JWOC'99で使用する電子パンチ "Sport Ident"
by Ryohei Toshimitsu


★同じ電子パンチでも、日本で使っているEMIT社のものと異なるようです。
 利光氏の解説を以下に載せます。  形状写真こちら

 Sport-Ident は、現在日本国内で導入が進められている Emit とは異なる形態の
電子パンチシステムです。
  Emit は選手が持つ「板状タグ」を受側の「ユニット」の上に 「乗せはめる」 のに対
し、
Sport-Identは、選手は「ペン状タグ」を「ユニット」の穴に上から「挿し込む」ように
なっています。この「ペン状タグ」は附属ゴムバンドで指に止めるようになってい
て、
人差し指や中指などの先に「突き足す」ように装着します。「ペン状」といっても
実際にはペンより小さく、太さは割った割り箸程度、長さは小指程度です。
練習したい人は短く切った割り箸を指先に固定して、ペットボトルの口より少し小
さい穴に差し込めればOKです。しかし、わざわざ練習しなくても誰でも直ぐに出
来る簡単な動作なので、心配する必要は有りません。こんな事よりも地図読み
練習を頑張りましょう。

 両方使った感じでは、後者の方が、パンチングが容易(Emitだとタグとユニットの
方向が合わない場合、腕や体をひねってパンチするがSport-Identは穴に挿し込
むだけなので方向は関係ない)なので、とくに熟練が必要なものでは有りません。
機会が反応した場合にはランプが点滅するので、ミスパンチの可能性も低くなり
ます。

気をつける点は、
・タグが小さいので無くさないようにする。(レース前)
Emit同様、デフの携帯方法を工夫する。
等です。