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7月30日(水)〜31日(木)

「さくっと帰ろうな、マックス1時間くらいで!」と言って午後9時半から飲み始めたはずなのに、どうして終電に向けてダッシュしているのか………不思議です。ほんと不思議。途中で時間が飛んでたからかしら(寝てた、とも言う)。

来週は午前中が全部打ち合わせで、夜はほとんど予定詰まってるし、しょうがない今週は頑張って働いて……と思っていたのですが。木曜日午後1時の私。

「今日はもう頭痛により、とか言って帰りたい……!」

だって昼休みに書店に行ったら、宮部の時代もの新刊と池袋WGPの新刊としゃばけの新刊が出てたんだもの。
帰っていいですかー(でもオーラだけでは「帰っていい」は通じず、午後7時に会社を出ました……)。

■飲みながら本読んで7月が終わりました。水割り、赤ワインその他。

7月29日(火)

予定になかったのよ……午前9時から午後5時までの終日研修なんて。
そんな日に限って、午後6時半開演の芝居のチケットが。最前列なの。遅れるわけには……!(さっさと退社)

THEATER1010、前に予約でトラブルが。結局、1年間だけ3,000円払って有料会員になったのですが、こないだ会員資格が切れました。
しかしその前にこの芝居の案内が。なんとS席6,000円のチケットが、会員だと2,000円で取れる!4,000円お得!というわけで、昨年払った会員費の元が取れたというものです。

・本日の演目は『音楽劇 夜と星と風の物語 〜「星の王子さま」より〜』です。
・別役実の新作が2,000円ならいいよねーキャストも魅力的、というわけでチケットをとってみたら、なんと中央ブロックの最前列でした♪
・星の王子さま、昨年読みました。今年の集英社文庫の夏の百冊に入っています。池澤夏樹の訳、静かでいい言葉で、オススメですv
・主役である星の王子さまは毬谷友子。前にニナガワ版の『天保十二年のシェイクスピア』でオフィーリアにあたるお冬を演じていてステキだったのですが、今日の王子さまもとってもかわいい!
・元々の素顔だと少し憂いを含んだ黒髪の上品の美人さんなのですが、今日の王子さまだと金色の髪をツンツンに立てた声の甲高いキュートな男の子。ちょっと乱暴な仕草がすんごくかわいいの。最前列で見ても肌きれい、羨ましい……!
・バラの花役は池田有希子さん。今年の1月に『URASUJI』の初演版で肩脱ぎのかっこいいお姐さんを演じてらしたハスキーボイスのきれいな人なのですが(強い視線が印象的)、今日は意地っ張りな王子さまの星のバラ。赤いドレスに赤いハイヒール、赤いレースのバラ柄の日傘という姿。<最前列なので、ハイヒールが脱げないようにきっちり透明なテープで固定されているのもよく見えます(笑)
・飛行士がStudio Lifeの曽世海司かー、私ここの劇団の役者さんて全般的にすきじゃないんだよなーと思っていたのですが、意外に悪くなかった。王子さまとの一生懸命なやりとりとか、原作の風情がよく出てたしね。
・その恋人役に秋山エリサ。フランス人とのクォーターなんだそうで、色の明るい目で表情の明るい美人さんでした。あと声がよかった。集団で歌ってても聞き取れるちょっと癖のある歌い方なのですが、きれいな声で聴き惚れてしまいました♪
・「駅なんだけど線路がなくなってしまった!」という不思議な駅長さんと「天文学、天文学、最新の天文学はいらんかね〜」と望遠鏡を引きずって学問を売りに来る不思議な天文学者を演じていた金内喜久夫さん、何か他の芝居で観たなぁ、なんだっけ。と思いつつ、飄々とした風情が童話らしくてぴったり。
・別役作品らしいちょっと不条理な話なのですが、最後はとても幸せな気持ちになれます。王子さまがぎゅーっとバラの花を抱きしめる場面、観ているこちらが嬉しくなってしまった。赤いドレスの上から白いロングドレスをまとってラクダに乗り込んだ華やかな笑顔のバラの花といい、とっても上質な童話でよかったです!
・これの前に観たのが土曜の『更年期SHOW GIRL』だっただけに、余計に上質っぷりが際立っておりましたよ………!
・二人がかりのラクダ(の足)ががんばりやさんでありました。そして「こいつ止まんないんだよ〜」と後ろ向きにコブにしがみついてる王子さま役の毬谷さんがほんとキュートで、思わずCDまで買ってしまいましたわ……!

■帰ってから水割り。

7月20日(日)〜28日(月)

女子力強化キャンペーン中です。
たまに来るの。新色の化粧品買ったり。
最近見つけた中でのヒット作は、エテュセの期間限定のカラーマスカラ。ブルーがお気に入り♪

ところで夜9時半、会社のエレベーターが開くと同期のMちゃんが乗ってました。
あらま。偶然会ったしご飯でも食べに行く?というわけでさーどこに行くか。お、あの刺身が充実してそうな店、今まで開店してる時間に前を通りかかったことがないのよね。どうよここで?というわけでカラカラと引き戸を開ける。2人。空いてる?あ、ちょうどテーブルが、と座ろうとしたときに「あ」と。

………前の部署の上司だったNさんとT主任の他、人事の管理職と、しかも営業出身の超性格のきっつい部長2人が隣のテーブルに。。。

そのまま、無理やり椅子を二つ追加して一緒に飲んできました。遠慮しないでがっつり鯛茶漬けとかも食べてみる。

「外からいるのが見えたとか?」
「見えませんけど、ただ魚が美味しそうだったから」
「ていうか年頃の女性二人でふつうここ入らないでしょ」
「えっ、だってお刺身………」
「その前に、以前にも私たち二人で『天狗』に入って出くわして、そのときにもプチ説教をされた記憶が」
「あーあったあった」


………女子力低!


が、歌舞伎座のチケットが届き、それが思いっきり夏コミの二日目(小説)とかぶっていることも思い出しました。

腐女子力も低!

でもお刺身と揚げ出しナスは大変おいしゅうございました。素朴なおにぎりもいい感じ。お豆腐もすき。
今度一緒に行こうねK崎さん。

そして女子力再強化のため、8/2はPAUL & JOEのフェイスカラーパウダーCS N 060(子守唄)をチェックに行くように。<備忘

さて、そんな女子力が限界値に近く低い私ですが、芝居も観ております。女子力には関係なく。
20日には新宿コマ劇場にて劇団☆新感線の『五右衛門ロック』を観てきました。

観光地のお約束!

………とはいえ顔を入れて記念写真を撮るには、ちっと勇気がいる気がする……

・ストーリーとしては、天草の乱をテーマにした『SHIRO』などと比べると、ひたすら華やかで楽しく派手な芝居!という感じで、脚本の集約性という点ではそんなに……と思いました。でもいろんなオモチャが入ってる宝箱って楽しいよね、とかそんな感じ。
・もう、感想はほとんどこの二点に尽きる。

・松雪泰子、美人!手足長!そしてオトコマエ!かっこよすぎ!
・お父さん(@白いイヌ=北大路欽也)、その存在感、そのオトコマエ度、むしろ私たちですら嫁行きたいくらいの男っぷりでございました。かっこええ……vv


・いやほんとに松雪は江戸のミネコちゃんな感じがよかったですよーvv<もともと大好きな女優さんなの♪
・前に松雪と森山未来が共演した松尾スズキの『キャバレー』も観に行きましたが、あのとき劇場で「踊らないなら森山使う意味ないじゃん」と言われてましたが、今回は踊りまくり!ぴったりのキャスティングでしたよ!<私は松尾スズキがとても性にあわない……
・ド派手で頭使わずにすなおに楽しめて、よかったですわvv

夕ご飯を歌舞伎町の「呑み喰い処 黒田畜産 新宿歌舞伎町店」で串焼きとか馬刺しとか。
馬刺しは美味しかったけどね、ドリンクのオーダーは間違うしなかなか注文とらないし、接客サービスがいまいちー。

それから26日は下北沢のザ・スズナリでタニマチ金魚の『更年期SHOWガール〜必殺技はホットフラッシュ!〜』を観てきました。
先週の新感線に続いて、今日も学生時代のMと一緒。

・升毅の劇団『MOTHER』で看板女優だった牧野エミさんが出てるのが観たくて行ったのです。
・作:後藤ひろひと、演出:福田転球、出演:牧野エミ、楠見薫、中道裕子、小松利昌、福田転球。
・女性3人が更年期障害を抱えていて、お互いにいろんなことを隠しているうちにどんどん話が大きくなって、という設定のシチュエーションコメディ。やたら夢見のいい寝ぼけた産婦人科医、そこの看護士、そこにひそかに通ってくる有名女優とその女優のカルテを盗みに来たゴシップ記事下請け探偵の男女。
・うーん………なんつーか。出演している役者は顔ぶれてきに30〜40代の観客が喜びそうな、でもこのネタって誰をターゲットに?ごめん、10代だったら私ももうちょっと笑えたかもー。
・ネットで観た人の感想見たらけっこう好評だったんで、んー????てな気分に。私もMも「なんかターゲットよくわからんな」「ちょっとあたしらの年じゃ辛いよな」と言ってたんだけど。。。
・あ、でもあのエビのイラストは伝説かも。毎日違うみたいだけど(ニワトリとか)、すごかった……しかもこの頭のてっぺんから飛び出た巨大なぐにょんという2本のハサミ……ってあなた、それはザリガニだし(笑)
・メイクってすごいなーと思いつつ、うーんちょっとネタとして苦しかった。別に詰め込みすぎ、通路にすべて椅子をつっこんだ過大キャパシティが辛かったわけではないですよ(笑)
・シチュエーションコメディとしては『BIG BIZ』『BIGGER BIZ』『BIGGEST BIZ』のシリーズの方がずっと面白かったなぁ。ふう。
・とはいえ、牧野エミさんが相変わらずスリムでかっこよくてきびきびキレのいいつっこみ入れてるのを観られたのは嬉しかったですけどねv

■いろいろ飲んでました。焼酎とかビールとか焼酎とかビールとかたまに日本酒。よく飲んだ。

そういや女子力Upキャンペーンというか、本もこのところ割と恋愛小説が多かったり。<それは単に石田衣良強化キャンペーンだったから。『愛のいない部屋』面白かった。
というわけで、本を買おうと思ったのです。集英社文庫で夏の百冊キャンペーンやってるし。買おうと思っていた本は以下の三冊。

石田衣良 『娼年』 集英社文庫
江國香織 『薔薇の木 枇杷の木 檸檬の木』 集英社文庫
唯川恵 『恋せども、愛せども』 新潮文庫


その日、私が書店から出てきたときに実際に抱えていた本。

東野圭吾 『黒笑小説』 集英社文庫
笹山尚人 『人が壊れてゆく職場―自分を守るために何が必要か』 光文社新書
高田里惠子 『学歴・階級・軍隊 高学歴兵士たちの憂鬱な日常』 中公新書 

………女子力低!(東野の集英社文庫しかあってない!)

7月19日(土)

土曜日は新国立劇場にて『まほろば』を観てきましたv
若手の作家の脚本をベテランが演出するという「シリーズ・同時代」の1本。
「モダンスイマーズ」という劇団の蓬莱竜太という作家の本を元・新国立劇場の芸術監督だった栗山民也が演出するというもの。

・地方の旧家に集まった四世代(うち一人は血縁なし)の女たち。祭りの夜で、男しか担げない神輿のために男たちは出て行き、家の中には女しかいない。初老を迎えかけている女は、伝統あるこの家のあとを継ぐべき子どもがおらず家が絶えそうになっていることを憂えている。しつこく結婚を求められる四十過ぎの長女はそれが鬱陶しくて叶わない。父親のわからない娘を産んだ次女は今つきあっている男の小学生の娘を家に連れてきている。姉妹の祖母に当たる老女は家の行方など悠然と構えたかのようにすごしている。そんななか、東京で一人暮らししている次女の娘が固い表情で帰ってきた―――
・私、このところちっとも若手の作家の芝居を観ていないのでこの蓬莱竜太という人よく知らなかったのですが、映画『ピアノの森』の脚本をやったり映画『ガチ☆ボーイ(2008年)』の原作をやったり、他にも舞台版の『世界の中心で、愛をさけぶ』だの『東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜』なんかの脚本もやっているそうです。へー。
・私と同世代の脚本家で、普段は男性ばかりの芝居が多いらしい……という人の、珍しい女性だけの脚本だとか。
・なのにどうしてネタが
閉経とか生理ネタなんだろう………
・出演は秋山菜津子(長女)、中村たつ(祖母)、魏 涼子(次女)、前田亜季(次女の娘)、黒沢ともよ(次女がつきあっている男の小学生の娘)、三田和代(姉妹の母親でこの家の嫁)。
・酒乱の長女役を演じている秋山さんの「うー、水持ってきて」「麦茶ダメ、ぜったい水」という辺りに「わかるわー!」と強く同意。そうなの、二日酔いのときはお茶は絶対NGなの、水じゃなきゃダメなの!<そんなところに共感抱くのもどうなのか
・姉妹の母親役の三田さんは井上ひさしが東京裁判を描いた『夢の泪』で弁護士の知的な役を演じてらした方なので、こんなもう「娘の結婚、跡継ぎ命、娘のつきあう相手が小作人の家なんてあり得ません!」な視界狭まってるおばちゃん役ってば新鮮。極端で面白い役でしたよv
・どうでもいいが、Wikipediaでこの女優さんが劇団四季出身で、ついでに京セラミタ創業者の娘で作家の三田誠広のお姉さんだということを初めて知りました。世間て狭いのね。
・飄々としたおばあちゃんがとてもいい味。演じていた中村たつという女優さん、なんと俳優座養成所の第1期生だそうですよ!パンフ買ったら「この年代の脚本家が中村たつさんに台詞を読んでもらえるなんてとてもすてきなこと」ということをコメント寄せていた女性の演出家がいたけど、確かに三十代前半の男性が書いた女性の台詞をこんな人が読むのって、考えたらすごいかも。
・実にいいおばあちゃんなんですよー
、妊娠に悩む孫とひ孫二人が言葉をなくしているときに「こないだ縁側で小さな男の子を見てね」「転んで泣いている子がしばらくしてお母さんを連れてきて―――エプロンで手を拭きながらその子と歩いている母親を見たとき、その二人がとてもかわいくて」「そのとき思ったの」―――だから生みなさいとか言うのかと思えば「わたしってほんと目がいいんだなって」………って、オチは!「え?世間話。なごませようかと思って」………いいなぁこの脚本家。
・あとは次女の娘役が前田亜季でした。『バトルロワイアル』に出てた子だよね。久々に観ました。でも顔ちっちゃくてかわいかったv表情の硬い美人さんでありました。<そういう役なんだけどね。私のイメージはバトロアなので、ちょっと新鮮。
・それからやたら耳年増で、ある意味一番精神年齢高そうな小学生の女の子役を黒沢ともよ。年の割に芸達者な子だなーと思っていたら、『奇跡の人』に『マリー・アントワネット』『モーツァルト』と帝劇クラスの大きな舞台の経験のある子なんですね。もう、憎たらしくなるくらい口が達者で、上手な子でした。
・男性が書いて男性が演出しているにしてはナマっぽくて面白い女性ばかりの芝居でした。今度は本領だという男性ばかりの劇団の芝居を見てみたいなぁ。

■水割りその他。

7月16日(水)〜18日(金)

日記は止まってましたが生存してます。別に肝硬変とか階段を転げ落ちた、とかではなく。
Web拍手押してくださった方、ありがとうございます。

本日は昼間から芝居です。ちゃんと年初から休暇を申請した日なので。
というわけで先行予約当日に午前10時から電話&インターネットでチケット取りに励んでいたわけですが………眉間にシワ。なぜにこの時間(10時10分)につながって16列目なわけe-plus。
試しに45分後にぴあでやってみたら同じ16列目でした。どういうわけよそれ!とBunkamuraに問い合わせてみたところ「チケットは各業者にそれぞれ配分なので」………要するにe-plusはぴあより立場弱いってことね!で、それを知らされなかった申込者は割りを食ったと!平日昼間S席なのに16列目かよ!と、行く前から低気圧気味なのですが、隣に座ってた二人組がナチュラルに開演中に声を低めることなく配役の話をしてくれて、ほんとに「席は選べても周囲の観客は選べんのじゃっ!」と叫びたくなる気持ちに。<しかもすぐ右の女が開演中にカチカチと延々と時計のバックルをはずしては止め、はずしては止め、というわけで殺意のボルテージも上がるというものです。
芝居自体はとっても面白かったので、席がとってもとってもとっても残念です。ちくしょ。

本日の芝居は井上ひさし作、蜷川幸雄演出の『道元の冒険』です。
阿部寛、栗山千明、北村有起哉、横山めぐみ、高橋洋、大石継太、片岡サチ、池谷のぶえ、手塚秀彰、茂手木桜子、神保共子、木場勝己とキャストが豪華………特に私、このところお気に入りの北村と朗々とした声のステキな木場勝己というキャスト二人が出演しているのが嬉しいですv

・道場を開いて7年、その記念すべき日に比叡山の荒法師たちが難題を押し付けてき、その口上に怯えた鎌倉幕府、朝廷ともに弱腰の要求を突きつけてくるという苦しい状況におかれている道元。しかし彼にはもうひとつ大きな悩みがあった。眠りにつくたびに頭のなかで一人の男、いつの日か未来と思われる時代の男が性犯罪容疑で警察にとらわれており、それが自分だというのだ。新興宗教の開祖と名乗りつつ重婚罪で警察に拘置されているその男が頭にいる限り、いつまでも自分は脅かされている。そうして逆にその新興宗教の教組も、頭の中に住み着いた偉いらしい僧侶の存在に頭を悩ませ続けているのだった―――
・一人で何役も何役も務めるので、暗転の間に道元から冴えない収監中の新興宗教者にと着替える阿部寛は大変………そしてデカいねぇ。<栗山千明が肩までしかないよ!
・そして栗山千明は舞台出演初とかで私も生で見るのは初めてなのですが、…………かわいいねぇvいままで見た映画の類がなんかエキセントリックな役が多かったり(『ハゲタカ』の子も割と思い込み強そうだよね)してたのですが、今日は道元の少年僧時代を演じたりと一生懸命さが伝わる喋りのかわいい小坊主さんでありましたv(<台詞もきちんとしてたし)
・ほんとナチュラルにみんな坊主のヅラをかぶっているので、さすがにヒゲのある木場勝己とやたら背のでかい阿部ちゃんはすぐわかりましたが、それ以外は誰が誰やら………(16列目だからオペラグラスは必須!)お、よく見るとふつーに栗山千明が混じってる。とか。
・しかしほんとに役者さんは大変だわ。少年僧・栗山が比叡山で天台宗の奥義を語る場面があるのですが、あれをぜーんぶ覚えるかと思っただけで気が遠く。私は役者さんにはなれません。。。
・他にも大石継太に高橋洋と蜷川組の常連が出ててよかったです。しかし高橋洋、『オセロー』『幻に心もそぞろ狂おしのわれら将門』『恋の骨折り損』『タイタス・アンドロニカス』『あわれ彼女は娼婦』『タンゴ・冬の終わりに』とだいぶんいろいろ観ている(そしてかなり重要な役が多い)はずなのに、どうして私は彼の顔が覚えられないのだろう………けっこう好きな役者さんなんですよ。なのに。不思議だ。
・一人で複数の役を務めないと行けないので、No.2のお坊さんを務めてる大石継太が三代将軍実朝の未亡人役の横山恵の従者も務めていて、「あらぁ私の従者はどこに行ったのかしら」「探して参りますぅ」「お待たせ致しました」「あのお坊様はどこに」「はいっ、探して参りますぅ」「お待たせいたしましたぁ」「あらあなた、私の従者を見なくって?」「えええ〜探して参りますぅ」と大変でした(笑)
・ナマ観音様……あれ着ぐるみ、じゃなかったよねぇ……<ハダカのおねーちゃんなのでオペラグラスを使うのもためらわれる(笑)
・井上ひさし流の皮肉なラストも含め、面白かった。願わくばもっと前の席で観たかったわー。

■ウィスキーの水割り、ビール、日本酒、焼酎などなど。

Bunkamuraに昼に来ることなんて滅多にないので、夜の終演後には閉まっているスワロフスキーのショップが開いている。
つい覗いてしまい………ハートのリングお買い上げ(敗北)。
だって今月までの限定発売のリングだっていうからっ!

「見てみてv」と写メを送ったところ
「あれっぽいね、オタマジャクシの尻尾をくっつけた感じ、プリプリで」………オタマジャクシ……!(ステキコメントだよM屋さん…!<別に嬉しいわけではないけど!)

予定していたとはいえ、休んだあとには立派にしわ寄せが(うふふ<乾笑)。
でも果敢に金曜日には飲みに行きます。いつもの「男鹿半島」の夏の飲み放題企画。支店の住吉の方に18人で行ってきました。……でもちょっぴり昨年より刺身の盛りが少なめのような(出入禁止にはなっていなかったけど、昨年散々暴れた報いが来ていたのかしら)。

7月15日(火)

Web拍手押してくださった方、ありがとうございますv

すんごい久々にLibraryを更新しました。<日明恩『ギフト』

「明日の休みってなんか予定あるの」
「いや、昼に芝居観に行くだけですけど」
「ふーん、じゃあもう仕事あがってみる?」


えっ、その因果関係わからない。と思いつつ、新橋の串焼きの誘惑に敗北。つい仕事片付け始めてしまう。……翌日休むくせに7時とかに早帰りしてどうすんだ、とは一応理性が心の片隅でツッコミ(しかし私の理性は声が小さい)。
<創立記念日の振り替えで年初に個々人で申請するお休みがあるのです……私は毎年それを昼芝居を観る日に当てている。

まぁ要するに早起きしなくていいんでしょ、というだけだったようです。上司のTさんに頭の中の因果関係は。
ついでに企画のSさんと三人で美味しく串焼きを頂き、焼酎をさくさくと飲み………結局仕事で熱く語って終わる。
2人とも喋り甲斐ある相手だったんで、店を追い出されるまで語ってました。焼酎はいいね。喋りもテンションあがります。たとえ話題が仕事の話であろうとな!

………男2人相手になんで飲みながら仕事の話してんだ(女子力低!)、と一応セルフツッコミ。。。

■生ビール2杯と焼酎の4合瓶を3人で1本半。……控えめ。

最近経済誌を見るとイスラム金融が流行りです(流行っていうか)。
どーよこんなん。とか言ってたわけですが、なにしろイスラム金融ですから、コーラン順守なわけですよ。酒ダメ。ブタなんてもっての他。あり得ない。

「焼酎が飲めなくて……」
「ヤキトンが食べられない生活なんて……」
「それくらいならいらないそんなチャンス」

ビジネスチャンス<食欲。

7月14日(月)

多分こっちの蝶をモチーフにした時計の方が、私の普段のアクセサリーと似合うんだろうなーシックだし、とか思いつつ、あくまで初志貫徹。
というわけで選んだ時計が届きました(50%オフのディスカウントだったのも魅力v)

CHE CHE NEW YORKという香港出身の中国系三姉妹が立ち上げたブランドの時計。
フェアリーが描いてあって、その羽根だとかハートだとか、それに文字盤の周囲にもキラキラの石がはめてあってかわいいv

しかしこれ腕時計なわけで………私の細くもない手首につけてこの立派な存在感、重い。なのに時計機能自体はこの妖精ちゃんの肩から上くらいのちっちゃな円の中だけなのですな………着けた瞬間、あまりに機能的じゃなさ過ぎて失笑。

ちなみに選択時のコンセプトは「私に一番似合わなさそうな時計を買ってみる」でした。
………なんでだったんだろう。

■焼酎と水割り。体は正直です。家で飲んでたらきっちり体重が増えた……orz

7月13日(日)

このところ、無償に、いや無性に本が読みたいのです。
なんか意味もなく書店をウロウロして本を買いあさって、でもあの買った本ってどこに行ったんだっけ<読んでないじゃん。

とりあえず今読んでいるグレッグ・ルッカの続編『奪回者』は、読んでいるうちに女3人のすべてに不義理をしている主人公を後ろから張り倒したい気持ちに。
そして今回の警護対象者のバカなクソガキ……もといお転婆で表現が多様かつ悪質なお嬢さん(控えめな表現)に、SASより先にあたしがこの小娘を撃ち殺してやりたい気持ちでいっぱいです。ほんと。読んでいる途中で本が行方不明になる予感大。

ところで本日読んでいた本は、石田衣良の『傷つきやすくなった世界で』。R25に連載していたエッセイで、なかなか面白いし、目線が共感しやすいところにあっていい。言うことがとてもまっとうで気持ちいい。
そんな本の中に、御大が登場しておりました。
 
「ハードボイルドの巨匠(野獣?)北方謙三先生ではないから、ぼくはみんなに「ソープにいけ」とはいわない。」

………そんなに人口に膾炙してるネタなんですね……<御大『試みの地平線』

■最近うっかり飲んでます。ウィスキー水割り。

7月12日(土)

Web拍手押してくださった方、ありがとうございますv

「げっ、エビ玉祭り!」と言うゴールド会員仲間のMは、7月の歌舞伎座はパスだそうです。
私も金払ってまでエビなんか観たくないのですが………くっ、年間28回(ゴールド会員資格<チケット買える日が早まる)の壁は高い。
『義経千本桜』は勘弁、と思いつつ、夜の鏡花ならまぁ………前半の「夜叉ヶ池」にはエビいないしね………B席でいいか、と思っていたのですが、会社のY先輩が「そこまではるか(仮名)ちゃんがヘタだヘタだと言うと、逆に観てみたいわ〜」と言うので、二人で三等A席です。

「えーYちゃんエビ蔵観に行くのー、物好きだねー」とは歌舞伎をよく観ている会社のT先輩のコメント。………容赦ない。私もだけどね。
・まぁ前半は「夜叉ヶ池」だし。こちらは一度上演されてるし。これはエビ出ないし(<重要)。
・話知らないとこれ序盤地味な話だよね………2006年7月に同じ猿之助の若手一門で上演したときは、百合と白雪姫の両方を春猿さんが演じていたのだけど、今回は百合を春猿さん、白雪姫を笑三郎さんという配役分けがされてました。
・白雪姫、「命のために恋は捨てない」という情熱的な竜神のお姫様なのですが、笑三郎さんて割と理知的な役が多い人なのでどうかなーと思っていたのですが、なんかすごい熱烈狂乱ぶりでした(笑)
・なんとなく、前のときに観た方がよかったような気が………笑三郎さんの雪姫はよかったですけどね。なんか冒頭の蟹とか鯉の辺りとかがどうも上滑りしているような……私が寝不足だからでしょうか……<ぼんやり
・右近さんは役に慣れ過ぎたせいなのか彼の発音の癖が強く出すぎていて、台詞が聞き取りにくかった………特に最後の雨乞いのくだりとか。
・段治郎さんはもともと口跡のはっきりした役者さんなので、終盤の百合を取り戻しに来るくだりとか萩原晃の役はいいですね。前回もそうだったけど似合ってますわv
・でもまぁ「ヘンな話で面白かったよ」とYさんは楽しんでくれたらしいのでよしとします。
・問題は次の「高野聖」………これ、あんまり原作も動きがない、割と地味な話なんだよな………とか思いつつ、幕間が45分?!そりゃ長いわ。<通常はお弁当幕間でも30分。
・でもこれはきっとセットの設定時間分だよね………セットはすごい力作でしたわ。マジで。岩山とかね。この立体的なセットをいったいどこに収納しているのだろう、と一瞬遠い目に。
・そして動物類。サルだのヘビ(すごいヌルヌルの黒!)だのベチャベチャ跳ねるカエルだの飛び回る巨大コウモリだの、なんだかヘンなところにリアリティが追求されておりました。。。
・えーと。Yさん、どーでした?と終演後訊いてみると
「うーん………何がいけないんだろうねー」………いけないんですね(笑)
「なんだろう、あの抑揚のなさがいけないのかしらー」……そう!そうなんですよ!抑揚皆無、っていうか、「途中で巨大ヒルが落ちてきて」「苦しくて痛くて」って台詞がぜんぜん実感が湧かないの!楽しいのか苦しいのか悲しいのか哀れんでるのか痛いのか苦しいのか、全部台詞の調子が一緒なの!
・「もうちょっと経てば上手くなるのかしら」というYさんに
「あんだけ出演経験もらってて三十歳で上手くならない人は、この先上手くなることはあり得ません」と言い切っておきました(笑)
・作中で玉三郎演じる"お嬢様"と一緒に暮らしている、ちょっと頭の弱い青年がいるのですが、彼が歌う場面が思いのほかいい声でびっくり!ほぼ素顔に近いメイクですが、私にはこれが誰かわからず。あとで帰って調べてみたら、尾上右近という子でした。清元の人の息子さんなのであんまり私よくわからないのですが、なにしろ平成4年生まれ……平成……
・てことは、エビの約半分の年なわけですが
「あの子のほうが上手かったよね」……歌舞伎座2回目(前は勘三郎の「東海道四谷怪談」)に言われてるのってそれもどーなのー。
・えーと、少しは褒めましょう(笑)。多分あのセットは玉三郎丈の思い入れの篭ったものと見た。大道具さんの力作でしたよ。動物もね!カエルがナマっぽくてキュートであったv
・玉三郎丈はなんだか粘着質なお嬢様(割と誘い方が露骨)でよかったですよ。
・あとね、歌六さん。奇妙なお嬢様に尽くす老人役で、エビ演じる修行僧に真実を告げる役なのですが、対置するエビのあまりの声の抑揚のなさに比べると、さすがさすがの演技力ですよ。声に力がある。やっぱこうでないとねーv<私の好きな脇を固める達者な役者さん。
・そう、終演後私の最初の言葉が「思ったより台詞少なくてよかった」。いやほんとに!
・でもこれ、あんまり最後がすっきりしないオチなのでした……Yさんと一緒でよかった、帰りにがっつり飲んだくれられて毒吐けましたv

■歌舞伎座帰りのバーでコロナビールにキューバリヴレ、ボウモアのロックに75度のラム(レモンハートデメララ)のストレート2杯、ウォッカトニックとあとなんだっけ。

ところで私、今日は4列目だったんですけどね。
2列目にいた初老の男が強烈で。その位置からだと花道はふつー見えないだろ、ってなくらいなのにやたらと乗り出す、ひどいときなんか立ち上がったもんね。
役者に声かけてましたが(ヘタだったけどね!)、あんだけ観劇マナーが悪い男は、役者の名前を覚えてるだけで歌舞伎を知ってるとは思えませんわ。少なくとも三階席にちゃんと来てると思えん……でもこいつの何が強烈って、その前に乗り出してた1列目の観客を注意してたのよ。なのに自分はぜんぜん配慮皆無なの。自分のことだけかよ、とマジで呆れた。
今こそ吹き矢!いや手裏剣!とか思いましたが…………習いに行くか、スポーツ吹き矢。(※人に向けてはいけません)

これが勘三郎の公演だった日にはどんだけ前だろうと引き戻す策を講じますが、エビなのであんまりそこまでの気力もない私………(正直者め!)

7月9日(水)〜11日(金)

めったに翻訳ものを読まない私が、珍しく講談社の海外翻訳小説を読んでおります。石田衣良絶賛!と帯にあったので。
グレッグ・ルッカのボディガードものシリーズ。<とりあえず今『守護者(キーパー)』と『奪回者』まで。
そうこれ、プロのボディガードが主人公、のはず、なのですが………

「降ろしてくれるだけでいい」
「あんたの家まで歩いていくよ」
「きみは立派な紳士だな」
「あんたみたいなセクシーな子は、こんな夜遅い時間にひとりで通りを歩いていっちゃいけないんだよ」


前の台詞が男(主人公)、後ろの台詞が女だ………

多分戦闘能力は高い、はずなのだが、やたら落ち込みやすいこの主人公。
仕事のトラブルに私生活では女に振られ、寝るたびに悪夢にうなされております。この人、この仕事向いてないんじゃ。
身長180センチの女探偵に夜道を送られている183センチ86キロ、陸軍の要人保護プログラムおよび憲兵隊犯罪捜査部出身の28歳。眼鏡っ子………受。(断定)

へこみまくっている彼が女探偵に散々キスされたあとに「横になりな」と言われたとき、ついに犯される!と思いました。………違った。「寝ろ」という意味だった。

なんかヘンだなーと思いながら書店に見に行ったら、石田衣良が激賞していたのは、シリーズ番外編、女探偵が主人公の一冊で
「彼女はサイコーにオトコマエなヒロインだ」みたいなことが書いてあった。オトコマエ、というか男なんじゃねえの彼女は、ってなくらい言動男らしすぎだよブリジット。

…………ヘンだと思ったんだ………(敗北感)<でもアンドリュー・ヴァックスは絶賛らしい。

「前もそんな主人公ヘタレ系な翻訳小説読んでなかった?或る意味当たり引いてるよね」……ええ。私、ヘタレ系センサー装備らしいよ。。。

■水割りだったり芋焼酎だったり。ああ焼酎終わってしまった。

生理痛がひどくてお休みをとりました。生理休暇じゃないけど。通常休暇の範囲だけど。
たまたまその日がこのところ1日2〜3個はある打ち合わせがひとつもない日で、そして歌舞伎座の八月歌舞伎のゴールド会員発売日だったことはたまたまです。ええ、たまたま。無事にチケットとれましたv

………翌日、しっかりツケは来てましたがね……ふ、ふふふ………。

7月8日(火)

部の歓迎会でした。
有能な幹事の女の子たちが「席を事前に決めてみた」……まず真っ先にカボチャの位置を確認。私からとても遠い。ありがとう!
目の前が役員だなんて、そんなことはぜんぜん気にならないわーていうか前の部署で散々飲み会した相手だし!

「はるか(仮名)さん、知ってるんだよね前の部署で」
「知ってますよ。彼は鍋を前にキノコを入れようとする瞬間に『このキノコ、マタンゴに似てるよね、絶対マタンゴ』とか言う人です」
「…………なんではるか(仮名)さんはそんな古い映画知ってるの」
「えっ、なんでだろう。でも知ってますよ観たことないけど」
「ほんとに年の割りに古いもの知ってるよね」


……上司のTさんにつっこんでほしかったのは私の年齢のことではなく、
これから食べようとするキノコを「マタンゴ」とかいう彼の大人げなさだったのですが……orz 
<「若い人は知らない」と言い切られたので書いてみるけど、食べたらキノコになるキノコをテーマにした無人島での特撮映画(ttp://www.j-kinema.com/matango.htm)。

ちなみに年はごまかしてませんから!と強く主張。

しかし今日ひとつ理解したことは、
「健啖家」という言葉がいまは通じないということでした。
くっ、しょうがねぇ、だって彼らは数字の国の人と英語の国の人だから!と思っていたのですが、20代前半の若い子たちも知らないのを見て「ただの死語なのかも」と思いました。
これは死語なのかどうなのか、誰に訊いたらわかるのか。

■飲み放題だったので2杯目からいきなり日本酒に。そのあとも最後まで日本酒の冷や、合間にチェイサーでビールとレモンハイ、二軒目でウィスキー水割り。

だって一軒目の店、お通しがここ4人1組でみんなそれぞれ違ってて、イカの塩辛orホタルイカの沖漬けorカニミソorチャンジャという、どれとっても酒のあて!な内容だったので(そして目の前の人のが旨そうだからといって奪えるシステムではないところがミソだ<塩辛だった私はちょっぴり沖漬けが羨ましかった。塩辛も甘塩で美味しかったけど)。

二次会でも飲み倒しましたが本日は無事帰宅。<翌日出社後に5人に「ちゃんと帰れた?」と尋ねられる人(信用皆無)。
コースのお魚が「のどくろ」でやわらかくて脂乗ってておいしかったv

7月7日(月)

七夕だというのに豪雨でしたね。豪雨だろうとでなかろうと、私は変わらず出勤ですが。

「あんた、いくつになったんだっけ?」
「えーと、30と……」
「あら、あんたしばらく見ないうちに大きくなったじゃない」
「いや、大きくはなってないですけど!」
「よしよし、だいぶ近づいてきたね、うん」
「え、近づいてるってことはないでしょそれは!」
「もうじき追い越すね!もう遠くないね!」


……そんな不合理な。

2年前までいた前の部署で一緒だったKさんとの会話。
いえいえ、私が大きくなったのなら先輩も大きくなってますよ?年の差は近づいてませんよ?アキレスと亀ですよ?<土曜のイキウメの芝居でそんな話をしてたの。

■水割り。最近ちょっと酒量増える。

7月5日(土)〜6日(日)

多分寝たのは朝6時半頃です。
起きたのは朝7時頃です……だって8時から朝ご飯だから。シャケと昆布の佃煮は美味しかったけど、白ご飯はあんまりいらない。だって胸焼けが。

そんなボロボロの状態で新宿駅にたどり着き、「じゃっ、これから芝居観てくるんで」と言ったら、なんだかヘンな生き物を見るような目で「行ってらっしゃい」と言われました。
いやいや、ていうかもともとこちらが先約ですから!

本日の芝居は紀伊國屋ホールにて劇団「イキウメ」の『表と裏と、その向こう』です。
こないだ2月に赤坂RED/TEATERでやってた『眠りのともだち』がなかなか面白かったんで、来てみました。
前回と同じく3.500円……「これくらいの値段の芝居を楽しもう」を今年の課題にしたい………(シアタークリエの『RENT』、どうしようかと思ったけど12,000円もしやがるのでパス!)

すべてが住民登録番号で管理され、現金がなくてもすべてがカード決済されるユビキタス特区である都市。試験的にシステムが実施されているということで税金は安い。その街に取材のために現れたライターと、その取材に答える青年。彼は父親とそりがあわず別居している浪人生だが、ある日見覚えのない女が現れ「あなたの父親は死んだ」「私は父親の再婚相手、だから義母になる」「だから家族として同居しろ」と迫られる。そのとき彼のIDは使用不能になっており、IDが使えないとこの街では水1本買うことができない。不審な義母は「使えるようになるまでの間、このIDを使え」「新しい名前と新しい身分、大学生だから大学に行け」「但し、あまり他人と関わるな」と言われる。反感を覚えつつも大学に通ううちに出会った同級生の女の子は、以前に出会ったことがあった。彼女はボクサーでストリートファイター。そして自分は死神に取り付かれていると信じており、ファイトによる危険にさらされている間こそ濃密な1秒を過ごせる、生きている時間を引き延ばせるのだという信念から、ストリートファイトを繰り返す奇妙な女の子だった。そしてその一方でライターは、不審なコンビニで「生きている時間を買い取る」という奇妙な商売に出くわす―――

・感想。2時間、お話がつまらなかったわけではなかったのですが、辛かった………椅子が!休憩なし2時間の芝居には、それなりに腰にフレンドリーなスプリングを備えた劇場を!(老舗の劇場だからね……<紀伊國屋書店新宿本店の中、って段階でもう年代もの)
・そして暗転するたびに下まぶたと仲良くしようとする上まぶたを「あんたたち、早く別れなさい」と説得するのは大変でした……ストーリーに欠けたところはないので、寝てはいない、と思うのですが。
・シアターガイドのインタビューを読んだら、「われわれが普段、なんの疑問も持たずに信じ、受け入れている「常識」の数々。そこに大きく揺さぶりをかけ、足下の危うさや生きていることへの自覚をじりじりと促す劇作・演出家の前川知大」とありました。うん、そんな感じ。
・ライターを演じている頭の大きな役者さん(アフロ、まではいかんのかもしれないけど、顔のまわりにさらに広がった髪の毛があるので、でかく見える…)の盛隆二という人が、前回夢の中の住人を演じていてなかなか面白かったのです。今回もヘンなコンビニに出くわしちゃうあたり、決断を迫られて何がなんだかわからなくなってる辺りとか、面白かった。
・前回の公演を見たのは、客演が小島聖だったのが大きかったのですが、今回の客演ヒロインであるストリートファイター役の女の子は内田慈。……なんかいらっと来る。多分彼女が演じる女の子の言葉は浪人生/代理大学生の男の子にはなかなか通じなくていつも彼をいらだたせるせいかと思うのですが。私の頭のつくりは彼の方に近いんだな。彼女の言葉は私には届かない。ああイラッと来る。……ちょっとしゃべり方も苦手かも。常に笑いを含んだような、口角の下がったような喋り方をする子なのです(いつもかどうかは知らんけど)。私はすっきりとした滑舌のいい台詞廻しの俳優さんが好きなんだもん。
・しかしこの「内田慈」という女優の名前、最近どっかで聞いたぞと考え続け、私が見損ねたPARCO劇場で5月にやってた朗読劇『不器用な人々』でただ一人出ていた女優だということをやっと帰り道に思い出す。はーすっきり!共演が松重豊、池田成志、小須田康人と豪華だったので行きたかったのですが行きそびれたもの。……まぁいいか、心の中で区切りがつきましたわ。<私は見損ねた芝居についてはものすごく執念深い
・でもこの作家のヘンな世界観は嫌いじゃない。また案内きたら、行ってみようかな。

帰り道、大量のチラシを眺める。
私が知らない劇団のも多くて結構面白い。が、私は割と保守的なので、つい知っている劇団、知っている役者の芝居を観ようとしている。

今どうしようかなーと思っているのは、『津嘉山正種ひとり語り 人類館』と、月蝕歌劇団の『〈津山三十人殺し〉幻視行』。

前者が1903年の内国勧業博覧会開場前の「学術人類館」で、琉球、朝鮮、アイヌ、台湾高砂族、インド、マレー、ジャワ、アフリカなどの人々を、民族衣装姿でそれぞれの住居に住まわせ、見世物として観覧させた事件がモチーフで、後者は横溝正史の『八墓村』のモデルになった実在の殺人事件をモチーフに…………

やめとこうかな……<書き出したら自分でへこんだ

■泊まりのときに余ったお酒の中からかっぱらってきた芋焼酎「一刻者」。日曜は半死半生の中、水割り飲んでは寝てました……

7月2日(水)〜4日(金)

残業だったりTOEIC受けさせられてみたり、なんだか冴えない日が続いておりました。
そのなかで何が最悪って、通勤電車の中で会った男!あまりに最悪なので反転しときます。

私の駅に至るまでの乗り継ぎの関係で、たまにぽっかりと人の少ない電車があるわけです。
なので、私はいつもその電車の、同じ車両に乗ることにしているわけですが。

たまたまひとつ、空いている席があったので、私がそこに座ろうとしたら、隣の乗車口から乗ってきた男も同じ席を狙っていたらしく。
でも私が一歩早かったからそこに座りました。別に私がそいつを突き飛ばしたわけでも、荷物をそこに叩き込んで無理に割り込んだわけでもない。
なのですが、いつまでもそいつがこっちをちらちら見ていて気持ち悪いなぁと思ったのですが、そのまま寝る。だって疲れてたんだもん。

30分後、激痛で目が覚めました。
何かと思ったら、そいつが降りるついでに私のサンダル履きの足を革靴で踏みにじっていったわけですが。

何がサイアクって、そいつが立っていたのは私の目の前ではなく、私と向かい合わせになっている席の前に背を向けて立っていた……つまり私の足を間違いで踏むことはあり得ない。
ていうか、まず私の前にふつーに並んで立っている人がいるわけで、わざわざその人垣の間から足を差し込んで、私の足を踏みにじっていったということ。一瞬じゃないよ、私がびっくりして「痛いっ」て叫んで、そいつの鞄のベルトをひっつかんだところを振り払って逃げるまで、力いっぱい踏んでたんだから……私から1メートル近く離れた位置からわざわざ足を差し伸ばして踏んづけ、しかも私が先に座ってから30分経ってる!30分もずっと私のことを怨み続けていたわけです。

気持ち悪い。

ちなみに痩せ型、短い半白の髪、浅黒い肌はあまりシワがないから多分40前後、派手な紫のストライプのシャツなので金融とか公務員などの固めな職ではないと思うけど、スーツに革靴のサラリーマン……てことはあんた何年も通勤してるんだよね?なのになんだその通勤スキルの低さ?!

そして何が気持ち悪いって、翌日そいつがふつーの顔して同じ電車で私の背後に並んでいたこと……!

傷害とか暴行とか、そういう発想はぜんぜんないってことね、ふーん。
いつか喧嘩になったら、顔を写メで撮ってやりたい。そいつと争いになった日は、携帯つかんで寝よう。


はー不愉快だわー。
こんな不愉快な気持ちを覚えつつ、出勤して働いていたわけですが。

金曜は会社が引けたあとそのまま会社の寮まで行ってきました。
セミナーの下見だったのですが………なんか夜中に飲みながら仕事の話すると、1/5くらいの確率で口論になることに最近気がつきました。
なんかさぁ、仕事は判断基準が欲しいわけ。プランAとプランBの可否を判断するのには優先順位をつけるためには基準がいるというのは不合理な意見なのかーと思いつつ。

結局布団を使うことなく朝を迎え、お風呂に入ってきました。
会社の寮は懐かしい民宿のようですが、ご飯はなかなか豪華です。

むむ、向かいの席の分もあるから1.5人前分だな。
各自で火を通す肉とホタテとエノキダケとか、立派なお刺身(沼津の市場から来るらしいですよ!)とか。
小さな食前酒にトウガンと素麺の冷たい煮物。
おなかいっぱいです。

社外の人とだと宿泊料が3000円かかっちゃいますが、たまにはこういうのもいいかもね。

■ビールと、家から持っていったウィスキーを延々と。

7月1日(火)

今日は秋芳さんと飲んだくれて幸せでしたv
彼女にお願いごとがあって会社帰りに待ち合わせしたのです……前にも何度か二人で行ったことのある居酒屋さん。
すっかり覚えられていて、「あら〜、お久しぶりですねぇ」と言われてしまいました。

立派な焼き鳥が魅力なのですv<3本セット580円也。

この大きさをなんとか!と思い、お店にあったマッチを隣においてみました。
(タバコの次はマッチ、基本でしょ)

立派な焼き鳥、私は一番右の大葉を巻いたのが一番好き♪

あと味噌つけてかじる谷中生姜とか、味付けのしっかりした砂肝炒めとか、サイドメニューも充実です。


ところで私、8月に同期の女性陣で人気の和食のお店に行こうとしていて、その店が一ヶ月前からしか予約を受け付けてくれないのです。つまり、8月分の予約は7月1日の午後2時から。

……つながりません……!

仕事を午後2時にちょろっと抜けて、お手洗いかたがた電話かけてみりゃいっか、とか思っていたのですが、聴こえてくるのは「ツーツーツー」という音ばかり。
ムキになってそれから1時間とか1時間半とか、タイミングを見て掛け続けていたのですが、いつ掛けても「ツーツーツー」。
こうなったら夜中!夜中しかない!と思って日付が変わってから駅で掛け続け、3回目にやっと「トゥルトゥルトゥル」……おお!やっと呼び出し音が!やっと電話がかかった!

……とってください。お願い。(涙)<10分経過

接客中だったらしく、やっと13分後に電車を見逃してとってもらったのですが、やっぱり8月の7時台はすべて予約終了でした。当日来ていただいて空いていたら、って、当てもないのに恵比寿で夜10時頃に放浪はできませぬ……!
くっそー、前は予約取れたんだよ!でも前行ったときは熱あって酒なんか1杯も飲めず……!

悔しいので別のお店をセッティングしてみました。こちらはあっさりかかりましたが、ここも美味しいので女の子会を開催してきますっ!

■生ビールを1杯と、それから日本酒を何杯か。途中寝た……