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3月31日(月)

Web拍手押してくださった方、ありがとうございますv

この年度末に何の苦行?!と思うような飲み会のご案内。
昨年から延々と私に本当に苦行を強いている仕事があるのですが、そのメンバーで今年1年間お疲れ様うちあげをしようと思うが参加の可否を回答せよと事務局が。
いや、事務局は多分ほんとに親切で言ってくれたんだと思う。思うが。

「微妙な面子だね………」
「どう考えても盛り上がることが想像できない顔ぶれ」
「座る席が重要だと思うけど、避けたい人が多過ぎだよね」


転送したメールの宛先を見た同期たちがくれたレスのとおり、微妙な顔ぶれ。どう考えても一緒に飲みたい人たちではないというか、年度末に禊ぎ?禊ぎなのか?これで今年の悪いものをまとめて落としていけということなのか?!

最終日だし、なんか部で飲み会とか打ち上げとかなかっただろうか……と考えたけど、先週送別会やったばっかりだった。隣の部署は繁忙期だし。ここはうちの部署内で何か賭けるしかない。

「Tさん、うちの部ってなんかなかったでしたっけ」
「いや、ないよ?あー僕、知らない人多いから参加してみよっと」


知ってたら別に敢えて出なくていいと思うに違いない、きっと。
………他の部署では私が正式メンバーだと思ってた人がいるくらいいつも代理で私が出ているが、実は正式メンバーはTさんだった。一度も打ち合わせ出たことないけど。
そんな上司が出る飲み会に「予定はありませんが」と言った直後にパスするのも……という小心なサラリーマンな気持ちから参加の回答を入れてしまいました。人懐こい上司を持つと苦労します。とほ。

しかし来てみたら案外に危険物件が軒並み来てなくて、思いのほかふつーに飲めました。意外ににぎやか(最後30分以上は熱く仕事の話をしてしまいましたが)。ついでに最初の「会費未定」とあった割に私はタダで済み、ついでに店が結構いいとこを抑えてくれたので美味しかった。そして今日は無事に地元の駅で下車できました。意外に悪くない年末でございました。

長い長い1年間が終わりました(本当に長かった)。
お疲れ様でしたー。

■生ビールと芋焼酎の水割り水割り水割り(延々と)。ボトルで焼酎頼むと安上がりでよいですv

3月30日(日)

昨日Web拍手くださった方、ありがとうございますv

近所の神社の桜がきれいに咲いているだろうなーと思いつつ引きこもり。
録り溜めていたビデオをチェックして、また『クローサー』の#7、8が録れていないことに愕然。あんだけ確認したのになんで録画できてないのだ!

読みかけていた小谷野敦『日本売春史―遊行女婦からソープランドまで』を読了。
古代の更科日記辺りの時代から現代のソープランドまでの売春通史を書きたいという意欲作で、私はこの人の引用する膨大な資料を眺めているだけで楽しいので、面白かったです(なんとなく他人の褌で勉強したような気になれるから)。あとこの人、他人に対しても戦闘的だけど、過去の自分の言辞に対する修正の態度が潔いので。

それはさておき。終盤p.193にて。

「作家の北方謙三は、もてない悩みを相談されると『ソープに行け!』と言うことで有名だが、実際には童貞がソープランドへ行っても、緊張のあまり何もできず、惨めな思いをして帰ってくるだけだろう。」

と書いてあって、失笑。
そうなんだ、有名なんだ………。

■発泡酒1本と、日本酒を少し。

世の中にはいろんなサイトがありますが、鯖缶味噌煮を愛するサイトというのがあって、1日9缶とか試食しているのを見て、ほんとにいろんなサイトがあるものだと………(胸焼けしそうだと思ったら、ほんとにするらしい/笑)。結構書きっぷりが面白いです。

3月29日(土)

ユーザーIDを駆使しまくって申し込んでたB’zの先行予約抽選が私も友達も全滅、というわけで朝からぴあ特電とe-plusのHPで申し込み続けてやっぱり惨敗した朝です。眠いです。ああ武道館。
敗北感でがっくり、というだけではなくただ単に疲れている気がする。頭皮も凝るんだよねー。明らかにこれ、睡眠不足と眼精疲労から来ております。
こんな日に1時間もかけて埼玉の劇場まで行きたくないわーと思いつつ、チケット代見て思い直す。A席だけど結構いい値段。さすが蜷川。

というわけで、本日は彩の国さいたま劇場で蜷川演出『身毒丸 復活』です。よろよろと着いたけど眠い。
芝居とは関係ないですが、ここの駅(与野本町)の改札前にあるスーパーのパン屋さん、なんてことない店ですが意外に美味しい。というわけでここの劇場来るといつもここのパンを買っていってます海老カツサンドはオススメ。

・二階席の中央より右手よりブロック、前から2列目(あるいは後ろから2列目とも言う)。まぁA席だとこんなもんでしょ。
・あ、ダメだ。私の本日の止まりかけている私の頭の働きでは、寺山修司の過剰な台詞に全然ついていけていません。。。
・既に前の公演を観た友達が口を揃えて「ああ、私はあれ1回観たからもういいわ」という理由をなんとなく理解する………
・あんな台詞過剰な芝居をどうやってロンドンだのワシントンだのでやったのだろうと思っていたら、事前に粗筋を英語で流して字幕はつけないというやつだったのね。確かにあんだけ奇抜な衣装とか舞台装置とか見ていたら、それだけでも退屈しなかったかもしれないけど。
・しかし日本語を理解できるはずの私が、暗転のたびに目を閉じてしまったのはなぜだろう。いや、寝てはいない。寝てはいないんだけど、自然とまぶたが下に落ち……
・でも
真の母と勘違いした身毒丸がすり寄ってきて義母・撫子の膝に頭をあずけて甘える身毒、やっと心を開いたかと表情を緩めたのも束の間、「鬼のような義母にひどい仕打ちを」と訴えた身毒の勘違いを知った瞬間の白石加代子のあまりの顔の怖さに、そのときだけははっきり目が覚めました(笑)。怖かったよほんとに!
・白石加代子って独特の顔立ちだよね……どれだけ顔をじっと見ていても若い頃の顔立ちが想像できないのはなぜだろう。
・『白石加代子の百物語』、THEATER1010でやるんだけど、「牡丹燈籠」なんだよねー。それは何度も観てるしなぁ。違う演目観たいな。<一度聴きに行きましたが、不思議な空間でした。
・こないだ一緒にご飯食べたNちゃんが「一瞬だけ!なぜその一瞬だけのために!?っていうセットがあるから、終わったら感想聞かせて」と言ってました。これかなーこの
巨大なカミキリ虫……(ちょっと途方に暮れる)
・そして
顔に巨大なハンコを貼り付けた女相撲だのウェディングドレスだの職人だのが踊り狂っている場面で本当に途方に暮れる。私はいまこの芝居についていけていない。<そのあとで「お父さんは家を失ったーハンコを失ったのだー」という台詞でやっと意味がわかったけど。
・これに出てくる
女相撲とか、買われてくるお母さん候補の1人を演じている女性が上半身脱いだ半裸で登場するんだけど、これがすごい胸のサイズで(蜷川の芝居で時々観る人だと思うんだけど……)、決して細い女性ではないですがそれでもあれ何カップなんだろう、と。彼女が跳ねると胸が一瞬遅れて腹ではずむ、みたいな。あれ、重そうだなぁ。肩凝るだろう。
・と思っていたせいか、帰りに『巨乳はうらやましいか?―Hカップ記者が見た現代おっぱい事情』なんて翻訳本を買ってしまいました。翻訳のタイトルが強烈なだけで、中身は自分がHカップで胸の重さのせいで傷めた背中の手術までした51歳のアメリカ人ルポライターがまとめた動物学だとか美容整形の世界だとかについての真面目な本。ユーモアに溢れててなかなかいい本です。タイトルさえこれでなければ。「本にカバーおかけしますかー」……ええ。是非。
・しかしこの本の前に私がもともと読んでいた本は、小谷野敦の『日本売春史―遊行女婦からソープランドまで』でした。私はいったい何になりたいのか。<単にこの著者の本を集めているだけなのですが。
・そして最初の巨乳の本をAmazonで検索してみたら、「あわせて買う」で出てきた本が小谷野『日本売春史』でちょっと失笑。私ってばAmazonのオススメどおりに生きている。
・そんなことはさておき、女芸人たちが多く現れることもあり、衣装の色合いがどぎつく、黒い闇のわだかまるセットの中でよく映える。
・この身毒丸、藤原竜也がオーディションで選ばれた最初の作品らしいですね。へー。潔い脱ぎっぷりにもちょっとびっくりしたけど。<行水の場面。
・しかし最初のデビューが1997年。11年経ってるんですね。声が低くて、あんまり学生服着た少年ぽくない。もうちょっと若いときに観たかったかも。
・身毒の弟の千作を演じていた子役がWキャストだそうでどっちかわかんなかったけど、よく頑張ってました。いい子役でしたよv
・そうね、私も一度観たらもういいかも………白石加代子の熱演というか怪演はすごかったけど、私は疲れていたせいか最後のスタンディングオベーション状態の一階の熱気についていけてませんでした。もう少し間近で観ていたら違ったのかもしれませんがね。
・小さな部屋のセットが四方八方から集まってきて家が一軒できちゃうセットとかは面白かったですけどね。歌舞伎は家建てるっていったら家全体を反転させるから、こういう仕組みは楽しい。
・あと本水使ったりするのはシアターコクーンでよく観ますが、
最初とラストが同じ群集の場面で閉じる構造になっているなかで、高いところで四人がバーナーかなんかで溶接のときみたいに火花散らしてて、ほんとにそれ劇場でやってもいいんかーとちょっと思った。相変わらず蜷川は自分が考える理想の芝居のためなら、役者(時には観客にも)にいろんな迷惑を強いている、と思う。<下に役者が歩いてるのに!

外に出たらまだ明るくてびっくりした。劇場の席がずっと暗かっただけに。

蜷川芝居といえば常に3時間4時間当たり前。
そう思って「1時半開演なら5時終演は当然だろう」と思っていたら、思いがけず一幕もの休憩なし、3時には終わってしまいました。あらら。
せっかく天気もいいので、近所をてくてく歩いて散歩してみる。

ちょうど劇場の向かいに中学校があって、校庭の裏がずらりと桜並木でちょうど満開。
その下にも小道があったので、いつもと違うけどそちらを通ってみました。
来る途中の電車でも、普段乗らない路線なので(乗り過ごしたら心配だから)だいぶん外を見ながら来たのですが、こうしてみるといかに桜という木が多いのかがよくわかります。
そこかしこがピンク色に染まってて壮観でした。たまにはお散歩もいいね。<いつも劇場に駆け込む人。
桜並木に向かう途中、お蕎麦屋さんの裏口の網戸に巨大な三毛猫が大の字に貼り付いてぶらさがってたりしたのもおかしい。<エサ待ちだったらしい。

しかし頭の重さが耐えがたくなったので、地元駅で前から気になっていたマッサージ店を覗いてみる。鍼やってるのが気になってたの。
思いのほか丁寧に施術してくれたので、また今度来ることにします。顔にも鍼打ってもらって顔の筋肉が攣ってたのが改善したのか、だいぶ視界が広がったし(笑)

■ウィスキーの水割り1杯、それに「銀座千疋屋カクテル」のピーチ(ジュースであった)。

3月28日(金)

同期のSくんが結婚するということを知らせてくれました。まぁ、めでたい。お祝いせねばなりませんv
これで同じフロアにいる私を含めた同期の結婚回数は、

男性3名、延べ4回。
女性3名、延べ0回。 となりました。


………頑張って働いて稼ごうな、女性諸君!

それはともかく、Sくんの結婚式の問題は悩ましいらしく。
婚約者の実家が四国の山の中で、なんと東京の彼の家から彼女の家まで
7時間かかるのだそうです。

その双方の実家の距離では妥協点が難しいねぇ。
どこで結婚式挙げるの?

「いっそハワイとか沖縄とか」「真ん中とって名古屋はどうよ」といろいろ意見が挙がるなか、彼の悩みは尽きません。
予定決まったら早めの教えてねv私もう7月のチケットとり始めてるからねvv

ついでに「指輪も今探してる」というので「ブランドものでなくていいなら安くなるとこ紹介するよ」と言っといた。
みんな会社に言いたいことはいろいろあるけど、とりあえず同期は仲良くしようね!と盛り上がっておいて。

……気がつくとまた終点。そして終電!しかもまた反対側の終点さっき見た!もーやだこのパターン。

本日は残念ながら一昨日のような私のためにいるようなおじさんは今日はいなかった。
そういえば「十年ぶりくらいに寝過ごした」と彼は言っていた。そうだね。私は十日ぶりくらいだったけどね。ていうか今日は二日ぶりだけどね。

………反省中。

■ビールと焼酎と焼酎と焼酎とサワーと焼酎と。

しかし最後に乗ったタクシーのおじさんがなかなか話の面白い人だったのでよしとしよう。
「おねーさん、寝過ごしちゃったんだねー、ちゃんとお金払って降りてね」
大丈夫。今日はちゃんと現金を持っている。でもなんで?

「前に『お金とってくる』って言って、そのままうちに入って寝ちゃった女性がいたんだよね」

はぁ。そりゃあ大変。でどうしたの?

「30分まで待ったけど、それで諦めた」……ご愁傷様。
「その後、その女性がもう一回乗り合わせて、『払う』って言ったんだけど、もういいよって言ったんだけどさー、びっくりしてたよ『北海道出身でしょ』って訊いたら『なんで知ってるの?』って」

そりゃあ驚くよね。。。ちなみにどれくらい経ってから会ったの?

「10年後くらいかなぁ」

そりゃあびっくりだよ。そのお客さんを覚えていたあなたのほうが。<声に特徴のあるお嬢さんだったらしい。

3月27日(木)

6月にコクーン歌舞伎をやるそうで。
『夏祭浪速鑑』………前に一度猿之助一門の若手で観たことがあるんだけど、いまいち好きな演目ではなくて、前のコクーン歌舞伎のときもパスしたんだっけ。今度は久々に行こうと思います。

しかしこの注意書き。

「※ 泥を使用する場面があります。
客席に飛ぶ可能性がありますのでご了承下さい。 」


……あたしはどうせ二階後部席の安い席専門ですから関係ないのですが(まぁたまには高い席とってもいいけどさ)、結構いるんだよね、歌舞伎観に来るときに着物着てくる人。
コクーン歌舞伎は本水を使うので、最前列の人々がよいしょっとビニールをあげて水避けしてるのですよ。たいていその中に着物の人がいる。

本当に着物の人々にこの注意書きが伝わるのでしょうか。
水ならまだしも泥はさすがに洒落ならんよね。。。

■ウィスキーの水割りを2杯。

3月26日(水)

今月末で退職する女性が1人いるので、送別会を。
中華料理という彼女の希望だったそうで……食べ放題飲み放題鍋付きペキンダック付。まぁ豪華。でも微妙。

とりあえず傾きがちな椅子を排除するところからスタートしてみたり……(それもどうなの)。

まぁオーダーバイキングなので、ちょっと味付け濃い目ですがあったかい料理が食べられたし、なによりもカボチャも風船もいないテーブルに着けたのでよかったけど。

鍋は真ん中が曲線で仕切られた2種類のスープを作るタイプ。赤いスープと白いスープ。赤いスープには唐辛子多め。

「はるか(仮名)さん、辛いの平気?」
「平気です。辛いの好きです………が、今日は敢えてここは白いスープで」


だって白いスープの方に「コラーゲンボール」なる固まりを入れたんですもの。
なんだかゼラチンの固まりみたいなやつ。
これを食べて明日の私は肌がツヤツヤに!………なるといいなぁ。。。

うっかり二軒目でアグレッシブな顔ぶれ(主に上司のTさん)と一緒になってしまったため、一次会で散々飲み放題の紹興酒を飲んでた挙句に「僕、日本酒これにするけど、はるか(仮名)さんは?」「あ、じゃあおんなじので」………というのを繰り返した結果。

………また終電!また終点!しかもさっき反対側の終点も見たばっかり!

幸いにも今日は私の後ろに並んでいたおじさんが、私と最寄り駅が一緒でしかも駅に自転車が置いてあるから駅で下車するという、まるで私のために寝過ごしてくれていたような方でしたので半額で帰れました。ありがとう。

翌日出勤したら、同じチームの人が昼休み全員机で寝ているのをみて思わず失笑。
だって私も朝から二日酔いで頭が動きませんの。全員沈んでいる。。。

■ビールと紹興酒とサワーと日本酒とウィスキーとなんかいろいろ。

3月25日(火)

Web拍手押してくださった方、ありがとうございますv

3年ぶりに会社の身分証が入れ替えになり、新しいカードを受領。
受け取った瞬間の印象。

…………どこの凶悪犯だ。

目の下のクマが大変いけなかったようです。
毎日観ている犯罪捜査ドラマの指名手配犯の写真かと思ったよ!

■休肝日。今日は早く寝ます。。。

3月24日(月)

ひっそりと忘れていて欲しかったのですが、上司のTさんはちゃんと覚えていた模様。
こないだ業界紙に載っていた大学の講座の聴講、行って来てという話………はぁ、と受け取ってはみたものの、できれば忘れていて欲しかった。

だってたった1科目聴講するのに、試験がいるっていうんだもん。
口答試問がいるっていうんだもん。
いくら母校でしょと言われても、そーいう問題じゃないもん。そもそも専攻と違うもん。

そしてもっとも危惧しているのは、それが社会人向け大学院の講座だということなのでした。
その講座、開設時間帯がどこにも書いてない。金曜夜とか言われても大変ありがたくないが、週末はもっとありがたくない。

まさかこの私に、14回も土曜を潰して授業に行けと言うのでは………今でさえ芝居をつっこむ日程に苦慮しているというのに。。。

しかも試験日が、私がチケット取る予定でいる土曜日の翌日朝だって。えー。。。(芝居終わったら思いっきり飲みに行く気だった)

■休肝日。

3月23日(日)

今日も今日とて予定がないと思ってTV漬けです。しかも犯罪ドラマばっかり。
一週間撮り溜めているやつを早く見てしまわないと、日々増えてどんどん間に合わなくなるのがわかっているので、頑張って消化中。

えーと今日観たのは、LAW & ORDERのシーズン1を2話とシーズン2を1話、NUMBERSのシーズン1を1話、シーズン2を3話、CSI NYを1話と、あ、あとポワロを1話観たっけ。
………何時間TVの前に座ってるの!

最近眼精疲労と頭皮の凝りと背中の張りがひどいのですが………これってやっぱり……orz

■PC打ちつつTV観つつ、ぴあとe-plusを駆使しつつ、日本酒を1合くらいとビールを2缶。

私の好きな俳優さんのブログを読んでいたら、こんなのがありました。

   「岡」って言う字はアザラシに見えるって台詞あったけど。

……ほんとにそれ以外見えなくなってきた。

3月22日(土)

新橋演舞場で学生時代の友達Nちゃんとスーパー歌舞伎『ヤマトタケル』を観てきました。

2005年に3回観てるんですけどね、これ。別にそんなに大傑作!とか思っているわけではなく(前の時も1枚は日時間違えてチケット取って余っちゃっただけだし)、派手でにぎやかで誰が観ても楽しめる手頃な演目なので、普段あんまり会ってない友達とデートするのに適当だというだけなんですが。
私にとってどんなに傑作でも、中学校のいじめ自殺とか日露戦争の動員問題とか東京裁判とかは、あんまり一般的じゃないでしょ(笑)

・席に荷物置いてお手洗いに行ったら、「そこは私たちの席だ」と訴えている老夫婦がいるといわれました。えーちゃんとチケット持ってるわよ?!と見せたら、劇場スタッフが先方のチケットを確認……うん、席番号はあってるんだけどね。でもそれ明日のチケットですから!(昨日のチケットじゃなかっただけマシだけど)あー驚いた。
・『ヤマトタケル』はWキャストですが、本日はミコト=右近Ver.です。右近さんのミコトが観たかったというより、段治郎さんのタケヒコが観たかったんだけどね、だって男前なんですもんv
・ミコト/タケヒコを右近/段治郎のWキャストなわけですが、兄橘姫を演じる笑也さんが「前回(3年前)なんだか辛かったと思ったら、(猿之助がミコト役だったときと違って)ミコトを演じる二人が自分より年下なので、かわいく演じるのは苦しいなーというわけで、今回はちょっとインテリっぽく演じてみようかと」みたいなことをどっかで言ってましたが、おおほんとだ、声が普段より低い!お姉さんぽい!
・……てまぁ、「お姉さん」も何も、彼はもう48歳なんですがね……いやぁ相変わらず美人さんであった。
・ここの一門の女形はみんな美人さんですよ、笑也さんも笑三郎さんも春猿さんも。しかし私がスーパー歌舞伎『八犬伝』で笑也さんの伏姫の美貌に惑って後援会に入っていたのは19歳の時。あの頃、春猿さんてばまだ24歳とかだったんだよね………げふ。
・しかし久しく真面目にここの一門観ていないので(歌舞伎座に出ているときくらい)、若手がいろいろ入っているらしいのに全然わかりません。友達の買った筋書きを借りてしばし呆然。
・猿弥さんが帝に出世(?)したので、熊襲兄弟の兄(タコ男<衣装が。弟はカニ)が猿四郎という役者さんになってました。
・一緒に観たNちゃんに「ほらあれだよー、『椿説弓張月』で玉三郎に殴られて殺される人やってた」と言ったら「あの人か!出世したねー」と。そうだねー、三島由紀夫の趣味全開、ふんどし一枚で女性たちに延々なぐられて拷問されて死ぬ役だったからね!今回は衣装着てるもんね!大出世だ!(そういう問題?)
・そういえば市川延夫さんが今回から猿三郎という名前に変わられたそうです。ご襲名おめでとうございます(最初に観たスーパー歌舞伎の『八犬伝』で城主奥方の五十子を演じていたのを覚えています)。
・スーパー歌舞伎は衣装が派手でいいですね。見ていて楽しい。たとえ友達に「小林幸子」と言われようと(笑)
・それに京劇の役者さんたちが何人かいるので、火の場面など本当にアクションが華やかで楽しい。あれは沸くよね、場内が♪
・でも猿之助の演出はわかりやすいけど、ここで見得!とかここで拍手!というか、演出過剰なんだよなぁ………ちょっと回数が多すぎ。
・そういや昔、右近さんとかの弟子たちが喋っているときに、『八犬伝』の脚本を書いていた横内謙介と猿之助の差について、
「『愛してる』って伝えたいとき、横内さんの脚本だと『このコーヒーおいしいね』という台詞になるのに、師匠の場合は『愛してる、愛してる、愛してる〜』ってなるんだよね(笑)」と言っていたのを思い出す……
・Nちゃんも「面白かったけど、話の展開が速すぎて、ミコトに感情移入はできなかったなぁ」と言ってました。彼女は私と一緒に行った「歌舞伎教室」で橋之助の俊寛見て「うるっときた」という子なので、そうだろうねぇ。<地味な話だもんあれ。
・まぁ、ミコトは常に超ヘタレっ子なので、私も共感は持てませんがね。
・叔母の倭姫は伊勢神宮の祭祀のはずなのですが、あんなに色気残って言動が生臭くていいのだろうかーと思いつつ。
・倭姫はミコトがかわいくてしょうがないようです。ミコト、もーかわいがってくれない父帝なんか諦めて、なんでもしてくれる叔母さんにしとけ!とか思ったり。
・しかし「ミコトが発たれてから毎日恋しくてしょうがなくて、倭姫様も認めてくださったので、ここまで追って参りましたv」って、弟橘姫、前も思ったけど、武人二人を歩いて追っかけて(しかも1人で)追いつく深窓の姫君っていったいどんな足の女性ですか!しかも伊勢から追ってきたんだよ、ここ駿河だよ!背景が富士山だよ!
・「しかしミコトってさぁ……」「ひどい男だよな」とNちゃんとうなずきあう。だっていくら叔母さんから「今日はゆっくり若い女の子に慰めてもらいなさい」と言われたとしても、どんだけへこんでたとしても、あんたはその若い女の子(弟橘姫)のお姉さんと結婚してんだよ、しかも3日前!
・ミコトにベタ惚れで「地獄耳」と倭姫にも言われてた弟橘姫はちゃんと姉と彼が結婚したのを知ってたでしょうが、あれは男として卑怯だよねぇと女二人でミコトを責めてみる。
・しかもミコト、「蝦夷に出てからもう5年、ワカタケル(息子)ももう5歳になったがまだ顔を見ていない」………あんた父帝にもらった婚儀から出立までの3日間のうちに子供を作っておきながら、妹ともできてんだよ!しかも妹は「追っかけてきちゃったからしょうがない」という理由で連れてまわってんだよ!
・さすが脚本が梅原猛……ありとあらゆる意味で男に都合のいい女ばかりです。
・しかしなにげに走水の場で、わざわざ居室から一番遠いところにいるこの場で一番力のある男(タケヒコ)に畳を持ってこさせるオトヒメは怖いよな。これ、わざと書いてんのかね梅原。
・が、オトヒメの入水に慟哭するミコトに
「今ここでタケヒコがつけこむといい……!」と思う(腐れ)乙女心
・いや、だって
「一緒に旅をするうちにだんだん貴方が好きになってきました」「男の私でさえ愛おしいと思いますのに」と直球で告白したよタケヒコ!3年前に観た王道専門から常にイバラ道、あるいは別にCPなしでもいーや、というバラエティに富んだ顔ぶれなのに、このときばかりは全員が「あれはタケヒコ×ミコト以外にあり得ない」と断言したよ(笑)
・そんなヘタレっぷりが女に愛されるのか(私の友人たちには絶対愛されないタイプだが)、さくさくとミコトは3人目の奥さんを迎えるのでした。みやず姫。これも笑也さん。一番年上の最初の妻(しかも双子の兄の愛人)と一番若い幼な妻の両方が笑也さん(笑)
・最初の兄橘姫の声を初めて聞いたNちゃん(そーだね、笑也さん最近あんまり歌舞伎座出番ないからね……/涙)の感想が、「なにあの声、あり得ない!」でした。そーだよねー、あの世代で一番声が美しいのが笑也さんですよ。男性が作っている声なのですが、全然濁りのない透明感のある声。でも今日は低めに作ってるから残念……と思ったら、みやず姫で普段の高めのきれいな声を聞かせてくれました。うん、Nちゃんに聞いてもらえて満足ですよ♪
・三階席も左寄りだったので、最後の宙乗りはほんとにかなり目の前に来ます。前はわざわざちょっと奮発して二等席取ったら宙乗りであっという間に見えなくなるという悲劇に見舞われた私たちですが(笑)、今回はよかった。Nちゃんにも楽しんでもらえたようで、よかったですわ☆

ちょっとショッピング(主に食料品…・・・「ジャストピクルズ」のプロヴァンス風オリーブ詰め合わせ、とか)のあと、夕食を有楽町の「豚料理 alacarton ア・ラ・カルトン」へ。<豚料理専門店。
クーポン見つけたので、ここの「やまと豚」コースが3,780円からグラスワイン付2,980円でした。

やたら料理の写真を撮ってみる私に、Nちゃんが「ブログやってるの?」と訊くので「やってません」と。
だってブログじゃないもん。

前菜とペペロンチーノ。
野菜の彩りがきれいでv
メインの豚のハーブ焼き。
あとジェラート盛り合わせ。
ガトーショコラ、久々に食べたなぁ。

隣のテーブルで豚肉の鉄板焼きやってました。
いい匂い。(ちょっと羨ましい)
女の子ばかりの集まりとかでまた使ってみようかな。

コースについてたグラスワインとビールしか飲まなかったので、昨日行ったコリドー街の「300Bar」へ。
午後7時過ぎだったのでまだすいてましたが……なんだかなぁ。常連が集まってたみたいなんだけど、店員がやたらその女の子たちと馴れ合ってて、喋ってないでちゃんと仕事しろよ!といいたくなることが何度も。というわけで、1杯500円と185円高いですが、私は東銀座の『Nelson's BAR』の方が好きですわ。椅子もあるし(笑)

『MUJI Cafe』でお茶を飲みながらNちゃんといろいろ喋ってたのですが、漫画の話とかしてて、私は青年誌好きで彼女は少女漫画好き。「もしかして私ってば腐女子気味?」とか言ってましたが、ほんとの腐女子なら
「走水の場で『あなたのそばにいる最も大事な人です』と言われたら、ミコトに『タケヒコか!』って言ってほしいよね!」と言うところです(ほんとはオトヒメ)。Nちゃんは絶対違うよ。

世の中に「腐女子」という言葉が無駄に氾濫しているよ………!

■豚料理食べつつグラスの赤ワインと生ビール。300Barでウォッカトニック、ワイルドターキーの水割り、ピニャコラーダにジャックダニエルのストレート。あとMUJI Cafeでスパークリングワインのミニボトルを1本。

3月21日(金)

Web拍手くださった方、ありがとうございますv

8時には会社出ようね、頑張ろうね!と誓い合って、Y子先輩とNちゃんとと一緒に、銀座コリドー街の『銀座 創作和食 Dining焚膳』へ。
このところクーポンランドというフリークーポン雑誌を真剣に読み込んでいて(笑)、それで見つけたもの。イクラ丼の写真に負けましたの。。。

うーん………
「お客様を第一に考え、お食事・お飲み物・空間でおもてなし。居心地良く過ごして頂く為のサービスをご提供します。」とありますが、接客がイマイチ。頼んだビールは黒とモルツビアの数が逆だったし、予約の際にコースでとちゃんとオーダーしておいたのに通ってないし、飲み放題なのに最初のビールが出てくるまで10分以上経過。基本的に割と若い人向けの店ですねー(周囲もうるさかったし)。まぁ周囲の客も私たちと同年代なのですが、どうも私の感覚からすると若い人向けという印象(苦笑)。

レディースコースだったので、料理は少なめという感じでしたが、味は悪くなかったです。
接客がもう少し違えば、また使ってみようかという気になるのになぁ。

イクラ丼は美味しかったけどね☆<これで3人前。

Nちゃんはいま働きながら大学にも行っていて、来年は卒業式なんだそうです。というわけで彼女の今の関心は袴の色の組み合わせ。
私は辛子色に緑の袴、二回目は赤に紺の袴でしたが、Nちゃんなら淡いピンクも似合うわよーとか黒もシックでいいよねvとか。髪飾りに生花使って作ってもらうと映えるわよー、とか。アイメイクの話とか(褒めてくれてありがとう……でもあれ、時間がないときのなんだ……<目尻にだけちょんとゴールドの入った赤を置く<歌舞伎の女形さんメイク)。女の子の会を堪能しましたvv

しかし一番ウケたのは、Y子先輩の友達の話。
<ある誕生日に残業していたら、遠距離恋愛中の彼から「迷子のミッキーはどこ?」という意味不明の携帯メールが届いて、忙しいから放置してたら今度は家から携帯に電話があって、母親が「大変、大変よ!今電報が!」といって
彼からのプロポーズの文面を母親に読み上げられた(しかも職場にかかってきた電話で)という話。ミッキー好きの人で、ミッキー電報だったんですな………一生忘れないよね!

飲み会、スタートが8時半から2時間だったのですが、ちょっぴり飲み足りなくてNちゃんと2人で近くのバーへ。
コリドー街の外れにある「銀座の立ち飲みバー スリーハンドレッドバー」8丁目店(http://www.300bar-8chome.com/)へ。1杯315円でドリンクが頼める立ち飲みのバーですが、さすが金曜日の午後10時半過ぎ。立つ場所を探すのも苦労するくらいの混雑。3杯だけ飲んで帰ってきました。安上がりでよかったけどねー。

■「焚膳」でビールを2杯とカクテルを2杯、あとウィスキーの水割りを3杯ほど。あと「300バー」でジントニックとブルームーン、それにワイルドターキーのロック。

3月20日(木)

ここしか予定をつっこむ場所がなかったんだ、というわけで、歌舞伎座の昼の部と夜の部を続けて。

<昼の部>

・『春の寿』(「三番叟」「萬歳」「屋敷娘」)と『一谷嫩軍記』はパス。歌舞伎座のスプリングの抜けた狭い座席で昼夜とすべて座り続けていられるほど私の腰は頑丈ではない。
・後者は歌舞伎の歴史で東京で初めて(昨年大阪があるらしいから)市川團十郎と坂田藤十郎が共演したらしいです。おお歴史的。でも別に私はどっちも好きではないのでパス。
・昼の部の目当ては最後の仁左衛門が主演の『夕霧 伊左衛門 廓文章 吉田屋』だったのですが、「その前の『女伊達』も15分の短い演目だよ」と学生時代の友達のMが言ってたので、ついでにこれも観てみる……そしてMにもまたばったり出会いました(笑)
・『女伊達』は主演が菊五郎なのですが…………老けた?!(愕然)いやーなんというか、顔の輪郭がね。えっ、というくらい。
・でもこの演目は女伊達にかかっていく大量の男たちが見物。三階さんたちがとんぼきったりという動きが楽しい。
・『夕霧 伊左衛門 廓文章 吉田屋』……仁左衛門さんが観たかったのですが。これ観るたびに「こいつが店継いだら絶対藤屋って潰れるよな…!」と毎回確信します。この若旦那、ていうかバカ旦那めー。
・「いや、もうこの前に店潰れててもおかしくないよ」とたまたま会ったMが言う。「こないだイヤホンガイド聞いてたら、最後の身請け+借金精算の金で千両箱7つ、あれって今で言うと10億円くらいらしいから」………ゲ。
・しかし藤屋伊左衛門が吉田屋で旦那を呼んでるとき「何をこの人は自分の名前を呼んでいるのだろう……」とボンヤリと考えておりました。仁左衛門さんが演じる藤屋の伊左衛門が吉田屋の喜左衛門を呼ぶのです。ああわかりにく。
・でも仁左衛門さんはキュートでありました。役柄がバカっ子だったことを差し引いても。うん。夕霧が多分初役?の福助も美人さんでよかったですよん。

<夜の部>

・最初は『御存 鈴ヶ森』……白井権八を芝翫丈。前髪立ちの16歳の美少年の役ですが………今年
御年80歳ですよ!(1928年3月生!)
・前にもこれ芝翫丈でかかった時に観たのですが、初めて歌舞伎を観る友人に
「あれは16歳!16歳の美少年の役ですから!そう思って観るように!」と言ったら「……歌舞伎って難しいんだね……」と苦悶の表情で言ってたのが印象的です。新聞の劇評ですら「斬新な配役」と言ってました(笑)。
・あれも平成11年ということはもう9年前……何しろ羽左衛門さんが幡随院長兵衛やってたんですって。まだ生きてらっしゃったのですねその頃は。。。
・いやいや、でも80歳であのファンタジック(鼻が飛んだり手がちぎれたり顔が表面切り取られたり)な立ち回りをこなせるのですから、歌舞伎役者とは恐ろしいものです。
・次の幕が『京鹿子娘道成寺 道行より押戻しまで』……坂田藤十郎喜寿記念ということだそうですが、別にいいしー。押戻しの大館左馬五郎照秀が團十郎らしいですが、別にどーでもいいしー。というわけで、團十郎&藤十郎共演記念2つ目ですが、また抜け出してご飯へ(しかし食べた東銀座のつけ麺が1000円もしやがった癖に近来稀にみるハズレで、ちっくしょー。。。<「たれ蔵」という店だ)
・戻ってきて最後に『江戸育お祭佐七』。昼の部と夜の部のそれぞれ最後だけが観たいというこの苦肉のラインナップよ……!
・気風のいい鳶が恋人の芸者との仲をいじわるで欲深な芸者の義母や芸者に執着する武士の策略で裂かれ、裏切られたと思った芸者を殺してしまい、彼女の実を手紙で知って後悔するというお話(ちゃんと武士は斬って復讐しますがね)!
・鳶は菊五郎、芸者小糸を時蔵さん。昼の『女伊達』より男役の方がすっきりして菊五郎丈にはあっているような気がしますが。
・よーくみると、鳶の集団の中に松也くんがいたり、お祭りで芸者たちが演じる「道行旅路の花聟」のお軽が芝のぶさんだったりと、ちょっとご馳走v
・仇の武士役が團蔵さん。しっかし、ほんといじわるさんの役が多いね、團蔵さん!(笑)<ダメっ子いじめっ子の役が多くて、私とせのおさんのお気に入りさん☆
・雰囲気のある世話物でなかなか楽しめました。三等B席でしたが、最後の『お祭り佐七』のときには前の列がきれいにいなくなってて、視界が広々、楽チンでした。いつもこうだといいんだけどねぇ(笑)<歌舞伎座でいつも苦労。

■休肝日。

3月19日(水)

昨年脳外科で手術を受けた友達の快気祝い。
「お酒を飲んでもいいよ」とDr.のOKが出たそうです。来週友達の結婚式に出席予定だそうで、よかったねー結婚式でのシャンパンに間に合って♪

せっかくの快気祝いだし!というわけで、ブーケを用意してみました。
会社の近所の花屋さんで頼んだのですが、「女性用で、お祝いだからとにかく華やかに!」と頼んでおいたら、きれいなのを作ってくれました。赤や黄色のスイトピーや、私たちには名前のわからなかった「枝っぽい花」(<私の言動ですが、いまさらながらバカっぽい……)とか。受け取るときウキウキします。こういう花作ってもらうの好きvv

ところで以前に行った恵比寿の『賛否両論』ですが、もう一度リベンジしたいね!という話をしていて。
せっかく前に予約が取れて行ったのに、私は風邪ひいてて緑茶しか飲めませんでした。屈辱!というわけで再度行きたいのですが、こないだ電話したら「9時半からなら……」というお言葉でした。確かに午前2時までやってる店なのですが、せっかくの和食フルコース(デザート食べ放題!)の店でその時間からはちょっとねぇ。。。というわけで、目指すは7時スタートの会です。

帰宅して午前1時、店に電話してみました。

「8月の予約を取りたいんですけど」

さすがに無理か。
前月1日からしか予約が取れないそうです………残念。。。

■ビールとワインを白と赤と。5人でワイン3本なら控えめv

3月18日(火)

変なシーズンに人事異動が出ました……風船が隣の部に飛んでって、新しく入社した人(いい人だ)がカボチャの上司に。頼む!しつけて!そのスーツ、私が見る限り先々週からずっと同じ色なの……!

風船が遠くに飛んでいったような気がしつつ、一瞬喜んでみたのですが、あれ?あの私がやってる(押し付けられてる感あり)仕事の隣の部の担当って、もしかしてあれか?げ。

まぁとりあえず部の定例打ち合わせであの能天気な声を聞かなくて済むだけ一歩前進、と思うことにしよう。うん。

■休肝日。

3月17日(月)

朝、運よく電車で座れて寝て行けると出社したときだいぶん楽なのですが。
夜に電車でいくら寝ても疲れは取れないものです………

(意;飲んだあとに座って帰りたくてちょっぴり戻るつもりがうっかり代々木上原(終点)まで行ってしまい、次に目が覚めたら今度は我孫子(終点)で、線の端っこから端っこまで寝てたのにどうしてこんなに翌朝辛いのかと<それは我孫子からの上りの終電のために駅で30分も待ってて家着いたのが1時半近かったから)

どうせ代々木上原行くならこんなパンケーキの店でのブランチのために行きたかったよ……!

我孫子駅で私の手を引いてくれた見知らぬお兄さんありがとう、っていうか別にそんなにずっと後ろから腰支えてくれなくても別にエスカレーターから落ちたりしませんよ、っていうか親切なのかそうでないのか微妙だった…・…と今になって思う。

■上司のTさんが「仕事まだあがれない?」と言うのでうっかり書類を片付けてしまい、うっかり8時半からろくにもの食べずに焼酎飲んだのが敗因かと。いやでもセリのおひたしとコハダの酢締めとさよりのお刺身は美味しかったが。<よく考えたらちゃんと食べている。

3月16日(日)

すっかりTVっ子(しかも海外ドラマ専門)なので、このところ頑張って観てます。
今日は『LAW & ORDER』のシーズン1のキャッチアップ!1〜10話で未見だった話を観終えました。頑張った!
あと『NUMBERS』の撮ってあったのを1話観て、『CSI NY』を1話と……ああ、今週は『クローサー』の#5、#6を撮り損ねて観損ねたのが痛恨です。なんで翌朝1回しかリピート放送ないのさ……!

しかし見事に犯罪捜査もののドラマしか観てません。ご飯食べながら、ホワイトデーに頂いたお菓子をつまみながら、「これが破裂していた脾臓」「凶器はこれね、血がついているくぎ抜き付のハンマーだわ」とかいうのを観ているわけです。悪趣味?

ところでホワイトデーとはなんの関係もないのですが、先日一緒に芝居を観たMからプレゼントを貰いました。
彼女は戦国武将のTシャツとかパーカーとかいろいろ持ってて、その関係で「直江兼続の好きなあなたに」とくれました……蒔絵シール。直江ですから、当然彼の兜の前立てですよ……あの「愛」一文字の。<がくり。

いやーしかし貰っちゃったもんだし、どこかに貼るべき?と思ったのですが、
なにしろ漢字でただ一文字「愛」
知ってる人が見てもなんだかなぁですが、知らない人が見たらさらになんだかなぁ、でしょう。ただでさえ「日本酒」とかいうストラップが下がってて部長にお叱りを受けている携帯に貼って事態をこれ以上紛糾させるのもどーかと。

いろいろ考えた結果、ついに一箇所候補を発見。

私の愛する土屋鞄で買った手帳。
でかくて重いが手触りに負けました。

その手帳に、ちょうどしおりになるベロがついているのです。
ほーら、ぴったり、ジャストサイズ。

……と思ったのですが、これめくっていきなり「愛」一文字貼ってあったら、それはなんていうか……ヤンキー?

ほんとにそれで歌舞伎座一等席より高いはりこんだ手帳にそんな笑える加工を施していいのかと、現在悩み中。。。

■ホワイトデーに頂いた日本酒、「白龍」の純米大吟醸。

3月15日(土)

日生劇場で『ベガーズ・オペラ』を観てきました。
一番安い席で二階席の後方でしたが、行ってみたら扉のすぐ上で、視界の前5列くらい誰もいない。なかなかよい席でしたv

・ベガーズ、つまり乞う人たち(乞食)が演じる芝居。普段は教会で演じている乞食の一座が、一日だけ本物の劇場を借りて演じることができた一夜限りの芝居、初日にして千秋楽というわけ。教会付の詩人トムが芝居の作者で演出家にして司会進行役。
・盗品故買屋ビーチャムは盗賊たちを密告して密告料を稼ぐのが仕事だが、その娘ポリーは密かに盗賊マクヒースと結婚していた。激怒したビーチャムはマクヒースを次の密告相手として捕らえさせ、牢屋へ送り込む。マクヒースは牢屋を仕切るロキットの娘、ルーシーを妊娠させ妻にすると言ったまま放置していた。ルーシーと「夫」を訪ねてきたポリーの鉢合わせで四苦八苦するマクヒースだが、結局はルーシーの手引きで脱獄に成功する。しかしビーチャムとロキットは共謀してマクヒースを処刑台へ送ることを画策し、一方でポリーとルーシーは互いに嫉妬し、マクヒースの愛を賭けて争いあうが―――
・マクヒースを内野聖陽、ルーシーが島田歌穂にポリーが笹本玲奈、ビーチャムを高嶋政宏、その夫人を森公美子、ロキットが村井国夫に詩人のトムおよびビーチャムの部下フィルチに橋本さとしと、キャストがなかなか豪華だったのでチケットとってみました。
・マクヒースの内野……あおりが「セクシー・カリスマ!」………ぷっ(笑)。ああ、確かにモテまくりの役だったねー、捕まるのが
娼婦を10人近く呼んだときに娼婦に裏切られたせい、そのあと牢獄で同じ指輪贈った女二人に鉢合わせされて「指輪同じ?!」と言われて逃げ回り、挙句の果てにルーシーに逃がしてもらって捕まったのがまた娼婦の部屋ってくらいにセクシーだったね!あはは!
・1728年初演のこの物語は「世界最初のミュージカル」らしいです。ついでにブレヒトの「三文オペラ」の原型らしい。
・三幕制だけど、舞台で進むマクヒースを取りまく物語、それが二重写しにそれを演じる乞食たちの層という構成になっていて、時々素の乞食に戻るのが面白い。幕間が終わるときには、乞食たちが客席をうろうろして観客たちに声をかける。ちゃんと二階席にも来てくれるのがうれしい。
・最初の幕間のときは若い乞食たちが来て、若い女の子の乞食が話しかけるとお菓子をあげるお客さんが何人かいて、「今日は下の人たちより上の人の方がいい人だねー。いっぱいくれたよー」とか帰っていくのがかわいくて、次に女の子来たらあげようと思って売店でチョコ買ってたら、次の幕間に来たのはヒゲのおっさんでした……あげ甲斐がなくて渡し損ねた(笑)
・二回目の幕間に来た二人組は、豆知識を披露して帰っていきました。初演の頃、日本では暴れん坊将軍の時代だったそうです。目安箱があったら「
俺なら『乞食にも休憩をくれ』って書くね」と言ってて笑いをとってました。そうだね。開演になると2階から舞台まで駆け下りないといけないもんね。しかも君らは結構マクヒースと絡む役であった……がんばれ、走れ!
・ヒゲのおっさんの方の乞食が「俺はジャポンフリークだからよー。あ、でもよ、
伊達政宗とか言うなよ?!違うからよ?!」と言ってました。違うのか……最初に出てきたときから私は彼のことを心の中で「マサムネ」と呼んでいました。<だって黒い縁の広い帽子(兜?)に横たわった細い三日月が乗っかってんだよ!ほかに誰だっていうのよ!
・帝劇は一番安い席専門の私ですが、今回は舞台の上に設けられたステージサイドシートはちょっと楽しそうだなと思ったり。<座ってると箒渡されてお掃除頼まれたり、役者に話しかけられたり抱きつかれたり、最後は役者と一緒にくるくる踊ったり。こういうお芝居の時は一緒に楽しんじゃうのがいいですv
・内野かぁ………『メタル・マクベス』くらいしか観てないかなぁ。なかなか楽しそうで今日はよかったですよ、うん。大河ドラマでは最後まで軍師に見えなかったそうですが、私は来月今日と同じ劇場で、お館様の亀が軍師とお館様を二役で演じる『風林火山』を観る予定です……ぶるぶる。
・ポリーの笹本玲奈は観るの初めてかなぁ。昨年GWに観た『マリー・アントワネット』で裏ヒロインのマルグリット・アルノーをWキャストで演じていた片方ですね。私はもう一人の新妻聖子Ver.で観て、そのあと12月に観た『The Light in the Piazza』に出てた彼女がかわいかったので、新妻聖子ちゃんの方が好きかなぁ……声の出し方とかね。
・でもポリーとルーシーとのつかみあいとっくみあいの闘いの中で、転がりながらきれいな高音で歌うのが「
おんどりゃあしばいてけつかるぞー♪」とかいう歌詞だったりして楽しかったけど(笑)
・ポリーとマクヒースの愛を奪い合うルーシー役が島田歌穂。『The Light in the Piazza』では(『MA』で笹本とWキャストだった)新妻の母親役だった彼女ですが、今回は恋敵役。一応「年増のくせに!」「なによこの小娘!」とは言ってましたが。……マクヒース、なんでもいいんだなぁ。。。
・高嶋政宏はミュージカルでははじめて見ましたが、なかなかがんばっててよかった。チラシを観ると「3月16日公演を最後に放浪の旅に出ます」だそうで、そのあとはビーチャム役は橋本さとしになるそうです。そうねぇ、高嶋Ver.で来られてよかったかな。
・橋本さとしは………何度か観てるけど、ミュージカルは初めてかなぁ。しかしよく声が伸びている割になんとなーくイマイチあってない感がするのはなぜだろう。ていうか彼は『レミゼ』のジャン・バルジャンとかもやってるんだけどなぁ………(遠い目)
・帝劇常連のキャストばかりでしたが、メイン以外も演出のジョン・ケアードが手がける『レ・ミゼラブル』の役者が大半であるらしく、聴いていて安定するのでよかったです。しかし写真を観てもどの人か特定できないのですが、男性アンサンブルで一人ものすごく上手い人がいて………正直メインキャストより上手かっ……(禁句)。<名前がわからなかったのが残念。
・乞食オペラなので、結局
マクヒースが絞首刑になってぶらさがったところで観ていた旧弊な老役者が「観客はこんな悲しい結末など望んでいない」とケチをつけ、怒り狂った作家が「じゃあおまえら、恩赦だと叫んで走り回れ!」と怒鳴りちらし、死罪になったはずのマクヒースがぽんと舞台の上に現れるのもおかしい。
・作家のトムが
走って逃げてしまったので「とりあえずつなげ!つないどけ!」と言われたマクヒース役の乞食が、困ったような顔でいろいろやってみた挙句に、とりあえず踊れー!と舞台上のステージサイドシートの観客も巻き込んで踊るのですが、乞食たちの拙い挨拶が、最後に素の帝劇役者たちに戻ったときの堂々としたお辞儀と違っていて、こういう重層構造の芝居は面白いですね。うん、値段の割には(話も割と素朴な割に)十分に楽しんできたと思いますv

帰りがけおなかいっぱいで諦めた銀座コリドー街の『こめらく』のお茶漬け、いつか食べに来ようと思います。
あと、シアタークリエ2階の無印良品のカフェ、「ほうじ茶プリン」はちゃんと甘いのにちゃんとほうじ茶の味がする不思議な一品でした。<美味しかったよv
都内でお手ごろ価格でご飯食べるにはいいお店だと思います。次は生姜風味の黒豆寄せプリンに挑戦をば…!<備忘録

■家でたらっと赤ワインを飲んでました。出るまでに。

3月14日(金)

ホワイトデーです。

あと数人会えなかったけど、だいたい貰えたかな。

飲み会で十数人にばら撒いた小さなチョコブラウニーですが、戻ってこないかと思ったら全員一致で立派なのをくれました……チョコと日本酒4合瓶の詰め合わせ。
びっくりです。
ごめん、来年はもうちょっと張り込みます……(ちょっぴり反省)
頂き物も人によっていろいろ。オリーブチョコとか、面白い。
ウェッジウッドの紅茶ティーパックも頂きました。甘いものをたくさん貰うシーズンだから、紅茶いいよね♪

最近のお菓子はほんときれいだよねー。
バレンタインデー&ホワイトデーシーズン、混み合ってるのはなんだけど、凝ったお菓子を眺めるのは楽しい。

………こんなときでもないと、こんな高級品のパティスリーのお菓子なんか食べないもの(笑)<スイーツ代より酒代に消える

夜9時半にまだ仕事するというMちゃんを引っ張って『天狗』に行ったら、前の部署のNさんたちが飲んでたので混ぜてもらいました。この店、あまりにしょっちゅう来るので、メニューを見ずに料理も酒もオーダーできることに気がつく……

■生ビールとカテキン緑茶ハイ、日本酒は店オリジナルの「杉蔵」と「いよよ華やぐ」、それに天狗オリジナルのウィスキーをダブルのロックで。

3月13日(木)

ひっそりと早帰りしたら、5時35分に業者から電話がありましたと翌朝、後輩のメモが置いてありました………普段は8時近くまでいるのに、なぜ今日に限って……orz

・今日の早帰りは、また芝居があるから。しかも開演6時半という厳しい罠。THEATER1010にて『四人は姉妹』です。
・なんとなくこのところある程度の規模の劇場で観る芝居がハズレ感漂ってるので、本日のテーマは「上質なものを観よう」です。
・なにせキャストが岩崎加根子(長女・エスティ)、水谷八重子(次女・コーラ)、新橋耐子(三女・アイダ)、安奈 淳(四女/次女夫妻の同居人・アロネッタ)に宝田明(長女の夫・デイビッド)、川津祐介(次女の夫・セオドア)、大村 崑(三女の夫・カール)、TAKA(三女の息子・ホーマー)、久世星佳(三女の息子の婚約者・マートル)………渋。このキャストで出来悪かったらあんまりだよなぁ、演出が。
・なにしろ四姉妹、長女が72歳で一番下の独身の妹ですら65歳だもん(笑)
・アメリカの田舎に住む四姉妹にとって、その日はちょっとした事件のある日だった。三女の40歳になる息子がもう7年も婚約している女性を初めて家族に紹介するために連れてくるというのだ。長女は気難しい夫にレベルが低いとみなされている妹やその家族たちとのつきあいを禁止されており、次女は独身の四女がもう45年も同居していて夫と二人っきりになりたいという夢を持っている。三女は夫が周期的に鬱にかかるという悩みがあり、四女は同居している姉の夫にもうずっと長いこと恋をしている。誰もが問題を抱えていて、それがその日、婚約者の登場というイベントによって一気に表に出てくることになるのだが………原作はポール・オズボーン『朝(あした)は7時』。訳・演出は青井陽治。
・劇場から届いた案内を見て珍しく母が「行きたい」というので一緒にチケットをとりました。A席の割に二階最前列中央でなかなかよい席でした。
・しかし、チケット取ってから母が
「で、これは『細雪』なの?」と言いやがりました………だから四女が65歳だって書いてあるだろうが!ていうかその前に名前がエスティーにアリーにアイーダでなんで『細雪』なんだよ!
・いやぁでもさすがに女優さんたち、年季が入っているだけあって、立ち姿や何気ない座ったときの足の線がきれい。優雅なんですよー。いいねえ。
・そして衣装が鳥居ユキなんだそうです。というわけで、ラストのアリーの真っ白なヒラヒラのドレスがクラシックなデザインでとっても素敵vv
・初演が1930年代というだけあって価値観もクラシック、「女の幸せは結婚にこそあるのですもの」「中年の一人者ほどみじめなものはないわ」などなど、若干びみょーな気持ちになりつつも、まぁそういう時代なのです。
だから母、隣で「みじめらしいわよ」とか言わないように!失敬な!
・転換のない二軒の向かい合った家(次女と三女の家)というだけのシンプルな舞台構成なのですが、ちょこちょこと庭に現れる人たちが入れ替わるので飽きなくていい。
・宝田明、好きなんですよv今日はちょっと高飛車な元大学教授の役だったのですが、朗々とした声の響きがすばらしい。彼が出るというのでこれ観ようかなーと思ったの(でも第一幕、なかなか出てきてくれなかった/笑)
・三女の息子を演じているのがTAKAという人で、チラシで見たときは金髪に近い長髪でビジュアルバンドっぽい外見だったのですが、舞台に登場した彼は七三分の黒ブチ眼鏡くんで、全然印象が違ってて面白かった。
・彼のすっとんきょうさは、役柄のために敢えてやってるのか、はたまた素で演技力が不足しているのかちと微妙……ごほん。でもこの話は彼が頓狂な子という設定なので(何しろ5年つきあって7年婚約してて、「まだ決心がつかないんだ」とか言う辺り…)、それはそれであっててよかったけど。<
家のまわりを「ワーーーーー」って言いながら一周してくる場面、声がだんだん遠ざかって近づいてくるのがおかしい(笑)
・どうやらこのTAKAという人はバンドの人であるらしいと思っていたのですが、今調べてみたら、『La’cryma Christi』のボーカルの人だそうです。それなら一応知ってる(笑)
・息子の婚約者役が久世星佳で……うーん。この人である必要はあるのかな、とちょっぴり思ったり。なんでかというと、この人、背が高くて、しかも昔のアメリカだから高いヒールの靴を履いて現れるわけです。隣に立つ頼りない男と並んでしまうと男前に見えるのですが、この彼女、性格はすごく保守的で一生懸命に場に溶け込もうとがんばるちょっと内気なタイプなので……『OUT』のヒロインを舞台で演じてものすごく格好よかった彼女なだけに、ちょっぴりそんな気持ちに。あ、でもパーツの大きい顔立ちはああいう古いアメリカのワンピースとクラシックな帽子が似合うけどね。
・しかし結局のところ、四女がいつまでも(45年も!)次女の家に同居して姉にストレスかけまくってたのは、
常に妹を気遣う(優柔不断だけど)優しい次女の夫が、40年前に妻の入院中にうっかり17歳の義妹に一回手をつけたのが原因なわけですな!そりゃあ気も遣いますわ。
・でも最後には姉妹全員が仲良くおさまり若い世代も無事結婚にこぎつけるので、ほのぼのとして温かいラストでよかったですよ。何より宝田明の
偏屈な元教授が「私は幸せだった」という妻に対して「ありがとう」という誠実な言葉が素敵。観終えてなんとなく幸せな気持ちになれた芝居でよかったですよ。

■帰り道、『うまや』で生グレープフルーツハイと緑茶ハイと日本酒1合。

3月12日(水)

赤い悪魔のせいで一日休み。いや、生理休暇じゃなくて通常休暇で申請してますが。
しかし会社に朝「おなか痛いので休みます」と電話して布団にもぐりこみ、次に目が覚めたのは午後1時半をまわってました。

………今月やけに腹痛いと思ったら、それは単に疲労のせいだったんじゃ……!(禁句)

そういや手帳見たら、今週は日曜と火曜と木曜と土曜に劇場に行くことになってました。バカじゃねーの。

しかし翌朝出勤したら、部長にのんびりと言われました。

「腹痛いって、食いすぎたか?」

………そうじゃない、そうじゃないんだ。とは言いづらいのが辛いところ。

■しかし夕方には復活したのでつい近所の美味しい魚料理の店で日本酒なぞ頂いてしまい。発泡日本酒と「三千盛」にあとなんか大吟醸を1杯頂きました。少しだけ赤ワインも。

3月11日(火)

開演が7時半というのは魅力的。
これなら行けそうです。

本日の芝居は、両国のシアターΧ(カイ)で開催中の「ITI 世界の秀作短編研究シリーズ イギリス編 英国演劇とフェミニズム」というシリーズのひとつ。
ウィメンズ・シアター・グループ/エレーン・ファインステイン原案の『リア王の娘たち』、演出はMOBAアカデミアの野崎美子。

・シアターΧ、来たことないのです……道を90度方向間違えてた私に道を教えてくれたちゃんこ屋のおばさまありがとう……!
・はじめて来たのですが、こじんまりとした会場、木をベースにした内装、駅からも近く(迷ったのは私の責任……)、いい感じの劇場です。
・なにより好印象だったのは、開演ギリギリの人の出入りも少なくなった頃、劇場入り口ど真ん中に悠然と寝そべっていたにゃんこ。黒白の堂々とした子で、私が撫でてもビクともしない。「おまえ、ここの看板娘かい?」と訊いてしまったくらいの子でしたが、残念ながら帰りはおでかけしてしまったらしく会えませんでした。残念!
・芝居自体は………うーん。多分、私とこの演出家の趣味があわないんだと思う(言い切った!)
・役者は女性5人。リア王の3人の娘たちとその乳母、そして道化。道化が衣装や冠でリア王やその妻の女王なども演じるのですが……道化の役者が悪かったとかそういうわけではなく、そういう演出をつけた演出家と私が合わないということなんでしょうが。
・あるお城には多忙な王とその多忙な妻・女王と3人の娘たち、それに道化が暮らしている。絵を描き色を乗せることを愛する長女・ゴネリル、木を掘り出し自らの像を木のうちに見出そうとする次女・リーガン、言葉を愛し、誠実な言葉を選ぼうとする末娘・コーディリア。金を愛する皮肉屋の道化。そこに乳母が新たに雇われてくる。二人の姉は妹のコーディリアばかりが愛されていることに不満を持ち、一方でコーディリアは大人になってもいつまでも父王が幼い子供としか見てくれないことに不満を持つ。母女王が死んだのち、国の財政を省みない父王の代わりに財政のやりくりをせざるを得ず、次第に権力への渇望を覚えていく長女、一方で優秀な姉と愛される妹の間でアイデンティティを見失っていく次女、そして父王以外の誰からも愛されていないことを知りながらも幼い愛らしい娘を演じ続けている末娘。またその乳母も
かつてリアの愛人でありながら子と引き離されてリアの娘たちを育てる役割を与えられているという事情があり、リアの退位にむけ、悪意は引き絞られていく―――
・多大な遺産を得ておきながら、なぜ長女と次女はリア王に冷たい仕打ちをするのか。そういえばそんなことはあまり考えたことはなくて(多分そういう人なんだろう、程度)、それが面白そうだなーというので観に行きました。確かに娘が3人いながらまだ息子を望まず、娘たちを政略(あるいは持参金)の道具としか観ていないリアが復讐されるというのは極めてフェミニズムの芝居らしい話。
・多分これ、脚本読んだら面白いと思うし、多分私は好きだと思う。ただ、道化がものすごく騒がしい存在になっていて、リア王に登場する道化は(それは根っからの道化ではないにせよ)含蓄のある台詞を吐くはずなのに………もっと暗く道化が演じられていたらもっと面白かったのに。
・いや、きっと全体的にそうなんだな………女王が「娘たちには会いたくない、会うと具合が悪くなる」と言う場面がありましたが、そりゃあんだけうるさく周囲でがんがん騒ぎ立てられたらそりゃ具合も悪くなるさ!というくらいにうるさかった。あれだってもっと別の演じようがあると思うのですが。
・私がひとつやりたい役を選んでいいなら、乳母が一番やりたいかなー。最初はずっとにこにこと娘たちと話しているだけなのですが、最後に至り「女」としての彼女の真意が噴出する場面が秀逸。
・これ翻訳劇なのですが、必ずしも忠実な訳じゃないんだろうなーと思うのは、拝金主義者の道化の台詞に「
よーく考えよー、お金は大事だよーアフラーーーック!」というのがあるから。いいのかそれ(笑)
・うーん、やっぱり私は別の演出家で観たかったな。残念。

■帰りにご飯食べつつビール1缶。

3月10日(月)

今度更改する契約書の文言チェックしてよと営業に頼まれ、地道にチェックをしております。
さすがに更改を4回経た契約書、滅多に地の部分で間違いはないのですが、ふと見つけた誤植。「甲乙双方の書見に相違があるときは」、それ、正しくは「所見」だよね。
いくら一般条項とはいえ、うちの会社と先方の双方の4回のチェックを経て、それでも直されずに生き残ってきた誤植かと思うと、ある意味ちょっぴり愛しい。

…………でも直す。さよなら。。。

■休肝日。

3月9日(日)

Web拍手くださった方々、ありがとうございますv
>藍里さん はい、元気に芝居観てます。予定に追われてます(笑)。彼女の気持ちを頭で考えちゃう辺りが私は男脳なんだと思いますが、そこで彼女を抱きしめてあげられるような男ならそもそもあんなにふらふら他人の言葉に揺れ動かないんですよねー。難しい。アフタートーク、最後にひとつ何か質問あればと訊かれて、二回目だからと遠慮したのですが、男性の役者陣に「安心させるため、あなたなら彼女にどうしてあげますか?」って訊いてみたかったなぁ(笑)
>町屋さん いえいえ、なんもお役に立ちませんで。『レベッカ』、楽しみだねー♪そしてドクは「もとはここBDサイトだっけ」ということを思い出そうキャンペーン(……。)で書いてみました。久々に坂井と下村書いたよ(笑)

学生時代の同級生Mと一緒に芝居を観てきました。
本日は紀伊国屋ホールで『歌わせたい男たち』。二兎社の永井愛の作・演出で、初演では朝日舞台芸術賞グランプリ、読売演劇対象最優秀作品賞受賞作だとかで、前評判の高かったもの。楽しみですv

・卒業式を当日に控えた朝の都立高校。花粉症でクシャミの止まらない校長が保健室に現れる。保健医は不在、代わりに居たのは緊張のあまり眩暈を訴えて寝ていた新任の音楽の講師。彼女はクラブのシャンソン歌手から教師に転身したばかり、ちょっと世間知らずで、卒業式の伴奏に黒のラメ入りのロングドレスに揃いのショートジャケットという姿で来てしまうような女性。歌は得意だがピアノは下手な彼女は倒れた拍子にコンタクトを落とし、楽譜が読めない。ひとりだけ彼女と同じ視力の教師が社会科にいるが、彼は眼鏡を彼女に貸そうとはしない。なぜなら音楽教師は「君が代」演奏のために雇われた女性で、彼はただ一人「君が代」斉唱時に不起立を貫く、校長の悩みの種の教師だった。去年も不起立の問題が起きたため、この学校は教育委員会からにらまれている。なんとしても彼を立たせたい校長と、処分されても不起立を貫こうとする社会科教師。二人の主張の間でこれまで何も意識していなかった音楽教師はぐらぐらと振り回される―――
・出演者は戸田恵子(音楽教師)、大谷亮介(校長)、近藤芳正(社会科教師)、小山萌子(保健医)、中上雅巳(英語科教師)。達者な人が揃っていて面白かったv
・いきなり
保健室のカーテンの中から布団だけ身体に巻いた芋虫状態で登場する音楽教師……「コーヒーこぼしちゃって、あははー」と笑う彼女と、校長との間に流れる微妙な雰囲気……確かに男としてはどう反応していいかわからないよね(笑)<セクハラ!という言葉の怖いお年頃
・この校長先生、都の教育委員会の通達にふらふら揺れるけど、いい人なんだよね。「名古屋人じゃないけど、立ってちょー!歌ってちょー!」という必死さがたまりません(笑)
・一人だけ不起立を貫く社会科教師……「あー、いるいる」って感じ。大学時代に散々見ましたので、こういう頭でっかちの人(笑)
・よく考えれば、それなりにいいこと言ってるんだよね、彼も。でも言い方が人の反感をかうような話し方で、ああほんとにこういう人散々(以下略)………わざわざ戻ってきて混乱している音楽教師に「あなたには失望した!」とか言い重ねるくだりで、斜め後ろの女性が「しつこい男ね……!」と小さな声で吐き捨ててた(笑)
・しかもこいつも逆の意味で彼女に「アーティスト」としてのイメージを押し付けているのです……あんたになんか言われたくないぞ!と私なら枕をぶつけるでしょう。。。
・法学部に行っといてなんなんですが、私は食っていくだけの生活を制限するほどの思想ってなんなんだろうと思っているので、意地でも起立しないぞ!というこの社会科教師の気持ちはわかりません……
・あ、そういや「日の丸と君が代って国旗と国歌になったっけ、それっぽいものってだけじゃないのー」と終演後に飲みながら喋ってたのですが、パンフを読んでたらひっそりと1999年に国旗・国歌法が成立してました。そんなこともあったっけかー?(小渕首相時代だって……<遠い昔だ) ねぇ、M?
・そうそう、特筆すべきこととして、薄くてコンパクトですが、
パンフが500円でした。安!画期的!こういう背景を知りたい作品(国旗、国歌に関する訴訟の年表など)が載っている本としてはたまらなく良心的で魅力的!いい劇団だなぁ。。。<最近1500円だの2700円だの、やたら高いパンフが多くてうんざり。別にあたしゃ写真集が欲しいわけじゃないっての。
・登場人物はたった5人の教師なのですが、通達に揺れる校長と体制派の英語教師、反体制派の社会科教師、とりあえず体制についとくけど別に思想なんか何にもありませーんという保健医。そのなかで「え?えええ??」といろんなこと言われてぐるぐるまわる音楽科教師がいてくれるおかげで、この物語は観客の私たちに近いものに。
・深刻なテーマなのですが、客席もずっと笑い続けで、見せ方が上手。2年間起立拒否を貫いた
在日韓国人のチョン君が、今年は立場が悪化する担任の社会科教師のために起立するという話の中で、体制派の英語教師のクラスの女子全員が不起立を表明するという話がおかしい。「チョン君がヨン様みたいに白いマフラー巻いて、ヨン様みたいにほほえんで、『今日起立しなかった子とデートする』って言ったんですよ!」………いやーチョン君男前だったのね!でもここはヨン様だよね!イビョンホンじゃダメだよね!(笑)
・校長が一生懸命叫ぶ台詞がおかしくて客席は笑い転げてたのですが、でもパンフ見たらそれって言い方は極端だけど、論旨は最高裁の判決と同じなんですね。ちょっと考えるものがあります。うん。「内心の自由」ってなんだろうね。
・話も面白かったけど、保健室と屋上とをひとつに見せる面白い舞台装置、それに窓から差す朝の日の光の動きが感じられる照明と、芝居を支えるスタッフの仕事も上等。
・いい芝居でした。面白かった。
今日の『歌わせたい男たち』とこないだの『屋上庭園/動員挿話』のチケット代が先日の『恋する妊婦』1枚分で出るかと思うと!まったくねー!ほんと、芝居は値段じゃありません!<しつこく根にもっている
・ずっと
社会科教師に「歌ってちょ。小っちゃぁ声でええでよ。何か先生の好きな歌を」とせがまれ続けていた音楽教師が、最後にシャンソンの恋の歌を歌う。いいねぇ、戸田恵子!伸びやかで艶があって、いいシーンでした。そうそう歌ってのは効果的にこういう風に用いられるべきよね!<なんかほんとにいろんなことを根に持ち続けている……(私はまだ先月のクリスティーヌが許せない)
・二兎社、面白いなぁ。また案内来たらちょっとチェックしてみようと思いますvv

■ランチ食べつつ生ビールと芋焼酎のお湯割り。テキーラをオルメカゴールドとサウザシルバー、ラムをキャプテンモーガン、それにジンでボンベイサファイヤ。帰ってからウィスキーポケットビンを1/3ほど。おお、今日はよく飲んだ。

ところで劇場に今度Mと観に行こうと言っている芝居のチラシがあった。
「あっ、ほらこれ、『○○○○』!」と言って指差したら、
「え?『怪談とスイカ』?」と言われました………英会話学校、行くべきなのか。<正解は『HIDE & SEEK』

3月8日(土)

『レベッカ』のチケットは、私の頑張りのおかげではなく(笑)、e-plusで無事にとれました。よかったね、町屋さんv

最近はインターネットがチケット取りに使えるようになってずいぶん便利になりました。「ユーザーが大量にアクセス中」でフリーズすることも多々ありますが。
しかし、たまには恐ろしいほどつんつんと取れてしまうこともあります。『レベッカ』と同じく本日が一般発売だったパルコ劇場の『49日後…』がそれ。

古田新太と池田成志が企画で、あと私の好きな松重豊(博多弁のブログ大好きv)も出てるんだったらいいかなーとチケットを取ることに。
ちょうど二週間前がパルコの先行予約で、10時にサイトをあけて、日付を選んで、えーと枚数が1枚……いつ固まるだろうと思いながら(固まっちゃいかんのですが)、クリッククリック……え?あの、今のでチケットとれたの?ほんとに?え、ちゃんとメール届いてるよ………X列だって。X列。何度確認しても最前列。怖!なぜこんなあっさり!

しかしなんだか心配な気持ち……パルコって時々ものすごくイヤな芝居やるんだよね、というか私、前回の古田&池田&生瀬の『鈍獣』もちょっと微妙だったというか……脚本書いてる『デス電所』の竹内佑って人全然知らないし。ちょうどe-plusで特集やっていたので読んでみる。

古田 デス電所の公演を観たときに、会話がセコいなぁって(笑)。こんな小さな話を大声で喋らなくてもいいのに、みたいなのがちょっとおもしろくって。それで、オイラが推しました。
池田 やたら「会話がおもしろい」って推薦するから、てっきり普通に会話がおもしろいんだと思ってたら、後からみみっちい会話だって聞かされて(苦笑)。
古田 ほんと、せせこましいの。(略)
池田 ……(略)普通なら選ばないような台本だから、かなりチャレンジな気持ちでいます。

…………すごい不安…………orz

■赤ワインのミニボトルとウィスキーのポケットボトル半分。

3月7日(金)

カウンタ、もしぴったりの数字を踏んだ方がいらっしゃいましたら、一言いただけると嬉しいですv

新しくできた日比谷のシアタークリエ、私は行ったことないのですが、山口祐一郎主演で『レベッカ』を上演する予定。
まぁ、私はミュージカルは声が聴こえりゃいーし、というタチなのですが、せっかく友遠方ヨリ来タル、マタ楽シカラズヤ、というわけでどうせならいい席を取ろうかと思っていたわけです。電話にインターネットとチケットをとる手段は多様化しましたが、電話はつながらないかもしれない、ネットはアクセス集中し過ぎてサイトがフリーズするかもしれない(2週間前の実話)、というわけで、原始的な手段ながら一番確実なのは「早起きしてぴあに並ぶこと」。

そういうわけで、また去年の『レ・ミゼラブル』のときと同じく、発売日の土曜早朝から地道に並ぶ予定だったのです。
しかしちょっぴり不安になった。行ってみて、そこにぴあがなかったらどうしよう。

ぴあの入っているはずの隣駅のショッピングセンターに電話した結果、
「ぴあは昨年撤退いたしましたが」………なんてこと!
建物の屋根の下、陰に並べたので雨ニモ負ケズ風ニモ負ケズ、しかも朝9時の開店前に整理番号付申込用紙をくれるので、9時から1時間は発売開始までコーヒーショップで死んだように座っていられたのです。そんな便利なぴあだったのに!

しょうがないので、他のぴあを検索。
携帯ショップと同居しているらしい5駅先の店と、商店街の中のサービスカウンターのなかに置かれた7駅先の店。
後者は手際は不明ながら、駅から近いし、なにより道路に面しているので並びやすそうだ。折りたたみの椅子をかついで並びに行くにはいい場所かも。思いっきり壁も天井もないので、晴れることを祈りつつ。雨が降ったら……雨ニモ負ケズ風ニモ負ケズ、頑張りましょう。

さて、勝負の日は明日。
念のため、使える手段は全部確認しておく。『レベッカ』のチケットページを見て、発売方法を読んでいて……なんか、なんか今気になる記載があったような。劇場に確認のTELを入れてみる。

「各プレイガイドでは、初日は店頭お取り扱いはございませんが。特電のみのお取り扱いでございます」

……並ぶ前に判明して心底よかった!(心から)

■会社帰りに『天狗』に寄ったので、生ビール2杯と日本酒1杯、それにオリジナルウィスキーのダブルロックを1杯。

3月6日(木)

さ、参加しようかなと思ってた指輪のオークション、見送ったもん!ネックレスのオークションもふたつ諦めたもん!入札してた指輪のオークション、500円差で負けたもん!<最後のはなんか違う

……とか言う理由なら金遣っていいのかという、新国立劇場の芝居『屋上庭園/動員挿話』、2回目です。だって組合の大会日だから。職場に戻らずどさくさにまぎれて帰ろうと。……でもよくよく時間を確認したら、終了予定時刻が7時と言われ、委任状出しました。さらに敗北感。。。

土曜に観て、そのあと月曜の夜に「まだチケットって残ってるのかしら」とぴあで検索してみたら、あらこないだの席より1列前のがとれるんじゃないとうっかり気がついてしまい。つい。つい、ぽちっと手が。この手が。
ほんとは両国のシアターΧでやってるイギリスフェミニズム短編戯曲コレクション「アイスクリームwithホットファッジ」に行きたかったんだけど……<学生時代に観た『クラウドナイン』と同じというキャリル・チャーチルの芝居、観たかったのですがなぜか木曜日は休演なのでした。ちぇ。

・こないだいた席は舞台に向かって左手のはじっこだったのですが、今日は右手のはじっこ。
・土曜はよくわかんなかったのですが、今日の席だとよくわかる。床が本当に傾斜している……手前が高くて奥に向かって低くなっている……歩きにくいだろうなぁ(ていうかほんとに歩きにくいとアフタートークで神野さんがいっていた/笑)。
・そして舞台の設置も斜めなので、真正面の席だと舞台にまっすぐ並行には相対しないのです。私が前回いた左端の辺りだと舞台の全景がよく見えていいですが、今日は逆にななめに設置された舞台のてっぺんのとがったところが私の真正面にあたるので、そこに立つ人の細かな表情の動きがよく見えてすごくいい席v
・『屋上庭園』では、ちょうど並木が
「金を貸してくれ」と言ったあとに「いや、実はね、妻に一重帯を買ってやろうかと思うんだ」と言ったあと、喜んで三輪が「それはいい」と言う間、背後の彼と顔をあわせることなくただ屋上から地上を見下ろす暗い目、そして一言三輪が言葉を継ぐたびに表情が痛みでゆらぐ。これを観られただけでも、二回来た甲斐があったというものです。うん。
・一部、キャストとキャストが重なるので喋っている人が見えない瞬間とかあるので、舞台の全景を見るのなら、前回の左端の方がいいとは思うのだけれど。
・前は私に背を向けていたり、あるいは斜め後ろからの顔しか見えなかったりしていた人々の表情がよく見えるのが嬉しい。
・『動員挿話』では、最初に現れる妻・数代が舞台の暗い端に無言のまま座っている間に、馬丁と少佐夫妻が明るい場所で動員の準備の話をしていて、
少佐が戦地への動員を切り出すと、彼女がぎゅっと拳を握りしめる。こないだは見えなかったけれど、丁寧な演出。
・そう、
「私を安心させていって」という数代に友吉が飛びつくようにいろいろな言い訳を言い立てる。そのたびに「それだけ?」と答えるたびに、彼女はひとつずつひとつずつ静かに笑みを深めていくのだけれど、その笑顔は私にはひとつずつ絶望を積み重ねているように見える。前の幕の華やかで陽気な夫人から一転しての丁寧な演技がすばらしい。
・「
何か困ったことがあればいつでも訪ねてくるがいいよ、できることは何でもしてやるから」と言う少佐夫人に「私どもは蔑まれただけではなく、憐れみまでも受けねばならないのですか!」と言い放ち頑なに唇を噛みしめる数代と、「まぁ……まぁおまえはなんてことを、なんてひねくれたことを」と絶句する少佐夫人との間に流れる対立の空気が、「やっぱり戦地に行く、旦那にお許しも頂いてきた」と友吉が駆け込んできて二人の間に割り込んだ瞬間、女たちはぱっとひとつにまとまる……「置いていかれる女たち」として。おお、それがわかっただけでも、ちょっぴり男脳払拭か?!
・なんとなく、前回よりは数代の言いたいことはわからないでもない………が、結局は
彼女が求めているのは「おまえを置いてどこへも行かない」と言う言葉だけで、それであるならば「行くのならば安心させていって」なんて言うなよー!と思うわけです。だって安心させて戦地に行くなんて不可能なことなんだから。不可能なことを言うなよーと思ってしまうあたりがやっぱり男脳かもしれない。
・主要キャスト4人に加えて、『動員挿話』だけに出演する二人(青年座の太田宏、遠藤好)も好演でいい舞台でした。特に従卒役の太田という人は、素朴な兵の感じが出ていて非常によかった。
・質より量のフシがある(ついでにファンドにも限りがある)私に二回足を運ばせる舞台は滅多にない。いいお芝居でした。行けてよかったv

■休肝日。

3月5日(水)

本日は上野の文化会館小ホールにて、大友直人プロデュース「POPULAR WEEK」の最終日として夏木マリのGIBIER du MARIを聴きに来ております。
わたし、クラシックは聴かないので多分ここ来るの初めてだわーへー小さいホールなのね。

・いや、間違いない。私は絶対ここ初めて……と気がついたのは、椅子に腰掛けた瞬間でした。すんごい座席がフラット!床段差なし!前の人の後頭部で視界が埋まるんですが!
・クラシックは顔見えなくてもいいっていうコンセプト(少なくとも開館当時の1961年には)だったんだなぁ……と思う。いやいや、私マリさん観たいですから!
・お芝居では観たことあるんだよね。でも『天保十二年のシェイクスピア』という日本版リア王の姉その1役だったので……怖かった(笑)
・ボーカルの夏木マリをはじめ、パーカッション、ギター、ベース、キーボード、ドラムと皆ほんとに大人ばかりのバンド!という感じ。
・そのせいか、ステージ上のスタッフまで若くない(笑)<どうみても四十以下には見えない(ていうか五十の方が近いと思う)
・最初は本日のプロデュースだという斎藤ノブというパーカッショニストが最初に出てきてソロで叩いて、それから順々に一人ずつ出てくるというスタイル。
・そういやこのクラシックのホールにドラムが入ったセッションが登場するのって、1961年からの歴史で初めての夜らしいですよー。
・パーカッションとギターの二人だけのセッションが大変かっこよかった………vv
・ちなみにこのパーカッショニストの人、私が『SHIROH』だの『モーツァルト!』だのでよく観る中川晃教のアルバムのプロデューサーらしい。へー。<彼の今月のコンサート行こうかちょっと迷ったけど諦めました。。。
・マリさん、かわいいねぇ!黒のシックな衣装なんだけど、どうやったらあそこまで根元からボリューム立てて作れるのか(笑)と思う華やかなロングヘアとあわせて、出てくるとぱっと華が咲く印象。
・しかし見事に真正面なのが災いして見えません!でもあたくし、伸び上がるのはイヤなのです(自分がいつも不愉快な思いしているから)。しょうがないので……ずり下がる。こう、前の人の頭があって、私がずりさがれば顔の幅の下、首の横辺りからマリさんが………(私は頑張っている)。
・アンコールで黒のキラッキラのチューブトップに白いフェザーのジャケット(?)で出てきた姿がかわいかったですよんv
・えーと、バンドのコンセプトは「21世紀の東京にジャニス・ジョップリンが生きていたら」というものだそうですが、私は彼女を知らないので……歌い方としては、前に買ったアルバム『戦争は終わった』のけだるげな歌い方の方が好きなのですが、まぁ楽しかったです!
・小さなホールなので、贅沢な時間。一青窈も行けばよかったかなぁ。。。

■白ワインをホールで1杯。

3月3日(月)〜4日(火)

Web拍手ありがとうございますv
>そう、ルンルンのごとく(笑)。でもミッチーのライブ、歌聴く気がなくても(<笑)、エンターテイメントとして楽しかったですよー。私はまた行ってもいいですもん。

なんとなく会社で残っていて、月曜火曜と飲んで帰ってます。軽めにだけど。
火曜はご飯を食べに行く集まりのなかで、どこ行きたいか選んでいーよ、というので、いつもの神田のおでん屋さんを希望。盛況でした……最後の一卓。そして今日も豆腐のおでんは売り切れていた……orz

おいしいお刺身(シャコ好きv)とか、おまかせで出てきた「ご飯もの」と聞いていた一品がなぜかベトナムのフォーだったり(ご飯じゃないし、ていうかなぜおでん屋でフォー??)しつつ、明日急に接待入るかも、なんだけどーという話をして「でもはるか(仮名)さん、用事あるんだよね」と言われる。

ところで本日の面子は、全員男性で50歳、44歳、44歳という上司だの元上司だのいま事務局やってるとこの責任者だのという人々なのですが。
ええそう、私は明日はちょっと予定があるので、行けません。

「あしたは夏木マリのライブに行くんで、ダメです」

えええっと私より一回り以上上の↑の年代の人々に驚かれました。え?そんなに驚くとこ?先日『Grazia』で夏木マリ特集やってたよ??<と思ったけど、歌手デビューが私の生まれる前だった。

「東京文化会館でやってるポップスウィークという企画のひとつなんですけど、一青窈と迷ってでも夏木マリに」

そこは並ぶとこなのかと突っ込まれましたが、他の日の顔ぶれはゴンチチにチャゲにカヒミ・カリィだもんなぁ、さらに訳わからん(笑)

■ビール2杯と日本酒は「底抜け」、あと焼酎もいいやつでした……美味しかった。そして今日は無事に一発で降りられました。重畳重畳。

3月3日(月)

Web拍手押してくださった方、ありがとうございますv

久々にTopからあけたら、カウンタが49900を超えてました。
一応、50000踏んだ方いらっしゃったら、教えてください……って、すごく大量にキリリク溜めてますが。すいません。。。

雛祭りの日ですねぇ。
しかし我が家の雛人形はつい先日母に
「親戚の○○ちゃんちのとこ送っといたから。久々に出して呪われてもなんでしょ」と言われ、新天地へと旅立って行った模様……呪いって何?

雛祭りといえば甘いもの、というわけで最近のおやつコレクション。

頂き物の小さなどら焼き。
桜の焼印が押してある!と思ったら、なかも桜餡でした。
ほのかな香りが嬉しいv
これはこないだ新国立劇場の帰りに小川町で乗り換えたときに買った鯛焼き。<小川町交差点にある「神田 達磨」。
列がついているなか、うっかり30分も並んでしまいました(笑)
「シッポまでアンコ詰まってます」とはよく言いますが、魚本体よりもさらにアンコが詰まってました。
鯛焼きは並びますが、並ばずに買えるわらびもちと餡蜜もオススメvv
こちらは頂きもののチョコレート。
贅沢に『山崎12年』を使っていて、アルコール分3.2%。しっかり洋酒が中に入っていて、食べるととろっとします。
「お酒が入ってますので運転時などにはご遠慮ください。」の注意書きがつく所以です。

……私はこれ、職場で仕事中のおやつにしてますがね。
だって「仕事中はご遠慮ください。」とは書いてなかったもん。

■休肝日。

3月2日(日)

TVでCSIのシーズン5を観ていたら、テーマが性同一性障害で性転換をした人々のコミュニティで起こる殺人事件なのでした。
なんとなく一緒に観ていた母が言う。

「別にいいわよ、あんたが実は男になりたいって言い出したって。別にあんたが男でも女でも関係ないし」

リベラルなコメントありがとう、母よ………ていうか、私もう男脳だって昨日判明したし。今更だし。
いやいや、買い漁った化粧品とヒカリモノの山を無駄にしないためにも、私は女として生きていきますよ……少なくとも当面は。

■頂き物のチョコについていた山崎のミニボトルを1本。シングル1杯くらいかな。

3月1日(土)

Web拍手ありがとうございますv
>ぴあの登録、私もいろんなのしてますよ(笑)。いつかあなたのところへも及川ミッチーの案内が届くかもしれません…・・・。

「あーやっぱりねー」と生ぬるく憐れまれつつ、私が現在読んでいる本は大岡昇平『ながい旅』(角川文庫)です。
藤田まこと主演で映画化された『明日への遺言』の原作で、B29の搭乗員処刑の罪で戦犯裁判に問われた岡田資中将の話………大岡昇平は『事件』という日本推理作家協会賞を受賞した裁判小説があり、クラシックだけどいま読んでも面白い。なので、裁判小説としても面白いです。
ちなみに大学の同級生に大岡昇平の孫がいましたが、「あたし、おじいちゃんの本読んだことないけどね☆」と言ってました。まぁ、得てしてそんなもんです。

それはさておき、この本を読んでいたら
「この頃、断乎として軍歴を拒否した者に、文学者岸田国士、詩人三好達治がいる。」という文章が。

で、本日の芝居は新国立劇場小劇場にて岸田國士原作の『屋上庭園/動員挿話』の二本立てです。前回の上演で非常に好評だった作品の再演。
岸田國士(きしだくにお)は、戯曲の賞に名前が載っているので名前は知っていますが、実際には読んだことがないのです。大好きな七瀬なつみさんと山路和弘さんが出てるので観たいなぁと思って……別に『動員挿話』が日露戦争で召集されて悩む夫婦の話だから行くわけじゃないですよ、ええ決して!

<屋上庭園>
・あるデパアトメントストアの屋上で、かつての旧友二人がそれぞれ細君を連れてばったりと再会する。裕福な三輪と、未来の文豪を目指しながらも夢を果たさず貧乏暮らしを過ごす並木。妻たちが買い物に離れる間、三輪は好意から並木に手を差し伸べるが、プライドの高い並木は一度はそれを拒み、けれど悩みつつも借金を申し出るが、差し出された金に動揺して断る。三輪の食事をともにしようという誘いも断り妻と二人きりになった並木はけれど、自分が金を無心したことを隠して、彼が憐れみから施しをしようとしたのだ、失礼な男だと妻に言い繕う―――演出は宮田慶子。
・裕福で善意の男・三輪を小林隆、明るく親切だがあまり細かいことには気のつかないその妻を七瀬なつみ、貧しさのなかですさんでいく男・並木を山路和弘、その妻に神野三鈴。
・結局三輪夫妻の好意を断ってしまった夫におずおずとよりそっていく妻が、なにげなくキャラメルの箱をかさかさとふり、取り出して食べた半分を夫の口に押し込んでやる。夫もなにげなくそれをうけとる。これって原作にあるのかしら、執筆の時代にしちゃ凝ってるなぁと思ったら、やはり演出によるものだそうです。
・しかもその理由が「新国立劇場って稽古場へのケータリングのお菓子が豪華で、ある日チョコの最後の一個を食べてたら山路さんがすごくもの欲しそうな目で見てたから、別の日に半分かじったのを『はい』って差し出したら『えええっ、おまえ食べかけのくれんのかよ!』みたいな目をしつつ食べたので、面白いからいつ断るかなーと思って毎日やってたら、そのまま本番で採用されてしまった」のだそうです……そんな理由。
・岸田国士は言葉がきれいだとパンフレットに書いてあって楽しみにしていたのですが、三輪が並木に向かって静かに語りかける「人を侮辱して愉快になるほど、僕は快楽に飢(かつ)えちゃいないよ」という言葉が染みました。うん、いいねえ。
・屋上に立って
自分では買えない高級品もすべて足の下にあると思えば超越できるという並木ですが、「でもどうせ買えないしね」と軽口を叩いた妻にいきなり激昂する場面の迫力がすごい。まさに逆鱗に触れたという感じ。
・夫を案じ、その怒りをなだめつつも、
最後に哄笑かと思う声をあげた妻が「だってあなたのいい友達はみんな離れていくじゃない」と手放しで泣きながら夫の首にかじりついてといくラストシーン、ためらいながらも妻の背に手をまわしてやれない並木の手が切ない。

<動員挿話>
・日露戦争に動員がかかった宇治少佐の家。少佐の馬の世話をする友吉は、一緒に従軍してくれと言われている。馬丁の従軍は義務ではないが、馬丁仲間たちは従軍する者が多く、また少佐への義理やこの時代に生まれた男としての面子の点からも、友吉は承知したいと思っている。しかし妻・数代は頑として承知しない。苦労して女学校を出たあと最初の夫には病で死に別れ、二番目の夫は女を作って出て行った。三度目の夫である友吉は彼女にとってすべてであり、一日たりとも離れていたくない。雇い主を一人しくじるくらいなんだ、雇い主や馬と自分とどっちが大事だ、遠いところへ行けばすむとかきくどく彼女に一度は従軍を断った友吉だが、少佐の家を二人で出て行く支度をしている間に、馬丁仲間すべてが従軍すると知った友吉はやっぱりついていくと決めてしまった。それを知って慟哭する数代だが―――演出は深津篤史。
・さきほどとはうってかわって、貧しい夫婦を演じていた山路&神野組が峻厳な陸軍軍人夫妻を演じ、小林&七瀬組がその雇い人である馬丁とその妻役。教養と財力に恵まれた三輪を演じていた小林さんは、今度は上司や妻の言葉に揺れ動く無学な馬丁を演じ、何不自由なく暮らす陽気な妻だった七瀬さんが抑揚のない切り口上で話すきつい女性の役。たった10分間の幕間でこれだけがらっと違う役を演じなければならない役者さんというのは本当にすごい。
・舞台セットは基本的に共通で(『動員挿話』だとお馬さんのハリボテがつくくらい)、背後に斜めに黒い板が下がっている。出てきた人がいきなり
その板をこすり始め………あれ、町並みが消えた。黒板だったんですね。そのあとすごい勢いで旗を大量に描き始め、照明の明度が上がると彼が書き殴っていた丸が赤いチョークで描かれていたことがわかる(従卒を演じていた太田宏という役者さんが「ぼくの人生であんなに大量に日の丸描いたの初めてです」と言ってました。そらそうだ/笑)。
・この日の丸が効果的に使われていて、少佐を平静な顔で送り出す夫人が、そっと黒板に寄り添ってこの旗の中の日の丸を手のひらで次々に消して
いく。
・少佐夫妻という外の人間に対して見せる顔と、夫の友吉に甘えるときとの数代の表情の落差が悲しい。
・「戦場に行って生きているか死んでいるかわからないままで過ごすことが心配なの」と数代は言い、じっと黙って夫を送り出す(そういう教育を受けている)少佐夫人を「あれは女ではない!」と叫んで糾弾する。
・結局
従軍を決めてしまった友吉に、数代は「行くのなら私を安心させてから行って、行かないのなら私を恨まないで、いまここですっぱりと諦めて」と言う……友吉は「戦場では危ないことはしない」「できるだけ便りを書く」「お土産をたくさん持って帰る」と訴えるが、そのたびに「それだけ?」と静かに数代は彼を見つめる………もうこれ以上渡す言葉をもたなくなってしまった夫に「すぐ戻るから、待っていて」と彼女は離れ、妻が作ってくれなかった荷物を慌てて詰め軍服に着替えようとしている友吉のところに少佐夫人が現れる。言葉を交わしている間に下働きの女性がふらふらと現れ、井戸に数代が飛び込んで死んでいることを告げる。
ラストシーン、井戸のところへと急ぐ夫人は離れる前にちらりと友吉に視線をやり、動転した友吉は「従軍するつもりなどないんだ、ほらこのとおりだ」と行李の中の荷物を宙に放り投げて散乱させる・・・…あのとき、どんなことを考えているのですかと少佐夫人役の神野さんにアフタートークで別のお客さんが尋ねたら、「あなたのせいよ、という気持ちもあるし、共犯者のような気持ちもあるし、いろんな思いが出てくる」とのこと。共犯者かぁ。それは思いつかなかったのは、私が友吉の優柔不断さを責める気持ちがあるからか。
・それはともかく、従軍準備のために友吉は
服を脱ぎ捨て始め、白いふんどし一枚だけの裸になる。結局、数代の死を知って慟哭して舞台を転げまわるとき、天井から赤いライトに照らされてできた日の丸の中で一人の人間が半裸で国家に抗うという像のためなのですが、そのときにあんまりきれいな腹筋でびっくりしました。『屋上庭園』でのダブルの生成りのスーツを着た穏やかな紳士姿からは想像もつかないくらい細身で締まったいい身体!
・ちなみに動員挿話の馬丁の友吉は27歳という設定だそうですが、アフタートークによれば小林さんは48歳だそうです(えっ!)。少佐に「その若さで、その体で(なぜ従軍しない)」といわれる台詞を見て、慌てて体を鍛え始めたけどちょっぴりおなかまわりが間に合わなくて「ふんって力入れてますv」とのことですが、とんでもない!びっくりしたよきれいな腹筋で!

<アフタートーク>
・まったく知らなかったのですが、たまたま本日は終演後に「動員挿話」の演出家と出演者6人のアフタートークがついてました。ラッキー♪
・全員和服姿から私服に戻って、七瀬なつみさんはピンクのチェックのロングチュニックとジーンズにショートブーツ。かわいい!すっかり現代です。
・神野三鈴さんは前に観たことあったかしら……どちらも暗い役なのでちょっと不幸な感じの悲しげな風情が、ていうか端的に不幸顔!と思っていたのですが、アフタートークのときは明るいグリーンのふんわりしたロングスカート姿でころころとよく笑い転げるかわいい人でしたv
・司会を堀尾正明というNHKアナウンサーが担当していたのですが、若い頃に文学座にいたのだとか。なかなかツッコミが激しくて面白かった(笑)
・偶然に聞いたのですが、いろんな話が聞けてすごくよかった!<変わった演出法とかね(全員で正座して、感情を乗せずに台詞を暗誦していく、そのときに「陸軍」とか「死」とかそういったキーワードを敢えて伏字にしていくことで、逆にその言葉に対する感情を高めていく……とか)
・一人ずつ芝居についての思い出だとかを話したあと、客席からの質問が自由に受け付けられるのですが……何人か質問したうちの女性(まだ割と若い)2人がすごい芝居を細かく観ていて……それもそのはず、1人は初演で6回+今回が2回目、もう1人は今回4回目だそうです(まだ5ステージ目なんですが!)
・そんな人々の間ですいません……という感じで、1回しか観ていない私も七瀬さんに質問させてもらいましたv
「(上司をしくじっても)夫を絶対に戦地に送り出したくないという数代の気持ちはすごいし、また今の時代貴重だと思うけれど、一方で世間を狭くしたくないという友吉の言葉は要するに面子の問題ですよね。私は会社員ですが、ここで引けないと思うことは仕事をしていると結構あって、もう半分男なのかなと。七瀬さんご自身は女優という仕事をなさっている立場からして、数代という女性に対して素の気持ちではどのように思われますか?」というものなのですが、思いのほか、他の出演者の方にもいろんなコメントを返していただけてよかったv

・が、質問の結果わかったことは、私がほんとに男脳だということでした……!

・実はこの『動員挿話』、脚本自体の本当の初演は日中戦争直前なのですが、作中には「戦争に行かなければ、人を殺さなくてすむじゃない!」という数代の叫びなどもあって、よくこれ上演できたなーという内容。そのためにか殊更に彼女をエキセントリックな性格にすることで逃げているようなところがあるようです。という話を監督がしてくれたのですが、七瀬さんが付け加えて「本当の初演のときの劇評として数代のことを『アブノーマルな女性』と書いていたのがありましたよ」と教えてくれました。なるほどねぇ。
・旦那役の小林さんは「実生活で数代みたいな奥さんと一緒に暮らすことになったらどうですか」と問われ、
「うーん、厄介な女性ですよねぇ」と苦笑してました。やっぱり!(笑)
・でも、「厄介だけど、多分彼女は自分がいなければダメだっていう気持ちがあるんだと思う」……確かにそうだね。最後に
ほんとに井戸に飛び込んじゃったもんね……
・七瀬さんの結論としては、
「絶対にこの人と離れたくないという気持ちは理解できると思う」、神野さんも「数代が友吉に『それだけ?』と問いかけるとこ、男の人は『じゃあいったいどうすればいいんだよ!』って思うでしょうけど、女の人ならわかると思うー、ね?わかりますよね?ほら最前列のお客さんも」だそうです。
・えー私は本気で「じゃあいったいどうすればいいんだよ!」と観ながら思ってました。結局彼女が渡してほしかった言葉は最後までわかりませんでした。………男か!やっぱり男なのか!半分だけ男とかじゃなくて!
・美術について、どうして舞台の床が傾斜してるんですか?という質問に、演出家はしばらく考えて「……なんででしょう?」。美術さんが3つもってきた案のうちひとつがこれなんだそうですよ。3つ目の案は床が波板状態になってて、「歩きにくくないんですかね」「歩きにくいと思います」の挙句に却下の理由が「お金かかりそうだから……」わかりやす!(笑)
・しかしこの美術も賞をとったのだそうで、言われないとわからないんだけど実に凝っている。よく観ると舞台の上が一面に当時の新聞記事が織り込まれている(※客席からは見えない隠れた拘り)。
・そして「松屋の九層階から飛び降り」という記事。『屋上庭園』で並木と三輪が話題にする事件の記事なんだそうです。ちなみに日本初の飛び降りだとか(それまであんまり高層建築がなかったのね、きっと)。
・『屋上庭園』と『動員挿話』、立場はまったく異なるけれど、小林&七瀬、山路&神野という夫婦の組み合わせは一緒。変えなかったんですか?という質問に「ただでさえまったく違う話を続けてやるから、これ以上変えると混乱しちゃうので」だそうですが、「たまにお遊びで夫婦を入れ替えたくらいですよね、稽古場で」「はぁ、じゃあ神野さんが小林さんと?」「いえ、山路さんが奥さんで」「そうそう、こんな感じ(シナをつくる)」…そっちかよ!(笑)

実にいい出来のお芝居でした!いろいろ話を聞けたので、それを踏まえてもう一回観てみたいような気もしつつ………このスケジュールじゃちょっとムリかしらん。

■休肝日。

帰りがけ、お買い物してきました。SUSIE N.Y.の新色のグリーンのアイシャドウ、春らしくてきれいな色v
………中身が男脳なら、せめて外見だけでも女につくっとかないとね!