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11月30日(水)

部長と上司が出張なので、さっくりと早々に飲み会を企画。友達のMちゃんと神田の蕎麦屋「眠庵」にて。
もう残業なんて絶対しないわよ!というわけで、6時スタートにしてみました……が、そもそも店が開いてないという罠。電気ついてない。

「今日はお休みなんですかねえ……」
「いや、私は今日予約してますから、営業しててくれないと困るんですが」


店の前で、知らないおっちゃんと困惑。ドアチャイムもないの。電話はおっちゃんがかけたけど誰も出ないって。どうしよう……と途方に暮れてしまうくらい、入り口のわかりにくいこの店。池波正太郎も愛したというホットケーキで有名な某フルーツパーラーの裏手にある店なのですが、路地の入り口が幅90センチ。もーこの状況で電気ついてないと、さらにあり得なさ倍増。しょーがねーな蹴っ飛ばしてみるかこのやわそうなドア、と思いつめた頃に電気がつきました……っていうか、予約したのは18時だけど、店の営業時間は17時半のはず、なんだけどさ!

これで幅90センチ………な路地の入り口。
最初は電気もついてなくて(<真っ暗)、本気でここでいいのか悩んだ。

築80年とかいう古民家を改装して、昨年末に開店したとか。
靴脱いでフローリングの床にあがるので、なんとなく知り合いのおうちに来たときみたいです。
カウンター入れても14席しかないので、当日ふらっと行くのは難しそう。

もともと店主が1人でやってる店で、とにかくオーダーが通って料理が届くまで大変時間がかかると、検索したどこの掲示板にも書かれていた……(が、やっと配膳の女性が入ったようだ)。でも、雑誌に載ってたおつまみがおいしそうだったのよねえ……。


牛肉と大根のバーボン煮と、右はわさびセット(わさび漬けとわさび味噌)、それにうしろの赤い器が岩のり。おつまみは種類は多くないのですが、味がしっかりしてて美味でしたv基本的にお料理は1品は低価格、量少なめ。1人で飲みに来る人を想定してるのかな。

日本酒が店主が趣味で選んだのかなかなか品揃えがよくて、大振りのコップで出してくれます……これでこの値段なら、都内なら上等。うっかりとさっくり3杯飲んで(<ろくに腹に入ってない)、そばをいただいてから、なぜかワインを飲みに神田の「Jugemu」に移動。軽くつまみつつ、ふたりで赤ワインを1本空け、そのままわたしはグラッパに移行……なんてアグレッシブなラインナップ。いい感じの酔っぱらいのできあがり。

ところでMちゃんはもともと私の友人の友人なのですが、わたしのことを「師匠」と呼びます。
「酒の師匠」なんだそうです。
わたしがなにを伝授したのか、いまだに私はわかりません……飲むぞ!という心構え、とかなのだろうか。

そんな彼女は、いま一生懸命わたしをハガレンにはめようとしています。しかもロイエドに。そんな王道(であるらしい)な。
多分BDの友だちならやらないね……そんな、
ガラスのザルで海の水すくって砂漠に撒くようなことは。というか、あの人たちはみんなわたしのことをもう「萌えの貧乏神」くらいに思ってるみたいだよ……<「あーわたしとやってること同じかもー」というと、みんな本気で狼狽えます。失礼な。
でもそんな貧乏神も、酔っ払ってると「あーいーよ、書くよ」とか言うようです。今、逆にわたしが狼狽えてます。お酒ってこわい。

■日本酒はなに飲んだんだっけ……生酒っぽいのが1杯あったのは覚えてる…。2軒目は赤ワイン、わりと軽め、だったような気がするのはわたしが酔っぱらいだったからか?あとグラッパはさすがに「いちばん強いのください!」とは今日は言わなかった。多分。言わなかった、はず……

11月29日(火)

西の男前飲み友達にしてジャズ・マスター、げしょさんのHN変更につき、リンクを一部修正。

のどかに家でウィスキーを飲んでおります。
ここで平和に酒飲んでいられるのも、身代わりに国外出張に行ってくれた上司のおかげ……いや、正確には「はるか(仮名)が行きますから」と主張しまくったにも関わらず、「でも彼女はヒラだから、やっぱり役職付じゃないと」という部長の指示に負けてしまった上司のおかげ、です。ありがとうありがとう、無事に帰ってきてね!(<成田の方向に向かって手をあわせる)。

最後、私は諦めの境地で荷造りの算段までしていたのですが、年の功か、T主任はきっちり逃げ切った。
ふつう
「わたし、パスポート失くしましたから。もう1年くらい見てないし。だから行けません」はないだろう!探しなよ!っていうか作り直しなよ!

本当に行かされかけ、顔が引きつってた頃の私は「Nさん(=上司)が行きましょうよ!肩書きが大事!」とか言ってたのですが、ほんとうに彼が行かされることになると、気の毒でしょうがなくなる私。「衣食足りて礼節を知る」と申しますが、そのとおりかもしれない……自分の状況に余裕がないと、人のことは思いやれないものです(ちょっと違うか)。

というわけで、何を持たせてあげればいいのか、いろいろと悩む。この資料?あれも?法令集持ってく?バインダ作る?でも重いよね?機内持ち込みスーツケースに全部入る?もてる?ていうか、パスポート持った?忘れ物ない?あと……何がいるんだっけ……ねー、Kさん?

「あ、あれだ。ヨメのメモ。Nさんちゃんと入れたー?」
「あ、やばい………」

海外出張にともない、きっちり奥様から「成田のDFSで買ってきてほしいものリスト(第一希望からちゃんとランク分け、数十品)」を渡され、「ル クレヨン グロスってどこのブランド……」とか呟いてます。えーとそれはシャネル。こないだ机の上に口紅出しっぱなしにしてたのを見たNさんに「あ、Kiss Kiss(<ゲラン)のグロスだ」と言われ、「口紅ですけどー、よく知ってますね化粧品まで」とあきれた理由がようやくわかりました……結婚するのも大変だね……。(※奥様はお料理上手でとてもステキな方です)

■昨晩買ったブラックニッカの残り。というか我が家の滞在時間、25時間というところでなくなろうとしております700ミリフルボトル……母、あたしの出勤中にだいぶ減ってるよ……
●菅野彰『海馬が耳から駆けてゆく5』新書館 /新刊。ラストはちょっとしんみりしましたが(にゃん太……)、やはりこの巻のメインは、四十路記念に主賓が大振袖着て祝うという鬼のような誕生日会幹事の話でしょうか……いいな。誰かこーいうのやらんかな。そんな機会があれば、私が全身全霊を傾けて幹事をしてさしあげるのに……多分この著者よりは私の方が幹事能力は高いと自負してるよ(ただし酔っ払ってなければ、だけど)。主賓ではなく、あくまで幹事になりたい。参加者でもいいけど。主賓はイヤ……

11月28日(月)

たまに滅多に書かない傾向の原稿書くと、反応があって嬉しいです……がそんなに意外かな。前にも何本かジャンプ系書いたよね?と思って自分の100SSの履歴見て……………ヘンなラインナップ……(<自分で言うな)。

<Web拍手下さった方へ
★あ、ジャマーか!そうかも!……と思ったのですが、もしかして上司は携帯の話をしてて、私は軍事技術の話をしていたということでしょうか………ますます私が軍事オタクだってことか……?明日確認してみます(笑)
★Tさんへ。イズミの旦那、いいよね、男前だよね……と真顔で言ってしまうのBDジャンルの性でしょうか。オヤジ好きの血?えーと年内は難しいかもしれないけど(有り余る忘年会の予定で)、今度こそいやげDVDの会、開催しましょうね!なんなら新年会、パセラでもいいよーふふふ……。

「部長が出張だから、ここ飲みに行きましょうよ、六時ダッシュで」
「お、いいねー」
「T主任も行きません?」
「わたしは遠慮します。人間ドックの数値悪かったから。特に肝臓系。」
「あれ、でも別にT、そんな飲んでないじゃん」
「でもここ数年、はるか(仮名)さんと部署一緒になってから同じくらいの速度で飲んでます。つられたのがいけなかったみたいで」
「あ、そーいう失礼なことを……」
「そんな
千人に一人とかいうような肝臓と張り合おうと思うほうが間違いなので」
「……それはうちの祖父の話で、
あたしはクォーターですけど」
「だからダメです」
「……って、聞けよ」
「だいたい、酒ってどれくらいが適量だっけ?」
「こないだ見た資料だと、1日にビール大瓶1本くらいって」
「ってことはさー、T、
1週間に1回、ビール大瓶5本分は飲んでもいいって計算でしょ」
「いや、それは絶対違うと思いますけど!」

……さて、ここの部署で、いちばんダメな人は誰でしょう。

■残業してたら夕食くいはぐったので、そのままバス待ちの間にウィスキー買ってお湯割りで。さっくりとボトルが1/4ほど空きかけてます……

11月27日(日)

久々に100SSを更新。069「片足」……ハガレンです。せっかく本貸してもらったので。CPじゃなくて申し訳ないねMちゃん。

一週間前に買ったSONYのフラッシュメモリタイプのWALKMANをやっとPCにインストール……アナログに生きてるので、CD一枚落とすだけでも大変でした……<それは説明書をちゃんと読もうとしないから(だってpdf形式ってすぐPCが固まるんだもん)。

なんか今はいろいろ出てて、店に行っても何がいいのか呆然としちゃいます……ちなみに私の決めた理由は「色」でした。だってタンザナイトみたいなきれいな青紫色だったんだもん!どうせ使いこなせないものなら、せめて色くらいは好きなのを………。

■焼酎の残りを少し……四合瓶の1/3くらい。
●阿川弘之『軍艦長門の生涯』(中)新潮文庫 /長い長い道のりでした……いらんエピソードとかたくさん載ってて面白いのですが(何代目かの艦長が大酒飲みの甘党で、しること酒の喰い合わせで死に掛けた、とか<すごくどうでもいい知識)、やっぱり日米開戦に向けてじりじりと進んでいくのがちと辛くて。最後にどうやって沈められるかも知ってるしなー。ま、気長に下巻も読みましょ。

11月26日(土)

らんさんからもらった色彩バトンです。クリスマスだしー誕生日近いしーと指輪を物色中の宝石フェチの回答をば。<昨日飲んでるときは15万の指輪買う気満々で貯金の計算してたのですが、一夜明けてさすがにその金額はヤバいと冷静になったので、もっと安いのに……(<買わないとは言わない)。

●好きな色を5色●

・透明感のある、紺に近い青(タンザナイト)
・光を透かした紫(アメジスト)
・透き通った明るい緑(ペリドット)
・光沢のある黒(ブラックダイヤ<オニキスより光ります)
・虹色ににじむ乳白色(白蝶貝)

モノトーン、あるいは寒色系の色が好きです。
ただ、ぜんぶ宝石の色で書いておきましたが、べたっとした単色じゃなくて、光をうけて色が変わるというのが好き。
ちなみに今欲しいのは、スフェーンかスファレライトのリング。<誰も訊いちゃいねぇ。

手につけた石の中で光が揺れるのが好き、石の表面でぶつかった光が拡散するのが好き。
アクセサリーのなかで一番指輪が好きなのは、手の上で角度によって石の色が揺れるのが見えるからです……宝石の醍醐味って、見飽きない色の変化じゃないかなと思うので。

という意味だと、別格は、太陽の光の下で虹色に輝くダイヤの透明なんですけど。お値段も別格……。

●自分のイメージカラー●

茶色系。好きな色が青とかの類の割には、暖色系かな。

あわせやすいので、モノトーンとかベージュや茶系、の服を着ていることが多いので。<そう言われたばかりなのです。
休みの日は、派手な色のTシャツを着ている日が多いですが(それじゃ出勤できないから…)、普段はそういう色が多いのです。
赤とかオレンジとか、あるいは色のきれいな青や緑とか、どれも好きですけどね、多分、わたしの個性はこれじゃない。
モノトーンでなく、さりとてそこまで強烈に色を主張しない、この辺りが妥当かと。

なにせこの辺りの服だと、つける宝石の色をあまり選ばないので、なんでもつけやすい……(本音)

●自分のホームページを色でたとえると●

さて。
これこそ難しいなあ………日記のページとか、ほんとに気に入った壁紙であれば全然統一感なく使ってるし。
一応、つなぎめのTop等のページは白とか淡い青系とか、あまり他のページとぶつからないようには作っているつもりですが。

何せ雑多な日記サイトなので。
統一感がないのはしょうがない。

●自分の好きなキャラ5人のイメージカラー(マンガ・アニメ・オリジ誰でも可)●
 
・坂井直司(Bloody Doll)………こげ茶
革のイメージ。
あるいはジーンズ地の粗い紺とか、バイクや車の機械の銀に近いグレーとか。なんとなく実用的な色。
カクテルはありとあらゆる色があるので、ひとつには決められないですもんね。

・江神二郎(有栖川有栖(学生編))………アイボリー
多分、わたしが思う一番やさしい、温かみのある色がこれなので。冷たい真っ白ではなく、柔らかく、でも毅然とした主張もある色かなと。 

・円紫師匠………銀鼠色
質のいい和服の色なんですね。照らされて柔らかく光ににじむ鼠色は、ぴしゃりと拒絶をしない、温かい色だと思っているので、円紫さんのイメージです。
紫とは高雅な色、という言葉もありますが、名前にちなむ紫ではなく、あえてこちらで。
 
・ジェイムズ・ブッカー中佐(戦闘妖精・雪風)………草色
明るい、まっすぐな色。好きな色ですね。
でも一瞬「枯れ草色」と書きかけたことを告白。<なんとなく髪の色がそんな感じのイメージなのですよ……。

・ルーン・バロット(マルドゥック・スクランブル)………深緑色
ルーン文字という言葉だけならきれいな藍色のイメージなのですが、彼女のことは、なんとなく深緑色のイメージがあります。
石で言うなら翡翠。エメラルドじゃなくて。

■焼酎のウーロン茶割り。だらだらと。あ、あと昼に生ビール2杯飲みました。

11月25日(金)

午後九時、書きあがらない報告書とチェックしなきゃいけない英文の仕事を放り出してご飯を食べにいく。上司と隣の部署の残業居残り組Uくんと。

「で、いつになったらこの部署はヒマになるんだ」
「さあ………配属された頃は『さーて今日は何をしようかしらー』ってくらいヒマだったんですけどねー」
「俺はそれしか聞いてなかったから、異動になったとき期待してたんだけど」
「残念ながらもうそんな日は二度と来ないと思います……」

とりあえず部長が出張の日にダッシュで6時から飲みに行く計画を立ててみたり。サラリーマンだから。こうやって隙間見つけて楽しまないとねv<とりあえずうちの部署の忘年会は12月に4回開催予定(部全体のとはまた別に)。

■おでん屋さんで生ジョッキ2杯飲んで、二人で日本酒四合瓶飲んで、二軒目のバーで山崎の特大水割りと、あとなんかシングルモルトの特大水割り………終電が近くなった辺りで「ほら、はるか(仮名)起きてー」と起こしてもらいました……久々に店で寝てたわ。よく寝た。

11月24日(木)

今年で三十路なので、記念にひとついい指輪を買うことにしました。
(いつも指輪買ってるじゃん、というツッコミは却下です)

ブラックオパール。1年前から、会社に出入りの宝石屋さんに頼んで石を捜して、何個目かにやっと気に入ったのを仕立ててもらったもの………やっと出来上がりました。「これとこれだとダイヤはこっちの方が透明でいいやつよね、こっちは色がいまいちだわぁ、ところで私の指輪には当然きれいなダイヤ入れてくれるのよねー(にっこり)」と毎月脅し続けた甲斐があるというものです。というわけで、記念写真。



来月、ボーナス満額出る、のよね多分……(まだ一銭も払ってない)。さー働かなくちゃー。

■休肝日。
●五條瑛『夢の中の魚』双葉社 /再読。五條作品のなかではこれが一番好きです……そういや最近のは読んでないけど。文庫化してましたね。ところで先日、上司が打ち合わせ中に「なんだっけ、あの敵のレーダー霍乱するやつ」というので「チャフのことですか?」と訊いたら、「そんな言葉は生まれてこのかた聞いたことがない」と言われました……それではまるで私が軍事オタクみたいじゃないですか……(結局上司の思ってた回答はわからないまま)。元ネタはこの本。

11月23日(水)

銀座をダッシュする祝日朝9時半。目指すは和光裏のシネスイッチ銀座。
ただいま松竹110周年祭やってて、野田秀樹が脚本・演出した一昨年の夏の歌舞伎座の『野田版・鼠小僧』のフィルムがかかっているのです……1日1回、4日間限定で。チケットは日付指定前売りでとってるので大丈夫なのですが、なにせ全席自由。開場前の朝9時半には着いたのですが、けっこうしっかり列が……いい席座れたのは、先に来てくれてたせのおさんとらんさんのおかげです。ありがと♪

この芝居、劇場で観て、さらには今年別のシネ歌舞伎上映の際にも観てるので、私は三回目。
本日のはなぜか英語字幕付です……アメリカのどっかの映画祭に出したやつらしい。しかしなぜ日本で上映するのに英語字幕付……(微妙に邪魔)。が、ときどきちらちら観てみると、やっぱりかなり厳しいようで。ただでさえ言葉遊びが多くて、日本人ですら脚本買っちゃうような野田の芝居を英語だなんて。しかも歌舞伎。苦労は察するに余りありますが、「どうだ、グゥの音も出るまい!」と言われて「……ぱぁ」と勘三郎が返すようなシーンでは、「I gave up.」と訳されてました……うーん間違ってないけど、ニュアンスは違うような。

・「殿方はっ、お金でございますっ!」と言い切る七之助が観たくて来たのー。さすがだ七之助。さすがは福助の姪っ子……じゃなかった、甥っ子。<姪っ子で全然違和感ないけどな。
・美人なんだけどな七之助………お金のために全身全霊でノミ持って闘う姿に乾杯。
・そして福助と扇雀、二大巨頭対決って感じ………これ以上望むべくもない組み合わせですよ。なにって業突く張りの花魁とか後家を演じさせたら日本一女優(<女優じゃないから)。
・十年ちょっと前、歌舞伎を見始めた頃にぴあとかで出してる若い人向けの歌舞伎読本などに「福助もお姫さん役とかはいいんだけど」みたいなことが書いてあったのですが……歳月の流れとは人をかくも変えるものなのでございます……
・辻番の老人役は坂東吉弥さん……弥十郎さんのお兄さんです。この人も亡くなっちゃいました……悲しいなあ。
・野田芝居って、勧善懲悪じゃないんだよね……『研ぎ辰の討たれ』とかもそうだけど、「うっ」って終わり方をします。悪人滅びて善人栄える、なんて甘っちょろいことは言わない。
・今は鶴松になった清水大希くんの演技がこの芝居を支えていますよ……大好き♪
・獅堂のメイクがこわい。あ、お子さんおめでとう。
・勘九郎(当時)の汗だくの演技に拍手。野田も恐るべき身体能力の高さですが、勘九郎も五十代直前……役者の鍛錬はすごいですよ。
・これもDVD欲しいんだけどなあ……勘九郎BOXにセットになってるんだよね……分売希望。

■朝から映画館の前で「お酒仕入れてきましたー?」とかナチュラルに訊かれてる私……時間なくてお茶だけなの……帰ってから水割り。

11月22日(火)

上司が「けっこう良かった」と言っていたキャメロン・ディアスの『イン・ハー・シューズ』を渋谷で観てきました。

渋谷のシネフロントはきれいで椅子もよかったけれど、ものすごく混んでるエレベーターでやっと7階まであがったときに「当劇場は全席指定席となりましてー、1階にて前売り券をお引き換えくださーい」と言われたときには本気で殺意を覚えました……<開演5分前。間に合ったのは奇跡だ。

派手できれいだけど無職でいい加減な妹(キャメロン・ディアス)と、優秀な弁護士だけど美人でない姉(トニー・コレット)が、長らく音信普通になってた祖母(シャーリー・マクレーン)と会い、自分探しをするという話。普段の私ならまず観なさそうですが、ちょっと女の子の気分を満喫しようと思ったの……血しぶき飛ばない映画を観よう、というのが目標……(<低っ)

わかりやすいストーリーながら、それなりに楽しめました。色とりどりの靴とか、きれいな色の服とか、明るすぎるカリフォルニアの空の色とか、なんかもう普段自分が観る映画にはあり得なくて新鮮(笑)。
美人なはずの妹ですが、私、キャメロン・ディアスって足はきれいだし胸はあるしと思いつついまいち好みの体型でないっつーか美人に見えないんだよなーというか、白人の女性の肌荒れっぷりにびっくりです。ほとんど香港映画しか観てないからな……比較対象がチャン・ツィイーとかケリー・チャンなのですよ(自分の肌はとりあえず棚にあげておく)。
そして不美人なはずの姉も、なんだよ自分のことを見ててくれる容姿も悪くなくて仕事も有能で性格のいい男があっさり落ちるんじゃん!とか思ったりもしつつ………でも、二人とも一時間以上つきあって映画観ているうちに、だんだんかわいく見えてきます。
妹が盲目の老人と本を読むシーンなんか、結構うるっときたりして。たまにはこういう映画もよいかも。

■帰ってからグレンフィディック少し。

11月21日(月)

なんか日記も遅れがちですが、生きてます……Web拍手くださった方々、ありがとうございます(ぺこり)。

会社でお昼ご飯食べてたら、同期の女の子に「ねえ、なんとかバトンって知ってる?」と訊かれた。

「え、知ってるけど……(しばらく考える)……えーと、ミュージックバトンとかでしょ……」<差障りのないものを一生懸命思い出す
「そう。でさ、あれって別に答えても何か答えがかえってくるわけじゃないんでしょ?ただまわすだけでしょ?」
「そう……だねえ」
「それで何が楽しいの?」
「……………………」

人の答えが楽しいんじゃないのかね。しかしサイトならともかく、メールで転送していくのはあまり楽しくないかも。
というわけで、歴史バトン。

1.歴史に関係する本の所持数


はて。
関係するってのがどの程度の「関係」なのかな……資料本だけじゃなくて、小説とかも入れてよければ数百冊はあるのは確かだけど。
なにせ明治〜昭和の資料本が手元にないので数えられない……(強制的に外部倉庫行き)
 
2.今イチオシの人物

うっかり明治〜昭和の軍史(正確には「軍の人事史」)も、時代をめちゃくちゃに平行して読みすぎたので、「イチオシ」というのは難しいですが。

敢えて言うなら、足をつっこむ契機になった米内光政海軍大将。<福井晴敏『終戦のローレライ』さえなければ………

見識も見事で手紙も読んでて楽しいですが、やっぱり日本の軍人で瑕瑾のない人などいないわけで。知米派は中国辺りはちとネックだ。
一方的な賞賛の知識だけを手に入れないようには気をつけたいと思います……って辺りがわたしの萌えのなさなんだよなきっと。
とりあえず阿川弘之『米内光政』(新潮文庫)は面白いです。
 
3.印象に残っている戦い

1.日本海海戦(日本の軍がこれほど完璧に勝った戦なんてないから<おかげでそのあと道を誤ったようだ)
2.日露戦争の旅順攻略戦(敵軍のロシアよりも、むしろ指揮してる日本側の第三軍の指揮官連中への怒りが募り、血圧があがる)

戦史というよりむしろ軍の人事史に興味があるので、あまり戦の内容について覚えてるわけではないのです。 

4.好きな、若しくは特別な思い入れのある人物5人

米内を除外して、以下5人。

(1)直江兼続(なおえかねつぐ)

うっかり某ミ●ージュから足を踏み外しまして、直江家の次世代へ………司馬遼太郎、藤沢周平、劉慶一郎といい作家を得たのもありますが、なかなか面白い人なのです(<でも愉快すぎる「愛」の前立てのことは、私の心のなかでは抹殺されています)。うっかり彼の墓参りしたさに山形に大学受験に行こうとしました……が、冷静に考えたら2月の受験期なんて墓石は雪に埋まってるのではなかろうか。いつかいつか、岩手の米内とあわせて東北にお墓参りに行ってみたい人です。

(2)武藤章(むとうあきら)

陸軍中将。統制派の代表格。陸軍の政治干渉で必ず名前があがる人の一人。良くも悪くも強烈な人。A級戦犯で絞首刑になったなかで最年少の人なのですが、ここらへんの時代を読み始めた最初の頃に読んだ回想録が本当に面白くて、うっかり澤地久枝の『暗い暦』とあわせて読んでしまい、ここで深みにはまったような………(あれを読んでなかったら、適当なところで戻ってた気がする)。回想録が面白いことでは明治の陸軍中将・長岡外史もおかしいですが、そういう面白さではなく(外史はな……あのヒゲだし…)、文章が上手い。軍人の文章って、やっぱり癖があるんですが、この人のは珍しいくらい上手いです。もう他に文章残ってないのかな………

(3)山下奉文(やましたともゆき)
A級戦犯ではないけど、海外の裁判で絞首刑になったなかでは一番最初の被告人だった陸軍大将。外見の割に(<失礼)頭いい人です……ニ・ニ六事件の辺りだとちょっと疑わしいが(笑)。武藤とは何度かコンビ組んでて、天皇に叱責くらったりしつつ、最後のルソン陥落の辺りの記録は面白いです……が、一番面白いのは、マニラでの裁判かな。法学部に一応在籍してた身としては、ありえないくらいの粗雑さだよ(<噂の証拠としての採用、“時間がないので”弁護人による証人の反対尋問は省略される<『逆転裁判』以下の訴訟指揮)。が、「実は義兄は姉ではなくて私のことをこそ愛してたんです」っていう妻の妹の証言が載ってる微妙な本もあったりする………読んでいてものすごく微妙な気持ちになれるのだが、途中で「第一部・完」ってとこで著者が死んでしまったので、続きが気になる……読みたいわけではないんだけど、ただ気になるの。

(4)秋山好古(あきやまよしふる)
日露戦争で活躍した、「日本騎兵の父」。弟で日本海海戦で活躍した海軍の実之とともに、司馬遼太郎の『坂の上の雲』の主人公。風呂嫌いをはじめ、おかしすぎるエピソードが多すぎる陸軍大将。燃料は酒。戦場でも飲んでるし。顔面怪我して血だらだら流しながらまだ飲んでるし。彼のエピソードの数々を読むためだけでも『坂の上の雲』は読む価値あります。彼に限らず、この時期の人たち(陸大1期とか陸士旧3期とか)の人たちはエピソードが多すぎて楽しい。<ヒゲの長岡とか。

(5)北畠顕家
ミーハー過ぎてあんまりいいたくないのですが、すいません、好きです……。一時期、南北朝に凝った時期があったのも、北方の「破軍の星」を読んで、彼に興味を持ったから。
というか、異常だよなと思うので。だって5歳で殿上して、14歳で参議、16歳で陸奥守、21歳で戦死というおそろしく全力疾走な経歴のなかで、残ってる資料が異常なくらい優秀なので……優秀だからそういう官位を与えられるのか、それともそういう環境が人を生むのかよくわかりませんが、戦死する直前の諌奏文の内容など、本当に頭が下がります……って、女性向け歴史ジャンルの方向からますます離れていく自分を実感。なんかこう、歴史ジャンルより評論とか軍事とかあっちの方が向いてるのかもな……。

■グレンフィディックの続き。
●本多孝好『FINE DAYS』祥伝社 /主人公のシニカルな語り口が面白い「眠りのための暖かな場所」が一番好き。星がいつも自分を見張っているというこの設定は怖い。ただの恋愛小説では終わらないこの短編のラストも。

11月20日(日)

「あんた、いい加減に自分で肉取りにきたら?めんどくさいんだけど」
「やだ。あの人たちと顔あわせたら全然休みになんないもん。今日はあたし休みって決めたんだから」


うちの庭でなぜか母が友達とバーベキューをやることになり、近所の寿司屋の常連の人々がやってきてるのですが、私は頑として庭に出ない。
昼11時になってもまだパジャマに半纏姿だからとか、そういう理由ではなく。

「あの人たちと昼から飯食うと、必ずあとでロクなことにならないのよ!あたしは今日は昼寝するためにぜんぶ予定空けたのよ?」
「どーせあんた花見んときだって、途中で消えて家で寝てるじゃないの、外で飲んでたって一緒じゃん」
「だ・か・ら!『意識がなくなる』んじゃなくて、あたしは自分の意思で昼寝がしたいの!」


強固な意志のもと、肉と野菜の差し入れだけしてもらって、やっと昼寝ができました……しかし昼寝って、こんなに強固な意志をもってしなければならないものなのだろうか………。

■外の喧騒を聞きつつ会社から土産でもらったグレンフィディックを飲み(<やっぱり昼から飲んでるのは飲んでるけど)、目が覚めてみたら、酒がやまほど残ってました。地道に焼酎をウーロン茶で割って飲んでます。

11月19日(土)

「もしかして、アネゴとせのおさん、また歌舞伎の帰りじゃ……今月何回目よ…?」

わたしは4回目です。でもあと1回あるもんねー。今月がんばったよ歌舞伎月間。さー、行きますか、秋田料理。

夏にクジラ鍋食べた秋田料理の店「男鹿半島」にて、冬にはきりたんぽ鍋行こうねって約束してたのです。本日は7人。もはやもともとなんの集まりだかも定かでない食べ歩きの会と化したこの会に(※ほんとはBDジャンルで仲良くなったのですが、ほとんどそんな話しちゃいねぇ)、今回はじめて名前がつきました。

「こいの会」です。

「恋」ではなく、サカナ偏の「コイ」………刺身とか来るといっせいに箸が伸びてきて、あっという間に料理が消えるから………
「鯉の会」………妙齢の女が7人集まってて、池の鯉と張り合ってどうするよ?

と言いたいところですが、「毎日メールや電話かけてくる男なんてウザい」「でも二股かけて不倫するような男は絶対に許さん」「いっそどこかに奥さんと離別した五十代くらいのいい男はいないものか」などと言っている私たちがヨメに行く日は果てしなく遠いような気がするので、
「友達が今度『負け犬王国』を建国するっていうんだよねー」という話にのせてもらって入れてもらおうかと思ったのですが、「国民はネコミミつけないといけない」という法律のもと、敢え無く敗退。いっそ作るか「第二負け犬王国」。弁護士会だって、東京のは「第一」と「第二」と「東京」に分裂してるんだから、負け犬王国だって分裂ありだろう。

というわけで、亡命希望の国民募集中。
もれなく血税で飲み会が開けます。
いいの、どうせ今、国民は大臣級しかいないから。自分で払った血税で飲んでるんだもん。

近々、第二回の「鯉の会」を開催予定。
同じくここの店で。
ここの店、料理旨いんだよ。鍋もいいし刺身もいいし………惜しむらくは店長がこんな人間だということだけだ!あとは完璧!客に向かって「荷物ジャマ」とか暴言吐くセクハラ店長に耐えられればオススメです……(支店はまともなので、自信がない方はそちらへ)。店長が一番接客なってない店って普通ありえんだろ。

■ウーロン茶ハイ缶1本と新作とかいうみかん缶チューハイ1本。そっから秋田料理食べつつ、ビールと日本酒少しと、あとは大半、焼酎のお湯割り(梅入りとかお茶割りとか<ここの店長はほんとにオーダーがまともに通らないよ……)
●石田衣良『電子の星 池袋ウェストゲートパーク』/ 表題作はエグくて好きじゃないんですけど(血に弱い)。つい勢いでシリーズ読破中。

あ、本日の歌舞伎座昼の部の感想。

・最初はイギリスの芝居を小山内薫(!←日本史受験のとき覚えた/笑)が翻案したという小品「息子」。偏屈な火の見番の爺を歌六さん、放蕩息子を染五郎、捕り手が信二郎。
・粉雪が降りしきる火の見小屋だけが舞台となる話なのですが、これは舞台美術がよかった。ちらちらと揺れる火の色、火にあたる捕り手が傘から振り落とすさらさらとした粉雪の白さ、地味ながらいい出来でした。見惚れました。
・まー地味だったのは否定せんがね……しかしうしろのおばちゃん、「……ン、フッフガガッフガッ」ってイビキかいて寝るのやめてくれないかな……。
・この芝居での白眉は、遠く大阪に行って律儀に働いている息子を誇りに思って暮らす火の番の老人役の歌六さん。意固地さ、偏屈だけど息子と同じ年頃の男に示す情、そして最後の
「しょせん他人ごとだぁな」と、目の前にいた放蕩ものを息子だと気づかぬまま、彼が捕り手に絡めとられる騒ぎを知らぬげにぴしゃりと小屋の戸を閉めてしまうあたり……大好きな役者さんなのです。
・息子役の染五郎は……演技は達者だと思うのですが、器用すぎてなあ……少なくとも、昨日の朝から丸二日近く何も食べてない人間が弁当をもらった姿としては、飢えているというのがまったく感じられない。
・二本目は「一谷嫩軍記(いちのたにふたばぐんき) 熊谷陣屋」……前に観たかなあ、観てないと思うんだけどなあ……うかつに学生時代、粗筋集を読み込み過ぎて、観たのか観てないのかもよくわからん。多分、観てない。……多分。
・熊谷直実と敦盛の話を踏まえたおはなし……直実を仁左衛門が演じます。奥さんが雀右衛門ですか……25歳上の奥方……(最近、新聞記事で雀右衛門が85歳であることを認識しました<っつーことは、衣装40キロで高ぽっくりの花魁役やってたのはやっぱ82歳の時なんだな……(怖)。
・そして敦盛の母君の藤の方(秀太郎)、なんか「ノブリス・オブリージュ」って言葉を知ってるかい、って知ってるわけないか……というくらいの狂乱状態でした。<礼遇されるにはそれなりの対価や責任を支払わなければならないという考え方、私は好きなので。
・踊りは吉右衛門の「雨の五郎」に富十郎の「うかれ坊主」、どちらも達者で観てて安心できる内容。
・最後の「人情噺文七元結(にんじょうばなしぶんしちもっとい)」が今月夜の一番の目当て。私は3回目かな。今回は、飲んだくれでばくち打ちだけど人のいい左官の長兵衛を初役で幸四郎が演じるというのが眼目かと。
・幸四郎、武ばった役よりこういう洒脱な世話物の役の方が似合うと思うの……(だって古典だと声が三回まで届きにく(略)<禁句)
・というわけで、人間としてはダメなところありまくりだけどお人よしな江戸っ子の長兵衛役はいいはまりかたでした(でも台詞は何回かひっかかってたけどね……)
・長兵衛の奥さんが脂抜けかけた鐵之助さんだったのも似合っててよかった。
・しかし
50両なくして川に飛び込んで死のうっつー手代が、お得意先で誘われた碁に熱中しすぎて碁盤のしたに忘れてきただけって、そんな手代にほんとにのれん分けしていいのか和泉屋!というのが、わたしの一番つっこみたい点です。
・つーか、染五郎の手代が、賢しげでかわいくないんだよね……というのが気になる(そんなに染キライか私)。前回観たときは、辰之助時代の松緑で、愛嬌があって助けてやりたい子でした……。

11月18日(金)

昨晩買ったボジョレーですが、半分弱残してコルク栓をしめて午前1時に寝たはずが、朝起きたら瓶がカラになっていた……。
「ひーどーいー」と恨み言を言ってたら、「どうせあんた今晩ボジョレー飲みに行くんでしょ」と言われた……そのとおりだけどさ。なんか納得いかん……

それはさておき、本日は「ボジョレーを飲む会」です。
前にうちに来てた派遣さんや寿退社しちゃった先輩も入れて、女性8人で飲もうという会。神田の「トラットリアJugemu」にて。お料理の量が少ないのがちょっと難点ですが、おいしいし、ワインも揃ってる。ボジョレーは36本限定で仕入れますってことなので、3本取り置きをお願いしておいた。女8人揃うとにぎやかです。

ボジョレーの5本目が空こうとする頃、「あ、まだいた」と上司のNさんと駐在員のKさんがやってきた。おでんやさんで3時間半飲んだ帰りだそうです。
ボジョレーの6本目が空こうとする頃、「あ、いるいる」と人事のソムリエ有資格者Nさんと他3名がやってきた。
テーブルは14人になった。
気がつくと、時計は11時50分を指していた………私たち、ここで7時から飲んでるのに!(<その割にボジョレーは7本だか8本しか空いてないからたいしたことないけど)

終電に間に合ったのと、ちゃんと電車乗る前に地元の駅近くで鳴るよう携帯をセットした私の理性に乾杯。

■最初に黒ビール飲んで、あとは延々ボジョレー。今年のは軽いですねー。多分ボトル用バケツの前に座ってた私のところで、1本強は消えてると思われますが。
●石田衣良『骨音 池袋ウエストゲートパークV』文藝春秋 /唐突に私の中でブームが。「西一番街テイクアウト」は好きな短編。小さな女の子に向けるタカシやサルのやさしいところがみられるちょっと珍しい一編。タカシやサルはいいやつだ。当然マコトもね。

11月17日(木)

朝、トイレで化粧直しながら「昨晩の最後のラムが余計だった……」とつぶやいたら、しっかり上司にチクられました。笑われました。
そのラムが実は75度だった、なんてことは内緒です。<レモンハートのデメララ115。
そして昨日のバーの払いは、全部上司のNさんがもってくれました。ご馳走様ですー(平謝り)。

とりあえず、本日は渋谷に向かってダッシュです。いつものとおり、シアターコクーンにて、KARA×COMPLEX『調教師』。
唐十郎とシアターコクーンのコラボイベントだそうで、二階のA席から鑑賞。

・目当ては椎名桔平……というところまで覚えてたのですが、あと誰が出るのか全然覚えてない私。
・誰だっけ、あの保健所の小役人……としばらく考えて、ようやく萩原聖人だということに気がつく。
・テーマはイヌの調教師の話。恐水病のおそれがあるイヌをめぐるある一晩の話なんだけど、戦時中のトラウマを抱えた老人や、そのときの父のトラウマを引き続けてる二代目などがいて、時系列は混乱しまくり。
・観ていて楽しい芝居かっていうと、ちょっと微妙………
・ヒロインは黒木メイサってことで、明治座の『あずみ』で主演してたなあとか、ちょっと楽しみにしてたんだけど、今日の芝居だと演技力とかもうなにも関係ないような……
・むしろ演技力が必要とされたのは、彼女のニセモノをつとめる役の峯村リエ……足の見事すぎる筋肉に目を奪われました(笑)
・さすがシアターコクーン、「本水」を使える劇場ということで、ばしゃばしゃ天井から水の雨を降らせるし。
・黒木メイサの役割っていうと、
水を張ったプールにいかに美しく落ち込んでいけるかっていうところと、水のなかからいかに美しくあがってこられるかっていう……たしかにフォトジェニックにきれいな子だとは思うけれど、演技力はよくわかりませんでした。
・しかしこの芝居の小道具さん、大変だろうなあ……
血しぶきの飛ぶ白いシャツにズボン、それに水浸しの革ジャン(あれ、いつ乾くのかしら……<恐)、スーツと革靴で水に飛び込む男、女の子はみんな薄着だから乾かすの得意だろうけど、これを公演数問題なくそろえるのは大変だわー。

ま、A席の値段分くらいは楽しめたのでよろしいかと……しっかしコクーン、企画はいいんだけど、ほんと高いんだよなあ……(イスも悪いしなー)。少しあの値段をイスに還元してくれないものか。

■解禁日ということでボジョレー。フィリップ・ブデッフ(だっけ?)の花柄のをボトル半分……買う気はなかったのですが、渋谷のビックカメラの前で信号待ちしてたら「ボジョレー本日解禁日でーす、試飲いかがですかー?」とにこやかにコップを渡されてしまったので。「ポイントもつきまーす」………ビックカメラ、酒も売ってんだよね……。

11月16日(水)

年2回の役員会議、やっと終わりましたー。
終わったあとの慰労会、いいかげんうちの部署から移そうと画策中なのですが(数年来の継続課題)、残念ながらうちの部署から手を離れてくれません……が、最近、会議自体に出る人以外は、事務局のうちの部署からでも、慰労会に出なくてよくなりました。「あんまり関係ないでしょ」という理由で。

………っていうか、あんたらよりよほどあたしらの方が働いてるけどな!という心中の呪いはさておき。

終わってから残りものの片付けにいったら、グレンフィディック(=アイラモルト)が1本まるまる残ってました。
「はるか(仮名)のために、死守したよー」と上司が言ってくれたので、私のお土産になりました(<私がこの部署になって以来、ここの席で残った酒は私のお土産にしていいことが不文律になっている<前の役立たずの上司のとき以外<バカでケチなんて最悪だ)。笑顔でウィスキー1本つかんでかえる私。

お料理残っちゃったの捨てるのもなんなので、別の部署に電話かけまくり、残業組に一緒に片付けてもらう。
「どーよ、ビール飲むー?」と訊いたら「いや、俺らまだ仕事残ってるんで……」あ、そ。ここに仕事残ってるけどナチュラルに水割りつくってる女がいるけどな。<ちゃんとそのあと報告書書いて帰ったよ。

そのまま、部署で近所のバーに打ち上げに行き、さっくりとコロナとかカクテルとかスピリッツとか飲んで、日付変更線こえて帰宅。よく飲みました。

■瓶ビール1本分と水割りを4杯くらい飲んでからちょっと仕事して、それからバーで飲んできました。キューバリバー(ラムのコーク割)とコロナと、あとオレンジ風味ウォッカストレート飲んでから、最後がラムストレート。

11月15日(火)

よろよろと帰宅してみたら、私がこないだ自腹で買ってきた秘蔵の(ってほどでもないけど)アイラモルト『ボウモア12年』が半減していた……。

足りない!なんでこんな足りないの!と叫んでいたら、「あら、これ実家からもらってきたウィスキーでしょ」と母に言われました……どうやったらこんなしょっぱいウィスキーと『シーバスリーガル』間違えられるんだよ……しかもシーバスは先週、母がぜんぶ飲んでたじゃん……(よろり)

■泣く泣くボウモアの残り。
●阿川弘之『高松宮と海軍』中公文庫 /再読。肝心の『高松宮日記』は、いまだ部屋に並んでいるのですが1頁も読んでません……いつか。ほんとにいつか。(<読む気はあるのよ)

岐阜の企業の話……確かにいまどき景気のいい話だとは思うが、これ、「社員はくじ引きで……などに挑戦」って、当たったらバンジージャンプ飛ばなきゃいけない、という意味だろうか……(だったら絶対行きたくない)。

今日、仕事のクリップアートを探していたわたしが流れ着いたサイト。あまりの愛らしさに、会社のPCの前でつっぷしそうになりました……<でも自分ではつくらない

11月14日(月)

午後9時半、地元の駅からバスに乗り、ぼんやりとロータリーの前に停まっているバスを見ていたら、なぜか後ろのガラスに
「連合軍」と書かれたシールが貼られていた。

……連合軍てなんだ?
あさま山荘か?(と、その瞬間ほんとうに思った<それは「連合赤軍」)

そういや昨日、三郷の駅で「過激派に注意」というポスターが貼られていて、「学生時代、学生部長の家に盗聴器がしかけられてたり、授業出ればヘルメットかぶった人にガリ版刷りのちらしもらったり……」という話をして、せのおさんに思いっきりひかれました。毎日拡声器もった人立ってるし、総長の授業のときは職員が警備してたし……21世紀とは言わんが、平成の世とは思えない風景でした。

しかしよくよく目を凝らしてみると、それは「連合軍」ではなく
「適合車」と書かれていたのでした………

上司にすすめてもらったキャメロン・ディアスの自分探しの映画でも見て、女の子の気分でもひたってこようかな……(ちょっと落ち込んだ)

■休肝日。
●菅野彰『不健全な精神だって健全な肉体に宿りたいのだ』イーストプレス /再読。連載エッセイのタイトル変わってもやってることは変わらないあたりが好きです。結構おもしろそうな占いとかあるんだよなー行ってみたいなー。骨盤矯正とかマッサージとかいろいろ、こう……私も健全な肉体に宿ってみたい。

11月13日(日)

本日も歌舞伎です。せのおさん、らんさんと三郷文化会館にて『錦秋公演』。中村勘太郎と七之助の若い子たちだけの会です。

三郷市は埼玉県にあります。実はとても近いです……最寄り駅から二十分くらいで着きました、とか白状するのにためらわれる立地。<他の二人は二時間くらいかけてここまで来てますよ……。おかげで朝から1時間15分もチケットの先行予約の電話かけ続けてても間に合うわけです。ありがとうありがとう近くて。というか、電話つながったのは「気が向いたから電話手伝ってやる」といった母なので、私だけではまだ間に合わなかったかもしれませんが。

・三郷駅は、なんだか着飾ったねーちゃんたちでいっぱいでした。みんな同じ行き先なのね……
・しかし文化会館に着くと、二階席は結構おっちゃんおばちゃんもいっぱい。
・そういえば地元の人が来るのが地方公演の常であったと思い出す。
・ここ、なんか来たことあるよねーと考えて、綾戸智恵のコンサートだと気がつく。なんでこんな小さいホールのが取れたかっていうと、知り合いのバーテンさんのコネという……芸は身を助ける。
・さて本日の演目は全部踊りで『蝶の道行』『妹背山婦庭訓(いもせやまおんなていきん)』『団子売』。
・『蝶の道行』はロミジュリで処刑されたあとに首だけで添わせてもらった男女が、魂だけ蝶になって道行をするという話で、こないだ8月に歌舞伎座で染五郎と孝太郎がやってたばかりです。
・なによりも「蝶がちっちゃい……」というのが印象的でした。だって歌舞伎座の、ありえないっていうか、羽広げたら直径1メートル近いんじゃないか、ってデカさだったことばかりが頭に残ってて……そうだよねー、蝶ってせいぜいこのサイズだよね、うん。
・父親の勘三郎が立役・女役どっちもやる人なので、勘太も七も両方やります。この演目は勘太が男役、七が女役。
・どっちも上手なんだけど、七は肩の線が細すぎるのと声がとてもきれいな子なので、私はこっちの組み合わせの方が好き。
・二部は「芸談」でした……さすが若い子だけの地方公演。普通ないから。
・しかし「芸談」というよりは「雑談」だったのではないだろうか、この内容は。
・一応きれいに女形をみせるためには綿をふくんだり頬骨を目立たせないように、とかも聞きましたが、大半は「ごはんは何がすきですか?」……何が聞きたいんだ日本テレビの女子アナ(<協賛が日テレ)。
・一番インパクトがあったのは「朝ごはんはなんでしたか?」に
「オリジン弁当です!590円で二品ついてました」という勘太の返事……確かにあったね途中にオリジン弁当。あそこか……
・そして「そういや最近、同級生の子が結婚して子ども生まれるんですよー」(<ちなみに安達祐実だそうですよ、堀越高校時代の)という勘太。
・「同じ年の人にもう子どもができちゃう年なんですねー、びっくりですよ」とか
昭和56年生まれの君に言われたくないっての!
・「兄弟で恋人同士の役なんてどきどきしませんか?」と司会のアナが言ってたが、あまいな、歌舞伎は父子で恋人同士の役もザラだ!しかも父親が女役だったりするんだぞ!
・でも「近くでみててどうですか?きれいだなぁとか七之助さん見てて思ったりしません?」という質問に
「きれいですよー、僕は一番の特等席で見てますから」とか言っちゃう兄が大好きだ。計算ならともかく、天然なところがまた好きだ。
・七もそこそこしゃべってましたが……体重55キロか……もう少し肩がしっかりするといいよね……立役やるんだったら。
・そして兄貴はほんとうに子どもの頃、ぷくぷくでした。勘九郎が『豊臣秀吉』をやったとき子ども時代やってたけど、こんなころころした農民の子はありえねぇ!ってくらい丸かった……(大人になってからの写真みて、私はほんとびっくりした)
・あ、ちなみにスーツ姿で雑談してました。珍しいのが見れたのでよし。やっぱりおにいちゃんはおにいちゃんだけあって、しゃべりは兄貴の方がしっかりしてた……
・次の『妹背山婦庭訓』は、お弟子さん3人の踊り。お姫様と商家の娘がへたれな貴族の男を取り合うという……歌舞伎の男の大半はヘタレなのよ……
・しかしやっぱり女形さん二人の動きがぎこちないなー、とくに袂を腕にふってまきあげるあたり。と思ったけど、考えてみたら長い袂がある役ってのは、お姫様か裕福な娘役だから、普通は主役か準主役級、慣れない衣装なんですな……(自分たちで袂を工夫してつけて練習してた、って芸談で七も言っていた)
・あとはやっぱり、自信のような気がします。上手いとか下手とか以前に、場に負けない、役に負けない。そういう度胸のよさが踊りの動きにも反映してるんじゃないかなーと、そのあとの二人の『団子売』見て思いました。<もともと動きいい子たちだってのもあるけどね。楽しい踊りでした……

■チューハイ飲み、あまりに電話つながらなくてヤケで焼酎を飲み始め、お昼に二人に会ったら「アネゴ、コンビニで酒買わなくていいの」と言われてビールとチューハイ買って劇場で飲んで、あと家でウィスキーちょっと飲んだ、かな。

11月12日(土)

午後2時、携帯が鳴ったと思ったら、大阪のあらたちゃんでした……って「いま、六本木ですー」とか言われても!せめて前日に連絡しろ前日に!……と思ったが、きっと香港の王さんも「当日にいうな当日に!」と思っていたことでしょう。ごめん。今、ほんとに反省した。

新宿に彼女を拾いに行ったのですが、どこ行きたい?と訊いたら「バーBloody Dollに行ってみたいですー」というので、銀座に移動。アンティークモールを案内した挙句に、いつものとおり私だけが買い物し(パールのリング、かわいかったんだよ……)、散々道に迷い、とても月に5回くらい銀座に来ているとは思えない迷いっぷりを披露。最後は電話して住所訊いて、ようやくたどりつきました。長い道のりでした。

こないだ来たときは、割と静かなお客さんが多かったのですが、今日の顔ぶれはなんだか不思議でした……なぜここに一人で来たのかよくわからない不思議なおばさま(ロシア料理がオススメと聞いて来たようですが)と、小説BDファンだというお兄さんとその彼女。原作の小説読んで来たという話をしたので、彼にお店の人が紹介してくれて、話がはずみました……微妙な方向に。

「とりあえず彼女には入門編ということで
いま『されど君は微笑む』から読ませてるんだけど」というお兄さんに「それは入門編じゃないのでは…」とつっこんでしまう私。そんな、いきなり『約束の街』のシリーズ五作だか六作目だかの、しかも前シリーズ十冊の人間関係背負った巻から読ませても!というのは表の話で、裏の心の声は「その巻は内容が微妙だからやめとけ!」でした。いや、ほんとに。

せっかくなのであらたちゃんが飲んでみたいという酒をことごとくオーダーし(当然残った分は私が片付ける)、マティーニをふってもらい、ゴードンでジントニックを作ってもらい……そうそう、お兄さんに
『叶スペシャル』と呼ばれて意気消沈したっけ……「『ゴードンだけがジンさ』って言わないと!」と言われ、「そうっすね…」と力なく答える。そういえば私、男性で北方好きって人、ほとんど会ったことなかったんだよな……世の中の人はみんなそうなのか、それともこんな名前の店に来ている人は特に濃いのか。<ハイテンションなお兄さんで面白かったですがね。

今日は美人のロシア人の奥様は不在でしたが、料理はいろいろいただきました。サワークリームでいただくロシアの餃子(名前は覚えられなかったが「餃子」で通じます)が絶品でした。ウォッカバーなので、カクテルを1杯とあらたちゃんの残り以外はほとんどウォッカ……ポーランドのラムかなんかも飲んだかな。結構いい値段になりました。。。

六本木ヒルズでやってたダヴィンチ展が見たくて衝動的に夜行バスに飛び乗って来てしまったというあらたちゃんは、帰りも夜行バスです。車中泊2回という恐ろしい日程です……いやー若いっていいなあ。と思いながら夜11時東京発のバスを見送った私は、なぜか無性にラーメンが食べたくなり、日付も変わったというのに地元の駅でラーメンを食べ、ついうっかりそこの充実した漫画コーナーにはまって自宅で散逸している『ONE PIECE』の続きを読み始め、はっと気がついたら
1時半でした……終電終わってるしな……三十路一歩手前の女の所業としてどうよそれ。

■バーでウォッカベースのカクテルと“社長専用”マティーニと“叶スペシャル”ジントニックを飲んで、あとはバラの香りのウォッカ(サービスでスミレの香りのも飲ませてくれた…)とゴードンのウォッカとどこだか寒い地方のラムとロシアのすっきり系ウォッカとオレンジフレーバーウォッカとあと………まだなんか飲んだ。

11月11日(金)

研修いってたときの人たちと飲み会でした。今回は私が幹事。お店は銀座の「遊食菜彩 いちにいさん」。人数多いのでものすごく早くから予約入れてたのですが、相変わらず店の外までずらっと並んでて混んでいる……そんな混んでいる店に対し、不義理をしまくる私たち。ほんとは個室取るにはこの値段のコースだと10人以上必要なのに、前日に「すいませーん、やっぱり9人になっちゃいました」とか言うし、スタートの7時には2人しか揃ってないし、途中で帰るのはいるわ途中で来るのはいるわ、延べ人数から言ったら11人くらいいたわ、金曜だってのに個室に3時間以上居座ってるわ……今思うと鬼のような所業です。ごめん。料理は大変好評でしたが。

もーあまりに皆来ないので(というか週末に7時スタートの飲み会は、普通の会社員は無理らしい)、店に申し訳ないからとジョッキをオーダーした瞬間に二人目が到着するという罠。あと3分早く来てくれれば、「一人で先に飲んでた女」と言われなくてすんだのに。。。

研修のとき世話をしてくれた男の子たちのうち1人が今日本に来てて、語学学校に通いつつお仕事してるそうで、今日来てました。結構言動のチャラい男の子なのですが(<研修後のテニス観戦に「ちょーど途中で会ったから」と彼女連れてきちゃうような<あたしら一応顧客先の社員だっての)、日本で語学学校で勉強してるので、もういまどきの彼と同世代のなかではまず普通聞くことのできなさそうな、美しい日本語を話してます。

「おかしい……まるで好青年みたいだ………」とか失礼な台詞をはく私たち。言葉って偉大。

■ビール飲んでビール飲んで、チェイサーにもビール飲んで、あとそば焼酎の「花番」を延々と。だってこれが一番割安だったから。二次会のカラオケボックスでウーロンハイ2杯。また終電1本前コース。ねむい。

11月10日(木)

ラッシュが大嫌いなので、通勤途上の私は、それはそれは機嫌がわるい。
今日も今日とて眉間にシワ寄せながら本を読んでいる私ですが、そんな私の眉間のシワをさらに深くする車内放送。

「本日、8時40分頃、お客様同士のトラブルで一人の方が線路に立ち入り、
トンネル内を遁走中です」

……はぁ?

「いまだ
身柄が確保できておりませんので、運転が再開できません。お急ぎのところ、大変ご迷惑をおかけしますが……」

よりによってトンネルに逃げるやつがあるかよ!と逃げやがったやつに殺意のわきあがる15分後、「さきほど身柄を確保したとの連絡が入りましたが、後続電車がつかえているため、
こちらの電車は当駅で回送となります」………もう言葉も出ない。

既にしっかり人が乗っているところにホームにあふれた人が乗り込み、当社比200%の乗車率で眉間のシワもピークに達しようというものです……午後になってYahoo!に記事が出てました。トラブルって痴漢かよ!「疑われた」とありましたが、ほんとに痴漢だったらこいつ処刑してほしい……こういうとき、損害賠償請求が鉄道各社から本人になされることになってますが、実際に損害が発生している乗客に対する賠償は誰もしてくれないのが納得できません(遅刻した)。

■いただきものの焼酎を少し。
●半藤一利、横山恵一、秦郁彦、戸高一成『歴代海軍大将全覧』中公新書ラクレ /執筆者の顔ぶれが私的には微妙だなあと思いつつ、海軍大将77人全員の事跡について、座談会形式で語るというもの。あの人誰だっけ、というのが結構あるから、そういうときにそれなりに便利かなーと。それだけ。

11月9日(水)

まだ水曜日なのね……二日続けて午前様だと、さすがに一週間が長いです。

■休肝日。
●堀江珠喜『「人妻」の研究』ちくま新書 /ほんとは違う新書を探していたのですが、見つからないからこれでもいいかなあ、そういやこの人の本昔なんか読んだなあ……と思いながら読み始め、そういえばテーマだけはいつも扇情的なものを選ぶので面白そうだけど、中身はつまらなかったことを思い出しました(買う前に思い出せばいいのに…<前の本は『猫と女とマゾヒスト』)。ほんとに公立大学の教授をやってるとは思えないくらい、「研究」とは呼べない本でした(自分の話ばかりしているエッセイの間違いだろう)。せめてあとがきと著者近影をちゃんとチェックしてから買えばよかった………<これだけでもカンチガイっぷりがわかったのに。

11月8日(火)

終日社外セミナー。……やばい。本当にやばい。間に合わないかもしれん(焦)。
慣れない駅なのでいまいち距離感がつかめない、ということはどっちかっていうと本当の理由ではなく、着て行こうと思っていたジャケットとパンツと靴を朝探すところから始めていたせいです。「前の日に翌日の準備をしてから寝ましょう」って小学校のとき習ったよね、というか、むしろそこまでして探さないと社外セミナーに行けるようなスーツを持っていないわたしって……。

本日は外資系のセミナーなので、ときどき英語の挨拶とか入ります。ヨーロッパ出身の偉いさんの英語はとても硬くて癖があります。次の講師、あの人かー、どこの国の人かな、インド系かな、あ、『Mr.ニヒムッハ』(仮名)とか紹介されてるし、やっぱあっちの方の人なのかしら……とか思っていた人が、実はただ顔が濃くて日焼けしまくってるだけの西村さん(仮名)で日本人だったりして、ちょっと呆然とするわけですが……名刺交換しながら、顔が直視できない私(すいません、日本人にはやっぱり見えません)。

カクテルパーティーでしっかりちゃっかり間違いなく会場で一番飲んでたとしか思えないスピードで酒を消費しつつ、まだ6時半……上司は帰っちゃったし、これはもしかしてチャンスなのでは……8時半からの『シン・シティ』!渋谷なら余裕で行ける!

・イギリスいたときと香港行ってたとき、とにかくこの映画の宣伝うちまくりで、地下鉄乗るたびにしょっちゅうでかい看板見ていたのですよ……やっと見られたー。
・ゲスト監督がタランティーノと聞いて及び腰だった私ですが、多分あれ、撮ってたの第2話目のあたりかしら……あの殺人兵器ミホがね……手裏剣と二刀流がね……。
・モノクロに一色だけ鮮やかな色合いがついてて、思ったよりシックな画面でよかったのですが。
・超流血の数々も、あのペンキみたいな原色ならもう記号だと思って、割と耐えられるかと……(<血に弱い人)
・しかし一話目のラスト、イヌの辺りで、多分ビデオだったら私はこのへんでリモコンに手が伸びてるなと思いました。エグいのダメなの。
・そもそもあのメガネが光る男が気持ちわるいんですけど。ふつうに動いてても。
・二話目は、娼婦の女性たちのスタイルが見ものです。日本人のグラビアアイドルの水着写真とか、しょっちゅう電車の中で見せられるけど、ハリウッド映画みてると「やっぱちがうなー」と思うわけです。日本人の女の子たちはやたら柔らかそうな胸してるんだけど、あっちのモデルって胸、筋肉ついててかたそうだよね……彫刻っぽいの。
・三話目の黄色い男を見ながら、わたしは「マーズアタックか?」とつぶやいてました。。。
・うわーこのラストってばさ………そうか!そうくるか!

11月7日(月)

今日こそ7時半には退社して『シン・シティ』を!あさってで終了!……とか思っていたのですが、電話してみたら、25日までやってるらしい。ってことは今日は行かなくてもすむってことよね!<行きたいのか義務なのか!

ホッとしたら、ついずるずると残業……午後9時、「せめて餃子でも食って帰るか……」という上司の声に、「まだ仕事残ってる」という主任をほっぽって三人で離脱。ついでに別の部の管理職Tさんも捕まえてみる。彼は私の同期、Mちゃんの上司です。

「こないだ飲んでたら、はるか(仮名)さんとMさんは、どっちが酒が強いかという話題になったんだけどさー」
「……人がいないところでなんの話してるんですか」
「で、どっちが飲めるの?」
「私は短距離走で彼女は長距離走なんです。どっちといわれてもそれは
『ウサギとカメってどっちが早いの』って訊かれるようなもので」
「確かにあんたピッチ早いよねー」
「ウィスキーはストレート派だしねー」
「そう、だから『杏酒ロックでー』とかいいながらずるずるといつまでも飲めるMちゃんと比べるのが間違いなんです」
「でもあんた、
最近寝なくなったよ、店で。はるか(仮名)はほんとによく店で寝てたものねー」
「ええ、常務の前でも部長(<人事考課担当)の前でも、お客さんの前……では寝てない。多分。他社の人の前では寝てたけど」
「だってあんた、いつかTさんとこの部長と管理職二人の前で寝てたもんねー。
『平和すぎてありがたい』って三人からおがまれてたよあんた。もーありえないよあの三人の前で寝てるなんて」
「……仏像顔だから……余計ありがたいんですよきっと」

もう間違いなくこの会社では嫁に行くことはないだろうと、何度目かわからない確信をした夜でした。
そして「ちょっと軽く餃子でも」のはずが、うっかりレバニラとか牛肉辛子煮とか食ってる間に、帰宅する頃には日付が変わっているという罠……ちょっと軽く二時間食ってたらしい………。

■生ビール3杯飲んでレモンサワー飲んで、あと紹興酒小瓶を…・・・1本は飲んでない。多分。

11月6日(日)

Web拍手くださった方ありがとうございます。生きてます……

美容院経由、新橋演舞場にて『児雷也豪傑譚話(じらいやごうけつものがたり)』。本日はせのおさんとらんさんと一緒。

・菊之助(児雷也=カエル)、松緑(大蛇丸=ヘビ)、亀治郎(綱手姫=ナメクジ)、あと演出他、いいとこどりな役を菊五郎。
・親を殺された遺児が仙人みたいな人に術を授けられ、カエルとナメクジが夫婦で、千年生きたヘビが仇役なのですが。
・しかし女の子に授ける術として「ナメクジ」ってのはどうなのよ?
・「アネゴだったらどれ選ぶ?」……うーん(ものすごく考える)……カエルかな……イボついてるけど。
・カエル弱っ!
・「どうぶつ奇想天外」……というか、「怪獣大決戦」て感じ……
・三人が術つかって化けて、という巨大生き物たちは美術さんの渾身の作かと思うのですが、それにしてもカエル弱すぎ!
・登場した瞬間、後ろ足が開いてるの見た瞬間、「弱いよあのカエル」。
・ベチョッ、ベチョンと跳ねる姿を見て「ああいうの、お風呂場にいるよね……手元で空気ボール押すとピョンピョン跳ねるカエル」
・もうちょっとよく見ても、小野東風の前で柳に飛びついてるカエルがせいぜい……<弱そう
・ヘビとカエルは割と戯画調なのですが、ナメクジだけはビニール製でてらてらしてて、ほんと渾身の作りです。らんさんが「正視できない」とかいってます。いい作りです。目もよく光ります。
・第二幕は、義賊・児雷也が悪徳金持ちから金を盗んでいくところですが、その連中が強烈過ぎて、児雷也、はっきりいってくわれてます。
・悪徳地主、のはずが、婿養子で立場が超弱い旦那が團蔵さん……敵役がうまい役者だそうですが、最初に意識して観た「じいさんばあさん」では、他に友達がいないのでやたら新婚家庭に乱入しまくった挙句、旦那に絡みに絡みまくって斬り殺された人の役で、「あまりにダメな子過ぎていっそときめく」とまでせのおさんに評されていた役でした。私たちが見る彼は、常に「ダメっ子」です……
・家付き娘で強烈な奥方が菊五郎……すげえ強烈な衣装……孔雀?孔雀か?
・そして娘も強烈……いるよねー渋谷にこういう子。いっつも髪とか爪とかいじってんの。こんな落ち着きないお姫様はじめてみた。
「母上ー、ちょっと太ったって感じー?」「あらそうかしら?……かるく、やばい。」<今年限りの一発芸。
・しかし
ウサギ耳で出てきたときから、地頭の娘役の松也、わたしたちの心を捉えまくりです。かわいい!(本気)
・わたしのキワモノ舞台写真コレクションにぜひ加えたいかわいさですよ!<他日買いに来たいと思います。
・隣でらんさんが「一幕目は歌舞伎だったけど、この幕見てて何観に来たかわかんなくなった」と呟いてます。
・菊五郎、ときどき演出やりすぎるんだよね……!(<猿之助より「やりすぎ」ってすごいと思うんだけど)
・毒にやられて立ち上がれなくなった夫・児雷也を湯治につれていくため、カラコロ車に乗せて紐を自力で山道を引っ張る妻・綱手……男前。細腕?
・三幕目だけ芝雀さんが出てる……なんて豪華な使い方、と思ったが、そういえば数百メートル先の歌舞伎座の第一幕目に出演していたことを思い出す。掛け持ちですか。そうだよね、豪華すぎるもん(他のキャストもちょい役の割に豪華)。
・その数百メートルのために、わざわざ一度メイクを落とすのか、それとも車を出すのか、はたまた真っ白塗りな顔のまま歩いてくるのか(<まさかね)。気になる。
・いつもおっとりした品のいい役が多い芝雀さんが珍しい役柄だなーと思ったら
、『摂州合邦辻』のパロなんですね……偽の恋を仕掛けるあたりと、女の生き血が薬になるあたりが。
・最初、パンフを見るまで、
「八犬伝?」とか思ってました……だってお姫様の名前が「雛衣」。犬村大角の犠牲になった奥さんの名前がそうだよね。
生き血が薬になるっていったら『八犬伝』の「ぬい」のエピソードが一番思い出しやすいので。
・しかし、
あやめに迫られてるあたり、いつ児雷也が「綱手ーたすけてー」って叫ぶかと本気で思ってました。
・今思い出す、児雷也の雄姿。
@カエルに化ければヘビににらまれて、妻のナメクジに救出してもらう。A義賊として地頭の家に潜入するときは、巫女姿で女装。B師匠の言いつけを破って一人で大蛇丸と対峙して、毒にあてられ動けなくなったところを妻に助けてもらう。C湯治のため、奥さんに車で山道を引っ張ってもらう。D美人に迫られて超逃げ腰。泣きそう。奥さん戻ってくるなり、必死ですがりついて訴えてるし。E結局、病は命がけで姉さんに治してもらう。………こんなヘタレな彼の雄姿の数々ですが、忘れかけてましたが本日の芝居のタイトルは『児雷也豪傑ものがたり』なのでした……どこらへんが
・隣でらんさんが「むしろ
『綱手豪傑ものがたり』って改題したほうがいいんじゃ…」とつぶやいてます。確かに。
・というか、綱手、それは女形の動きじゃない………
・火十天との立ち回りはきれいでしたが、花道の上でなんかやられても、三階席には見えないっての!<貧乏人にはやさしくないのは、歌舞伎座も新橋演舞場もいっしょ。
・スーパー歌舞伎っぽいなあ……あの動物百態とか火の使い方とか宙乗りやったり
最後の背景が宇宙だったりするあたりが…。
・音楽が今回変わったのが多くて楽しかったです。三味線で
ビバルディの『四季』とかね!<昔、琴で演奏するのを聴いたことあるんだけど、CDまだ売ってるかなあ……(ほしい)
・ラストの太鼓は見ごたえ、聴きごたえありでした♪
・つっこみどころ満載で楽しうございました………

■水割りとかビールとか缶チューハイとか。

11月5日(土)

見た人は回答しなければならないという注意書きをうっかりものの見事に見落としてしまったので、わたしも答えてみました、「腐女子&オタク経験値」。あんまりおもしろい回答にはならなかったけど……経験値ひくいから。キャリアの割に。

■ウィスキーの水割りを延々と。ボトル1本、ほとんど1日でさっくり消えてしまった……
●千田稔『明治・大正・昭和 華族の事件簿』新潮文庫 /「イヤ〜な事件フェア」の1冊。なんていやなフェアやってるんだ新潮文庫。昭和期の海軍軍人で、遺産のもつれで親族に父親を射殺されたっていう人がいたので、載ってるかなと思ったから……冒頭に載ってました(いくら醜聞を集めた本でも、殺人は珍しかったようだ…)。しかし本題よりもむしろ時々載ってる隣の新聞記事の方が面白かったり。(<「夫との不和のあまり、異母弟と関係」という伯爵家不倫記事の横に
「背中の蒲団が呼ぶ/甲府へのだんだら坂の途中で/肝を潰した茂助爺さん」……続きが読みたい)

11月4日(金)

会社のPCが期限切れが近いからパスワードを変えろと毎日メッセージを送ってきます。……わかったよ。
うちの会社のPCは8桁以上、大文字小文字数字すべて入っていなくてはならず、かつ5世代前までのパスワードは不可という条件で、「そんなにたくさん覚えてらんない」と大変不評です。しょうがないので、わたしのパスワードは人名シリーズです。

たまに重要なメールを一人だけに送ってきやがる取引先がいるので、長期休暇とる場合は、一応何日かに一回メールチェックしてもらおうと、パスワードを教えていくことにしています。私も香港行ってるときは、隣の席のKさんに預けていきました。

「ねーはるか(仮名)−、コダマくんて誰ー?昔の男ー?前の彼氏ー?」
『昔の』『男』ってとこはあってますが、ぜったいに『彼氏』じゃありません………」

うしろに1905ってついてるでしょ。その時代の人だから………わたし生まれてないから。<軍人さんシリーズ(児玉源太郎。日露戦争当時に満州行って総参謀長やってた人)。

■だらだらと焼酎のお湯割りを。
●東野圭吾『探偵倶楽部』角川文庫 /古い本を別のレーベルから出してますな。暇つぶしにはいいです。あくまで暇つぶしだけなら(<強調)。

11月3日(木)

今日こそ!今日こそ、なんとしても『シン・シティ』を観に行かないと終わっちゃう!前売り券買ったのに!と、朝這うようにして布団を這い出す。ぼーっと朝ごはんを食べながら、念のためPCで地元の映画館の興行予定を確認すると、

昨日で終わってた………

なんだよこないだチェックしたときは4日までやってたのに!と憤慨し、都内で一館だけ延長上映しているところを発見、レイトショーオンリーというのを見ながら「もうこれで来週の月曜に行くしかない……」と決意。悲しみのあまり飲んだくれてみる(別に悲しくなくても飲んでますが)。

本当のわたしの予定は、歌舞伎座の夜の部です。今月、歌舞伎関係の予定が5本あって、その1本目。
会社の先輩に「で、今月だれ出てるんだっけ?」と訊かれて「さあ……誰だっけ……」とか言ってるくらいの体たらくですが、やっと電車乗ってる最中に「あ、梅玉と時蔵さんだ」「あとちびっこ…」というところだけ思い出す。いーや、行ってみたらわかるだろう……(<3か月分の予定演目一覧を見ているので、どれが今月分だったかよくわかっていない)。

一本目は『日向嶋景清(ひにむかうしまのかげきよ)』。古い演目に吉右衛門が手を入れて演出したそうです。あくまで平氏に従い、目を自ら潰して流浪となっている景清のもとに、三つで生き別れになった娘が「暮らしの糧にしてほしい」と金を持ってくるのですが、意地を張り叱責し、が彼女が島を出ると泣いて愛しいと叫ぶ景清の人間性が見せ場……んー。景清はよいと思うのですが、娘役の芝雀さんもいいと思うのですが、しかし
父親に残していく金包みの中に「これは私が身を売ってつくったお金ですので、これで安楽に暮らしてね」と書き残していく娘はどうだろう……そりゃ父親泣くよ。

二本目は富十郎の長男・中村大改め初代鷹之資披露公演……名前にやたら凝る当世の風潮がこんなところにも(これで「たかのすけ」)。しかしなあ………と私は思うわけです。六歳の子どもの公演をこんなに派手にやる必要があるのかしら、と。雀右衛門、吉右衛門、仁左衛門に梅玉、おまけに後見役は信二郎と豪華ですが。梨園の御曹司がいい役を演るのは、幼い頃からきっちりと基礎を叩き込んでるから、二十歳近くなって修行を始めた人より上手いからであるべきだと私は思うので、(そりゃ確かに六歳にしちゃしっかりしてたけど)たかが六歳の子どものやることを劇場中の人が手を叩いてここまでしなきゃいかんのかと私は醒めた目で見ておりました。……そりゃ七十代も半ばの富十郎の長男が六歳じゃ、「末永く」は後見できないだろうし、必死な気持ちになるのはわかりますが。そういや演目は『鞍馬山誉鷹(くらまやまめいよのわかたか)』。書き下ろしでした……脚本の出来は………出来は……(ノーコメント)。

三本目は幸四郎・染五郎親子の『連獅子』。こうして見ると動きいいんだよねえ染五郎。じゃあなんで先月の狐忠信はあんなに棒のようだったのでしょうか……(禁句)。こちらは見応えありました。危うく抜け出してごはん食べてこようかと思ったのですが、思いとどまってよかったです。

最後は『大経師昔暦』。実話をもとにした、近松の三大姦通もの(あと二本は『堀川波鼓』『鑓の権三重帷子』)のひとつらしいですが、むかし粗筋だけ読んで、一度見てみたかったの、おさん茂兵衛。西鶴の『好色五人女』にも同じ事件を素材にした話があるけど、自覚をもって姦通に踏み出していくそちらと違って、近松のは人違いで姦通してしまう店のおかみと手代の話。これが梅玉と時蔵さんなのですな……そしてかなり大役の女中を時蔵さんの長男・梅枝がやってます。もうそんな年になりましたか……(遠い目)。残念ながら、今回のは姦通を犯すまでの前半だけの上演でした。通しで観たかったな。近松の姦通ものは、本で読んだだけなので、いつか残りのも上演してくれるといいのですが……。

■だらだらと家出る前に焼酎飲んで梅酒飲んで伊勢で買った日本酒飲んで、歌舞伎座でチューハイ1本飲んで、帰りにごはんがてらビール飲んで、帰ってから焼酎飲んでます。明日も出勤です。

11月2日(水)

Web拍手くださった方、ありがとうございます♪

職場で上司のNさんが
「じゃんけんで勝った人が1人だけ、4日も休んで連休にしていい、ってのどう?」と言い、つかの間の夢を見たのですが、仕事が終わらないので敢無くボツになりました。全員出勤です。儚い一瞬の夢でした……

仕事中に読んでた資料とかニュースのなかから、お酒関係のを2件。

ひとつめはアメリカの裁判関係のニュース。マサチューセッツ州で法定飲酒年齢である21歳に達しない19歳の少年が、「自分が店で酒を飲んでいなければ、そのあと車を運転して事故を起こすことはなかった」として、酒を提供した2件の店を訴えた件につき、予審判事が「裁判を維持するのに十分な内容である」として請求を棄却しなかった、というもの。Webで届くニュースなのでリーダーのコメントがつけられる仕組みになってて、拾って読んでいくと、すべて「こんなアホな裁判を起こす少年、それをそそのかす弁護士、さらには認めた判事は何を考えているんだ」という内容で、ちょっとホッとしました。アメリカではこれが当然なのかと思ったよ。あったりまえじゃん、年ごまかして酒飲んだんだったら、責任とるのは当然のことでしょ?と飲んだくれでも思いますよ。こんなアホな裁判で請求が通らないよう(……アメリカだから信用できないが)、関係者の良識を祈ります。

もう一件は、昨年の大口災害(自然災害・人災含む)リストに掲載されていた、インドのムンバイで起きた事故。
「非合法の酒場で有害なアルコールを販売 死亡66名 負傷97名」……どんな酒だったんでしょう……(怖)

■大好きなワイナリー「サン・クゼール」の梅酒を少々。

11月1日(火)

早いもので、もう11月です。

9月末でうちの会社を辞めた派遣のMちゃんと飲んできました。彼女が体調崩してて、送別会できなかったので。隣の席のKさんと3人で、有楽町の「ヴァンピックル丸の内店」です。こないだここの目の前のセミナールームで5時間近いセミナーがあり、ひたすら「腹減った・・・・・・」と外に出たメニューを眺めていたのを私は忘れていなかったので。空腹の思い出は強い。

店内のカウンターの目の前に豚が逆さに一匹吊られているのがインパクトですが、あれはオーダーが出ると、裏側から切り分けるのだろうか……じゃあ半身を食べきってしまったらどうなるのだろう、まさか裏返しには吊らないよね、とかいろんなことを考えます。ここは吉田豚(吉田さんが育てている豚、らしい……)が売り物で串焼きが揃ってます。串焼きのセットを1人前とって、いろいろ味見してから他のを頼むといいかも。フォアグラ入ってるし。メニューや店の雰囲気としては、お客さんは三十前後の女性が主体かな。男性もいたけど、男性だけというグループはいなかったみたい。<地下街の煌々と明るい通路から店内が見えるってのも、ちょっと落ち着かないのかも………

ワインがいろいろあったので、日本語の説明を頼りに、値段を見ながら(←重要)頼んでみました。本日は全部赤で、以下のとおり。

・CAZAL VIEL SAINT CHINIAN
・LES HAUTS DE GRAMENON VINSOBRES 2004
・DOMAINE DE JACQUES BLANC SAINT-EMILION 2001

なんでこんなにちゃんと書けるかっていうと、「名前が覚えられないからラベルをくれ」と駄々をこねたからです……ちゃんとワインラベルシートに貼ってくれました。店員の男の子たちは、いまいち滑舌がよくなくて「いま、なんで言ってた…?」と思わないでもなかったけど、親切だったので、長居できました。女三人でいくには居心地よかったのではないかと(椅子がもうちょっといいといいんだけどねー<木は痛い)。値段は串ものが割といいお値段行きます……3人で24,000円だしなー、と思いましたが、いましがた、うち14,000円はワイン代だということを思い出しました。すいません、妥当な値段でした。ワインも美味しかったし。

Mちゃんは「次の正職員の仕事決まりそう」という話だったので、どうなった?と訊いてみたのですが、話を聞き進めるうちに、わたしは「今このまま、駅前のビックカメラに買い物に行った方がいいかもしれない」………と真剣に頭の中で考えてました。あと法律何読んどけばいいかな、労基法とあと男女雇用機会均等法……この辺り読んどけば、弁護士と話するにしても早いだろう、というところまで脳裏に。だって、採用担当の男(56歳)が、

・「仕事の説明をしたいから、今晩これから食事でも」としきりに何度も何度も携帯に電話をかけてくる
・「お給料はいくらくらい欲しいの?だいじょうぶだいじょうぶ、ボーナスの査定はぼくがやるから、100%でつけとくから希望の額出るよ」
・「何が食べたい?なにか欲しいものある?買ってあげようか」
・「他の女性たちと同じようにはなってほしくないから、最初はあの人たちと別れて、しばらく地下倉庫で仕事してもらうけど」


……それは採用は採用でも、
会社じゃなくて愛人契約の方だよ。「なにかほしいものあったら買ってあげる」は間違いなく会社の採用とは関係ないよ。しかも他に人のいない地下倉庫で仕事って。後日、セクハラの証拠を揃えるためにもICレコーダーかなにか持たせるべきか、就職祝(?)は防犯ベルかなとか真剣に考えてました……「だってお給料いいんだもん」というこの子のために、あとわたしは何をしてあげたらいいのだろう……と真剣に考え始めた頃、「でもあの担当のおじさんがしつこくて耐えられないから断った」という言葉を聞いて一気に脱力。前は「通勤費出ないけど、お給料安いけど、食堂に芸能人いるからTV局にしようかと」とか言うし……あぶなっかしくて見ていられないよ。と呟く私にKさんが一言「あんたねー、5歳も下の女にこんなこと言われてていいのか」……そうなの。Mちゃん年上なの。でもしっかりしていそうでいて、心配の種が尽きないの……。無事の就職を祈ります。

帰り道、山手線をしっかり寝過ごし、折り返して乗った乗換駅からの線で、やはり1駅乗り過ごしました。やっぱり酔っ払いだったか。と思ったら、残り二人も「2駅で乗り換えるところを、うっかり山手線ほぼ一周しちゃった」と言ってました。心温まる話です……(<わたしだけじゃなかった、という点で)

■ギネス1杯飲んでから、ワインを3人で3本……ということは多分1本半くらい飲んでいる。あと帰ってから焼酎のお湯割り。