2002.08.14

住民基本台帳に反対です。

8月5日から住民基本台帳が稼動し始めて、それぞれに住民票コードが送付されてきていると思います。
私のところには、6日に早くも着いたのですが、それがコードのお知らせと気づかず、開封してしまいました。
本当はだんなさまは「それはコードのお知らせだから開けないほうがいい」と言っていたのですが、私が
「国民健康保険のお知らせだよ。開けなきゃ」って開けてしまいました。 やっぱりコードでした。

でも、このコードをすんなり受け入れることはできない。反対の意思表示をしなきゃと思いました。
そこで、開封しちゃったからセロテープで封をし直して、市長あてに配達証明つきの書留で返送しました。
以下の手紙を入れて、反対の意思表示をしました。

――――――――おねがい――――――――

国民ひとりひとりに共通番号(住民票コード)をつける
住民基本台帳ネットワークシステムには反対です。
私はこれまでどおりの行政サービスで十分です。

すでに私につけてしまっている住民票コードを抹消してください。

2002年8月○日
             自筆署名

私の住んでいる箕面市は、住基ネットに反対の意思表示をしていません。
でも、大勢の市民が市長や市役所にこういうのは「嫌だ、反対です」って意思表示をすればどうでしょう?
少しは考えてもらえるのではないでしょうか? この行動は一人でもできます。とても大変な行動でもありません。

自分の人権が侵されるかもしれないことに対して、自分自身が考えて行動しないと誰も守ってくれないと
思います。
既存の政党のどこも国民一人一人に行動を呼びかけないのも不思議です。
反対というだけじゃなく、なにか行動の提起をちゃんとしてほしかったです。 でも、今からでもいいと思います。
黙っているより、意思表示をしておくほうがよいと思います。

稼動したら、住基ネットが庁舎内のLANに繋がっていたというところが結構あったようです。この時点で
総務庁の独立した閉鎖した環境というのはすでに破れていたのです。 さらに、だれか公務員がデータを
持ち出そうとすればとても簡単に広域の情報をダウンロードして持ち出せます。どの程度のセキュリティー
が確保されているのか怪しげです。
だって、国防の基本の防衛庁のネット情報が筒抜けになっていたんですものね。

住基ネットは国が国民を管理し尽くす情報の基礎であると同時に、膨大な利権も始まりです。
考えても見て! 全国津々浦々の全ての自治体にコンピューターの端末を入れて、独立(?)ネットで繋いで
これから色々な応用をするのに、ソフトもメンテナンスもいるんです。 どっちにしても私たちの利益が優先される
ものではないでしょう。


住民基本台帳に関しては、反対の立場から
                http://www.kamakuranet.ne.jp/~seki/kb/index.html

                http://www.jj-souko.com/elocalgov/contents/c101.html

                http://www.h-hasegawa.net/kaisei-kihondaityohou.html

住民基本台帳の法律は
                http://www.houko.com/00/01/S42/081.HTM


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