路上観察と琺瑯看板、マンホールのふた
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煙出し櫓2(大阪府富田林市)


煙出し櫓

富田林市富田林町は、もとは一向宗の寺内町でしたが、江戸時代に入り商家が栄るようになりました。国の重要伝統的建造物群保存地区に指定され、豪商として栄えた建物が多く整備・保存されています。これだけの重厚な建物がまとまって残されている地域はずいぶん少なくなったのではないでしょうか。地区内の181棟の建物が伝統的建造物群に特定されていますが、その中には、古い建物らしく煙出し櫓のある建物がいくつもあります。
これは材木商を営んでいた奥谷家住宅。18世紀のもの。


田守家煙出し櫓

木綿商を営んでいた田守家の建物。建築年代は18世紀前半で、地内町に現存する建物の中では2番目に古いものです。富田林町は駅や市役所など街の中心部に近いのですが、昼間は比較的閑散としていました。


木口家煙出し櫓

木口家住宅。18世紀中期の建築のようです。鳥衾(斜め上に突き出した瓦)がにぎやかですね。


木口家煙出し櫓

木口家煙出し櫓アップ。木爪(もっこう)形の虫籠窓とツーショットで。木口家はもとは木綿商を営み、のちに瀬戸物商に転じたのだとか。


煙出し櫓

杉田家住宅を妻側より。鍾馗さんが飾ってあるのが見えます。魔よけの鍾馗さんはこのあたりではそれほど見られませんでした。杉田家はもとは油屋でしたが、現在は「杉田醫院」の看板が掲げられています。住宅の建築年代は18世紀後期頃とのことです。


旧杉山家煙出し櫓

旧杉山家住宅の煙出し櫓。鬼瓦が迫力あります。鬼面の鬼瓦は民家では少ないと思うのですが、富田林町では多く見られました。旧杉山家は17世紀後期より酒造業を営んでいました。現在この建物は国の重要文化財に指定され公開されています。


煙出し櫓

軒下の⌒⌒と空き部分のデザインがいいですね。酒・みりんの醸造を営んでいた佐藤家住宅。19世紀以降の建築。

2005年2月 大阪府富田林市

(2005年2月28日更新)

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