最近PCの調子が悪いのです。 とりあえずほんとに動かなくなったら、とりあえずこちらの掲示板になんか書きます……これが転送できていれば(切実)。 11月30日(日) 今月の歌舞伎の感想を書き損ねたまま月が終わってしまいました……また来月(忘れそう)。 えーと、菊五郎の『盟三五大切』でした。来月の私、忘れないように! 11月29日(土) Web拍手押してくださった方、ありがとうございますv 寝不足のままふらふらと人間ドックの再検査に行き、朝からとっても疲れたり。 昼の芝居までの間がずいぶん時間が開いているので、新しくできた新宿西口のブック1stと東口の紀伊国屋書店で放浪して大量にコミックスだの本を買ってみたり、歌舞伎町にある「つるとんたん」でうどん食べてみたり。 歌舞伎町の「つるとんたん」は、立地が立地だけに、なんか客層がよくないというか……ホストというよりキャッチ崩れが多くてとてもうるさいし。六本木店の方がいいなぁ。うどんはおいしかったけど。ここの大きなキツネ揚げが好き…… ついでにブック1stで買ったのは、以下のとおり。 とりのなん子 「とりぱん 4」 講談社ワイドKCモーニング よしながふみ 「きのう何食べた? 2」 講談社モーニングコミックス 羽海野チカ 「3月のライオン 2」 白泉社ジェッツコミックス 皆川亮二 「ADAMAS 2」 講談社イブニングコミックス オノ・ナツメ 「COOPERS 1」 講談社モーニングコミックス あとは紀伊国屋で文庫本と新書をあわせて5冊かな。ていうか講談社好きだな私。むしろ青年誌好きなのか…… 買った中では「とりぱん」がお気に入りです。あさのあつこ絶賛らしいのですが、何がおきるわけでもない北関東の野鳥にエサをやる日々の日記で、癒されますvv さて、本日のメインの予定は、紀伊国屋ホールにて劇団青年座、マキノノゾミ三部作連続公演のうちのひとつ、『MOTHER 君わらひたまふことなかれ』です。 ・与謝野晶子、鉄幹夫妻を軸に、北原白秋、石川啄木、佐藤春夫、平野萬里、平塚明子(らいてう)、菅野スガ、大杉栄らを描く群像劇。 ・三作品、寺田寅彦をモデルにした『フユヒコ』、ぼっちゃんの世界を元にした『赤シャツ』と、さてどれにしようかと思ったのですが、キャストがこちらが私にとっては一番魅力的だったので。 ・なにせ、与謝野晶子が劇団M.O.P.のキムラ緑子さんに鉄幹を山路和弘さん。どちらも好きなのv ・あと平塚明子役の遠藤好(よしみ)という女優さん、前に新国立劇場で『屋上庭園/動員挿話』に出てた女中の役の人ですね。そう、あの時も山路さんがとっても好演でいいお芝居で、私にしては珍しく2回も観に行ってしまったのでした。 ・マキノノゾミは……うーん、そういや9月に観に行ったシアタークリエの『青猫』もこの人の脚本でしたっけ。面白いと思うんだけど、なんか話の筋がちょっとちらつくというか、脇筋が多すぎるような気がしてちょっと途中中だるみするような。今回も疲れていたのもあって、暗転のときによくまぶたが落ちそうに。 ・でも役者さんが好演していてよかったですわ。キムラさん、山路さんはもちろん、そのほかでは菅野スガ役の那須佐代子、大杉栄役の大家仁志という人が出色。 ・北原白秋役の綱島剛太郎という人も、なよっとした優男っぷりがよく出てたし、啄木役の奥田達士という人は「うんうん」と虫の音に聞き入っているときの表情がほんとにワンコっぽくて妙に印象的な顔でした(笑)。 ・出てくる人々の中で、刑事を除いてただ一人名前がわからなかった平野萬里という人(短歌の人なのかな)も、直情径行で与謝野夫妻に心酔しているくだりがよく出ていてよかったかと。役者は田島俊弥という人でした。 ・全体的にチラシに載っている写真より実物の方がいい人が多かった。特に菅野スガを演じた那須という女優さん、丸髷のときはそんなにも思わなかったけど、大逆事件で処刑されて幽霊として現れるくだり、髪型を変えていたのもあってはっきり顔立ちが明らかになって「この人、ほんときれいな人だなぁ」と感心。メイクが派手でないだけに一層。 ・とは言え、幸徳秋水との愛を死して語るくだり、「あの人を革命に駆り立てる力を与えるためならかまわない」「何度生まれ変わろうと私は爆裂弾を投げつけるだろう」と晴れ晴れと言われてもなぁ………残念ながらもうそういった「この身を賭して命を捨てても相手を滅ぼして何かを変える」というのが、抽象的でなくて本当に身に迫りかねない危険となっている時代なので。ああこの人きれいだなぁと思いつつ、その表情の美しさとは別に、身のうちにどうしようもなく違和感の残る台詞でした。ちょうどインドのムンバイのテロ報道を読んでから来たもので。 ・晶子役のキムラさんは、ほんとに怒ってる場面が多くて、不機嫌そうな顔がもうほんとにほんとに機嫌悪そうなのがおかしい。なにしろ出ている場面の2/3くらいは鉄幹と喧嘩しているか鉄幹を怒っているか。それだけにその機嫌の悪そうな顔が本物ぽいのがおかしい。 ・怒ってまともに会話をしない鉄幹と晶子のやりとりをうっかり伝言係として受け取っちゃった面々が、なんとかババ抜きのごとくほかの人に押し付けようとするくだりとか……見ながら「王様の耳はロバの耳ー!」という気持ちに。(<うっかりパスされちゃった初対面の菅野スガが「えええ、私が伝えんの?!マジ?なんであたし?」みたいな顔してたり) ・与謝野晶子のことは少し知ってますが(子供の頃にちょっとだけ伝記読んだから)、鉄幹の方はほとんど知らない。「与謝野晶子の旦那」としか。それこそが彼の苦悩なわけですが、彼が本当にあんな人だったのだとしたら………かわいい人。晶子とのやりとり、終盤の風邪を引いて二人で布団を並べてるときのやりとりとか。真顔では、顔をあわせては言えないというのですが、そういえば彼も明治の男でありました。でも晶子の才能だけは手放しに認めてしまうのが、いとおしい。 ・もうすっかり書けなくなり、脂の抜けちゃった辺り、かっぽうぎ姿に白髪交じりの頭に手ぬぐいかぶって家事をやってるくだりとか、もうほんとかわいくて(笑)。 ・そして風邪でげふげふ言いながら布団にくるまりつつ「おい、オーギュストが泣いてるぞ」という台詞に笑いが起こってましたが、ほんとに与謝野夫妻の何番目かの子供って「オーギュスト」って名前なんだよな……確かあと1人2人その類の名前のがいたような。てっきりフランスかぶれしたせいでつけたのかと思ってたら、鉄幹のフランス留学中にロダンが名付け親なのだそうです。ああ道理で。 ・でも「オーギュストなんて変な名前」「しょうがなだろう、あのロダンが名付け親なんだ」「でも絶対学校に入ったらいじめられるわ……『よさぎゅう』とか」。あまりに自然な仇名にそれなんだっけ、と思ったら、『吉牛』か(笑) ・そんな愚痴ったりぶちぶち怒ったりしているところもかわいいのですが、本領は「夫を愚弄したら許さない!」と特攻の刑事にくってかかるときの迫力といい台詞の強さといい膨大かつ詰まらない台詞まわしといい、キムラさんはほんとにいい役者さんです。彼女の芝居を久々にじっくり見られただけでも、劇場に足を運んだ甲斐はありましたv ・前に雑誌『青鞜』に集った女たちを描いた『ブルー・ストッキングの女たち』という芝居を観に行って、あのときに大杉栄を演じていたのは上杉祥三さんでした。この人も私の好きな俳優ですが、あのときは女たちに争われる対象として、濃厚な「オス」としての大杉栄像だったのに対し、今回は常識を軽々と飛び越え、人妻である晶子に奔放な愛を寄せる男。天衣無縫で軽々と転がり(<ほんとに一転した)、なんかいいなぁと思いました。鉄幹、晶子夫妻以外にはこの大杉栄が一番魅力的。 ・終演後にロビーですぐ近くでお客さんと話してて、すれ違いざまに見ると決して若い役者さんではないのですが、あの大杉栄はなんていうのかな……そう、稚気に溢れているというのがぴったりかも。あんな男とくっつく伊藤野枝ってどんな女なんだろ。今回は登場しなかったのが残念。 ・来年はパラドックス定数が大杉栄を主人公にした芝居を上演してくれるそうで、どんな違った彼を造型してくれるのか楽しみv ・しかしなんていうか……この長さの芝居であれば、できればもう少し腰にやさしい劇場を選んでいただきたく………紀伊国屋ホールには学生時代からつとにお世話になっておりますが、毎度毎度結構腰はつらい(苦笑)。<スプリングでいえば歌舞伎座のがまだマシ。 ・私、幕間に睡魔に負けて死んだようにバッグを抱いて寝ていたのもあって、ずっと座りっぱなしで3時間以上過ごしていたら、終演後本気で腰がバキッという音を立てました……オペラグラスは持ち歩いているけど、座布団までは持ち歩いておりませんの。。。。 ■ウィスキーの水割り。 11月25日(火)〜28日(金) なんか予定の多い週。1日少ないのに。 水曜は同期のSくんが結婚したのでそのお祝いをほぼ同期会14人で。 場所は新宿歌舞伎町のROUMANTEI………えーと、HPの内装写真と違うぞ(笑) 2階だときれいな結婚式二次会向けらしいのですが、私たちは人数が少なかったので1階の薄暗いとこでした。なんだかなぁ。 でも料理は(ちと若い人向きだったけど)味はよかったように思います。すごいボリュームあったし。 ぐるなび使って名前入りのケーキ出してもらったりして、30分525円で時間の延長もできたし、たくさん喋ってたくさん飲めて、楽しかったなぁと。おなかいっぱい胸いっぱい。 木曜は私がいい加減抜けたいと思っているのに人事に指名され、2週間に1回、2時間も取られるという不条理な委員会の打ち上げ。 (指名した人事担当管理職が「まー正直、法律にさえひっかからなければ、いくらでも残業してくれて構わないから!」とぬかしたのを私は忘れないよ……!) タダ酒だなっ、飲んでやるわよ畜生!と思っていたのですが。 「………電車乗り換えてスタート6時って、あんたら人のことどんだけヒマだと思ってんだよ……!」 時間には着きませんから!遅れますから!と、それでも一応7時には着いてみたのですが。 もう飲んでやるあたしの金じゃないもん経費だもん、ていうか追加手当もらってもいいくらいだよっ!と思いながら、ビールと黒ビールと赤ワインと白ワインとウィスキーをがぶ飲みした結果。 ……2駅寝過ごし、「のぼりの電車のために30分待つくらいならタクシー乗る……」とうっかり思ってしまったために、3000円かかりました。むしろ余計に金かかってるし。とほ。 金曜は仕事をしていたのですが、先に帰っちゃった週明け出張の上司Tさんに確認することがあって携帯にメールしたら、「いつもの新橋の店にいるけど来ません?」と。<連れが減っちゃったらしい。 今7時半か………同期のMちゃんが「8時半には多分出られるからご飯食べよう」と。それから2人で行ってもいいですか?と訊いてみたら、OKとのことだったので、Mちゃんとてくてくと出かけてきました。鍋は残り少なくなってたけど、串ものは相変わらず美味でしたv 海鮮鍋を使った雑炊もねvv 今日のTさんの飲み相手は、前の職場の仕事仲間お二人。 年輩の方の方がにこにこと「まーどうぞどうぞ」と。 「Tくんの部下に才媛がいるっていうから前々から連れて来いって言ってたんだけど。お噂はかねがね」<Tさんは理系なので、滅多に女性の部下がつくことがないだけだ。 「噂って……飲むとすぐ飲みながら寝る、とか?そういう話ですか?」 「あ、ごめーん、それもしたかもー」 ………同業他社の偉い人に、余計な紹介しないでください。 それでもその日は店で寝ることもなく無事に帰ったのですが。 うっかり山手線で乗り過ごしまして………(遠い目)。<松戸まではなんとか戻り、そのままダッシュで白タクを捕獲、3000円で帰宅。うう昨日から連敗中だわ。。。 ■生ビールを2杯と、そこから焼酎の限りなくロックに近い水割りを……5杯は飲んだと思う、けど。。。 11月24日(祝) 国立劇場で上演する『江戸宵闇妖鉤爪(えどのやみあやしのかぎづめ)―明智小五郎と人間豹―』を観てきました。 明智小五郎が江戸時代の隠密廻同心という設定で、『人間豹』を歌舞伎に翻案、松本幸四郎が明智、人間豹と連続して人間豹に恋人を殺される下級幕臣の二役を染五郎という配役。 「これをらんさん、せのおさん、秋芳さん、メイコさんと私で行くんだよね」とメールしたら、ケイさんから「面子にふさわしいイロモノ芝居だな!」とお返事が来ました。 違います。「イロモノ芝居にふさわしい面子が集まった」んですよ!逆ですから! ・江戸川乱歩『人間豹』より、脚本は岩豪友樹子、演出は九代琴松の名で幸四郎が担当。 ・国立劇場は演目さえあたれば安くていいんだけどねぇ………2等席で2500円、3等席にいたっては1500円。映画より安いわ。 ・しかし国立劇場には先行予約などの伝手がないので一般で購入したら、目当ての2等席は軒並み売り切れ、かろうじて3等席を手に入れることができました。よかったわ5枚とれて。 ・最初目当てにしていた日の分、3枚しかとれないけど一応押さえとくか……と思って取ったあとに別の日に5枚取れたのです。あらま。この3枚どうしよ。 ・と思っていたのですが、チケット譲渡サイト「おけぴ」(いつもお世話になってます)に出したら、2日以内に1枚、2枚とバラバラでしたがはけました。人気公演だった模様。。。 ・いやいや、いろいろツッコミどころが多くて楽しゅうございました(笑) ・「こんな姿で生まれてきた俺、この世に復讐してやるのだ!」と大言壮語を吐く彼ですが………「で、そんな彼がただひたすらに好みの顔の女を殺してまわる意味ってなんか説明あった」「ないね」「そうだよねー、私が何か聞き損ねたのかと思ったよ」……ええ、そのとおりです。 ・「うむ、やつは人間豹!」って、そんなにポピュラーなのか人間豹は、とかつっこみたい。 ・「その身に残る半分の人の心を取り戻せ!」とかあの外見で人の世を生きるのはムリだよな、結構残酷なこと言うよな明智!とか。しかももう少なくとも二人は惨殺してますが。人の心取り戻したらそのとたん処刑ですが。ひどいぞ明智。 ・へたれっこ幕臣の神谷は染五郎の本領発揮という感じでした。人間豹は………わかりやすく人間豹だった(笑) ・でも「はっはっはー、明智、いま貴様が切り落とした綱には百御前に動物と作りかえられた赤子たちが大量につながれていたのだ、今のですべてあの赤子たちは流れていった!」………そういう観客の気持ちを暗くするようなオチはやめてくださいな。。。<超カタルシスないし ・そして森に大量にわらわらと襤褸切れを着たおっさんの乞食が出てきて「お頭からのご命令だ」とか言うのを聞いたとき、思わず「中年探偵団………!」と心の中でつぶやいてしまったのですが、ありがたいことにこれは明智ではなく人間豹の部下でした。ああほっとした。。。 ・幸四郎、染五郎の他の出演者は、市川春猿さんに市川高麗蔵さん。 ・春猿さんは人間豹に殺される商家の娘に女芸人、それに人間豹に狙われる明智の女房の三役。色っぽい方なので、お似合いの役v………しっかしこの人、昭和45年生まれってことは、私が最初に観た高校3年のときの『雪之丞変化』の頃ってばまだ23歳とかだったんだね………色っぽい女スリの役でしたが。とほ。 ・一番魅力的だったのは、三番目の明智女房お文役のとき。「ついに私の心意気を見せる時が来たんだよ」との花道のくだり、「かっこええ……v」と。正直、今日の役の中で一番男前だったよ(笑) ・高麗蔵さんは鼻筋の通った端正な役者さん。もともと女形が多かったですが、このところは立役も多いですね。今回も同心と蛇女の二役でした。しかしこの同心、「小林同心」ってことは……小林少年役なのか……?ケガしたりお文をかばったりとなかなかよい役でしたが。 ・あと明智隠密同心の甥っ子だかなんだかが小刀だか手裏剣だか投げてる「リンタロウ」少年だったので、これも小林少年の分身かも。 ・それから百御前を演じていた澤村鐵之助ですが、そのあとで関容子の好著『虹の脇役』に彼の話が載っていました。女形ですが、若い頃には喧嘩が強くて負けたことがないそうです。若い頃には剣道と柔道と薙刀をやったことがあって、喧嘩のコツは「先手必勝」、ポカッと殴って3階から飛び降りて、あとで雨樋つたって3階まであがって覗いたけど相手はもう帰っちゃってたー、とか。見かけによりませんな(笑) ・全般的に手堅い演出でございました(話の割に!)……弟の吉右衛門丈も固いもんね。これがあの人ならどうなっていたことか………(遠い目)。 ・人間国宝なのに矢ガモのぬいぐるみで出てきたりバランスボールに乗ってみたり孔雀をしょって毛皮着て出てきたりと強烈な個性の方が………これが菊五郎の企画でなくてしみじみよかったと。 ・でも人間豹の染五郎が「大凧にて宙乗り相勤め候」は予測していましたが、大凧が落ちて結局傘で飛んでいくのか!メアリー・ポピンズか!と心の中で強くツッコミ。 ・歌舞伎には珍しくカーテンコールがありました。でも幸四郎の発音は「かぁてんこぉる」………絶対あれひらがなで喋ってたよ!(笑) ・そして幸四郎が結構親バカなんじゃないだろうかと思わないでもなく………明智歌舞伎の発案は十年越しの染五郎の企画だそうですよ。 帰りがけには、御徒町の「吉仙」でお蕎麦を堪能してきました。 ここのふかふかの蕎麦がき、小柱の掻き揚げ、大好きなのですvvあとたっぷりの枡酒も。………また寝てたらしいけど。 ■皿に枡が入ってて、枡からたっぷりと日本酒のこぼれたお得な枡酒(普通は小さいコップに入れたお酒が枡にこぼれるのがせいぜいなので破格の量なのですよ)を3杯か、もうちょっと行ったか。あと生ビールと……なんだっけ。 11月23日(日) 友達のMと一緒に、パラドックス定数#17 『怪人21面相』を観てきました。 場所は渋谷SPACE EDGE……ここの劇団、今私が追っかけているとこなのですが、ほんと小さいとこでしかやらないので、毎回毎回知らない場所を探して歩く羽目に。 何年か前のイベント用に、渋谷駅からSPACE EDGEまでの道のりを写真付で案内してくれた知らない人、どうもありがとう。。。
・前回の『3億円事件』は捜査する刑事たちを描いた話でしたが、今回は犯人側。元公安の刑事(西原誠吾)、寡黙なヤクザ(十枝大介)、新聞記者(小野ゆたか)、グリコの役員(植村宏司)という組み合わせ。 ・んん?白砂ってその名前???と思ったら、これは前回公演の『3億円事件』とつながっているのですね!わー、あの公安刑事、絶対前作の最後で海に浮いたか山に埋められたかと思ってたのに、生きてたのかー。このつながりがわかっただけでも、前回ギリシアから帰国翌日にふらふらしながら表参道まで観に行った甲斐があるというものですわ。 ・いろいろと危険なネタの詰め込まれた芝居でした。前回はつい元ネタ知りたさに3億円事件の本を買ってしまいました。今回も気になるなぁ。なんか読んでしまいそう。 ・ここの劇団、男ばかりの芝居を女性が脚本書いて演出しているという形式なのですが、ネタは毎回、東京裁判だのナチスドイツだの731部隊だの薬害事件だの固いものばかりな割に、ずっと観ているとやっぱり女性が書いた話だなぁと思うわけです。 ・今回の話なんか特にそうなんだけど、ものすごく支配とか執着とか隷従とか……でも飼い犬が手を噛んでみたり、むしろ支配して手の中で相手を転がしていると思っていた相手が不意に違う顔を見せたりとか。そんなくだりが……萌え?多分きっとこれも萌え…… ・Studio Lifeのあからさまな路線には全然乗れなかった私ですが、ここの劇団の芝居はぐっと来ます。なんていうか、高村薫に一時期はまったことがある人には好みの芝居なのでは。 ・森永を狙おうとする案に会社役員の台詞、「いいですね、キョロちゃんはライバルです」……その通り、なんだけどさー(笑)。<緊迫したシーンなのよ。 ・相変わらずチケット代2,800円で100人入らなさそうな小さな劇場、それでたったの7公演。んでもってこの緊密な内容。贅沢だなぁ。 ・次回作『インテレクチュアル・マスターベーション』は大杉栄が主役だそうです……もうこのタイトルだけでもさぞや精神的になぶる芝居を書いてくれそうで楽しみです(嬉)。 そういや私、来週観に行く芝居が、与謝野晶子&鉄幹夫妻の話なのでした。大杉栄も出てたっけ………流行り?むしろ私の心の中で流行り??
夜は東急本店前の「はたごや」でご飯食べてきました。ご馳走様。 ■生ビールの他に梅酒と焼酎とグラスのボジョレー・ヌーボー。 11月22日(土)
■水割り。 11月20日(木)〜21日(金) Web拍手ありがとうございますv >藍里さん ご無沙汰してまーす。ほんと、私の新しい、もとい新しかったPCは、写真のデータ整理にしか活用されておりませぬ………今この日記ですら、更新できたかどうかを親のデスクトップPCを勝手に借りないと確認できない体たらく(苦笑)。ほんとに、いつになったら設定できるのか、それは私がやらないといけないのですが………道は遠いです。。。 「だいじょーぶだいじょーぶ、俺は前日12時半まで酒飲んでたけど、γ−GTP、57だったから。基準値7しか超えてない」 企画のSAさんの悪魔の囁きに一瞬くらりとなりつつ、いやいやせめて前日くらいは禁酒しようぜ私!と、7時に退社してみました。 なんとか9時前に自宅でご飯を食ってみせる!と。 同期のMちゃんは初人間ドック、退社し損ねて夕ご飯抜き、でもちゃんと朝5時台の電車に乗って8時〜8時30分という受付時間を上回る7時45分にクリニックに到着したそうです。11番で。 ………人間ドック3回目の私は6時に起きてギリギリの8時30分に駆け込んで43番でした……一緒にランチしようって約束してたのに!ごめんねダメ人間で。。。 さて、毎年懸念のγ−GTP(アルコール性肝炎の指標)ですが、今年は16でした。 昨年は19だったから改善ですよ!………まぁどっちにしても元々A判定なんだけどな。<ここの病院の参考値は0〜50。
さて、人間ドックの後も会社には戻らず午後半してみました。 前日がY子先輩の誕生日だったので伊勢丹新宿まで出かけてプレゼントを選んでみたり(アンリ・ルルーの塩キャラメルとウェッジウッドの紅茶セット)、今週来週とお祝いをする同期Sくんの結婚祝いのラッピング用品を東急ハンズで探してみたり、上野でフェルメール展を見てみたりと、ひたすら歩き続け。 「1時間以上歩くなどの運動をしていますか」にそろって「いいえ」に○をつけた運動不足の事務職二人ですが、「今日は間違いなく歩いている……!」と。 フェルメール展は5時前に入ったにもかかわらず、相変わらず混んでいました………日本の美術展てなんであんなにいっつも混んでるんだろうね。。。 夜は例年の行事、ボジョレー・ヌーボーを楽しむ会です。 6人で2本頼んでいたのですが………けっこう美味しかったのであともう1本頼んでおけばよかったねー。 今日こそちゃんとギリシア写真の説明をし、そこまではがんばったのですが……やっぱり最後は寝ていた模様。………血はきれいなのに体力はない私。とほ。 ■生ビール3杯と赤ワイン数杯……こんだけなのに。 11月13日(木)〜11月19日(水) 一週間が経ちました……………早いのか早くないのか。 先週、映画を観ている間に「本日産まれました」という幸せなメールを頂いたので、ということはあの女の子はこれからの長い人生のなかの一年というサイクルのその1/52、一週間という最初のサイクルを過ごしたんだなぁ、とか思うと、その貴重な一週間に私は何をやったのだろうと会社のタスクリストを思い浮かべて絶望的な気持ちになるわけです……契約書三本、あれは進んだ。他に……他に?なんか細々と仕事してんだけど、ほんと何やってんだろ。 火曜は鴨鍋屋でぷち鯉の会やって飲みながら寝て、水曜は映画観た、んで木曜は残業して、金曜はせっかく船橋会で女性4人で飲む会だったのに二次会ではやっぱり力尽きて寝てて持っていったギリシアの写真を広げることなく持ち帰り(ゴメン……)、土曜は歌舞伎座行って日曜はおうちで寝て、月曜は「今週人間ドックなんですよねー」とか言いながら9時半から11時半まで上司と焼酎を飲み、火曜は残業………ああなんて生産性の低い一週間。 生まれたての赤ちゃんのぴかぴかの時間と自分を引き比べては落ち込み、本を読んでは落ち込む………今読んでる本はローラ・スタック『定時に帰る仕事術』(ヴィレッジ・ブックス)です。言ってることは確かに頷けるんだけど、道のりは遠くてなんだか自虐的な気持ちになれてきます。。。 11月は経団連による時短取り組み推進月間、残業を減らそう期間なんだそうです………繁忙期だっつの。時期考えてよ! そして今日19日(水)は、経団連の取り組みを受けて業界を挙げてノー残業デー!5時ピタ退社を目指そうの日!なわけです………今日を5時に退社するという目標のためにその分前日にさらに残業しなきゃいけないのはなんかおかしくないか?私はまだしも、経理は半屍状態だったわ。 とまぁ、前日18日の火曜日、皆カリカリしているわけですよ…………私も含めて。そんな最中に。 まさか、もうまさかこれはないだろう、と思っていたのですが。携帯の留守電に自宅と見慣れぬ番号からメッセージ。 「ポアレス・ラボ、原宿店ですー。本日5時20分のご予約の確認でお電話を差し上げました」 ……今月8日(土)、2ヶ月も前から入れてた予約を間違って18日(火)に入れやがり、「いまいっぱいなんでー、1時間お待ちくださーい、理由ですか?それはうちの手違いなんですけど」と言い放ち、私を激怒させたエステ。その名も「ケアレス・ラボ」(私がそう命名した)。 ぼんやりとした店員だと思っていましたが、まさかここまでほんとにぼんやりだとは! 「平日5時半なんて仕事中で来られるわけない」+「もう二度と来ないから」=11/18(火)の予約はキャンセル こんな簡単な足し算もできなかったのね………私の携帯のみならず自宅にも留守電を入れ、今日も残業と言ってたのにこの連絡は何事かと慌てた家族が職場にまで連絡入れてきましたよ………どんだけ私を怒らせれば気が済むのかケアレスラボ。 怒鳴り込んだ私に対する翌日の回答(というか苦情メールはもう前に入れてるので、はっきり件名に「苦情」と書いたメールをカスタマーセンターに2日以上放置されていたわけだが)がこれ。 ===================== 拝啓 晩秋の候、はるか(仮名)様にはますますご清栄のこととお喜び申し上げます。 平素はポアレスラボへのご来店、誠に有難うございます。 この度は、当店のご予約の受付に手違いがございまして、大変申し訳ございません。 また当店スタッフが、お客様に多大な不快感を与えてしまった事に対し、深くお詫び申し上げます。 当店ではサービス業として、スタッフ一人一人に知識向上だけではなく、接客マナーも徹底させていたつもりでしたが、今回のご指摘を受け、非常に未熟だったと痛感している次第でございます。 当該スタッフには厳重注意をすると共に、相応の処置を考えております。 また、お客様の個人情報につきましては迅速に削除させて頂きました。 重ねまして、この度はお客様に対し失礼があり申し訳ございません。頂きました貴重なご意見を参考に邁進して参ります。 何卒、今後ともポアレスラボを宜しくお願い申し上げます。 ポアレスラボ/カスタマーセンター 担当:○○ ====================== ……………「謝罪文」ていう定型フォームだろ、これ。 すごいな、歌舞伎座の回答より誠意がないよ。少なくとも歌舞伎座の回答は、(たとえ10日かかろうと)ちゃんと私がつけた個別の苦情への回答だったもの。 もう呆れてむしろ脱力?普段なら昨日の仕打ちを受けて食い下がるのですが、もうこれ読んだら食い下がる気力さえ削がれたわ………これで「今後とも宜しくお願い申し上げます」言われてもな。………ある意味立派だよ。私の気力を萎えさせるなんて。がっくり。 あーでも丸二日ほっといた挙句に私が昨日電話で怒鳴ってメールで回答する旨確約させたからやっと返事を、しかもこんな定型文で寄越す会社は、もう社員教育からなってないというか、会社の体質の問題だろうと思うので、担当者個人の「相応の処置」とやらはいらねぇという趣旨だけ、やんわりと送っておきます………だってそんなことされても私、全然ありがたくないもん。 ちゃんと書いたんだけどな、私が欲しいのは「きちんとした謝罪の言葉」だって。 自分の意思の伝達能力に自信をなくすよ…… そんな不愉快なことのある一方で、5時に帰れというのならああ帰ってやるさ!と、東銀座の『東劇』でシネマ歌舞伎を観てきました。 去年の10月に新橋演舞場で観た勘三郎の『人情噺文七元結(ぶんしちもっとい)』なのですが、シネマだとアップで表情まで観られるのでよいのですよ。 ・東劇は、なんだかロビーの辺りとか懐かしさを感じさせるクラシックなつくりの映画館ですが、NYメトロポリタンオペラの上映やってるだけあって音は結構いいし、何よりサービスがいい! ・なんといっても無料のマッサージ椅子が6台もあって、すいていれば使い放題!これだけでもポイント高い(笑) ・なんか今日はえらくすいていて、もともと指定席でとったのがとてもいい席だったのですが、ほんと中央付近に20人くらいいるだけ、静かでストレスのないいい時間でした………歌舞伎座三階席もこれくらい静かだったらいいのに(切実)。 ・山田洋次が脚本を補綴、演出、監督をしたというもので、もともとが落語でわかりやすいし、タイトルに『人情噺』とあるだけあって、ほんとに素直に笑えていい話なのです。最近気持ちがささくれているのか、わたしはこういう人情ものが大好きだ。 ・酒にバクチ、怠け者とだらしないけれど、気性はいい江戸っ子の左官を勘三郎、その所帯じみたおかみさんを扇雀、生真面目で思いつめるけどどんくさい手代の文七を勘太郎、けなげな親孝行ぶりに周囲の紅涙を絞る左官の娘を芝のぶ、文七の鷹揚な主人を彌十郎、妓楼の太っ腹な女将を芝翫と、配役も豪華。 ・三階から観ても十分に面白いし、また芝居は必ずしも近くで見るばかりがいいとも限らないけれど(遠景まで人物全部に目が届いた方がいこともあるから)、こうやって映画になると、実に表情まで細かく演技をしていることがわかる。役者さんたちの表情の豊かさが楽しめて、たまにはいいですね。 ・ちょっと残念なのが、子役のときにものすごい達者で私たちのアイドルだった鶴松くんが、女将の養女役と娘役になっているのですが、ちょっと固くていまいち表情に精細がないように思えたこと……でもまだ十代前半だもんね。先が楽しみな子です。 ・勘三郎の左官の表情のバリエーションにはびっくり。心のうちがそのまんま顔に出る素直な左官、自ら父親の借金のために妓楼に身売りに来た娘に切々と諭される場面では本当に涙ぐんでいるし、その代金として預かった五十両と全く同じ額を盗られて身投げしようとしている手代を前に揺れ動く気持ちとか、ぐるりとまわる目玉とか。愛嬌があって、ダメ男なんだけど、憎めない。 ・そしてアップで観ると、ほんとに勘太がかわいい!「もう死んでやる!」とかぐれぐれなのに、飛び込みを邪魔されて突き飛ばされて「あ痛!ケガしたらどうするんだい痛いじゃないか」とか言うぼけぼけな手代なのですが、もう目力が!「もしも、もしもだよ、神様がおまえさんを憐れんでここに五十両降ってきたとしたら……おまえさん、死ななくてもすむのかい」と訊かれて「え」と見上げたその瞬間の顔が!もうワンコ!(それも柴犬系)私が左官でも、あの目力に負けて五十両ふらふらと渡してしまうかも……!と思ったくらい、きらきらした目のワンコでした……! ・あと勘太は目を伏せてるところを斜めから見ると、びっくりするくらい叔父の橋之助に似てました。そういやお母さん(つまり勘三郎の奥さん)が弟の橋之助とそっくりだもんね。変なところで血縁を実感。 ・汚い手ぬぐいに巻いた金をたたきつけて走って行った左官を見送り、まだからかわれたと思ってふてくされる場面、この辺りの表情の変化を見ると、ああほんとにこの子はいいなぁと思う。「歌舞伎が好きで好きでたまらない」と本にも書いていたけど、そういう気持ちがよく出ていて、だから私は勘太が大好きなのです。この世代で一番好き。かわいい。演目発表になりましたが、1月の浅草歌舞伎も楽しみですよv ・芝のぶさん、この方も歌舞伎のおうち出身ではないですが結構大きな役がついていて、大好きな役者さんで、可憐な声の方なのでこのお久なんかは実によいのですが、でも実は私より十歳以上年上なのでした……あんなにかわいいのにね。でも今回みたいに珍しく貧しくてみすぼらしい女の子の役をやっていると、それなりの年齢だということがシネマで手がアップだとわかる………娘役の人が白粉を手に塗らないで出てくるなんて、まずめったにないもんな。。。 ・あとは長屋の貧乏なおかみさん役の扇雀さん。ロビーで舞台裏が流れてて、普通に浴衣でノーメイクで練習している風景が映っていたのですが、ダメ旦那の左官と着物を前に揉みあうくだり、化粧もカツラもなんにもなしで仕草だけでほんとにおばさんぽくてびっくり。芸の力というのはすごいものです。 素直に笑って気持ちよく外に出て、前に一度夜ご飯食べておいしかった「干物屋 越後屋八十吉」という歌舞伎座並びのお店であこう鯛の定食を食べて帰りました。 この辺りで夜にこんなにしっかり魚の定食(しかも肉厚で美味しい)が、お通し250円は別にしても980円で食べられるなんて、とっても良心的でいいお店なのです。ぜひぜひ長く続いてほしいなぁ。 それはさておき、その「越後屋八十吉」でお手洗いを借りたら、なにやら音楽でなくて喋りが流れている。 へぇ、めずらしいなぁと思って耳を傾けてみたら、落語の「目黒のさんま」でした。…………干物屋さんだから?いいセレクトだ(笑) ■映画館でビール飲んで、定食食べつつウーロンハイ350円也(これも良心的)。 先週土曜に観た歌舞伎の感想はまた後日。 11月12日(水) 今日!今日を逃したら多分もう行けない!とダッシュで6時半に行ったシャンテシネの『ブーリン家の姉妹』7時の回は、悲しいことに売り切れでした………なんですと。<1000円のレディースデーだから……私は前売り券を持っているので関係ないけど。 しかし諦めずに訊いてみたら「本日は8時半の回があります」とのこと。終了が10時40分らしいけど、それでもいいや。 急に時間が空いてしまったのでシャンテシネの地下をふらふらと彷徨。 すいているせいか(笑)中華料理の店もマッサージのお店も親切で感じのいい接客でした……先週土曜のケアレスラボ、もといポアレスラボに見習わせたい。(<私はまだ地道に怒っている) そしてアイスクリームみたいだなーとケースの中を眺めていたら「試してみますか?」と誘われたLUSHで、ついパックと洗顔料と石鹸と買い込んでしまいました。いいね、LUSH。楽しいわ〜 さて、『ブーリン家の姉妹』、遅い時間の割には結構お客さんいっぱい。 そしてレディスデーだからなのか、それとも内容が内容なせいか、9割5分くらいが女性って感じ。 ヘンリー8世の王妃が息子を死産、夫婦仲が冷え切るうち、ブーリン卿とその義兄であるノーフォーク公爵は美しく利発な娘のアンを愛人として差し出すことで権力を握ろうとする。けれどブーリン家の館を訪れたヘンリーが目に留めたのは、男と伍す気の強い姉のアンではなく、気立てのやさしく、結婚したばかりのメアリーだった……メアリーは庶子としての男児を産むが、体調を崩した彼女への寵愛は薄れていく。権力への足がかりにも恋にも破れたアンはフランスへと送られるが、王の寵愛が他へ移ることを懸念した父親たちは彼女を呼び戻す。フランスで恋の駆け引きを覚えた彼女は王の心を奪うが容易には許さず、王妃との離婚、自分を新たな王妃へと据えることを望む。地位ではなく王自身を愛した妹と、野心的な姉。けれど王は新たな女へと目を留め、焦ったアンはついに危険な決断をするが――― ・イギリスがカトリックからプロテスタントへと移行、イギリス国教会が作られる原因となったヘンリー8世と王妃の離婚の契機となったアン・ブーリンとその妹の物語。 ・私は西洋史は苦手なのでよく知らなかったんだけど、アン・ブーリンという名前くらいなら。でも本当はメアリーはアンの妹じゃなくて姉らしいですね。 ・姉のアンをナタリー・ポートマン、妹のメアリーをスカーレット・ヨハンソンという組み合わせ。この顔ぶれだけでも華やかでいいよねぇ……vv ・ちょっと前に『わたしがクマにキレた理由』(だっけ?)というマンハッタンのベビーシッターの女の子がヒロインの映画をやってて、ポスターの衣装がかわいいので観ようかなぁと思っていたのです。あれがスカーレット・ヨハンソン主演でしたっけ。髪と眉が濃いブラウンだったけど、顔立ちにあっててよかったv ・今回の映画では、淡い金髪。ナタリーともども薄いメイクだったのですが………ヨハンソンの頬の肌の緊密さにびっくりですよ。このところ頬の毛穴が落ちていて肌の悩みは「毛穴の開き」と答え続けている私からしたら、羨望の限り。溜息。 ・ナタリー・ポートマンを見つつ、「『レオン』って何年前だっけ……」とか考える。当時11歳だったそうですが。当時の私の年は考えない。 ・朝からくらくらしてるから、夜8時半スタートじゃ寝ちゃうかもなとも思っていたのですが、どうしてどうして。これが面白くて、最後まで楽しめましたv ・なにしろ美人2人がきれいな衣装着ているだけでも眼福なのに、おまけに王まで衣装が豪華なんだもん。冒頭の狩りの場面の旗を携えて疾走するシーンだけでも見てて楽しいvv ・姉妹の争いも見ごたえがありましたが(映画のいいところはアップで表情の繊細な動きまで楽しめるところです)、一番胸を突かれるのは、ラストに近いシーンでアンがメアリーを抱きしめるところ、不意に幼い少女みたいな表情をするところ。そこまでずっと胸をそびやかし上を見上げ続けていたアンが、最後に妹に弱みを見せるのが切ない。 ・終演後、トイレに並んでたら前に立っていた女性たちが「何がかわいそうって、弟くんが気の毒だよなー」「彼、完全にとばっちりだよなー」と言ってた。確かに。 ・美しい姉妹の他に、その母、レディ・エリザベス・ブーリン(クリスティン・スコット・トーマス)が印象的。権力に引きずられていく弟公爵と夫、それらを冷たい目で見、姉妹が王の寵を受けたことにより一族が栄華を得ることを一歩引いてとらえる知恵を持つ彼女の毅然とした美しさが素敵でした。 ・映画を観終えたあとでパンフレットを買って読んでみたら、映画はずいぶんと歴史から話を変えているみたいです。この映画を見たら、ぜひパンフレットを読むのがオススメです。この物語の後、映画の美しいヘンリー8世がどのような末路をたどるのか(毎朝切除……うげ)、それだけでも読む価値はあるかと。 ………よい出来の映画でしたよ。これのあとに『レッドクリフ』観に行くのか………(笑) ■休肝日。シャンテシネ向かいのam/pmには酒は売ってなかった…… 11月11日(火) Web拍手押してくださった方々、ありがとうございますv すみません、何回押していただいても中身は変わらないのです…… 久々に新橋まで飲みに行ってきました。 ぷち鯉の会。とても小さなお店&平日限定の営業なので少人数で。 新橋の路地にある、上司の行きつけのお店です。(勝手に行ってるけど)
鴨鍋はいつもながら美味しゅうございました……チーズ入りのピーマン牛肉串も。 でも寝不足だったので途中から記憶がありません。ああまた寝てたか。 とりあえず最寄り駅から初乗り料金でタクシーに乗って帰りました。 ちょっと途中でなぜか埼玉県の地名を見ましたが。はて、なぜ私はこんなところに?と思ったら、どうやら京浜東北線(大宮行き)で寝過ごしたからのようです………ああよかった、大宮まで行かなくて。実績あるので。 ■生ビール飲んで、あとは延々と日本酒。差し入れの小瓶を飲み終えたあとでまた別の日本酒。 11月10日(月) 夜9時過ぎ、隣の企画のSAさんに「まっすぐ帰ります?」と訊いてみる。 「そうだなービール1杯だけな」と言って、徒歩5分の『天狗』に向かう。 途中でシステムもKさんを捕獲、でも「奥さんにご飯いらないって言ってないから」とビールと枝豆だのおつまみちょっとつまんで帰宅。 「……1杯のはずだったのにな」 「そうですね………私たち、なぜか5杯は飲んでますね」 「日本酒禁止令だったはずじゃないの、何飲んでんの」 「今日は『ビール1杯で帰りたい希望』は聞きましたけど『日本酒禁止令』は聞いてないし」 「そっか、俺が悪いのか………」 そんな原因を確かめ合ってもしょうがなわけですが。どうせ飲んだくれ同士だし。 大丈夫、まだこれから走れば日付が変わる前にここから駅ホームへは戻れますから!帰れますから!(迷いさえしなければ!寝過ごさなければ!) ■ビールとか日本酒とか、いろいろ。 11月9日(日) ふらりと先日寄った書店で見つけた本。へぇ講談社ってペーパーバック出したのね。
それはさておき、このシリーズ続くそうで(あくまで既存の本の焼き直しで)、予告イラストに京極堂もあるのですが。 いや、すごいです。夜中にやってるCLAMPデザインのアニメ『魍魎の匣』のえらくすっきりしたさわやかな京極とはレベルの違う、ほんとに凶悪な顔(笑)。 このシリーズ、他にもあるらしいです。 大沢在昌 『女王陛下のアルバイト探偵(アイ)』 イラスト; 北条司 宮部みゆき 『ステップファザーステップ』 イラスト; 荒川弘 へぇ、なかなかいいじゃない。 …………って、全部他社の作家だな、講談社。。。 11月8日(土) 夕方5時半にだけ用事があるのですが、それのためだけに出るのもなんだかなぁ、というわけで、何か面白そうな芝居を探してみる。 新国立劇場で上演されてる『山の巨人たち』、出演者が平幹二朗に麻実れい、他に田中美里、手塚とおるというのが豪華だなぁと。 ・魔術師コトローネと仲間たちが住む世間から隔絶された山奥の館に、おちぶれた女優イルセの一座「伯爵夫人の一座」が訪れる。一度は伯爵と結婚して女優を辞めたイルセだが、「取り替えられた二人の子どもの物語」という脚本を上演するために舞台へと戻ったが、これが散々の不評で劇場との契約を打ち切られ、財産は費消、困窮してコロトーネの館にたどり着く。けれどこの館に上演できる場所はなく、正気と狂気の間をさまようイルセ、現実と夢の間をさまよう劇団員たち、混乱する彼らを見守るコロトーネ――― ・イタリアのノーベル賞作家、ルイジ・ピランデルロが1937年に発表した遺作で、未完の戯曲、なのですが………… ・これが難解。なんというか…………わかりやすい、とか面白い、とかはいいにくい……(控えめな表現) ・イルセが「上演しなければ」と執着する劇中劇「取り替えられた二人の子どもの物語」も、ちょっとだけ演じられるのですが、うーん私これ別に観たくない、っていうか多分寝る。 ・彼女がその芝居に執着する理由が「彼女の気を惹きたい詩人が彼女のために書いたという未完の戯曲を見せ、その戯曲を最後まで書き上げさせたいと望んだ女優が彼に気持ちのあるふりをし、最後には拒否したことにより詩人が自殺したという心の重荷を負っている」という設定は私の好みですが(根が暗いから……)、なんかその貴重な設定を活かしきれていない、ような……… ・幻想的といえば幻想的、な話なのでしょうが、寓意が多すぎて、シンプルなつくりの私の頭には難しい内容だったようです。。。 ・そのせいか、この豪華キャストにも関わらず、空席の目立つこと………まぁ私も他の人にオススメはしにくい(苦笑) ・でも前から5列目とあって、豪華なキャストは堪能いたしました。実は舞台で観るのは初めての平幹二朗、声が素敵!穏やかな渋い声、実はこの物語で一番の常識人(魔術師だけど)のコトローネは観に来た甲斐がある、と思います………麻実れいは『タイタス・アンドロニカス』『オイディプス』などの蜷川作品で観ていますが、この方も実に声が通って素敵。コトローネとイルセの対決(というかイルセが一方的につっかかっているのですが)のくだりは、さすがの圧巻v ・出演者に手塚とおると田中美里の二人がいるというので、てっきり平&麻実、手塚&田中という組み合わせのカップルだと思っていたのですが、麻実れいの旦那役が手塚とおるでした。ちと意外。でも女優の妻に依存する情けない夫の姿なので、まぁいいのかも………しかし役者というのは化けるものです。しみじみと眺めてやっとわかりましたわ。。。 ・別に好きではないのですが、なぜかStudio Lifeの及川健もよく見るね………なんでだろ。今日はコトローネ側の小さな道化をやっていました。小柄なので、メイクを濃くして変わった衣装を付けると本当に異形の小人みたいで、役にはよく合っていたけれど。 ・他にも久保酎吉、田根楽子とほんとに豪華だったのですが………私の頭にはちと話が難しかった(苦笑) ・未完の物語、作者のプランデルロが息子に遺言として残した案が字幕として示されるのですが………なんかその案の救いのなさにも苦笑。時代が時代だけに、ナチスに対する批判なども含んでいるようですが―――へこむ。 ・演出家は名門オデオン座の前芸術監督ジョルジュ・ラヴォーダンだそうです。途中で経たれた巨大な橋をセットとして組み、幻想的な世界を構築していました……雰囲気はありましたよ、うん。平幹二朗と麻実れいの組み合わせをこの場で見ただけで、まぁ値段の価値はあるかな、と。 ………そこまではよかったんですけどね。 今日5時半の用事というのは、ポアレスラボという毛穴のクレンジングのエステの原宿店。 芝居が思ったより早く終わったので、新宿でわざわざ時間を潰して、5時半に行った、のですが…… 「あの、予約は18日に入っていて、今日は予約入っていないのですが」 18日って火曜でしょ。火曜の5時半になんか来られるわけない。そんな予約は私入れない。 「今、ベッドが全部いっぱいでー、6時半まで待っていただければできるんですけど、どうされますか」 「ようか」と「じゅうはちにち」を言い間違えること、聞き間違えることはないわよね。ということは、私の責任か、その間違いの原因は?カルテからの転記ミスだろうそれ。 「いえ、うちの不手際なんですけどー、どうされますか、6時半まで待たれますか、それとも別の日に予約しますか」 ………あんたんとこの店は、人の貴重な休日の時間をなんだと考えているのか。 当然のごとく「1時間待ちますか」「出直しますか」の挙句に「もういい、帰る」と言ったら「そうですか、すみませんでしたー」………デパートの化粧品カウンターの「ありがとうございました」の方がまだ気持ちが篭ってるわよ!もう二度と行かん!「ポアレスラボ」じゃなくて「ケアレスラボ」の間違いじゃないの?!
ああ頭に来る!とメールしたら「それは非常識だよね」と同意してもらったのですが。 「それにしても姐御、よく当たるよねそういうのに」 ……H.I.S.は見積もりだのフライト時刻を間違うヘボ事務担当者に2年連続当たり、カラーアナリストもろくな対応しなかったし、学生時代のイタリア旅行は帰宅後半年で破綻するような業者で地図は間違ってたし、今年のギリシア旅行は航空会社が破綻(飛んだけど)、でも破綻してなかったオリンピック航空には無断でフライトキャンセルされて4時間待たされ…… お祓いでもいくか……? ■腹が立ったのでビール1缶と水割り1缶。 11月6日(木)〜7日(金) 木曜日、6時過ぎに会社を出られれば『ブーリン家の姉妹』が観に行けるなーさぁそろそろ会社を撤退の準備を、と思ってたときに、隣の管理職SIさんから「ちょっと、はるか(仮名)さん来て」と呼ばれる午後6時。 見れば朝から私がどうなったかとせかし続けてきた書類………金曜日に決裁がいる案件の。修正案が午後6時になって下りてくるという罠。 会社は残業を減らせというけど、これは私のせいじゃないよな、絶対!と役員室に向けて心の中で銃を撃つ。 「あのー、私、映画に行く予定、なんですけどー」 「ごめんねー」 俺ら、今日は接待なのよ、という言葉を残して帰ってしまった隣部署の2人を見送りつつ、とってもやるせない気持ちに。 7時スタートの映画なので、7時半に終わって会社を出られてもなんの意味もないのです………くっ。あまりのことに悔しくて、9時までかかって必要以上に詳細な説明資料を作ってさしあげてやりましたわ、ちっ。 金曜はやっぱり帰れてない隣の部署のSIさんSAさんと飲んできました。 SAさん、疲れてるらしくて目が開いてない………「なんか土偶みたいな目してますよ」(楕円形に横線引いたような目の土偶あるよね)とつい言うと、「今の俺より、土偶の方がまだいけてる……」と呟いてました。こりゃ重症だ。でも飲まずには帰れないのです、私たち。 SAさんから日本酒禁止令が出されたため(私が飲むとついつられて飲んでしまうから、らしい……理不尽な)、焼酎にしました。 でも3人で4合瓶の2本目オーダーしてたら、意味がないのでは。。。 「お金があったら何をするか」というのが、しがないサラリーマン3人の今日の飲みネタだったのですが。 えっ、じゃあ私はとりあえず今日見たルビーとプラチナの指輪を買う………プラチナ、急に値下がりしたらしいですよ、とかすごくリアルなことを言って、「毎日違うのしてるのに、いったい何本持ってるの」と尋ねた2人をさらにげんなりさせてみたり(笑) 3人とも「1ヶ月くらいゆっくり旅行したいなぁ」というのは一致しました。 私はヨーロッパに行きたいけど、管理職のSIさんは「温泉宿で1ヶ月くらい本持ってぼーっとしていたい」そうです。 「多分、それは途中で『この人、ほんとにお金払ってくれるのかしら』って見られますよ」 「そっか、じゃあ最初にぽんと百万くらい払って1か月分前払いして」 「そしたら『これが最後のお金を全部引き出してきた、自殺志望者じゃなかしら』って思われると思いますけどね」 ………なかなか一人でゆっくり旅をするのも難しいものです。 ■木曜は酒が何もなくて休肝日、金曜は生ビール2杯と芋焼酎。 11月4日(火)〜5日(水) 明日こそ『ブーリン家の姉妹』観に行けるかしら……映画の前売り券、買ってはうっかりムダにしたりするので、今回はきちんと行きたいなぁと思いつつ………でもあと2本観たい映画があるのだけど。ムリかなぁ。<『レッドクリフ』と『ミュージカル、ミュージカル』 そろそろ会社で人間ドックを受けなきゃいけないシーズンで、周囲もちらほらと。 私も今月行かねばなりません……このところさくさくと夜にビールだの焼酎だのを日付変わるまで飲んでることが多かったので、微妙に体重が戻りつつ………肝臓自体は問題ないんですけどねぇ。とほ。<昨年のγ-GTP:19 このところ、私は家で焼酎のお湯割りの焼酎抜きを飲んでいます……お白湯、とも言う。 「どうせたいして酔わないなら変わりゃしないわよね」 そうよね、母。金はかからないし、なにより飲んでも太らないし。夜中に飲んでも後ろめたくないし。………でもちょっぴりさびしい気持ちに。 ■木曜は営業のKさん、企画のSさん、システムのKさんと「天狗」で生ビール2杯と日本酒2杯。金曜は休肝日。 11月2日(日)〜3日(月) 映画『ブーリン家の姉妹』を観に行こうかと思っていたのですが、家でぽやぽやしてたら終わってしまいました。結構混んでるみたいなのよね、とほ。 とりあえず、先週の水曜、29日に観たお芝居、the companyの『1945』の感想を。劇場は世田谷パブリックシアター。 ・芥川龍之介の『藪の中』をもとにした黒澤の映画『羅生門』、これを1945年の闇市に置き換え、結核用の薬を求める金持ちの男とその若い妻、若い妻と昔わけありだったらしい闇市の男、彼と親しいジャズに夢中の青年、闇市でくずタバコを売るイタコ崩れの女、そして鬱屈を抱えた下品で爆発的な朝鮮人部落の愚連隊の男―――という構成で真実の見えないひとつの殺人を描いていくという物語。 ・世田谷パブリックシアターで1階席なんて、ほんと何年ぶりだろうと、とちょっと感動(前から5列目だったの)。<いつもチケット代をケチって一番安い三階席だからなぁ(笑) ・………ネタが地味なのか(私が喜んで来るくらいだから、ほんと暗いのだろう…)、あんまりチケット売れていないのかしら。二階席、三階席はちらほらとしか席が埋まっておりませんでした。勿体無い。いい芝居だったのにねぇ。 ・なかなかキャストも豪華だったんですよ、闇市の男を高橋和也、その友達でトランペット吹きの青年を瀬川亮、殺される男を山本亨、夫妻を襲う愚連隊の男をパク・ソヒ。 ・ヒロインの女の子は顔の小さなきれいな子でした。演技は……時々「ん?」と思う瞬間もないではなかったけど(苦笑)。そんなに悪くなかったですよ。中村ゆり、映画『パッチギ!』のヒロインを演じた子だそうです。 ・スタッフも豪華ー。なにしろ脚本・演出はロバート・アラン・アッカーマン(ブロードウェイで演出したときの作品の主演はリチャード・ギアにアル・パチーノ、メリル・ストリープにスーザン・サランドン!)、美術は朝倉摂、照明は劇団四季を多く手がける沢田祐二、アクションの渥美博という人は「野田版・研辰の討たれ」「浪人街」などを殺陣師として手がけたとか。まぁ豪華。 ・でもあまり人が入ってない(推定)のは、やっぱり話が暗いからなんだろうなー私が観たいくらいだからな。。。 ・これ、多分演出・脚本をやったのがアメリカ人のアッカーマンだからこそのだと思うのですが………「三国人」って言葉、日本人なら使わないと思う。いや、使えない。怖くて。それだけでなくイタコの女性が吐き散らす中国、韓国、アメリカ人への罵り言葉も、けっこう強烈。 ・でもこれ、NHKが放映するそうですよ。「その決断は私にとって大きな光栄だ」とパンフでアッカーマンが述べていましたが、うん、確かに。これ、結構チャレンジングな脚本でしたわ。でも当時の言葉、感情ならそうだったのだろうし。 ・「藪の中」は私の好きな話。これはただ藪の中で語られる殺人だけでなくもうひとつの事件が付け加えられる。けれど誰もが嘘をつき続ける。一番鮮烈なのは、付け加えられた事件で闇市の男が述べる「彼女は二人の男に辱められたのだと言っていました」という嘘。誰もが自分に都合のいい嘘をつく―――「藪の中」は結局誰が殺したのか犯人がわからないままだけれど、その事件は目の前で真実と嘘が並べて示されるから。 ・闇市の男、高橋和也(「男闘呼組」って懐かしい……)ってどっかの舞台で見たよなーと思っていたのですが、そういえば今年の4月に観た『風林火山』で信玄のお館様の側近を演じる準主役級をやってました……ほんと私の記憶力ってば! ・いつも眉をしかめてやや固い、性急なような印象のある男の役でしたが、終盤のヒロインと二人っきりになった場面での罵り合いが秀逸。 ・殺される男、犯されて逃げる女、犯し捕らえられる男、彼らの三人三様の証言のとおりに彼らはひとつの事件を三様に演じる。そのなかでは心底下品な愚連隊の男を演じたパク・ソヒが出色。前の方に座っていたのもあって、爆発するような荒っぽい台詞の吐き出し方の迫力がよかった。あとね、服を脱ぎ捨てたときの滑らかな肌もきれいでしたv ・殺される男も、愚連隊の男につかみかかられて闘うとき、きれいに投げ技を決めるのですね。まぁ素敵と思っていたら、パンフ見たら演じていたのは山本亨さんでした。そりゃきれいなはずだわ。そして私、彼をつい昨年『新・雨月物語』で主役の一人で見ましたよここの劇場で。……三階席で遠かったから、それにヒゲがなくなっていたから。だからわからなかったんだと思いたい(私の胡乱な記憶力のせいではないと……)。 ・ほんと最近、私の記憶力はだいぶんあやしい………あ、最近「ちゃんと覚えてた!」と思ったのは、サードステージ『今度は愛妻家』で池田ナルナルの隣人の奥さんを演じてた細身の女の子、あれが真木よう子だった、ことくらいかな……この日記も未来の自分のための覚書き。。。 ・殺人事件とは関係しないけれど、戦後あっさりとアメリカに偏向していく、ある意味「日本人」の典型であるジャズ好きのトランペッターの青年役が瀬川亮くん。前にサードステージの『ラブハンドル』に出演してたときに印象がよくて好きなの。彼が出ているというのも今回劇場に足を運んだ理由なのですが、過去を呪うイタコの初老の女(松浦佐知子)と対照的に、声の明るい、前を見ているかわいい青年でしたv最後の看板を持ってかけあがるくだりが、ひどく皮肉。 ・不思議に明るい闇市なのですが、美術と照明がいいせいか、くっきりと背景の中で闇市を走り回る人々が浮き上がる。その構図がなにか日本の湿っぽい昔の闇市の写真とは違う感性に感じられて、ああやっぱりアメリカの演出家が手がけた作品なんだなぁということを強く感じさせられたり。 ・最後に「誇りは捨てないよ!」と吐き捨てて駆け抜けていくパンパンの女の子が印象的。彼女の台詞も、きっとこの芝居のメッセージのひとつなんだと思う。 ・アメリカ人、日本人、韓国人が直球で手がけた「敗戦直後」という作品でした。私は(<ここ大事)、面白かったです。もしNHKの放映にぶつかったらもう一度観ようかな。 ■日曜に缶ビール1本。あとは休肝日。今月は人間ドックなのでした…… 11月1日(土) Web拍手ありがとうvv>秋芳さん。 PCの調子が悪いのは季節っていうか……前に「不調だわ」と新しいPCを購入したのが2006年の12月……その不調なPCをまだ使い続けて「本格的に不調」なわけで、季節とかそういう問題ではないような(笑) この(かつての)新しいPCをなんとかしてネットワークにつながないといけないんですけど………(遠い目) 朝起きて「今日はなんで早起きしなきゃけないんだっけ……」とぼんやりと考えて、「あ、同期のSくんの結婚式…」とぼんやりと思い出す。美容院に行く前に髪を洗って乾かさなきゃ。 時間をかけつつバタバタと化粧して、予約していた10時に美容院に駆け込み、髪を結ってもらう。鏡の前で座って考えれば考えるほど、いろんなものを忘れている。 アイライナーを忘れ、グロスを忘れ、リップライナーを忘れ、挿してもらおうと思っていた髪飾りを忘れ、指輪はやっぱ地味だから取り替えたいし…………そしてとどめ。「袱紗忘れた……」<準備は早めにすませましょう。 風は強かったけどお天気もよく、日柄もよかったのかしら。白金台の八芳園は大変混んでおりました。 こじんまりしてて感じのよいお式でしたよ……初めて新郎新婦の目の前の主賓席テーブルに座りましたv しかし、今年の夏の異動で上司になったばかりのM部長は、本日の主賓挨拶なのですが「あんまり喋ったことないんだけど、何話せばいいのやら」とか直前に呟いてます。そうですねぇ、Sくんはイヌ好きですよ。ねぇ、Mちゃん。 「新人の宿泊研修のとき、Sくんは宿舎のイヌが寝てるの観て、『イヌはいいなぁ。イヌになりたい』って言ってましたよ」 Mちゃん、それは多分、考課権を持っている上司に伝えるエピソードではないと思うのよね……<私たちはなぜか同期のSくんを弟分だと思っている。 でもさすがに営業出身のM部長はまともな挨拶をしました。。。
■水割りにシャンパン、カンパリソーダ、ビールに赤ワイン、そのあと居酒屋で生ビールとそば茶割りを何杯か。 |