9月30日(金) 6月に一緒に研修受けた人たちと飲み会。別に毎月やるこたないと思うんだけど……(本音)。 本日は新宿の「風雲児」。特に料理が美味しいとかそういうことではないけど、歌舞伎町の割に雰囲気落ち着いてて居心地悪くなかったかも。 前回は「自分探しの旅中」の為欠席というWくんに話題が集中……だって大阪から四国を自転車で一周っていうから。なぜか面子が四国に詳しい人が多くて(実家とか、初めての配属先とか、私も子どもの頃住んでたし)、前回の飲み会では難所とかいろいろ「あそこはねー」という話になり、きっとそれはそれはWくんはストイックな旅をしているに違いない、と。 「あ。ここの橋、行ってみたら自転車で通れないっていうから結局フェリーで」 「ここもわたれないっていうから、しょうがないから自転車分解してタクシーに乗って」 「高知から高松に行くのに坂きつそうだったから、レンタカー借りて」 「お遍路さん、まわろうと思ったらすっごい距離あるんで、結局ひとつもお寺には行きませんでした」 ・・・…Wくん、ヘタレ?<脳裏にあった自転車旅行のイメージは風間一輝『男たちは北へ』。 ■「今日は風邪ぎみだからお酒控えめでー」と言いつつ、ビールは人の倍速で、焼酎は最初はロックで、ストレートになってからはチェイサーで「緑茶ハイお願いします」………普段よりはだいぶ控えめに……(会社の人なら多分わかるだろう)。あ、一次会で帰りました。日付変わる前に帰宅。優秀。<自画自賛。 ●劉慶一郎『影武者徳川家康』新潮文庫 /こないだ『吉原御免状』観に行ったので。あとの原作どこいったかみつからないんだもん。 9月29日(木) 「中国でセミナーやるんだけどさー、もしかしたらうちの部署から一人出さないといけないかも。テーマはこれ」 「へー、……当然、管理職ですよね、行くのは?(笑顔)」<全員で上司を牽制中 「いや、今回ははるか(仮名)だそうかと思って」 「…………なんであたしっ?」 「フカヒレ出るよー、日本で食ったらあれ1万円くらいするよ、ふかふかだよ、お肌にいいよきっと、コラーゲンで」 「……そのあと白酒(<60度くらい)の『乾杯』攻撃で、化粧落とす暇もなく死んだように倒れるに違いないから、肌にいいもへったくれもありません」 「えーいいんじゃないの一回くらい」 「……私、もう北京旅行2回行ったからいいですっコラーゲンで買収はされませんからねっ」 「えー」 「えーじゃないっ、主任行きましょうよっ、まだ海外出張行ってないからっ」 「だってわたしまだ研修行ってないから。いきなり出張デビューやだし」 「そんなーこないだ出張範囲決めたじゃないですかっ、アジアは主任っ」 「まあまあ、はるか(仮名)も勉強になっていいんじゃない?ちょっと反日な話題とか出るけど」 「あっ、じゃあ私なんかますますダメです、絶対喧嘩になるから!もー靖国とか東京裁判とか出ると大変ーv歴史観絶対あわないしー、今なら英語でアジアの戦犯裁判の論争できますしっ♪」<逃げる理由が見つかって嬉しい 「いやいやそれくらいの方がむしろ会話になって酒が進むから大丈夫v」 まだ誰が行くかは未定。いやです。マジで喧嘩になるよ? ■休肝日。 9月28日(水) 上司がアメリカの某金融系の公認資格を持ってるから名刺頼むついでに付け足そうかな、と言うので、頼んできました。見本をもらって皆で眺める。 「なんか資格あるといいですよねー」 「あと書ける資格だと、自動車の普免とそろばん8級くらいかな」 「そろばんはっきゅう……」 「えー、わたし、普免もないんだけど。漢字検定準一級くらいかな…」 「じゃあ私、証券アナリスト資格取り直そうかな」 「えーじゃあなんか資格取るべき?……じゃあカラーコーディネーターほしいんですけど」 「じゃあカラーネイリスト」 「えっ、じゃあ私、小型船舶」 「えっ、えっとえっとじゃあ、私あとアロママッサージ」 「……じゃあそういうことで」 本日の打ち合わせのテーマのひとつは「今後三年間のうちのチームの課題」でした……わたし、カラーコーディネーターとるの?いや、ほんとに欲しいんだけどさ(<パワーポイントのグラフの色決めるのにセンスないから)。 ■休肝日。飲もうと思ってたんだけどその前に寝ちゃったから(疲れているらしい)。 9月27日(火) 「劇団☆新感線がこんど劉慶一郎原作の芝居やるんだって」 「へー、なにやるんですか、『吉原御免状』とか?」 「……なんで一発でわかるの」 「赤子の時に殺されかけて以来、宮本武蔵に肥後の山奥で獣と草木相手に育てられた剣の天才が、実は後水尾天皇の御落胤で、国の支配の枠にはまらない最後の『道々の者』の砦である風魔一族がおさめる吉原で、それを潰そうとする将軍秀忠と闘う……あ、秀忠は柳生一族を子飼いにしてて、剣を使う忍の『裏柳生』ってのがいて、吉原をしつこく襲ってくるのと日々闘っている、っていう話なんですけど」 「……それはなんだ?新感線の脚本か?」 「だからやるんだったらこれかなーと」 他のも結構あいそうなんですがね。舞台一本にまとめるには厳しいかなと。個人的には彼の小説のベストは『影武者徳川家康』、次点は『一夢庵風流記』だと思っております。ただなー、やっぱりネタが多彩すぎて、これらを舞台にするには難しいかと……。 しっかし平日午後六時開演!会社員を敵に回しているとしか思えない所業です………が、劇場に着いてみたら、「終演予定時刻 8時55分」とありました……九時前かよ!私も他の日に行くという友人も、「午後六時開始なら午後十時は当たり前、下手したら十時半かもしれん」と思っていましたよ。た・か・が、たかがたかが三時間の芝居なら、午後六時なんかに開演にしないでほしかったわ……(<うちあわせあるかもーというのをぶっちぎって帰ってきた人)。 そしてあいも変わらず2700円もするパンフレットですが、「見本はないんです」………見本置いてない芝居なんて私このところついぞ見たことないよ。殿様商売め。<中身も見ないで買えるか!と啖呵きって買わずに帰りました。 さて、お芝居ですが、酒飲んで午前様で帰った日の朝に、必死で一般発売初日九時前からぴあに並んだだけのことはあり(<しかも二日酔いだから「一等席で!」と大きく出た)、前から7列目。正面じゃなく、左手の端寄りなので、舞台正面はあんまり見易くはないのですが、舞台の下手が歌舞伎の花道みたいな扱いになっているので、主要な役者がみんなここを出入りします。目の前1メートルくらいを通るので、よく見えました……誰とは言わないけど、花魁の頬が肌荒れしてるのまで自前の目ではっきりと(苦笑)。 ・しかし、芝居だからしょうがないのかもしれないけど、よくしゃべる松永誠一郎だなあ……(原作だと寡黙) ・誠一郎役は堤真一。手足長いし殺陣も慣れてるから、彼を観に来ただけでも価値はあったよ……この高いチケット代もな(友人が「三時間にしちゃ時間単価高くないか?」と言っていたが)。 ・このところ『蜘蛛女のキス』といい『天保十二年のシェイクスピア』といいこれといい、男のふんどしと生足ばかり見ている気がする……(別にそれが目当てなわけでは!ていうか見慣れてるし!<歌舞伎) ・結構まじめに原作通りにやってましたね………古田新太と橋本じゅんと粟根まことと揃って、「いつネタが来るか」と待ち構えていたのに肩すかされてしまいました。 ・アクションのない橋本じゅん!初めてみたよ……柳生の当主役なのに。 ・笑いのほとんどは庄司甚右衛門役のおひょいさん(藤村俊二)がとってました……脂ぬけすぎ!枯れてる! ・「……近頃の手紙は、ほんと読みにくいねえ……」って、あなた今この重要な場面で読み間違えたでしょ!その台詞台本にないよねきっと。 ・そして一度階段を落ちかけました……貴方もびっくりしたでしょうが、見ているこっちもどきどきした。足元お大事に… ・裏柳生の総帥・柳生義仙は古田新太でした……ちらし見た時点で橋本じゅんとどっちかなーと思っていたのですが。ハマリ役。 ・やっぱ新太と堤真一と来ると、立ち回りがステキです……二人ともでかいから、振り回す太刀や手足の動きが見ごたえありv ・そして二天一流ですよ、武蔵の弟子だもんね。左右の手に刀で立ち回り。ありがとう堤、もう私これ観ただけでS席代金払った甲斐はあるよ。 ・今回の女優は、松雪泰子と京野ことみ、あと高田聖子。これで花魁・勝山と高尾、それにおしゃぶかなあ……すると京野ことみがおしゃぶで聖子さんが勝山、すると松雪が高尾か?とか思っていたのですが、オババ様を忘れてましたよ………そうくるか。 ・おしゃぶやってたのが誰かわかんないんだけど、あれは厳しかった……いかにも「無理やり若い女の子をやってます」というわざとらしさが……もうちょっと天然でかわいく見せられる人にしてほしかったんですけど。<近距離なので「がっちり化粧」が目に痛い。 ・最初の花魁道中のところで「高尾の京野ことみはちと厳しいかなー」と思っていたんですが。お人形さんみたいで、きれいはきれいなんだけど、貫禄不足。 ・なにせわたくし、「花魁はってかれこれ五十年」みたいな人ばかり毎月観てるからさ……<歌舞伎座にて ・しかし観てるうちにだんだんきれいに見えてきました。ほっそりしすぎてて高尾の包容力って感じではなかったけど、あれはあれでよいのかな。 ・京野ことみ、背中きれいだね……… ・松雪泰子が勝山花魁………綺麗でした。私、大好きなのです。肌きれいだから。若くはなかったけど、やっぱり臈長けた美貌が。あんまり表情が動くわけじゃないんだけど、見得とか啖呵がきまるので、ちょっとけだるげな太夫役は素敵でしたよ。しかし新太役得だな……<松雪の足とか触りまくってました。 ・勝山花魁の最期、ほんとに原作通りなのな………エグいからあれはなんとかするかと思ったんだけど。 ・いや、ほんとにだいぶ頑張って原作通りに作ってましたよ。 ・でもなんで四代将軍・家綱の時代なのかしら………<原作は二代・秀忠の時代なのに。 ・しかし胡乱の陣破りだけはさすがに原作通りはムリだったか…………(惜しかった)。 ・家のどっかに原作あるはず……読みたいなあ(もう一度は買いたくないなあ)。 ■エビスビールのちっちゃいの(350ミリ)とウーロンハイ。青山劇場に行く途中にいつもお酒買う酒屋さんがあるのです。ウーロンハイはサントリーのでしたが、缶のよりペットボトルの方がマズいのはなぜだろう……(成分は一緒だと思うんだけど)。 9月26日(月) 香港で、町屋さんと一緒にハンコを作りました。 ペニンシュラホテルの中のお店で、印材が目移りするくらい揃ってて、ただでさえ石大好きな私は目がまわりそうです。 そこにまるごとトルコ石のとてもきれいな印材があって、色の鮮やかさといい黒の斑といい、いいなあ欲しいなあとずっと指くわえてみていたのですが、残念ながらこれで作ると2万5千円弱……作れないことはないけど、ちょっと高いよなーハンコには。何より致命的だったのは、印材の直径がでかすぎて、会社の社長印よりも大きいことでした……サラリーマンだからさ、これでりん議書書くわけには(涙) で、悩みに悩んで、結局、二周りほど小さい黒瑪瑙のにしました。濃いグレー地にに白の縞がとてもきれいです。コーヒーにクリーム落としたような模様。手に重くてとても気に入ってます。トルコ石の1/3くらいの値段で作れました。ひんやりした石の手触りも嬉しい。 出勤したので、上司とT主任に「香港で作ったんですよー」と見せびらかしてみる。 「へー、きれいじゃん」 「ずいぶんりっぱなハンコ作ったねー」 「でしょ?でもねー」 「どうしたの」 「いま議事録に押そうとしたら、押印欄よりでかかったんですよね……はみでてるし(がっくり)」 ![]() 確かに並べてみると、どう見ても断然でかいのでした……トルコ石より小さかったから油断したわ。 二人には「実にはるか(仮名)らしくていい」「押印欄なんか広げちゃっていいからそのまま押したら」とバカウケしました……どう欄を工夫したところで部長印よりデカいという事実はごまかしようがなかったので、あえなく断念。いいよあなたたちにそれだけ笑ってもらえたらモト取れたから……(落涙)。 ■帰りに1時間だけ!と言って焼き鳥屋に行き、ビールとチューハイと。 9月24日(土)〜25日(日) ひたすら寝てました。風邪と疲労かと。 ご近所のおっちゃんに連れていってもらった中華料理が、安くて旨くて、友達を連れて行けない辺鄙な場所(<要するにうちの近所)にあるのが残念です…… ■焼酎とかビールとかウーロンハイとかチューハイとか紹興酒とか。 ●浅田次郎『椿山課長の七日間』朝日文庫 /まさしく浅田節!という展開ながら、あの世の設定とかが凝ってて面白かったので、そのうち感想を……そのうち…。 ●畠中恵『しゃばけ』『ぬしさまへ』新潮文庫 /久々に再読。仁吉と佐助が肝心のところでは意外に役に立たないところが、若旦那が男前でステキです。正しく「主人公のための物語」だよなー、と。 9月23日(金) 今日は歌舞伎座です。お昼の部。せのおさんと一緒。 『正札附根元草摺』は橋之助と魁春という組み合わせが珍しいなーと。おっとりした古風な感じの短い一幕でした。 続く『菅原伝授手習鑑 賀の祝』、同じこの演目でも「寺子屋」は四回くらい観てるんだけど、これは初めて。「車引」はつい数ヶ月前にかかってましたがね。三つ子の松王丸、梅王丸、桜丸にその奥さん三人が揃うから、なかなか華やかです……しかし桜丸に向かって梅王丸がかけた「あたら若い命を」という台詞に失笑。あんた三つ子なんだから同じ日の生まれでしょうが!そして三つ子なのに、どうして上二人の奥さんはあんなに落ち着きはらった女房姿で、末っ子の桜丸の奥さんだけが妙に娘娘した衣装なのかが気になる……なんか理由があるのかな。珍しく時蔵さんが桜丸で立ち役でした。品のいい青年。……松王丸、「明日、前髪落として」とか言ってたんですが、いったいこの三兄弟、いくつなんでしょうか……。 三本目は『豊後道成寺』……古い豊後節をつかって雀右衛門丈が踊る道成寺。……微妙。あの、そこはもう少し手をきっちり止められた方が、足は踏み込みが足りないかと……いまいちぎこちないようです……とは言うものの、大正の末だか昭和の初めだかに生まれた方が曲りなりにもたった一人で二十分以上踊れるんだから恐ろしい話です。今いくつだっけ、83歳くらい? 筋書きの「若い娘が現れ」の一節にツッコミを入れつつ、遠目だとそれなりに見えます、さすが三階マジック!とか思っていたら、隣でせのおさんが「でも、さすがにオペラグラスで観ると肌にオウトツが……」と呟いてます。違いますよせのおさん!そこは「オペラグラス使って観てもオウトツしか見えない八十歳って、どれくらい塗りこんでいるのかしら」というのがポイントです!そういや私の舞台写真コレクション(<キワモノコレクションとも呼ばれている)、雀右衛門ってなかったなあ……今日のはなかなかきれいだったので、一枚買ってみることにしました。………いつ買えなくなるかわかんないし(小さな声で)。 そして最後が私とせのおさんの本日のメインイベント、『東海道中膝栗毛』です。なぜか弥次喜多が愛知万博にたどりつくという、今年しか使えない一発芸なネタ。富十郎の弥次さん、吉右衛門の喜多さんという組みあわせも達者で楽しい一幕でした。しかし私、原作をお子様向け世界名作全集(なにせ一冊に八犬伝と膝栗毛と雨月物語がぜんぶ入ってる<荒業)で読んだっきりなので忘れていたのですが、弥次さんは江戸っ子ぶりたい駿河の商家の若旦那、若衆歌舞伎に出ていた喜多さんに入れあげて家を飛び出してくるという……なんだ『真夜中の弥次さん喜多さん』の設定ってあんまり間違ってなかったんだな……しかし吉右衛門に入れあげる富十郎の図はあまり見たくありません。個人的に。<二人とも好きだけど。 とにかく一発芸だけに、ネタはなんでもあり………弥次さんとはぐれてイタコに口寄せしてもらいに行った喜多さんの前に出てくるのは……明らかに細●数子……「ズバリ言うわよ!」って…しかも歌江さんだよー。<故・歌右衛門丈のお弟子さんで、物真似が上手いので有名な人……「死者の口寄せ」っていう設定だったから亡くなった役者さんのネタばかりやってましたが、ぜひ生きてる人たちのもやってほしかった!特に芝翫のをせのおさんに見せたかった…!(<すごい似てるの) 最後はなぜか下っ端スリの信二郎(<7月の右大臣からえらく品下ったな)は巨大なえびふりゃあを抱えて登場するし、盗賊が盗っていくのは「マンモスの牙」だし、最後にさばく役は「尾張万博守」だし。だいたい副題が「江戸日本橋の場から尾張地球博の場まで」だしな……。「ちょっと、あれ、びみょーな出来……」としか言いようのないキッ●ロとモ●ゾーもどきが出てきたと思ったら、着ぐるみの中から弥次さん喜多さんが出てきたりな……ここまで徹すればあっぱれです。楽しかったですわ。 せっかくここまで来たからには、舞台写真も買わずばなるまい。と思い、とりあえず細木庵の写真は買うことにしました。レアだから。今しか買えないから。でもしみじみ見れば見るほど、いるよねこういうおばちゃん。という姿です……さすがだ歌江さん。どーせなら、女スリの福助の写真が欲しかったんだけどな。普通のちょっとかわいい仕草のがあったのでそれは買うとして、大団円のシーンのが欲しかったんだけど……頭からさがってるかんざしがえびふりゃあのやつ。しかもえびがきんきらきんなの。欲しい、あの写真が欲しい!と思ったのですが、それはありませんでした……ちっ、わかってないなー歌舞伎座のスタッフ。 と思った瞬間、視界に入ったのは、「キッ●ロっぽいもの」……しか映ってない写真。しかも左手には天むす付。あの、これ誰がここに並べようと思ったんですか…! 「はるかさん、これ買わないと!これこそ今しか買えませんよ!レアですよ!」 そんなせのおさんの唆しに、ついうっかりレジにもって行ってしまった私。しかしこれ、中身が誰なのか、写真からでは判別できないんですが……!(<貼られていた位置からして、多分吉右衛門と推測されるだけ) 「この写真、どれくらい買う人がいるのかが知りたいよね……」と言いながら金払ってたら、お姉さんに「意外に売れてます。オススメです」と断言されました。どうやらレアもの好きは私だけではないらしい。しかし私の舞台写真ファイルコレクション、ますますキワモノへの道をたどりつつあります……… ■ビールとかウィスキーの小瓶とか。 ●近藤史恵『黄泉路の犬 南方署強行犯係』トクマノベルス /『狼の寓話』に続く第二弾。またこれか!この系統のネタか!と思いつつ(そしてこの作者の本を読みなれていると、犯人もすぐわかる)、途中のエグいネタに目をつぶれば、結構読後感はよかったりして……人のいいおにいちゃんがちょっと好みです。彼の恋は実らなさそうですが。 9月22日(木) 会社にTシャツ売りに来る人が食事会を事務所でやります、というので、久々だし顔を出そうかなと田園調布まで行ってきました。ちと遠いんだけどね田園調布・・・・・・でもこの道も通い慣れました。プロではないので、お料理出てくるのに時間はかかったりするのですが、いつも凝ってて美味しいです。一緒に行くヒカリモノ好きの先輩と話するのが楽しくて来るのもあったりして、結構時間はあっという間に過ぎます。 今回は、いつも販売のスタッフで来ているけど実はソムリエでバーテンダーだというSくんと話をしました・・・・・・私より年上のはずなのですが、いつもニコニコしてて感じのいい童顔の彼。の、意外な過去の話を。 「僕、お酒飲めないんですよー、今回お二人のオーダーがウォッカとかブランデーベースのショートカクテルっていうから、味見するだけでくらっと」 バーテンさんでお酒飲めないってのは大変だねえ……体質ならしょうがないけどさ。 最近、ようやくビール1杯、2杯とか、あとワインがグラスに1杯飲めるようになりました……という彼は、意外にも海外のハードロック系のコピーバンドを高校時代やっていたとか。へえ。ちょっと意外。学校が規則厳しくて丸坊主、でも弾いてるのはイングウェイとかそんな感じ? 「まだジャック・ダニエルとかが1本8,000円近くしてた頃でー、お金出し合って回しのみとかしてー、ボトルにぐるぐるとガムテープ巻くのをプロモビデオでやってたのを真似したりして……ってあれ、振り回しても割れないようにってことなんですよねきっと」 「優等生じゃん」 「その当時は格好いいと思ったんですよ……で、僕、当時は吹奏楽部だったんですけど」 「……ハードロックのコピーバンドで吹奏楽部?」 「そう。それも全国大会で上位に入るような部で、すっごい厳しくて」 「で、僕、ジャック・ダニエルのボトル一気飲みしちゃったことがあるんですけど」 ……おいおい、わたしですら、一晩かけて飲むことはあっても、ボトル一気飲みはないよおにーさん。もともとそんなに飲めないんでしょ、死ぬよそれ。下手したら。 翌朝、記憶の戻ったときには、学校の音楽室でぐるぐるに布団巻きで紐でくくられて転がされてる状態だったそうです……そりゃ飲酒で暴れた日には、大会出られないから必死だっただろうけどね周囲の人も。で、何したの? 「覚えてないんですけどー、部屋の中でトイレと間違えて、一緒に寝てた男の子におしっこかけたらしいです」 「げ」 「あと学校行ってから楽器叩きまわって、それから自動販売機のカップラーメンを全種類平らげたらしいんですけど、何も覚えていません」 そりゃ覚えてないだろうけどね……で、よく生活指導の先生とかに泥酔状態で登校してるの見つからなかったね? 「ああ、どうやら朝練に行かなくちゃ、と思って、いつもどおりの時間に起きたらしいんですよ、生活指導が来る前に校門通って」 不良なのか真面目なのかわからんな。とりあえず、お酒はほどほどに。人として。 ■黒の生ビール1杯と、あとはシーブリーズにXYZ、あと赤ワインをグラス2杯。「あまっちゃったからどうぞ」とボトルの残りも貰って帰りました……会計も割安でした。いつもご馳走様です。 ●宮部みゆき『夢にもおもわない』 中公文庫 /久々に読みました。中学生が主人公の話で、あんまり私は彼らのことは好きじゃないんですが、視点のシビアさという点では宮部作品の中でも屈指じゃないかと思う。なんていうかな、周囲の人に対するコンプレックスとか。特に女の子の。『初ものがたり』の、「女だけど、女みてえな夢みちゃ生きていかれねぇ女もいるんです」っていうのに匹敵するくらいシビアなコメント。この視点だけでもこの一冊には脱帽する価値あり。 9月21日(水) 久々に出勤です。 うちの部署はもともと5人で仕事しているのですが、 S主任は研修のためアメリカに旅立ち、 Kさんは夏休みで私と入れ替わりでインドネシアに旅立ち、 上司は本日社外で会議のため、一日会社に来ず、 「二人しか残らない……史上最小ユニットって感じ…?」 とか呟いてたら、隣のT主任が「ああ、そうそう」 「わたし、今日四時から組合なので、いなくなりますのであとよろしく」 「げ」 「ついでに組合が会社と協議する日だから、T部長も人事のN課長もいなくなります」 「……役所とかから電話かかってきたらどうすんですか、あたし一人で」 「ここの線よりあっちは、全部はるか(仮名)さんの天下です。そう思って頑張ってください」 いらないよそんな天下・・・・・・。 ■幸い面倒な電話もかかってこず、六時過ぎに早々に撤退しました。欲しくない天下というのもあるものです。帰ってからビール2缶。 ●池波正太郎『二十番斬り 剣客商売15』 新潮文庫 /変な順序で読んでしまったので最終巻という気がしないのですが、そろえた分はこれでおしまい。この巻は大治郎の活躍がいまいち少なくてちょっと寂しい。やっぱり作者の意識は親の小兵衛の方に向くんだろうな…… 9月20日(火) 会社はまだ休んでますが、ずるずると足を引きずって渋谷へ。午後六時半開演ってきついよシアターコクーン。 本日の芝居は、ニナガワ演出の『天保十二年のシェイクスピア』。井上ひさし原作の芝居で、二年ほど前に劇団☆新感線が上演しました。演出の違いを観てみたくて。 ・高いよシアターコクーン……S席13,000円てさあ…… ・そんな高いチケットを取ってしまったのは、先行予約日がヨーロッパから帰ってきた翌朝だったせいです。時差ボケ。 ・キャストは豪華です。唐沢寿明に篠原涼子、藤原竜也に夏木マリ、高橋恵子に勝村政信、毬谷友子に白石加代子……… ・「でもさー、キャスト豪華な割に『この人が観たい!』っていう人がいないんだよねー」とは友人のコメント。確かに…… ・いやでも、木場克己が狂言回し役だし!吉田鋼太郎も出てるし!彼ら観に来たと思えば!オッサンばかりだけど! ・が、さすが先行予約日に朝十時前からぴあに並んだだけありますよ、前から四列目だってさニナガワで…(それは平日六時半に会社員は普通劇場に来られないからなのでは) ・六時半開演っつー辺りで予感はしていたのですが、やはりな!終演は十時半!四時間以上かかるのは当たり前当たり前! ・しかし来週の芝居は、開演が六時です……どんだけかかるんだ……(でも平日に行く) ・が、こりゃ帰りに飯食って帰るのは無理かなーと思ってたら、劇場で「天保うどん」なるものを売っておりました……これでいーや。五百円だし。 ・思ったよりマシでぜんぜんまずくはないけど、ちと麺が太めかな……どこらへんが「天保」なのかはわかりませんが、ただの山菜うどんでした。 ・これはあれか?天保の改革中で、贅沢は敵だ!というわけで、山菜くらいが相応という……(ほんとか?) ・さて、ニナガワ芝居は開演前から始まるので、舞台の上で人がうろうろしてるのは当たり前。 ・しかしあからさまにあっちの国の派手な劇場セット、しかも舞台の上でうろうろしてる人は襟のたったドレスの女性とかマント姿の騎士とか……まさかシェイクスピアを日本に翻案した芝居を、さらにあっちの様式でやるのか?それは凝りすぎ。 ・と思ってたら、開演してどやどや出てきたのは、ふんどし一丁で泥をなすりつけた大量の人足でした。一安心。 ・舞台のときは、そのイギリスの劇場の背景の中に、いかにも和風家屋な畳とかが運ばれてくるのでした。なるほどね。 ・前の新感線の公演と比べたら、こっちの方が地味、というかリアルかなあ。衣装とかね。ラストの鏡のシーンとかも、あちらは「舞台映え」ということをイチにおいて作っていたような気がします。 ・ヒロインの篠原涼子、さすがに前回の沢口靖子よりは断然歌が上手かったなあ……というか沢口靖子がね……(口ごもる)<明らかに音程が外れていたのは、あれは演出ですか地ですか。 ・しかし歌も台詞回しもどーよ、という微妙感を漂わせつつも、沢口靖子、顔だけは本当に本当に文句なしできれいだったなあと思い出す私……篠原涼子、かわいいけど、いまいち庶民的で、「おまえの美しい顔が俺を狂わせる…」とか言われると、「ん?」という。 ・ベースがリチャード三世役の唐沢寿明も頑張ってました……前回は上川隆也だったけど。最後の長台詞をかまずに言った辺り、野田芝居とかにも出てただけあります。拍手! ・藤原竜也、肌きれいだね……ぜんぜん好みの顔ではないのですが、確かに肌きれい(苦笑)。 ・ハムレットの役どころのキ印の王次の役ですが、自分でも「珍しい役だから、観に来た人が驚くかも」と言ってました……うん、悪くはなかったんだけど、いまいちはっちゃけ方が足りないかなー(前回は阿部サダヲだったせいかもしれないけど<はっちゃけ過ぎ) ・でも身体能力は高かったね。若いっていいなあ(遠い目) ・殺陣も頑張ってましたよ。 ・そして女形の動きは、(尾上)菊之助に習ったそうです・・・・・・菊之助か!(笑)微妙に顔似てるよねー。<そういやニナガワの『グリークス』で共演してたっけ・・・・・・ああ観りゃよかった(まだ後悔)。 ・なにせ4列目なので、一応用意してきたオペラグラスもいりません。目じりのシワも、化粧にも負けずばっちり!(苦笑) ・というか、近すぎて、話の濃さにクラクラしました。。。 ・あの距離であの時間、あの濃さなら、まあ払った金のモトは取ったかなーと。 ・音楽は宇崎竜童。歌詞は井上ひさしの作ったとおりですが、音楽が新感線のときと違うので面白かったり・・・・・・前回はすごくハイテンポの曲が、今回はけだるいマイナーキーの曲だったり。 ・冒頭とラストの「♪もしもシェイクスピアがいなかーったら」「♪シェイクスピアは飯の種」という曲はものすごく頭に残ります・・・・・・ラストはみんな楽しそうに踊ってました。一緒に踊りたかったな。新感線なら踊れたかな。 ・しかし勝村政信。最前列なんだから、もうちょっとまじめに踊ったらどうだい。<竜也はものすごく楽しそうでした・・・・・・ ・ラストが明るかったので、よしとしましょう。2,000円のパンフ(<高いよ!)買って帰るくらいには面白かったです。 ■ちょこちょことビール飲んでおりました。 9月19日(月) 香港から帰ってまいりました。 どうやら誰も旅行傷害保険の申請を出さずに済んだようで、ホッとしています。 大人数での旅行ってのはいろいろあるものですが、それはさておき、今回はビクトリアピークにのぼった時、よく晴れていて夜景がきれいに見られたのが嬉しいです。<前回は雨だったの。 そして、私の値切りの交渉術は、中国人(=私の会社の飲み友達)にも驚かれるくらい容赦ないものであることが判明しました。 でも、あのDVDとかCDとか売ってる店のにーちゃんとねーちゃんには間違いなく「カモ」だと思われているに違いない………欧州研修3週間を乗り切った私のデカいトランクですが(<香港4日間にはまずありえないサイズ)、これの1/6をDVDとVCDとCDが占めていますよ……(がっくり)。 Web拍手を押してくださった方々も、ありがとうございます♪ イニDのポスターはそこかしこで見かけました。そして………配ったんだ男前豆腐……。 香港日記はぼちぼち書きますので、気長にお待ちくださいませ☆ ■ビール1缶、チューハイ1缶、ただいまはウィスキーを少々。 ●倉知淳『猫丸先輩の空論』講談社ノベルス /私の旅行中にまだ読み途中の『剣客商売』を母がどこかにやってしまったらしく……あと二冊……。それはさておき、無理やり罰ゲームではからされた猫丸先輩の身長が気になるところです(ミステリの本筋とは関係ない)。最後の話は、一人でいたら結構怖いシチュエーションだよな。一人で残業はやめよう。 9月15日(木) 本日から香港です。 18日帰国予定ですが、もしかしたら19日までネット落ちかもしれません。 「で、はるか(仮名)さんは何しにいくの?」 「観光だって言ってましたけど」 「いや、違うな。ぜったいグルメだ!グルメに違いない!」 ・・・って部長が言ってたよー、とKさんが知らせてくれました。どうしてそんなに断言するんですかT部長……。食べるけどさ。 ■ビール飲んでから出よう、と思ったら、全部飲まれてました……悲しい。これから金下ろすついでに買ってきます、というかあと一時間ちょっとで家を出なければならないのですが、まだトランクがあいてて私は化粧もしていません……。 9月14日(水) 「まだトランク空っぽです。これから飲みに行こうとしています。お金は朝おろします。じゃっ、また明日!」 というメールを送ったら、町屋さんとらんさんから「よく聞こえなかった」「私の目が悪いのかしら」というレスがきました……いえいえ、あなたたちの目と耳は正常です。だってどーせでかいトランクなんだもん、朝つっこみゃ間に合うよ。 というわけで、神田の「浜貞」という店で魚食ってました。アジがびくびく言ってるよー(動いてる魚苦手)。目の前で最後に見事なフィニッシュを決めて(<ひれがみごとな直立)昇天なさいました……「だいじょぶだよー魚は痛点ないから」って、誰が魚に痛くないって訊いたのさ!……でも動かなくなったら食う。旨かった。 ■生ビール3杯と日本酒少し。二軒目のプロントでビール1杯と、ウィスキーのソーダ割りを2杯だか3杯だか。帰宅したら日付まわってました☆ 9月13日(火) 香港行くのになんにも準備してなーい、というわけで、奇跡的に飲み会に断りのメールを入れてみました……が、帰ってきて『剣客商売』読んでたらしょうがないじゃん。これから化粧品一式、ミニボトルに詰め替え作業に入ります…… 金曜日からアメリカ研修に旅立ってしまうチームのS主任が、「貸し出し申請してるノートパソコン、まだ来ないんだけど」と言っている。書類もっていく用事あるから、ついでに訊いてきてあげましょうか?と言ったら、隣のKさん曰く、 「殴りこみ?」 「おうおう、うちの大事な主任の申請にいつまで待たせやがんだよ、とっとと出しやがれ……って、あたしはヤクザですか」 「だってはるか(仮名)、しょっちゅう怒鳴り込みに行くから。ほら、総務に書類叩きつけてくるんでしょ」 そら行きますけどね。ヤクザかよ。と思ったのですが、今日の私の格好は、白地に薄いグレーとカーキで模様の描かれた和風Tシャツ……母に今朝「あんた、そのヤクザみたいな格好で出勤するの」と言われた服なのでした。刺青じゃありません。いいですヤクザで、もう。 ■チューハイ1缶、ビール1缶。 ●池波正太郎『波紋 剣客商売13』新潮文庫/ 今日は一冊しか読み終わりませんでした……って、就職してるのに一日二冊とか三冊とか読んでいる方が間違いなような気が(<通勤中、日経新聞なんて一文字も読んでないダメ社会人)。香港行くまでには終わらなさそうです。テレビシリーズ、レンタルビデオは出てないのかな……(そんなにマキヤ好きか)。 9月12日(月) 終業後に取引先を呼んで社内で立食のパーティーをやるとかで、頭数がいるから来いといわれました……軽食とお酒が出るやつね。はいはい。枯れ木も山のなんとやらね。なんでも出ますよ、頭数だから。 しかしお酒のコーナーにひとつ黒い箱があって、遠くから「はるか(仮名)、あれ中身がなんだか透視しなさい」と言われ、てっきり日本酒か焼酎だろうと思っていたのが、のぞいてみたらスコッチのシングルモルトでした。紙箱じゃなくて黒塗りの木箱だったのね。GLENGOYNE?バーではそれなりに見かけるけど、こういうのに出てくるにしちゃ、珍しい銘柄………でもいーなー、どうせすぐ帰っちゃうからこれ開ける頃にはもういないだろうしなー。 と指をくわえてみていたら、乾杯の直後に「はるか(仮名)さん、これ」と人事の管理職のNさんがグラスを持ってきてくれた。 「あれ、取引先のA社からの貰い物だからってFさんが供出したやつなんだってさ。『はるか(仮名)さんがさっき覗き込んでた』って言ったら、Fさんが『んじゃ、開けていいよ』って」 ……わーいありがとう!<飲んだくれで名前を売っておくのも、悪いことばかりではありません。 しかし空きっ腹の挙句に寝不足(<『剣客商売』)で飲んだら軽く酔っ払いになりそうだったので、泣く泣くロック1杯で諦めて帰ってきました……仕事残ってるから。残念。 ■ビール2杯とGLENGOYNEを1杯。 ●池波正太郎『十番斬り 剣客商売12』『春の嵐 剣客商売10』新潮文庫 /大治郎はそんなに酒が強くないようだ……2合で顔が赤くなる……そうだっけ?しかし一人で蕎麦屋で酒が飲めるようになった彼がかわいいです。あと5冊。香港に出立する前に読みあがるかしら…… 9月11日(日) Web拍手押してくださった方々、ありがとうございますv 今週後半から香港に遊びに行く予定なのですが、なにひとつ用意をしておりません。トランクもまだ押入れの中だし。どーせニュージーランド2週間とかヨーロッパ3週間とかと同じ巨大なトランクなので、4日分なら適当につっこんでいけばいいやという甘い了見でおります。というか、今のわたしは『剣客商売』の先行きのことしか考えられていません…… しかし一番歩きやすいサンダルがストラップ切れたので、香港行く前にこれを修理に出しに行かないと……と思いながらダラダラ(訳:朝から酒飲みながらひたすら『剣客商売』を読み続けている様)していると、続けざまの落雷が。うわーすごく家出たくない感じー特撮みたいな雷の音がしてるんですけどそろそろゴジラ出そうだよ、でも行かないわけにもーサンダルがー、ていうか『剣客商売』の続きが切れかけてるから(<かなり本音)。木曜日から買い始めて、十冊までは揃えておいたのですが。 恨むよマキヤ。と言ったら、「それは逆恨みしすぎ」というメールが来ました。そうだよねやっぱり……わかってはいるの……頭では。 ■ビール2缶とウィスキー少し。 ●池波正太郎『隠れ蓑 剣客商売7』『狂乱 剣客商売8』『待ち伏せ 剣客商売9』『勝負 剣客商売11』新潮文庫 /出かけてる間に母に10巻を取られました……どこから読んでも似たようなものですが。大治郎はかわいいですが、池波正太郎とは女に対する価値観の違いで、間違いなく喧嘩ができると思う(本気)。しかしこのシリーズ、解説を一人で統一することに決めたらしく、この解説が面白くないのがちと残念。立ち読みして「これからこの本買うかどうか決める」って人にはいいかもしれないけど、本編読み終わったあとに延々中身の解説されても、知ってることばかりで楽しくないのでした。いろんな人にコメントしてもらった方が楽しいのになー。 アキバは近い割に行ったことないのでメイド喫茶も行ったことありません。が、この記事読んでなんだか痛い気持ちに。 9月10日(土) なんかもう今日は出かけなくてもいいような気持ちになりながら『剣客商売』をにぎりしめている私。怒涛の勢いで買い揃えております。家で他になんにもしてません。あまりに読む勢いがつきすぎてて、「なんとかの事件の際に述べておいたが…」とか言われても誰のことかわかりません。ちょっとは落ち着いて読め。 しかしそういうわけにも。歌舞伎座のチケットが私を呼んでいる……三等B席だけど。とってはみたものの、別に敢えて観たいっつー演目でもなくーじゃあなんで観てるかっていうと………惰性?(<そんな) 一本目が『平家蟹』。岡本綺堂作の、戦に破れて没落した平家の官女がひたすらにひたすらに源氏を呪うという、生産性の低い話………メジャーとは思えない演目なのですが、なぜか観るの2回目なのでした。前回の上演が平成9年という記録を見て「あれから8年も経っとる!」と胸を押さえつつ……うわ、前回の僧、宗十郎だって……(<しばらく観てない間に亡くなった役者さん)。最近自分の年齢を再確認しては息が詰まりそうです。今回は序盤で那須与一のエピソードのスライド説明があったり、ナレーションが白石加代子だったりと新演出でしたが(歌舞伎座で女性の声がするのってすごく新鮮)、怨念漂う芝翫の官女の入水シーンが強烈でした。最近オペラグラスを持ち歩くことにしたので、表情まで見えてさらに鬼気迫る展開……いや演技以前にメイクと照明だけでも(禁句)。 二本目は『勧進帳』。こんなに長い話だったっけ……(途中で睡魔に襲われる)。わたしがダイジェスト版しか観ていないせいでしょうか。義経は福助でした。最近立役もやるんですかね、このところ続いているような。しかし富十郎の富樫、吉右衛門の弁慶と、やっぱり同格で上手な役者がぶつかるのは観ててよいです。体力いると筋書きにも書いてありましたが、確かに。弁慶の口上はすてきでした。さすがは吉右衛門様です……。今月は夜の部で富十郎、吉右衛門が組んで弥次喜多をやるので、そっちも楽しみです。なぜか二人は愛知万博に着くらしいですよ……そんな一発芸な…。 三本目は『忠臣蔵外伝 忠臣連理の鉢植え 植木屋』……聞いたことないなあ。と思ってたら、48年ぶりの上演だとかで、出てる役者もほとんど見たことないらしい。えらくいかめしい名前の割に、主人公で赤穂義士の一人のはずのがえらくちゃらちゃらして女に文句ばっかり言ってて、ヘンな話でした………ほんとにヘン。絶対こいつ、刀もったら腰ふらつくよ、という人物設計。なんでこの男がモテるのかなあ。私には理解できん。しかも最後の最後で忠義立てで自害する話とか出てて、なんか序盤と最後がバランス悪くないですか。小ネタは面白かったけどね。さすが上方歌舞伎。三枚目をやった役者がなかなか上手だったのですが、成駒屋の中村玉太郎って誰ですか……最近わかい子ちっともわかんないよ。 ■だらだらとウィスキーとか焼酎水割りとかビールとかチューハイとかなんかいろいろ。 ●池波正太郎『辻斬り 剣客商売2』『陽炎の男 剣客商売3』『天魔 剣客商売4』『新妻 剣客商売6』『白い鬼 剣客商売5』新潮文庫 /大治郎がほんとにかわいいですよ……ちょっとずつお酒飲めるようになったり。うっかり出先で持ってきた分を読み終えてしまい、うちにおいてきた5巻の代わりに出先で買った6巻を先に読んでみたり。だんだん三冬がかわいくなります。でも三冬より大治郎がかわいいです(本気)。三冬の縁談に動揺したりしてね……いとしい。 9月9日(金) 来週からアメリカに研修に行っちゃうS主任の壮行会でした。 何食べたい?と訊いたら「すきやきかしゃぶしゃぶ」というので、いくつか上司のNさん(食べ歩き大好き)の出してくれた候補のなかからうちの部署の大蔵大臣・Kさんが選んだ店は「青葉家 本店」……決定打は「期間限定 17周年記念 しゃぶしゃぶ・すき焼き料理40%引き!」でした…… 「40%引きの牛肉なんてBSEの肉じゃないのー」とかのんびりした声でひどいことを他部のE部長に言われたりしつつ(海外赴任中に,、現物見ないでインターネットで家買って、こないだの大雨で川があふれて車が全損、床上浸水した方に言われたくないですよEさん……<「買い物カゴに入れる」に家一軒入れちゃったらしい)、食べる気まんまんです私たち。研修の壮行会というのでT部長も誘ったのですが「何時に出るの?」と訊かれて「可及的速やかに」という婉曲的な回答をする私たち。 「ほら、はるか(仮名)。部長んとこ行って、『もう全員スタンバってます』って言ってこい」 あたしが行くんかい。とか思いつつ、「ぶちょーすいませーん」と打ち合わせ中のところに割り込んでみる。もーみんな、肉食べる気でPC落としちゃったんですけどー、いつ終わりますー? 「わかったよー出るよ」とぶつぶつ言いながら部長も帰り支度。 「で?何時から予約なの?」 「………7時。」 現在時刻5時半。東銀座なんてここから30分もかかりませんが。今日部長がいっしょじゃなかったら、絶対しゃぶしゃぶの前に食前酒飲みに行ってたよね! さて、私たちがえらんだのは、潔く先付のあとはきしめん、デザートを除いたら肉と野菜しかこないという、「とにかく肉を食う」というコース。だって〜、特選神戸肉のコースがお一人様通常4,750円のところ2,850円だよ?肉食うしかないでしょこれは!「40%オフの肉ってだいじょうぶなのそれ」とか言ってた部長も「旨い」とか言ってたし。結局肉追加して(でも特選神戸肉と極上松坂肉の違いはよくわかんなかった。旨かったけどさ)、6人で10人前、ごまだれとぽん酢でしゃぶしゃぶ食ったところで。 「となりのすき焼きも旨そうだよな……」 ええっまだ食うの!と言いつつ、お店のおばさんが笑顔で鉄板変えて作ってくれたすき焼きは絶品でした……結局すき焼きとしゃぶしゃぶあわせて6人で14人前食いました……… もー肉入らないから。苦しいから。 しかし6時15分から肉食っていた私たち、ゆったりきしめんまで食べてもまだ9時。んじゃもう一軒、銀座まで歩くかーとてくてく腹ごなしに歩いて、「Dynamic Kitchen & Bar 響 銀座三丁目店」に。あんだけ肉食って、まだメンチカツが食べられるT主任の胃袋がわたしは信じられません……まだ育ちざかりなの?<4歳上だけど。 「はるか(仮名)は何飲んでんの」 「マッコリですけど」<韓国のどぶろく 「あれに似てるよな雛祭りに飲むやつ」 「白酒でしたっけ?」 「甘酒じゃないの」 「歌にありましたよねー『おひなさま』の歌」 「あーそうそう、えーと♪明かりをつけましょぼんぼりに〜(中略)〜お嫁にいらした姉さまに、よく似た官女の白い顔♪」 「……出てこないじゃん」 「えっと、多分3番以降に」 「で、3番は?」 「えーなんだっけー」 「思い出せないー気持ち悪いー」 わかりましたよ部長。友達に訊きます。と携帯メールで「たすけて」とBDの友達にメールしたら、5分程度で何人かからレスが戻ってきました……ありがとうみんな!ちなみに正解は「白酒」でした。「ありがとね」とメールを打ってるわたしに、S主任のコメント。 「はるか(仮名)さんて、『電車男』みたいだよね……携帯で訊くとすぐ答え返ってくるし。レス早いし」 ……ああそのとおりだよ!2ちゃんじゃないけど、多分電車男よりあたしの方がオタク歴長いよきっと!と、おそらく無意識でありながら限りなく真実をついているS主任のコメントの話をメールで返したら、「個別メールで返事が返ってくるんだから、不特定多数じゃないだけ、『電車男』よりありがたいんだと言ってやれ」というレスがきました……確かにそのとおりだ! ■ビール中心で。肉食べつつ、生ビール2杯とビールの中瓶1.5本、焼酎のソーダ割り。2軒目で、マッコリと焼酎ロック、グラスの赤ワイン。 9月8日(木) お昼、同期前後の女性たちと揃って食べてるのですが、今日いちばんウケたのは、営業のYさんの赤ちゃんが生後5ヶ月にしてすでに10キロを超えたという話かな……でかい、よね?米袋に匹敵?……いくら身近に子どもがいなくても、それはわかるぞ。 『蜘蛛女のキス』を今日ともだちが観てきたはずなので、彼女の感想が楽しみです……ネットで山口馬木也のファンサイトを探してみたら、この芝居の感想掲示板などができていて、読んでみた結果……すいません、ごめんなさい。どこどこで泣けたとかいろいろ書いてあって、結局あの二人の間に本当に愛情が芽生えていたのかさえわからなかった自分の感受性の低さに完敗。だいたいモリーナにヴァレンティンが心を開きはじめるきっかけが、所長に盛られた薬のせいで腹を下したバレンティンが失禁してしまい、それを甲斐甲斐しく彼女……(男だけど)モリーナが介抱してくれたことなわけで。「ほら、染みないうちに脱いで!」とかズボンと下着をモリーナに無理に脱がされかけて「やだよ恥ずかしいから、やめてくれよ」とか抵抗してるバレンティン(<結局脱がされてシーツかぶってる)の姿を見ながら、「わたしは今日、なにを見に来たんだろう……」という、ものすごく現実から遠い気持ちに。一生懸命シャツを引っ張って前を隠そうとしてる姿は可愛かったけどな。が、これオペラグラスで見てたら痴女だろうと我慢しました。……観たかったけど(本音)。 ■缶ビール1本、焼酎水割り1缶。 ●池波正太郎『剣客商売』新潮文庫 /ああもうこれ買い始めたら泥沼だから!揃えちゃうから!と思って、読んではいたけどもっていなかったシリーズに手を出してしまいました……恨むよマキヤ。(<逆恨み) しかし久々に1巻読んだら、小兵衛はスケベじじいでした……。大治郎はかわいいけどねー。根深汁(<ネギしか入ってない)の日々から数ヶ月ぶりにタニシが入ると嬉しくてしょうがない彼。 ボストン科学博物館のサイト。「ミイラになるためのオンラインショップ」だそうです……どうやら手持ちのポイント(?)の範囲内で、墓とかミイラの加工予算とかを考えて選んでいくというものらしいのでやってみたら、「あなたの来世への旅はうまくいかないでしょう。悪い精霊から身を守るための装飾品が足りません」と言われてしまいました……ケチり過ぎたようだ。しかし装飾品が足りないなんて、なんか屈辱なコメントだわ。 9月7日(水) Web拍手押してくださった方々、ありがとうございます♪ へえ、『蜘蛛女のキス』観に行くんだ?友達と?主婦?たまには家出たいって?その人、話の内容知ってるの?知らないんだ。わーあんなイヤな話で気分転換になるのかしらねー。場所どこよ。アートスフィアー?あそこ立地悪いからいやなんだよねー、だいたい芝居観に行くのにモノレール乗らなきゃいけないのってどーよそれ。それに音響悪くない?十年くらい前に行ったとき、ぜんぜん台詞聞こえなくてさー。一週間後に違う席座ったら聞こえんの。億劫だしさ、あんまり行かない劇場だよねー。 ……と言った二週間後に、チケットにぎりしめて天王洲アイルに向かう午後六時半。キャストがCONVOYの今村ねずみだってとこまでは聞いたけど、相手役が山口馬木也だってとこまでは聞いてなかったんだよ……(目下、『剣客商売』の大治郎役が愛しくて、気に入ってる役者なのです)。二人芝居だから、どっちも好きな役者ならまーいいかと。しかし久々に余裕をもって平日に劇場に着いたよー(感涙)。<立地に警戒しすぎ。 さて、映画も芝居も観たことないですが、粗筋だけは知っている『蜘蛛女のキス』。舞台は弾圧の厳しいアルゼンチン、ブエノスアイレスの刑務所。入れられているのは、未成年に対する同性愛行為で投獄された四十歳のゲイのモリーナ(今村ねずみ)と、マルクス革命を夢見る活動家の二十八歳の青年、ヴァレンティン(山口馬木也)。暇つぶしにとモリーナが話してくれる『豹女』という映画のストーリーにも、革命の理想という観点からいちいちケチをつける感情的なヴァレンティン。反発してばかりの二人だが、ひどい病気をしたヴァレンティンをモリーナが献身的に介抱してくれたことから、二人の間に少しずつ感情が通いはじめる……が、実はモリーナは病気の母親を抱えており、釈放をエサに、ヴァレンティンから組織のことを聞き出すよう所長から命じられ、スパイ行為をしなければならないという話。話の重さゆえにか、いまいち席は埋まりきっていないらしく、今日なんかA席で三階のはずだったのが、席が空いているので二階席のS席とチケット取り替えてくれました……なんかこう、ひっさびさに勝利を味わった気分だよ!(<このところ、『得チケ』で大連敗中。) 感想。わたしは声を大にして言いたい。 ヴァレンティンはヘタレだ。 途中から心を開くにつれて、ヴァレンティンもだんだんいいところを見せ始めたり、また逆にスパイを命じられたモリーナも、所長をだまして食料を手に入れてきたりと、決して一筋縄では行かない二人なのですが、でもやっぱりヘタレだよー。そして、ちらしを見る限り、これは二人の男が極限下で手に入れた究極の愛の物語なのだそうですが、私には「ノンケの男にやっぱり最後の最後でふられたゲイの話」に思えてなりません……だってだって、絶望の中でモリーナの求めに応じてヴァレンティンが彼を抱いて、モリーナが釈放される朝、最後の別れでキスを交わして……というところまではわかるんだけど、モノローグのかたちで語られる二人の最期はシビア過ぎ。監視下にあるとも知らず、ヴァレンティンのためにその仲間との連絡役を頼まれたモリーナは警察に捕まり、ヴァレンティンの仲間に「捕まったら私を殺して」と頼んでいたおかげで射殺される。一方ヴァレンティンは、拷問の果てに死にかけて、哀れんだ軍医にモルヒネを投与したもらったおかげで夢を見る。現れたのは、活動家の仲間で恋人である女性ではなく、本当に会いたいと願っている、ブルジョワで上品なかつての恋人。しかも彼女との問答では「モリーナは崇高な使命のために死んだのだ」と言えば否定され、挙句に「モリーナは映画のヒロインのように死ぬことを望んだんだ」とか言って「それは彼女(モリーナ)自身にしかわからない」とか言われてる始末。……おいおい、心が通じたんじゃなかったのか!ひどい男だなバレンティン!……というわけで、わたくしには、彼らの間に究極の愛が芽生えたのは見てとれなかった模様。えーとね、どっちも頑張ってたし、感情の激しさは伝わってきたし、印象はよかったんですが、いまいち背後に背負っているものが切実さを持っていなかったというか。牢獄のなかなのに意外に快適に見えてしまって、狂おしいほどの外に対する欲求というのが感じ取れなかったのが敗因かと。なんていうかなー、二人ともなんか健康的過ぎるんだよね……(たとえセックスの最中の様子でも<暗転しなかった)。あまり苦しさが感じられない。……というわけで、私はこのお芝居に入り込むことはできなかったようです。周囲には目をこすっている人もいたので、出来がどう、とかいうことではないと思うのですが。相性の問題かなあ……断じて私がオペラグラスで山口馬木也の顔とか生足とか生腕とかに見とれていたせいではありません。多分。<「あら、もうズボン履いちゃうの?」とは思ってたけど……。 ■ビール1缶、ウーロンハイ1缶。 ちなみにウォン・カーウァイがこの話大好きで、インスパイアされて映画も撮ったそうです。だからか、『ブエノスアイレス』でゲイがテーマなのって……。 9月6日(火) 会社に物販に来るTシャツ屋さんで、がまぐちを買ってみました。会社で小銭入れておいとくのに使おうかと。 ![]() お隣の人事の管理職Nさんは、ソムリエの有資格者で面白い人です。「うちの部署でいま『ご当地限定プリッツ』集めてるんですよ」という話をしたら、「北海道バタープリッツ」の「北」の上に、きれいにロゴを書いた付箋を貼って「東海道プリッツ」を作ってくれました……お茶目さんなのですが。 「みてみてー、かわいいでしょー」とNさんに見せたら、ひとしきり笑ってくれたのですが、「じゃ、そろそろ結婚しないとじゃないの」と言われてしまいました。……確かに一人で金貯めたところで、誰はばかるとこなくただの貯金だよな……隠す相手がいてこその「へそくり」……そりゃそーだ(<言われるまで気がつかなかった)。ちょっとがっくり。 ■缶ビール2本。 9月5日(月) 近いってすばらしい!ビバ屋根! 仕事を振り切って、6時に退社。本日は東京ドームです。B'zのライブ。小雨ですがなんら心配なし。ほんと、屋根があるってのは偉大です……<5年前、幕張マリンスタジアム(屋根なし)で落雷付豪雨にあい、B'zのライブ途中で中止になった人。 学生時代の友達Mがとってくれたチケットで、バックスタンド側。今日はステージが360度方式っつーことで、もともとの楽器の設置場所からしたら反対側なんですが、1階席なら悪くないよねー。アリーナの後ろの方より、席が段差になってる分だけ見えるしさ。歌舞伎座の三等B席くらいには顔が見えるなんて上等じゃーん!と二人でうなずき合う。一応オペラグラスとかも持っていってみたのですが、どうせアップでステージ映るから、そっち見てたほうがラク。……あ、登場。いっせいにアリーナ席が両腕をつきあげてて…… いやん、大豆発芽状態。 夏だからみんな半袖だから……いっせいににょっと肌色の両腕が同じ動きで突き上げられるあたり、一瞬「もやしー!?」みたいな気持ちに。 B'zも最初に私がライブ行ってから15年(痛!)とかのキャリアなので、トークもネタも力抜けてて楽しかったです(以下ネタバレにつき一部反転)。会場の天井にいっぱいトゲトゲのウニみたいなでかい風船がそこかしこに下がってるのですが、ピンクとカーキの迷彩柄の魚雷みたいな魚(風船)が天井をうろうろしはじめて、あれなんだろと思ってたら、それがすれ違うたびにトゲトゲウニ風船が割れて、なかからちっちゃいピンクのハート型風船がいっぱい落ちてくるのですね……あれはかわいいなあ。残念ながら一階席うしろの方には降ってこなかったけど。 そして360度方式のせいか、一部舞台が回転。なんか立って歌ってるなーと思ったら舞台がぐるぐると勝手にまわりながら歌ってるわけで。なに?回り舞台なの?と思ったけど、むしろ「食べてる間に夜景が一周します」という展望レストランに似たものがあります。本人たちもちょっと驚いたようです。 「今日は、360度舞台ってことで・・・・・・俺たちもまわって・・・・・・舞台自体もまわって・・・・・・思ったより早すぎて、ちょっと動揺したりして」 確かに。ライブのシンボルマークを染め抜いた旗が立ってたときは吹き出すかと思いました・・・・・・なにかこう、前に借りたヤンキー雑誌みたいな感じなんですもん!パラリラパラリラ〜♪って音が脳裏でまわってるよ!回り舞台にしちゃ早すぎだよ! 「なんていうか気分としては・・・・・・回転寿司?」 は? 「イカとかエビとかアジとか………あいつら、すげーよ!」 稲葉さん、わたしたちのこと殺す気ですか……私は笑い死にしかけてましたが、隣の女の子たちは間違いなく萌え死にしかけてた模様。 しかし過去の歌のなかにはそんなに最近聞いていないのもあるので、半端に古い歌だと、サビの部分にくるまで「NOW LOADING」みたいな。ゆっくり読み込み中〜。 ところで途中に誕生日をテーマにした歌の披露があって、「今日誕生日の人ー!」という質問があったのですが、隣のブロックに大変たくさん手あげてる人たちがいて、「あっち多いねー」と思ってみてたら、一番前に乗り出してぴょんぴょんはねてた人は、六十代くらいのおじいさんでした………グッジョブ!(<かわいかった) 帰りに、駅の混雑を流しがてら夕食食っていくかと水道橋駅前の「升亀」で飲んで帰りました。安くていい店なのです。伊勢海老のみそ汁1杯400円也。<お一人様1匹。結構ボリュームありましたわ…… ![]() 生ビール1杯飲んで、あと焼酎を「元老院」(「魔王」と同じ蔵らしい)、「里の曙」(黒糖)と、あとなんたらいう40度の泡盛をストレートで頼んだら、「酒豪のおねえさんに」と店のマネージャー氏が名刺くれました。・・・・・・友達には「あんた今日ひかえめじゃん」「そうだよねー」と言われながら、くれるもんはもらって帰る夏の夜。ご利益あるといいな、割引とか。<マネージャー氏の名刺。 9月4日(日) 100SSに1本追加。<082「プラスチック爆弾」。これで33本。やっと1/3。先は長い。 BD本数百冊読んでも一度たりとも読んだことのない森川圭子を書いてみました。こんなお題で何を書けっつーんだ、とすこしWeb上も回ってみたのですが、発見したのは「恋のプラスチック爆弾☆」みたいな話だったのに、わたしのはこれ………同人界のすみっこでマイペースに生きていこうと思います。 なんか書いててイヤんなってきたので、ひっさびさにWeb拍手も1本入れ替えました。有栖川作家編です。半年ぶり…もっと? 出かけるつもりだったのが結構ひどい雨に。しょうがない、本でも読むかーと自室(という名の物置)にあがる。えーと確か小野不由美の文庫本集めた袋があったはずなんだけど……あれ?なんか足りない……? 「やられた………」 部屋に積んだ大量の本の袋、外部倉庫に持っていけと言われたのに生返事をしていたのに、最近言わなくなったなーと思ったら、実力行使に出られたようです。ってことは読みかけのシリーズ『天皇』の続巻も、そのうち読もうと思っていた『最後の参謀総長梅津美治郎』も、駅と正反対、徒歩20分先の倉庫まで炎天下に取りに行かないといけないってことですか……!また一週間後、取りに行きます………(がっくり)。 ■悲しみのあまりビールとかチューハイとか。ウィスキーも焼酎も切れ、最後の日本酒1本に突入中。酒の欠乏で余計悲しい気持ちに。 ●杉山茂丸『児玉大将伝』中公文庫 /だいぶ前に買った本。美辞麗句調の冒頭の文章にめげて放り出していたのですが、読み直してみたらむしろ講談調でした……ヘンな本。著者は右翼の大立者ですが、どっちかっていうとミステリ好きには『ドグラマグラ』の夢野久作の父親っていう方がとおりがいいかもしれません。西南戦争辺りまでのは立川文庫みたいで面白かったんだけど、台湾総督あたりからだんだんちょっと辛く……大正時代にナショナリストが書いたんだからしょうがないかもしれないけど……なんて勇猛果敢かつ高潔な日本人士よ、みたいな……。 9月3日(土) Web拍手押してくださった方、ありがとうございます。生きてます… 地元のとんかつ屋さんでごはん。美味。 奥さんが交通事故でしばらくお休みだったんだけど、お嬢さんと一緒に久々にお店をあけてたので、ご近所の飲み友達Yさん夫妻を誘って行く。おじさまおばさまたちと話を聞いてるとどこのうちにもいろいろあるらしく。嫁姑とか?という話をしていたら、うちの母が「そういや私の友達の友達で、なかなか結婚に踏み切れないっていう人がいるそうでね」と言い出す。 「相手の家に招待されて行ったんだけど、うちに入ったら玄関口でおばあさんに頭下げて挨拶されて。そしたらおじいさんが出てきて『すいませんね、こいつもあなたに息子と結婚してほしいと思ってるんだけど、なんていったらいいかわからないからこんな風に頭下げるばっかりで』」 はあ。 「……って言って、消えたんだって。あとで見たら仏壇に二人の写真が」 母!それは嫁姑問題じゃなくて、怪談だ! ■えーっとウィスキーと焼酎と生ビール3杯とチューハイ2杯とあとなんだっけ。 ●仁木悦子『探偵三影潤全集 A青の巻』出版芸術社 /長らく行方不明だった二冊目。さっくりあっさり読めて読みやすいです……三影は大好きなシリーズなので、読者がもっと増えるのなら嬉しいかぎり。しかしこのあとがきの人選と誤植の多さだけはなんとかしてくれ。がっくり来るんだよクライマックスにこの間抜けな誤植見るとさー。。。 9月2日(金) 同期のSちゃんの誕生日祝いで、「KIHACHI 銀座店」へ。 KIHACHIは前回中華の店があんまりたいしたことなかったのでイマイチかと思ったら、今日のは普通に美味しかった。イトヨリが美味。ていうか、お一人様6,300円のコースでまずかったら怒るけどな私は。 Sちゃんは今、システム部でパソコンのトラブル処理とかのお仕事をしています。パスワードの条件がさらに厳しくなったせいで、「ログインできない」という苦情続出。対応に追われているらしい。 「パスワードをおねがいしますって言うと、口ごもる人が結構いてねー」 「たしかにあんまり人に知られたくないパスワードとかあるよね」 「うん、管理職のFさんとかがNakamaYukieとかだと引くよねー」 「ああ、アイドルシリーズ」 「…………。」 私のパスワード、心の中ではちょっとアイドルシリーズ気味だったりするのでつい無言に……100年前に50歳だったり、60年前に60歳だったりしますが……いいの、どうせ軍人オタクだからさ……ほっといてよ……<現在のパスワードは日露戦争のときの満州軍総参謀長。 ■クーポンでもらえる食前酒はシンガポールスリングでした。あとエビスビールの小瓶1本、白ワイン「ミュスカデ」を3人で1本。あと帰ってからレモンハイ1缶。 ●児島襄『天皇(V) ニ・ニ六事件』文春文庫 /長い長い時間がかかりました……読んでると血圧上がりそうになるので。「あーもうこのバカー!」とか電車の中で叫びそうになる朝八時。叫んだところでたいがい五十年くらい前にみんな死んでる相手ですけどね。2/26からノモンハンまで昭和史ダイジェストって感じですが、なかには「またおまえか!」という参謀とかいて……(<私の読む本でことごとく「捕虜は全部殺しとけ」とか「進軍しとけ」とかで事態を紛糾させるやつ)。なんかこう、読んでいると「経歴に傷のない軍人はいない」っつー気にさせられます……だいたい「良識派」といわれてる人は要するに発想が合理的なわけで、そうすると知英米派が多く、すると中国関係の辺りでだいぶまずいネタが多く………とか考えて読んでるうちに疲れてつい違う本を……いや、あの部屋に溜まった大量の本を読まないことには……がんばれ私。 9月1日(木) 「今日予定ある?飲みに行こうって言ってるんだけど」 行くー!上司のNさんが誘ってくれたので、急遽人を集めて飲み会。お気に入りの「山利喜」へ……はーい皆さん、6時までには入らないといけませんからここの店。5時半には会社出まーす。おしごとがんばってください。 予約した枠は8人、さてあと誰呼ぼう。というわけで、仲良しの派遣さんのMちゃんも捕獲。ついに彼女は契約打ち切りを決意したそうで、今月いっぱいで辞めるらしい。ゴメンねー、あなたの苦痛のタネであるところのバカ上司は、私の元上司なのよ………だいぶ矯正しようと頑張ったんだけど、躾が足りなかったらしい。ちっ。Mちゃんのこと、だいぶ慰留しようと頑張ったんだけどなー。ダメでしたか。しかし彼女が辞めるっつーことは、代わりにまた誰か派遣さんに来てもらうか、うちの社員が一人行くかってことで……… 「しょーがねえ、わたしが一ヶ月くらい行ってきましょうか。一ヶ月あれば、もう一回休職に追い込めると思うけどあのバカ男」 「うん、確かにはるか(仮名)ならできると思うけど………空気悪そうな部署だね……」 わたし、本人に向かって「仮にも管理職手当てもらってるんでしょ、ヒラの女の子にこんだけ怒られてて情けなくないんですかっ」とか言い放ったキツい女なので、まさか部長もそんなおそろしい人事はしないとは思うが……行ってきた方がいいかな次の犠牲者が出る前に……。 とか、熱く語ってたら飲みすぎました……6時スタートで10時半過ぎまで飲んでたもんねわたしたち。地元の駅で起こしてくれてありがとうダンディな管理職のTさん……(ハンサムな彼の前で寝くたれるという醜態はできれば避けたかったのに<直属の部長はどうでもいいらしい) ■生ビールが何杯かとギネスの1パイントが何杯かと、あと赤ワインは4人で2本だか3本だか、それに日本酒が「花垣」3杯くらい・・・・・・多分。家でビールを開けかけて力尽きました。 |