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107.ガード物件


石臼

石臼の角石

石臼の角石

地面に埋め込まれている石臼。直径50センチくらいはありそうです。このような、敷地の角付近に置かれている石を『京都おもしろウォッチング』では「角石」と紹介していました。

道路の角を回り込む車の内輪差で、壁や塀が傷つかないように置かれているのでしょう。交差点であることの注意を喚起する意味もあるでしょうね。自然石やブロックが使われているのをよく見ます。

2003年2月/2012年3月 兵庫県姫路市

ポップ系1

ポップ系角石

敷地の鬼門の方角にあった派手な石。家の方の赤白緑と同じ塗料で塗ってもらったんでしょう。色合いからするとイタリア・ドイツ連合軍ですが、実績からしてあまり強くなさそうな……(よそのことは言えませんが)。

まあ、サッカーならどちらも強豪なので大丈夫でしょう。イタリアは波がありますが、それでもワールドカップ優勝4回。一方ドイツはというと、イタリアにはなかなか勝てないものの、近年の大きな試合での勝率はハンパではありませんからね。

2005年3月 京都府福知山市

ポップ系2

ポップ系列石

どこかの解体現場からもらってきたようなコンクリート片に、ポップな彩色の施された石。素材の割に杜撰な感じがないのは、特に下の赤ラインがきっちり引かれているからでしょう。

家の壁や、壁を守る塀をさらに守り、駐車禁止も主張するこのような石の群れはあちこちにあります。『京都おもしろウォッチング』では「列石」や「縁石」と紹介していました。

2006年2月 兵庫県姫路市

レンガ

レンガ列石

これらのレンガは、震災で壊れた酒蔵の一部ではないでしょうか。歩道の側溝の上に置かれているので、車のぶつかり防止というより、駐車禁止の主張でしょう。神戸市東灘区の神戸酒心館にて。

2007年12月 兵庫県神戸市

バケツ

アタゴ風&バケツ列石

敷地内に車止めポールのようなガードを造ったのに、ぶつけられたのか一個所壊れてバケツで代用している気の毒な例。

このような地面から生えている物件は、『超芸術トマソン』では「アタゴタイプ」としていますが、この場合は有用とみなし、トマソン認定は無しとします。

2007年6月 兵庫県高砂市

庭石

庭石列石

列石というにはかなり大きな庭石のような石が、壁のガードをしている例。これだけ置くのも大変そう。(2012年4月3日追加)

2012年4月 大阪府大阪市

参考文献

  • 『超芸術トマソン』 1985年5月10日 赤瀬川原平著 白夜書房
  • 『京都おもしろウォッチング』 1988年9月25日 赤瀬川原平・藤森照信他・路上観察学会編 新潮社とんぼの本

(2012年3月4日作成、2012年4月3日追加)

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