6月30日(月) 「本日、○○委員会のため、○会議室にご参集願います」 えっ、そんなの聞いてねぇ………! 手帳だと来月のはずなのですが、なんで今日?!と慌てて前回配付された資料を見たら、げっいつの間にかスケジュールが見直しされている!私古いスケジュールしか手帳につけてなかったんだわ、私その時間別の打ち合わせだよ!しかも議事録係だから抜けられないよ! ま、現業があればそちらを優先、なオブザーバー出席しているだけの委員会なので、打ち合わせを優先したので別に問題はないのですが。 2時間の会議のうち最後50分しか出てないのに、最後一番強硬に発言してたのも私ですが。 時々上司に「あのね、一応サラリーマンだからね、もう少しね」とたしなめられる私の本領発揮なわけですが。 今日の会議がどうとか、そんなことはどうでもよろしい。 大事なことは、私の手帳に書いてあったスケジュールが間違いだったということです。つまり。 「10日の午前10時の歌舞伎座ゴールド会員発売日には、席にてPCが使える……!」 仕事の合間にHPクリックするくらいは許して。もしかしたらクリッククリッククリック、かもしれないけど! たとえシステム部にWebアクセスログをとられていようと、勘三郎を譲るわけにはいかないの……! 最初の打ち合わせのときに「来月の打ち合わせ……えーと10日?同じ時間?」とか訊かれた瞬間に「あ、私その日は午前中都合が悪いんで」とさっくりと返してみる私。 こちらの打ち合わせは私が調整役だからラクですよ!誰からもスケジュール確認の返事来ないうちに、さっさと10日AMに大きくバツをつけてみました……v がんばるぞー。 ■うっかり夜9時半から上司と飲んでしまい、若干二日酔い。 6月28日(土)〜29日(日) 6月の歌舞伎座が昼の演目イマイチでやめた分、土曜日は新橋演舞場にやってきました(年間28回観ないとゴールド会員維持できないからね!) 今月は歌舞伎ではなく、新派です。 片岡仁左衛門様が泉鏡花の『婦系図(おんなけいず)』に出演するというので。相手役も勘三郎のお姉さんの波乃久里子で何度も観てる人だし、まぁこれならいいかと。 ほんとは話としては夜の三島由紀夫『鹿鳴館』が観たかったのですが、そっちは團十郎だからなぁ……「こっちが仁左衛門だったらよかったのに」とボヤいたら、同じくゴールド会員仲間のMに「ムリ言うな」と言われました。……ダメか。 が、ゴールド会員のくせにすっかり忘れてたので発売日をだいぶ過ぎてからとったら……あらら、横手西側の席か。 こないだの東側の席がそりゃあ見えなくて、もう途中諦めて寝よう!と思ったくらい見えないのですよ。舞台の1/3以上は見えません。値段が安くなかったら許せん、てくらい見えない。 まぁ2400円の席ですしね。 ………が、ほんとに見えなかった……! ちょっと気を抜くと役者が「ん?そっちか?そっちに座るのか?」とか言って二つ並んだベンチの下手側に座った瞬間視界から消える。 しょうがないから湯島聖堂のセットをぼんやりと眺めながら台詞を聞いてるわけですよ。気分はラジオ。違うか。受像機が壊れ気味のテレビだ。<たまに映る でも別にそれでもいーや、と思ったくらい私はこの話納得いきませんよ…………! 鏡花って面白い話とスカが当たりハズレ激しいんだよなーと思いつつ、いやいや新派でこんなにずっと演じられてるんだからきっと、と思っていたわけですが。 私、あまりの舞台の見えなさと話の納得行かなさに思わず一幕目終わったとき「もう帰ってもいいかも……」と思いました。 そのまま劇場に残ったのはひとえに、お弁当買っちゃったからこれ食べないと邪魔だから。なんかおなかがいっぱいになったらもうちょっと我慢してもいいような気になってそのまま座ってましたが。 えーとね、ドイツ語学者の青年が元芸者と相思相愛になり同棲を始めるが、それが大恩ある師匠に知れ、別れろと命令されて泣く泣く引き離される話。一言で言えば、なんですが。 しかしその師匠の台詞が「女を捨てるか、俺を捨てるか」「女が焦がれ死にしても別れろ」……もしもし?そしてその理由は「芸者風情と同棲などしては学業の妨げになるから」なんですが、何が納得いかんて、この学者が偉そうに説教しているのが自分の長年の馴染みの芸者のいる店、しかもその芸者に「妻が病で臥せっているからもう帰る」とか言うんですよ! もうありとあらゆる方向、360度に向けて不義理しまくりですよこの男!いったいなんでそんなに偉そうに説教できるのか! そしてタイトルの「婦系図」ってのは、この師匠の娘に縁談が起こって、相手が家系調べをするのがテーマのひとつだからなんですな。なるほど。<初めて知った。 またこの縁談の相手方ってのが家柄だけ鼻にかけてるけど内実は不貞が横行する家で、弟子と内縁の妻の芸妓はそれを心配しているんだけど、それを学者は「僭越だ、傲慢だ」とか抜かすわけですわ。おまえに心配してもらう筋ではさらさらないぞ、と。それがムカついちゃうからいっそ逆に娘をそのうちに嫁にやっちゃおうかと思うぞと。 ………360度っていうか、もうこいつ480度くらい不義理しまくりだよね…(あんた娘の人生をなんだと!) 実は仁左衛門様演じるところのそのけなげな弟子は、昔はスリの仲間だったのをこの先生の知人に捕まり、それを引き取って内弟子として勉強をさせてもらいまがりなりにも学問で身を立てられるようになったということで非常に恩義に感じているわけですが、もうこの先生のしつこい「芸者と別れろ」コールに、「学者×弟子、でもって弟子が女を作って師匠と別れようとしているので、恩着せがましく逃げられないようにしているに違いない」と私はそう思いました。というか、そう決めた。そうでも思わんとやってられん。 しかし学者がこのかわいそうな子を引き取ったのは、12歳の時のことだという台詞が。 …………幼児虐待!(<ますます不憫に) そしてだいたいなんでこんなに弟子が必死でお嬢さんの縁談を妨害しようとしていかというと、系図調べがネックで、実はそのお嬢さん、師匠が愛人の芸妓に生ませた子なので、戸籍上は養女だからだ、ということが判明。そしてその愛人の芸妓ですが、弟子の内縁の奥さんの元芸者のお姉さん分です。もう師匠の首をつかんでガクガク揺さぶってやりたい気持ちがピークに達しようとしております。 だいたいそのお嬢さんがどんくさくてですな、ぽやぽや出歩いてばったり出くわした縁談相手に思いっきり待合とかに連れ込まれてて、師匠の命令で別れさせられて恋しい夫は遠く静岡に引っ込むハメになったのに、まだけなげな元芸者が具合悪いのに「大事なお嬢さんを助けねば」とそれを追っかけていって啖呵きって助け出すのです。 が、もう私はそのお嬢さんを見ながら「社会勉強だと思ってしょうがないのではなかろうか……」と思ってたくらいこのお嬢さん、事態を上手に紛糾させております。 東京で芸者がお嬢さんを助けている一方で、静岡では弟子が縁談相手の本家と対決して、元スリの本領発揮!というくらいのべらんめぇ口調で縁談を潰しておりました。あんたたち、なんでそんなに義理堅いの……!(涙) おまけに元芸者、相思相愛なのに生木を裂くように別れさせられたあと、ずっと病がちで臥せっているのですが、ついに危篤状態に。 電報を見て慌てて弟子が東京へ飛んで戻ろうとするその頃、東京では彼女が死にかけていて、周りが見守るところに師匠登場。 「許すと電報を打っておいたから、すぐやつも帰るだろう。辛かったら、わしをあいつだと思ってなんでも甘えるがいい」 ……明らかに彼女の病、別離の気鬱から来てるのですよ。何もかも、おまえがすべての元凶だっての! そして静岡から息せき切って帰ってきた弟子が部屋に足をかけたくらいのところで彼女は息絶えてしまい、最後の会話すら交わせない、というところで幕。 …………この私のやりどころのない気持ちをいったいどうすればよいのか! ・と、大変納得のいかない筋なのですが、もう少しマシな感想を。 ・「新派」ってのは120周年のくせにいったい何が「新派」なのかというと、「歌舞伎に対して新派」な訳で。ああ、なるほど。娘役の声の出し方が歌舞伎と一緒。しかしただでさえ男性が出す女声ってのは高く作るわけで、地声が高い女性にそれやられると慣れない私はつらくてしょうがない。というわけで、8月の三越新派公演もやめることにしました。ラブリン(愛之助)出てるけど。 ・あと、私がこの話の元凶だと思っている、ある意味この物語のヘソである師匠役が急に倒れたとかで、代役だったのです……帰ったらインターネットのニュースに緊急入院の記事が出てました。倒れた役者さん、79歳だったみたいですよ。そんな高齢なとこまで歌舞伎と似なくてもいいのに。 ・急に代役が入ったらしく、師匠の動きに時々不自然な間が。そしてヘンなところからぼそぼそと声が。プロンプタが……!<台詞が完全に入ってなかったのね ・波乃久里子は、弟の勘三郎とよく組んでるので何度か観てますが、ちゃきちゃきしてなかなかかわいい芸者さんでした。特に啖呵切るとことか、湯島で甘えるくだりとかね。 ・仁左衛門様はけなげでした。ええもう彼がけなげだったばかりに師匠のにくたらしさが募ります……!今月は歌舞伎座桟敷で身代わり座禅の愛らしい大名も堪能できたし、彼については当たり月でございましたが……でもこの話納得いかーん!!! 納得行かなさ過ぎてつい散財しちゃったよ。サングラス……orz ■劇場でウーロンハイ1本。帰ってからビール1本。 6月22日(日)〜27日(金) 一生懸命ひとりで黙々とExcelでシミュレーション中の共有PCを見て、部長は何かを思い出したらしい。 「……夜中にひとりで働いてる洗濯機を見ると、けなげでかわいそうになるなぁ、うん」 「部長、洗濯機の前に、1人で残って働いてるはるか(仮名)さんをかわいそうに思ってくださいよ」 「そうか……はるか(仮名)はいろいろ放り込まれてイヤんなっちゃったかー」 「ほんとですよ、国内案件と海外案件一緒にぶち込まないでくださいよ!色移りしますよ!」 のどかな部長のコメントに即座につっこんでくれた上司のTさんありがとう………<それは私がさっき「これ以上仕事もってこられてもできるか!」とプチ切れしたから というわけで、働いてます。 水曜日は朝10時から11時と、11時から12時と、13時から14時45分と、15時から16時と、16時15分から18時まで打ち合わせ……って、私の仕事スタートって午後6時かよ!(しかも最初の仕事が13時からの打ち合わせの議事録だったり)……もう何がなんだか。 しかも打ち合わせが紛糾しちゃったりすると、疲れきった参加者たちから「飲みますかー」「飲むしかないでしょう、何時!」とかいう回覧メールが回ってきたりして、私ってばいつ働くの! ところで火曜日、上司と私が新橋に二人で飲みに行ったときにかわいい女の子連れでばったり私たちと出くわした同じチームのTくん(25歳)の女難の話を営業の人たちから散々聞かされて笑い転げていた私ですが。 営業のKさんとシステムのKさんにつっこまれました。 「そのまえにさー、普通はお互い女連れで会ったら、互いに会わなかったことにするわけよ、なのにはるか(仮名)は散々吹聴されてていいのかそれで」 「ほんとだよ、夜の新橋で部下の女の子と二人っきりって、普通だったらマズいんだぞ聞かれたら」 「でも散々Tさん喋ってたぞ」 「あー、わたしってば女の風下だから」 と言ってたら、前の部署の上司Nさんから「あれ、土曜日昼の新橋で手つないで歩いてたって聞いたぞ」……おお、少し進化したか。 ていうか金曜夜の新橋と土曜昼の新橋、どっちが進化なのか微妙なところだ。<夜の飲み屋街では私にとって何のインパクトもないと誰かが判断したんだろう 「女の子誘うとセクハラって思われるんじゃないかと誘いにくいんだよねー」と営業のM課長が言ってました。<私を誘っとくと女の子連れてきてくれるから嬉しいらしい(私は女のうちに入っていない) 金曜も仕事あがって夜10時から隣の部署の管理職さんと2人で飲んでました………女子力低!だがしかし。 「腐女子力も低く女子力も低いってのは何なんだろうな!」 ………ほんとだね、町屋さん。きっと他の何かが突出して高いんだよ。男子力とか。いやむしろオヤジ力? そんな女子力低い私がセッティングした飲み会は、プルコギの会でした。「巨牛荘 三番町店」です。 前々から行きたかったのですが、やっと実現しましたーvv そりゃあもうにおいがつきますから、荷物とジャケットはすべて椅子の下の箱に隠す方向で!
また行ってもいいなぁ。すべてはうどんのために………vv ■火曜と木曜と金曜に飲んだくれておりました………プルコギとマッコリは相性がよいですv 6月21日(土) せのおさんと歌舞伎座で夜の部を観てきました。 いつもなら三等B席の三階10列目の席なのですが、ひょんなことから西側二階の桟敷席の招待券が手に入り……なんと花道のすぐ上の一等席ですよ!わぁ! 普通に一階の一等席になら若い頃(……。)に何度も座ったことがあるのですが、桟敷って初めて。いそいそとお引越ししてきましたv 桟敷って入ったことなかったんだけど、二人で1つの席の仕切りがあって、靴脱いで座る掘りごたつ形式なんですね(ちょっと幕間にトイレ行くときとかはめんどい)。 座布団の座椅子の左右にも余裕あるし、何より靴脱げるし、机があるからお弁当食べるのも筋書き置くのも楽チン、頬杖ついて観るのも自由……大変快適でありました。 花道は見えないかしらん、と思ってたら、すぐ下を役者さんたちが通るので、逆に表情までよく見える(シワもよく見える…<これはあまりありがたくない)、普段ではあり得ない状態。まぁステキ。 しかしこの席1回のお値段で、一番安い指定席の三等B席(2500円)なら6回取れるのでした……1年ごと更改の資格の保持に汲々とする私は、やはり三階席がせいぜいです。 一等席で年間28回の条件満たしてたら、昨年の私のチケット代がすべてつぶれてしまうっての。他のものが何も観られんわ。 とはいえ、たまにはいい席で観るのもよいものです。堪能しましたv ・今月の話題は、昼の『新薄雪物語』で、これは重鎮の役者が揃わないからなかなかできない演目なのだそうですが、私前にも1回観たし。時代もの苦手だし、というわけでパス。夜の部のこまごまといろんな話が入っている方を選んでみました。 ・最初の一幕は『義経千本桜 すし屋』……まーこれもよくかかる演目だこと。昨年の1月の浅草、3月の歌舞伎座でもかかったばかりなので……って、もう1年は経っているのか…(怖) ・しかし西側の桟敷に座っていたせいで、幕があいていきなり真正面にお里の芝雀さんが近くに座っていて、「かわええ……!」と正直せのおさんと二人ですっごくときめきました。 ・よく見れば(見なくても)お父さんの雀右衛門丈にそっくりなんだけどね………かわいかった。お里自体が恋が実らないことを知らずに祝言で浮かれるかわいそうな子なので、上品な芝雀さんが演じるととってもかわいい……! ・そんなめちゃめちゃかわいい芝雀さんですが、よく経歴見たら「僕50歳になっちゃったよー」という上司より年上でした……そんなことは些細なこと!歌舞伎ではまだ若手!(ほんとに) ・いがみの権太は何回目だっけ……吉右衛門丈が初めてなのは覚えてます。なんか今までで一番がっちりした体格の権太だなぁと…(感想それしかないのか)。いやいや、世話物に味のある方なので、維盛の妻子に縄かけるくだりはじんわりと訴えかけるものがありますが……なんとなく仁左衛門や愛之助といった上方の役者さんが演じたときはもうちょっとこの辺りをわかりやすく溜めていたような気が……気のせいかな? ・弥助実は平維盛を染五郎……私この人はわかりやすい二枚目はあんまり好きでないので、こういう序盤のヘタレを絵に描いたような子か、思いっきり三枚目の方がいいと思うのです……序盤のおままごとのような夫婦ごっこの練習をするくだりはほんとにヘタレっ子の雰囲気出ててよかったです。あと使用人から貴人に直るくだりも、浅草のときの七よりはちゃんと切り替えができていた(笑) ・しかしいつこの話見ても「あっぱれ頼朝」のくだりに差し掛かる辺りで「これって貴人ってやっぱり情薄いって話なんですかー」と思ってしまう。<いま、目の前で死に掛けてる人は、あんたのために家族全部犠牲にした人なんですが。あんたの台詞はそれが全部ムダ死にだったってことなんですが。 ・お里のけなげさと、おやじの弥左衛門をつとめた歌六さんがいいじじいっぷりだったのもあって、なんかもう「やっぱり貴人って…」と思ってしまう私なのでした。<時蔵さんが弥助やったときはそこまでではなかったんだけどなぁ。 ・ちなみにこの「弥助」という寿司屋、モデルはいまでも現存する料理屋なんだそうです。へぇ。すんごい老舗。 ・二幕目は目当てだった『身替座禅』。上演記録チェックしたら観るの7回目だったのですが、好きな演目なので。 ・恐妻家の大名が座禅するから見舞い禁止!と奥方にウソついて抜け出して愛人に会いに行き、その間に太郎冠者が身代わりで残されるものの結局奥方にバレ、さらに身代わりとして座っていた奥方に気づかず思いっきり愛人の惚気をぶちまけ、奥方に追い掛け回されるというシンプルな話だけに、大名と奥方の顔ぶれですごく印象が違うので面白いのです。 ・そりゃーさっきまで悪役の梶原景時やってた段四郎丈が奥方ならそりゃインパクトが、と思ったのですが、案外普通だった。意外にインパクトなかった。 ・理由は明らかなんですけどね……段四郎の兄である猿之助がしょっちゅう女形やってて、立役だと思わないけど女形で白塗りにすると案外に似てるのこの兄弟。というわけで、見慣れすぎてて違和感ない。<しかも猿之助の場合は、スーパー歌舞伎『八犬伝』の玉梓とか、堂々と「傾国の美女」役で出てきますからね!ふつーに見慣れた…… ・しかし大名の仁左衛門丈はほんとかわいかった!花道のすぐ上だったから間近で見られたのもあって、そりゃあ仕草がかわいかったですよー、彼の奥方もブスかわいかったけど、旦那演じてもかわいいね……v ・ちょっと気になったのは「花子めが『会いたい、会いたい』と言うてよこした」という大名の最初の惚気の辺り、「会いたい、会いたい」という台詞のテンポが今までの役者さんと違うなーとか(言葉と言葉の間でのくっきりとした区切りというか、溜めがない)。上方と江戸の役者さんの違いなのかしらん。 ・今日の太郎冠者は錦之助だったのですが、大変いいおびえっぷりでした(笑)<奥方に見つかった辺りの「ひえぇっ」という叫び声が切実に怯えてたもん。 ・さて、三幕目、ある意味これがものすごく心惹かれていたのです……「生きている小平次」。元は江戸時代からの有名な怪談だそうですが、大正時代の終わりに鈴木泉三郎が歌舞伎の脚本に直したものだとか。 ・昔、法政大学の学生会館で「ク・ナウカ」が演じていたのを覚えていて、なんかものすごい前衛劇だったような、とぼんやりと思っていたのですが、2002年3月の日記を見直してみたら、実はそれはもう一本の劇団、三条会による『鐡輪(かなわ)』だったらしい……そしてその前衛っぷりに相当へこんでいたらしい私の記憶を問いただしたい気持ちになったところですが、そういえば三条会といえばこのところちょくちょく評判を見かけて観てみたいなぁと思っていた劇団であることに気がつく。二重に自分の記憶力を問いただしたい(もう5年以上前に観てるじゃん!)。 ・江戸の一座が奥州へ旅回りに出ている間、沼で二人で釣りをしていた男のうち片方の役者が、長らく関係を持っているおまえの妻を譲って欲しいと相手にねだったことから争いになり、その末に役者は頭を殴られて沼に沈む。一方、江戸で夫の帰りを待っていた女は、不貞の相手である役者が頭にひどい怪我をこさえて訪ねてきたのに驚く。「おまえの夫を殺したからともに逃げるしかない」と手の冷たい男に迫られて旅支度をしている間に、殺されたはずの夫が帰ってくる。混乱の余り、夫婦は二人がかりで役者を刀で刺し殺すと、手をとって逃げ出すのだが…… ・何度殺しても、いつまでも死んだはずの小平次という役者が追いかけてくる。それが幽霊なのか、それとも殺しても殺しても死なない不死身なのか、それは明らかにされないのだけれど、血まみれの青い顔でいつまでもついてくるのは気持ち悪い……古い怪談を仕立て直した大正時代の脚本。 ・殺す男、那古太九郎を幸四郎、殺される役者、小幡小平次を染五郎という父子共演で。太九郎の妻おちかを福助。三人だけの芝居なのですが、濃厚で面白かったv ・何よりも、ごく平凡で流されやすくて、ぶっちゃけ少し頭弱そうなおちかを演じた福助。ねっとりと殺しを唆し、逃げているはずなのに現実を理解せず「もー足痛ぁい、休むぅ、もうあたし一歩も動けなぁい、ずっとここにいるー」というくだりが「いるいる、こういう女の子いる!」という感じで実感出てました(笑) ・怪談なのに笑いが起こってしまう辺り、さすがは福助!(褒めてます)というわけで、もう一度この配役でかかったら観てみたいなーという内容でしたv あと最後、踊りの「三人形」は傾城を芝雀、若衆に錦之助、奴を歌昇でした……芝雀さんはかわいいなぁvというわけで、舞台に近い席を堪能した一日でした♪ ま、なかなかこの席には来られないけど、たまにはいいですねーvv ■帰ってから水割り。 6月20日(金) 夜、飲んだくれながら、最近ゴルフデビューした後輩や上司が私に話をふる。 「はるか(仮名)さんもゴルフやろーよ」 「やです。金輪際、土曜日つぶす気ないですから!忙しいし!」 「え、でも泊まりの会来るんですか」 後輩の疑問に「うん、行く」と答えてみる。 だって同じチームの残り全員と営業のチームひとつまるまるの泊まり会に不参加って、さびしいでしょ。 社外セミナーの講師のうち一人なんですよ、私。 それを会社の持っている寮のうちひとつ、A寮でやるのですが、担当者のなかに行ったことある人が少ないので、下見を一回しよう!と言っていたのです。 現場で練習会しようね、という話。いいですけど、私ビール飲みながら講師の練習でもいいですか? じゃあ金曜日の夜からでかけていって、土曜日まで……でも会社終わったあとだと、寮のご飯には間に合いませんが……はぁ、お弁当。ビール買って、長距離バスの中で……あの、それ賭けてもいいですけど、絶対それ着いたとたんに飲み会になって、プレゼン資料は一回も開かずに終わりますね!講師の私がいうんだから間違いない! 「いいよー、場所だけ下見すれば」 「じゃプレゼンの練習はなしで」 「うん、飲めばいいでしょ。でも遠いからいっそB寮でもいいよねー、あそこならもっと近いでしょ」 「……あの、セミナーの下見なんですよね?」 「うん」 「でも、プレゼンの練習はしなくて、でもってプレゼンやるA寮じゃなくて、B寮って、下見にもならないのではー。ただの飲み会?」 「そ。だって飲んだあと帰らなくていいじゃん、ってv」 「あの辺で沈んでる人たち、昨日も同じYシャツでしたけど!遠くまで行かなくても、ぜんぜん帰ってないですけど!」 趣旨を見失いかけていた上司を引き戻し、ちゃんとA寮の下見をすることに。 しかし問題は私の予定………8月末まで土曜日と日曜日(それは両方潰すと私が月曜日沈むから)が空いている日は、ここの2回しかありませんが!と主張してみましたが、残念ながら予定が合わず。 しょーがない、見送るかーと思ったのですが、決まった日程の土曜日、昼1時からの芝居なんだよね………向こうを10時に出れば間に合う!というわけで。 「行きます」 日曜は死んだように寝ますよ……! ■生ビール2杯の他、麦焼酎の水割りを3杯か4杯か。 6月19日(木) 御船さんにお誘いいただいて、平日ながら「鯉の会(イタリアン編)」を開催して参りましたv 御船さんの会社が使える優待プラン、女性のみのグループ限定「レディースコース」プランです。 大変お得なお値段かつゆっくりとしたサーブで、常におなかをすかせてる鯉たちも大満足でした☆
■生ビールのほか、赤ワインと白ワイン。気持ちよく飲んで無事に最寄り駅で降りて帰宅しましたv 6月18日(水) バンダイがこんな貯金箱を出したそうです。 イケメンと恋愛体験できる貯金箱。恋が実る時、5万円が貯まるそうですよ。 しかしこれ本当に「20〜30代の大人の女性がドキドキしながら貯金ができる」のか? 「ずっとずっといつもオマエが頭にいるよ。オレおかしいくらいオマエを愛してる」とか言われた日には、その場で私その貯金箱、叩き割ってしまいそうです……(笑) デザインといいそのイケメン(?)といい、いったい誰をターゲットにしているのでしょう。。。 ■休肝日。 6月17日(火) 2005年にロンドンに研修に行ったのですが、同じ研修プログラムに同期のMちゃんが参加してます。 プログラムが終わったよーということで、メールをくれました。 同じプログラムなので、担当してるスタッフも一緒………日本事務所の女性が「だまってれば王子様です」と言ってました。 そうねぇ、わかりやすいディズニーの王子様タイプかも……彼らが日本に来たときには時々飲み会したりします。が。 「いらない情報かもしれないけど、チャーリーがはるか(仮名)のことを「Dangerous」と言ってました」 ……Mちゃん、ほんとにそれいらない情報だったわ……orz <多分チャーリーのコメントは酒量のせいだ ■部長がご馳走してくれました……煮だこもお刺身も日本酒もおいしかったv<よく頂きました。 6月16日(月) 会社の近所のコンビニ前でばったり後輩のKくんと会う。 「なんか久しぶりですねー」……そりゃ単に飲み会を開催してないからよ。私と君の接点は、飲み会しかないんだから。 というわけで、肉でも焼きに行くかーとプルコギを企画中。 若手の女の子たち誘ってー、でも男女比にも気を使って同じくらいにしとかないと(<それは総合職の男が往々にして「お財布」の同義語であるという極めて散文的な理由による)。 店を7人でとったでしょ、女の子がKちゃんとIちゃんと……あれ、人数があわない。なんでこんなに男女比に差が。 脳内で指折り数えて何かがおかしいと思う。確かだいたい同じくらいにしたはずなのに。 そして気がついたことは、自分を男の方に数えていたという事実でした………お財布としてカウントしてたから!女の子のうちに入ってなかったから! ■ショックのあまり、親のビールをかっぱらってみました。 6月15日(日) 本日はシアターコクーンに、コクーン歌舞伎を観に来ています。本日はせのおさん、らんさんと一緒。
さて、そんなわけで本日の公演は『夏祭浪速鑑(なつまつりなにわのかがみ)』です。 勘三郎はこの脚本が好きであるらしく、コクーン歌舞伎にも確か2回ほどかかっているのだけど、私はコクーンでは初見。なぜならこの話が好きではないから。 金曜に一緒にB'zのライブに行ったMは、私と同じく歌舞伎会のゴールド会員(※年間28回以上歌舞伎等の公演をみないと維持できない資格)なのですが、こないだ「どーする?」と訊いたら「話好きじゃないからやめとく」と。うん、私も好きじゃないのよねこの話。 ただコクーンでは一度も観たことないし、今回は行きたいという人が2人いるし、たまにはいーか、というわけでチケットをとってみました。 二等席、ゴールド会員資格でとっているのに、二階(コクーンは二階までしかない)の最後列なんだよね……いったいこのチケット、どんだけ枚数あるんだよ二等席。 年に一度の夏祭の夜、喧嘩で人を殺めて投獄された団七九郎兵衛(中村勘三郎)。妻のお梶(中村扇雀)は、旧主筋に当たる玉島家を頼り、夫の死罪を免れる。その代わりにと、玉島家で放埓が過ぎて勘当の身である息子、磯之丞(中村芝のぶ)の世話をと頼まれた団七夫妻は、心からの世話を誓う。一方、磯之丞は恋人である傾城琴浦(中村七之助)と戯れているが、琴浦には横恋慕する大島佐賀右衛門(片岡亀蔵)という侍がおり、また磯之丞自身も奉公中に人を殺めた過去があり、追われている身である。団七夫妻と親しい釣船三婦(坂東彌十郎)は、年こそ老いたがまだ侠気も腕っ節も強い。だがいつまでも磯之丞と琴浦を匿い続けるわけにもいかず、頭を悩ませているところに、やはり玉島家の家来筋に当たる一寸徳兵衛(中村橋之助)の女房お辰(中村勘太郎)が現れる。徳兵衛は団七と義兄弟の契りを結んだ中、紆余曲折の果てにお辰は磯之丞を預かることとなる。一方で、残された琴浦を「団七から手紙を預かった」としてその義父である三河屋義平次(笹野高史)が現れ、駕籠に乗せて琴浦を連れていくが、あとで現れた団七は覚えがなく、慌ててその駕籠を追った。義平次という老人は、実に金に汚い男だったからだ――― ・この話、前に猿之助一門の若手で観たことがあるのです……確か団七が右近、お辰を笑也、磯之丞を段治郎、琴浦を春猿、三河屋義平次を彌十郎、釣船三婦を歌六というところまでは覚えている……が、今回に比べるとずいぶん重めに作ってたなぁという印象。 ・私がこの話を好きじゃないのって、団七の性格の一貫性のなさというか、芯の通っていなさなんだよなぁ……義父の義平次は金にこすくて調子に乗りやすいイヤな男なんだけど、じゃあ殺されなきゃいけないほどの悪人かというとそうでもないし、団七もその前に舅に責められてる間にしゅんとなって平謝りしていたり、でも結局舅に何度も斬りつけて殺す……その間は必死で見栄をきるのですが、終わったとたんに自分の仕出かしたことに気がついて狼狽しまくり、その挙句に部屋に引きこもって寝ている……自分に理があって殺ったならもっと堂々としてろよ!と思ってしまうのです。 ・そして舅を殺して心底へこんでたくせに、捕り手が来るととりあえず逃亡してはむかってみる……あの、あんたなんのために今逃げてんの?そりゃ若様を助けるという目的はわかった、でもそれって途中でできた(つくってもらった?)目的だし!で、あんたなんで最初逃げてたの? ・この話って、見所は舅の凄惨な殺し場なわけで(と、私だけではなくものの本にはたいていそう書いてある)……そのあとになんだこの腰砕けの反応は。とか思ってしまうのです。 ・……というわけで、結局やっぱりこの話は好きにはなれないのでした。 ・が、話が好きになれないのと、役者が熱演していたのを喜ぶのとは別なので、それ自体は面白かったですよ。 ・キャストが日によっていくつか違っていて、主に勘太郎&七之助兄弟をどの役がいいかで選んでみました。 ・本日は勘太郎のお辰が目当て。お辰は七之助というバージョンもあったのですが、ちょっと侠客の妻には七は線が細いかなぁと……眉を落とした女房役なら、勘太の方が好みですv ・このキャストでよかったのは、磯之丞役を芝のぶさんで見られたこと。もうひとつの配役Ver.だと琴浦で、これは普通にきれいで美人さんだっただろうなぁと思うのですが、立役やってるの珍しくて……もしかして私観るの初めて?おっとりでぼんくらな若旦那役だったのですが、なかなかよかったですよーv ・琴浦もやっぱり若旦那に似合いのおっとり天然ちゃんな傾城で、七はかわいかったですわ。細い肩が可憐です(立役だとマイナスに働いちゃうこともあるけど、こういうのはねー)。 ・そうそう、『ふるあめりかに袖はぬらさじ』、シネマ歌舞伎観てこようと思います。七のがめついところのない(……いや、明らかに福助の身内!という血を感じさせる業突く張りの女の子役も好きですけど)可憐な花魁を堪能してきまーす。<今月、東劇で上映してます。豪華フル配役でオススメ。 ・あーあ、やっぱりいるよ、最前列に着物着ている人……今回は「泥が飛ぶ可能性があります」とわざわざ繰り返し通知されていたというのに……しかし二階席最後方からだと「思ったより泥が少なくてつまんねーな」と思うわけで……本日はだいぶん普段より控えめでした。もっとも、確かに水なら乾けばなんとかなるけど、泥は服についたらしゃれんならんけどな。 ・サービス精神たっぷりな勘三郎一門のおかげで、びしょ濡れのまま散々に客席そばで立ち回りしたりするから、最前列の辺りの人たちの身体は引きまくってましたが(笑)、もうちと派手にばしゃばしゃ水飛ばしてくれるとうれしかったなー、なんて☆ ・うーんと、釣船三婦を彌十郎さんてことは、じゃあ義平次は誰が?と思ったら、笹野高史さんでした。なるほど。歌舞伎役者じゃないけど、コクーンの常連さんだもんね……泥につっこみ、彼はまさしく全身泥まみれ。ざばぁっと泥の海からあがってきたときには、目鼻立ちも定かではない姿で「ああ、いるよねああいうエイリアン…」とか胸の奥で呟いてしまいましたわ(会ったことないけどな)。 ・全般的に勘三郎のコクーン歌舞伎だけあって、サービスは満点。ざかざかと客席にはつっこんで歩くし。今回は開演前に三階席にも役者さんたちが訪ねてきてくれました。あれ、あそこの一列目に座ってるのって……えっ、二階まで勘太が来てる!うわーいいなー!とか思ってしまいました。残念。遠かったわ。 ・今回、義平次の娘で団七の妻を演じた扇雀、終盤に至って不倫を思わせる場面があるのですが、なかなかにねっとりとしたやりとりの姿がよいではないですか、と思いました。普段は業突く張りの女郎の役のときばかりが目につくのですが(笑) ・最後、逃亡を続ける団七とそれを助ける徳兵衛の前に現れた壁、それを突き崩すと渋谷の本物の路上が現れ、車が走っているのが見える………で、逃亡する彼らの前をギュッと音を立ててさえぎったのはパトカーでした。POLIZIAとあったから、多分最近やった東欧公演で使ったやつなんだろうなぁ(序盤の勘太の導入部分も、ポーランド語かなんかちょっと喋ってたし)。昔はNY公演でN.Y.P.D.のパトカーを使ったのを知っていたので、残念ながらビックリはできませんでしたが……あ、ちゃんとカーテンコールにもパトカーは現れ、キャストなんだ!とちょっと思いました(笑) ・そういやカーテンコールの中央には食いだおれ太郎さまが……彼もキャストなのね(笑) ■休肝日。 6月14日(土) 昨日、中華街で関帝廟傍の露店で暇つぶしに見てもらった手相がなかなか面白かった。 恋愛、仕事、金銭、健康と4つの点から見ていきますが、どれから行きます?と手相見の女性に訊かれて迷わず「仕事」と答える、恋愛体質の低い私。
中央を左右に横切っている線が、感情線と知能線が一緒になっているんだそうで。 「頑固で意地っぱりな人の相です」………手相見さんの第一声がそれで、あまりにあたってて笑うしかない。 ますかけ線は複数のタイプがあるらしく、私のはますかけ線の上にもう一本感情線があるんだそうです。 その分人一倍感情が多いので、「恋愛をするときは、半分くらいは仕事に置くくらいの方がいいですよ、2倍感情があるということは、相手の人が受け止めるのが大変になっちゃいますから」とか……大丈夫!オタクだから!常に情熱はどこかに向かってるから! 「お仕事はなんですか」 「金融機関勤務ですけど」 「……窓口とか?」 「いえ、内勤。一応企画部門というか」 「ああ、じゃあいいです。あなたは事務とか経理とかにはぜんぜん向いてません!」 「……向いてないの?」 「はい。企画とか、アイデアとかひらめきを使う仕事ならいいですが、事務仕事はいけません」 私、基本的に優等生タイプで、新しいことを考えるより、定型的な仕事を堅実にこなす方が得意なんだけどなぁ。 同級生のMにも「はるか(仮名)は事務好きじゃん」と言われる。そーなの。好きなの。でも数字は嫌いだから、「経理は向いてない」は正しいと思う。 はっ、もしかしてあれか?旅行とか飲み会とかばっかり企画して楽しそうに店や旅行会社と交渉してるのは、あれは「事務」じゃなくて「企画」だったのか?! 「とにかく、ますかけの人は、好きなことには集中して取り組みますが、向いてないことはやる気も出ないし、とことん向いてません。そして目標を持たないでいると、運気も下がります!いいですか、得意なことを伸ばしてくださいね!」 ……そりゃー好きなことしかやりたくないただのオタクの特徴ではなかろーか、と思う(そして占いで「射手座のO型」のときも同じことを言われるのだった)。 お金にはまぁまぁ困らないらしいですが(本当か?)、左手のますかけ+感情線に右側の感情線を照らし合わせると、「けっこう、毎月の収支ってマイナス気味じゃないですか?」……ううう、あたってる。。。 「欲しいものは欲しい!」という左手の過剰な感情線に「歯止めがきかないんですよ」と右手の線を指差されて言われる……そうね。今ここであなたに特に必要もないのに手相見てもらってるのも、多分その結果なのね。。。 そして、健康運は「内臓は問題ないし、少しくらいトラブルがあっても全体的には長生きできますよ」とのこと……そうですか、長生きですか。 その瞬間、最初に脳裏に浮かんだこと。 「医療保険、20年定期じゃなくて終身にしとくべきだったか………」 そして保険も自分でかけて一人で生きていく気満々の私は「結婚したいですか?」との質問に力いっぱい「いや、別に」と断言。 「そうですかー、でもちゃんと結婚線出てるんですよ」と右手にある短い線を指す。 「30歳から35歳くらいまでの間に1人、ちゃんとここに線が出てます」 「あったんだ、結婚線……」 「その前に20代前半と20代後半で1人ずつ逃してますけどね」 「……覚え、ぜんぜんないんだけど。……あれか?片方くらいはなんとか、でもこっちは全然」 「だーかーらー、結婚する気がないと、まわりを見てないから気がつかないんです!」 「んで、その35歳までのを逃すと、もうあとがないの?」 「いえ、そのあとで40歳くらいまでにも線があります。ただ、この線ははっきりしてより長い方がいい相手なので、35歳までの方がよい相手です」 「……こっちの前の線の方がはっきりしてんだけど?」 「だから、それはすでに逃したんです!」 断言されてしまった。 1,000円でこんだけ楽しめれば、いいお買い物でした。 たまに診てもらうと面白いね(笑) ■親の日本酒を少しお裾分け……でも粕漬け苦手な私にはあまり好きではない日本酒でした。残念。 6月13日(金) 会社を5時にベルダッシュして新幹線に乗ればなんとか間に合うとYahoo!は言う。 でもすいません、私は午後休をとりたい。 一応、直近の仕事は全部片付けてきた、はず。 せっかく横浜まで行くんだから、ついでにご飯を食べよう。と中華街へ。 前に来たときに列が長すぎて諦めた「梅蘭」ですが、さすがに平日昼の午後2時ともなると、すいている。 店にはそれなりに入れ替わりがありますが、待たずに座ることができました。
どうだろう、美味しかったけど、1時間半並ぶほどの価値があるかは微妙。 そしてここまで来といて今更なんだけど、渋谷店があった(笑) ご飯も食べたしと中華街を彷徨し、ムダに携帯ストラップを増やし、手のマッサージを受け、手相を見てもらったあと、石川町駅近くに最近できたというネコカフェ「ねこのまほう」を発見し、行ってきました。<都内にも店舗あるらしいけど。 入口で手を洗って、ドリンクをオーダー。 あとは時間制で課金されていく、漫画喫茶と同じシステムです。 ドリンクや軽食をとるフロアとネコのいるフロアはガラスのドアで仕切られていて、ネコと遊びたくなったら荷物を席に置いてそちらの部屋へ。
さて、本題。 本題は横浜アリーナでB'zのライブです。学生時代の友達、Mと一緒。 そう、東京駅から横浜まで新幹線に乗ればいいとYahoo!は囁くのですが、行ったことない会場にそんなチャレンジングな乗り継ぎで行きたくない。というわけで、午後休を取りました。 しかし、今日のチケットは立見席なのです……(だって先行抽選予約はMと2人してことごとく外し、一般発売当日に意地になった私が奇跡的にネットつながったんですもの)。座る席はなく、整理番号順に呼び出されて並び、範囲内で自力で立ち位置を確保するタイプ。 というわけで、19時開演のライブですが、17時半には集合場所に来いと……へいへい。行きますよ。 私はアリーナAだったのですが、1ブロックに400人くらい立見がいるそうです……というわけで、通路の最前列は取れず、2列目辺り。しかしわかりやすい場所に立ってたので、ちゃんと仕事のあとに新幹線で来たM(すまん…)とは無事会えました。 立見席はスタンドの後ろではなく、アリーナの後方なので、比較的ステージに近いです。 豆粒くらいかと思っていたら、オペラグラスを使えば表情が識別できるくらいの距離だったので、まあまあ悪くないスタンディングポジションかと。 しかし青山劇場で芝居を立見で観たときは、ちゃんと手すりに1人当たりのスペースが決まっていたので、押し合いへしあいしつつ、ちょっぴりなんだかなぁ、な気持ち。 とはいえ、今回はちゃんとアルバムも聴いていったし、かなり前の曲も演奏してくれたので、楽しめました♪ そーだよねー、「GIMME YOUR LOVE」ってあれ、私がいくつんときの曲だっけー、少なくとも大学には入ってなかったよなぁ、とか思うと、「♪なんか最近おまえの電話が増えたみたい♪」というフレーズに「メールじゃないんだ…!(それはまだ携帯が普及してない時代だから、多分自宅の電話だし)」とか思って懐かしくなったり。 B'z、今年20周年らしいですよ……ってことは、今年入った新人が物心ついた頃にはもうデビューしてたってことだな!とかひっそりとヘコみつつ、楽しんできました。 また同じような曲ばっかり、とたたかれている今月発売の20周年ベスト盤ですが、メジャーな曲ばっかりで懐かしいし、久しくまともに聴いてない人間にはいいかもー、というわけで、買ってみようかと思います。 というわけで、全般的には楽しめるライブでした……立見席で左隣に立ってた不思議ちゃんを除けばね。 歌舞伎座三階席のマナー悪い年寄りにも匹敵する強敵であった…… 不愉快な話なので、以下反転。 歌の最中に隣のカップル(というか女)がしょっちゅう連れの男に話しかけていてですね。 ちょうど私の耳元で、歌に負けないようにしゃべるからうるさくてしょうがない。 耐えかねて、「せめて演奏の間は黙っててくれません?」と言ったら、唇をとがらせて「なんでそんなこと言われなきゃいけないの?」と反論してきた。 「ライブなんだからいろんな人がいるのはあたりまえだし、こんな席だから見えないんだししょうがないでしょ」 はぁ?意味わからん。 私は演奏の間は黙っててくれと言ったのだ。 立ちっぱなしで疲れて1m以上後ろの壁にもたれて離れて立ってる男に、「この歌、外で聴きたかったよねーv」と演奏中に大声で叫んだらステージが見えるようになるのか?そりゃどんな奇跡だ。 だいたい、ひとつの事象に対して作為と不作為の利害が対立したら、不作為が優先するのが通常だよな?と訊くと隣のMも「そりゃそうだ」と言う。 <わかりやすい例を例えれば、食事のときにひとつのテーブルに2人が座っていて、片方はタバコが吸いたい(作為)、もう片方はタバコの煙を吸わされたくない(不作為)というケース。タバコを吸いたいという個人の嗜好は、他方を抑えて現状を変える必要があるほどの利益か、という話。 あんたの利益は「演奏中に感想を自由に彼に伝えたい」という2人以外になんにももたらさない利益、周囲の私たちの利益は「他人の声に邪魔されることなくB'zの歌が聴きたい」というチケット代に見合った利益……このアリーナに集まった人の目的からしたら、どちらが優先されるべき利益なわけ?ということです。 だいたいそれを「ライブに来ている人の多様性」でごまかすな、と言いたい。 しかし、隣の女にはわかんなかったらしい。 そもそも私は「演奏の間は黙っててくれ」と言ったのであって、曲と曲の間に話をすることまで止めてくれといってるわけじゃない。ステージに対する声援を非難しているのでもない。彼(しかも離れてる)と喋りたいがためだけに歌を聴くのを邪魔しないでくれ、という程度の話。その前にも二度や三度じゃないからこっちも耐えかねたんだけど(ライブ会場で大音量ロックの演奏中にはっきり聴こえるおしゃべりってどれくらいの音量なのさ!)。 「なんでわたしがそんなこと言われなきゃいけないんですか」 「うるさいから。歌聴くのに邪魔だから」 「だったらなんでそんなこと言うんですか、うるさいんだったらあなたがどっかに行けばいいじゃないですか」 「なんで先にここに立ってる私が、あとから来て、しかも歌を聴くというライブの目的を邪魔してるあんたのために動く必要があるの?意味わかんない」 「だってライブなんだし、いろんな人がいるんだし」 「私はあんたの声を聞くために安くないチケット代払ってんじゃないんだけど?」 ここまで言われてもまだ理解できなかったらしいけど、よりステージに近い私が頑としてどかない以上、離れてもっといい立ち位置が見つけられなさそうなのを諦めたのか、私との間に彼を持ってきてた。 しかしこいつ、少なくとも20代半ばくらいなのよ……小柄で下から彼に舌っ足らずに喋りかけてましたが、「今あたしが喋りたいんだから、他人がいようがいまいが喋る権利がある」ってのは、砂場で遊ぶ幼稚園児の自我レベルの話なんじゃないの? というわけで、楽しみにしていたライブでしたが、1/3くらいはこいつに台なしにされた感じ。 「たぶん帰りに『隣の女、超ムカつくー』とか言ってるよ、きっと」とMが言ってました。私もそう思う。 開演前に「子どもだったら女の子が欲しいなー」とか喋ってましたが、これが子ども育てるのかと思うと、溜息が出るね。 というわけで、歌舞伎座ゴールド会員仲間のMと、「最近は芝居やライブ観るのも大変だ」という気持ちで溜息をつきあいつつ、蕎麦屋で少々つまんで焼酎飲んできました。 ■猫カフェでエビスビールを飲んだほか、生ビールと焼酎の水割りを2杯ほど。店出たのは11時まわってましたが、無事に家にたどりつきましたv 5月12日(木)
■会社の別館会議室『天狗』にて、日本酒とかビールとかハイボールとか。仕事の話しながら飲む酒はよくないね…… 5月11日(水) Web拍手くださった方、ありがとうございますv
同世代の例に漏れず、リアルタイムでSDを熱狂的に読んでた私ですが(ついNBAや大学バスケまで観てしまった…)、『バガボンド』は最初の数冊読んだだけで頓挫。 あんまり吉川英治も宮本武蔵も好きではないので……でも今日は読んでなかったのを後悔しました。面白かった! 以下、あとから観に行くかもしれない人のために反転。 ・空間の配置を意識してストーリーから起こしたという物語は、最晩年の武蔵のもとに、弟子入りしたいという少年が訪ねてくる一日を描いた、武蔵の死の物語。 ・大きくないとはいえ、この美術館ひとつを埋めるだけの絵がすべて原画。そして無粋なロープなどなく、ごくごく間近にまで寄ることができるのです………なんと墨の香がするのですよ! ・全般的に来ている人は(まぁわざわざぴあなどで前売り買ってまで来ている人たちだし)若い人が多い印象だったけど、みんなマナーがよくて、ストレスなく観られました。本当に下絵の線が透けて見えるくらい、トーンの貼ってある境界線がわかるくらい、それほど近くで見られるのですが、絵に不用意に触るような人もいなく、割と館内も静か。 ・最初の一枚がいきなり墨の大作……近くにいる人との対比で、4メートルくらいあるかしら。大きい、すごい!そして衣の墨の色の濃く美しいこと! ・二枚目は同じ高さの幅の細い絵に、一羽だけトンビが描いてあるシンプルなもの。これなら私でもなんとか……と思ったけど、私ならきっとあの一羽をもっとキャンバスの高い位置においてしまうだろう。多分あの半端な高さだからこそ、もっと高く飛んでいく余地を感じさせるんだろうなぁとやっぱり断念。 ・3枚目が墨でざっと描かれた深い山の絵、4枚目がそれをペンで起こしたもの……ひっ、この広大な森の木々はすべて掛け網!恐ろしい! ・ここまで近くに寄れてしまうと、逆にホワイトによる修正などのごまかしが利かない。恐ろしい……! ・最初の部屋に描かれた数枚の絵と漫画のあと、次はどこ?と思うと、細い通路があって、その突き当たりに一枚の絵。少年が「たのもーう」と見上げているのは階段の上……その先、階段をあがった突き当たりには墨絵で洞窟に座る老いた武蔵の姿。この構図はこの配置以外ありえない!という配置に、今日のは面白くなりそうと楽しくなる。 ・訪ねてくる少年の目の前で倒れた武蔵の脳裏を、走馬灯のように過去の思い出が駆け巡る………これは、武蔵が死にあたって与えられた赦しの物語。 ・最初の方、少しだけ読んでいるので、訪ねてくる僧が誰かくらいはわかる……原画で見た宝蔵院胤舜は目の明るい青年でした。頭の形が美しい…v ・見てまわると、原画に二頭の蝶が飛んでいるのがあって………その外、壁にも蝶が!下には小さなアリンコが!かわいい! ・これ、いろんな仕掛けがあって、階段を下りた踊り場の壁そのものに絵が描かれているところも。 ・その踊り場を降りると……あれ、暗い?その一角は照明を絞り、全体的に暗くしておいて、これまでの蛍光灯の白い照明だったのを黄色い暖かい色の照明へと絞った部屋。 ・ちょうどこの部屋の辺りが一番の武蔵への癒しを描いたもの……彼の中にはトゲだらけの球体があって、少しずつ少しずつ、それがおつうとの思い出などによって癒され、抜かれていく。そのわずかな墨の色の濃淡だけで立体として描かれた球体に溜息。 ・ちなみにおつうが武蔵と並んでいる一枚……どこおかのお寺のお堂の前に二人でひざまづいている姿なのですが、このお堂の描写の細かさに(そしてその前にあった城を描いた1枚にも)、アシさんの仕事だろうと思いつつ、鬼だ!と二人でアシさんの労苦を思って涙を拭う…… ・球体が描かれた一枚……あれ?細い白いピンが刺さってる!これが最後のトゲの一本なんだ! ・この温かい照明の部屋の中に、まだ幼い、生まれて間もない頃の武蔵を抱いた女性の連作があるのですが、このうちの一枚が特にお気に入り。母子像で絵画展の一枚として出品されていてもおかしくない。髪をあげた女性のうなじの線が柔らかくて美しい。 ・その女性との思い出の連作のあと、下向きの手だけがアップで描かれた一枚、そしてその下に……床に本物の木刀!手から落ちたんだ! ・「あの木刀が最後のトゲの1本なんですね」……ああ、なるほど。 ・とにかく武蔵の最期の一日ということもあって、漫画の中にジジイ満載。実にいい表情のジイさんばかりで、ああ友達がみんな喜びそうな…と思いました(笑) ・最後の一枚、海岸を数枚続きで描いたものなのですが、足元に白い砂!見ている観客は、砂を踏みその感触を楽しめながら絵を見ることができます。 ・ほんと、いろんな企みに満ちた展示でした。画材も墨からインク、それに鉛筆の線だけのラフな素描から、描くのもケント紙、和紙、石膏のブロックと多様。石膏のブロックを見たら、ブロックの左右や下にまで絵が描いてある。おもしろーい。和紙もピンとキャンバスに貼ったものから、厚手で張りのある繊維の多い一枚に描いて板などで裏貼りすることなく宙に浮かせるなど。 ・和紙って面白いね。水を含ませた墨のにじみが美しい。でもこういう効果って読めないから怖い、よね……内側から武蔵の胸の内で光輝く球体の白が美しかったのですが、これってホワイトじゃないよね……和紙の白?ってことは、内側から光り輝くような効果を外側からにじませた薄墨で作ったってこと?ほんと?! ・いい展示でしたよ〜。観に来ていた人もみんな楽しんでいた様子………つい企画展の準備をしている最中を描いたパンフ買っちゃいましたv ・準備中を描いたパンフが「三日月編」で、近日中に今回展示された絵をまとめた「満月編」が出るそうです。……買っちゃいそう。
■枡酒を2杯。 5月10日(火) 骨折から復帰した営業のSさんが、出社1日目に通りすがりに会った私(過去の報告書のチェック中)への第一声。 「なぁ、北方謙三って読んでる?」 危うく「そうですね、100冊くらいは」とか正直に答えかけてしまいました……なに、BD同人の私に何の罠なの!<いま、エッセイ除いて150冊以上小説出てるよこの人。 と思ったのですが、冷静に「なんですかー『水滸伝』ですかー、『三国志』なら読んでませんよー」と大人の対応をしときました。 「んじゃ『水滸伝』は?」 「読みましたよ」 「続編読んでる?」 「『楊令伝』ですか?2冊くらい読んだけど挫折。あれもう『水滸伝』じゃないし」 「もとから違ってただろ」 「そうですけど、原作にそもそもいないし、楊令って」 「あんだけ突き抜けると逆に面白いけどな」 「で?」 「ハードカバー邪魔だから、誰か持ってるやついたら借りようと」 「残念でした、私はもう買ってないですよ」 ………こんなに北方がふつーに会社で語れる日が来るとは。 ていうか、あの『水滸伝』があんなに売れるとは思わなかった(笑)<だいたい原作自体が三国志に比べて読んでる人少ないもんー。 ■ウィスキーの水割りを少々。 6月9日(月)
■上司のTさんと近所の居酒屋でビールとか焼酎のお湯割りとか焼酎の水割りとかトマトハイとか2時間ほど飲んできました。 6月8日(日) マツキヨで切れた化粧品の補充。 化粧品というのは、なくなるときにベースからファンデーションから化粧水から、まとめて切れるのは何故だろう。<出費痛いんじゃ。 ところで前々から派手なパッケージで目を惹く「美肌一族」。 姫川●弓かお蝶●人か、みたいな少女漫画パッケージです……買ったことないけど。
■水割りを少々。 6月7日(土) 先週末、六本木の俳優座劇場に長塚京三主演の芝居を観に来たときにチラシをもらったのです。 宮部みゆきの『長い長い殺人』が映像化されて、2週間限定で六本木シネマート他で上映するのだとか。 『長い長い殺人』は、刑事、被害者の身内、目撃者、探偵、証人、被疑者の身内、そして犯人の財布が交互に語っていくという構成。 人ではなく財布が、その持ち主の身を案じて語るという構成が面白く、私の好きな一冊です。光文社文庫刊。 刑事(長塚京三)は夜中に発生したひき逃げ事件のために呼び出された。彼はいくつかの問題を抱えている。不規則に脈打つ心臓と、返済の滞っている家のローンと。その被害者である妻(伊藤裕子)は派手好きで夫の死を悲しむ様子もなく、3億円近い保険金をかけており、ワイドショーで疑惑の存在として追われることになる。一方、成功しているレストラン経営者である男(谷原章介)と結婚した新妻(西田尚美)。彼女の小学生の甥は新しい親戚に対する不信感を拭うことができない。そして幸せであるはずの新妻も、夫に対する不信感を募らせ、探偵(仲村トオル)に夫の素行調査を頼んでいた。数年前に妻を亡くしてから心を殺してしまった探偵。そして新妻はその亡妻によく似ていた―――しかし調査を続けるうちに男の前妻も不審な死を遂げていること、そしてその愛人がワイドショーを賑わす疑惑の存在であることを知り、依頼人を保護しようとしたとき、すでに彼女は殺害されていた。依頼人を失いつつも調査を続ける探偵。こうして愛人同士の配偶者がそれぞれ不審死を遂げたなか、ワイドショーの騒ぎは頂点へと達する。巻き込まれる人たち。金を抜かれた財布の中に残された高いブレスレットを拾ったバスガイド(平山あや)、不審者につきまとわれる彼女を案じる男(窪塚俊介)、被疑者の男を全面的に信じる幼馴染の高校教師(大森南萌)、そして彼のアリバイを知りつつ勇気がなくて証言が出来ない、結婚を控えた若い女性(酒井美紀)…… 2週間限定上映でこのキャスト、そして関東はここ一箇所?あら贅沢。 と思ったら、これWOWOWの企画なんですね。 WOWOWで放送して、あとDVDでセル/レンタルになるものを映画館で上映しているらしい。 結構いいミステリを豪華キャストで映像化しているので、なかなかオススメのシリーズ……昔の『双頭の悪魔』(香川照之が江神さんを演じてる)は、心からなかったことにしたい思い出ですけどね! ・刑事で家庭内と健康上と財政上の問題を抱えていて、つい証言者からもみ消しの賄賂にくらりときかける刑事の長塚京三、彼と探偵がこの話をずっと貫き通す存在なのですが、疲れた風情の長塚京三、やっぱりよかったですー(でもコートのフードのエピソードが好きだったのに、これはなくなってて残念でした)。 ・あと、一緒に行った母が「仲村トオルがよかった……v」とときめいておりました。探偵で、妻を失って、すべての情熱を失い心が死にかけているが、依頼人を殺されてやっと心を取り戻す。他の財布はだいたい持ち主と同じ性別の声なのですが、彼の財布だけは、死んだ妻が触れたただひとつの遺品で、女性の言葉でゆっくりと彼に話しかけるのです……「わたしの探偵さんが生き返った」と。けっこうこれは、きます。よかったよ仲村トオル。 ・あと一貫して被疑者であり続けるカップル役を、谷原章介&伊藤裕子。谷原、すごいよ。1シーンとして、うさんくさくない場面がないよ!(一応褒めている)……前にシアターコクーンで観た『あわれ彼女は娼婦』に、近親相姦の兄妹に騙される妹の婚約者として出ていて、そのときも本当に、本当にうさんくさかったのですが……胡散臭くない役ってしてるのかしら。。。<と笑顔をみて心から疑う。 ・全般的に子役が頑張りやさんでした。主な役で3人出てきますが、うち被害者の女性の甥っ子を演じていた子が熱演。ゲームを取られそうになって体当たりで大きい子供たちにぶつかっていく辺りとか。 ・原作のエピソードのうち、だいぶん財布を削ってシンプルにしてますが、絞った分だけかなり原作に丁寧に作ってたように思います……ただし真犯人って、あれ?この人だっけ?なんか私の記憶だと、違うんですけど。。。 ・あとは子供の頃に吃音癖があったためにいじめを受けていた高校教師の役を演じる大森南萌。いそうです、こういう先生。どこか茫洋とした表情が、役柄にあっていてよかった。 ・全体的にいいですよー、ビデオレンタルに出ると思うので、見かけたら手にとってみてください。私は長塚京三の刑事を観られただけで満足ですv 映画館で予告編を上映していたときに流れていた同じシリーズの『震度0』が気になり、帰りにレンタルしてきました。 こちらも配役が豪華だったのです……(上川隆也、國村隼、渡辺いっけい、西村雅彦、升毅、余貴美子)。 警察の内部闘争の話なのですが、なかなかに救いがなくてよい。そして充実した男性陣に一人で対抗する存在感を余貴美子さんが出してます。2月に芝居としてはイマイチだった『わらしべ夫婦双六旅』に数少ない私の心のオアシスとして(笑)出演していた彼女、心配性のかわいい奥さん役でしたが、今回は心底疲れ果てた妻の役。彼女を観るだけでも一見の価値はあったと思います……こちらもオススメですvv ■帰ってから水割りを。 6月1日(日)〜6日(金) はぁ、もう6月ですか……一週間は長いのに、最近一年って早いわー。 いや、一週間も早いか………仕事は終わらない。終わらなくても飲みには行くけれど。 歓送迎会が1回と、と仕事が終わったあとで軽く飲んでみるー?というのが2回。 そして上野から自宅までのタクシー代がいくらかというデータを得ました……どの日とは言わないけど。そして上野で飲んでた日はないけれど。……ああ、知りたくなかった。 金曜日は先月新婚という私とほぼ同世代のOさんが、たまたま乗り換え駅で帰宅途中だったという奥様を連れてきてくれました。 ハキハキした美人さんで、お話してて楽しかった、よかったら会社の同期会にもいらしていただきたいくらい感じのいい方でありましたvv 「いやーはるか(仮名)さんがここで目の前で酒飲んでるの見るの、24時間ぶりくらいかなぁ」 「そんなことないですよー、まだ22時間経ってませんからねーIさん」 いやーしかしここの『天狗』(うちの部では「TG」という略称までついている)、そろそろうちの会議室として認定してもいいよね!<遅れていくと、店長は顔見ただけで連れのいる席に案内してくれるよ。 そして私はすでに、メニューを見ずにオーダーができるようになりましたよ。とほ。 金曜日の飲み会、新婚のOさんに、40代独身管理職のIさんのリサーチは厳しい。最初のデートとか、奥さんの親御さんへのご挨拶とか。Iさん、結婚したいの? しかし私は知っている。その前日、営業の人たちと飲んでいたとき、高校生のお嬢さんを持つSさんと小学生のお嬢さんを持つKさんとが「そろそろ娘がいろいろ言うように」「こないだも脱いだTシャツをクリーニングに出す娘の制服の上に乗っけたら、そりゃあぎゃあぎゃあ騒がれて」……あはは。それは女の子を持つ男の親御さんは必ず通る道ですから! 「娘を持つって大変なんですね……」とか25歳のTくんが今から心配しなくていいわよ、君はかわいい彼女(<新橋で彼女と手つないでるときにばったり出くわした)との仲を心配してなさい。 そんなとき、Iさんのコメント。 「『そんなこと言うけど、おまえの身体の半分は、お父さんの精子でできてるんだぞ!』って言ってやれば」 「いやーそれはー」 「Iさん、それはその場でもっとも言っちゃいけない台詞ですよ」 「なんでだよー、生物学的には正しいじゃん」 「正しかろうがなんだろうが、そんなこと言われた瞬間、献血手帳3冊くらい使って献血で血抜きにかかりますから!」 「非合理的だなあ、生物的には正しいのにー」 「あのね、こういうのは道理じゃないの!」 ………Iさんにウェディング・チャペルの鐘が訪れる日はまだ遠いようです。というか、結婚やめといたほうが。 ■ビール飲んだり水割り飲んだり日本酒飲んだり焼酎飲んだり………最近心の緩みが。心の緩みは、腹の緩み。いかんいかん。 |