まみっちの

サンタアニタ観戦記

(2000.12.30〜2001.01.03)

その1

2001.1.07記

豊さんが、アメリカへ旅立って約半年。その間何回かの日本への帰国をはさんで
デルマーでは、Longshot Jockyとして勝ち星をあげましたが、その後のサンタアニタ
オークツリー開催、ハリウッド開催は本当に騎乗馬に恵まれず、苦戦中。

豊さんを直接応援に行こう!って決めたのは、8月始めだったのですが、
苦しい状況のなか、このサンタアニタ開催が正念場という豊さんのことばを
聞いて、是非是非この目で、アメリカ競馬、豊さんの置かれている状況を
見てきたいと思いました。それに、遠く離れていても、応援しているファンが
いっぱいいるっていうみんなの思いを表したくて。

いつもTOMOさんが出してくれている、TOMOさんと私の合体横断幕と
ユタカクリークさんのちび幕を持って、出かけてゆきました。

サンタアニタ競馬場の東門です。
なんか小さいでしょう。

2Rの頃に着きましたが、入場する人は
まばらで、開いている窓口も一個でした。
二人で、10ドルを渡して、カチャと回る
入場の機械みたいなのを通って入りました。
慣れてる阪神競馬場の入場門からみると
小さい、狭い!
それにこれじゃ開門ダッシュなんてないな、
できないなって言う感じでした。
これが馬のいない「パドック」
WalkingRingというようです。

それにパドックっていうのは、別の意味で
使われていて
Paddock Room<wagering&refreshments>
つまり人間が馬券を買ったり、飲み物を飲んだり
するところでした。

あつーい日差しの中、のどがかわいたよーって
ダイエットペプシ-ラージを頼んだらえらい大きな
カップでした。でも、ごくごく飲めてしまった。
競馬場に隣接してあるStable(厩舎)から
出走する馬がやってきます。

私たちも通れる普通の道を厩務員さんに
ひかれて、ばらばらとやってきます。

まだ鞍は置かれていません。
ここがSaddling Barn。装鞍所です。

日本でいうパドックのすぐそばで、オープンです。
この前に、何段か階段があってそこに腰掛けて
馬の様子を見ることができます。

鞍を置くまで、くるくると馬が歩かされているので
ここが日本でいうパドックみたいなものでしょう。
何人かのおじさんたちが、馬を見ながら
馬券を検討していました。

だんなさまもここで馬を見るのが気に入ったようです。
上の建物は、1〜6までが左側に
7〜?までが右側にありました。
その真中のところに、JOCKYS' ROOMっていうドアが
あってここから関係者や、騎手が出てきました。

後で、建物の後ろに回って観察しましたが
一つだけドアが開いていてなんかバーカウンターみたい
のがちらっと見えました。
全体としては、とても狭いスペースのようでした。
レース発走20分くらい前になると
今まで行き来できていた柵の一部分が閉められ
Saddling Barnから、WalkingRingに馬が出て行きます。

ほんとうに目の前を馬が通るので、触れそうな感じです。

馬に乗せられる鞍とかの装備は、すごーく簡単。
ごく薄いスポンジみたいなのと鞍。
ゼッケンは、3番のゼッケンなんか擦り切れて破れ目が
見えていたくらいのうすーい布地の番号を書いただけの
ものでした。
日本の馬の装備から見ると、軽そう、質素!
誘導馬です。
普通の服を着た、重そうなおじさんが乗って
出てきました。

日本の場合、誘導馬ってサラブレッドですよね。
でも、サンタアニタでは、サラブレッドじゃないみたい
でした。
だって毛色が違うでしょう?

多分この馬は、パロミノだと思います。
こっちの馬も誘導馬ですが、やっぱり乗ってる
おじさんは普通の普段着って感じのものです。

毛色が二色に分かれた上に、きれいな刈り込みが
入っていて、こっちの馬は、ピントかなって思いました。



パロミノ、ピントは、1500年代にアメリカに持ち込まれた
アンダルシアが起源の馬で、ネイティブアメリカンが
乗っているのを、西部劇などで見られたことがあると
思います。
HOME  馬トップへ 次のページ