「平成飲んだくれ研究所」に戻る


4月30日(金)

午後6時過ぎ。おぽんち上司はとっくに帰り(<復帰以降、6時過ぎまでいたことない)、S主任は今日はお引越しで休み。隣の席のT主任が「はるか(仮名)さん、今転送したんだけどさ」と言う。はい、なんでしょ。
「夏の報告用フォーマット案、今届いたんだけど……」
「げ」
昨年の夏もやった、役所に対する業績報告なのだが、去年はとてもとても大変でした。えええやっぱりあれ、今年もやるのー。
「このフォーマットで問題ないか、再来週末までにチェックしてくれってさ」
「えええーもー今日は見たくないですー」
「うん、来週にしよ。しかしこの連休直前の午後6時に送ってくるってのはなんなんだろうね」
「チェックする時間があまりないから即座に対応できるようにという親切心か、あるいは『さっさと人にふっちゃって、連休前に早く楽になりたい』かでしょうね………あ、なんか報告項目増えてませんかぁうちの部の担当箇所……」
「……とにかく来週考えよう」

ま、空欄の大半を埋めるのはうちの部署ではない(はず)なので、内容は知ったことではなく。問題は〆切が8月20日(金)予定ということです。……えーっと。20日に出さなきゃいけないってことは、これ社内〆切は
8月13日(金)ってことですかねぇ……くっそ、提出先はお盆休み終わったあとかもしれないけど、あたしらお盆真っ最中に仕事かよ……。
「13日〆切にしたら、うちの部署、お盆前後全員出勤じゃないですか」と駄々を捏ね、T主任からも「そうだなあ、それはイヤだなあ」と同意を取り付けたので、社内〆切はとにかく前倒しにすることに決定。…………私が手帳見ながら一番気にしてたのは
「今年夏コミいつだっけー」ということでした。役所ごときに私の予定を妨げさせてたまるもんですか。何が何でも休むからね私。

■休肝日。
●阿川弘之『食味風々録』新潮文庫 /文句が多いから「ぶうぶうろく」。文章が好きで買ったのですが、一冊続けて読むと飽きますな(笑)。やっぱり連載分くらいのをちょびちょび読むのがよいようです。しかし表記にちょっと不満。この人の文章なら、旧かなづかいで出して欲しかったな。中公に文春はちゃんとそれで出してるのに。最近新潮社、読者に阿り過ぎです。字でかいし。でか過ぎて逆に読みにくいんだけどな、とか思うのは老眼じゃないからか……(老眼の人しか読まない本ばかりだと言われればそれまでだけど)。

4月29日(木)

見慣れない番号の電話が…と思ったら、従姉のユウちゃんからでした。滅多にない、従姉兄連中との飲み会のお誘い。年も離れてるし、私だけ東京はさんで反対方面なので、なかなか機会がないのです。わー、行きたいー!と思ったのもつかの間、「ゴメン、その日は先約が……」。ユウちゃんは私の血縁とは思えないくらいの美人さんなので、ぜひ飲み会行きたかったんだけど……その日、シティなんだよ……GW、その日しか予定ないのによりによってそこかよ…。ゴメンね誘ってくれたのにオタクな従妹で…(心の中で謝罪)。<多分うちの血族に私しかいないと思われ。

■缶チューハイ2本と、へそくり(笑)のジョニ赤少々。あと、以前にいただいた中国酒を少し。
●倉知淳『幻獣遁走曲 猫丸先輩のアルバイト探偵ノート』創元推理文庫/ やっと文庫落ち。生業不明年齢不明本当の名前も不明な猫丸先輩が、数々のアルバイトの最中に出会う事件の物語。殺人などないのどかさが好きです。どれも小ネタのようでいて、前々から読むとちゃんと伏線がはってある……という。人生楽しそうで、羨ましい。

4月28日(水)

珍しくデパートが開いてる時間に地元まで帰れたので、下着とか下着とか基礎化粧品とか基礎化粧品とか、あんまり買い物しても楽しくない必需品を買いにうろうろする。せめて色あるやつだと楽しいのにな、化粧品も。でも先日口紅買ったので今月は打ち止め。限定パッケージがかわいいというだけで、塗ってみたら前から持ってるのとどう違うんだ!というPAUL & JOEの……しかも紙パッケージだから水に濡らさないでくださいって………しょぼ。
無性にショートケーキが食べたくなって、閉店間際の地下ケーキ売り場を一周。よしあれにしようと思ったら、目の前でその最後の一個を買われてしまいました。しょぼん。悲しいので柏餅買って帰りました…<だいぶ違う。

へこんだといえば昨日のこと。銀座駅と東銀座駅の間にパチンコ屋があり、その隣にラーメン屋があるということは前から知っていた。それが米沢ラーメンであるということも。
昨日、ふと窓を見ると、金色の線で五月人形のような絵が描いてあった。いつも帰りは暗いし行きは急いでるし、で気づかなかったらしい。へえ明るいとこでよく見ないからなあ、初めて気づいたわ、と思いながら歩きかけて、ふと、ちょっとイヤなものを見た気がして少し戻った。このイラスト………あああ
やっぱり前立てが「愛」だわ!しかもご丁寧に手に采配用の扇まで持ってて(<それは武田信玄の持ち物だろう)、それにまで「愛」とか書いてあるわ!…これ直江兼続だったのか……(がっくり)……歌舞伎座、十年も通ってるのに初めて気がついたよ。。。

睡眠4時間弱、雨の中立ち尽くすこと4時間、最後にモノ食べたのが前日の昼という体力の時には痛打でした。あやうく窓ガラスに向かってへたれこむところでした……。

■休肝日。
●黒川博行『疫病神』新潮文庫  /いいですね桑原。「極道」を名乗るからには、これくらいのへらず口は叩いていただきたいものです。しかしこの本の見所はむしろ二宮かも。純粋に言ってることだけ見たら、桑原よりこっちの方が絶対「いい性格」だと思うですよ私。続巻の『国境』も読みたかったけど、文庫本のくせに高かったので図書館で借りることにします。また今度。

4月27日(火)

……ダメかも。取れないかも。列長いし。雨も降ってきたし…っ!

先日チケットを取り損ねた「俳優祭」の雪辱戦に、当日券をとるべく朝から歌舞伎座に来ております。でももう100人くらい並んでるんですけどー。まだ
朝7時半なんですけどー。売出し10時からなんですけどー。もういいとりあえず並ぶ。有休取っちゃったし。ここで諦めたら先日の電話にかけた3時間48分と休暇がムダになるような気がするし!(※先日休んでたのは生理痛のせいだったのだけど、すでにそのことは棚上げ)…ダメだったら目の前の「いわて銀河プラザ」で地酒買って、『花と蛇』かなんか見てやるわよ!(<二十代女一人の予定としてそれはどうなのか)

約四時間後、チケット取れました。私の順番来たときにはすでに
11時15分でしたけどね。2階席最後列の補助席で14,700円也。女の意地です。というかほとんどヤケです。

夜の分取っちゃったので、開演は4時半。映画でも見るかと周囲をみまわすと、『ロード・オブ・ザ・リング』の看板が見える。ちょうどいいや。あれ見よっと。あそこの映画館なら1,000円で優待きくしーと行ってみると、既に1時間が経過していた。ま、いいか。どうせ残りまだ3時間くらいあるし。
そもそも私前作観てないからどーせ話わかんないしな!
とか思いながら観始めたので、ゴンドールってどこ?ファラミアって誰?状態だったのですが、「あれはぜったい大画面で観た方がいいよ」と勧めてもらったのは納得。最初の(<私にとっては)狼煙をあげていくところの風景だけでもすごい。真剣に見ているうちに……あ、なんかイヤな予感……
ぎゃーっ、八本足!!!私はあの足が8本あって糸を出すヤツは異星から飛来した宇宙外生命体くらいに思っているので、あんなものをこんな疲れた状態で正視した日には息止まるっての!できるだけヤツが目に入らないよう顔をそむけつつ……視界のはしっこでサムが頑張ってます。サムと一緒になんかちらちら足が見えますが、あれは蟹よ!と自分に言い聞かせ。ちょっと黒くてちょっとウネウネしててちょっとハサミがついてないけど蟹なの!(<自己暗示)……えらいよサム、よく頑張った!とにかく私、この三作目を観る限り、一番頑張ったのはフロドではなくサムではないかと思うのですが……男前だサム!<そして男前次点はエオウィン姫。
終わってもまだ時間が余るので三越に行き、スタージュエリーの前で指輪に向かって
「いとしいしと…」とか呟きそうになったのですが、チケット代を思い出して冷静になり、踏みとどまりました。さすがに今月青くなってきたよ自分。

さて、俳優祭です。歌舞伎役者(とちょっとだけ新派の女優さん)がやる、1日2公演だけのお遊び企画です。学園祭みたいなものだと思えば似てますかね。踊りにお遊びの芝居がふたつと模擬店が出ます。
今回は最初の芝居『奈落〜歌舞伎座の怪人』が「連鎖劇」という映画仕立て、途中から立ち回りとオチを舞台でやるという仕掛け。総監督の勘九郎も言ってたけど、確かにこれは歌舞伎好きな人じゃないと楽しくない……というかそもそもすっぴんの役者の顔がわからないと何が何やら、だろうな。でもバカバカしくて面白かったし、歌舞伎座を舞台にしているので、いわゆる"三階さん"の大部屋が映ったりするのも楽しい。そしてなぜか映像場面に特別出演で真田広之が出てた。何故。

模擬店。ほんとは当日券の大半が4階席で3,150円だというのに、わざわざ高いチケットを買ったのもこれゆえ……。歌舞伎座の4階席というのは要するに一幕見の席なんですが、これ、ロビーとはつながってないんですね。なので、各階ロビーでやってる模擬店に行く為には、4階から古い狭い急な階段を駆け下り、いったん外に出て再入場、また3階まで駆け上がらねばなりません。しかも周囲の客も全員ダッシュです。・・・…死ぬ。それくらいなら普通の席取ったほうがマシです。マジで生命の危機だよ。
模擬店は、売るのもほとんど全部役者さんたちなので、品物がどう!というより、とにかく贔屓役者のところにダッシュ!です。ええおかげで私、巨大ダルマ落としまでやりましたよ、だって橋之助がハンマー渡してくれるんだもん!どうすんだよこの煮豆!<だって段治郎が「新・三国志」の扮装で握手しながら売ってくれるから…。うわ、勘太郎に七之助兄弟、すっぴんで見ると肌きれい〜!(<女として敗北感)とか。が、三千円分買った金券、うち半分が酒で消えてるのが私らしいと言えばらしいですが。<ウィスキー(歌江)、生ビール(左團次さん)、シャンパン(時蔵さん)……ああくそっ、やっぱデジカメ買っとくんだった…っ!せっかく間近に役者がこんなにいるのにー!(悔)<サインと握手は何回かしてもらったけど。
勘九郎が「興味ある人舞台にどーぞ」というので行ってみると、ちょうど来月から新之助が海老蔵を襲名するので、今回の記念Tシャツに「あと三日で海老蔵」というサインをしたらしく。それが3枚あるからオークションしましょー、という話だったのですが……いきなりのっけから
「五万」とつけた女がいて、勘九郎も困ったらしく。「いいの?Tシャツだよこれ?」などと言った挙句に「ええい、投げちゃえー!!」とほんとに後ろ向いて投げましたよ三枚とも。「Tシャツ2500円だから、取った人帰りに受付で払ってってー!」とか言ってましたが……あれはないよねー、最初からそんな高額つけるなんて。競りってのは過程もあるでしょうに。野暮の骨頂。

最後に『勧進帳」のもじりで一芸を披露しないと安宅関が通れないという『滑稽俄安宅珍関』。ゴスペル歌ったりタカラヅカがあったり。昼の部だと「気志團」のパクリにあの格好で中村獅童が出てたらしいけど(笑)。<勘太郎が気合い入れて踊ってておかしい。ま、夜の部は「新・三国志」に出てる人たちが京劇の人にならった演武やったりで華やかでよかったけど。しかし一番ウケたのはやっぱりタカラヅカ……11年前にやった『ベルサイユのバラ』企画が好評過ぎて、いまだに出るたびにオスカルの格好させられる福助(<すごく楽しそう)はじめ、衣装もバラバラながら、ちゃんとラインダンスまで披露して帰っていきました……力入ってんなあ(なにせ扇雀、スカーレットのドレス脱いでバニー姿までやってたもんな……ちょっと腹の辺りがゆるんでるけど/笑)と思ってたら、パンフに
「宝塚指導:真矢みき」とありました…ほんと力入ってるわ…。

超笑って十分楽しんだので(補助席だからゆとりあるし、最後列だから気兼ねなく立てるし)、一日文句なし!です。次の機会は始発乗って、デジカメ持っていくぞー!<懲りてない。

■芝居始まる前にエビス缶1本。劇場で生ビールとウィスキーロックとシャンパン。帰ってから水割り飲んでます。
●中村彰彦『明治無頼伝』角川文庫 /並んでる間に1冊読み終わってしまった。最近教えてもらったエロゲで、新撰組の隊士のほとんどが女の子というのがあるそうです。で、そのなかで斎藤一だけが美少年で攻略可なんだそうです。へえ……(がっくり)。それを聞いたせいか、斎藤一が主人公の時代小説を。明治になってからの西南戦争までの話なんですが……斎藤と奥さんとの馴れ初めのくだりがちと面映かったり。むしろ山川浩(会津藩元家老、大山捨松の兄)が格好よくて、うわー資料欲しいわー!とか思ってしまいました。……危険。

4月26日(月)

他の部に頼んでたらドタキャンくらっちゃったんだよおおおと人事から泣きが入ったので、代打で新人研修。うちの担当あさってだったのに。しかも去年1日半あった時間を半日でやれと。結構無茶言いますわ。…ま、相手方9人やしね。私一人でやりゃいいんだから、気楽だけど。受講生が寝てなかったので研修の出来としてはよしとしましょう。こっちもあっちもお疲れ様。

公演の案内を見てたら、原作・北村薫『盤上の敵』という芝居を見つけた。へえ。私はあれあんま好きじゃないけど(「生まれついての悪党」という発想が好きではないので。現実の有りようはともかくとして、ミステリでそれ言ったら思考停止してるのと同じじゃない?)。どこの劇団がやるのかなーとキャストを見て………あの。これってもしかして。あああやっぱりー。「ダンスアクトvol.4」って、BD+水滸伝バレエのシリーズの続き……いったいあの路線でどうやって本格ミステリをやるのか、謎だ。まさか推理の場面で歌わないとは思うけど。<ホームズオペラで痛い目を見た人。

■チューハイ「ナチュリア」1缶。あと水割り少し。

4月25日(日)

100SSに1本追加。<031:ベンディングマシーン。めずらしく『ホイッスル!』なぞ……前にメイコさんとこのサイトに出した原稿を、再録許可をもらってアップ。あまりに進まないのでちょっとズルをしました…。やっと10本目。

4ヶ月ぶりに美容院に行きました。パーマ緩くなっちゃってて。
いつもは朝イチで行くのだけど、たまにはゆっくり昼ごはん食べてから行くかと12時半に予約。混んでるなあ。あ、いいよ別に急いでないし、本たくさん持ってるから。
久々にカラーリングして、髪ウェーブかけて。あ、また新人さん入ったのか、そういや四月だもんね。なにしろ母ともども十年通ってる古参の客なので、ついこないだ入ったような気がしてた子に「4年目です〜」とか言われて愕然とするわけです。だんだん名前もわかんなくなってきた……ええと、今年入った子がサトコちゃんとユカリちゃん、2年目がヒトミちゃんで、3年目がアヤちゃんだよね?ああダメだ、多分次に来たらまたわかんなくなってるわきっと。

カラーリングが終わり、ロットを巻いてもらう頃には、お客さんは私ともう一人オバさまだけになっていた。
「はるか(仮名)さん、ハンドマッサージって好きですか?」「大好きv」「じゃ、今お客さん少ないんで、サトコちゃんとユカリちゃんの1年生コンビでやりましょうか」
シャツの袖をまくってもらって、右手と左手を台の上に乗せ、それぞれハンドクリームでマッサージしてもらう。背後ではロットの巻きなおしをやってもらっているので……うわ、私いま4人侍らせてる状態?しっかしあれだよね、若い子は肌がきれいだわ……と鏡で背後を見ながら思う。

……
クラブで若い女の子たくさん侍らせて嬉しくなってるオジサンの気持ちが理解できてしまっている自分に気が付き、読みかけの平凡社『日本人の自伝 鈴木貫太郎』(※敗戦時の首相。2.26で死にかけた海軍大将)をにぎりしめながらがっくり来る午後の私。背後の子たちと10歳は離れてないはずなのに、なんでこんなに心性オヤジなんだ…。

そして帰りがけ、レジで代金聞いてもう一度愕然。ゴメン、現金足りないからカードで払っていい…?
別についてもらった女の子の人数で値段が変わるわけではなく、単にカラーリングを衝動的に入れてしまっただけなのですが。ま、ここトリートメント丁寧だしねー、ウェーブ入んなくて3回巻きなおしたしね。だって私、カウンセリングに入ったの午後1時なのに、今
もう6時半だよ………。

■缶チューハイ2本と、ウィスキー少し、日本酒少し。
●北方謙三『水滸伝 巻の十三 白虎の章』集英社 /単行本が出るたびにリアルタイムで買っているのですが、毎回前の巻と間があくせいか、最近「この人誰だっけ…」てのが多過ぎです。高校時代、108星のうち80人くらいは空で渾名付で名前が書けた(<ポイント)のに、自分の記憶力の衰えに愕然。……違うか、高校時代の自分がヒマだっただけか。それにしても、原作だと「なんでこいつこんなポッと出で上位にくんだよー、家柄がいいだけじゃん!」という人が、きちんと書き込まれてるのには脱帽。例:大刀関勝。この巻は官軍出身組(秦明、関勝、呼延杓、等等)が格好いいですわ♪しかしまったくぼこぼこと殺してくれますことね御大……108人はまだ揃ってない、よね?まだ張清がいないから……(死に過ぎててそれすらわかんないぞ!)

4月24日(土)

届いた本をあけてみたら、請求書には
「あなたの死亡診断書」書かれていた。…ちょっとやな感じ。<しかも1000円。安っ!
ま、確かにそのとおりなんですけどね。法医学のエッセイ買ったんで……しかしなんかカッコ書きかなんかにしてくれればいいのに……。とぶちぶち呟きながら本の包みをあける。おお、徳島新聞だ。地方の古本屋で本を買うと、時々その地方の新聞やちらしで包んでくれるところがあって、つい読んでしまう。今回の記事は家庭欄でした。徳島市内のセレクトショップに訊く春のお洒落という内容……む、このジャケット見かけの割に高いな、とか。ネットでお買い物できるようになったのは、絶版本好きには便利です。この本だって、古書リンク10個以上まわって、2冊しか出てなかったもんなあ…。

■ジョニ赤と、チューハイ2本。「春限定 サクラ&レモン」、絶対マズイに違いないと思いつつ、つい買ってしまう限定モノに弱い私。……やっぱり微妙な味がする…。
●柳田純一『あなたの死亡診断書 法医学者の検死ファイル』東京書籍 /現在一部で大人気(限定3名/笑)の法医学の先生のエッセイ。2000年に出た本がもう出版社品切かよ!と言いたいところだけど、この出版社ではしょうがないかもしれない……相変わらずこのセンセイ、書くことが品が良くてかわいいです。特に「試験にかんする私見」が。でもこの死亡診断書作成問題、私も授業で書いたことあるけど、難しいですよ……。

4月23日(金)

今日は会社にカジュアルウェアのショップが来ています。毎日お買い物してます。
うちの会社に来るようになってまだ5回目くらいなのですが、毎回覗いては何かしら買っていくので、すっかりお店の人とも顔馴染みになりました。店長が女性で、スタッフが男性なのですが、彼は本業はソムリエなのだそうで、そのうちワインの会をやる時に呼んでもらえることになりました。お店の一角でやるので、会費制だそうですが。うーん、ちっと田園調布は遠いなあ……と思いつつ、ま、こういうのは縁だしね♪やるときは呼んでねーvvと、戦利品を下げて帰る。

先輩が「今日は何買ったの?」「えーっとね、バーバリーのシャツとTシャツ」「いくら?」「2枚で1万円」「えっ、そんな安いのあった!?」「ありましたよー、先月から。色違いが欲しくて頼んで持ってきてもらったんだもん」

だいたいこういう社内に入るショップというのは、顔を出す常連さんはだいたい決まっていて、仕事では口きいたことない人とここではじめて話したなんてのも結構ある。が、「何買ったの」と訊かれて「これ」と見せると「えっ、そんなのあった!?」と言われるのだ。たいてい。私にしてみれば、たかがバンで運んでこられるくらいの量でどうやったら見落とせるのかと思うけど、掘り出しモノをチェックするセンサーがついていると会社の人には言われる。

……そりゃそーだよな、十年以上もあんなバカでかいホールが6コも8コもあるような会場で買い物してりゃ、そりゃモノ探すのだって目ざとくもなるかもしれんわ……訓練、してるもんね……。

■ジョニ赤と、最近見かけるようになったサントリーのダブルレモンの缶チューハイ。
●横山秀夫『クライマーズ・ハイ』文藝春秋 /登山と御巣鷹山の日航機墜落を絡めた新聞記者もの。図書館で借りて読んだのですが、うーんテーマが重くて自分で買うのは辛かったかもー。面白かったけど。群馬の地方新聞社が舞台なんだけど、ライバル紙面としてしょっちゅう「上毛新聞」が出てくるのがおかしい。<著者本人が記者やってた新聞社。実際にその当時記者やっていたのかは知らないけど、日航機という事件の裏で動く記者のぶつかりあいが怖いくらいでした。前に芝居で日航機墜落時のボイスレコーダーを再現するというのを観たので、あれも思い出してほんと怖かった。……って、どうして自分は飛行機乗る予定があるときにこういう本や芝居観るかなあ……。

4月22日(木)

今日も会社に宝石屋さんが来ています。
先日アンティークで買ったクロスの補修をしてもらいに来たのですが……嘘です。毎回用もなく覗いていきます。一日三回見たって、商品が増えるわけでも私の財布に金が湧き出てくるわけでもないのですが、つい来てしまうのです。うー、あのブラウンダイヤのネックレスがデザイン綺麗で欲しいのですが、値段がかわいくない〜。……今月も踏みとどまりました。頑張った私。<自画自賛

現品はないけどという商品でもカタログも置いてあります。最近のマリッジリングはいろいろ奇をてらったものがあることを知りました。ネコの足痕付きねぇ……そりゃ一瞬は面白いかと思うけど、飽きそうだなあ。最近はサッカーボールをあしらったものがあるということも今日得た知識。ペアでくっつけると、サッカーボールの模様が浮き上がるという……あーあるね、ふたつくっつけるとハートになるペアリングとか。あれのサッカー版。きっとデザインされたのはワールドカップの年に違いない。しかしそれ、若い頃ならいいけどさ、マリッジリングでしょ?年とるといたたまれなくなりそうだなあ……。

とか思いながら帰ってくると、母が「あんたこういうの好きでしょ」とハガキをくれた。なんか懸賞でも当たった?と思いきや、裏面には
「有料番組未納利用料請求督促通達書」……おおお、ついに我が家にも来たか!しかし何が頭悪いって、「担当者直通」と書かれた電話番号が全部携帯というのも胡散臭いし、何より「期限までにご連絡いただけないお客様に関しましては、お支払いの意思がないものとみなしまして裁判所での手続きを進め、裁判発展ということも考えております。」とまで強気なことを書いておきながら、債権額が書いてないことだな。いくらよ、オヤジの借金って。だいたいハガキで送ってこないだろう督促状は。せめて封書で送ってこいよな、それらしく見せたいんなら。元手ケチらず。……あたしは役所のHP見るのも仕事のうちなんでね、ちゃんと「債権管理回収業の営業を許可した株式会社一覧」というのにも目を通しております。<法務大臣が許可した債権回収業者じゃないと、債権管理回収業は営めませんので。当然ないね、リストに。ありがとう、ちょっとだけ楽しませてもらったわ、(株)三国債権管理センター。

■缶チューハイと水割り少々。

4月21日(水)

100SS、1本追加しました。浅田次郎『天切り松闇がたり』です。ファイルのプロパティ見たら1年以上前でしたよ……ただいま在庫一掃処分強化月間中。まずは100SSから。<やっと9本目。

終業後、お客さんが来ました。OG訪問というやつです。ちょっと嬉しい。……だって女の子来るのはじめてなんだもん。いっつもかわいくない男ばっかり来てさー。つまらんての。
なので、いつもはTully'sで済ませるのですが、今日はちゃんと珈琲専門店(笑)。うちの会社はこういう訪問は経費で落としてくれないので、どこに連れて行くかは私の気分次第。まだこれから仕事戻るんですかと訊かれて「うん、そのつもり」と言いつつ、オーダー。
「あ、私はアイリッシュで」<ウィスキー入り
「えーっと、いまそれ切れてて……ラムならあるんですけど」
「なんでもいいから入れといてください」
…仕事戻るんじゃなかったんですか、とか目の前のお嬢さんは賢明にもつっこまなかった為、ラム入りのコーヒー飲みながら話しました。結局仕事は戻りませんでしたが……1時間半も真面目に話したので疲れたから。別に仕事ができないほど酔っ払ったわけではありません、断じて。<論文もウィスキー飲みながら書いて卒業した人。

真面目そうな女の子でした……うちの会社に限らず、いい結果が出るといいですけどね。
ところで「OG]ってなんの略だ?とふと疑問に思った。まさか「OLD GIRL」なんてミもフタもない言葉じゃない、よねえ……??

■チューハイ「ナチュリア」1本。あと水割り。

4月20日(火)

隣の経理が決算真っ最中でてんぱってるので、代打でお役所に書類を届けに行きました。……行くのは構わんがね、急に言われても私、厚底ブーツでめちゃめちゃカジュアルな格好なんですが……まあいいか。あっちが頼んできたんだし。ほんとにぺらっと出してくるだけなので。……実はいまひそかにヒマで。長期的に見たらやっといた方がいいことはあるけど、切羽詰った仕事の〆切はないので、往復一時間、お散歩がてらと思えばよいかも。あーいい天気。お散歩日和だわ………午後2時の今日の私がうっかり黒のニットなど着て出勤してきてなければね!今日最高気温28度だってよ……暑い………。桜の若葉もこの陽気では新緑が爽やかというよりむしろ暑苦しく、長い地下鉄の階段をのぼり、だらだらと坂をあがっていくと向こうに見えるのは国会議事堂。小学校の社会科見学で来たっけなあれっていつから建ってるんだっけ戦前に占拠されたっけいや2・26の時はここじゃなくて市ヶ谷の陸軍省と赤坂のホテル幸楽あれ国会議事堂はじゃあなんだクーデター計画かってそれ三月事件だっけ十月事件だっけじゃあ実際には占拠されてないのかなそれにしても暑い。とまあ、思考もだらだらとだだ漏れになっていくようなそんな陽気です。しかしなんか見覚えがあるなここと思えば、いつか終電後に柏までタクシー乗って帰ったときに降りたインターがここじゃん☆という記憶が甦りました……うっ、あんまり思い出したくなかったよ。

帰り道。この電車に乗っていくと乗換なしで会社に戻れますが、ついでに私んちも乗換なしで帰れるんだよなあ……溶けた脳味噌で「このまま帰ってしまいたい…」と思うのもムリはない、と思う。……戻りましたとも。まだ仕事残ってるし。週末の飲み代の集金という仕事が…っ!

■缶チューハイ「ナチュリア」1本と、ブラックニッカの水割り。……飲み過ぎないようにと一番小さい瓶(ポケットサイズ)を買うのですが、毎回飲み終わってから後悔するのでした「せめてハーフボトルにしときゃよかった」と。
●浅田次郎『歩兵の本領』講談社文庫 /1970年代の自衛隊を舞台にした、元自衛隊出身・浅田次郎の多分にノスタルジックな小説。私は好きだけど。しかし出世作『蒼穹の昴』は6年経っても文庫化しないくせに、これは3年弱で文庫化したのは、自衛隊が出兵中からだからですか。あざといな講談社。しかし解説が五條瑛というのが異質過ぎ……防衛庁といっても部門違うのに。どうせなら古処誠二にしてくれりゃいいのにな、せっかく講談社出身の元自衛官なのに。

4月19日(月)

食物連鎖というなら、ある意味やつらは人間より上位にいると思う。……蚊。ま、一発でしとめられる可能性もあるわけだから、向こうにとっても命がけ、必ずしも「上位」ではないのかもしれないけど。が、少なくとも私よりは上だ。
「酒飲みの血は旨いらしいですよ」と後輩に言われ、蚊がそう言ってるのか!とつっこんだ覚えはあるが、しかし一日家にいた母がまったく刺されず、帰宅して三十分の私がすでに五ヶ所も刺されてることを思うと、あながち嘘ではないのかもしれない。だいたい私は誰といても一番たくさん刺される人間なのである……たとえ酒飲んでない時であっても。常に血管に酒が流れているという意味か。

家に帰ってTVを見ていると、気がつけばまた咬まれた箇所が増えている。「また増えてるー!」と騒いでると、「何が?増えて困るものって何?」と母に訊かれた。そんなのいっぱいあるでしょ!
「体重、シワ、白髪、シミ、借金、失った記憶………まだ訊きたい?」
「いや、もういい……」
なにせこちとら現在進行形で増え続けてますからねー。そして減るといえば、なくした本はまだ出てこないよ……(悲)。

■休肝日。
●山田風太郎『山田風太郎妖異小説コレクション 白波五人帖/いだてん百里』徳間文庫 /今月『白浪五人男』観に行ったので読んでみたかった本。いい具合に今月文庫化してました。いかにも山風らしい、ヘンな話……一人一章ずつ主役を務める話がありながら、やっぱり一番“らしい”のは弁天小僧の話であったり。イメージ的にも華やか。南郷力丸の最期などは、山風の好きなパターンかと思われます。しかしどう見ても「盗みはすれど非道はせず」って、思いっきり非道じゃないかこの悪党!と言ってやりたいくらいの傍若無人さですわ。「いだてん百里」はうってかわって山岳民族の世界を通り抜けた江戸初期の奇妙な話。…けったいな話。それにしてもなんでこれとこれで一冊に組むかなあ。

4月18日(日)

本はまだ出てきません。しくしく。文庫本7冊をあんな終電間際に誰が盗るんだよ、と思いたい。焼酎の残りはもっていってくれて全然構わないから、せめて山風と仁木悦子だけでも……(泣)

うちのご近所は、結構花の手入れの好きな人が多い。うちの隣は今、藤が花盛り。重そうな花房の間から山吹の黄色が覗いて、写真に撮りたいような華やかさです。他にもとにかく薔薇の好きな家があって、いつ見てもご主人がまめに丹精しているのが見える。つい先日、行き着けのお鮨屋さんでそこのご主人と顔見知りになりました。弁護士なんだそうです。……薔薇好きの弁護士。うわーなんか北方にでもありそうな設定だーと密かに心中笑ってたことはナイショです。元弁護士の漁師が出てくるくらいだからね北方。

■悲しみのあまり、ブラックニッカ。でも水割り。薄めに…<反省中。
●山田正紀『風水火那子の冒険』カッパノベルス /昨日の古本屋の収穫のうち、一冊だけ鞄に移していたので残っていた本。よりによってこんな一番新しい本を……(がっくり)。彼女が探偵役を務める本は前にも『阿弥陀』を読んだけど、別にこれ、彼女が新聞配達員である必然性は何もないような……あと間違いが散見。さっきその人警部だったのにいつの間に警部補に降格されたの?とか。食堂でしゃべった相手の顔を見てないって書いてあったのにいつの間に電話での会話になったのー?とか。いいけどさトリックとは関係ないから。

4月17日(土)

……なんか、よくわかんない面子だわ……と思いながら、会社の人たちと市川でカラオケ。先日Kさんの市川の豪華マンションで飲み会した際の酒が大量にあまってるので、それを消化しがてら、契約がきれた派遣のKさんの送別会をし、なおかつカラオケに行こう……という企画。ほんとは面子があと3人ほどいたのですが、予定があわず、結局4人でこじんまり開催。

せっかく市川に行くんだったら、あそこの古本屋にいるから迎えに来て!と指令。だってだってー超マニアックな本を置いている古本屋があるんですもの。『幻影城』の全巻揃いなんか、私ここでしか見たことないわよ!今回はバラしか置いてなかったけど、天藤真の『遠きに目ありて』の第2話が掲載されてるしー!(<1970年代に出た本)しかも『綺譚倶楽部』に『あまとりあ』とか置いてあるし(<古いSM雑誌)。ああどうしようこの『情報将校の記』、どっかで見た名前だと思えば、士官学校事件のときに村中と磯辺(※2.26事件の主力)を検挙した憲兵将校……っ!散々悩みに悩んだ挙句、絶版文庫本の山で決着。「はるか(仮名)ちゃん、お待たせー……って、何その本の山?」と呆れられましたが、これでもだいぶ削ったの。

Kさんちの豪華マンションでお好み焼きをし(<当然「料理苦手ですー」と先に言い切った私は何もしない。酒片手に見てるだけ……ながら、「指示は的確」らしい/笑)、なぜか浜崎あゆみのライブDVDを見せられたあとに、カラオケボックスへ。持ち込み料金払うと酒と食べ物持参OKというのはいいです。4人で3時間歌って、さんざん酒飲んで、10時半過ぎにお開き。

……のはずが、時計を見ると「見たまえ、時間が飛んだんだよモルダー!」(<古)状態。ああもうまた折り返しちゃったらしい。終電には間に合う時間だったので、乗り換えて帰途に着いた。やれやれと地元の駅にたどりつき、タクシーに乗った瞬間、何かがおかしいと気づく。何か………荷物がひとつ足りません。ああさっき網棚に上げてしまった本と酒!忘れてきたー!!!……必死にJRとメトロに電話かけまくってますが、いまだに出てきません。焼酎の瓶はもはやどうでもいい、本も半分くらいは諦める。あの3冊だけでも戻ってきてくれ……(がっくり)

■シャンパンをグラス3杯くらい、ビールを2缶、チューハイが1缶。ウィスキーはグレンフィディックをボトルの1/5くらい。あと焼酎「神の河」をボトル半分弱くらい……かな。昼から飲みだすと酒ってまわるから……。
●中井英夫『虚無への供物』講談社文庫 /メイコさんのオススメで久々に再読。読んでる最中に書店に寄ると、「読みやすい新装版」として上下巻で刊行されてました……が、字でかくて逆に読みにくいです。こんな与太話、あんなでかい字で読めるもんかい!(<暴言)数年ぶりに読んでみたらなかなか面白かったのですが、あれだね、現実社会では絶対つきあいたくないタイプの人たちだわ、こんな推理マニア。特に久生…うーん勝ち気な女の子は好きなはずなんだけどねえ…(苦笑)。確かに俊夫が蒼司に手をかけるのもわかります……少なくとも私が彼なら、久生よりは蒼司の方が好みだわ。

4月16日(金)

Y先輩が研修で半年ほどドイツに行っちゃうので、送別会をかんさ部の面子で開催。場所は「かんだ光壽」。新橋に本店があるそうですが、日本酒が非常に充実してました。<「danchu」の日本酒特集で発見。というか「ソフトドリンク、カクテル、サワーは一切置いてません」………潔いです。梅酒はあったけど。
店内は古いメンコや柱時計などが飾られてて、木をベースにした落ち着く感じ。……うーん、さすがに10人で来るにはちょっとムリがあったか(テーブル2つになっちゃった)。しかし料理は豆腐の燻製や春キャベツ、玉子焼きから煮込みうどんに至るまで美味♪量はそんなに多くないけど、料理は値段3ケタのばかりだから、そんなに高くはないかな。

今日は最初から「ぶちょーは日本酒3杯までしか飲んじゃダメだから、ちゃんと見張っとくように」「爪楊枝を並べとくと間違えないから」と後輩のKちゃんに指令つき。えー。Kちゃんは楽しそうに爪楊枝を並べてます。ワイングラスに注がれた日本酒片手に覗き込んでみると、2本ある。待って私これまだ1杯目。
「だってそれ、ハーフサイズじゃなくてフルサイズですよ。だから2杯分です」
「ハーフってのは半分で、これはこのサイズが普通なのー。はい1本戻して戻して」
「はーい。でもビールも飲んでたからやっぱり2本……」
「だから日本酒だけカウントしてよ。せっかく遠慮してフルサイズでも600円の飲んでるのに」
「なに遠慮してんのぶちょーらしくもない」
「だってSさんがここ日本酒高いから、ぶちょーに飲ますの勿体ないとか言うから!」
「あ、新しいの飲んでますね、2本目です」
「これはお店の人がサービスでくれたやつでしょー!こんなおちょこで1杯ってカウントはないよ」

ちょっと目を離すと、いつの間にか爪楊枝が増えてるので油断もスキもありません。結局フルサイズ2杯で決着。あと1杯…(涙)。やるなKちゃん。どうよリスク管理担当としてかんさ部に来ないかね。前任者退職しちゃって空席なのよ。
結局10時過ぎまで「光壽」で飲んで(美味しかったのでまた来たいな、今度は少人数で)、プロントでちょっとだけ二次会。「爪楊枝のご利益か、今日はぶちょーあんま酔っ払ってないね」……攻防戦やってたので酔うヒマもなく。

地元の駅のタクシー乗り場の列で、かかってきた電話に
「だから今駅前だから!タクシー、あと6人目で乗れるから!」などとやっていたら、前のおじさまが「どうぞ」と言って譲ってくれた。すみませんすみません、別に門限があって自宅から催促………とかではなく。「ママよ〜ん」などと向こうは言ってますが、うちのママそんなに野太い男声じゃありませんよYさん。わかったよ今行くからちょっと待ってよ!……呼び出しのかかった寿司屋に行くと(午前0時半)「あーやっと来たお嬢」……神田駅にいるときから3回もかかってくるんだもんな……。結局母と常連さんたちと2時過ぎまで飲んで帰りました。いいんですかYさん、明日(もう今日か)の朝、7時から仕事じゃないんですかー。

■「光壽」で生ビールと、あと日本酒をフルサイズで「森の風」(奈良)と「雑賀(さいが)」(和歌山)。鉄砲の雑賀衆が紀伊だもんね。あとお猪口で濁りと清酒を1杯ずつ。ハーフでいろいろ飲んでみるのも楽しそうです。また行きたい。プロントでDハイ飲んで、地元の寿司屋でチューハイ3杯と日本酒1杯。帰ってから缶チューハイ1本(<まだ飲んでるよこの人)。

4月15日(木)

作家の鷺沢萌が亡くなったそうです。一度だけ近くで見たことあるなあ。彼女の書いた芝居を小さな劇場で上演するという企画があって、そのとき楽しそうに受付やアナウンスをやってたのでした。日記好きだったのに。残念です。御冥福をお祈りします。

ロンドン動物学会がボランティアを募集しているのだとか。「日常生活でチンパンジーのふるまいを」……なんだそりゃ。チンパンジーねえ……職場で実践するならまずはあいさつ。相手に向かって手を伸ばし、「ハッ、ハッ」と低く短い音を出す。直接目はあわせない。威張りたいときは両腕をかざして身体を大きく見せる、ものをふりまわすのも可。同僚との緊張が高まったら、すかさずグルーミングでリラックス…………ダメだ、考えてみたけど私の場合、残り少ない上司の頭髪にとどめを刺すのがオチだと思われます。

目的は「チンパンジーの振舞いが人間関係にどんな影響を与えるかを調べる」らしいけど、そんなのやる前から答えは予想がつくけどなあ。「壊れる」だろう。私、仕事は人間としたいです。

■アサヒの缶チューハイ「ナチュリア」。<新商品好き 無香料無着色ということで、確かにチューハイの中では一番クセがなくて美味しい。でもクセがなさすぎて、酒飲んでる気がしないかもー………。

4月14日(水)

エレベーターで乗り合わせたのは、システム部のKさんと、システム部から営業部に移ったUさん、それに私の女性3人でした。決算期なので帳票つかんで忙しそうなUさんに、Kさんが「最近どうよ」と訊いてます。
「ん〜、もうメロメロ」
「もー、ちょっと聞いた、はるか(仮名)。なんか今聞き捨てならないことを言ったわよこの人」
「あ、違った。
もうボロボロ
じゃーねーと手を振りながら降りていくUさんを、つい無言で見送ってしまう私たち。Uさん、それ、だいぶ違う。

■昨日のウィスキーの残り。ちょっと。ほんとにちょびっと……。

イギリスの大手銀行が、イスラム教徒向けの年金を発売するのだそうで。イスラム教って、金利による儲けが教義で禁じられているので、普通の金融商品はダメなんだそうです。なのでこの商品も特殊。
「運用する際、教義に反する行為で利益を上げる企業への投資から得られた配当は、グループの慈善団体を通して寄付する。具体的には酒類メーカーやカジノ、豚肉加工を手掛ける企業が該当する」んだそうですが……配当戻ってこないならじゃあなんでそんな企業に投資するんだ?あーよかった無宗教な日本人で。

4月13日(火)

「買い付けから戻ってきました。安いリングたくさん仕入れたのでいらしてね」というIさんからハガキを貰い、会社帰りに表参道まで出かけました。

前に中華街にあったアンティークショップが移転した先が表参道。通勤と同じ路線だから、遠いわけじゃないんだけど、反対方向なのでなかなか足を向ける機会もなくご無沙汰でした。アンティークといっても、何十万もする高いものから、1万円以内の手軽なものまで置いていて、正確には50年くらい前のものではアンティークとは呼ばないのかもしれないけど、私がおもちゃにするには手頃なものもいっぱい。そういうわけで、足を運んでは細々と買うので、「常連さん」のはしくれではある、のでしょう、多分。最初はなんだっけなー、「SCOTCH」って書いてあるボトルタグをペンダントにするっていって買っていったんだっけ……しましたよちゃんと。首からさげましたとも。「アル中」って宣伝して歩いてるようなものですが。

とてもとても悩んだ末に、今日の収穫は、三点。とても華奢なつくりのくせにやたらサイズ(17号くらいありそう…)のでかいシトリンのリングと、日本で言えば「七宝焼き」みたいなものなんだろうけど、聖母マリアの顔を淡い色で浮き上がらせた、とてもブルーの綺麗な小さなペンダントトップ。それにダイヤみたいにカットしたガラス玉の交差したところにオパールを置いたクロスのペンダントヘッド。どれも4桁のお値段で、50年〜80年くらい前のものだそうです。古い宝石は表面に傷がついていて、光るというよりは時を経たガラスのような鈍い色合いになるのだけど、これも時に洗われたと思えば愛しいです。マリアの裏側には同じようにキリストも刻んであるのだけど、それがすれて顔がなくなっているのも、ちゃんと人が肌につけていたものなんだと思えば、どんな人がもっていたんだろうなーと思うし。クロスは爪がすっかり甘くなっている分だけお買い得なのだけど、真ん中に置いたオパールがとてもいい色。……保証書も何もないけど、手にとって選ぶのが楽しみ。はずれたら自分のせい。というのもアンティークの楽しさでしょうか(お手軽価格だからそういえるんだろうけど)。既製品のブランドものばかり見慣れてると、すごく斬新なデザインのがあったりして。

もう売約済なんだけどねと見せてもらったのも素敵。大きなハートのカボーションカットのガーネットの周りをぐるっとダイヤが囲んでいるのとか。かわいい〜!8万くらいだけど、ボーナスを考えれば払えない値段ではないところがミソ。売れててよかった……(悩みようがないから)。あとはカメオのリングとか。「顔だちがいいでしょ、お客さんと男の子かしらと言ってたんだけど」……いやこれは女性です。ていうかすごーく見覚えのある横顔なんで……多分これは女神アテナだと……オタクだから…っ!(苦笑)

お茶とお菓子を出してもらい、なんのかんのと選び終えてからも雑談をしているうち、どうにも足が痛いなと思いはじめ、時計を見たら
10時ちょっと前でした。……7時過ぎに来たのに!まだ御飯も食べてないのに!<通常閉店時刻8時

■結局夕食は抜いたにも関わらず、危うく終バス逃がすとこでした……帰ってから水割り少々。土踏まずが痛い。

4月12日(月)

芥川龍之介に「鼻」って短編がありますよね?
鼻の長い禅智内供がそれを苦にして、なんとか短くしようとする葛藤の話ですが、「芋粥」などと一緒に予備校の教科書に載ってたこの短編、私は読んでて妙にうらやましかった。……だってあれ、なんとなく気持ちよさそうじゃないですか?鼻を蒸してむず痒いのを踏んでもらって、毛抜き。いいなあこれで少しはニキビがきれいになったりしないかなあ、などと高校時代の私はぼんやり思っていた。……これを読んで「気持ちよさそうだ」と書いてた人がたしか作家かなんかでいたと思うので、私の感想が特段ヘンだというわけではない、と思う。

しかしあれ、毛抜きで引っ込ぬける脂……ってことは、要するに角栓ってことでしょ?しかも抜いたら鼻が縮むくらいの量って、まず顔洗え!とつっこみたいところですが、現代ならやっぱり「ビオレすっきり毛穴パック」とかを貼るのでしょうか……1枚じゃ足りないから、きっと1箱分を上から下までぺたぺたと貼るんだろうな、こうぐるっと。などと思うとちょっと笑えます。

などと逃避している場合ではなく。マツモトキヨシの煌煌と明るい蛍光灯の下、荒れた肌とシミを直視して逆上のあげくいろいろ買い込んだのはいいけど、いったい私は寝るまでにあといくつ塗れば寝られるのでしょう……果たして効果は出るのかそもそもこの順番でいいのか。うーむ、若い頃に丈夫な肌を過信し過ぎたらしく。やんないよりはマシだろうと信じて頑張ります…。

■休肝日。

4月11日(日)

ついに入ってしまいました歌舞伎会。だって2日早くチケットが買えるんですもの。
というわけで、普段よりちょっぴりいい席(=通路より前)です。ま、しょせん花道の見えない三階席なんですけどねー。一度も超えられなかった通路より前の列になったので、ちょっとだけ満足感です。ふう。……が、入会した早々、五月六月と続けて新之助の海老蔵襲名披露興行なのでした……年に6回以上行かないと特別会員になれないのに!特別会員なら発売日がさらに2日早まるのに!……今年の後半にリベンジです。

本日は通称「白浪五人男」、正式名称は「青砥稿花紅彩画(あおとぞうしはなのにしきえ)」でした。「知らざぁ言って聞かせやしょう」の台詞で有名な弁天小僧菊之助が女装して騙りをする浜松屋の場と、五人勢揃いで見得を切る場が有名で、それだけかかることが多いのだけど(私も2回観た)、今日は珍しく通し狂言。しかも配役が仁左衛門に勘九郎に三津五郎、福助に信二郎と華やかで、同行の友人3人ともども楽しみにしていたもの。通しで観て、やっと「忠信利平って誰?赤星って誰?」とか言ってたのがようやくわかりました。一応因縁があって兄弟分になってたらしい……が、最後まで見てもやっぱり出番は少ないのでした。なんというか
「サンバルカンじゃ寂しいから、ゴレンジャーに人数のばしとけ」みたいな(<たとえが古い)。やっぱり主役は弁天小僧と日本駄右衛門なのですね……しかし「美しい…」と手代に呟かれる弁天小僧の化けたお嬢様役が勘九郎なので、微妙に…微妙に疑問符が……最初に見たのが三十代半ばの市川笑也さんでしたのでね……あれは溜息が出るほど綺麗でした。あの時よもう一度。とは言うものの、五十の役者があれだけの立ち回りを何十人もの捕り手とこなすんだから、歌舞伎というのはやはり化け物みたいな役者の多い世界です。派手で楽しかったv

しかし、しかしだ。「盗みはすれども非道はせず」ってのは日本駄右衛門の有名な台詞ですが、部下に騙りをさせていい人ぶって追っ払い、酒を出してもらって夜まで居座って「さあ蔵から千両箱有り金全部持ってこい!」ってのは非道じゃないんでしょうか……別に悪徳でもなんともないふつーの商人なんですが。どこが「義賊」なんですかーと訊きたい。

ところで東銀座の歌舞伎座に行く途中、でっかい『花と蛇』の看板が出てます。そういや友達とあれを観に行こうって言ってたんだよなーという話をしたら、同行のWちゃんに「あれってR指定?」と訊かれました。まあ内容的にそうでしょうね、よく知らんが。と言ったら、「職場の同期にとにかくエログロ系一切ダメで、R指定の映画観たことないって子がいてね、思わず
『それじゃ、なにが楽しくて大人やってんの、こんなに毎日つらい思いして』と言ったら、あれ以来口きいてくれない」のだそうです………思わずWちゃんの台詞に拍手。そうだよねえ、電車代も高い映画料金も高い、毎日仕事には行かなきゃいけない、とりあえず大人の楽しみっていったら、堂々と酒飲んでR指定の映画が観られることくらいじゃないか。同感同感。

■でかける前に水割り少し。帰ってきたらボトルは姿を消してました。ちぇ。あと、帰りがけにプロントで白州のストレートとモルツのプレミアム中ジョッキ、それにDハイをアーリータイムズで。なんか飲み足んないなー。

4月10日(土)

そういやあの本どこに行ったっけ、と重い腰をあげて同人誌を探しに久々に本をひっくり返しました。もう置く場所なくて積んであるやつ……あ、この列はBD買い始めた初期の頃のだな……うわ懐かしい……多分今の若い子(オンリーができるくらいの規模になってから入った人)は知らんだろう、みたいな本がいっぱい出てきました。最近はあんまりBD本も買ってないですが、丸6年で多分7〜800冊くらいにはなってることでしょう。誰か部屋提供してくれたら、図書館作れるのにな(苦笑)<ここまで来ると処分もしにくい
出るわ出るわ、というわけでいろいろ眩暈がするような懐かしいジャンルを発掘し、結局なぜか某ジャンプで途中打ち切られた某格闘学園もの本を読んで一日が終わりました……先月お茶してたときに、たまたま三人とも同じCPだという話になったので。あれはCPのどっちもヘタレだよねえ…という結論が一致して終わりましたが。なんで私、今頃『明稜帝』本なんか読んでるんだ……(別に暇なわけではないのに)。

で、探してた本は見つかりませんでした。その前の巻と後の巻は発見したんだけどなあ。あの本の山の中からA6版本文10頁の本を1時間程度で探そうとすることが無謀だったという気も……。<干し草の中の針。

■お昼になんかないかなあと思ったけど私の手持ちしかなく、頂き物の中国酒を開けてみました。……虎と棒を構えた武人を描いた陶器の瓶入りのやつ。日本の中華料理屋で出てくる茅台酒などよりもよほど癖ががあって、本場物のようです。これは慣れないと飲みにくいだろうなあ…(中国で慣れたので私は飲みますが)。60度くらいあるやつなので、昼飲んでるとだんだん出かける気が失せてきて……これから整体行くのかったるいなあ……行くけど。だる。夜はウィスキーを少し。

4月9日(金)

朝起きるとなんか頭が重いです。……二日酔い?もう頭も働かないので、急ぎの仕事がないのをいいことに、今日はぽちぽちと営業報告書の原稿打って、新人研修の資料をちまちまとPowerPointで作成。ていうか、以前作った資料を切り貼り。今日〆切の人事考課の自己評価書、昨日の日中に書き上げといてよかった……素面で書いたの、何年ぶりかしら。<いつも〆切前日夜中に書いてるからなあ……思い出す頃には常に酒入ってるし。

お昼にサラダうどんを食べながら「焼酎がまだ残ってて二日酔いが…」と呟くと、同期の女の子が不思議そうに「焼酎は残らないって言うけど」と言う。そりゃ日本酒やワインに比べると蒸留酒だからマシだけど。
所詮は程度問題です。ダイエットチョコだって、食べ過ぎると太るでしょ?それと同じです。…焼酎、7杯目まではだいたいどんなの飲んだか覚えてるんですが…。

西の方でやっぱり昨晩飲み会だったげしょさんから「二日酔い〜」というメールが来て、東西揃って二日酔いでだるかった一日でした。

■どうしようかなあと思いつつ、缶チューハイ1本と、少しだけ残っていた焼酎「明治の正中」の残りを。迎え酒ってのはある意味真理です。確かにそのときの二日酔いは(飲んで吐くほどの重症でなければ)ごまかされます。単に問題を先送りにしてるだけという話もありますが。

4月8日(木)

ひっさびさにメイコさんとデートしてきました♪
何が何でもあたしたち電車が走ってるうちに帰るわよ!という意気込みのもと、週の真ん中よりはうしろ、でも翌日は出勤☆ということで木曜日に設定です。翌朝仕事ならなんとか帰るでしょう。<金曜の夜だと「もーいーや、どっかで店閉まるまで飲んでカラオケ行こう…」とかいうことにもなりかねないので。……一度、店から出勤したことありますが、もうあの頃の体力は残ってないし私。飲みに行く前から帰りの心配をする私たち。やる気が無いのではなく、むしろ
やる気あり過ぎです。

さて、本日のお店は例によって私が雑誌で見つけた「焼酎居酒屋 べったこ」。東池袋の風俗街ど真ん中、新文芸座の斜め前。入り口にべたべたと焼酎のラベルが貼られてます。中もいい感じです。いかにも居酒屋!カウンターの十席くらいと、テーブルが二十席くらいかなあ。あんまり広くないですが、私とメイコさんは大変気に入りました。メニューも料理安いし。焼き鳥とかキムチとかピリカラ奴とかスタンダードな居酒屋メニューですが、それがどれも美味しい。しかも安い。ネギマなんか2本で250円だしね。焼きそば600円也を食べ損ねたのだけが心残りですよ。。。<また行きたい。

焼酎は最初はお任せで頼んでみました。銘柄は忘れたけど、種子島のだった。それをお湯割りで。あとはカウンターに並んでたのをラベル見て適当に名前で頼んで(「敬天愛人」って書いてあったの(<西郷隆盛の言葉)ですが、酒の名前自体は忘れた)。麦も飲んだけど、麦より芋焼酎の方がすきだな私。
途中で頭にタオル巻いた店長さん(<HPのイラストがとてもよく似ててかわいい)がやってきたので黒糖焼酎でおすすめを選んでもらいました。何回目かに出してもらったやつは、黄色がかった色合いで、芋の香りがすごい!美味しい!これなんていうんですかと尋ねたら「蔵元直送なんで、名前がないんですよ」と言われました。確かに瓶にラベルが何にもない……うう、また呑みたい。
また店長がやってきたときに何頼むか悩んでたら「これなんかどうです?」と効かれた。
「40度ありますけど」「それ貰う(即答)」……初めて来たのに、「麦」とか「芋」とか以前に度数で勧められてる私……。

ところで、精算するところからすっぱり記憶が飛ぶのは何故でしょう。払いたくないんでしょうか私。財布見る限り、払ってるんですけどねいつも。今回は総額いくらかってとこまでは覚えてるんだけどなあ。気がつくと、また三駅先でした。終電で折り返しておうちに帰りました。でもちゃんと地元駅まで電車走ってる時間だったし。頑張った自分(自画自賛)。

私とメイコさん、二人で韓国には行かせられないといわれているのですが(<笑顔で38度戦越えそう、と)、そろそろ二人で海外旅行など企画してもだいじょうぶでしょうか。ここんとこ毎回終電で帰ってるし。しかし今、海外どこも危なさそうで……でもいつか行こうねメイコさん。

■焼酎いろいろ。芋麦米。名前覚えてるのは「明るい農村」と「銀座のすずめ」くらいかなあ。

4月7日(水)

近頃はいろんな資格があるらしい。
人事宛のDMを開封したら、中から出てきたのは「ファイリング・デザイナー」という資格と受験講座の案内だった。文書の作成から保存、破棄に至るまで、文書管理のプロフェッショナルの資格なのだそうだ。それは「デザイナー」と言うべきものなんだろうか……文書は要らなくなったら捨てればいいんじゃないの?

と思っていると、隣のチームの人が「統計号の過去5年分貸してよ」とやってきた。業界の数値データを集計した雑誌で、毎年出るやつ。いいですよーと取りに行ったのはいいが、ぎゅうぎゅうに詰め込み過ぎてて抜けない。しょうがないので、厚い年鑑を引っ張り出し、すきまを作ろうとして……その奥に並んでいる雑誌の背表紙が目に入った。
「統計号 昭和三十年」という文字が………ひいい。
もしかしてこの棚の奥って、昭和三十年からずっとこの雑誌が並んでるの?昭和三十年って言ったら、サンフランシスコ平和条約が発効して4年目、進駐軍がいなくなって4年目、というか
京極堂のいる時代とほとんど変わりないんですけど……っ。これがまだ地下倉庫ならわかるが、なんでフロアにあるんだよー、と思いつつ、本当に捨てていいのかも判断がつかない。………いいや、私の次に来る人に判断してもらおう。見なかったふり。戻し戻しぎゅぎゅ。

こういうときが「ファイリング・デザイナー」の出番なのかもしれない………。

■缶チューハイ1本。明日飲み会なので控えめに♪
●帚木蓬生『賞の棺』新潮文庫 /ノーベル生理・医学賞をめぐる学者たちの不審死をめぐるミステリ。日本推理・サスペンス大賞佳作だそうです。三人称で綴る割には視点が各登場人物の視点にかなり深く沿っているので、人が変わるたびに唐突感がないでもない。しかし主人公格の人物にヘンな癖がないので(いつもそうだけど)読みやすいし、何より何気ない情景描写がとてもいい。私はこの人の文章好きなんだなあと再確認してしまった。……医学の論理のところはどの程度ほんとのことを踏まえてるのかわかんないけど、お医者さんなのでそう虚構でもないのかな…。

4月6日(火)

今日は出勤。
昼、食堂に御飯食べに出ると、同期と後輩に「なんかはるか(仮名)さん、顔白いよ」「だいじょうぶ?」と口々に言われた。そ、そう?ま、貧血気味なのは確かだけど。昨日休んだのが仮病っぽく見えないのならそれはそれでいいのですが………どっちかっていうと心当たりは
午前2時まで焼酎飲みながら「やじきた学園道中記」を読んでいたことのような気がする……だって23冊もあるんだもん…。そういや私、伊豆の佳那と桃井が好きだったんだっけとか読んでて懐かしくなりました。この人の描く人の身体、好きなのよねー。

そして今は母が「またこんな荒唐無稽な漫画を大量に買ってきて」とか文句言いながら読んでます。…文句言うなら残り十五冊片付けるわよ、母。

■今日は休肝日です。なんだか久々な気がします。一週間でトータル焼酎3本分くらいは飲んでる気がする……。

4月5日(月)

Libraryに1冊追加。<古処誠二『接近』。沖縄戦の話です。
それからmemorial no.に11111の1本目を仕上げました。赤江瀑の……パラレル、かなあ……暗い話です。

……入社5年目にして生理休暇デビュー。
痛い痛い痛い痛い……おかしいなあ、睡眠は足りてるし、疲れてるはずないのになあ…<なにしろ前日の午後6時から明け方まで寝てた人。もういい、今日は休む。うちの上司もねえ、休みをあっさりくれるところだけは評価してもいいかと思うんだけど………というか、休み取るのにぐだぐだ言うようなら殴殺するけどね(本気)

うーとか言いながら、昼には起きられるようになったのでPCをあけてみると……ウィルスバスターが「ウィルスを検出しました」とか言ってるし。はあ。しかも「駆除できません。隔離できません」とかメッセージ出てるし。あああ。また手動処理しないといけないタイプのかー。溜息をつきながら検出したウィルス名のリンクをあけてみると
「データベースにデータがありません」………は?いやそんなはずは。再度、ウィルス名を入力して検索してもやっぱり該当なし。……あんたんちの商品が検出したファイルだっての!なんだよWORM_AGOBOT.LXってさー!家庭内ウィルスか自家製変種か、その間にも警告は出るし、現実逃避にかかり始めた頃、げしょさんにアドバイスもらってしつこくシステム復元をしたら、いつの間にか消滅した(らしい)。……なんだったんだあのウィルス。

■焼酎「綾」をボトルの1/4くらい。生理って酒飲んだら早く終わらんかね(といつも思う)。

4月4日(日)

会社でオペラのチケットくれるというので応募したんだけど、外れました。残念。ワーグナーの『神々の黄昏』の第三幕。つい「ラグナロック」とルビをふってしまう、田中芳樹世代。自分で金払って行くことはまずないだろうからなあ……しかしうちの社内に全ドイツ語上演というオペラを観ようという人が他にいたことが驚きです。ま、行ったらどうせ寝てただろうしな私。

そういうわけで、こっちの予定の方が私向きです。近所のお寿司屋さんの常連面子でお花見でした。もとい、その予定でした。雨降ってきてしまったので、公園ではなく、お休みにした寿司屋の中で飲みました。………すでに花見じゃないし、それ。ただの飲み会。
「せっかくだから、プリントアウトしてきたんだよ」と隅田川などで撮ったという桜の写真を壁に貼りだす人。さすが町会長、用意がいいです。誰かがむしってきたらしい桜の小枝と写真でささやかにお花見。延べ15人くらい来たのかなあ、うち女性は私と母入れて4人。賭けてもいいけど、あの面子、男女合わせて二十代以下は私だけだね。おじさんたちとやけに馴染んでる私…。

ルールは1人会費1,000円+1品持込み。庭の野菜をひっこぬいてサラダを作ってくる奥様あり、手製の煮込みを持ってくるおじさまあり。でも大半は酒を持ってくるので、選び放題です……ただし日本酒と焼酎限定で。トータルでどれくらいあったのかなあ、日本酒は四合瓶が4本と一升瓶1本までは見た。焼酎が4種類あったっけ……8割方は味見したと思うんだけど……昨年に続き、また途中リタイアです。うう、だってみんな注いでくれるんだもの。まだ飲み終わってないのに次の焼酎が来るんだもの。正午から飲み始めて、5時ちょっと前くらいまではいたんだけどなあ……さすがに3時過ぎに「これはマズい」と気がついて家までマイペットボトル(2リットルの水)を取りに帰ったんだけど。来年は最初から抱えてくることにしよう……(反省)。次こそは最後まで!<だいたい6時半くらいまで続くらしい

来る予定の人が全員揃ったのは午後四時くらいかな。よく顔をあわせる常連さんは早々に1時頃には揃い、12時半前には着いたにも関わらず「これは旨い!」と推薦された焼酎は既に半減してました……「前日に持ち込んでた町会長が来る前に封きっちゃったんだもんねー」「先に来た人の特権だからねー」………大人げないですYさん……1杯しか飲めなかったよ「天草」……ま、確かに
「旨い酒から先に飲まないと味がわかんなくなるからな」というのは真理だけど。…来年は12時ジャストに来るから!負けないから!
しかし滅多に顔合わせない意外な人も客だったりすることが判明。20年前、うちの文鳥を卵詰まりで死なせたヤブ獣医とか、私が通ってた幼稚園の園長とか。
「ねえ、母……園長って…もしかして救急車?」「そう、救急車の」
園児の母親と不倫した挙句、最中にぬけなくなってダブル棺桶状態で救急車で運ばれたという噂のあの……あらら、こんな顔してたのねー。なにせ20年以上見てないのですっかり忘れてました。しかし20年若返らせたとしても、あたしの趣味ではありませんな(笑)

■焼酎は「天草」に「二階堂」と薬草の漬かったやつとあとなんだっけ。日本酒は「奥羽のナンタラ」と……全然名前覚えてません。変り種としては、「お花見だから」と町会長が持ってきてくれたピンク色の日本酒。「桜酔」とかいう字が入ってた気がする。思ったよりは甘くなくて、意外に飲みやすかったかな。
●日本推理作家協会編『2002ザ・ベストミステリーズ』講談社 /古処誠二の野上三曹が出てくる短編「一九九五年の衝動」目当てで借りたのだけど、案外楽しめた。ミステリ作家とはみなされていないだろう作家たちからも採られているので、幅が広くて面白い。知らんかったけど、法月がいつの間にか日本推理作家協会短編賞取ってたらしい。これ、そんなに今までのに比べて出来いいかなあ?有栖川有栖といい、最近新本格の作家が賞取ってますが、今更感というかそんなに新味があるかなというか……ここら辺でやめときます。

4月3日(土)

また!掲示板が吹っ飛びましたので、キレて新しいのを設置しました。…三回目です。舐めてんのかこの業者。しばらく古いのも置いておきます。様子見に。

書店に行ったら、『やじきた学園道中記』の新刊が出てました。23巻。びっくり。なにしろ前の巻が出てから12年ぶりだそうです。おいおい12年さかのぼったら私、高校生だよ〜。あんまり懐かしくて買ってしまいました。が、あまりに前の登場人物が出まくりでまったく思い出せません。やっぱり前の巻読まないとダメか。珍しく自室での在り処はわかってるんだけどー届かないんだよね段ボールの山に阻まれて……漫画喫茶行ったほうが早いかも<ダメ人間。

そして図書館の本の返却期限を思いっきり過ぎていることを思い出し、慌てて消化戦に入っております。おかげで久々にコバルト文庫読みました。いやー久々だなあコバルト。確か前に読んだのは、友達に「読め」と渡されたBoy's Love小説でしたっけ……
バーが舞台の癖に酒の名前がひとつも出てこない、しかもベッドシーンだけは伏せ字満載というステキな小説でした。げっそりしながら「なんでこれ私に貸したんだ」と訊いたら「ん、いやがらせ☆」とほがらかに言われました。…だと思ったよ。そういやこないだ古本屋で川上宗薫が書いたコバルト文庫を見かけました。レアだとは思ったけど買う気にはなれませんでした。…いやそんなことはどうでもよく。
本日私が読んだのは須賀しのぶ
『天駆けるバカ』でした。第一次世界大戦のイギリス義勇航空部隊ものです。図書館でコバルトに遭遇するのは珍しいなあと手にとってめくってみて、キャラクター紹介でつい。だってゲーリング(<のち空軍元帥。ナチスドイツのNo.2)が痩せてるんですもの!すごいわちゃんと飛行機に乗れてるわ!撃墜王だわ!いやー私が見たことある写真ってもうすっごい太ってて、絶対これが乗って戦闘機は飛ばないだろう、それ以前にどうやっても操縦席には入らないだろこのケツは!というステキなサイズで!すごいわ細いわ!おかしい笑える〜!<……そんな理由でコバルトを読んでる私って…………。

■先日買った『明治の正中』という焼酎を。明治35年の記録にしたがってつくった芋焼酎です。「伝承どんぶり仕込」です。ラベルは右から左に「味甚だ美なり」だし。なかなか飲みやすいです。25度だしね。……気をつけないと1晩で空きそうだわ。
●『新本格猛虎会の冒険』東京創元社 /こんなバカな本を企画したのが誰かは知らないが、タイガースファンだということは間違いない…トラキチ作家を集めて阪神タイガースミステリを書かせようだなんて。しかも序文は逢坂剛、執筆は有栖川有栖、北村薫、黒崎緑、小森健太朗、白峰良介、なぜかエドワード・D・ホック、イラストはいしいひさいち、解説は佳多山大地。妙に充実。しかし阪神がセ・パどっちのリーグかもよくわかってない野球オンチな私にはわからないネタ多数。でもレアなのは間違いない……少なくとも
北村薫が書いた「有栖川有栖夫妻が探偵のタイガース・"煉獄"・ミステリ」は。が、何より驚くべきは、2003年3月末に出版されたこの本が、2週間後には早くも重版かかってることでしょうか……そんなにたくさんいるのかトラキチは。

4月2日(金)

同期の女の子の誕生祝でした。店は彼女の指定で、銀座の鉄板焼き『パウパウ』
海鮮鉄板焼き(<「かいせん」と打つと「開戦」と真っ先に変換する私のパソコンよ…)で、目の前でお店の人がホタテやロブスターを焼いてくれます。美味。ちょっとサフランで味つけした小さな雑炊を経て、デザートの二種類選べるジェラートは、季節なので「桜」と、それに「抹茶」。桜もアメリカのチェリーアイスみたいなどぎつさがなくて、ほんのり桜の香り。不器用な私はカニやエビをきれいに食べるのが苦手なのですが、「細いところはかじっちゃってください」というような気取りのないお店で、気楽でした。地下に降りていくお店の外観は「……昔の『純喫茶』みたいだね」という感じなのですが、お料理はいい味でした。満足。しきりにお店の人が話しかけてくるのですが、私は店の人と話すの好きなんで、それはそれで楽しかったし。

エビは最初、ぶつ切りにした殻ごと焼いたのを渡され、ざっくりと切った身を箸で食べる。終わるとお店の人が手できれいに殻を外してくれるのですが……お店の「マダム」という年輩の女性が剥いてくれる手付きを見ながら、へえ、あんなにきれいに身がはずれるものなのかー。と感心していると、「新しく入ったんですが」と紹介された若い男の子も剥き始めた。……なんかあんまりきれいじゃないんですけど……「ほら、まだこんなに身が残ってるわよ!もったいない!」とか怒られているし。おいおい、だいじょうぶかい?マダムが去ったあと、でかい手で私の分のエビと格闘している彼に訊いてみる。
「新しく入ったって、いつから働いてるの?」
「昨日です」
「…そりゃー新人さんだね。エビ、だいぶ剥いた?」
「二匹目です」
「……Mちゃんのが一匹目で、私のが二匹目なのね。えびデビューしたばっかりなんだ…」
「そうなんですよー。あ、お客さん、今日はもうエビは頼まないでくださいね」<力尽きたらしい(早っ!)
「………そうね、私もカニの身ほぐすの苦手だし。大変よねあれ」
「ほんっと、そうっすよね!わかります!」
「…………あたしのエビほぐしながらそう言われてもね……嘘でもいいから、お客さんにそう言われたときは『慣れればだいじょうぶですよ』とか言った方がいいよ、共感してないで」
「そうですよね、じゃ、次からそうします!」

友達に「教育指導入ってたね」とか言われましたが、あそこまで素直だと
いっそすがすがしいよね!苦闘のあとがほの見えるエビのほぐし身(<マダムの技とはだいぶ違う)を前に、「次来たときは、ほんっとスピーディーに剥いてみせますから!」と言った彼に乾杯。がんばれオークラくん。……その姿をかわいいと思える自分はもう若くないんだと感じる瞬間。

帰り道、日比谷駅で乗り換えたら、ぺったりと床に倒れこんだ女性を必死にひきずり起こそうとしている男の子がいた。あーあ、酔っ払いだな。どっちもスーツだけど、二十代の真ん中くらいかな。確かにあれで見捨てるわけにはいかないもんねえ……あ、吐いた。ジャケットシャツパンツと着ているものすべて汚したまま、また倒れこんでるし。赤ワインの飲み過ぎだなーとわかるのは、吐瀉物が全部赤紫色だからです。ベージュのパンツスーツに白シャツだからね、ありゃ落ちんだろ。
泣きそうな顔の男の子と動かない女の子を見かねたのでポケットティッシュを渡し、飲めたら飲ませてとアクエリアスを買ってあげた。ビニール袋持ってたらよかったんだけどね。電車来ちゃったのでそこでお別れ。
飲み過ぎは自業自得だとはわかってるんだけど、他人事じゃないしね。最近はなんとか自力(<タクシー乗れる経済力だって「自力」のうちだ<開きなおり)で帰ってくるけど、十年くらい前には私も通りすがりのおねえさんたちにポカリ買ってタクシー乗せてもらったりしたし。ま、酔っ払いはある程度は相身互いなので、できることはしてあげましょう……間違ってもしてもらう立場にはならないようにしないとね、いい年なんだから。自戒自戒。

■三人で瓶ビール1本、ワインはドイツの白を1本。話し足りなかったので食後にウィスキーをくれと言ったら全員分出てきてしまったので「あの、一人分だけって頼んだつもりだったんですけど……」と言ったら、マダムが「あら、じゃあ残りはサービスで」と全部くれた。太っ腹。……水割りしかないというのを「ロックにしてくれ」とごねたので、「やっぱりウィスキーは水割りよりロックが美味しいわよね」と気に入られた様子。あと帰ってから焼酎「綾」。
●古処誠二『ルール』集英社 /古処の新刊ということで銀座のクマザワ書店で買ったということまで覚えているのだけど「でもー戦争ものって興味ないしー」と部屋に積んだまま行方不明に。結局一行も読まないままに図書館で借りて読破しました。微妙に敗北感。そしてその二年の間に、舞台となるフィリピンのルソンだのバギオだのリンガエン湾だのという地名にものすごく馴染みができていたことに、さらに敗北感……敗戦時の司令官&参謀長が昭和陸軍で一番金つっこんだコンビだから…(痛)。山下奉文と武藤章。どっちも戦犯で絞首刑になりましたが(さらに痛)。…そんな偉い人とは全く関係ない、末端を描いた実にシビアな本です。飽食しながら読むことに罪悪感を覚えました。こういう本が書店で淘汰されることなく読まれていくことを祈ります。

4月1日(木)

眠い……。
前夜、仕事の腹立ちまぎれに母と話しながら延々と焼酎飲んでたら、うっかり午前三時をまわっていたので。ボトル半分空いてるし。出勤だってのに。頭痛は酒のせいか、単に寝不足のせいか。新人がまぶしいわ……。

報告書にこと細かくほどこされた語句修正に、「……なんかもう、うちの上司に日本語直されるのってほんっっと
屈辱なんだけど」と昼食時に箸をにぎりしめて呟いた私に、同期の女の子たちが「それは……」「はるか(仮名)さんの文章を修正するなんて度胸あるね」と言いました。それがどういう意味の台詞かはさておき、印刷して社内配布する社長挨拶原稿のドラフトに「nicelyに」などと頭の悪い文章を堂々と書いてくる男に日本語直される覚えはないわよ……っ!!(握りこぶし)

私だって4年前にはあそこに座ってた新人の子たちと同じようなものだったはずなのに………上司の書いた文章の添削しなきゃいけないなんて情けない……。

●古処誠二『接近』新潮社 /このところすっかり戦争小説作家となってしまった古処の最新刊。沖縄を舞台にした小説です。沖縄戦はよくわかんないんだよなー私が沖縄の司令官&幕僚に全然興味がないから。しかしこんなにシリアスで重いテーマだというのに、読みながらつい頭の片隅で「CPやるなら、仁科上等兵×中根中尉かな」と思ってしまった自分を殴打。……そんなことはさておいて、とても怖い小説だったので、別に真面目に感想を書きます。