大阪インテックス 夏の陣。 in2002
| 「ハンコください」と上司に休暇届を持っていったら「どっか行くの?」と訊かれたので「大阪ですけど」と答えたら「…また?」と言われる。そりゃあな。彼が異動してきたのは昨年の6月なのに、「大阪行くのでお休み下さい」と私が申請するのは3度目だ。…しかもいまだにUFJには行ったことがない…いいの。ほっといて。 どうせ遊ぶんなら徹底的にという貧乏性な性格なので、藍里さんに「朝7時以降の新幹線ならオッケーです」と言ったら、本当に7時13分東京駅発のになった。安くあげようと「ぷらっとこだま」プランにしたので、乗り遅れるとチケットはぱあになる。ようやく朝2時半に荷物を詰め終えた身に、4時起きは厳しい。もぞもぞと起きだし、5時半にふらふらと家を出る。眠い……。ぽやんと電車に揺られていると、携帯にメールが。お、藍里さんだ。「新幹線、間に合いそうにありません」……そうですか。やっぱ無理がありましたかこの時間は……それにしても眠い……。 「先行ってください」という泣ける携帯メールを貰い、一人で新幹線に揺られてみる。あんまり出歩かない私は列車に乗って駅弁を食べるのが好きだ。本日は東京駅のあなご弁当。…でも写真で見る方が美味しそうだったよ…時間が早過ぎて、店がロクにあいてなかったのが悔やまれます。せっかくなのでとビールとチューハイも買ってみた。車窓の風景はのどかに流れ、左手にはまだ読んでない本(<今日は『女検事ほど楽しい仕事はない』…最近、『逆転裁判』をやってから、ちょっと検事づいている私/笑)。ちょっと幸せ。のどか過ぎて眠くなってきた…ぐう。気がついたらもう京都を出るとこだった。よろよろと荷物をまとめてホームへ。 「…ああ、大阪に来たんだなぁ」と最初に実感したのは、駅のそこかしこに貼られた「チカン、アカン」という痴漢撲滅運動のポスターでした…そうだね、アカンね…ベタだわ…。 「新大阪着いたよ〜」とげしょさんに連絡して大阪駅の噴水前広場で待ち合わせ。夜の飲み会まで、げしょさん、宇野香淋さん、ていくさん、右京ちゃんに遊んでもらう約束になっていたのだ。軽く御飯を食べて、海遊館に向かう。海遊館でいま金魚展をやっているというので、それを見る予定。水族館なんて久しぶり〜。 久々に入った水族館は……人でいっぱいだった。考えてみれば、夏休みの終わりの土曜。オコサマがいっぱい……私の腰くらいまでしかないので、ぼやぼや歩いてると踏んづけそうだ。荷物をロッカーに預け損ねたので私はでかい鞄を肩からさげたまま。ちっこい子どもが立ちあがると、頭が鞄の底にぼすっと突き刺さる。ついでに急に立たれると私の腹にぽすっと頭が…う、くらった。難しい顔をしている私をよそに、子どもは走っていってしまった。オコサマは元気だなぁ…(遠い目)。 海遊館はかなり規模の大きい水族館で、構成もよくできていると思う。イルカやペンギン、アシカなどの水槽は深い三階建の構造になっていて、下にくだっていくに連れて深いところまで見えるようになっている。が、一番私たちの心を捉えたのは、ジンベイザメやエイのいる水槽。魚同士の力関係が妙におかしい。あ、エサと一緒にジンベイザメに食べられちゃった魚が…。エイとナポレオンフィッシュがぶつかりあって縄張り争いをしていたり、ちょうどエサ(<イカのぶつ切りでした…)の時間にあたったこともあって、しばらく水槽に貼りついていても飽きない。イワシの回遊は正面から見ると、どれも真四角な口がポッカリと黒く開いていて結構マヌケだ。とか。実に堪能。 「ねぇねぇ、あれ人間?」…坊や、私にはそれはどうみても「エイ」にしか見えないよ。おばあさんらしき女性が根気良く答えている。「あれは人間じゃありませんよ」「じゃ、あれは?」「あれも違うのよ」……あれが人間なら、あたしは人間辞めたいね。と思ったという話を夜になって藍里さんにしたら、「結構子どもはエイを見ると『人間?』って言うよ」と言われた。腹のところの模様が人間の顔に似ているから、らしい。…なるほど。ところでエイって美味しそうだよね?と思う私は少数派なのでしょうか…あの肉厚で白いところが、裂いて炙ったらおいしそうだなーといつも思うのですが。…珍味。ダメかな。 本命の金魚展は小さな企画室でひらかれていた。小さい部屋だったけど、ヘンな金魚がいっぱい…天頂眼とか。この頭の上の飾りとか頬袋とか目の上のふさふさとか…昔の人の美意識ってわからん。と思っていたら、夜に藍里さんに「昔はガラスの水槽がなかったからだよ」と教えてもらった。ガラスの水槽や金魚鉢が発達するまで、金魚を横から観賞するという習慣がなかったから、上から眺めて楽しめるよう、頭の飾りの改良が進んだのだそうだ。なるほどね。確かにみっつにわかれた尾びれなどは綺麗だけど、それにしても金魚同士がすれ違って頬袋がすれてふよふよ動いてるのを見ると「ああっ、割れちゃうっ」とひやひやしたり…やっぱり昔の人の美意識はわからん。私は無難に琉金あたりが好きです…ひれ綺麗〜vv 水族館をたっぷり堪能し、梅田のホテルまで戻る。今回はパックなので私は泊まっていないが、ホテル関西組にくっついていったら、周囲の風俗店がどんどん入れ替わっててちょっとびっくり。まだ半年しか経ってないのに…あ、でもホテルの向かいの「熟女・若妻専門店」と「ニューハーフ物語(ストーリー)」は健在でした(笑)。そういやなんばの商店街も、どんどん店が変わってて、違う通りかと思いました…さすがに回転速いですね。 夜は梅田でオフ会。面子はお昼から一緒の面子+せのおさん、アッサムさん、あびしさん、秋芳さん、藍里さんの十人。幹事のげしょさんが「今回は店名にこだわってみました」ということで、店は「創菜ダイニング 卯乃家 梅田 E-MA店」…宇野か。系列店の「膳丸」も使ったことあるけど、結構ここのチェーンは美味しいです。名前のとおり、入り口には金属製らしいウサギのオブジェ。…それにしても、どうしてみんな、こういう像見ると小銭を積んでみたがるんでしょうねぇ。トレビの泉ならともかく、飲み屋なんだからいくらでも来られるでしょうに(笑)。畳んだ千円札が耳にはさんであったのは、酔っ払いのしわざなのか、それとも店のサクラなのでしょうか…。 一日歩いたので夜はビールではじめてみました。さすがに朝早くから一日中重い荷物しょってたので(<まだ持って歩いてる)、疲れた。慣れない日差しに照りつけられ続けると疲れるのはみな一緒らしく、向かいの席で宇野さんがかわいく酔っ払いぶりを発揮していたり。…書こうかなーと思ったけど、宇野さんがかわいそうなので、やめときます(笑)。それにしても学生時代、あんなにかわいい酔っ払い介抱した覚えないよ…もうクズマグロのような男どもばっかりでそりゃあつまんなかったさ…<宇野さんの抱っこは楽しかったらしい。 卯之家は時間制限ありだったので、酔っ払っちゃった人疲れちゃった人遠い人を除いて二次会へ。めんどくさいので冬に使った「やぐら茶屋」にしてみました。イチオシは北海道フェアの「帆立の貝殻焼き ちょっぴり雑炊付」…でっかい帆立の切り身を貝殻に乗せて、火にかけて席で焼いたあと、ちょびっとだけついてる御飯とネギや卵を溶いたものと合わせて、焼いた残りの汁で雑炊にするというもの。ちょっぴりなところがまた良し♪美味しかった…いまだホテルにチェックインしてない私たちはそろそろヤバそうだったので、十時半でお開き。 ホテルは十三(じゅうそう)の「プラザオーサカ」。ネットで見ると、なかなかキレイそうなホテルでちょっと楽しみ。 新大阪駅からタクシーで乗りつけたホテルは、かなりいい感じでした(…周囲はラブホテルがいっぱいだったけど/笑)。部屋もきれいで結構広く、照明が明るいことやバスタブが広めなのも嬉しい。なによりありがたいのは、中身が空っぽで「ご自由にお使い下さい」とある冷蔵庫!!「コンビニ行かなきゃ!!ビール買わないと!!!」それだけでかなりぱあっと舞い上がってる私(<安上がり…)。いそいそと近くのファミマまで出かけてビールやウィスキーのポケット瓶や水の2リットルボトルなどを補充。…飲む気十分。しかし睡魔には勝てず、風呂に入ってビールを1缶の半分開けたところで力尽きました…新大阪のキンコーズまで出かけた藍里さんが午前3時に戻ってくるのにドアを開けるので精一杯。…不覚。 朝、携帯の音でようやくベッドから這い出す。もぞもぞと顔を洗って身支度。げしょさんがアロハで行こうかなと言っていたので、それなら私もちんぴら度高い格好で行こうかしら♪というわけで、本日の私の格好は、黒いパンツにノースリーブのミシェル・クランの黒いタンクトップ(女性の写真が黒でプリントされた銀色の布地が大きく胸のところについているやつ)、それに半袖で緑と黄緑の細かい柄が入ったメンズのシャツ。で、肩までの髪を後ろでひとつに結び、色の濃いサングラス。…我ながら、見事なちんぴらぶり。<藍里さんにも誉められた。 『仮面ライダー竜騎』に未練を残しつつ(<私、見たことないのだ)、さーて、では行きますかね。とエレベーターに乗る。途中の階で停止。外で待ってたのは、十歳くらいの女の子二人。「開」のボタンを押している私が、乗らんのかね、と二人をじっと見ていると、乗ろうとした一人の女の子の腕をもう一人の子がつかんで「次のにしようよ」…そして扉は閉まった。エレベーターに乗ってるのは私と藍里さん、それに他に女性が二人だけ。細っこい女の子2人くらい乗る隙間は余裕である。 …。 ……。 ………。 …………もしかして今、あたし避けられてた?? おお、ちんぴらコンセプト成功じゃん!!…とか喜んでいいのでしょうかこれは。「やっぱり、はるかさんが怖かったんじゃないの〜」と断言してくれた藍里さんも、今日は赤のアロハで、本人いわく「テキ屋っぽ〜い」…ホテル関西なら馴染んだかもなぁ、今日の私たち。でも眩しいので、避けられてもサングラスは外さない私(笑)。 私にとって十三の知識は「サウナがあって、野菜炒めの旨い中華料理屋があって、そこの冷凍庫にはウォッカが冷えている」(@高村薫『神の火』)…つまりほとんどないに等しい。初めての街を歩くのは好きだ。さてどんなとこかしらと朝の光の中で見た十三は…「波平通り」の街だった……。<鉄腕アトムの格好をした波平が、商店街の左右の街灯の上に飾られている。なぜ波平?そしてアトム??いろんな意味でこれ、版権ヤバいんじゃ?などと藍里さんと半分呆然。しかし一番ステキだったのは、呑み屋らしい店のシャッターに描かれていた絵。飛んでいるアトム波平の隣に、カウンターに座っていっぱいやりながら顔を赤らめている波平。カウンターにはアトムのヅラが置かれ、そして背には二列に貼られたサロンパスが……やっぱり版権ヤバいんじゃないかと思いつつも、このセンスは私は嫌いではありません(笑)。…というわけで、私にとって十三の街は「サウナ+中華料理屋+波平通り」と印象付けられてしまいました。うーん。 会場に着いて、しばらくオンリーのビラ撒きして、挨拶もして、ちょっと本も買って。はぁ。と藍里さんのスペースでお留守番をしていて、自宅から留守電が入ってるのに気がついた。なんだろう…?と思ってかけなおしてみると、母が「ゴメン」とのっけから謝っている。 「二階のパソコン、廃品回収に出しちゃった」 …は?二階のパソコン?あのほとんど使ってない、字打ち込むとすぐ固まるやつ?……って…あれ、中に入ってたデータそのまんまなんじゃ…。 「業者が消すとは言ってたけど」 ……マジ?そのままほんとに出しちゃったわけ?確かに壊れかけとは言ったが、起動だけはできるのだ。そのパソコンは故人が使ってたものなので、私の方に支障はないが、メールソフトもそのまんま入れっぱなし……信じらんない…(がっくり)。確かにそのうち処分しようとは思っていたけどさ……「今なら片付いてるから業者入れられると思って、つい発作的に…帰ってきて怒られるかなと思って」……そら怒るよ…わかんないならさわんないでくれ…(涙)。ここで携帯相手に怒鳴ってもしょうがないと思いなおして切ったものの、一人で鬱々と落ち込んで、ますますへこむ。契約してたクレジットカードも銀行の口座ももうすべて解約済だから、多分現実的には特に支障はないと思うけど……(希望的観測)。目の前にいたら怒鳴るところだけど、遠距離なので、怒りも不発。がっくり。 へこんでいたところにげしょさんがやってきた。予定どおり、青のアロハに黒のサングラス。「子どもが泣くね」と言われたとの通り、立派にうさんくさい。せっかくなので並んで藍里さんにデジカメで記念写真を撮ってもらうことにした。…うーん、いい感じ。ついでに秋芳さんも呼び出して再度撮影。 「こうして並ぶと、秋芳さんが一番普通に見えるわ〜」と藍里さんに言われ、秋芳さんに勝ち誇られる。くっ。そんな上野アメ横謹製の黄色い赤と黒のリアル金魚柄アロハ着た女に勝ち誇られたくないっての。なによー、二年前新幹線で、カールヘルムの金魚アロハ着て、大人の女性に思いっきり目逸らされてた癖にっ。と悔しがっていたら、「うん、あれは単に秋芳さんだけ、サングラスの色が薄かったからだと思うけど」…ほーら、所詮違いはその程度よ。ここぞとばかりに威張られる覚えはなくってよ(と主張しておく)>秋芳さん。 帰りは藍里さんとあびしさん、のえさんと梅田まで移動して、げしょさん宇野さんと合流。中華料理屋で御飯を食べた。おなかがいっぱいになると、皆ちょっと眠くなってきた様子。あびしさんのえさんとは駅で別れ、残り四人でなんばへ。藍里さんの好きな「8(エイト)」というジュース・バー(?)が目的だったのだけれど、残念ながら営業時間が終わっていた。店主が大変ご高齢の様子なので(<漫画で見る仙人みたいなのだ、ほんとに)、次があるかどうかわからない…もう一度飲みたいなあ、エイトのジュース…。 おなかはいっぱいだけど、どこかでちょっとだけ飲んで帰ろうかということで相談はまとまったが、どこの店に入ればいいのかわからない。宇野さんとバーに行ったことないから、居酒屋じゃなくてそういうとこ行きたいと思うのだが、大阪で知ってるバーはどこも梅田。かといって梅田まで戻ると、帰りにまたなんばまで戻ってこないといけない。じゃあどこか探してみようか…とうろうろしているうちに、「法善寺横丁」という路地を見つけた。ガイドで見て、ちょっと歩いてみたいなーと思っていたところだ。ちょっと入ってみようかと歩き始めてみたが、小料理屋とかスナックとか居酒屋とかは建ち並んでるけど、バーはなさそうな感じ。こりゃダメかな…と思い出した頃に、バーの看板を発見。ドアから見た感じ、ここでもいいかなと思ってると、げしょさんが「音のいいジャズバーあります」という2階の看板に心惹かれた様子。看板を見た感じでは別に高くもなさそうなので、じゃあそっちにしようかと階段を上ることにする。 ディキシービル(<このビルの名前もげしょさんの心を捉えたようだ)2階の「TOP−RANK」という店のドアを押して開けると、薄暗い店内には客は他に一組しかいなかった。内装はちょっと不思議な感じ。そこかしこに古いジャズのレコードジャケットが飾られてるのはともかく、ベースはインド系の布地とかお面とか。たまに「三菱鉛筆」なんていう古い看板があったりしてよくわからない。……が、確かに音はいい。これなら外の謳い文句は看板に偽りなしだ。喋ることもはばかられて、お酒の注文だけして静かに座って音を聴いていた。隣でげしょさんが幸せそうな顔をしている。 しばらくして、隣の席に座っていた客が立ち上がり、帰っていった。ほとんど喋らないで大人しくしていたせいか、男性がおつまみのお菓子で残っていたのをこっちのテーブルにくれた。二人が会計の為に入り口の方に行ったとき、私がぼそっと「お隣の客、北方の小説に出てくるみたいな二人でしたね」と言うと、藍里さんとげしょさんが「あ、思った!!」と賛同してくれた。 男性の方は初老できれいに日焼けした肌に、髪の毛と顎ヒゲはほぼ真っ白。服装は全体的に白でまとめたラフな感じで、多分自営業。連れの女性の方は、花がプリントされた白いノースリーブのワンピースを着て、背までの長い髪をうしろでひとつに束ねていて、三十歳くらい。けれど親子という感じではなく、年の離れた夫婦という趣き。「北方の小説ならこんな感じだよね〜」というのでちょっと盛り上がる。 「いつもながら、客の少ない店だった。 薄暗い店内には、カウンターの中のバーテン、それに私と女の三人がいるだけだ。半分道楽でやっている店なのかもしれない。 私がこの店に通うのは、常連ばかりの静かな雰囲気が気に入っていることと、ここで聴くジャズの音のせいだった。重ねられたアンプは、日によって主人の気分でどれを使うかが決められる。今夜は一番上のものだった。そこから流れ出る音は、実に細やかなピアノの指遣いまでが伝わるほどだ。私も自宅のオーディオにはそれなりのものを揃えているが、やはりこの店で聴く音には敵わなかった。 目の前で、女はつまらなさそうにチョコレートの金の包み紙をもてあそんでいる。うるさくすることもないが、あまり興味もないといったところか。そろそろ潮時かもしれない。 そのとき、店のドアが開く音がした。私の席からは、棚にさえぎられて入り口を見ることはできない。バーテンがカウンターを出ていくのが見えた。小声でやりとりしているのがきれぎれに聞こえてくる。 入ってきたのは、四人の若い女だった。 騒ぐようならばすぐに帰ろうと思ったが、案外に大人しくジャズに耳を傾けている。レコードが新しいものに変えられ、ゆったりとした女の声が流れ出した。二曲聴いたところで、私は女を促して席を立った。財布を女に預けて会計をさせ、一足先に店を出る。ドアから一歩踏み出した途端、夏の終わりの熱気が私の躰を包みこみ、背に汗がにじむような気がした。」 …こんなところですかね(笑)。なかなかかっこいいお二人さんでした。 他に客がいなくなったので、小さな声でちょっとお喋りなど。最初に頼んだバーボン(名前忘れた)を空けたので、次のを頼む。ほんとはオールド・グランダッドの114という強め(<57度)のが欲しかったのだけれど、「グラス売りだとなかなかでないから、ボトルキープしかやってないので」と断られてしまった。ちぇー。しょうがないので、モルトでボウモアに変更。「けっこう呑み助だね」とお店の人に言われてしまいました(笑)。まーね。店構えにしてはこの辺りの酒でグラス1000円とちょっと高めかなと思っていたのですが、普通の店でならダブル扱いにするくらいの量を出してくれるので、良心的なお値段でした。 心残りは、並んでいたCDの中の「ミニモニ。」があのアンプで聴くとどんな音がするのかということでしょうか…気になる。「ジャズっぽいアレンジが入ってるから」という理由で置いてるそうですが、他にも島谷ひとみの「亜麻色の髪の乙女」とかORANGE PAKOEとかEGO RAPPINGとか…なんとなく傾向がわかるような(笑)。他でかからないような曲も置いてるということで、店を出るときにかかっていたのはザ・ピーナッツだったし。…面白いお店でした。機会があればまた行きたいな。 明日から仕事という宇野さんと駅で別れ、今日は一緒のホテルに泊まりのげしょさんと三人でプラザ・オーサカへ。追加でビールを仕入れ、私たちの部屋で酒盛り…というか、藍里さんの買った本をひっくりかえしていたというか(笑)。とりあえず今回は二泊ともちゃんと化粧落とした辺り、私にしてはよく頑張った方です(<レベル低い達成感)。しばらくしてげしょさんが帰っていった辺りで私の記憶も途切れ。 目が覚めると、朝9時でした。あらら、チェックアウト何時だっけ。とりあえず冷蔵庫に残ってるビール片付けなきゃ〜。ぷしっ。と開けているところに、げしょさんがやってきた。早起きな彼女は、すっかりチェックアウトも済ませ、車も駐車場から移動させてきたとこだという。偉い。…なんにせよ、残った酒は片付けんとね、というわけで、ビールは空け、ブラックニッカのクォーターボトルの残りも水割りにして山分け。11時のチェックアウトまでしっかり時間を使って、ゆったり身支度。 新幹線は4時。新大阪に荷物も預けた。さてそれまでどうしよう。定例のお土産を買うのになんばまで行くか…と移動の最中で、私が「明石焼きが食べたい」と駄々をこねはじめた。去年の夏に食べた「ぶぶ亭」のが美味しかったのだ。じゃあお昼はそれにしようと地下街をさまよったが、見付からない。売店で水買いがてら訊いてみると「撤退しちゃったよ」と教えてくれた。……明石焼き(涙)。悔しいので、じゃあお好み焼き食べる!!と「ぼてじゅう」へ。モダン焼きを食べてながら、「そういえばあたし、『金龍』のラーメンも食べたことない…」と思い出す。しかし現在時刻は十二時半。新幹線は四時発。チケットの変更はききません。食べられるか!? とりあえずお土産買いに地上に出よう…と外に出て、しばらくグリコの看板の辺りでぼけっとビルを見て過ごした(<完全におのぼりさん状態)。キリンのビルをアサヒとサッポロとサントリーのデカい看板が囲んでて競合状態だとか、ビルの壁面のスクリーンにかかってる広告がおかしい(瞑想般若心経イメージCD-ROM→元ちとせ新譜→エイズ検査を受けよう(公共広告機構)って、どんなセレクト…?)とか。くいだおれ人形だのかに道楽だのの辺りをさまよっているうちに、藍里さんがお店にふらっと入ってしまった。見れば、フィギュアグッズのお店。 店頭にガシャポンが並んでいて、げしょさんが嬉しそうにカエルのをひいている。あ、いいな。私も結構カエル好きなのだ。写真見るとなかなか出来良さげだし、ひいてみよっと。アマガエルが出るといいな。などと思いながら引いてみた。ガシャン。コロン。さて何が出てきたやら・・・あらなんだかこのカエル、前足がない感じ。ていうかお尻も妙に長いんだけど・・・ ・・・・・・・・・オタマジャクシ(しかも足残ってる)かよ・・・。 げしょさんに思いっきり笑われた。しかもこれ、他のカエルとサイズ合わせてあるせいか、妙にデカくて黒くて怖いです。子どもなら、これ出たら泣くかも・・・って、子どもがカエルのガシャポンを引くかどうかは謎だが。もう一度引いたら、今度こそちゃんとカエルがでてきました・・・しかしこれ、ほんと出来いいな。子どもの頃のゴム人形とは雲泥の差です。店内にはカメだのペンギンだののガシャポンが売られていて、かなり心惹かれる。とりあえずカメの素敵なのがあったので、ひとつ購入。リアルだ・・・。 フィギュアの店でいろいろ眺めてたら、なんだか『金龍』のラーメン食べられるような気がしてきたので、移動。店と屋台の中間のような店構えなので、日差しが暑いです・・・この中でラーメン作ってたら、さぞ痩せるだろう・・・。ラーメンは、キムチとか辛子で和えたニラ?みたいなのを放り込んで食べたら美味しかった。食べた甲斐はあったというものです・・・しかしさすがに二時間前にモダン焼き食べた身には苦しかった・・・もしかして私、食べるの遅い?<藍里さんとげしょさんはもう食べ終わってて、結構必死。 りくろーおじさんのチーズケーキ買って、アンドリューズのタルト買って(<私の大阪のお土産の定番)、げしょさんとお別れ。新大阪駅に向かう。さすがにもうお弁当買う気はしません・・・が、ビールは買う。何本飲む気だ私。 午後4時の新幹線。旅に出ると、普段読まない本を読もう!!という気になる私は、たいがい旅先で後悔する。本日、手付かずの本は『寺田寅彦随筆集 第一巻』と『知って役立つキリスト教大研究』…微妙なところだ。藍里さんに『逆転裁判』を貸してもらいしばしピコピコやる。…くっ、相変わらず最初の辺りの御剣はかわいくないわ…そしてツッコミを入れたいところ満載。なんだか2をやるために本体買ってしまいそうな予感さえします…。 8時過ぎに無事東京にたどりついて、藍里さんと巨大な荷物を抱えたまま、しばらく本屋巡りをしてしまいました(笑)。お米が食べたくて、軽く駅で食べてジョッキでビール飲んで(<まだ飲むか)、二泊三日の旅はおしまい。我ながらよく遊んだ…。 ■三日缶、もとい三日間の戦果。 土;新幹線・・・ビール1缶、チューハイ1缶 オフ会一次会・・・ビールジョッキ2杯、マッカラン12年と焼酎(名前忘れた)。 オフ会二次会・・・ビールとなんか(もう忘れた)。 ホテル・・・ビール缶半分。 日;夕食・・・ハーフ&ハーフのビールジョッキ1杯。 ジャズバー・・・バーボン(名前忘れました)1杯とボウモア1杯。 ホテル・・・ブラックニッカの水割り少しとビール1本。 月;ホテル・・・飲み残しのビール1本。 新幹線・・・ビール2缶と水割り缶1本。 夕食・・・黒生ジョッキ1杯。 ・・・多分、こんなとこ。そこそこ飲んでるような飲んでないような・・・っていうかビールばっかりっていうか。ビール腹にならないよう気をつけたいと思います(怖)。 …ようやく終わった。長い日記でした。全部読まれた方、お疲れ様でした〜☆ |