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3月31日(水)

朝から打ち合わせやって腹を立てたので疲れる。……怒るってのは力がいるんだよなー、なのにどうして体重は減らないのかしら(<それはそれを補って余りあるくらい酒を飲んでるから)。三ヶ月くらい上司不在で楽な状態に慣れたせいか、最近反動が激しくて。つい帰るとなんか酒飲もうかなと思ってしまうわけです。

ところでイスラム刑法では、飲酒、異常性行為、窃盗、強盗などの反イスラム的行為が処罰の対象になるのだそうです。しかも刑が激しくて、強盗殺人に対しては磔による死刑、窃盗は初犯が右手切断、再犯は左足切断。イスラム教棄教には死刑及び財産の没収。……右手なんか切断したら仕事や日常生活がしづらくてますます犯罪に走るんじゃ、とかいう発想はイスラム教にはないらしい。異常性行為ってのはどこまでを言うんですかね。そういやこないだオーストラリアの博打うち(日本人)が書いた小説?を立ち読みしてたら、オーストラリアの牧場にはピンクのリボンをつけた羊が時々いるそうです。あれはなんだと訊いたら
「あれは牧場主のミストレス(情人)だ」と言われたのでしみじみ見たが別に周囲の羊よりかわいい顔をしているとは思えず、とりあえず虐げられてる羊を救うべくピンクのリボンを解いてやるのだーとかヘンなことが書いてありました。……へえ。こういうのもやっぱり処罰されるのかな(別に人間には同情しないけど)。そしてイスラム教徒の飲酒には鞭打ち最高80回だそうです。…………へええええ。ああイスラム教徒でなくてよかった。と言いつつ、ウィスキーの封を切る私。

■ウーロンハイの缶チューハイと、ウィスキー少々。

3月30日(火)

海外の保険のニュースを読んでると、いろんな訴訟が起こってるんだなと思う。タバコ訴訟にマックのハンバーガー訴訟などは日本でもよく取り上げられるけど、このところ頻繁に見るのは、ユダヤ人のホロコーストの時の生命保険未払い関連訴訟と、奴隷交易時の保険についての訴訟。今日見た記事だと、航海にあたって船と積載されている貨物であるところの"人間"に対する保険を引き受けたということで、ロイズのシンジケートが訴えられてました。ちゃんとそのときの保険証券を保管している人もいるらしい。……保険というのが古い商売だということを感じさせられます。

が、そんなシリアスな訴訟の一方で、保険とは関係ないけどドイツで起きたのどか(?)な訴訟の話も。あるオーケストラのバイオリン奏者たちがギャラの値上げを要求しているそうです……理由は
「弾く音符の数が他より多いから」。管楽器パートからは冷ややかな目で見られているそうですが……そりゃそうだろうなあ。その段で行けば、オーケストラの打楽器はギャラ安そうだ…。

■今日も休肝日。
●山田風太郎『ラスプーチンがきた』ちくま文庫 /まだもっていなかった明治全集最後の一冊。誰が主人公だったかは覚えていないけど、「明治モノで一番汚い話」とあったのだけ覚えてたので敬遠していたので。……なるほど主人公が明石元二郎か…そりゃあなあ。と妙に納得。日露戦争の時、ロシアでレーニン他に対して資金援助をして革命を起こさせる工作をやって成功した異能の軍人なのですが、話に熱中するあまりに小便を漏らして、山縣有朋の服にかけた(しかも漏らしてることに自分で気づかない)とかいう逸話を持ってる人だものなあ……。ロシアのニコライ皇太子襲撃に不思議な理由をでっちあげたり、若い頃のラスプーチンが出張ったり、まさしく山田風太郎の世界。それにしても川上操六参謀次長が格好いいです。惚。

3月29日(月)

週末が暖かかったので、桜もかなり開花。私、次の週末が花見の予定なんだけどなあ。だいじょうぶなのかしら………ま、どうせ酒飲みは頭上の花より手元のコップしか見てませんから、結局飲む口実に過ぎないんですけどね……雨降ったら桜の見えない店内での開催予定だし(<既に花見ではない)。でも咲いてた方が楽しいのは確かだし。ちょっとは花も残ってるといいなあ。

うちの近所にしけた(失礼)神社があるのだけど、そこが毎年見事な桜の花をつける。あまり本数はないけれど、その分左右に大きく広がるので、住宅街にはちょっと珍しいようななかなかの大木揃いで、穴場です。穴場過ぎて、夜は街灯以外ほとんど照明がないので、頭上にぼんやりと見えるだけ。悔しいので、朝、少しだけ早く家を出て、その神社の前を通って出勤。………綺麗。もう今日は会社行くのやめてここで花眺めていようかと思っちゃったわ……行くけどさー。学生時代が懐かしい。

■休肝日。
●泡坂妻夫『妖女のねむり』新潮文庫 /のっけから樋口一葉の遺稿が見つかったり、あなたは前世で私と恋人で悲劇の死を遂げたんだとか言い出す女がいたりと何かとエキセントリックな筋立て。迷作『湖底の祭り』の作者だけあって、またあんなオチだったらどうしようかと危惧しながらも、文章が読みやすいので完読。最後は無事理に落ちました。よかった。なんだか京極でありそうな筋立てだなあと思いつつ(<『狂骨』っぽい)、多分京極がこれを書いたら、話は三倍くらいの長さに膨れ上がってるだろうなあ、と思うと笑える。

3月28日(日)

シアター・バロックの「極道夜想曲 小林清志郎が撃たれた日」をみてきました。やくざ芝居です。やくざが歌って踊るそうです。芝居のたびに貰うちらしの山からこれ(http://www6.ocn.ne.jp/~baroque/t_theatre/t-frame.htm)を発見した瞬間、これは誘わなきゃ!という気持ちに駆られ、らんさんとせのおさんに連絡。他にも関西在住のVシネ好きの方々にぜひ見せたかった…!

大塚駅って降りたことないです。山手線だけど。開場にかなり余裕をもってぼちぼちと歩いていくと、ちょうど駅前の坂は桜がかなり開いていて淡い色の並木道になっている。それを横目に見つつ、住宅街の中を抜けて会場へ。あ、ここだ。前もってインターネットで予約して受付の返事ももらっていたとは思えないくらい受付の手際が悪くて、うっかりご招待扱いにされるとこでした。……黙っとけばよかったかしら。安かったのに(本音)。
まだしばらく時間があるらしく、前で喋っていると、いかにもその筋と言わんばかりの黒尽くめにパンチとリーゼント、黒いドレスにフェイクファーの水商売という格好の人たちが、提灯と看板もって出て行く。……誘導?「姐さん、行ってらっしゃいやし!」という威勢のいい声に送られて意気揚々と出て行く方々。………昼日中の光の下で強烈に浮いてます。なんていうか……百鬼夜行?

開場したあとは整理番号にしたがって好きな場所を選ぶ。地下に降りていくたびに「足元お気をつけて!」「ようこそおいでくださいました!」というドスのきいた声に背を押され、ある意味これも体育会系社会なのだということを実感。でも「行ってらっしゃい!」「お疲れさまでした!」っていちいち言ってくれなくても………
女子トイレに入るだけなのに。
開演前だいぶ早く着いたのだけど、役者さんたちがものすごいサービス精神でずっと笑わせてくれるので、退屈しなかった。特に中心の若頭役の人ですねー。この劇団、観に行くんだったら早く行ったほうがいいです、楽しめるから。

最初はドラム叩いてギター弾いて、歌うところからはじまるので、もしかしたらこの芝居、ずっと芝居という名のカラオケ大会で終わるのではなかろうか……という一抹の危惧も覚えながら見ていたのですが、ちゃんと最後はやくざ芝居らしいベタな展開に(でも隙あらば歌う)。ちゃんと鉄砲玉は来る、嫁ぐ娘との再会もあり、捨てた過去あり、うーん正しいやくざ映画の世界だ(<香港映画とかなり近い)。しかし時折り強烈に下ネタが入るので、苦手な人もいるかも………少なくとも、最前列でなくて良かったよ私たち。さすがに目の前で男のケツ見たくない……ていうか見えるだろうあれは足の間から……ちなみに食器に排泄物をかける行為は、器物損壊罪が成立します(マメ知識)。

ま、ベタながら二時間なかなか面白かったので、また機会があれば行こうね……って、あと今年は四回このシリーズ公演あるらしい。しかも東京芸術劇場で。しかし隣の二人は終わったとき「○○×△△だよね」「え、私は□□×▽▽だと思ってました」………一年分パンチとリーゼント見たなあ、とかぼんやり思ってただけの私。相変わらず萌え属性のない自分を発見。オタクなのに……。

夕食食べるには中途半端に早いので、桜並木の坂をのぼって花見をして時間をつぶし、高田馬場の妙に外国人が多い謎のカフェ(背後で中国人が囲碁やってたり)で、日本人の味覚とはやや馴染まないメニューを眺めてから、台湾料理「台北小館」で御飯。やっぱ学生価格なのかなあ、道行くラーメンの看板見てしきりに「安い」と感心されたのだけど……台北小館も三人でさんざん食べて、しかも私が一人で紹興酒1本飲んでも1万円きったものなあ。いい店です。

■チューハイ2杯と、紹興酒1本(600ミリ)。

3月27日(土)

藍里さんと、野田秀樹の『透明人間の蒸気(ゆげ)』を観てきました。

とにかく電話をかけてもかけてもつながらない私としては、30分以内に先行予約番号にかかるなんて快挙。快挙過ぎて、その後の電話かける運を一年分使い果たしてしまったような気がしますが、とにかく今回は前から10列目です。野田芝居で土曜でこの席ならよろしいかと。……新国立劇場って、ホールによっては中途半端に広いからなあ。そもそも舞台の奥行きが
50メートルはありそうという辺りでそもそも何かがヘンです。役者が全力疾走してもぶつからない舞台。……カーテンコールが3回もあると、戻ってくるだけで大変だ。

相変わらず野田芝居はヘンでした。昭和16年12月8日と言われて、その日付の意味が現代の若人に通じるのかは微妙だけど。そして看護婦の名前が「愛染かつら」ってそれ今どき通じるのか?とかいろいろ思いつつ、大半のキャストの衣装が新聞紙を加工(したのか、あるいは布にプリントしたのか)して作ってあって、その凝り具合に感動。結婚詐欺師役の阿部サダヲの衣装の記事は、ペテンとか詐欺関係の記事ばかりという具合。ストーリー自体は、とてもヘンでした。話としてのまとまりなら、昨年の『オイル』の方がストレートでよかったかもー。しかしそれにしても、五十前後のはずの野田秀樹があり得ないくらいちょこまか動いてるとか、阿部サダヲがガンガン音立てて倒れるさまにケガしないのか心配になったり、六平直政が側転してるー!とか、高橋由美子の発声がひときわよくて見事!しかも顔ちっちゃい!とか、宮沢りえの二の腕と胸元が骨っぽくていっそ心配になり、かつその等身にまるで何か別の種族を見るようだわ!と感嘆してみたり……二時間、楽しんできました(<…ストーリーは?)。言葉のレトリックは相変わらず。気ぃ抜くとすぐ聞き落とすので、観客も気合が必要です。

さすが1時開演ともなると、終演が3時。外が明るいです。せっかくだから初台から新宿までぼちぼち歩いてみましょうか……さて、そろそろ御飯食べますか。と時計を見ると、午後7時半でした……歩きすぎ。ソフマップでエロゲー見たり、ビッグカメラとヨドバシカメラでデジカメ(<ギンザク欲しい…)と携帯と電子辞書と編集ソフトを眺めると、これくらいの時間になります。眺める時間はあれど、金はなし。欲しい。

ところで私ゲーム全然しないので売り場もほとんど足を踏み入れたことないのですが、たまに行くと面白いですねー……って、今日私が見た棚はエロゲばっかりだけど(笑)。BLもちゃんと棚が一段あって、しみじみ見ていくとおかしい。だってターゲット3人を陥として手に入れる為に、高利貸しとなり、策謀をめぐらして相手の借金を増やしていく…って、なんかこれパッケージ見ると
「風呂の配管の故障により400万借金追加」とか書いてあるんですけどー?これで地道に借金増やしていくの?なんか理由がせこいんですけど…?
あと、暗殺組織のゲームも面白そうでした……使う銃がえらべて、なおかつ3Dでその銃が見られるという機能が。エロゲなのに……いったいこれはどこら辺をターゲットに狙っているのやら。

■チューハイ3杯と、帰ってから焼酎「綾」を少々。

3月26日(金)

本日は終業後にジャズを聴きに、せのおさん、佐々木その2さんと待ち合わせ。
御茶ノ水の「NARU」に「THE MOST」がCDの新譜のツアーを兼ねて出演するよと教えてもらったので予約してみました。こちらのバンドで聴いたわけではないのですが、昨年の夏にリーダーの多田さんとピアノの石井さんがここの店で演奏したのを聴く機会があったので。

満席になっても三十席程度の小さな店。特段の控え室があるわけでもなく、出演者も隅っこのテーブルで普通に御飯食べてます。あ、多田さんが一人で音あわせしてるーというわけで、ご挨拶してみました。昨年の夏にも来たんですよー、という挨拶のついでに
「そこの席で女2人、2日間で『山崎』のボトルを2本入れてた片割れです」と言ったら「ああ!」とうなずかれました。……やっぱり飲み過ぎでしたか私たち。ねえ、げしょさん。

しかしあのときのボトルは3ヶ月で留置期間が切れるため没収されてしまい、今日飲むなら1杯ずつ注文するのとどっちがお買い得か悩むところ。………いーや、ボトル入れちゃえ。どうせ入れるならモルトがいいしー。と1本1万円也のグレンリヴェットを
1人でボトル入れてしまったので、また3ヶ月以内に来ないと……働け私。

今回はみんな割と若いめの人たちが多くて、演奏に一人一人が力入ってて楽しかった。自分以外のパートはいい意味で力抜けてるっていう食えないおっさんたちばかりのバンドも、それはそれで楽しいんですけどね。……それにしてもベースの人の指は、すんなりとして細くて実にきれいでした。間近で見られなくて残念です…<フェチ

■白ワインをグラス1杯。あとはグレンリヴェット。来られなくて没収される日に備えて、一人で一生懸命ボトル飲んだので、残り半分弱というところですが。……備え方が間違っている気がする。

3月25日(木)

ああまた買ってしまった。ダイヤ型のアメジストに小さな十字架がふたつついているというプチペンダントなのですが……アメジストのカットがスクエアじゃなくて、ちょっとカボーションみたいな面白いカットだったので。つい。
うちの母は、全然自分は興味がないくせに、人がつけているアクセサリーはよく見ている。実にめざとい。「なに、また買ったの」と言われるかと思いきや、「いいんじゃないの、破産しなければ。
あんたの人生、老後ににんまり笑って見るものなんてそのジュエリーボックスくらいしかないんだから、せいぜい買えるときに買っとけば」………あの、なんか今私、すごくひどいことを言われませんでしたか実の親に。

ところで、日露戦争のときの陸軍大臣は寺内正毅という人です。大正時代に首相もやってますが、とにかく軍人というより官僚というか事務屋な人です。日露戦争の真っ最中、満州の司令部に
「国内で物資がないから、そっちで兵が食べた牛の皮を送れ」とか言って、「今こっちは戦争やってんじゃ、そんなヒマあるかー!」とキレた前線と喧嘩になりました。…そういう人です。内地の大本営のトップがこの人と山縣有朋とくれば最強。内地からの数々の指令に、前線の参謀が皆「いーまー言ーうーなー」という心境に陥ったのも当然といえます。息子も陸軍で、親子揃って元帥になったのなんて日本陸海軍八十年の歴史でこの人たちしかいないのですが、親子揃って褒められている記述は稀有。

……なるほど、うちの上司は寺内と同じタイプなんだな。そう思えば諦めもつく……かもしれない。と、無駄に語句の訂正がびっちり入って差し戻されてきた報告書を見て思う。受け取る私の言葉も切り口上になろうというものながら、直さないと決裁通らないからね……
「牛の皮、牛の皮」とつぶやきながらパソコンに向かう私。せいぜい働かないとさ。老後に箱の中のぞいてにんまり笑うためにね。。。

ところで「表六玉」って死語ですかね。最近の私は罵り言葉すらが古語の域に近づきつつあるようです。

■ウーロンハイ1缶、それに先日買った焼酎「綾」を少々。
●加納朋子『ささらさや』幻冬舎 /幼い子どもを残して死んだ最愛の夫を慕って泣くヒロインのサヤみたいなタイプは、私の性格からすると歯がゆすぎて、多分友達だったら力づくでもなんとかしてみせる!と思うような頼りなさです。……ほんと、読んでる電車内で地団駄踏みたくなるような弱さ。ええいしっかりおし!といらいらし続けでは終わらなかったのは、サヤが仲良くなる奇妙な老女三人組たちの啖呵の面白さかな。

3月24日(水)

珍しくおつかいで外出。お役所まで紙きれ1枚を貰いに行くのです。わざわざ電車に乗って。
天気がよければMD聴きながらてくてく歩いていくのも楽しいんだろうけど、生憎の小雨。とはいうものの、霞ヶ関で地上に出ると、一部の桜が五分咲きになっていて、今年はじめてのお花見かな。

せっかくなので、無事書類をもらっての帰り道、横断歩道を渡って少しだけ遠回りして桜の木の下を通る。ほんの角の三本くらいだけがひときわたくさん花が咲いていて、その下が特等席なのだけど………と思ったら、紺の服をがっちりと着込んだ人がそこを占領していた。占領というか、そこで立ち番というか。ちらりと足元に置いてあった備品を見たら「三機」とあった。へえ、機動隊か。そういややけにこの辺り、護送車みたいな金網張ったバンが四台も五台も止まってると思った。……すいません、護送車じゃなくて機動隊の車でした(笑)

で、この建物なんだっけ、と思えば外務省でした。そういやさっきの立ち番してた人、「条例云々」と書いてあるボードを足元に置いてたなあ。……デモかなんかの警戒かな。さすがにうろうろしてる人たちがみんなガタイがいいです☆

■ウィスキー。ブラックニッカです。
●山田風太郎『明治波濤歌』(上)ちくま文庫 /「風の中の蝶」を目当てで読んだのだけど、幕末の有為転変を描いた「その後の咸臨丸」が好き。咸臨丸って華々しく洋行したときのことばかりで、そういえば老朽化したあとのことって知らないなあ…と。いいですね、山風。出てくる人たちの血が熱いです。ああそれにしても学生時代、どうでもいい科目取るくらいなら国際公法とっときゃよかったと今になって思うことしきり(←今更自力で本読むのもめんどくさい/手抜き)。今、役に立った(<ひたすら趣味の)のに。あとは樋口一葉の視点が中心となる「からゆき草紙」。そういや私、一葉って『ガラスの仮面』で「たけくらべ」読んだだけだわと今更のように気づく(<それを読んだといえるのか)。…一回くらい読むべきかしら。
●吉岡平『水滸伝 伏龍たちの凱歌』光栄 /歴史キャラクターノベルス。「あれは同人誌です」と断言されながら買った本ですが…確かに正しく同人誌。誰よりも、書いてる作者が楽しそうです。でも久々に読んだライトノベルスなノリにちょっとついていけてない私(笑)。確かに水滸伝は研究書の類少ないからなあ……日本では四大奇書の中で一番少ないんじゃないかしらとそれは私も不満。しかし、だがしかし!この巻末の「希望配役」は納得いかん!なんで燕青が羽賀研二なのだ!……とかそれは別にしても、誤字が多いのはな…どうしても意味の通らない文章があって、「不認知の」というのがもしかして「赴任地の」の誤植ではと気づいたときは心底脱力。もう少し校正してください……

3月23日(火)

―――なにも足さない。なにも引かない。

ていうウィスキーのコピーがあったっけ。あれなんだったかな、ニッカの『竹鶴』だったかしら……と手元の4月1日付人事発令をじっと見る。うちの部署は何にも変化なし。つまり仕事は増えているにもかかわらず、2年前に2人削られたっきり補充はなく、
繁忙期に57営業日も休んどきながら一度たりとも部下に連絡を寄越さない上司を抱えてこのまま仕事を続けていけということだな、これは。……脳内BGMは一青窈「もらい泣き」。さっきからぐるぐると頭の中で「♪ええ〜い〜あ〜君か〜ら〜も〜ら〜い泣き〜」という声がまわってます。くっそー、この人事異動に賭けてたのに!明日から出勤とか言ってるしーああもう。

憤懣やるかたなく、地元のフランス料理の店で母と待ち合わせ。ええいもう飲んでやる!と言うと顔馴染みのウェイターさんがワインを注ぎながら「どうかしたんですか」と言う。
「上司と仲が悪いの」
「ああよくあることですね」
「よくあることだけど、自分の身に降りかかってくると笑えないのよ!」
「そうですねえ………
ちなみにうちは下が使えません
ほんとに私たち母娘は彼に客だと認識されているのだろうか………時々疑問に思うよ。

が、しかし美味しいものを食べながら怒り続けるのはなかなか難しく。……ダイエットなんてしてる暇ないし。

■赤ワインをボトル2/3くらい。あと帰ってからウィスキー少々。

3月22日(月)

寒いですねえ……今晩雪とか言ってるしなあ。何年か前にも、桜が咲くなかを雪が降ったけど、最近異常気象だよなあ………花見、今年はできるのかなあ……。

昨日一緒に御飯食べた友達が「〆切に間に合わないという人はいっぱいいるけど、はるか(仮名)は〆切もないのによくそんだけ原稿書くよね」と言うので、そんなに書いてたかなと見てみた。1年でサイトにあげたのが取り混ぜて16本で、他に4本だか5本だか原稿出したはずだから、確かにそれなりに書いてるかも。……萌えの才能はないけど、妄想体質なんだな、きっと……(痛)。文章書くのは好きだし。
しかし100SSの1年で書いた本数(=6本)を見る限り、このペースだと達成するのにあと十年以上かかります。私、
四十路です。……始めた以上はちょっと真面目に取り組もう…。

■ジャック・ダニエル。空になりました。いただいてからせめて一週間はもたせようと思ったのは達成。<友達には「間に違う酒飲んでるだけじゃん」と真実をつかれましたが。
●阿川弘之・阿川佐和子『蛙の子は蛙の子』ちくま文庫 /阿川弘之の旧かなづかいの文章が好きで買った書簡集だけど、これは当たり。父娘でお題をもらって交わす手紙は当初こそぎこちないものの、回を重ねるにつれてどんどん自然になって面白い。弘之氏の海軍関連諸作は大好きなのだけど、家族には持ちたくないと思う(笑)。そして娘の方も文章が実にのびやかで読んでいて気分がいい。楽しい本でした。辛辣なところ自分を省みるところもありながら、十分に笑わせてくれます。

3月21日(日)

「あ、冷蔵庫にウーロンハイの缶あるんだけど取ってくれる」
「あんた最近こればっかり買ってくるわね」<母の嫌いな銘柄。
「そういうそっちこそ、最近『淡麗<生>』ばかり買ってくるじゃない」<私が嫌いなので飲まない発泡酒。
「お互い様でしょうが」
「……このウィスキー、明日出勤するとき、線引いていこうかな、何月何日朝ここまでって」
「あら、そんな線なんて無視すればそれまでじゃない」
「…………もう、飲んでく!今晩中にこれ空けちゃうから!」

「なんだか最近はるかさんの日記見てると気の毒になって、酒をあげなきゃいけないような気分になるのよ」と今日言われましたが、そのせいか、最近よくお酒を人様からいただきます。「『母に搾取される』と日記に書いたら、友達がかわいそうがって酒くれた」と言うと、母に「人様に悪評を広めないように」と言われました。……でもノンフィクションなんだもん。

さて、イベントでした。学生時代の友達のMと待ち合わせて一般入場です。つきあいは長いが全く本の趣味は合わないので、時間だけ決めて別行動。しかし今日のイベント、配置ヘンだよね。BDの隣がワンピ、歴史の隣がエヴァ、逆裁の隣が芸能……目当てのところまでつっきって行くのに、慣れないジャンルにつっこんでしまったり。
さて本日の課題は@ワンピには手を出さないA新撰組不可。買い出すとキリがないジャンルなので。結果として一冊だけ禁をやぶってワンピ本買いました……
バロックワークス本。<メインが3×GWで、組んでるコンビのCP本。…ゾロもサンジも1コマもなし!根本的に私、こういうのが好きなんだな……(面白かった)。
友達と待ち合わせてからは唯一趣味の合うグッズジャンルへ。壊れたようにアクセサリーを買い続け、本日はかなり大量の収穫。陶器の髪飾りとか人殴れそうな(むしろ目潰し)ゴスロリリングとかきらきらのバレッタに色のきれいなチョーカー。ゴスロリ系グッズって見るのは好きなのです。楽しい。スペースに来てる人たちの衣装見るのもね♪今日観たなかで一番の眼福は、ボンネットにドレスをすべて全身真っ白でまとめたお嬢さん。隣にヒュー・グラントがいてもおかしくない、『眺めのいい部屋』みたいな。わー素敵ー。……でも今日、コスプレ禁止だよね……連れの近未来SFの軍人みたいな衣装のお兄さんともども、どこからその衣装でいらしたのでしょうか……。

お買い物を全部済ませ、友達のところをまわって用事を済ませる。もう本日の予定として、『長岡外史回顧録』の写真でこの銅像のヒゲが本当に実物そのままだということを理解してもらっただけで私は満足です☆<かなり人様の気力を萎えさせたようですが。でもねー一応偉いんだよ、日露戦争のときの参謀次長なんだよ、山縣有朋のすぐ下なの……恐ろしい<え。
あと、今日は桃ワインとスミノフ・アイスをいただきました。わーい♪先日会社では常務にジャック・ダニエル貰ったばかりだし。嬉しいなあ。と言ったら、秋芳さんと暁さんにつっこまれた。
「入社した頃、『私お酒飲めなくて』って主張するって言ってたの誰よ」
「わ、嘘くさー」
「……一応、一ヶ月半は頑張ったんだよこれでも」
「そんな、姐御が酒飲めないなんて、肝臓ひとつ移植したの?ってくらいだよね」<肝臓は1個しかありません。
「え、
はるかさんから肝臓取ったらあと何が残るの
「駄目だよ、
そんな誰もが思ってる本当のこと言っちゃ!

……やっぱり私は肝臓で動いていると思われていたのか……。「人造人間」のことを「腎臓人間」と思い込んでいる人の話を前に聞いたけど、それで言ったらさしずめ私なんか
肝臓人間だね!やー、ほんとよく素面で会社行ってるなあ(笑)

んじゃせいぜい肝臓大事にしないとね(<肝臓つぶれたら、私なんか人間の抜け殻だし)、と思っていたのに、乗換駅の大崎ゲートシティで、新しく入れ替わったスーパーの酒コーナーがものすごく焼酎が充実していることを発見。じゃがいも焼酎、かぼちゃ焼酎、こんぶ焼酎も珍しいけど、愛媛の
牛乳焼酎って気になるよねーーー?(でも1本飲むのはつらそうなので断念。ああでも1杯飲んでみたい)。が、いつも親が博多に帰省すると買って帰る焼酎「雲海 綾セレクション」を発見。これ、こっちじゃあまり見かけないのよねー♪家に電話すると「ある限り送れ」とのことなので、在庫5本郵送決定。……まぎれて自分のも1本。明治35年当時のレシピを再現、「薩摩しらなみ 明治の正中」……だって当時のチェストな国の人たちも飲んだかもしれないし(<それか)。薩摩焼酎『元老院』と悩んだんだけどねえ(笑)

■御飯食べながらチューハイ2杯。家でウーロンハイ2缶、飲み残しのボンベイサファイアの最後の残りを少々、それに頂き物のスミノフ・アイス。普通のスミノフは飲んだことあるけどなーと思っていたら、これは5.6%のカクテル。甘。
●山田風太郎『警視庁草紙』ちくま文庫 /わーいちょい役で出てくるのが柴五郎だー!と、相変わらず軍人好きには楽しい。しかし最後の最後で、今まで官憲をからかい尽くした同心たちの立場を一気に突き放してみせるこの視点の容赦のなさこそが山田風太郎らしく。

3月20日(土)

桜は咲いたのでしょうか。雨なので不明ですが、季節なのでTopを変更しました。

海外に行きたいなあと思いながら、パンフレットを眺めている。
とりあえずさしあたっては台湾に行こうと現在企画中なんだけど、金と相手と勢いさえあれば、たいていのところには行けるのよねー、というわけで、もうちょっと遠いところにも行きたいなあと思う。イタリア楽しかったな、もう1回行きたいな。ヨーロッパは他のとこ行ったことないのでそれもいいなと思いつつ、でもスペインがテロやられたばっかりだし。バリは民族衣装が素敵で一度行きたいのだけどあそこもこないだテロやられたばかりだし。タイとベトナムは今鳥インフルエンザで危ないし。オーストラリアも対イラク戦で出兵してるからテロやられるだろうとか言われてるしなあ……テロ予告来てたよね確か。最近、海外安全情報としてテロ関係のニュースがパソコンにしょっちゅう届きます。
非戦闘員に対し暴力を及ぼしてはいけないというのは、戦争にも国家間のルールが及ぼされるようになった近代戦が守るべき最低限の基準だと思うのだけど……何があってもテロは正当化されません。

とはいうものの、日本国内にいても危ないしね……地下鉄サリン事件で被害にあった路線に会社も自宅もあるもんなあ。テロリストの発想を忖度していては出勤すらできず。……あまり好んで危ないところに行くわけではないけれど、かといって萎縮しすぎるわけにもいかないし。と、地下鉄サリン事件9年目、イラク開戦1年目の日に思うのでした。

ところでインドネシアは、運転免許証が約4,500円くらいで買えるのだそうです。仲介業者を頼めば、ツテを介して試験を受けずに1〜2時間で免許が取得できるというのが「有名な話」として現地駐在員がエッセイに書いていた。……別の意味でインドネシアも怖い国かも。

■ブラックニッカの水割りを。ストレートじゃないと時間がもっていいなあ(笑)

3月19日(金)

GW、ヒマなので多磨霊園に墓参りにでも行くかなあ(<しかも一人で)、とか寂しいことを考えていたのですが、ネットで探してみると、ちゃんとこういう広い霊園には、誰がどこにいるということを調べた人がいるらしい。→サイト
一覧見てると、え、あの人もここにいるの?というくらい、有名人がたくさんいて面白い。私の目当てはもちろん陸海軍の人たちですが、見てると「夏目雅子」などというのもあるようで。へー。

リスト見ていると知っている人名が多々。多磨霊園って遠いのかなあ……と思いながら、「府中」との表示になんだか最近デジャヴ。……あ、年始に行った教授の葬式の焼き場……あそこが多磨霊園だったのか……(バスで寺から移動したのでちっとも気づいてなかった)。府中の町に今行くと、そこかしこに「近藤勇の町」という旗が下がっていて、なんだか今目的の違う人が行くとちょっといたたまれない気持ちになれます(笑)。

ふーん、しかしいろいろいるなあ…とリストをくだっていくうちに目に入ったもの。
「嘉悦 敏:明治・大正・昭和期の陸軍軍人(少将)、
霊界研究家」………知らない。そんな人は知らない。でもこれって、両立する職業なのか…?

■今日は休肝日。
●山田風太郎『警視庁草紙』(上)ちくま文庫 /山田風太郎マイブーム到来につき。こちらはミステリではないのですが、とにかく「警視庁を元同心と奉行がからかう」という(しかもそれを手伝う下っぴきは、『半七捕物帳』のキャラ)という遊び心に満ちた設定が楽しい。が、前に読んだときは全然この辺りの人名を理解してなかったのでわかんなかったのだけど、こんなところに米内光政の父親が出てるー!とか、決闘してるのが東條英機の父親だー!とか、そういうところも楽しかったり……そういうのを知らなくても、綺羅星のように登場する人名がモザイクのように絡み合っていくのを見ているだけでも、眩暈がするようで楽しめます。山風ってすごい。

3月18日(木)

朝、「頭痛がひどくて」と会社に電話入れて一日お休み。……電話を入れてから五時間後、さらに悪化。
頭痛いのは別に嘘ではないのですが、どうせ休むなら頑張ろう。と午前十時から臨戦態勢。4月27日に歌舞伎座でやる俳優祭に行きたいのです。今日がチケット売出日なのでした。…たった一日二公演だけやる、歌舞伎と新劇のお遊びの公演で、一度だけコネで行ったことがあるのですが、趣向を凝らした喜劇をやったり(<私が行った前の年がヅカ調の衣装とメイクで『ベルサイユのバラ』だとか……ちなみにオスカルが中村福助、アンドレが市川右近だそうです、観たかった!)、模擬店があったり。ふらりとお菓子を売りに来るのが名題上の役者さんだったり、ロビーをふらりと幹部役者が歩いてて、ねだるとサインも貰えます。ファン感謝祭みたいなものですね……私はこれでまだ十代だった頃の新之助のサインを持ってます。今では来月再来月の襲名披露公演、行かなくてもいいかなと思ってるくらいなのですが(<酷)。

さて、電話を9時55分からかけはじめ、携帯と自宅の電話を二つもってリダイヤルリダイヤルリダイヤル。右と左でアナウンス聞きながら
一人聴覚検査状態です。自分の耳に問題はないことはわかったけど、途中で携帯の充電が切れるわ手首は攣るわ頭痛は悪化するわ。かかりません。午後1時をまわっても「お客様のおかけになった電話は現在大変込み合っております…」のアナウンスを吐くほど聴く。もう多分チケット残ってないだろうなとは思いながらも、万が一に賭けて掛け続ける。もうこうなったらチケット取れさえすれば桟敷席(<22,050円也)だって払ってやるわよ!という心境に。
……ようやくつながったのは午後1時43分でした。当然チケットは「終了しました」だそうです。
……あたしの3時間48分と有給休暇………。あとは当日券狙いで朝から並ぶかだなー。平日だけど。仕事あるけど。くー悔しい。

■夜になりしくしくとボンベイサファイアを飲み出す。酒も飲まないで電話頑張ったのに……。
●山田風太郎『明治断頭台』ちくま文庫 /この悲しみを癒すべく、ここはひとつ山田風太郎で(<何故)。明治初年につくられた律令時代の役所、弾正台。役人の汚職を処罰する為の部署だが、調べにあたるのがフランス帰りながら平安時代さながらの水干烏帽子姿の美貌の青年、それと組むのがのちの初代警視総監・川路利良、処刑に用いられるのがフランス渡来のギロチンで、不思議な殺人事件の謎を解くのが死者の言葉を魂寄せするフランス人の金髪碧眼の巫女とくれば……ああ山田風太郎だわというお膳立てですが。これが意外にも機械的トリックを多用した本格推理モノ、しかも連作短編と見せて最後の一話でひっくり返す趣向付。『叛旗兵』にも通じるラストはいささか切ない。………やっぱり面白い作家です。どこいったんだー『エドの舞踏会』。

3月17日(水)

月末に控えている〆切を前に、原稿があがりましたー♪よかったー。あとはプリンタを叱咤激励して印刷していただくだけです。動いてくれ。頼むから。会社で印刷するの、イヤなんだよ…。<社会人として当たり前
しかしこれでやっと
「泥舟で沈むカチカチ山のタヌキ」呼ばわりを卒業できます(感無量)。でも確かに私、前に〆切来る前に提出した原稿っていつのことか、思い出せません……もしかして「何年ぶり」とかなのかしら…。

ジンをボトル半分ばかり飲んだせいか、微妙に二日酔い気味の状態で部長と人事面談。個人的課題は前途に山積しつつも、等級は無事にあがった模様。まずはめでたく。しかしめでたくないのは、上司が来週から復帰するらしい(鬱)。えー。「疲れました」とかいう理由で
六十営業日近く繁忙期に部下に連絡のひとつもなく勝手に休んどいて、今更「その間の報告して」とか言われたら、私キレそうです。
いや、私はまだ諦めないわ!四月一日付人事発令に淡い期待。頼むよーマジで。

■悲嘆のあまり、ついジャック・ダニエル。残り5分の1。

3月16日(火)

会社に月一回やってくる、定価はあってなきがごとしのバッグ屋で、定価3,900円のバッグを3,000円からスタートして2,100円まで値切って買った。約半額。隣で先輩が絶句してるけど、だって私しょっちゅう買い物してるもん。こないだもあれ買ったよねええ?と。…わーい、ふかふかのラムスキン♪まー3,000円でもいいかなあと実は内心思ってたのだけどダメ元で。言ってみるものです……イベントでスペース出て買い物行く時用のバッグになる予定(笑)。

思えば学生時代に香港に行き、
「日本円で払う場合、これは香港ドルの価格でいくらまで下がるか」と交渉を始め、香港ドルで妥結したところで「日本円で払う場合、今日の換算レートがこれで、するとこれだけ半端が出る。釣りを日本円の小銭で払うのはお互いにめんどくさいから、その半端も切り捨てろ」と交渉して値切りきった私を、友人が呆れたような顔で見ていた。ツアーガイドのマカオ人に「あなた、中国人並み」と言われたのは、多分褒め言葉ではないような気がする。………やはり前世は香港人なのだろうか。

■ジャック・ダニエルを二日以上もたせたいという希望のもと、今日はボンベイ・サファイアで。<量を減らす気は毛頭ないらしい。

3月15日(月)

仕事中、内線が鳴った。うちの部の担当役員からでした。
「はるか(仮名)さん?ちょっと来てくれる?」と役員室まで呼び出され。
なんだろう最近書類作ったけどなんかポカやったかなー、でも声は機嫌良さそうだったしなーと行ってみると「出張行ってたから遅くなったけど」と袋を渡された。ホワイトデーでした。
でも去年は秘書が配ってたよね?と思ったら「これが好きだって聞いたから」と……袋の中に入ってたのは、
伊勢丹のリボンできれいにラッピングされたジャック・ダニエルでした。<確かに前に部の飲み会で言ったけどさ……そういうことを言うのはT部長に違いない(確信)。

…どうやら部内の女性で、私の分だけお返しをわざわざ別にしていただいたようで(だいたいチーム単位でチョコあげるのに、うちのチームだけ女性が私一人で気の毒がってくれたのもあるみたいだけど)、他の人の分はやっぱり秘書が配ってた……私はちゃんと理解されてるようです(笑)。ご馳走様ですvわーい、ジャック久しぶりー♪♪さ、死守しなきゃ。

■…と言ったそばから搾取されました。母のサントリーローヤル飲んでしまった手前、やだとは言えず。二日よりもうちょっとは長くもたせたいと思います(課題)。常務には「一週間かけて飲みました」と言っておこう……。

3月14日(日)

会社の同期の女の子のツテで、中国琵琶のコンサートに行ってきました。タダです。嬉しいです(笑)。
てくてく歩いて四ツ谷の紀尾井ホールまで。邦楽専門のホールだそうです…残念ながら上智大学前の桜並木は開花にはほど遠く。でも「尾張藩邸跡地」という碑を見つけてちょっと喜んだり。そうだよねー紀尾井ホールだもの。

今日のコンサートは、ジャンティンという女性のでした。中国琵琶って初めて。秋山律子さんにつきあって頂いたのですが、日本の琵琶と全然違ってて面白かったです。日本の琵琶は斜めにもつのに対し、中国のは膝の上に立てて持つようです。弦の辺りを見るためか、頬を寄せるのが、なんだか人を抱きしめているみたいでちょっと色っぽいです(笑)。で、音が全然違う。琴に似てるなあと思っていたら、弦がスティールとナイロン、五指にはめる爪はプラスチックなのだとか。日本琵琶は絹糸にバチだというから、もう根本的に音が違うみたい。琵琶だけでも激しくかき鳴らす音が予想外で面白かったけど、本日の後半はギターとコントラバス、パーカッションのセッション付。パーカッションがさりげなく叩いてるのが木魚だよねあれーとかも楽しかったのですが、後半は琵琶を弾きながらも唄がメイン。北京語の歌詞で意味はわからないながら、細く囁くような歌声がとても綺麗で、7月に出る予定という唄のCD『スワン』を買ってしまおうかと思うくらい気に入りました。またふっくらとした顔立ちではにかむようにして日本語で喋る彼女がとてもかわいくて、すっかりファンになってしまったり♪

中国琵琶を聴いたので、御飯も中華で。東池袋の『金鳴園』に行ってきました。名物の焼鴨飯と豆苗の炒めも美味ですが、普通に餃子なども美味しくていい店です。他にお客さんいなくなっても、酒だけで粘ってしまいました……ここのお店も給仕をしてくれる女将の笑顔がよくて好き。白酒(パイチュウ)を頼んだら、「今、普通のがなくて高麗人参入のしかないし、これ強いから鼻血出たら大変」と心配していただきました……いやー、出ないと思うから。と説得して出してもらった私。やっぱり人参入のは色がついてて味も少し違うけど、鼻血はその後も出る気配はないようです(笑)。<度数高いのは慣れてるから…。

■中華料理を食べつつレモンサワーと紹興酒をロックで1合ほど。白酒を1杯に、帰ってからウーロンハイを1缶、ジンでボンベイサファイアをストレートで少々。・・・つい池袋でこの辺りに来ると酒の安売り店に寄ってしまう為…。次は酒屋の向かいにある焼酎が揃ってる居酒屋に行ってみたいものです(念願)。

3月13日(土)

ついに入会してしまいました、歌舞伎会。クレジットカードこれ以上増やすのがイヤで延ばしてたのですが、先行予約で2日早くチケット買えるのに負けました。年間6ヶ月以上行くと、さらに二日早まるそうです。・・・そんなことなら一昨年くらいに入会しとくんだったわ・・・余裕で特別会員なれたのに(悔)。

朝から親も動員して歌舞伎座に電話をかけ、ちょっと昼酒飲みつつ時代小説のアンソロジーを読み、昼寝してから近所をお散歩。梅は終わっちゃったかー、でも辛夷(こぶし)の花が咲いたなあ。そこからバスに乗っていつも通ってるマッサージへ。

……………どこのご隠居の生活ですか。

帰ってみると頼んでいた1万円の回顧録が届いていた。ドキドキ。まだお金払ってないので、あけるのがもったいないような怖いような(<開けないと振込用紙が取り出せません)。人様が読んでいる本を無闇に欲しがるのはまるで子どものようでどうかと思うのですが……あ、送料もばっちりついてる。1万円超えると送料もってくれる古書店結構あるんだけどなーまあしょうがないか、もう1冊出てたのは2万円だったから半額でお買い得ってことで。

中身はどんなものかしらと思いながら開けた本は大変当たりでした☆おかしい!おかしすぎる!

「陸大在学中、幾何が零点で落第となるところ、翌朝追試の連絡が来た。数学大っ嫌い!いーもん別に数学の教師になりたいわけじゃないしー幾何なんかできなくたって。落第してやるさ!と言ったら、友達二人に数学教えてやるから下宿で待っとけと言われて、冗談じゃない捕まってたまるかと寄り道して帰ると、二人ともまだ待ってて怒鳴られた。まあまあ御飯食べて酒も飲んでと出したのに、二人とも御飯食べただけで飲まず、俺も酒飲むなと厳禁された。ごまかされなかったか。せっかくのいい考えだったのにー。
途中で同じ下宿の陸大の数学の先生が帰ってきたので、あと十題問題やらせてくださいと引き継いで二人は帰っていった。やった、あの二人の強敵が帰っちゃえばあとはなんとかなる!先生まるめこんで三題にまけてもらったので徹夜はしなくてすんでよかったーもー午前三時だよー寝る。
翌朝先生(=前夜数学教えてもらった人)から渡された問題みたら、昨日やった三題のうちひとつがばっちり当たっててラッキー☆学年トップで数学卒業して、二人に『おまえら数学できないもんなー』と大威張りしました」

↑以上、意訳。………なんか他人とは思えないよ長岡…。とても中将で退役した元参謀次長の文章とは思えません……こんなに力抜けた回顧録書いた軍人他に知らんわ(ちなみに教えてくれた友達二人の片割れが東條英機のパパです)。わーい今晩はこれ読もっと♪

………原稿〆切まであと18日。

■母が昨晩もらってきたサントリーローヤルは、翌日にはカラになりました。ご馳走様。
●新潮社編『時代小説 読切御免第一巻』新潮文庫 /作家が北方謙三、宮部みゆき、小松重男、安西篤子、南原幹雄、皆川博子、船戸与一と豪華だったので買ってみたのですが……なんか微妙な内容…。一番がっくり来たのは、上杉謙信の少年時代を描いた小松「一生不犯異聞」かな………脱力のあまり倒れ伏す。そして北方の描く同心と目明しの喋りから性格にいたるまで全く現代モノと変わらないのがおかしい。BDに出てても違和感ないよこの人たち。

3月12日(金)

前倒しのホワイトデー。収穫は順調です♪当分お菓子には不自由いたしません。フィナンシェとマドレーヌのきれいな詰め合わせを前にうっふりしながらお茶飲んでます。<で、うっかりしておりました私にいただいたチョコのお返しをしておりませんでした……送ってくださった友達には遅ればせながら送り返しますのでもう少々お待ちください…(私信)

お昼、外行かない?とNさんが言うので、会社の近所のホテルにランチに行ってきました。近いけど来るのは初めて。何故か全然違う部署の部長までいます……ヘンな面子。「お楽しみ丼」というのがあって、日替わりのことかしら?と思っていたら、T部長が「それはオススメですよ、小さい丼が3つ来るから」と教えてくれた。じゃ、それにしてみます。今日の丼は、ねぎトロ丼にかきあげ丼、しめじご飯でした。懐石コースの煮物が入ってくるようなちんまりした器に小さな丼。蓋を開けるのが楽しいです。社員食堂で食べれば数日分の値段だけど、たまにはよいかも。

■私のホワイトデーは全部お菓子とランチの約束だったけど、母に届いたのは何故かサントリーローヤルでした。強奪。ストレートで飲むとやっぱりブラックニッカとは味が違う。。。
●南条あや『卒業式まで死にません ―女子高生南条あやの日記―』新潮文庫 /血管切る描写が何より苦手な私に、リストカット症候群の女の子の日記がまともに読めるはずもなく…冒頭の「いつでもどこでもリストカッター」を読んで久々に本格的に貧血を起こし、動けなくなる。足先が冷たくて動けません……何か、何か違う本!と思ったけど手が届くところには『ああ皇軍最後の日』しかなく、動けるようになるまで正字と旧仮名遣いの本を必死で読んだのもいい思い出です…(多分)。卒業式から一ヶ月も経たずに薬飲んで死んだ女の子は、精神科通院と薬依存日記でネットアイドルと呼ばれていたそうです。が、節々になんかひっかかるところが…ああやっぱり元同人やってた子なんだー(痛)。そしてしょっちゅう音楽聴いてカラオケ行くのですが、出てくるのがことごとくCoccoだという辺りが(痛)。自殺についての本を時々読むけれど、今まで読んだ中で最悪なのは、藤井誠二/宮台真司『美しき少年の理由なき自殺』と柳美里『自殺論』……個人的には死ななかった人間が自殺を語るなよと思っているので、コメントが不愉快。それに比べると、一度だけ父親が耐えられなくなってコメントをつけている以外は、そのままの生の言葉が載っているので読みやすかった。彼女の言葉自体よりも、その背後で語られなかったことを綴る年譜の方が悲しかったり。
●永井愛『中年まっさかり』光文社 /劇作家のエッセイ集。私が観たことあるのは『ダブルアルバム』と『ら抜きの殺意』くらいなのですが、とにかくこの人の脚本は台詞が怖い。喜劇でありながら、言葉とは武器なのだということを実感させてくれる脚本家です。それだけに書く文章も面白い。正直、女子高生の謎の擬音を多用した日記よりは、中年のオバサマのしっかりした文章の方が落ち着くなあ(苦笑)。

3月11日(木)

うああ。行きたくねぇ。課外講座に部署の人間揃って出かけることに。こんな内容の講座なんか、終業後に自分の時間つぶしてまで行きたくないです……しかも飲み会あるのにー。7時半銀座スタートなのに、講座は8時まであるのでした。「はるか(仮名)の為に、焼酎の揃ってる店にしといたから☆」とまで言われてるのに、1時間遅刻……酒飲みとしてはもはや
屈辱です。あの講座行かないためには、もう朝から会社さぼるしか!とまで思いつめたのですが、作らなきゃいけないデータと〆切を勘案して断念。ああでも…(逡巡中)

「休むのー?今日美容院行くんだけど、なんなら一緒に行く?」

……朝「具合悪い」って電話して、翌日がっちりかかったパーマで出勤するんですかね母よ。いーよ出勤してくる…。

悪い時に仕事は不幸が重なり、くらくらした状態で講座受講。……はは、何言ってんのかもわかんねーや。
「Artznerコヒーレントなリスク尺度に関する公理」だの「シャープレイ値の概念を、分割可能な主体による協力ゲームにおける概念へと拡張した手法」……日本語らしいのだけど、私には意味が取れません。ぎっちり詰まった数式は、記号をどう発音するのかすらわかりません(死)。高校時代、数学が学年で下から数えて十番だった私にどうしろと。……やっとのことで講座終了。あの教室で居眠りしてるくらいなら、一杯でも多く焼酎飲んで、日本の景気回復に貢献した方がよっぽど有意義だったんじゃないのか?と思いながら銀座へダッシュ。

今日は学生時代のゼミの集まり。会うの6年ぶりくらいかな?なかに顔がよくわかんない人がいるけど(笑)。関西に赴任するのがいるので、送別会ついでの同窓会です。本日のお店は銀座五丁目の「黒吉」。薩摩料理と焼酎のお店です。焼酎はいろいろ揃ってました……料理はふわふわのさつま揚げと薩摩軍鶏の叩きが絶品♪が、場所柄もあってか、全体的にちょっと高めです。『天使の誘惑』が1,400円か……都内でこの立地ならまあこんなものかしら。まー面子8人中4人が弁護士だしねー、少々高くても払ってくれるだろう高給取りだし☆と遠慮なく焼酎を頼む(<悪)オススメという銘柄だと1杯700円800円くらいのもあるので、その辺りを中心に。ストレートだと割といい量を出してくれます。

久々に会ったけど、全然変わってなくて笑える。弁護士とはいえ、学生時代の裁判傍聴に泥酔して行って裁判長に退廷命令くらったやつとか、スキンヘッドでサークル勧誘してたらオウム真理教サークルと間違われて学生に逃げられたのとか、司法試験受かったあとに普免の筆記試験落ちたやつとか、学園祭での預かったゼミの収益をお馬さんで運用しようとして(当然失敗)夜逃げ同然に受験して転校してきた人とか(<彼はまだ受験中)……
あたしなら君らに仕事は頼まないけどね。「こないだ国選弁護でさー」とか言う台詞にこの人たちも刑事弁護やるのかと恐怖に駆られたり(笑)

「午前4時にFAX送ってきて『朝までによろしくお願いします』とか書いてあると、マジで殺す!とか思うね」……都内巨大法律事務所勤務の若手弁護士がどれくらい悲惨な労働実態かというのはわかった。が、しかし。
税金は払え。国民の三大義務のひとつが納税だって習ったでしょうが!あんたたち憲法の論文書いて司法試験受かったんだろうに!別の弁護士の友達で「国民年金払えない」「住民税滞納中」というのがいて、「てめぇ俺らの倍の給料もらってるくせに!」と飲み会で糾弾されまくりだったのですが、今日聞いたところによれば、そんなのはザラらしいです。

「だってぇ、俺ら自営業者みたいなもんだしぃ」
「払いに行く暇ないしぃ」
「最近督促厳しいよな、前は半年くらいは待ってくれたのにさ」
「そうそう、すぐ督促来るし」
「俺なんか家まで税務署の人間来たよ、昼間誰もいないからいいけどよ」
「あ、国民年金は払ったことない。でも子ども生まれたから払おうかなー」
<先生、あなたもう42歳でしょ……

………住民税くらい払えよなー、会社員は勝手に天引きされるんだよ税金も年金も!いーや、高い焼酎飲んでやるっ!『森伊蔵』ストレートでお願いしますっ!(<1,700円也)が、さすがに1杯4,000円の『森伊蔵極上の一滴』は飲めませんでしたわ……飲んじゃえばよかったかなーと思う反面、私の払いが飲んだ焼酎の代金総額より安かったので恐縮。ご馳走様。

閉店時間も近くなったので11時頃解散。帰る人二次会に行く人。私はもう一人の女の子とお茶を飲みに。イチゴのジェラートが美味しいです。さーて終電にも間に合うし、帰るかーと日比谷線に乗ったところ、頭上から聞こえてくるアナウンス。

「千代田線は、大手町駅で11時頃人身事故があったため、折返し運転を……」

そんな日付の変わる頃にそんなこと言われても(困惑)。ええとじゃあここからこっちに乗り換えてーあそこで乗り継いでー、えーと確か12時半に吉祥寺にいた時にも松戸までは帰れたからーこの時間なら多分あそこで乗り継げば……
なんだかだんだん帰宅スキルがあがっている自分に気づき、喜ぶべきなのかどうか悩む。

なんとか地元の駅までたどりつき、午前1時半に帰宅した私を出迎えた母の言葉は「案外早かったわね」でした。早いですか?この時間なんですが?「電車のあるうちに帰ってきたんだから、早い方でしょ」……自分の素行を反省。

■最初に生ビール飲んであとはずっと焼酎。『黒吉』、『燃ゆる想ひ』2杯、『森伊蔵』(これも最近『天使の誘惑』『伊佐美』『百年の孤独』と並んで高くなった焼酎)、あと名前で選んだ『破壊王』。名前の割に軽くてつまんなかったです。味はよかったけどね。やっぱり高い焼酎はそれだけのことはあって旨いです…

3月10日(水)

会議室にて、夏の夜の蚊の気分を味わう。煙草けむいっての。蚊取り線香並の環境…。

海外のニュースを見ていたら、「無断欠席防止へ懸賞金付き授業開始」という記事を見つけた。
イギリスのマンチェスター市が試験的に導入する制度で、
「コンピューターが毎週、無作為に6ヶ所の学校から6人の児童を選び、その児童が決められた授業に出席すると最高100ポンドの商品券が当たる。教師が出席を確認すれば、クラスメートにも15ポンドの商品券という恩恵にあずかれるという仕組み」とのこと。

………なんか、おかしくないか、それ?

学校なんざ、行って当たり前じゃないの?そういう賞金で釣って出席させるものじゃないと思うんだけど?しかもそれ、税金でしょ?私が市民なら許しがたいと思うけどな。……大人なんかなあ、ただ座ってるだけじゃなくて、仕事しないと金もらえないってのに!(<当たり前)

今日うっかり軍人の回顧録を買ってしまいました。イチマンエン也。さーて頑張って働かないと。このために働いてるんだもん私。

■ウーロンハイの缶1本。ブラックニッカのポケットボトル半分。<今日開けたやつを半分搾取された為。
●江藤淳『海は甦る 第一部』文春文庫 /『エドの舞踏会』は部屋の中で見つからず、ネット古書店で探している『人間山本権兵衛』も見つからない。逆上のあまり買ってしまった全五巻の山本権兵衛の伝記(絶版)。江藤淳だしなあ、多分評論みたいなのだろう……と思ってたらこれが案外に当たり♪かなり小説っぽいです。売られてきたばかりの遊女を士官学校の同期と船漕いで廓からさらってきて妻にするという話、その女の子に結婚の誓約書を書いて渡す話など、ちゃんと載ってて嬉しい。……明治海軍で一番嫁に行きたい人かも(笑)。家庭ではまめ、かつ仕事は超有能……いいなあ…。

3月9日(火)

今年のGWは長いですね。気合入れて3日休めば11連休です。そんなに休んだら会社出られなくなりそうなのでちゃんと出勤しますが。
「こんだけ休み長いとぶらぶらしてるのももったいないよね」という同期の女の子の言葉にうんうんとうなずきながらお昼ご飯。「でもどこか旅行行くのも高いし〜」……そうだね。そしてGWは私、予定が必ず入ってるから……オタクは忙しいのだ……。あと短時間でできるおでかけっていうと……青山霊園/多摩霊園ツアーとか?<探すといろんな軍人が眠ってる。一人ツアー…?(寂)

年度が変わってから台湾に行きたいので、今から密かにお休みの根回し中です。私の異動さえなければ大丈夫でしょう。うちの会社は年間にもらう有給休暇の日数の他に、前年度の消化し切れなかった分が一定日数繰り越せることになってます。病気のときなどに使えます。ええ、限度いっぱい使いきろうとしている人が私のすぐ上にいますが。

「私も来年で限度いっぱい日数たまるので、これで心置きなく入院ができます。さしあたって役所が視察に来ることになったら一ヶ月くらい入院しますのであとよろしく」
「あっ、ずるい。逃げる気ですねT主任。じゃああたしは先に肝臓で入院しますから」<かなり説得力がある。
「長期のお休みはともかくとして、29日休み取りたいんだけど、いい?」
「いいですよー。その時期、〆切もないでしょうし」
「あ、そういえば私も月末一日休みをとらないと……あれ、29日だったような気がするなあ…」
「えっ、ちょ、ちょっと待ってくださいよ、主任二人とも休んじゃってどうするんですか」
「それはやっぱり」
「はるか(仮名)さん、あとはよろしく」
「だいじょうぶ、部長もいるから」

えーーーーー。6人分の机に私1人でぽつんと座って仕事するの?やだなあ。

「1人はかなり寂しいよ」<経験者・T主任は語る。すいません私その日は冬コミ行ってました。。。

■ブラックニッカのポケット瓶の半分強。これなら全部飲んでもたいした量じゃない、はず。

3月8日(月)

調べ物をしていて、古い小物を扱っているネット古物商に迷い込む。
わーこの合皮のブックカバー、透かしが凝っててデザイン素敵♪(※売切)
ガラスのおもちゃのリングなんだけど、すっごく色がきれい!エメラルドグリーンで!(※売切)
いいなあこのハラコのバッグ。かわいいー。(※売切)
あ、面白い。葉巻を1本ごと持ち運ぶ金属製のシガーケースなんだけど、なぜかTOSHIBA製(※売切)
亀甲模様を一面に浮き出した手編みの半纏。あったかそう。インパクトあるし色がいいな。(※売切)

…私が欲しいもので売り切れてないものはないのか。


菊の御紋章付革のパスポートケース2,900円……これもって台湾行くのは勇気がいる。
警察帽(当然昔の。顎紐付)が6,000円……って、それ買ってどうするんですか(<さすがに理性働いた)。

今回は断念。だってこのパスポートケースの値段があれば、今迷ってる福本日南が書いた直江兼続伝(明治32年刊)が買えるんだもの。2.500円なんだもの。直江評伝読むとたいてい引用されてる本。個人所蔵なので確かに格安。
………で、本当にそれ買ってちゃんと読むんですかはるかさん。手に入れた時点で満足しそうな気がするよ、経験上…(痛)。まだしばらく悩むことにします。でも安いんだよな……。

■休肝日。ちょっと減酒(あくまで禁酒ではなく)に挑戦中。

3月7日(日)

なんだか鼻がむずむずするので、ティッシュの箱を手放せない。鼻が詰まると頭が重くなるのがイヤです。ついでに目が痒い。

…この季節、なんだか似たような症状を呈する病気があるような気がしますが、断じて違います。風邪とアレルギー性結膜炎と寝不足のせいです。ええ、ナントカではないです、絶対に。

■缶チューハイ1本。

3月6日(土)

三年くらい前にアマリリスの球根を貰って、母が鉢に植えた。
多年生なので、花が終わると外に出して日の光に当てたあと、水をやって暗いところに置いておく。季節になると、暗所から出して日の光に当てるのだけど、うっかり今年は時期が遅れたらしく、母が「今年は駄目かしらね」と言う。見れば暗い中で自力で葉と茎を出したものの、いずれも真っ白でアルビノ状態。なるほど光合成には日の光が必要なのだと理科の授業を思い出して妙な感心をした。
ところが植物は強い。翌日会社から帰ってくると、部屋の中に置かれた鉢の葉と茎はきれいな緑色に変わっていた。出足が悪かったせいか、いまだに葉はあまり伸びないが、茎だけはひょろりと伸びて大きなつぼみをつけた。あんまり成長するので、じっと眺めてたら伸びるのが見えるんじゃないかと思うくらい。
部屋の中が暖かいので、だいぶんつぼみもほころんできた。明日辺りには咲くかなあ。

■水割りのペットボトル(<こういうのが売られているのです。でも白角の水割りって薄いのな…)とウーロンハイの缶1本。
●山田風太郎『幻燈辻馬車』(上)ちくま文庫 /やっぱり『エドの舞踏会』は見つからない……ので代打。幽霊の母子が茶目っけがあって好き。モザイク模様のように明治の有名人が姿を見せるのも楽しい。よくこれだけいろんな人を登場させるよなあ…。

3月5日(金)

本当は今日は「日本酒を愛でる会」ということで、会社のU先輩(十五歳くらい上の女性)と初めてお酒を飲みにいく予定だったのですが、あいにく都合があわなくなったので、同期のMちゃんと二人で飲みにいくことにしました。よく飲みに行くんだけど、二人だけってのは珍しいです。
お店は私のリクエストにより、水道橋の「暫亭」。焼き鳥食べたかったの……鳥インフルエンザの最中に。でもお店は繁盛してるみたいで、めでたいことです。料理を頼むとばばっと続けざまに出る店もあるけど、ここは一品一品がゆっくり。いかにもおつまみに飲むという感じでよいです。ネギマとつくねが旨かった。菜の花の辛し和えなどが「本日のオススメ」で出ていると、春が近いなと思われされます。その割に冷えるけど。
日本酒を頼むと、一合がガラスのとっくりで出てくる。注文五回目くらいで「おねえさん、飲めるねー」とおじさんに呆れられた。………結構酔っ払ってたんだけど、顔には出にくいからな私。でも記憶も飛ばず(<人として当たり前)、いつもこれくらいで済むといいんだけどねー。

■レモンサワーのあとはずっと日本酒。名前で選んでみました。愛知の「義侠えにし」、鳥取の「鷹勇」、福島の「会津ほまれ」…あとなんだっけ。間違っても「浦霞」「菊姫」などの優しげな名前ではないのは確かなんだけど。飲んだ中では「鷹勇」が一番すっきりしてて好みでした♪

3月4日(木)

帰り支度をしていたら、主任が部長につかまって何か言われてる。あーさっき私もハンコ押した報告書だ。でももう時間がないの。映画が七時からなの。上映が明日までなの。今日しか行く機会ないの。すみませんすみませんごめんなさい帰ります……っ!

そこまでして観に行った映画は、アンディ・ラウと反町隆史の香港映画『フルタイム・キラー』。企画だけは私が香港映画に金注ぎ込みまくってた学生時代からあったんだけど、しばらく頓挫していたらしい。今頃公開。が……うーん。走ってまで観に来る必要はなかったかも……。いくら反町が出てるからって、無理に日本語しゃべるキャスト出さなくていいから!(日本人という点を最優先したのか、演技力皆無だったり、アンディのしゃべる日本語に「字幕をくれ!」と思ったり……)いまいちストーリーに求心力がなくて話が分解してる気がするとか、一人もキャラクターに共感できないとか、反町の着てる服がセンス悪すぎとか、アンディの役は殺し屋というよりキ●ガイだろうとか………私が知らないヒロイン役の女の子が一番頑張ってたかなー。日本語、出てるキャストの中では一番上手かったし(<…反町は?)。

しかし爆発シーンに関してはやっぱり香港映画はさすがです。香港映画は撃ってなんぼ、爆発してなんぼ、ふっとんでなんぼ!だから。クライマックスの銃撃戦は独創的で綺麗でした。そこいらのぬるいハリウッド映画なんか目ではなく(『SWAT』火薬が足りないわよ!)。が、その派手な銃撃戦のオチがこれ………(がっくり)

なんでここまでして私たちは観終わってがっくり来るだろうなーと思われる映画に金注ぎ込んでるのでしょう。業?もしかしたら前世が香港人だったのかもしれない……

■チューハイ1缶。
●山田風太郎『叛旗兵』廣済堂文庫 /山風の黄金パターン。誇り高い絶世の美女の姫君と、それを崇める豪傑たちという構図なんですが、関ヶ原後の有名人オールキャストという感じで楽しめます。史実はだいぶんふっとばしてるけど。直江家の系図を知ってると、この話の最大のトリックのひとつが最初の十頁で割れてしまうのが残念ですが、とにかく直江兼続が格好いいので、私他になんの文句もありません(笑)。最後の三頁に至ってようやく明らかになるタイトルの意味がちょっと悲しい。

3月3日(水)

ひな祭りだというのに、雪が降るのかと思うくらいの冷え込みでした。寒。

陸軍の本をツッコミ入れながら読み続けるのに疲れたので、頭使わない本を……と、山田風太郎の『叛旗兵』を読んでます。ほんとは山本権兵衛と明治の顕官が出てくる『エドの舞踏会』が読みたかったのだけど、部屋の中で見つからなかったの。今度立ち読みしてこよう……(持ってる本なのに)。
現在は(何故か)近代陸海軍史の資料ばかり読んでますが、もともと歴史ジャンルは何度もはまり、新撰組に始まり、南北朝に源平、平安(というか安倍晴明)、戦国といろいろやりました。戦国は上杉家の直江兼続が好きだったので……ええ発端はありがちに『炎のミラージュ』です(苦笑)。もう高校時代、麻疹もかくやとばかりにはまり、危うく受験を棒にふるところでした。墓参りしたさに、菩提寺がある山形の短大受験しようとしたもんな……親に「自費で行け」と言われて頓挫したけど(しかも冷静に考えれば、2月の米沢なんて雪に埋まってるだろう)。以後十年、まだ果たしてません。今年こそ是非。

が、しかし。
直江兼続が出てくる小説は多いのですが、あの有名な「愛」一文字の兜のせいか、なんかもう読んでていたたまれないような恥ずかしい本が多くて……古本屋で見つけて買ってみたものの、
『愛と鬼謀の軍師 直江山城守』(<しかも版元は春陽堂)なんて、タイトルだけで読む勇気が萎えます。どーしよーかなーこれ。
今のとこ読んだ中で彼が格好よかったのを三作挙げるなら、藤沢周平『密謀』、隆慶一郎『一夢庵風流記』、山田風太郎『叛旗兵』、番外で南原幹雄『謀将直江兼続』に司馬遼太郎『関ヶ原』かなあ……て、司馬以外は全部超フィクション系……というか「読むに耐える文章を書ける作家」という前提条件が泣けます。童門冬二は文章力もさることながら、家系図を根本的に間違ってるので読む気もしない。

が、たまには勇気を出して、知らない作家のを読んでみるわけです。四回くらい途中で挫折しつつも。
先日、部屋で発掘した本。最後まで謙信を敬愛し続ける上杉景勝と、途中で謙信の理想を追いきれなくなった兼続の意見の相違が関ヶ原前夜の家康追撃の断念につながった………というものなんだけど。兼続が謙信へ不信を抱いたきっかけが、
近習だった時、謙信に押し倒されたけど怖くて泣いて抵抗して未遂に終わったという少年時代の思い出だという記載に遭遇。

………それは理想がどうの、という問題ではないのではないだろうか……。

読み終わって強烈な敗北感。ああやっぱり途中で挫折する本は挫折したままにしておけばよかったのに…。

■休肝日。あの本の内容を思い出したら酒が欲しくなったけど、今何もないので…

3月2日(火)

滅多に就業時間内に外に出る機会はないのだけど、珍しくお出かけ。書類を出しに税務署に。
もうちょっと天気がいいと、スタバかタリーズでカフェラテでも買ってのんびり歩くのだけど(<仕事する気ないようです)。あいにくの曇天じゃそういう気分にもなれず、てくてく歩いて出かける。
ネットで検索した地図の目印がよくわかんなくて、地図の道順どおりに素直に歩いた。なーんだ、この辺りなのか。三省堂本店を描いてくれればすぐわかったのにー。おかげで遠回りしちゃったよ。帰りは場所の見当もつくので、適当に裏道を歩いて帰る。思いもかけない路地の奥にお稲荷さんがあるのを見つけたりして楽しい。

ついでに「行こうかな」と思ってた会社近所でやってる教室の4月からのコースが定員埋まったという貼り紙も見つけて愕然。えー。行こうと思ってたのに「アル中」……………。

■缶ビールとチューハイ1本ずつ。夜、近所の寿司屋で熱燗飲んでたら「これ、Kさんがはるか(仮名)ちゃんに実家のお土産飲んでって置いてったから」と四合瓶をいただいてしまったのでボトルキープ。美女にお土産いただいてしまった♪<六十年輩の方なんですが、ほんと美人……
●岡田益吉『日本陸軍英傑伝 将軍暁に死す』光人社NF文庫 /日露戦争からちょっと浮気して昭和陸軍。あまりに皇道派万歳な内容に、最初は「この人ほんと統制派キライなんだなー、永田以外ぼろくそだ」と笑ってたのですがだんだん辛く……。なんでこんなに満州事変の理想をしつこいくらい繰り返すのかと思えば、元満州国官吏……そりゃ悪くは言わんだろう。
「トム・クランシー絶賛」とあるので読んでみたら推薦文に「作者とはハイスクールの同級生で」とあるのを見たときのような気持ちに。都合の悪いことは書いてないとか前後に矛盾はあるとか……多分この作者と酒飲んだら、途中で口論になって茶碗をぶつけあうようになるのではないか……と。話あわなさそう。

3月1日(月)

久々に東京に雪が降りました。このところ暖かくなってきたと思っていたのに、急に寒がぶり返したようです。風邪などひかれませんよう。

上司はまだ来ない。来るという音沙汰もない。ついに40営業日を突破。いっそいつまで休む気なのか楽しみになってきた。部署でトトカルチョでもやりたいところだが(<新人時代、配属先を当てるというのを二十人くらいでやった。私はうっかり現在の配属先を当ててしまい、配当をもらった…)、苦労しているS主任がかわいそうなのでやめておく。
「上司が30日休んでるんだよね」と学生時代の友達にメールしたら「それは年間?」という返事が返ってきた。そーだよねー普通連続だとは思わないよね、と思っていたら、彼女のメールには
「うちの直属の上司も12月から1ヵ月半休んだ挙句に現在週勤3日です」とあった。……実はよくあることなのかしら。

「文科系の人間は理不尽なことに耐えるのが主な仕事だから」という彼女のメールにショック。ええっ、そうなの?そんなことの為に私は18年も学校に行ったの!?そうか、じゃあ数学のできなかった自分を責めながら仕事するしか……と思いつつ「やあやあ迷惑かけてごめんねー、部長いるー?」などとと明るい声で電話をかけてきやがったりする上司(※本日)に殺意。

以前彼の部下だった先輩に社内で出くわし、「今日で42営業日目なんですけど」と言ったら
「四十九日も近いな」と言われた。……うわ、きっつー。

■ビール1本。サントリーの季節限定「春生」。外はすっかり冬の寒さが戻ってきたみたいだけど。