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3月31日(金)

「うちあげ!最終日だもん、うちあげしようよ!」

Kさんがそう言うので、夜9時から、まだ残ってる上司のNさんとT主任とKさんと私で飲みに出た。……「明日ゴルフだから1時間だけね!」と言って部長もついてくる。混ざりたいらしい(笑)

いや、でも頑張ったよ私たち。年初に「年間予定」として申請してしまった課題の数々、なんとかこれを全部年内にあげないとボーナスが削られる!(<やったところで増えないのがミソ)と、3月に皆で必死にりん議とか報告書とか書いたんだもん。……おかげで課題には入ってないものは全部来年持ち越しだけどねー(遠い目)。……でもNさん、ハンコ押しながら
「『急ぎばたらき』だな」って言うのやめてください。血流れるような杜撰な仕事はしてませんよ。多分。<@『鬼平犯科帳』

でもこの近所で9時からまだやってる店、どうしよう?ということで、先週飲んだバーに行くことにした。
2時間半くらいいたのかな………結構しっかりパスタとかピザとかチャーハンとか食べてたはずなのですが、やっぱり疲れていたのか、気がついたらまた終点の駅でした。あーあ、また上り電車が終わっている。しょーがねえなー(通いなれたタクシー乗り場へ)。

ダメ元で次に並んでた若い男に「どこまで乗ります?」と訊いてみたら、同じ駅だった。やった!割り勘!ここからだと三千円以上かかるんだよねー、と思ってたら、さらにそのあとの二人も同じ駅。地元駅まで800円で帰れました。やったー安上がり!こういう酔っ払いスキルだけが上がっていく。………というか、要するに四人とも飲んで寝過ごしてるのな……(ダメ人間が世の中多くて心強いよ)。

■最初がビールのヒューガルデンホワイトで、次がイギリスのなんとかいうビールの1パイント、それから赤ワインを4人で1本飲んでから、ロンリコの151ストレート。……最後の75度がとどめだったような気も。

3月30日(木)

年度末、無駄になる有給休暇を残り14.5日から13.5日にしたところで大差ないような気もしつつ、駆け込みでとってみる。
別に用事は夜7時からだから、出勤してもいいんですけどね………でも寝坊できて快適でした。

さて、本日の予定は、文京シビックホールで落語を聴くこと。連れは開崎さん、らんさん、せのおさん。

・「楽太郎独演会」ということで、メインは三遊亭楽太郎。……「笑点」の紫の人ですねー。
・私、生の落語といえば「タイタニック」しか聴いたことありませんの。洋画を落語にするという立川志らくの「シネマ落語」の一本で、江戸なので当然舞台は隅田川です。隅田川に氷山なんかあるわけないのですが、そこは
氷山一角という名前の浪人が流れてきて、船底をざくざくと刺すわけですよ。
・と、いう話をしたら、「なんで一本目からそういうキワモノを観るんですか」と呆れられました。だって普通のはいつでも観られるもの。キワモノこそ今観とかないと、ねえ?
・本日のチケットは前売り券2,500円。……安いなあ(<最近のバカ高い芝居のチケットに落涙)。そりゃそうか、一人で出て座布団とマイクあればいいんだもんね、セットいらないし。
・「アウェイといえば敵地での試合、私なら歌丸師匠の地元横浜で落語をやること」「ヒカリモノは魚もアタマもきらいなんです」……さすが、歌丸師匠ネタははずしません。やっぱり!予定どおり!(笑)
・前座の弟子が愛楽という人で、「落語界のクールビューティ・愛楽でぇっす☆」と登場したことで(クールっていうよりむしろ暑苦しい系のキャラだったが…)、私たちのなかで「落語界のラブリン」と命名されました。<歌舞伎だと片岡愛之助はラブリンと呼ばれているらしい……
・楽太郎さんの一本目の話は「そば清」。話のマクラが立ち食い蕎麦にはじまり、延々と蕎麦の話を……蕎麦、食べたいね…(隣の3人もそう思っている)。
・しかし私はなんだかこの話のオチを知っているような気がする……うしろの席でおばちゃんがオチを囁いたせいではなく(やめてくれ)。なんで読んだんだろう?と思っていたら、せのおさんが『パタリロ』だと教えてくれた。ああそうだ!ありがとう!
・しかし落語ってこんなに長いものなのかーと思ってたら、そのあとの対談で「マクラ20分、本編18分。ようしゃべるなあ」と言われてました。そうか。長いのかやっぱり(笑)。
・でもね、マクラから話に入ったのが、声を聴いてるだけではっきりとわかる。全然声の艶が違うのです、雑談をしているときと。ちゃんと修練した人はさすがだなあと思った。
・独演会かと思ってたら、ゲストさんがいました。笑福亭鶴光という関西の落語家さんだそうで。ベタベタな関西弁でアクのある西行法師の話をやって、面白かった。
・しかし落語家ってのは、歌舞伎役者よりさらにもういくつかアクが強い……というか、ものすごく口が悪い生き物でした(笑)。おいおいいいのかそのネタは、という話とか、対談も暴露ネタがたくさん。落語やってる最中、上手と下手と舞台裏で借金取りが待ち構えてて、そのまま舞台降りて客席から逃亡はかった師匠の話とかね(笑)<正面ではってた借金取りにちゃんと捕まった。
・最後が「湯屋番」……家を勘当になった若旦那がとらぬタヌキの皮算用でしょうもない金儲けを考えたあげく、銭湯の番台に上がるバイトにありつく話なのですが、後家や人妻や娘たちに自分が惚れられるシチュエーションを次々に考え出す彼の姿に
「すごい妄想力だよねー」「きっといい同人作家になるよ、彼なら」と思ってしまったオタクな私たち。
・アンケートの「どれがよかったですか」という項目の「対談 楽太郎×鶴光」という記載に
「むしろ逆でしょう」と言ってのけたせのおさんはツワモノだと思う……
・ところで隣のらんさんが、アンケートに「職業:OL」と書いてました。OLー?なんか違うだろそれ。「オフィスレディ」っていうより「オタクレディ」の間違いだろうと思う失礼な私(笑)。<というかそれは職業なのか。

終演後、「蕎麦!蕎麦食べようよ!」「蕎麦たぐりに行こう!」と出て行った私たちでしたが、あいにく夜九時半に開いているまともな蕎麦屋はなかった。

「なんか私たち、蕎麦から一番遠いところにいるような……」

いや、旨かったよ串揚げ。惜しむらくは、「ラストオーダーです」といわれたときに、どうして日本酒を2合じゃなくて3合頼んでおかなかったのだろう、ということだけです……

■家でだらだらチューハイ飲んで水割り飲んで、開演前にビール1缶飲んで、店で串揚げ食べながら中ジョッキ飲んでから日本酒2合。足りなくて開崎さんの日本酒をちょっと奪ってみたり。

3月29日(水)

「あ、最後にもうひとつ大事なこと。………花見、いつにする?」

打ち合わせの最後がそれかい!という感じですが、うちの部署ではとてもとても大事なのです。
例年のコースですが、月島でもんじゃ焼いて隅田川沿いで桜の遊歩道でお花見して帰る。誰呼ぶ?ていうかうちの部署だけでもう6人なんですけど………とりあえず16人で予約入れときますわ。

今回は「つきしま 小町」というお店。いつも行っていた「風ぐるま」という店が、代替わりしてメニューも変わってしまったらしいので。本店はこじんまりとした小あがりの席が主体のようですが、まだ新しい別館の椅子席へ。
しかし働いてる人間を6時半に16人集合させるというのは至難のわざです………しかも月島駅ってうちの職場からはちと行きにくくて。銀座の数寄屋橋交差点からタクシーで行くので、店の地図と住所電話番号、それに降りる場所と私の携帯番号を書いた紙を4組作って、一台に一人ずつそれを持たせ、タクシーに押し込んでいく。………がんばったよ、私。<唯一店の場所を知っている上司は、部長につかまったため会社を出られない

遅れていくからーとかいう人もいて、揃ってみたら18人でした……おや?予約した人数より多い。

ここのもんじゃは結構ボリュームがあるので、大人数で行くのがオススメ。いろいろ食べられた方が楽しいもんね。明太もちチーズと、海鮮もんじゃ食べて、あと鉄板焼きのホタテとカキとお好み焼きはなんだったかな……あ、あと焼きそば食べた。さっきのがラストオーダーだって言ってるのに「まだカキ頼んでいいですか」とかワガママ言ってごめんなさい。いい店でした……よく飲んだし(笑)

ちゃんと花見もしましたよ♪


うーん、私のデジカメではあまりきれいに撮れていない……が、桜のトンネルです。
隅田川の川っぺりなので風が冷たいせいか、座り込んで騒いでる人もいないし、遊歩道で歩きやすくて、なかなか穴場なのです。
予報では今日は雨になってたのですが、幸い前日の雨に散ることもなく、ちょうど見頃だったようです。

また来年も来たいな。

■ビールのジョッキとか焼酎お湯割りとか日本酒とか水割りとかなんかいろいろ。

3月28日(火)

昨日一緒に花見に行ったKくんから「お疲れ様でした、精算額おしえてください」というメールが届いたので、「肉、美味しかったねー」とメールを返したら、CCで入れていた目の前のKさんに、
「はるか(仮名)−、『肉』はないでしょ、『お』はつけなよ、狩猟民族みたいだよ!」と笑われた。……肉。たしかに即物的な響きではあるけれど。

という話をお昼に同期の女の子たちにしたら、
「え、でもはるか(仮名)って、よく『お』をつけてるよね」
「そうそう、『おうち』って言ってるじゃん」
「……言ってる、ねえ。そういえば。『おうちかえる』って言うもんね、あたし」
「菓子?お菓子?」
「お菓子、だなあ………おせんべにおまんじゅうって言うし」
「箸は?」
「お箸、お茶碗っていう」
「うーん、じゃあ魚は?」
「おさかな、って言うなあ………」
「魚は『おさかな』で、肉は『にく』なの?」
「そう、みたい……」
「あとなんかあるかなあ。あ!お酒!でもこれはさすがに『酒』とは言わないでしょ」
「…………言う、ような気がする。酒がない!って言うもん」

「肉と酒だけ『お』がつかないの?」

……言われてみると気づかなかったが、そうであるようだ。変だなあ、確かに。

Kさんにそう言ったら、
「あんた、きっと脳みそがそこだけ骨つき肉もってた時代から進化してないんだよ」と言われました。
狩猟民族なのか……でも「はじめ人間ギャートルズ 」呼ばわりはひどいよKさん……

■ディーンストンの続き。

3月27日(月)

開花情報を調べていた上司が唐突に夜桜が見たくなってしまったらしく、有志でお花見。
<5時20分にフロアに戻ってきたら「5時35分に通用口集合だから」と言い渡される私。今すぐこの資料の山をキャビネに片付けて来いと。そういうことですか……

タクシーでたどりついたところは、文京区の六義園でした。来るのははじめて、かな?
300円の入園券を買ってかえったら、かなりの人出。混んでますねえ………わあ!

 桜より手前のおじさんの頭の方が目立っておりますが(笑)、
  しだれ桜です。大木。

  柳沢吉保のつくった庭園ですが、まさか五代将軍・綱吉と同じ頃から
  咲いている桜ではないでしょう。
  でも大きな、とてもきれいな花をつける木でした。

さすがに人が多いだけのことはあります……そこかしこで携帯やデジカメ、なかには三脚つきの一眼レフという人もかなり。
なんだー、今日くるって知ってたら、デジカメ持ってきたんだけどな。私の携帯じゃこれがせいいっぱい。

後輩のKくんの携帯が私のよりいいカメラついてたので、写真送ってもらいました。


 せっかく大きいデータを貰ったので、
 ちょっと大きめの写真で。

 私たちが着いた頃はまだ日暮れ前だったのですが、
 あっという間に暗くなって、こんなに華やかに。


 九分咲きくらいでしょうか。
 これから崩れるという天気予報からしたら、
 ベストの日程だったかも。
 アップの写真も送ってくれました。
 ほんとにすぐ目の前まで枝垂れた花が降りているので、
 こういう近くの写真も撮りやすいのです。


 タクシー飛ばして来た甲斐がありました。

 見蕩れちゃった。

名所であるらしく、私たちが入ったときは3人待ちだったチケット売り場、帰りには長蛇の列になってました……すごいなあゲートまで人が、と思っていたら、外の壁にもまだ何十メートルか人の列が!行くならちょっと早め、日が落ちる前に入るのがオススメです。暗くなると人が増えて、入るだけで一苦労。……さすが5時35分集合の戦略は正しかった(笑)。

ついでにと近くの東大まで戻って、上司にくっついて構内の桜も見てきました。
ついこないだ『東大落城』を読んだばかりなので、ちょっと感慨深いです(笑)。

近くの『郷』という鉄板焼き屋で肉と海鮮を食べてから(旨かった!)、また会社の近所で二次会。……まだ月曜日なのに。先は長い。

■帰ったらぎりぎりまだ日付は変わってなかったかな……鉄板焼き食べながら大ジョッキ2杯飲んで、二軒目で日本酒が二種類とサワーを2杯……そんなとこ?

3月26日(日)

Web拍手を下さった方。ありがとうございます、生きてますよ(笑)

ネットで指輪を買いました。シルバーとプラスチック製なんて、いつ以来だろう(笑)<潰しても地金にもならん……(香港人的発想)

このシンゲルリンゲンというリング、結婚や婚約をしている人のための指輪があるのに、どうして独身の人の指輪はないのだろう、という発想に基づいたスウェーデンの企画だそうですが、ターコイズブルーが気に入って購入。私が購入したまぐギャザ!の紹介文だと「今まで一体誰が愛情を求めており一体誰がそうではないかを見分けることの大変さや難しさ」……なんか「独身=愛情を求めている」っていうもの欲しげな図式がにじんでいて気に食わないのですが、公式サイトだと「シングルであるというステータスにプライドを持とう」ということなので、まあいいかしらと。

問題はシルバーなんで、プラチナとかホワイトゴールドなどに比べると滑らないのですね……しばらくはめてて指がむくんでくるとほんとにぬけなくなってきて、消防署で切ってもらわなきゃいけなくなったらどうしよう……と途方にくれました。<「シングルであることのプライド」の指輪を切断してもらうのって、ものすごくさびしくないですか。……抜けましたけど。

■チューハイ1缶、ビールを1缶。あとは昨日、渋谷の酒の河内屋で買ったシングルモルト「DEANSTONE」をだらだらとボトル半分ほど。

3月25日(土)

さすがに毎日出勤しながら午前様帰宅を4日続けると、苦しくなってくる。
なのに朝7時に起きている私……あ、なんだまだ時間に余裕あるじゃん……チューハイの缶を開ける自分も悪いのですが。ぼんやりしていたら結構厳しい時間!きゃー!走っちゃったよ!

・本日の芝居は、コクーン歌舞伎『東海道四谷怪談』……渋谷でやる歌舞伎。
・ここの劇場をつかって何回もやってますが、『四谷怪談』は最初にやった演目。久しぶりの開催で、前回と同じ内容の「南番」と、そちらでは省略される小仏小平の場とか三角屋敷などを中心に上演する「北番」の2バージョン。本日は南番。らんさんと一緒。
・私、初演の『四谷怪談』見てまして、そのときに民谷伊右衛門をやった橋之助はほんとうにほんとうにきれいで、色悪っていうのはこういうのなんだな、これなら隣家の娘が横恋慕するのもわかるわぁと思っていたのですが、2年ほど前の夏に歌舞伎座で四谷怪談がかかったときの橋之助はそれほどでも……あれ?
・と思っていたら、初演のコクーン歌舞伎の『四谷怪談』ってもう12年前ですか!橋之助まだ20代ですか!ぎゃ!
・同じ歳月が自分の上にも乗ったことがおそろしい………(そういえば大学入ったばかりだった)
・橋之助が老けたのか、私の目が厳しくなったのか、どちらなのかはわかりませんが……
・それはともかく、岩(勘三郎)も伊右衛門も、こないだの歌舞伎座よりよかったと思います。演出は串田和美。
・とにかく会場いっぱいに使って、一階客席までも通り道にしてしまう演出、特にお岩様を客席の間に出してしまう辺りは会場の反応もいいし、串田演出の楽しさ。残念ながら2階の二等席からではいまいち見えない(苦笑)<だけど一等席は高いのよ…
・一幕目が2時間、二幕目が50分というややバランスの悪い構成……とは言え、真っ暗に落とされた照明のなかで携帯で時間を確認していいという免罪符にはならないですよオバチャンたち。<射殺したろかと。すごくまぶしいのよ!
・一等席は、前が靴を脱いで座布団に座る平場席、うしろが椅子席。役者たちが間を歩き回るのは平場席の方ですが、私は足首を折ってから正座できないので、あれは無理だなあ……
・四国に金丸座という芝居小屋がありまして、歌舞伎を定期的にやってます。古い小屋を復元したので、暗転するときにはスタッフがぱたぱたと窓の引き戸を閉めてまわるという、昔ながらの小屋です……これがチケットがなかなか取れなくてですね。たまたま近くに転勤していたことのあるうちの母、コネで一度行ったことがあるそうです。小学生だった私は連れていってもらえず、大人になってから悔しくて悔しくて……
・が、母の感想は「ただ、臭かった」なのでした。席が全部桝席なので、靴を脱ぎますね……狭いし。密集したなかで、全員が靴を脱いで……演目も出演者もなく、ただそれしか覚えていないらしい(なんてこと!)
・というわけで、シアターコクーンの配置図を見るたびに「金丸座……」と呟いてしまう私なのでした。
・お岩さまっていうのは、祟り神なんだなと思う。伊右衛門の病本復の祈願をする講中にいるだけの老女すらとり殺してしまう辺り、辺縁にも死者は及んでいく。そのためにも、なぜ彼女がそこまで夫を恨むのか、伊右衛門の岩への責め場、そこを丁寧に演じないといけないわけですが、やっぱり重いですね……でも今日は髪鋤きの場で笑いが起こりませんでした。というか、起こる方がおかしいと思った、2年前の歌舞伎座で……あれは髪が抜けていく、怖い場なんだよ。
・伊右衛門は、途中までは「うちには義理ある妻もいるし、嫁とりはできぬ」と言っていたのが追い込まれていく……もちろんその前でも舅を斬ったり横領したり、悪事は働いているんだけど、こうしてみると結構ちいさい男なんですね(笑)<少なくとも女の祟り神の代表格のようなお岩さまに対抗できるような男ではないような……
・彼女が面貌が変わり、夫への怒りを覚え、髪を鋤き……「民谷岩」が「お岩さま」になっていく場面に立ち会う按摩の宅悦ですが、ちょっと今日の役者は若い感じ……重みが足りないかも、と思ったら亀蔵さんでした。好きな役者さんなんですけどね。ちょっとこれは前回みた坂東吉弥さん(弥十郎さんのお兄さん。惜しくも亡くなられたそうです…)の枯れた立ち居振る舞いのほうがよかったかな。
・お岩さまが殺されて、伊藤の爺と孫娘をとり殺すところまでで第一幕。梅の七之助はほんとに声が可憐でした……なんか横恋慕の意味わかってる?という世間知らずさもちらほらと。白無垢の場面、角かくしとって欲しかったなあ(笑)<しかし「この恋がかなわなければ死にます」という辺りに、なんとなく『野田版 鼠小僧』のノミをもってきて「(遺産をもらった)あんたと結婚できなきゃ死んでやるー」という狂言をする業突く張りの娘と同じ臭いをかぎとって笑ってしまったり。
・串田演出の圧巻は、やはり第二幕でしょう。コクーンは本水使えるんだよねー。出たよ最前列の人たち、雨合羽とビニールシート渡されてるよ。前回も場面転換の際に、舞台番役(あのときは今日は直助やってる弥十郎さんでした)に「はい、こうなったら隣の人と一緒にぱっとビニールシートあげてくださいねーはい練習しますよーいちにのさん」とかやってました。懐かしい懐かしい。
・しかしあのビニールシートあげてたら、クライマックスのシーン、芝居もなんもあったもんじゃないような、あの席の人たち(笑)<うかつに着物着て髪なんか結ってきた日には大混乱です。
・今回は舞台番が親子になってて、子どもが七之助……「役者はいいなあ、おまえも役者のうちに生まれればよかったなあ」とか笹野高史さん(超ハイテンションな舞台番)に言われてこっくりうなずく七之助がキュートですよ(笑)
・いやあ、水、使う使う。というかどぼんどぼんと飛び込ますわちゃぱちゃぱ水を跳ねるわ、もうこの観客があわててシートあげる辺りも舞台の一部なんだよね(笑)<二階席後方なので他人ごと
・というか、捕り手の飛び込ます人数は、絶対前回より多いと思う……
・水を跳ねる役者たちがとても楽しそうで、水をかぶらない他人ごとな私としては、大変楽しゅうございました。あの一幕のためだけにでも、観に行く価値のある芝居。だって楽しいもの。
・来月行く、北番も楽しみですv

■朝からだらだら缶チューハイとウーロンハイ飲んで、夕食を近所の魚料理屋でいただいたので、レモンハイのあとに日本酒を三杯。「純真無垢」「日下無双(ひのもとむそう)」「飛露喜(ひろき)」………母には「そんな恥ずかしい名前、よう頼まんわ」と言われた『純真無垢』ですが、いやいやせめて名前くらい自分と正反対のものを……(自覚はある)

3月24日(金)

「たまには常磐線の会をしましょう」と後輩の男の子が言う。
なので、ちんまりと5人で飲み会……でもうちの上司と、その仲良しな管理職と、隣のチームの女性と後輩くんと私なので、いまいち新鮮味のない面子だなあ(笑)

でも、後輩くんが「ホットペッパー」で探したという神保町の「炭火串焼 ふくろう」というお店は、料理も美味しかったし、お酒も焼酎も安かったので、フリーペーパーで見つけてきた割にはまあまあではないかと……ちっと席が狭いのと、「ジャズバー」と言いつつ客がうるさくて全然BGMなんて聴こえないことくらいかなマイナスは。ま、しょうがないか、場所が場所だしね(笑)<だからお酒も安いんだし。店名にちなんでそこかしこにふくろうの置物があったり、塩コショウ入れがフクロウのつがいだったりとかわいいv

金曜日なので2時間ちょっとで出されちゃったので、近くのバーに移動。
割といつもすいてるし、喋るにも手頃、パスタやピザも美味しいので、ちょっと飲んだ帰りなどに使います。

後輩のKくんがウィスキーをロックで飲んでいる。「はるか(仮名)さんはなに飲んでるんですか、ストレートで」というので「ラムだよー、味見してみる?」と手渡した。あ、待ってそれ度数すごく高………ゴメン、言うのが遅かったか。かぷりと飲んでしまった彼が苦悶しております。

「ゴメンそれ、ロンリコの151……75度あるんだわ……遅かったね言うのが」<200プルーフで100度なので、つまり75.5度。

明日の朝、5時起きで社内の有志でゴルフに行くというKくんが心配です。私の社内評価はもうとっくの昔に諦めてるけど。

■1軒目で生ビール飲んで日本酒を4杯ばかり飲んで、2軒目でアブソルートウォッカのシトロンと、ロンリコの151。<昨日飲んでたレモンハートも151なので同じ度数ですが、ロンリコの方がより辛口かな。……学生時代、度数の高い酒を罰ゲームで飲むっていうの、やりませんでしたか。うちのサークルだけですかそうですか。

3月23日(木)

うちの会社、事務職採用の女の子たちはかわいい(そりゃあの部長が選んでんだもんなー<セクハラ対策委員長じゃなくて推進委員長の間違いだと言われている)が、男はイマイチだと、派遣で来ている女性に言われたことがある。……まあ、次年度もそんな感じであるらしく。

「たまにはもこみちくんみたいなのがほしいよー」
「でもKさん、若い頃は『ハンサムな男の子が入ってくるかなー』って言ってても、30歳くらいになると『顔なんかどうでもいいから、まともに仕事できるのを寄越してくれ』って思いません?」
「甘い!甘いよ、はるか(仮名)!そりゃ私も昔はそう思ったこともあるよ、でもね!」

私の正面の席で、同じ部署の先輩Kさんは力説する。

「仕事なんて教えればある程度のレベルにはなるけど、顔だけはどうやったって育てられないんだから、『せめて顔くらいはいいのが欲しい!』って思うわけよ、女も四十ともなれば!」

「はあ、そうですか………要するに私はまだまだ進化が足りないと」
「そうそう、あんたもそのうち思うようになるから。見てなさい、あと十年後」
「はあ、じゃあ楽しみにしてます………」

断言されてしまったが、私はいまでも
「バカは死ななきゃ治らない」と思っている。前のバカ上司、あんだけ毎日叱ってたのに一向に改善の様子が見られないよ?
でもKさんのすごいところは、周囲に男性社員がいるところでこれを明言するところだと、個人的には思う(私には言えない)。

■午後9時、居残りの上司とT主任と私の3人で馴染みのおでん屋さんへ。子持ちシャコ美味でした…女性客限定の一品は、本日は茶碗蒸し(白子入り)でしたvふかふかの豆腐のおでん、大好き。生ビールジョッキと、日本酒の4合瓶を3人で空けて、二軒目のバーでスキャパ12年と、レモンハートのデメララ151をストレートで。……デメララのオーダーを訊いたバーテンが「はあ?ストレートですか?」と笑ってたのが見えたので、今度からこのバーはやめようと思う(わたしが何を飲もうと勝手だろ!)

3月22日(水)

外部セミナーにひとつ行くたびに、報告書を書かないといけない。そういうルールだ。
現在もう2本溜めているので、これ以上いくのは自分の首を絞めているのだけど、まあ仕事に関係あるやつだし……でも今日のは私が行きます!そのまま直帰していいですか?5時半までだし!

……繁忙期で6時前には帰りづらいの。でも今日は、赤坂サントリーホールで綾戸智絵のコンサートなの……。

初めて聴くという開崎さんを誘って二人で。なんと今回は1階7列です。綾戸でこんないい席、初めて♪
2時間のコンサート、本日はアンコールだけ1人ゲストが来るというだけの、本当にソロライブだったのですが、楽しかったなあ。1曲歌ったら同じくらいしゃべって、「私はジャズを聴きに来たの」という人にはどうかわからないけど、私は彼女のおしゃべり大好きなので、ベタベタのお笑いネタ満載の関西弁のトーク聴いて、たくさん笑って幸せでした。<冒頭から
「最初に歌うとかんと、はじめてのお客さんに『なんや前座の漫談のおばちゃんが喋りよるわ』と思われたらかないません」とか言ってるくらいだし。ほんと漫談(笑)

この人のコンサートのいいとこは、ほんとに姿勢がポジティブなとこ。自分でもポジティブだし、お客さんにも楽しんでもらおうというポリシーがすごくしっかりしてる。
サントリーホールは、オーケストラ席のうしろにも席があるので、お客さんの顔が見えるんですが、最初はろくに拍手もしないたるそうなおじさんが、最後の曲が終わるくらいには乗り出して拍手してる。ほんと笑顔のお客さんが多いの。あれはいいなあと思います。パワーくれる感じ。セミナー行く前、会社であやうく別の部の部長に喧嘩売っちゃいそうなくらい怒ってたのですが、とりあえず明日もちゃんと仕事に行こう!と思わせてくれます。開崎さんも楽しんでくれたみたいで何より♪

48歳になったとき、
「20と20と8年間、いろいろありましたわー」と笑顔で言える人でありたいなと思います。

帰り道、明日も仕事だしと迷い気味の開崎さんを引き止めて、行きがけにちょっと気になってた赤ちょうちんの下がった飲み屋を覗いてみる……あらいっぱいかな。と思ったら、ちょうど出てきたおじさん二人が「ぜったい旨いよ!」「俺らが出たから空いたよ」と声かけてくれたので、入ってみた。……煮込み絶品。焼きトンも美味でした。安いし。機会があったらまた来たいな。溜池山王駅のエレベーター正面、「あべちゃん」というお店です(覚書)。……勧めてくれたおじさんたち、ありがとう!

■ホールで水割り1杯飲んで、それからお店で生ビールと熱燗を二人で大徳利1本飲んで。帰ってから水割り少々。

3月21日(火)

御船さんとデートでした。ショッピング。銀座でブランドショップ眺めたりして、なんだか女の子の日でした。見ちゃうと欲しいなー、いやいやいかん、こないだ銀行の口座残高見たばかり……あーでもなーと心は千々に乱れつつ、目下の問題はこちら。

「そろそろ五時回りましたけど、どうします?」
「そうですねえ、なに飲みます?」


ふらふら新橋の方まで歩いて、コリドー街の「芋蔵」というとこに入ってみました。九州飯の方。
そんなにおなかすいてないので、食べ物は軽く、しかし焼酎がかなり品揃えがよかったので、思わず本気でメニューに取り組んでしまいました。笑顔の明るい店員の男の子に「あ、ストレートで。氷入れないで」とか頼み続けたおかげで、何回目かには「じゃあ『千年寝坊助』を……」「ストレートですね!」とか明るく言い切られるように。

「ていうか、普通は『なに食べますか』ですよね………『なに飲みますか』な私たちって……」
「そういやそうですね……ところでそろそろ十時半ですね。お開きにしますか」
「そうですね、いい一日でしたね」
「ほんと、あんまり飲みすぎてないし」
「日付変わる前に家に着けそうですしね」
「いい日だわ」


……五時半から十時半までいて、店入ってから1時間半くらい経過した辺りから「ミミガーのみぞれあえ水菜添え」一品だけをつまみにひたすら焼酎ばかりオーダーを繰り返す私たち。

「女の子の日」、最後の最後で失敗の模様。

■なにしろ家出る前から水割り飲んでるからなあ……「芋蔵」でビール飲んで、焼酎は……さて何杯飲んだやら。でも基本的に1杯580円というのが大半なので、都内にしてはまあまあの価格かと。種類はかなりありました。あとは変り種のブドウ焼酎(たしか「カペル」)が35度で美味しかった。でもこれくらいゆっくり飲むと、いいですねえ……
●高橋克彦『おこう紅絵暦』文春文庫 /奉行所筆頭与力の恋女房と、その舅が主人公の捕り物帳。帯にあるほどの傑作とも思えませんが、手軽にあっという間に読めるのと、読後感が明るいのとで、悪くはないかも。最初の方から読んでいくとよほどの堅物かと思った旦那が意外にいい男でした。関連作があるらしいので、そのうち読んでみようかな。

3月20日(月)

穏やかな笑顔でにこやかに、遠くない未来、うちの部署にその仕事が全部降ってくることを教えてくれるセミナーを聞きながら意識が遠くなったのは、単に睡魔に負けただけではないと思う……あの、貴方がたが頑張れば頑張るほど、私たちの仕事は増えるんですー。毎年講演に来てくださるその方はとても感じのいい人なんですが………(涙)

よろよろと地元駅に降り立つ。
わたしは、スキンケアを頑張ろうと思い立つと、赤い口紅を買ってくる傾向がある。
肌荒れとか化粧崩れが一番目立つ口紅が赤だと信じているせいなのですが、駅の鏡で見たらやっぱりちょっとまだ色が浮いてるなあ、クレンジングを変えてみようかな、とか。肩下まで伸びた髪を久々にパーマにするか、それともいっそ切ってみようか、そんなことを考えながら、カツカツとヒールの音を立てて駅前を歩いて帰る。

駅前はたいていなにかちらしを配っていて、化粧品だの居酒屋だのカラオケだの携帯だの、まともに受け取っていられないので、たいていよく見ないで手を振って先を急ぐ。今日も若い黒服の男の子からなんか渡されかけたけど無視した。しばらく歩いてから、風に流された彼の声が、やっと脳にしみこんでくる。

「新規開店したキャバクラですーよろしくおねがいしますー」

………だからなんでそれをこんだけメイクした私に渡そうと思うわけっ!?

とって返すにはいまさら時間が空きすぎて戻れない………

■紅茶にウィスキーを垂らして。飲んでやる。

3月19日(日)

Libraryに2冊追加。<藤原和博、宮台真司『人生の教科書 [よのなかのルール]』、山崎マキコ『マリモ 酒漬けOL物語』
このところ本ばかり読んでます。久々にいろんな本読んでます。楽しい。

関東は大風が吹いた日でした。
いま、京都の方に革の色を選んでオーダーでブックカバーを作っていただいているのですが、その方からのメールに「今日の京都は雪が降りました」とありました。もうじき春なのに。いつになったら桜が見られるのでしょうか。満開の桜が待ち遠しいです。

ところで、むかしむかし、私が論文の〆切から逃避のあまりに出入りしていたチャットで知り合った子から「大学が決まりました」とメールを貰いました。私より干支がひとまわり下の彼女は、当時小学校6年生でした……そうですかもう大学生になりますか。そりゃそうだ自分がそれだけ年くってるんだから……いやーそれにしても時の流れは早いねえ……(遠い目)

とりあえず、お祝い用意しなきゃ。春だしね。

■缶チューハイ1本と、ウィスキーをボトル半分くらい。
●藤原和博、宮台真司『人生の教科書 [よのなかのルール]』ちくま文庫 /ブックレビューのとおり。

3月18日(土)

「えっ、休みの日には10時前なんかに起きないよ!」
「土曜に朝7時とか起きてんの?」
「信じらんない」
「だから月曜日、ふらふらしてんだよ!ちゃんと週末は休みなよ!」


……同期の子たちがそういうのはごもっともです……別に私も好きで早起きしてるわけじゃないのですが、だって歌舞伎座に11時までに着かないといけないんだもん……しかも今日はチケット発売日なの。銀座のぴあに9時半までに着けるかしら。

・でもなー『白夜の女騎士(ワルキューレ)』、蜷川演出とは言え、主演が松本潤と鈴木杏……子どもたち観てもねえ。脚本も野田秀樹だけど初期作品ってそんなに好きでもないんだよね、まあいいか……早起きしたけど諦める。金ないし。
・とりあえず歌舞伎座に行きます。今月は夜の部が超地味地味で、昼が時代ものばかりの派手な演目……バランス悪。
・まあでも歌舞伎観たことない人を連れてくなら、私は昼の部にするね。いかにも歌舞伎らしい演目だから。
・しかしこないだ夜に買ったパンフが見つからず手ぶらで来たので、誰が出てるのかちっともわからん……「松嶋屋ぁ!」と掛け声がかかってるのですが、先代の仁左衛門の追善興行で息子たちが皆出てるから、半分くらい松嶋屋なんだ……
・最初は『吉例寿曽我(きちれいことぶきそが)』……華やかでいいですな。いっぱい人はいるし、よく顔見世興行でかかる演目だけあって、派手ー。
・二本目は『義経千本桜 吉野山』。もう何度目かもよくわからない演目……今日は狐忠信を幸四郎、静御前を福助。あら、福助ってコクーン歌舞伎出ないんだっけ?(なにをいまさら)
・『吉野山』って……こんな話だっけ(何度も観てるはずなのに)。だいたい『鳥居前』と『四の切』にはさまれてちょうど睡魔に襲われる時間帯なんだな……
・道化役の逸見藤太は東蔵さん。しかし「おとなしく静御前と初音の鼓を渡せ」という台詞に「
おとなしく荒川静香とイナバウアー」……わー今月限りのネタだわ……
・ところで『吉野山』を観ているさなかに突然「違うよ!今日とろうと思ってたチケットは『『白夜の女騎士』じゃなくて劇団☆新感線の『メタル☆マクベス』だった!」ということを思い出す……幕間に携帯でチェックしたら、ああやっぱり全日程売り切れ……っ(がくり)
・傷心のまま、次の幕へ。しかも前に座ってるオバハン二人がマナー最悪(上演中に漬物バリバリ食うし)で、喧嘩になる。さらに気分悪化。<ほんと歌舞伎座の三階席、マナー悪いよ……
・三本目は『菅原伝授手習鑑 道明寺』……『寺子屋』は五回だか六回だか観てるけど、この幕は初めてー。約2時間の大作ですが、別に眠くもなく(怒ってたからかもしれんが……)、割と楽しめました。
・老女・覚寿役の(でも多分実年齢はこの役の方が断然若いと思う)芝翫さんが妙に格好よく見えました。男前な老女だ。

芝居の座席は選べても、周囲の観客は選べないのよね……ああもう。

■缶チューハイ(『氷結』の柚子。割と気に入ってる)と、ブラックニッカのお湯割り。そろそろうちはニッカから表彰してもらってもいいくらい売り上げに貢献していると思う。
●佐伯チズ『佐伯チズメソッド 肌の愛し方育て方』 講談社+α文庫/ 飲んだ帰りに夜中に書店に行くとたいてい立ち読みしてるので、多分よほど欲しいんだろうと思って買ってみた(<他人事のように)。あっという間に読み終わりました。字デカい。こういうのを読んでいると、スキンケアも投資効率というものがあると思う。別に顔の出来不出来で決まる仕事はしとらんしなあ。モデルみたいに顔が資本の仕事なら頑張り甲斐もあるのでしょうが。まあ、ほどほどに頑張りますか。とりあえずオイルクレンジングをクリームに変えてみようかな。

3月17日(金)

<Web拍手へコメント。
パソコンの前から立ち上がって酒を取りにいけるようだと、あと1時間は起きていられるんですけどね(笑)
酒を飲んでる方が、ずっと起きていられるというのも変ですが……台所は遠いんです……

お役所が本日何時に紙きれを取りに来いとおっしゃるので、電車に乗って外出です。
当日の朝言われてもさー。上司は忙しいので、代理でてくてくお散歩がてら。いい天気だしね。あと一週間あとだと、外務省の辺りが桜咲いててお花見もできたんだけどな。んじゃ行ってきます。

「携帯もっていきますから、なんかあったらメールでも電話でも連絡してくださいねー」
「なんかって?」
「おやつ買ってこいとか。あ、官庁限定饅頭は売ってませんでしたから、それ以外で」
「いやいや、はるか(仮名)が無事に帰ってきてくれれば、もうそれだけでいいから。お土産なんて、そんな。よよよ(泣き崩れ)」
「…………わかりましたよ、人質、いやモノ質、置いていきますよっ、化粧ポーチ」
「わかればいいの。はい、いってらっしゃいねー」

お役所から電車に乗って、そのままずっと乗っていれば、おうちに帰れるのです。
電車もすいている。

さすがに午後4時に帰っちゃマズいだろうけど、誘惑……

■ご近所のスナックでビールと日本酒とウィスキーのロック。

「お客さんがいないので3人(お店の人だけ)でテレビ見てます」と近所のスナックのママから母にメールが来たので、売り上げに貢献するかーとくっついていきました。そのあとでそれなりに人が来てたけど。飲んだくれてたら
「20日はママの産休のため、お休みします」という貼り紙を発見。……ママ、いくつだっけ。60歳は超えてるよね。。

「これ、なんですか?産休?」
「ああ、それね。みんなで慰安旅行行こうと思って。産業休業日、略して産休」
「確かに……」


3月16日(木)

<Web拍手へのコメント。
ノルウェーの水道からビール……ビールか……魅力的のようでいて、ミダス王の黄金みたいな気分になってしまう私でした。ビール風呂とか、ビールで作ったスープはちょっとイヤ(笑)。でも今目の前で空になったウィスキーのボトルを見ていると、「確かに蛇口からウィスキーが出てくるといいな…」と思ってしまいます。ある意味、大人のロマンですな。<ほんとか?

ところで、仕事でとっている官報のメールマガジンには「今日は何の日」というコーナーがあります。
今日届いたメールには
「第1回バビロン捕囚(BC598年)」「長屋王の変(729年)」とありました。

………そんな古いこと言われても……。

さて、本日も仕事を蹴飛ばして芝居を観てきました。強い風雨にも負けず。
「月影十番勝負第十番 The FINAL SASORIIX 『約yakusoku束』」……全労済ホール スペース・ゼロって、ほんとに新宿でいいんだよなと、新宿に着いてから不安になる私。久しぶり過ぎて。幸いなことに、私の記憶はまださびついていなかったようです……(あってた!よかった!)

劇団☆新感線の高田聖子さんのユニット。8回目の『ダブルアルバム』がよかったので続けて来ているのですが……前回の原作が谷崎潤一郎の『猫と庄造と二人のおんな』(しかも脚本は内田春菊)で、最終回は女囚シリーズ?変なラインナップだなあ(笑)

・演出&出演に池田成志……働いてんなあ。ほんとよく貴方を観るよ……しかも幅広いよね、出てるものが。『ジキル&ハイド』からアホ芝居まで。<『踊る大捜●線』の映画2だか、ベイブリッジ封鎖のときに「こまるんだよねーちゃんとうちの省通してくれないと!」と文句言いにくる国土交通省の小役人やってたのが彼です。
・あとは木野花が出てるのが観たかったのです。面白いよねー、演出してるの見ると、落ち着いた内容の芝居が多いのに、本人は「まんま月影先生」なんだもん。<おびえる演技ができない男の子の前に、いきなり稽古場の床に包丁ぶっ刺して「そう!いまの反応よ!」というエピソードは格好よすぎです!(笑)
・脚本は『猫のホテル』の千葉雅子……そういや見たことないな、ここの劇団の芝居。ちょこちょこ役者の名前は見るんだけどね。一回くらい行ってみるかなあ。そういや4月からのドラマ『医龍』に出てるらしい。(花が来てた)
・もともとは70年代に映画化された話を脚本化したものらしいけど……個人的にはちっと長すぎ?と思いました(2時間20分、休憩なしにしなくてもよさそうな)。
・冒頭の東北弁飛び交う魚市場の女たちのシーンは大変印象的でしたけどね。それ以外には、こんなに長くする必要あるのかな?という場面も散見。
・そうかーここのホールは火とか水とか使えるんだよな……と思いました。小道具さんは大変だ……
・でもさすがに10作目のファイナルだけあって、キャストも力入った顔ぶれだったし、この値段ならいいかなー。場面場面での充実感は高いしね。楽しめました。なにより「女が怖い」。
・そういや私の大変寛容なコメントは、席のせいかもしれません……最前列で、ほんといい席だったんだ。「奈美子はひとごろし!」っていうガリ版刷りのちらしを手渡してもらえるくらい。そして足を伸ばしても届かないくらい(というより、私が床に寝ても舞台に届かないくらい)、前が広くて……普段、狭い歌舞伎座で難儀してるから……。

■劇場で缶チューハイ1本と、帰ってから紅茶+ウィスキー。

3月15日(水)

ホワイトデーのお菓子の代わりにと、Sさんは毎年お昼ごはんをご馳走してくれます。
同期のMちゃんと3人ででかけたランチ、今年はイタリアンで、菜の花とハマグリのリングイネにしました。最近、菜の花をつかった料理によく出会います。春ですね。

ところでそんな幸せなランチを私が食べている頃、上司は取引先のアメリカ人と蕎麦を食べていた。
要望が「クラシカルな蕎麦屋」と「天麩羅」だったそうですが、接待で何を食ってるかというのは、ヒトゴトだと思うと面白いですね。
うちの役員に、学生時代アメフトかなんかやってたというやたらガタイのいい人がいるのですが(酒も多分、会社で一番強い)、彼はアメリカで1ポンドステーキを接待で出されて、ちゃんと完食したそうです……1ポンドって453グラム……北方より多いよ!

と思っていたら、講談社の「IN☆POCKET」に北方御大と石田衣良の対談が載ってまして、ステーキの話をしてました。この人たち、会話が成立するのかなと思ったら、推理作家協会に属してるんですね、どっちも。そうか。その幹部クラスと若手ってことなのか。

「昔は俺も、自分と同じ年の主人公に400グラムのステーキを食わせたりしていたが(<BDの川中のことだ)、最近はもうダメだ。300グラムしか食えなくなった」という北方に(<まだ多いよ300グラムは!)、「多分、僕と伊坂幸太郎さんとあわせてもステーキ1/3枚くらいしか食べられませんよ」という石田コメントに失笑。確かにそんな感じ!

ていうか、北方御大の友達が濃いんだよ!(<大沢在昌、船戸与一、逢坂剛、志水辰夫……顔だけで濃い)

■休肝日。眠くて酒瓶まで手が届かなかったから。

3月14日(火)

Web拍手、ありがとうございますv

朝、珍しく電車で座れて気持ちよく寝ていたところ、ある駅で唐突に目が覚めました。というより、起こされた。
新しく乗ってきたうちの誰かのつけているトワレが強烈で、鼻がその刺激に負けたようです……臭い!
私の嫌いなCalvin Klein系の香りだったのもあって、さらに印象サイアク……容疑者(若い男3人)のどれがつけてるのかわかんないけど、時々手をあげるかなんかしたのか、匂いに波が!高まっております!ぎゃ!もはや寝られず、怒りのあまり携帯でメールしたら、こんな返事が来た。

「あー、今日はホワイトデーだからなー」

……そうなの?気合い入りすぎなの?!
だとしたら失敗だよ、間違いなく。つけすぎだ。

会社に着いてみたら、同期の女の子2人と一緒にあげた管理職のおじさま(40代後半)から、
「朝早く来て席にお返しを配りに行こうと思ったけど、やっぱり恥ずかしいからもっていけませんでした……」とちっちゃな字でメールが来ておりました(フォント:8ポイント)。
私たちがチョコ渡し始めてから6年目なのに、まだ別のフロアまで恥ずかしくてもってこられないようです(<毎年私がまとめて受け取りに行く<奥様に「呼びつけるなんて、余計に失礼でしょ!」と怒られているらしい)。これくらいの方がかわいくて好感度高いよ。気合い入りすぎはどうかと。……いただいたのは祇園の飴屋さんの季節ものでした。桃味。きれいな桜色で美味しい♪

とりあえず私のホワイトデーは、「元本保証型・高利回り商品」だったようです……むしろどうやってこれらを一人で食べきるかの方が問題だ。
そして、新しく来たWさんからは、こんな美しいチョコをお返しにいただいてしまい、高利回り過ぎ!というより、もったいなくてどうやって食べていいのか途方にくれております……。とりあえず、葉っぱのとこから食べようかな……。


ちなみに私の今年のチョコは、「ルタオ」というショップのロイヤルモンターニュという紅茶のチョコでした。自分の分も買ってみたけど、美味でした♪

■紅茶にウィスキー落として飲んでます。

3月13日(月)

朝起きたら、みぞれが降ってました。
幻覚かと思ったけど、同じ県内の人が何人も「雪降ってた」と言ってたので、二日酔いの目の迷いではなかったようです。

「本規程の改廃は、取締役会の決議をもってこれを行な……おっと」

会社で時間がないーとか言いながらばちばちPCを叩いていると、よくミスタイプをします。
私がよくやるのは、「取締役会」と打とうとして
「取り締まり厄介」になること。

………あらいけない、心の声が指先に。<なにか思うところがあるようだ……

■休肝日。久々ー。

3月12日(日)

Libraryに1冊追加。<佐々淳行『東大落城』。

「なーんか、キャスト微妙じゃないですか?」
「うん………なんでこれとったんだっけ……」

そう、それは松竹の会報が届いたのがうっかりゴールド会員の先行予約前日だったから。つい衝動的に。歌舞伎の尾上松緑が出てるってことしか覚えてなかったのですが、改めて観ると微妙な顔ぶれ………

・本日は日生劇場にて一人で『夏ノ夜ノ夢』です。シェイクスピアのやつね。地元で線路に立ち入ったやつがいるとかで(<殺意)、電車のダイヤ乱れまくり。幕があがる直前に席に駆け込めたのは奇跡です。がんばったよわたし。
・パックが松緑。動きのいい役者なんで、もっといろいろ動かしてもよかったような気がするのですが……
・しかしパック、妖精にしてはシルエットがまる(以下削除)
・そして普段、歌舞伎で見るときはヅラだから気づかなかったのですが、今なんかすごい頭してんのね……
・ところで女子ゴルフの宮里藍を見るたびに「松緑に似てる…」と思うのは私だけだろうか。
・パックの惚れ薬に翻弄される若い恋人たちの男女4人。キャストはヘレナに佐藤江梨子、ハーミアが元モー娘。の保田圭、ライサンダーが海東健、デメトリアスに河相我聞。微妙……
・女の子二人では、ハーミアの方がちょっとマシだったかな……ヘレナのサトエリは、台詞の正確さ以外になにかもうちょっと足りないものがあるような………もしかしたら「演技力」と呼ばれるものかもしれません(黙)。きゃーきゃー叫べばいいってもんじゃないのよ。<パックはヘレナのことが好きらしいのですが、私ならこんなうるさい女はやだ。
・海東っていうのは私知らないんですが、舞台初めてだそうで………発声練習をもう少しお願いします……
・なんかこう、全体的にかつぜつが悪いんだよね四人とも。聞き取りやすい声で話すことと、声をはりあげることは違うはずなんだけどな。
・そしてマイケル富岡……彼の演技がどうこう以前に脚本と演出の問題なんでしょうが。私、原作は粗筋でしか知らないんですけど、素人芝居の場面ってこんなに長いもの?恋人二組がまとまったあと、バランス悪いくらい長々と続くのですが。
・この素人芝居シーンになんの意味が?ていうかだいぶんネタすべり気味……そういやこれ演出誰だっけ、と思ったところで花組芝居の加納幸和という名前をみて「あ、なんかわかった……」と思ってしまいました。確かにそう言われるとわかるわ。この微妙な展開が。
・どうも最近見た新橋演舞場とかの松竹の企画公演って、全体に長いんだよなー。もっとすっぱりいろんな不要なところを切り落とせばすっきりするのに。全部あと1時間くらい切ってもいい気がする。時間制限(<長い方向の)がまずいのかなあ。どれもはずし気味………というなかで9月の橋之助と成宮寛貴の『魔界転生』が気になっています。演出がG2。行くかなあ、どうしようかなあ……
・そんななか、妖精王オーベロンの村井国夫は光ってました。やっぱりきちんと経験を積んだ人は上手い。声もいいし、登場すると嬉しくなる役者さんでしたv存在感あるしね。よかった。<でもやっぱり心配してたんだーとちょっと同情。
・まあ、一番安い席の三千円だしねー。それに値段の割には席も悪くなかったし。値段分くらいは楽しめたように思います。

■缶チューハイ1本と、水割りを延々と。

3月11日(土)

Libraryに1冊追加。<北村『空飛ぶ馬』。

「せのおさん、笑ってますけどねー、『歌舞伎座に持っていけば』ってことは、隣にいるのはたいていせのおさんですからね」
「あ………」


そういうわけで、歌舞伎座でフラスクで水割り飲んだくれてる女の隣に座らなければいけない、気の毒なせのおさんの姿があるのでした。

だって「イギリスでフラスク買っちゃったのに使うとこないんだよねー」と言ったら「歌舞伎座にでも酒詰めてもっていけば」といわれたんだもん。せっかく高い金出して買ったのでなんとしても使ってみたいフラスク@オックスフォード大学公認グッズ(いいのか大学がそんなん出してて)。

わかったことは以下の3点。
1.酔っ払いが作った水割りは濃い
2.普段私が水割り飲んでるマグカップより、入る量は少ない
3.フラスクはとても飲みにくい(ストロー使いたいところだけどプライドに賭けても……)

さて、本日の歌舞伎座の夜の部は、先代仁左衛門追善興行。ということで、息子の我當、秀太郎、仁左衛門の三兄弟をはじめ、上方の役者さんたちが多いのでした。

・最初の演目は、「お俊伝兵衛 近頃河原の達引(ちかごろかわらのたてひき)」。
言い交わした遊女のお俊を身請しようと金百両を借りた伝兵衛だったが、実は相手もお俊を身請しようと狙っており、彼を騙して贋金をつかませていたことを知り、かっとなって相手を殺してお尋ね者となる。お俊も取調べを受け、生家に戻されており、盲目の母と善良な猿回しの兄に案じられている。ある夜、伝兵衛がお俊を訪ねてきて、必死に彼を追い返そうとする母と兄だが、妹の決意が固いことを知り、心中するために婚礼をあげさせてやるというお話。
・地味だなあ………舞台が地味。なにしろ舞台の大半が猿回しの家なので、実に色合いが地味(笑)。
・のっけから斬り殺される意地悪な武士役が團蔵さんでした。この人いつもこんな役だな(笑)。もう、それはそれはあさはかに意地悪でイヤミったらしくて、大好きですv
・お俊役は秀太郎さん……後家さんとか女将とかある程度の年輩の役が多いので、こんな若い役ははじめて見た。なんか上方言葉のせいかもしれないけど、ねっとりとした喋りのあまり格の高くない遊女なんだろうな……いえ、けなしているわけではなく、昔、梅川忠兵衛の口伝で「梅川はあまり高級でない女郎だから、べっとりとやんなさい」っていうのを読んだことがあって、それを思い出しただけ。
・猿回しの与次郎は、貧乏で人がよくて親孝行の青年なんだけど、なんか喋りの間合いが不思議……上方の言葉ってこうなのかな?
・最近、我當さん結構好き。1月の『曽根崎心中』での伯父役がよかったので……でもあんまり歌舞伎座来ないですね。たまには来てね。
・寝不足の私はときどき意識が落ちてたのですが(笑)、見ているとこまごまと家のなかの始末をしたり、出先から帰ってきて道具を片付けたり着替えたり、そういう所作の描写が面白かった。
・そして猿!猿2匹!心中する二人の門出として、婚礼の席で猿二匹をつかって曽根崎心中をやってやるのですが、頭上から紐で動かす猿2匹の人形がすっごくかわいいのですよー。弁当に与次郎が米をつめていると、足をよじのぼってねだって一口もらってみたり。あれは動かすの大変そうだけど、実にキュートv
・二本目は「二人椀久(ににんわんきゅう)」。富十郎と菊之助。遊女に入れあげて身代潰した男の夢の中に、恋しい遊女が現れる……という踊り。
・前は仁左衛門と孝太郎の親子で見ましたが、家によって全然違うのかなこれ。今日のは長唄の曲がテンポの速い華やかな曲で、楽しめましたv
・最後が珍しい明治もの……黙阿弥の『水天宮利生深川(すいてんぐうめぐみのふかがわ)筆屋幸兵衛』……明治になって
没落した士族が筆屋になって細々と暮らしているものの、妻にはお産で先立たれ、姉娘は過労で目が見えなくなり、幼い妹娘と乳飲み子の三人を抱え、借金は膨れ上がり返済の目途は立たず、一家心中も果たせず、つらさのあまり発狂した挙句に長屋の人たちに散々狼藉して入水。正気に返ったところで、「全員死なずにすんで、姉娘もうっすら目が見えるようになって、これも普段信心している水天宮さまのおかげ」ってありがたやーって終わる話……あのーこれ、明治時代の庶民が観て楽しかったんでしょうか。つまされて苦しかったりはしないの?こんな貧乏生活。
・そして肝心の借金はどうにもなっていないのよね………そんなうっすらとした救いだけもらっても……。
・親子に親切にしてくれる裕福な人妻ですが、夫の商売が『剣術指南』というあたりで、彼女の先行きにも不安を覚える私。
・発狂の仕方がおかしい。発狂というより酔っ払いみたいだよ。こういう辺りは幸四郎は上手いです。が、船弁慶とか歌舞伎の台詞とか引用しているので、実直で地味そうな男ですが、けっこう昔は道楽したと見た。
・ほんとにこれこそ地味。金貸しと代言人が、羽織にブーツで登場したりとヘンな格好しているのは明治ものの醍醐味ですが、それにしても地味……1作目とあわせて「貧乏がコンセプト?」と呟いてしまいました。
・近くに外国からの観光ツアーらしい集団がいまして、彼らの目に「歌舞伎」はどう映るんだろう、と思うことしきり。
・私みたいにスケジュール帳片手に毎月観てるような人間は、1回2回内容の出来をはずしたところで「今月のはいまいちね」だけで済むけど、1回きりの人は、もう観に来ないかもしれない……ということを考えて、演目の組み合わせの企画を立てた方がいいんじゃないのかな。今月、昼間は華やかな時代ものばかりで、こちらと1本入れ替えたらよろしいのに。なんかバランス悪い。

■水割りをだらだらと家にいるときから飲み続け、あとチューハイ1本てとこかな。
●佐々淳行『東大落城 安田講堂攻防七十二時間』文春文庫 /面白かった。べつにレビューにします。

3月10日(金)

『ちくま文庫20周年記念。フェアの帯がついた本を2冊買って応募券を送ると、非売品の限定ちくま文庫があたります』

なにがどう非売品で限定なのかわかんなかったけど、とりあえずくれるというのでハガキを送ってみたら、昨日届いた。中身は「これまでの本の解説のうち、出来がいいものをまとめて解説だけで本にしてみました」というもの。……これはずるい。と、読み始めたときからずっと歯噛みをしている。

@だいたいフェアの帯がついている本は、ほんの数ヶ月の限られた点数で、
A他社対比で決して安くない(というか学芸文庫なら積極的に高い)ちくま文庫を買い、
Bわざわざハガキを用意して、住所を書いて投函するという労力を惜しまない、

要するに、ものすごく本を読む意欲のある人たちばかりってことで………購買層として完璧。そんな人たちに、解説ばっかり集めた本を送るなんて。しかもこんないい書き手(阿川弘之、川本三郎、米原万里、池内紀、鹿島茂、藤森照信、養老孟司……あ、そういえば北方御大も入ってました)がたくさんいる解説……もうそんな、こんなの置かれたらカツオブシと一緒!ネコまっしぐら!

うう、あきらかにちくまの戦略にはまっている………と思いつつ、今本が読みたくてしょうがありません。明日、書店に寄ってきます。

ちなみに私がフェアで買った本は、保阪正康『東條英機と天皇の時代』と橋本治『大江戸歌舞伎はこんなもの』でした。
相変わらず、現代を生きていません。

■昨晩のウィスキーの続き。
●ちくま文庫編集部編『ちくま文庫解説傑作集』ちくま文庫 /というわけで読了。マーケティングとしていい目のつけどころだと思います。少なくとも私はひっかかっている……。とりあえずケストナーの詩集が読んでみたい。それから、ずっと見てたけど手を出さなかった『東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ』に大塚ひかり『源氏の男はみんなサイテー』……なんかこれも微妙な敗北感……。

3月9日(木)

繁忙期なのに、会社を抜け出して業界講座に足を運ぶ午後六時。
しかも今日のは仕事と関係ないしね……環境問題がテーマだったのですが、講師が養老孟司だというので申請してみたのです。わーさすがに普段のと違って盛況だわ(苦笑)。みなさん、三月にこんな時間にこんなとこに来てていいんですか………って、わたしもな……(反省)。<さすがに終わってから戻りましたよ、会社に。

やっぱり講演慣れしてるだけあって、面白く聞きました。足運んだ甲斐はあったというもの。
面白かったのは、都市論。城郭を築き石畳で舗装された都市というものは、すみずみまで人の意識に支配されていなければならない場所であり、そこでもっとも邪魔なのは、自然そのものである肉体である(老いて病気になって死体となる身体は、管理された世界にとっての異物だから)。つまり、「なぜ人は服を着なければならないか」といえば、自然である身体を管理する責任は自分自身にあり、それを果たしているという証が服なのだ、ということ。

「身体ってのは、もう自分ではどうしようもないものなんですよ。別に『ここに毛を生やそう』なんて思って生えてるわけじゃないし。それなのに見せたら捕まるのはどうしてかっていえば、服が自己責任の証だからなんですね」

………
「でもどう考えてもこの腹の辺りの肉は私のせいだ……」とかうっかり話を聞きながら脇っ腹をつかんでしまう私。サ●トリーが「ウィスキーは太らない」とかなんとか書かれたちらしを配ってましたが、あれ嘘ですからねー。ほんとに太るから。2日で1本とか、しかも午前1時とかに飲んでると。<自業自得とも言う……

■とか言いながら、これ逃したらあと30分後(しかも深夜料金)というバスを目の前にして「あと5分ある!」とコンビニにダッシュしてウィスキーを買ってくる私。自宅から「いま、酒はなにもない」というメールがわざわざ携帯に送られてくる家はあまりないのかもしれない……
●南條範夫『傍若無人剣』春陽堂文庫 /自分でAmazonで買っといてなんだが、つい「不覚にも面白かった…」と呟いてしまう。なんだか微妙な敗北感。自分で買ったくせに。前田慶次(前田利家の甥。隆慶一郎の『一夢庵風流記』、漫画化されてつまんなくなりましたが『花の慶次』が有名かな)の話だというので買ったのですが、叔父や妻たちとのやりとりが実に明るくて、武士道残酷もので有名な彼の本とは思えないくらい面白かった。Amazonでも評価高い……えーと史実的には直江状の内容を慶次の台詞にしたりしてるなあとは思いつつ、ま、春陽堂文庫だしね! 面白いのと駄作の振り幅の大きい作家ですが、本職は大学の経済学の教授。石原莞爾の満州問題研究会にも入ってた彼がこの明るい会話を書いていたかと思うと、ちょっと微笑ましい。

3月8日(水)

会社帰り、駅までの道を走ってみる。
待ち合わせに遅刻中で、職場の皆様は残業中、かつ私の担当パートの資料の英訳は思いっきりチェックを主任たちに押し付けてきました……多方面に向けて義理を欠いている最中です。ご、ごめんなさい。明日がんばるから!

本日の予定は、ハガレンを貸してくれた開崎さんと、スコッチのシングルモルトをバーに飲みに行こう!という企画なのでした……先週ずっと通っていた研修の会場がすぐ近所で、来る日も来る日も駅前交差点すぐの看板を横目に涙を飲んで帰っていたので、今日は雪辱戦です。<超個人的理由

ちなみに、ウィスキーはほとんど飲んだことがないという開崎さんが「Single Malt Bar」という、名前からして明らかにウィスキーメインなバーにつきあってくれたのは、多分私がこんな言葉で誘ったせいです。

「たまにはバーに飲みに行こうよ、取材ってことで。(ハガレンの)大佐が飲みそうなとこ」

………原稿の締切直前の人を鬼のような理由で誘う私。でも、それでも来てくれる彼女が好きです(笑)。

いや、でもほんとにいいバーなんですよ。スタンダードなものとはいえ、これだけの数のシングルモルトを1杯600円で出してるバーは都内では珍しいと思う。しかも5杯飲むと1杯オススメをタダで出してくれます………前に9杯目で時間切れで帰ったときは心底悔しかった……!<そのせいか、カウンターに座ったら「以前にも何度かお越しいただいてますよね」と言われました……そんなに覚えやすい顔してますか、私。今日で3回目なんだけど………

飲んだくれの私は勝手に酒を選ぶのでほっといて、シングルモルトは初めてだという開崎さんのためにいろいろオススメを選んでくれるバーテンさん。「いいものをハーフでどうでしょうか」ということで、ちょっと高いラインのやわらかい味のものをいろいろ選んでくれました………彼女はシングルモルトといい出会いをしたようです。<結局6種類飲んでたよ(笑)

よく思うんだけど、お酒を飲まない人は自分から敢えてお金出して飲みに行かないですよね。そうすると、仕事だとか学校とかで否応なく行くような居酒屋みたいなところが中心になって、するとロクな酒は出ないので、ますます「お酒はマズイから」と飲まなくなる、と。私みたいな飲んだくれはどこでどんな酒飲もうが美味しく飲めるわけで、逆にあまり飲めない人にこそ、ほんの少量でもいいお酒を飲んでみてほしいなあと思うのです。チャージとかサービス料とかがつくのでバーは高いですが、その分、カウンターで相談すれば、アルコール度数低めに作って欲しいとかこういうフルーツが好きなのでオススメを出してほしいとか、いろんなワガママが言えますしね。<もちろん、バーのすべてがいいところとは限らないですが。

私のモルトウィスキーの師匠は、学生時代の教授でした………他大の、しかも一般教養科目の(笑)。
仲良くなって、卒業祝いに奢ってくれたのですが、「はるか(仮名)さんのモルトの飲み代払おうと思ったらボーナス出るまで待たないと」とおっしゃってましたが……いやでもあれほんとにかなりいい値段になってたはずで!ゴメンなさいO先生!<自分で自腹でその店行って引いた。しかし、最初に「シングルモルト全然わかりません」と言ったら、お店の人に「地域ごとに特徴的なのを並べてあげて」と6種類オーダーしてくれたおかげで、こんなに味が違うんだ!と開眼したというか……久々にO先生と飲みたくなりました。お元気かしら。

3時間半、ゆっくり飲んで、楽しい時間でした。また行こうねv

■バーで飲んだのは、スキャパ、ブルイックラディ、カリラ、クライヌリッシュ、ロイヤルロッホナガー、お奨めで出してもらったのはブナハーバン、最後にストラスアイラ。確かこんな感じでした。ブランデーだけどマーテルのコルドンブルーが飲めなかったのが心残りです。……あ、そういやバーの前に軽く腹ごしらえしようと適当に入った中華料理屋(意外に上海焼きそば美味でした)でもう1杯飲んだっけ………イグアナ酒。<ボトルに2匹漬かってました……苦味があって味はイマイチ(笑)。

3月7日(火)

Amazonで本を買おうと思ったら、1450円でした……送料無料まであと50円。微妙。
ついでに何か文庫本でも頼もうかと思ったのですが、意外にとっさに出てこないのですね……普段集めている作家なら目についたらすぐ買うし。最近新しい作家もろくに開拓していないし。

一度、足を運んでみたいのが、吉祥寺のこちらのブックショップ。ミステリー専門店。
新聞に載っていたのを母が教えてくれたのですが、なんと東京創元社の有名な編集者・戸川氏がスタッフにいるのだそうで。自分の好きな本を挙げると、オススメの本を出してくれるそうです。いいなあ行ってみたい。でも吉祥寺って、テリトリーじゃないので行く機会がないんだよなあ………いつか。

あといま欲しいのは、革製のブックカバーで、単行本サイズのもの。
文庫本サイズのは結構簡単に見つかるのですが。単行本はサイズがいろいろで難しいのかな。値段はっちゃうし。ひとつ、ネットでみていたら表と裏の革の色を選んでオーダーできるもので、デザインのきれいなのがあったので、ちょっと迷ってます。高いけど。革は触ってみないと難しいかなあ。……が、わたし、電車で人様に見られたくない本を読んでいるので、結構真剣に欲しかったりする……(<通勤中に『陸軍省軍務局長回想録』とか読んでいるOLはあまりいないだろう)。

■ウィスキーの水割り。
●北村薫『夜の蝉』創元推理文庫 /大好き。そのうち『空飛ぶ馬』のシリーズでブックレビューであげたいと思います。

3月6日(月)

Web拍手くださった方、ありがとうございますv

さすがに3日も会社に行かないと、メールも机の上も仕事もいろんなものが溜まっています。そりゃ3日休んで仕事が溜まってなかったら、それはそれでさびしい気持ちにもなりますが。しかし。だがしかし。

机の上にはいろんなものが置かれていた。

・まんじゅう(誰かが帰省してお土産にくれたようだ)
・千趣会の雑誌(回覧印を押して、次の人にまわす)
・セミナーの案内(行ってこいってことか?)
・近所の飲み屋の新規入荷日本酒一覧のちらし(……………?)

なんだか台風のあとで水が引いた海岸にいるみたいな気分になってきた……<打ち寄せられたゴミの数々

そして最後には、ご当地プリッツがつめあわされた箱が置かれていた。
はじめてみる「広島風お好み焼きプリッツ」の箱の中に、なぜか神戸ワインポッキーだの大阪たこ焼きプリッツだの八町味噌プリッツだの………なんだこれ。

「それはねー、職場で配られた頂き物のお菓子、最後の1個を部長が食べちゃってね、あんたの分」
「えーーーー」
「『あーそれ、はるか(仮名)の分だったのに』って言ったら、部長が『代わりにこれやるから』って自分のとこに溜め込まれてたご当地ポッキー(巨大・2本入り)をいっぱい寄越したから、一緒に箱に詰めといたの」
「あの………この中国限定・上海蟹プリッツですが、たしか少なくとも前の前の前の中国出張土産だったような気がするんですけどー。半年は経ってますけどー」
「あ、だいじょーぶだいじょーぶ。プリッツ、腐らないから」
「そーいう問題……?」


ところで「広島風お好み焼きプリッツ」は、わざわざご当地プリッツコレクターのうちのチームのために後輩が買ってきてくれたものでした。ありがとうK子ちゃん!レアだよー。だってこれ、
プリッツなのに、袋入りオタフクソースがついてるよ………!<このシリーズ、どこまで向かうのか……

■ウィスキーのお湯割り1杯。

3月5日(日)

久々にLibraryに1冊追加。<荻原浩『噂』。
それからWeb clapもあまりに放置しすぎだったので、1本だけにして差し替えました。ついでに過去分の御礼用SSの格納庫も作ってみました(リサイクル精神……)。

一日ぼんやりと本読んでました。
たまにはSFもよいですね。最近、ちっとも新しい本を読んでいないので。ときどきは書店に足を運んでみようと思います(なにせ最近探してる本、新刊書店では売ってないのが大半なんで、あんまり行ってないんだよね……)

■日本酒1合瓶と、いただきものの焼酎。蕎麦で「吉兆雲海」。
●有栖川有栖『ペルシャ猫の謎』講談社ノベルス /これは再読。表題作とかミステリと言っていいのかというか、多分これ、著者も自覚があるんだろうねあとがき読む限り………うっかり読んでしまった。
●藤崎慎吾『レフト・アローン』ハヤカワ文庫JA /そのうち書評書こうかな。SFですが、割と読みやすくて私でもすんなり読めました。

3月1日(水)〜4日(土)

会社で上司に「これ受講しといでよー」と言われ、3日間会社行かずに講座+土曜に試験受けてきました。
試験落ちたら切腹な!っていうくらいの合格率の高さで半泣きだったのですが、実際に講座出て過去問もらって、しかも周囲の人たちの顔ぶれみたら
「彼らが受かってあたしが落ちるわけがない」と確信しました。

………ていうか、なにこのオジサン率の高さ。

70人弱の講座なんですが、女性は私いれて2人。おまけに30代以下は5名いるかどうか。うう、休憩用サロンが煙草で白くけむっているよ……多分健康増進法が施行されたのは他の惑星の話なんだろう。っていうくらいの状況で、奥のお茶の自販機まで行く気力がありません(泣)。

……とまあそんな感じの顔ぶれなんで、過去問もらっても「問題、20個も読むと疲れちゃって大変ですよねえ」などという会話が休憩中に交わされているわけです。あの、それ50問択一試験だから。20問じゃ半分も行ってないから。って言ってあげたいところですが、向こうも業態の違う20歳は離れていると思われる小娘と会話してもしょうがないだろう………というわけで、数少ない同業の人と名刺交換だけして、3日間講座受けてきました。講師がよかったんで、セミナー自体はすごく面白かったんだけどね。………ああ、上司が勧めるとおり、これの上位(というか公式)資格狙おうかなあ。難易度は段違いだし、日本語で取れるのかもいまいち心配なのですが、上司がもってて名刺に刷り込んでるの………「CIA」って。資格の正式略称がCIA。ちょっと欲しくないですか、CIA。主任が「なんだっけあれ、KGBだっけ」と言ってましたが微妙に違うし(笑)。

あー、当分試験はかえってきませんが、多分腹の皮はつながったと思います。多分ね。
久々に書店でいっぱい立ち読みして本買い込んできました。さー本読もっと。

■ネット落ちしてても酒は飲む。ぽちぽち水割りとかチューハイとかビールとか。私の好きな白ワイン「ミュスカデ」を久々にオーダーしたら、ボトルが変わっててなんだか甘くなってたような……あれ、こんな味?
●西澤保彦『黒の貴婦人』幻冬舎文庫 /タックやタカチのシリーズ。いつの間にか文庫落ちしてたのを見逃してました。彼ら4人の関係性が変わってくる間をつなぐ短編が入っていて、シリーズファンには嬉しい限り。タカチ、格好いいよ。また単発としては、第三者の視点で進む「ジャケットの地図」が好き。オチは見えても好き。
●萩原浩『噂』新潮文庫 /久々に書評コーナーに追加しようかと。考えてみたら、最近人に勧められそうな本を読んでいないのでした………。<軍事ものとかそんなんばっかし。