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上下水道 大阪府大阪市5

下水道

集水桝

大阪市下水

大阪市(集水桝?) 殿堂
撮影:2006年9月 大阪府大阪市

民家の玄関先の小蓋。側溝の隣にありました。古いタイプの合流の集水桝でしょう。

大阪市Ⅰ型集水桝 大阪市Ⅱ型集水桝 大阪市Ⅲ型集水桝 大阪市Ⅳ型集水桝

大阪市(集水桝)
撮影:2015年5月/2015年5月/2015年4月/2015年5月 大阪府大阪市

大阪市の集水桝は4種類あるようで、大阪市の工事請負共通仕様書のページの下の方に、蓋の規格一覧が掲載されています。上からⅠ型、Ⅱ型(仕様書に載っているタイプ)、Ⅲ型、Ⅳ型集水桝です。
『大阪市下水道事業誌(第3巻)』によると、Ⅱ型は昭和52年度(1977)制定。道路上に設置されるので、耐荷重を考慮しダクタイル鋳鉄蓋であるとのこと。

Ⅰ型やⅢ型は側溝や暗渠の蓋だと思っていましたが、家庭の汚水がこの下を流れるようで、路面より低い位置にあるⅠ型の中には、臭い対策なのか、ブロックや木などで蓋をされているのも見かけます。

(下)Ⅱ型の蝶番部分違い。撮影:2015年5月。

大阪市Ⅱ型集水桝

区画整理

安住

安住 殿堂
撮影:2015年5月 大阪府大阪市

「安住(あんじゅ)」とは、住之江区の安立(あんりゅう)と住之江一帯のこと。これは暗渠の蓋のように見えました。どれくらい前のものかわかりませんが、このあたりは昭和18年(1943)4月までに大阪市の土地区画整理事業が行われています。サイズは、あらためて計測してみたら古い角蓋と同じ660でした。

神路区整

神路区整文字部分

神路區(区)整 殿堂
撮影:2015年4月 大阪府大阪市

おそらく上下左右に「神路區(区)整」と読むのでしょう。「神路(かみじ)」は東成区の神路のことと思われます。神路地区も昭和14年(1939)8月までに神路土地区画整理事業が行われています。

が、この蓋のあるのは城東区で、昭和18年(1943)3月までに大阪市城東土地区画整理事業の行われた地域。ここにいつからあるかはわかりませんが、蓋自体は昭和10年代前半の古いものではないでしょうか。デザインは安住と同じで、他の区画整理の蓋にもこのような二の字パターンのものがあります。

大宮

大宮文字部分

大宮 殿堂  
撮影:2018年5月 大阪府大阪市

昭和19年1月までに区画整理が行われた、旭区の大宮地区の蓋と思われます。ただ、この蓋のあるのは大宮地区の近隣で、台帳では特殊集水桝の記号があります。

謎の蓋

大阪市下水?

大阪市下水?文字部分

大阪市?(下水?)
撮影:2009年3月 大阪府大阪市

止水付水道メーターの蓋よりも大きい謎の蓋。大阪市の下水道台帳にはこのあたりのデータはありません。区画整理地区からのもらいもの? 文字は上は「大」で下は設でしょうか。大阪なのか私設なのかあるいは別の文字であるのか。

参考文献

  • 『大阪市下水道事業誌(第3巻)』平成2年1月31日 大阪市下水道局
  • 『写真で見る大阪市下水道100年のあゆみ』大阪市下水道局編 1994年11月 大阪市
  • 『マンホールのふた<日本篇>』 林丈二著 1984年3月30日 (株)サイエンティスト社

(2018年7月9日更新)

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