2001.04.19

無党派をつくっているのは

24日の自民党総裁選挙に向けて、4氏の討論会や演説会が報道されている。
この選挙は、自民党の密室での人事に対する批判をかわし、7月の参議院選挙に向けての世論を変え
ようとするものだけど、ということは、この選挙はすでに7月の選挙の一環として捉えるべきだ。

ならば、今自民党が候補者の言葉で政策を述べている時に、野党が沈黙していていいのだろうか?
今こそ、国民に対案の政策を提示して、野党に対する支持を勝ち取るべき時じゃないのだろうか?
自民党の政策だけが問われているのではない。 自民党以外の政権の政策を見たいんだ。

でも、今なんか確固たる政策提起がなされている? 
民社党、ぼやぼやしてると、選挙に勝てるとは限らないよ。 みんなが絶望して、政党を選ばなくなって
「今何故か石原慎太郎」っていうのは非常に危険な動きだと思う。
ナチが台頭してきた時のことを検証してみればよい。 ナチは、民主主義を装って、国民の圧倒的支持の
もとに台頭したのだ。

絶望して選挙にいかない国民も自分の持っている権利を放棄して、結局ある方向に消極的であっても
手を貸すことになるのだから、よく考えないといけないと思う。選挙にちゃんと行こうと思う。
しかし、政党もちゃんと政策を提示して、選択されるように戦って欲しい。

民主主義は、多数決ではない。 問題について、ちゃんと討論してお互いの考えを述べ合い、より良い
もの、より真理に近いものを捜そうとする努力とその保証こそが、民主主義なのじゃないだろうか。
自らの論点、論拠を持たないと、だめなんだ。

政策立案能力って、よほど勉強してないとできないのよね。 野党(社会党)がいかに無能だったかを
村山内閣で経験してしまったから、ちゃんとした政策提起がされないと、信じられないのよ。
結局官僚のレクチャーに反論もできず、<長良川河口堰つくらなきゃ>になるような野党ならね。

巨大債務をどう処理し、経済政策をどのようなものにするのか?
医療と介護の問題をどのように行っていくのか?
つまり、経済と福祉について基本的な政策の主張が具体的にだされることが必要だ。
それなしに、政権の座についても、結局国民を失望させて、危険な政権への橋渡しになるのじゃない?
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