2003.02.17

アメリカのイラク侵攻反対   戦争をとめよう!

2月14日の国連安保理事会でイラクへの侵攻を許す新たな決議は論議されることなく
フランスの査察の続行を求める演説に、国連では許されていない拍手が沸きあがったと
いうことだ。 大きな声では経済軍事上の理由でアメリカに「NO」と言えない国々の思い
が現れたようです。その直後のアメリカ-パウエル国務長官の演説には無反応だったと。

ところで、日本のマスコミの報道はいかにももう戦争は避けられないことを前提に戦後の
処理をどうするのかとか論じている。
日本政府は、「国連の動向を見て態度を決める」とものすごい日和見を堂々と口にしなが
ら、一方ではアメリカが出すであろう決議案に賛成してほしいと他の国に働きかけている。
国民を欺き、馬鹿にしている。 賛成でもちゃんとはっきり言うべきだ。
政治家の国民に対する説明責任、政策の決定についての責任が問われる問題だ。

川口外務大臣の態度って「なんで新しい決議が14日に出なかったのよ。日本は参戦した
いのに」と言ってるようで、日本の外務大臣としては全く不適任だと思う。

  ★ イラク攻撃は9・11テロ攻撃とつながっているのか?
  イラク攻撃は反テロ戦争の一環であって、日本においても「対テロ特別措置法」の適応
  で行動できるという人がいる。
 
  9・11はイラクが攻撃をしたのでしょうか?  違います。アメリカ自身がアル・カイーダの
  仕業だといって、犯人グループとして15人の人々の名前を上げています。
  9・11直後この犯人の一人がハンブルグでイラクの諜報員と接触したと報じられましたが
  この情報はアメリカの諜報機関自身によって否定されました。今に至るまで、イラクの関
  与を示す証拠は出されていない。
 
  更に、9・11直後のタンソ菌テロがいかにもイラクの生物兵器の危険さを示しているよう
  に言われている。しかし、あのタンソ菌ってアメリカの捜査で「アメリカ軍の作ったタンソ
  菌」であるとされたんじゃなかった?
  だいいち、タンソ菌をあそこまで精製して、呼吸器に吸い込まれるような細かい粒子にま
  加工できる出来る技術はアメリカにしかないはず。自国内のテロ犯人も捕まえられない
  のに、イラクのせいみたいにいうのは変じゃないか。

  情緒的に9・11-タンソ菌テロ→怖い→そういうことをしそうな国だからやっつけちゃえという
  非論理的展開で独裁国であれ、独立している国を攻撃していいのか?

   イラクは9・11には直接関係があるという証明された証拠はない。 

  ★ アメリカがすでに大軍をイラク周辺に展開しているから、これを引き上げることは
    できない。戦争に突き進むしかないという意見は正しいか?

  確かに今アメリカ軍はペルシャ湾(アラビア湾)を中心に空母を5隻-地中海を含めると7隻
  というアメリカ空母の半数を超える配備を敷き、地上軍の配備も20万人に達しかけている。
  これだけの軍を動かしてしまうと戦争をしないで引き返すことは難しいとNHK解説者が言っ
  ていました。
    変じゃなですか? 引き返すのには確かにお金がかかるでしょう。でも、そのお金のオ
   ーダーは戦争が起こってしまって戦費及び復興にかかるお金よるはるかに低いはず。
   だいいち、そんな理由で殺される兵士もイラク民衆のことを考えてみてください。
   
  軍の勢いで戦争を始めることは、戦争は政治の延長であることを知っている政治家に
  とっては考えられない愚挙でしかありません。
  軍事専門家と称して訳知り顔に言う人の論理はとっても怪しい。

   確かに派遣してもう一度引き返すお金がいるでしょうが、戦争を起こしてしまって
   失うものに比べたら小さいものです。 冷静に全体を見る目と勇気がいるだけです。
 

  ★ イラクは民主主義の国になってイラク国民は喜ぶ?

  アメリカは日本に対する占領統治が成功したからイラクでも可能と思っているのでしょうか。
  日本は日本のほうから宣戦布告して戦争に投入して負けたわけです。
  アメリカが勝手に攻めてきたわけではなかった。負けて占領を受け入れざるを得なかった。
  イラクはフセイン独裁体制だけど、それがいけないのだったらサウジアラビアやクエート、
  UAEなどアラブの王族支配の非民主主義国家はいいわけ? サウジなんて宗教警察まで
  あって変な国みたいだけど。(アメリカはイラクの後サウジにもいちゃもんつけるという人もい
  るけど) 
  アフガニスタンは今、幸せな民主国家ですか?

   どのような国あっても支配態勢を決めるのはその国の国民である。
  
   支配体制と戦う戦いが国内にあってその運動を個人が支援する形はあり得るが、
   他の国が強制的に介入することは侵略以外の何者でもない。 

   ★ フランスやドイツ、ベルギーの戦争反対は戦後の利益のためのポーズにすぎない?

   そうかもしれません。しかし、それぞれの国で国民が強く反対している戦争に
   国民を無視して飛び込むことが政権にとってよい選択でしょうか?
   結局戦争にかかる犠牲、兵士は国民の息子や娘であり、戦費は税金であがなわれる。
   犠牲を負担するものの同意がない戦争はその国にとっての政治的に不利なものになる。

    国ではなく一人一人の人間、国民としての意見を持ってそれにしたがって
    行動しましょう。 評論家じゃなく、自分がどう判断するのかが行動の基準です。

 あきらめないで、 知りましょう! 考えましょう! 自分で考えましょう! 行動しましょう!

   
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