚の水槽がいっぱい。金魚掬いや鯉釣り(……やたら上手な男の子が5匹くらい釣ってたよ目の前で)なども出来ます。いーなー金魚。きれいだなー。でも私、魚育てるのヘタなんだもの。母からも「絶対買ってくんな」と厳命されてるので、水槽の前に張り付くだけで諦めました。……ひらひら、きれーい。


のっけから入り口の金魚グッズに心を移しつつも、カフェでお茶。静かなスペースに中国茶と美味しいアップルパイ。なのにこの環境の中、私たちの会話は
Vシネと麻雀漫画とムー編集部の心霊写真と山形のUFO基地で占められていました……後ろでお茶飲んでたカップルに本読んでたおにーさん、雰囲気壊してゴメン。「ちょっとこの話題と私はセットにしないでよねっ」と一人で主張していた秋芳さんですが、彼女はその席で熱くリー様(<クリストファー・リー。「ブルース・リーのことですか?」と返されてへこんでいた模様)の魅力を語り、挙句の果てに私たちに勧めてくれた彼の映画のタイトルは『ゾンビ特急地獄行き』だった辺り、まったく同罪です。……でもその映画は観てみたい。ぜひDVD探してくれ。

せっかくだから丸の内線乗って銀座まで出て、最近できたアンティークショップのモール行こうよというのでふらふらとついていく。いろんなショップがあって、専門とか値付けとかも多彩で面白い。おおすげっリアルな金魚の帯留。でも値段が折り合わないんだよねー。結局秋芳さんは浴衣と帯を、せのおさんは色合いの美しい写真を、らんさんはちょっとデザインの面白いシルバーの指輪を、私は………また買いました。パールと18金のリングにパールのパヴェと見せかけたシルバーの細工の面白い指輪……オパールのブローチも値段の割にいい石だったんだけどねえ……うーんでもこれ三つ買うとなー。
「先週のタクシー代より安いじゃん」「もうタクシー代乗らないって決めれば買えるよ」「そうだねーあのタクシー代があればねー」……君らさ、私が一生懸命過去を振り返らないようにしてるんだからさ、あんまりタクシータクシー言わないでくれるかね。傷つくから。

私の長考(ほんとに長い)の果てにすっかり日が暮れたところで、豚肉料理の専門店で夕御飯。私のお気に入りの「やまと」にて。しかしここ、スタッフの反応は二号店の方が本店よりいいと思うぞ。内装の関係かしらんが、とにかく死角が多くて目が届いてないんと違うか?料理は美味しいし、コースは手ごろな値段で食べられるし(鍋が旨い♪)、気に入ってるんだけどねえ………そしてまた店内で大変マイナーな話を続ける私たち。夏コミの前後、関西からの上京組のVシネ現地踏破ツアーにうっかりせのおさんが巻き込まれてます。がんばれー♪……って、あの貴女たち歩くんですか?この猛暑の関東の8月炎天下にアスファルトだらけの道を延々と?宇野さんだいじょうぶなのかなあ、道で倒れたりしないのかな……うーん私かげしょさんが同行してればね、多分倒れてもなんとかなるんだけど。ゴメンあたしら前日夜10時から飲み会なんだよ、多分朝帰りだからそのツアーには同行できないわ。てことは、彼女がうっかり倒れると、細身で小柄ならんさんせのおさんていくさんが担ぐわけですね……(その状況を想像中。何かに似ている)。
「が、がんばれフロドとメリー、ピピン…っ(笑)」(<私。超失礼)
「……ホビット族なんだ!」
「じゃ、宇野さんがレゴラスかなあ」
「で、姐御とげしょさんがアラゴルンとボロミアなの?」<身長的に。
「アラゴルンとボロミア、飲み会なので参加できないんだー(笑)」
「どっちがどっちかわかんないけど」
「え、姐御がボロミアでしょ、
装飾品の数からいって」
「指輪、ひとつじゃ足りなさそうだよね姐御がボロミアじゃ…」
「『もっと光る石がついてる指輪がいい!』とか言うんだよ」

………なんとでも言ってください。両手に指輪はめて借金しょった強欲ボロミアは酒呑んできます。げしょさん、アラゴルン決定だってよ。

神奈川組と別れ、食べ過ぎた分を消化すべく秋芳さんと松戸でカラオケして帰りました。充実充実。あ、今日はちゃんと最寄り駅から歩いて帰りましたわよ、タクシー乗らないで♪

■「やまと」で生ビールの中を3杯と、カラオケボックスでトニックの気配すら感じられないジントニック、あとどこで頼んでも一番無難なウーロンハイ。あと帰ってから焼酎のウーロン割。
●宮部みゆき『東京下町殺人暮色』光文社文庫 /子供が主人公の宮部作品の中では私これかなり好きです。家政婦のハナさんも好き。残念ながら単発で終わっちゃったのですが……つい時間があると引っ張り出すうちの1冊。

7月17日(土)

駅前でやけに浴衣の女の子が多いなと思ったら、今日は地元の駅の夏祭りなのでした。見ていけばよさそうなものだけど、さりとて一人で屋台見てもねえ。つい混まないうちに帰ろうと思ってしまう寂しい自分。

自分が行った店のデータベースを作ろうと今ぺたぺたと作業しているのですが、さすがに2年半分って結構あるね……だんだんめんどくさくなってきたけど、店の名前を忘れるたびに自分の日記からリンクを探すのもいい加減疲れたので。こんなことやってるのは、仕事で読まなきゃいけない本からの逃避です。何このにょろんとした記号……発音の仕方もわかんないよ……?<数学、致命的に理解力が欠如。

■焼酎のウーロン割りを延々と。
●我孫子武丸『腐蝕の街』双葉文庫 /結局『屍蝋の街』を読んだあと自分の部屋から発掘することは諦めて再度買いなおしました……労力と本の値段を比較した結果こっちの方が間違いなく安いと判断された為。だって読みたかったんだもん。Webで見かけたコメントでは我孫子版近未来『新宿鮫』とか言われてましたが、私はこっちの方が好きだわ。
●近藤史恵『天使はモップを持って』実業之日本社ジョイノベル /前に感想書いた本の再読。キリコという探偵役の女の子が好きなので、この作家の中では気に入ってる一冊。よく買うんだけど、読んでてよくめげるんだよなあ…。

7月16日(金)

「あ、すいません私今日の昼は送別会があるんで、接待には行けないんですけど」
「あれ、Aさんの送別会って結局昼になったの?」
「いーえ、ちゃんと夜にやりますよ」
「え、じゃあ昼のは誰の送別会?」
「やっぱりAちゃんのですけど」

来週から休職してイギリスに1年強留学に行くという一年後輩の女の子の送別会でした。が、皆この時期は忙しくて、結局同じ日の昼と夜に面子を変えて送別会を開催することに。しかもどっちも幹事私だし……。とにかく出発前には和食が食べたい!というので昼夜ともにお魚メインで組んでみました。夜は個室狙いで「赤坂 花紋」。鯛めしと巨大マグロかま焼きのコースを取ってみました……でか。本当に両手で抱えるくらいの巨大なかまが出てきて驚いた。目玉がアンズくらいあるんですけどー。ここの店、料理をコースで取るのは初めてだったんですが、まあ悪くないです。飲み放題も別にいい酒は出てこないけど安いしね(2時間1,250円)。大人数の時には個室も多いしよいかも。飲み放題のビールがピッチャーでなく瓶なのもよし(<次に新人と飲む時は「ピッチャーで出てこない店」にしようと固く誓ったばかり)。

で、結局何勉強しに行くんだっけ?なんだか社内では「サッカー留学」とか「ガーデニング」とか「アフガニスタンにボランティアに行く」とかいう話になってたよ……?<正解は「環境マネジメント」らしい。ちゃんと言っといた方がいいよ、「NGOでボランティア」説、かなり社内で有力みたいだから。

今日はタクシー会社に深夜長距離料金を貢ぐこともなく、無事に最寄駅まで電車で帰りましたvおまけに最終バスに間に合ったので、タクシーの初乗り料金さえ払わずに済みましたことよ。えらいえらい。<自画自賛(誰もほめてくれないから…)

■ビールと日本酒とバーボンのロックとウーロンハイ。

7月15日(木)

あんまり喋ったことなかったんだけど、思いのほか大変ノリがいいことが判明した今年の新人の女の子たちと、お昼に食堂で一緒になった。
「昨日、はるか(仮名)さん、あれからちゃんと帰れました?」
「うん、なんとか帰ったよ……」
<交通手段までは問われていないので、嘘ではない。
「楽しかったですね、また飲みに行きましょう♪」
「うん、すごく楽しかった……んだけど、私途中からいまいち記憶があやしいんだよね……」
「えっ、一緒にモーニング娘。歌ったの覚えてます?」
「それは覚えてる……」
「じゃあ『私のグラスがない』って、ピッチャーから飲もうとしたことは?」
「それは覚えてない……というか、むしろ思い出したくなかったな……」

来週、カラオケボックスで撮った記念写真をくれるそうです。うう、やだなー見たいような見たくないような。私、来年三十路なんですが……いい加減オトナになろうよ自分。

一応昨日のは組合行事の一環だったので、往復の交通費が出ます。精算用紙がまわってきたのを見て、思わず
「渋谷〜柏 タクシー 16,160円」と書いてやりたくなったのですが、自粛しました…(※会社と会場までの往復電車代しか払われません)。

■休肝日。
●鹿島茂『子供より古書が大事と思いたい』文春文庫 /挑発的なタイトルの割には案外まともな内容の本でした。が、おかしい。やっぱりおかしい。先日読んだ『衝動買い日記』で「財布」の項に「クレジット・サラ金各社のカードが大量に入ること」という条件をつけていた著者らしい潔い買い物の数々。……私は本は基本的に読めればいいと思っている人なので、ここまでくると気持ちはわかりませんが。コレクターってやつは……。

7月14日(水)

深夜タクシー代脳内データベースを更新しました………以下反省点。

・そりゃ菊名(※銀座から日比谷線に乗ると「菊名まで直通運転」と行き先に書いてある駅)まで行ったら帰れないだろう。
・ていうか、菊名はまだ都内なんだろうか。
・そもそも日比谷線で銀座からって、隣の駅が乗換駅の日比谷……。
・やっとのことで渋谷までは戻れました。
・というわけで、
渋谷駅からの自宅までのタクシー代を脳内インプット。
・かなり本気で「始発で家に帰って、それから出勤できるか」を検討。
・タクシーのドライバーさんは親切でした……でも「えーもう今更帰れないから朝まで遊んでいこうよ」としつこく声をかけてきたサラリーマンは、まったく私の知らない人です同僚ではありません。
・もしかしたら一番の反省点は
「なんだ思ったより安く着くんだな」と思ってしまったことかもしれない…<さすがに5桁は超えたけど。
・大阪の「1万円超えたら割引」というタクシー会社の関東進出を切に望む。
・母に借りたタクシー代をちゃんと返すこと。

えーと今日の飲み会は、組合の若手の懇親会でした……一次会でウィスキー飲みすぎたあとにカラオケボックスで騒いだのが原因でしょうか……。

■ビールとかジントニックとかウィスキーのロックとかなんかいろいろ。

7月13日(火)

打ち合わせ中、毎年英訳を外注してるこの資料、この内容なら、既に英訳があるやつをつなぎ合わせれば作れるんじゃないの?という結論に達した。えーと、ちょっと加工すればできないことはないと思いますが……って、私の仕事なんだそれ……(がっくり)。確かにコストはだいぶ減らせるけどね、と思っていたら、T主任が「はるか(仮名)さん、それを今年の課題目標に入れとけばよかったのにね、「翻訳費用○○円節減」って、ちゃんと数値目標だったのに」……遅いよ。それ先週〆切だもん。ああでもそしたらボーナスに反映されたのかこの作業。ちょっと悲しそうにしていたら、上司に
「じゃあその分、ビールで支給しよう。5本」と言われた。
「ビール………」
私の呟きは「私のボーナスってビール換算されちゃうんだ……」という意味だったのだが、周囲には違ってとられたらしい。
「ビールじゃご不満のようですけど」
「じゃあ、ウォッカで支給しよう。一行でウォッカ1杯」
私のボーナスってウォッカ換算……(以下略)。とりあえずこの仕事でウォッカ1本くらいは稼げそうです。いや、ウォッカが稼げてもなあ……。

■休肝日。
●近藤史恵『南方署強行犯係 狼の寓話』トクマノベルス /近藤史恵の警察小説って珍しいなーと思って買ってみたもの。毎回読んでると「ああまたこっち方向のネタなんだ!」という内容ではありますが、刑事たちの性格が結構よかったので、割と面白く読めました。続き出たら買おっと。

7月12日(月)

「もう帰りますよー?手伝うことありますかー?いいですかー?
エアコン、あと3分で切れますよー?
一緒に仕事してる女性の、最後の一言がダメ押しだったらしく、思わず全員がエクセルを落としてしまう月曜日の午後8時。「なんだ、帰れるんじゃないですか」って、そりゃ明日のことを考えなければ……なんだかわからないまま「飯でも食いに行くか…」と中華料理屋に出かけてみる。
月末に中国出張予定の上司は「マオタイ酒」を飲んだことないとのこと。じゃあ予行練習してみましょうかというわけで頼んでみました。でもそこの店には目当ての酒はなかった為、「汾酒」という65度の酒に予定変更。ま、似たようなものでしょう。
グラスで頼んだのに、何故か紹興酒用の2合くらい入る器がやってくる。……「こんなの頼む人いないから、ついでに押し付けられた」説が有力。せっかくたくさん来たので、全員で味見してみる。普通のマオタイ酒よりちょっと甘いですね、という私の感想は誰にも受け入れられませんでした。ちゃんとメニューにもそう書いてあったのに……。

■生ビールをジョッキで2杯と、「汾酒」の他の人が味見した残り全部。

7月11日(日)

占拠、もとい選挙に行ってきました。いちおーね。夜になって涼しくなると途端に混むようです。むしろ混んでいるのは有権者以外のイキモノのせいな気もします…バギーカーは列並ぶ時はどかそうよ!それにどう見ても君は選挙権貰うまであと17年はかかるから!あとイヌには選挙権ないから!連れて入っちゃダメだから!(<あからさまにイヌの散歩のついでに来てますねおじさん!)

今日発見したグッズ。会社で午後8時以降、暑さで瀕死な私たちに朗報……なのかどうかは疑問なグッズだが、ちゃんと楽天で発売している模様。しかも充電器付セットは完売ですってよ。買うべきか?単三電池で動くというところもナイスだ。備品申請しても、会社の金では買ってくれないだろうなあ……。

■焼酎の烏龍茶割。最近お気に入り。缶で出てる宝焼酎のよりサントリーの缶入りのが旨くて安いのだけど、最近どこ行っても見かけない…自分でサントリーの烏龍茶買ってきて眞露割った方が旨いよ。ということは、烏龍茶の味次第ってことか……?
●椹野道流『禅定の弓 鬼籍通覧』講談社ノベルス /久々にこのシリーズの新刊見たなあ。『きらきらひかる』かと思わせて実は『X-FILE』な割に今回はほんとに『きらきらひかる』でした……しかしちょっと気持ちが報われない事件だわ。私は人間にはよく殺意を抱くが(<前の上司とかね/笑)、動物を虐待したいというのは到底心底理解できない人間なので……が、出てくる主要メンバーが気持ちがまっすぐなのは救いかな。「益者三友」てのはいい言葉だわ。

今日「予約受付中!」とWeb書店から案内が来た。内容的にはちょっと興味ある項目が並んでいるのだが、こんなデスクトップピクチャは金輪際いらんしな……。

7月10日(土)

人間はここまで寝られるのかというくらい、昼近くに起きて、御飯食べて、昼寝をしてました。おともは京極の新刊。顔面に落とすとかなりダメージ大なのが予想されるので、それだけは緊張します。でも内容的には……あまり緊張感のない話……(げふげふ)。

■焼酎のお茶割り→ウィスキーの水割り。夜、母に「鮨屋に行こう」と引っ張り出されたので、生ビール2杯と焼酎のお湯割り2杯。そんなとこ。
●京極夏彦『百器徒然袋―風』講談社ノベルス /映画化の発表にあわせたかのような発売。買ってみました。……語り手が変わったせいなのかな、なんだかたらたらした話だなあと正直なところあまり(以下略)。<関口以下ってどういうことさ。あ、最近待古庵がかわいいと思うようになりました。

7月9日(金)

「はるか(仮名)さんが書いた文章、手直しして数字入れたから、それでOKだったらハンコ押して」
「も、いいです。S主任のこと信じてるんで、ハンコでも何でも押します。書類どれですか」
「ああ、それなら、その数字はT主任が作った会議用の原稿からそのまま引っ張ってきたから、Tさんを信頼して」
「え、私が作った原稿なら、もともとははるか(仮名)さんが書いたディスクロージャー誌用の原稿からひっぱってきたんですけど」
……結局もとはあたしなんかい。いいですよ自分のことは信用してませんからもう一度チェックしますよ…っ(泣)

仕事も互いにループ状態だけど、会話も無限ループ状態。なにせ三回に一回は
「暑い」というところに戻るのだ。
うちの会社は省エネだかなんだか知らんが、午後七時でエアコンが切られ、午後八時には送風も止まる。ついでに転落防止で窓はあんまり開かない。ほとんど密閉状態。背後を人が歩いて通ると
「あ、ちょっと今涼しい風が来た」というくらいの惨状だ。
ああこんなことなら、午後五時の打ち合わせで「次の飲み会の店」などを真剣に相談する暇があったらデータの打ち込みやるんだったわ。だって上司が作ってきた打ち合わせ用メモに「5.その他(次の飲み会)」ってちゃんと項目が入ってたんだもの。しかしあの時、候補に挙がった店が、地ビールの店はともかくとして、あとが
「おでん」「煮込み」「もんじゃ」「焼肉」だったのは、エアコンがあったからだと……午後八時半の私には「ビール」って選択肢しかもはや思いつかなかったもの。

順調に「飲みチーム」への途をたどりつつあるようです。前評判どおり。

■焼酎のお茶割り。あとエビスビール1缶。

7月8日(木)

ヘタレ元上司とのすさむメール争いは、「じゃあ具体的にどの時に苦情が出てたんだ」とのレスを叩き返した私に、
「過去の個々の事象について、何月何日のこのメールと指摘することは、不可能です」と逃げの姿勢を打った挙句、「もう私ははるかさん(仮名)の上司ではなく、はるか(仮名)さんも一人の社会人なのですから、これ以上私が言うべきことではありませんので、何も言いません」という最低な幕切れで終わった。……んじゃ最初から何も言うなよ。

あんまり腹が立ったので、現在ヤツの部下となっている気の毒な女性に転送しといた。あちらもたった一週間でよほど頭に来てるらしい。何したんだか(いや、何もしなさ過ぎてるのか。時間内に私に説教メール書いてるくらいだしな)。バカだねえ、長らく役員秘書を務めてる女性たちをこんなに怒らせるなんて。ちゃんと私の分まで仇は取ってくれるそうなので、期待しましょう☆
しかし社員の半分を女性が占めている会社で、ヒラの女性たちを怒らせ、挙句にその証拠品のメールを残すだなんてほんとバカなやつ……。やつが今読むべき本は、どんなビジネス書よりもまず
『OLたちの<レジスタンス>サラリーマンとOLのパワーゲーム』(小笠原祐子著、中公新書)だと思う。……勧めてあげようかしら。皮肉だと気づけばいいけど。

■焼酎のお茶割り。

7月7日(水)

前のヘタレ上司が、私の書いたメールの文面がなってないと添削を入れてきやがったので、カチンと来て現在すさむメールのやり取り中。
<本人的には「アドバイス」らしいけど
、「照会の性格上、メールの宛先がおかしいと思います。メールの送付先に誤りがないかどうか、○○社に確認をお願いします」と書いたのを「お手数をお掛けしますが、確認をしてくださるようお願いします」に直せ、とかその類。……それが自分の新役職宛のメールだと気づかずにこっちに転送して「回答しといて」と言った挙句に、私に間違いを指摘されて「削除しちゃったからオリジナルを送ってくれ」とか頼んできた人間の台詞かい?ていうか、「お手数」もへったくれも、あんたがしなきゃいけない仕事だろ、元々!

その他もろもろ、あまりの失礼な内容に頭に来たので、さっくり先輩と同期と後輩に転送しといた。今のところ、私の周囲の女性の間では、判定は私の勝ち(<社内メールとしては丁寧な内容で修正の必要性は認められない)。というか部長に転送してやりたいくらいだこの頭の悪いメール。新しい職場での部下の女性に「はるか(仮名)さん、あの人と上手くやっていけてた?
オトナだねー、尊敬しちゃう」と言われていることにまだ気づいてない模様(<ゴメンSさん、私全然上手くやっていけてませんでした)。……まだ異動して一週間なのに。

ま、何といってももう私はやつとは仕事をしなくていい。七夕の日に柏そごうの「織姫神社に奉納するので短冊をご自由にお書き下さい」という笹飾りに
「新しい上司を下さい」とか短冊書いてお願いしなくて済むのだ。<ほんとに節分の日に豆撒いといてよかった。意外に霊験あらたかだ。来年も真面目に撒こう。
しかし先輩の上司へのストレスも相当来ているらしく、
「目ー付いてんのか!デコ広いんだから4つくらい付けとけっちゅーの!」というメールに思わず失笑。じゃーまた飲み会設定しましょうか。というわけで、次回の「上司に恵まれない女たちの飲み会」シリーズは、拡大出張版で「頭がいいor癒し系orハンサムで使える上司特集inビアホール」の予定。……愚痴を言うより前向きにセッティングしてみました。<要するにツテで性格のいい有能な管理職を集めて大人数で飲み会企画中。

■ブラックニッカの水割り→ストレートに移行中。

7月6日(火)

午後8時。部署の外線が鳴ったので今頃誰だよと思いつつ出てみると、違う部署のS部長でした。……Nさん電話です。
この時間に外線じゃ、どっかの店から呼び出しだな。「今日は勘弁してくれ……」と言いながら電話に出たNさんは結局「行ってくるよ…」と立ち上がった。お疲れ様です。では私たちも今日はこれでお先に。
「何言ってんの、T主任も連れてこいって言ってた。『業務命令』だって」「えー、私より余程はるか(仮名)さんが行った方が役に立ちますよ」「役に立つって一体なんのですか」という会話の果てに、「もういいや、全員で行くか…」と4人で行くことにする。結局、本日の面子は、うちの部署から4人と、うちの部長と、最初に電話かけてきた部長の計6人。

「え、でも部長は知ってるはずですよね……明日Nさんが出張だって」
「知ってるはず……」

しかし部長は「え、出張って明日だっけ?」とすっかり忘れてました。前の部の仕事の残りだから。
朝6時27分発の新幹線で出立というのに、前日に飲みに引っ張り出される気の毒な上司。朝9時半に大阪でアポは無理があるよね……。

生ビール、日本酒、ウィスキーと飲んでて、また生ビールに戻ったら「なんでいつの間にそんな酒になってるの」と訊かれ、「え、のど渇いたから…」と答えたら、S部長に「普通はそういうときはウーロン茶飲むよね」とつっこまれました。そ、そう?のど渇いたからこれ、と思ったんだけど……。<でもチェイサー用にと水貰うと「そんなものいらんだろ」とつっこまれるんだから、ふつーにウーロン茶頼んだら絶対なんか言われる。
あと主任には「こないだの部の二次会、ちっちゃいグラス二つ持ってたから『これ何』って訊いたら
『つなぎです』って言ってた」とバラされる。そういう本人も覚えてない記憶をバラさないでください……。
が、今回は部長とちゃんと最寄り駅まで喋って帰ったので、個人的には勝ちです。ああなんてレベルの低い勝利。

■生ビールが2杯と、日本酒が「百寿」と「浦霞」。<本当は「美少年」にしようかと思ったけど、この面子でこれ頼んだら何言われるかわかんないので断念。あと焼酎をロックで、芋と麦を1種類ずつ。
●我孫子武丸『屍蝋の街』双葉文庫 /この作家では一番好きだな。近未来ハードボイルドもの。口の減らない元男娼のシンバが好き。前の『腐蝕の街』が読みたいんだけど、部屋のどっかにはあると思うんだけど、やっぱり本棚には立ってませんでした……あの部屋で探すより、文庫本一冊買った方が断然労力的にお得だという結論に達しかけてます。どうだろう。

7月5日(月)

英語のこと。苦手だ。特に話すのと書くのが苦手。
先月、ロンドンから取引先の人たちが来たとき、ランチに行く前に向こうの女性がトイレに行くというので、こっちの唯一の女性である私が外で待ってたわけですが、出てくるなり彼女が「あれはなんだ、あの音が出る機械。ロンドンにはあんなものはない」と訊くのです。……ああ、「音姫」ね。と思ったのだが、それを私に説明しろと?あっちが何言ってるかはわかるが、どう返事をしたものか。まさか男性の主任を引っ張ってきて通訳しろというわけにも……というわけで、カタコトの英語でなんとかそれがどういうものかを説明し、どうにかあっちにも伝わったらしい。

……ああ、苦労した。という話を職場でしていたら、男性陣から
「そんなものが女性用のトイレにはついているのか」と驚かれた。えっ、存在自体を知らなかったの!?……と思ったが、普通、個人宅のトイレにはそんなものはついてないし、居酒屋等の男女共用トイレにはそんなものまずついてないしだろうし、そもそもが男子トイレの場合は音とか以前にまず視覚の問題だよな……なるほど。互いに相手が違う生き物だということを認識した一瞬でした。

■サントリーチューハイのW搾りの「葡萄ダブル」。寝過ごして半ボケで買った自分に言いたい。これ甘いよ。二度と買ってくるな。……口直しに、かろうじて残っていた焼酎の水割り。
●京極夏彦『百器徒然袋―雨』講談社ノベルス /映画化かーと思い、久々に引っ張り出してみました。ほんとはウブメを読みたかったのですが、例によって見つからないよ私の部屋…。何故かレアージュの『O嬢の物語』とか団鬼六『アナコンダ』、マゾッホ『毛皮のヴィーナス』などばかりが見つかるのでした。いらんての。最近の榎木津は頓狂過ぎていまいち……ウブメの頃の、まだある程度は常識のあった頃の彼が好きでした。映画はどうなるのかな。しかし「釜鳴」はなーちょっとなー。『クィアジャパン』とかそんな本を読んでいた私にはなんだか引っかかる表現が満載……(あまり気に入らない)。

7月4日(日)

勝手に入隊してみました「白薔薇宣言隊」。政治は現在のより一世紀前の方に興味がありますが、いちおー安くない税金払ってる身だからねえ………選挙行かないと。しかしPCは一発目に「占拠」と変換してくれました。いかに私が興味ないかを如実に示しているようです。いかん。しかしキノコ嫌いな人に「シイタケとシメジとエノキダケの中からどれかひとつ選べ」と言ってる程度の選択肢しかないような気がするのですが。この中から選べといわれてもなあ……。

うちの近所でウグイスが鳴いています。毎朝盛んに歌声を聞かせてくれます。しかしあれは初春の鳥ではないのか?ウメにウグイス。ヒマワリにウグイス。なんか変だ。しかしウグイスって渡り鳥じゃないよね?じゃあ夏から冬にかけて、一体彼らは何をしているのか?知っている方がいらしたら、教えてください……そして毎朝高らかに唄っている君は、こんなところで遊んでいていいのかねと電線に向かってつい説教したくなる。だって強烈な違和感なんだもの。

■焼酎のそば茶割りと、チューハイを1缶。

7月3日(土)

珍しく母が「それ私も観たい」と言うので、久々に二人で新国立劇場まで芝居を観に行ってきました。イギリスの劇作家が書いた『請願〜静かな叫び〜』という二人芝居。草笛光子と鈴木瑞穂というとっても渋い顔合わせの、退役した80歳の陸軍大将が、72歳の病身の夫人と核の使用について論争し、そのまま二人の結婚生活の齟齬について論争するという……
「で、あんたがこれを観ようと思ったのは、『陸軍大将』ってとこがポイントなの?」
違いますってば。私は日本軍以外には興味がないと何度言ったらわかるんですか。
「だってあんたってミギ寄りでしょ、軍とか警察とか自衛隊とか好きだし」
私は単に制服フェチかつ階級社会が好きなだけで、むしろ思想的にはヒダリだと何度言ったら理解してくれるんですか母。

そんな母と観てきた芝居ですが、とてもいいお芝居でした。泣ける。対話劇で、台詞がいいし、何より役者二人がよかった。ほぼ設定どおりの実年齢であるらしく、鈴木氏の経歴に「満州から
海軍兵学校、その後京大に」とあるのを見て、「えっ、海軍兵学校って60年前になくなってるんですけど……」と絶句。いくつなんだ。その年齢でこれだけの長台詞。すばらしい。そしてすごく愛嬌がある。威張ってるけど奥さんが具合が悪くなるとすぐオロオロし、奥さんは自分より彼の方が好きなんじゃと元同僚を嫉妬してみたり。かわいい。老人好きにはオススメです。でっぷり出た腹も愛らしく見えてきます(笑)。ほんとによく出来た芝居だったのですが、いかんせん渋すぎたのか、200人くらい入る劇場(満席でした)のうち、多分私が若い方から数えて五指に入ると思う……。

俳優の年齢ゆえか、別にここ幕間なくてもいいんじゃ?というところで場面が変わり、10分間の休憩。なんか飲む?と母が言うのでカウンターにまわってみた。
「スコッチのバランタインをロックでください」……だってだって、彼が奥さんに「お昼前には1杯までってお医者さんに止められたでしょ」などと怒られながらずっと飲んでいたもので、つい………。

終演後、夜の待ち合わせまで1時間半時間があるので、母と別れて昨日行けなかった新宿伊勢丹のバーゲンにダッシュ。激混みです。戦場だ。試着したいと言うと「60人待ちですので、番号札持ってお待ちください」……本当に間に合うのかと思いつつ、なんとか試着室に飛び込み、パンツを何本か選び、さて会計をと思うと「会計の列はあちらです」と指示され、行ってみると
「会計最後尾」というプラカードを持ったおじさんが立っていた………15分待ちでした。やられた。結局10分遅刻しましたすみません。

今日の飲み会は、明日が指輪のオンリーだとかで芳倉さんと銀むくさん、藍里さん、それに秋芳さんとトモロヲさんという面子。場所は私がセッティングしたので、また市ヶ谷の「嘉多蔵」。最近お気に入りなのです。焼酎ラブ。指輪はそういや私、二作目も観てなかったなーと思いつつ、熱く語る人々の会話を拝聴。その間にひっそりとグラスを重ね、だいぶお眠。……本日のオーバーランは三駅でした。また三十分待ち(しかも上り電車最終)。駅員さんに頼んでまた外に出してもらい、コンビニでお買い物……チューハイ。まだ買う気かこの女。

■朝、顔を塗りながら缶ビール1本(木曜に買ったやつ)。昼に劇場の幕間でバランタインのロックと、母が「甘すぎて飲めない」と言ったジントニック。それから「嘉多蔵」で「八海山地ビール」と焼酎「薩摩乃薫」をロックで、それから黒ぢょかで頂くお湯割りを2種類……ってあれ2合入りだったかしら……あとなんかいろいろ(もうよく覚えてない)。

7月2日(金)

私は割と秘書向きな性格をしている、のだそうです。そうかな。そう判定してくれたKさん(今度うちの部署に来た女性)曰く、「あたしは向いてないんだよねー」。
「新人の頃に、先輩宛にかかってきた別部署からの転送電話でね、『……からです』ってのを聞いて『ええっ』って思ったんだけど、しかも先輩がちょっと離れたところにいてね、『電話出られないー誰からー?』っていうから、つい大声で
『ゴジラから電話です』って言っちゃったんだよねー、あとで超怒られた」……正解は「ご自宅から」
しかも部長は「Kはひどいんだよ、前にシステムに電話したときに咄嗟に名前が思い出せなくて『えーっと、ほらあの
パンっぽい人につないで』って言ったら、『パンにつなげってー、Tさんから電話』ってそのままつないでんの!本人に言うなよなー、しかも『パン』で通じてるしさ!」……た、確かにパンっぽいと言われればそうかも……いやむしろアンパンマン似という気もするが。しかしこの場合、ひどいのはTさんなのかKさんなのか。

そんなKさんが、今度からT部長宛の外線を取る予定です。そう決めたのは部長です。自己責任ですからね(私にしとけばよかったのに)。……Kさん、お仕事は有能です。超助かってますv

が、Kさんが来てくれても仕事は終わらない……「あっ、伊勢丹もう閉まっちゃった…」と時計を見て悲しく呟いてたら、隣の席のT主任が「なんか用事あったの?」「バーゲン行こうと思ってたのに」
「ふーん、よかったじゃない、金使わなくて済んで」……そんなポジティブなコメントを期待していたわけではないんですが……。

■水割り少しだけ。

7月1日(木)

今日まで本社に出社、明後日には香港に赴任するというWさんの最後の送別会。何食べたいですか?と訊いたら「寿司」だそうです。というわけで、今日の店は「神田江戸乃家」。創作料理も多い店でした。あぶり寿司が美味。こういう送別会での乾杯は中国語でなんて言うの?と訊いてみたら
「一路平安」だそうです。Von Voyageみたいなものかな?いいね、中国語。漢字の国の言葉はわかりやすいです。Wさんの日本語が聞けなくなるのは寂しいなー。香港まで遊びに行こうかな。フカヒレ奢ってくれるらしいし……(<酒の席での約束だからとっても怪しいが)。

帰り道、ふと目を覚ますと、二駅オーバーランしてました。あらら。しかも次の上り電車は三十分後です。ここで「めんどくさい、タクシーで帰る!」とかうっかり思ってしまうと三千円近くかかることは経験則上把握しているので(私は地元の路線は一駅刻みでタクシー代を知っている)、駅員さんに頼んで出してもらってコンビニにお買い物。……この状況でまだビールを買う女がここに。結局飲まなかったけど。

■ビールと日本酒と焼酎いろいろ。
●鹿島茂『衝動買い日記』中公文庫 /前に『空気げんこつ』というエッセイを読んで面白かったので買ってみました。仏文教授のお買い物エッセイ。いろんな薀蓄を傾けつつ、でも買っているものはくだらなかったりしておかしい。<「毛沢東とスターリンの握手像」という項目でこの本の購入を決断。中村うさぎのより面白かった。しかし「本棚」という項目で、「書評を書いているせいで寄贈本が多い為、
年間二千冊ずつ本が増える」という文章を読んで「ひいぃ」と怯えた(勿論、単行本が大半のはず)。そりゃいくら書庫があったって足りないわ……。