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12月31日(月)

会社も休みになり、今日の課題はリビングのお片づけ。本とか本とか本とか芝居のちらしとかちらしとかパンフとかなんかもういろいろ。年賀状は…これ終わってから…(泣)。ちんたら片付けてると出てくるのはカード会社の明細が山ほど。見たくないので開けてなかったらしい。見た。……息止まりそう。とりあえずこないだの飲み会(13人分)の払い、全部使い切っちゃったー(死)。み、見たくなかったわ金額。いかん、真面目に自分の過去と向き合ってちゃいけないわ!なんかかけようビデオかDVDか!そうだよせっかくDVDプレーヤー買ったんだから、芝居のDVD見られるじゃん!

というわけで、こないだ買ったきり放り出していた『今度は愛妻家』のDVDを流しながら片付けをした。コメディと思わせて実は…という内容で、劇場で「反則!ちらしと全然違うわ!」とぼろぼろ泣きながら観た芝居。<会場中、鼻をかむ音、ハンカチやティッシュを探す音でずっとがさがさしてた。この後の展開も知ってるのにー、台詞も知ってるのにー!と思いながら、ぼろぼろ泣きながらティッシュ片手に酒飲みながら本を積み上げて並べてる自分。………バカじゃないの?

年越蕎麦を食べ、紅白を観、年賀状用の住所録を入力し(<最後のこれはこの時期どうか)、正しく日本人の年越しの過ごし方!という感じだったのですが、携帯に電話がかかってきて……学生時代の語学の先生が今日亡くなって3日にお通夜だそうです。全然ドイツ語のできない私を(主に飲み会の席で)かわいがってくださった先生。お手伝いに行かなきゃ、そして明日喪服買いに行かなきゃ!(焦)……そういや今年初詣行かなかったんだっけ……来年はちゃんと行こうと思います、本当に。

■“谷口酒造”のビンテージ梅酒の残り、ちょっとだけ残ってたジョニ赤、それからモルトのmuirhead’s blue sealをボトル半分ほど。

12月30日(火)

昨日は休んですいませーん、と出勤してみると、上司がいない。部長がやってきて「彼はうちの都合でしばらく休むから」はあ。それはいいんですけど……って、
1月20日までかよ!1月上旬繁忙期じゃなかったんかい!……まあいいや。逆に気楽かも。しばらくは部長と一緒にお仕事なので、昼はうちのチームと部長で年越蕎麦を食べに行った(というか奢ってもらった)。ごま蕎麦食べての帰り、社内に戻ってきてエレベーターの中で一緒になった女性に「なんかアルコールくさい」と言われた。

「え、はるか(仮名)さんでしょ」

ひどい、人のこと売りましたね部長ー!!熱燗飲もうって言ったの部長じゃないですかー!!……が、他の三人は完全に顔に出るタイプだったので「目元と耳赤いよ」と言い残して彼女は降りていきました。私は全然顔出ないもんなあ(笑)。

忙しい部署は別にして、最終日はだいたい2時過ぎには帰っていいことになっている。営業は1時から社内で飲んでるらしいが、うちの部署は普通に帰ります。高校時代の友達が「忘年会しよーよ」と連絡してきたので、新宿で待ち合わせ。ちっ、今日まで仕事なの私だけかよ。遅れてくる二人を待ってる間、他の連中が寒い寒いというので「建物の中で待っといで」と一人で本読んでたら、ぽん!と肩を叩かれた。もー遅いよ?と顔をあげると。

「どっかで見た人がいるなーと思ったんだよね」<…藍里さんでした。世間狭すぎ。

高校時代仲良かった女六人組のうち、五人で飲み会。こんだけ揃うのも久々。この面子で高校時代飲み会してたから、大学入ったとき世間一般普通にこれくらい飲むもんだと思ってたんだよ……。数年ぶりにあった友達と最近の酒の上の失敗の話をしていて……行ける!まだ行ける!この人たちよりマシだ!とか思ってしまう自分がイヤです。そろそろ三十路も近いというのに何やってるんでしょう私たち。そして誰一人として嫁に行く気配のないのも安心できる点です……「あたしはあんたたちの結婚式で着ようと思って用意してある振袖があるのよ!振袖着られる年のうち誰か一人くらい嫁に行け!」……なら自分の結婚式で着なよー、花嫁なら年齢度外視してシャレで二次会で着られるよ?「男が貧乏で結婚できないのよー!!!」…そりゃまた切実な理由だわ。

学生時代、中学高校大学とすべて共学であるにも関わらず、女子高出身の友達に「えっ、絶対女子高出身だと思ってた!」と言われたのは何でだろう……と思っていたのだが、なんとなく納得できる瞬間。

■昼に熱燗1合。夜は生ビール2杯、日本酒が1合、ウィスキーはラフロイグとかボウモアとかアイラ島のをいろいろ混ぜて3杯ほど。あと二次会でいろいろ。多分。何飲んだか覚えてない……(白状)。

12月29日(月)

無事有給休暇を取得して、冬コミに行ってきました。もーなにせ、小説はともかく歴史ジャンルと香港芸能となると、なかなか普段は本探すのが大変で。今日は一般で入ったので、前日出かけた友達の忠告「日焼け止めはちゃんと塗っていけ」を遵守して列に並ぶ。待つこと一時間半、ぼちぼちと西館へ。<目当ては歴史。でも歴史ジャンルって危険なので、自分に枷を課して入場。新撰組には手を出さない、幕末も本多いから駄目。戦国と源平も不可。本多いから。自戒自戒。

…一時間後、西館を出てきたときの私の戦果。日露〜太平洋戦争の軍人本はともかく(メインだから)、三国志、水滸伝、ナチスドイツ、史記、中国南北朝、寺田寅彦本、潜水艦の薀蓄本……
赤紙便箋(※赤紙=日本軍の召集令状)に至ってはどこで使うんですかこれ?と自問自答したいくらいの内容。いいの、でも好きだから……っ。
会場にはそこかしこに歴史コスプレした人がいて、やっぱり古代中国ものの衣装を着ている人たちは華やか。ナチスドイツも制服のラインがかっこいい。行為の好き嫌いはともかくとして、軍服だけでいえば文句なしに好きなのよね…(溜息)。あら女性で日本陸軍って珍しいわね…星が三つってことは階級は…えーっと…?…が、それが一瞬で判るくらいなら苦労はないのです。勉強します……

買ってきてもらった本もあわせると本当に石抱きの刑並みの重さに。先週行った整体の効果、今日一日で全部とんだなあ……と遠い目になりながら、藍里さんとこのスペースに入れてもらう。なんでこんな本買ってるんだー?とか首傾げてると「そろそろはるかさん燃料切れてきたんじゃないの?」と声をかけられる。あの、一応私イベントの時は素面で来てるんですけど……と小さな声で反論すると
「だから頭に燃料まわってなくて、ヘンな本買ってきちゃうんじゃないの?」と断言された。………反論できない。

切れかけた燃料を補給すべく、五反田で藍里さんと御飯。「こりゃうめぇ」というチェーン店なんですが、料理美味しかったし接客も結構よかったし、ふらっと入った割には当たりかな。6時前に入って9時半過ぎまでBDと全然関係ない話をし続け、さてそろそろと「お勘定お願いします」と頼むと、ずっとオーダーとってくれてた中年の女性に「お強いですねー」と言われた。…そう?なんか今日私全然飲んだ気しないんだけど。ロクに寝てない割に酒がちっともまわらないし。藍里さんも「今日は飲んでないわよ」という。…が、伝票は正直だった。飲んだ分だけレシートでわけると
7:3で私の払いに……悔しいので東急ストアで酒仕入れてやるっ…!

■生ビール1杯と日本酒は「獺祭」を1合。梅酒は黒糖を使った濃厚なのを1杯。焼酎は「にごり芋」と「こりゃうめぇ」というハウス焼酎?を3杯、泡盛「国華」を1杯。<ここ、グラスが小さいのよ……餡蜜のシロップ入れる器みたいなやつなんだもの…。帰ってから東急ストアで仕入れたスコッチウィスキー「MUIRHEAD'S」を少々。

12月28日(日)

学生時代の同窓生と、二人忘年会を。
コミケ初日、私は特段用事がないのでパス。彼女はお買い物してくるので、夕方には待ち合わせしようよということで場所を決める。……どうする?じゃ、高田馬場でいいか……。<特に予定がないなら池袋でも新宿でも渋谷でも場所はあるだろうに、なんとなく古巣を選んでしまう辺りが帰巣本能っぽい(あるいは変化を嫌うトシの証拠かもしれない)。ぼちぼち歩いていくと、店もだいぶん入れ替わっていて、ちょっと寂しいような残念なような。できれば馴染みのお店は末永く残って欲しいところですが。
本日のお店は、店構えだけ知っていて入ったことのなかった「台北小館」。こないだ私が買った『Pen』の「在日チャイニーズが推薦する中華」という特集に載っていたので。席数は多くなくて、なんだか店のつくりはカウンターのある寿司屋みたいだけど、料理はさすがに美味しかったです。値段も適当だし。残念、在学中に知ってたら通ったのに。来てるお客さんも常連が多いみたいで、騒がしくなくていい店でした。また行こっと。

待ち合わせを書店のコミックコーナーにしたせいでいろいろと買い込み、つい勢いで『働く男の制服図鑑』などという本まで買った癖に(…でも当たりでした。自衛官の階級章一覧が陸海空全部載ってるだけでも、私の中では買った価値あり)、帰りはまたBOOK OFFまで足を伸ばす私たち。とはいうものの、こういう新古書店ってあんまり私が欲しい本ってないのよね、回転速い本が大半だから……といいつつ、出かければふらふらと棚を見てまわる。どうしようかなと悩んでたら友達が来た。

「なに見てんのー?」
「え、
『栄光の連合艦隊』…」<歴史読本愛蔵版。

…非常に笑われました。「ほんと外さないね君は!」って言われても…だって連合艦隊歴代長官の顔写真全員分載ってるんだもの〜。写真は見ると後悔する場合が大半だけど(<おい)、見られなければそれはそれで気になるものなの!もう病気なんだからほっといて……(哀愁)。

■出かける前にチューハイ1本とジョニ赤少々。中華料理食べながら生ビールとレモンサワーと紹興酒をグラスで。帰ってからドイツの白ワイン。しかし午前2時にワイン飲みながらまだカタログチェックしてる辺り、だいぶん泥縄です。。。

12月27日(土)

「昨日、お店の前で事故があったんですよぉ、すごい大きな音がしてびっくりしました」
ちょうどうちに来てたお客さんが停めてた車に走ってきた車がつっこんできて、しかもお客さんの車がベンツで、お店の中大騒ぎだったんですよぉとちょっと興奮気味に話す、髪を梳いてくれる今年入ったばかりの美容院の女の子の言葉に相槌を打ちながら思う。ほんとは数年前、ここの向かいのあのアパートで殺人があったんだけどね。<ちょうど髪切りに来た日が現場検証の日だったので知っている。喧嘩中に逆上した部屋の主が包丁を持ち出したもので、自首して出たからすぐ犯人は捕まったけど。
…ま、原因はどうあれ、十代の女の子を怖がらせるつもりはないので黙ってましたが。しかしあのアパート、いつ見ても「空き室アリ」の看板が出てるわねえ……そこの部屋かしら。

うちから近い駅は2つあって、片方はバスに乗って行く通勤につかってるJRの駅、もうひとつは歩いて5分弱の私鉄の駅。後者の駅前にはコンビニがひとつ。学生時代は完徹明けでふらふらとレジュメのコピーに行き、最近では終電が終わったあとにヨーグルト買ってみたりと割とよくつかった覚えはある(酒は置いてないのでビールも買えないが)。
最近、そこのコンビニの店主が殺されたらしい。何年だか使っている割に、私はその店長という人がどんな顔をしていたのか思い出せないのだけれど。それはさておき、問題はまだ犯人が捕まっていないということで。そこの駅の終電は、JR駅前のバスより1時間遅い12時過ぎ。……そっちから歩いて帰ればタダなのに!タクシー代いらないのに!早く捕まえてください……(切実)

■クラシックラガー1本とレモンの缶チューハイ1本。あとジョニ赤のハーフボトルの4分の3くらい。水割りにしてみたら非常にマズかったのは私の腕のせいか、はたまた単に値段のせいか……やっぱストレートだわ。
●帚木蓬生『薔薇窓』(下) /犯人自体は上巻から怪しかったよなとか多分ハンサムなんであろう主人公がうっかり美人のストーカーの誘いに乗ったりしてドン臭すぎとかいろいろ話が詰め込まれてて相互に絡み合いすぎてて、集約すると本筋ってなんだっけ?という気はしないでもないのですが……聡明な日本人の女の子とか下宿先の面々とか勤め先の主人公の親友の警部とかの描かれ方がよいので私は好き。というか、結末はほぼ裏表紙の粗筋読んだだけでネタばらしてるという気も……。
●星野博美『銭湯の女神』文春文庫/ 銭湯とファミレスから世間を眺めたエッセイ集。時折り視点にやや傲慢さを感じることはないでもないが(表題作とか。エールのようでいて、ラストのそれは“上からみた他者に対する評価”なのじゃないかと思う)、基本的にはこの硬質な文章は好き。年始にあたっての小さな目標には心底共感した(私の目標も常に低い)。35歳女独身、彼女と同じ状態になってから再読してみたい一冊。
●仁木悦子『暗い日曜日』角川文庫 /相変わらず仁木兄妹もの、結婚後の悦子夫人の話に三影潤ものとお菓子のアラカルトのような短編集。解説のように「かわいい妻」の読後感をさわやかと評せるか、私のように「この女きらい」と思うかは、主義心情の違いかもしれないけど。「紫色の午後」は子どももののようでいて辛辣な一編。容姿についてのコンプレックスを描かせたら、やはり男性作家は女性作家には敵わないと思う短編。

久々に柏の新刊書店に足を運んだら、唯一全部買ってるBoy's Love作家の持ってないのが3冊も出ていた。いや、出てるはずだと思ってコーナーに行ったのだけど、見つけるまでに相当苦労。あのきらきらしい表紙を目が咄嗟に識別できなくなっている模様(トシを実感)。やっと見つけてレジに3冊まとめて出す。…なんかすごくこのジャンル好きな人みたいだ……(溜息)。
ところで疑問なんですが、なんでBoy's Loveの新刊案内とか粗筋って「ナントカカントカされて…!?」って疑問形で終わるのが多いのかしら。たまにハートマークで終わるのもあるけど、大半は?で終わる。これってBLジャンル独自の慣習なのかなあ。<他の新刊案内にはそういうの見ないけど。

12月26日(金)

日頃悪し様に言っている上司が、私があまりにこないだ派手にぶちキレたのを気にしたのか、お昼のぷち忘年会の費用を全部持ってくれた。駅前のビストロ、美味しいけどそう安くはないので、4人分持つと結構いい額になる。超しつこく念を押しておいた書類も戻ってきたし、奢ってもらった御礼を言って、とりあえずは友好関係で一日穏やかに終わりました。悪い人ではないのよね……少なくとも休みを取ることに文句を言わないところはいいとこです(29日貰えたし)。しかしだんだんこの年になると、どこの職場の友達と話してても愚痴が多くなるようで。<秋月りす自選集『特選OL進化論 〜35歳で独身で〜』の一冊が染みる年頃です。

このところ腰が痛いのでせっせと地元の整体に通っている。なんだか今日は顔あわせるなりちょっと驚かれたような気がすると思ったのだが、多分それは私が化粧をしていたからのような気がする。いつもすっぴんで眉すら描かずに来るしね。そんなに顔違いますかと訊いてみたいようなみたくないような。
さすがに一週間に三回目ともなると、だいぶん押すと痛かった辺りも緩んでくるようです。「だいぶんよくなってますよ」と言われながら次回、新年早々の予約をして、帰る。よくなりましたかそうですか。でも
「来週の月曜日、冬コミ一般参加なんで…」という呟きは口には出せませんでした。すみません、多分新年来たらまた元通り……。

■休肝日。<いろいろ買ってきたけど、飲む前に布団に倒れこんだので。
●帚木蓬生『薔薇窓』(上)新潮文庫/ ちょうど今月文庫化してたので買ってみた。1900年のパリを舞台にした物語で、ネットで見た「この作者の本は途中が冗長」という意見にちょっと頷いてしまう。いや、私自身は冗長とは思っていないのだけれど、サスペンスやミステリーを期待して読むとそうかも。多分それは、この作者が主人公の人と為りや彼の生活している世界を、地の文で説明してしまうのではなくて読者自身に読み取って欲しいと思っているからなのではないかしら。単純に謎解きを期待すると、途中で飽きるかもしれない。でも私はこの人の文章は好き。何気ない日常の風景の描写がいい。

12月25日(木)

「北米防空司令部(NORAD)のレーダーによると、現在サンタは、南米にいるとか・・・」

仕事中に届いたメールに、「は?」とリンクをあけてみると、確かに現在地は南米。
これ、アメリカ合衆国とカナダの防空を担当する軍が提供するレーダーによる追跡なんだそうです。やっぱりサンタは時差に沿って、クリスマスイブの夜ばかり追いかけて飛ぶのでしょうか。残念ながら家に着いてから見てみたら、もうサンタは寝てました。会社にいた頃はまだ南米で働いてたんだけどねえ。
そういや昨年はアメリカの保険ニュースで「サンタから二日間だけスペシャル労災保険の申し込みが来た!」という記事があったっけ……ブローカーによると、オプションだけどちゃんとサンタが入れる保険はあるそうです。彼の仕事は「Specialized Aircraft Operations」なんだとか。そうねえ確かに。空飛んでるし。ソリとトナカイがAircraftかは微妙ですが(約款に「トナカイも含む」って書いておかないと、きっと保険会社は払ってくれないよ!)。シーズンになると、いろんな会社がいろんなことを考えるものです……

が、すっかり私の意識はクリスマスを過ぎて年越しに。お昼は同期と「神田やぶ蕎麦」に行ってきました。予約入れておいてくれたMちゃん、ありがとう!激混みでした……明日からは予約も受け付けないらしい(年末だからね〜)。初めて行ったけど美味しかった。でも大変上品な量でした……足らんっての。結局その足で近所の甘味どころ「竹むら」であわぜんざいを食べ、非常に和食を満喫した気分です。ほんともう気分は年末よね……ついでに仕事もこのまま年越しで休みになってくれればいいのに……(ちっ)。

■バカルディ(ラム)の残りグラス1杯、「謎2003」を少々。

12月24日(水)

SSに「We wish you a Merry Christmas」(BD)を追加。やっとこの見飽きた原稿(3年越し!)とお別れできて嬉しいです。そりゃ12月しか続きに取り組もうとしないからか…あと何本片付ければこの下書きフォルダ、きれいになるのかしら……。

「じゃあ打ち合わせを5時半からにして……あ、はるか(仮名)さん、今日だいじょうぶ?」
「ええ、別に何時でもいいですよ……
別に全然予定ないですから今日

二十代独身適齢期(多分)の女がそんなに断言してていいのかという気もするが、だって別に本当に予定ないしな。やらなきゃいけないことはいっぱいあるけど。しかし予定がないとは言え、「クリスマスくらいは皆早く帰ってね」とぬかした上司が、「で、病院行くから俺午後休むわ」と言って帰ってしまった日には、返事する声も3オクターブくらい下がろうというものです。……誰のせいで残業してるのかなああ?<午後7時過ぎ、フロアは残り3名。

と、殺意を日々新たにしつつも、うちに帰るとやることはいっぱいあるわけです。現在私が早急にやらなければならないこと。

1.年賀状の作成……は、なんとか今日会社で昼休みに作ったので終わった。あと印刷。
2.去年の年賀状作成以来使っておらず、すっかり固まってしまったプリンタの手当て(インク交換で足りるかも不明)
3.先日リカバリの時にうっかりふっとばしてしまった「筆ぐるめ」の住所録の打ち込み直し(70人分くらい)
4.来週の月曜日の冬コミカタログの分解とサークルチェック
5.1月11日の大阪インテックスあわせの原稿
6.正月に向けて、部屋に散乱した本の詰めなおし
7.土曜日までに返却しなければならない香港映画ビデオ3本鑑賞


どれから手をつけていいものやら………とりあえずビデオかな……(<え!)

■缶チューハイ1本と、寂しいのでせめて気に入りのワインを空けてみました。9月に長野行ったときから奇跡的に残ってたやつ。<長野のSt. Cousairのナイアガラブラン。マスカットの香りがしてジュースみたいで美味しい。

12月23日(火)

Libraryに1冊追加。<福田定良『新選組の哲学』。こんな壁紙見つけたので使ってみたくて。

最近腰が痛いので、整体に行ってきました。絶対これ、昨日の昼に書泉グランデまで走って買ってきた冬コミパンフのせいもあるって!もう、なんでこんなにムダに厚くてムダに重くてムダに高いのだ!私は2日目しか行かないのに、こんなにいっぱいいらんわ!
い、いたたたた。とか呻きながら押してもらってたら整体師さんが首を傾げている。「今日どこか出かけた帰りですか?」先日来たときよりだいぶ身体が疲れてる感じだから……ということらしい。いえ、多分それは昨晩帰ってきたのが
午前2時をまわっていたせいかと……(正直に申告)。でも近所のとんかつ屋さんで昼御飯食べながら既にチューハイ3杯も飲んでることは黙ってました。<本当はお酒飲んでマッサージは受けちゃいけません。

■お昼にレモンハイ3杯、夜にレモンの缶チューハイ1本と現在は「加茂緑」の残りを。今晩でなくなっちゃうかしら…。

12月22日(月)

かんさ部のNさんがおうちを開放してX'masパーティーをするというので呼んでもらった。
お料理を作ってくださったNさんの奥様含めて12人。結構大人数ですね。「幹事のSとはるか(仮名)には特等席でベランダを空けてあげよう」……ベランダで飲ませていただきます。なにせ前回ふぐ鍋に呼んでいただいた時には入社一年目のくせに本型の陶器に入ったとても高いブランデーを散々がぶ飲みして……あれ確か1本5万とか6万とか言ってたやつですよね……ご、ごめんなさい……。

いつベランダに出されてもいいよう防寒の用意はしていったのだけど、幸い部屋の中で飲ませてもらうことができました。Nさんの奥様はとてもお料理上手なのです……幸せ。仕事で遅れていったせいで食べ損ねたえびフライだけが心残りです。ソースだけもらってもさ……。

今回は新人の女の子が2人。片方はこないだNさんと鍋に出かけた時に誘った子で、見事な鍋奉行ぶりを発揮したらしい。「今度から『奉行』と呼ぶことにしよう」……うちの会社は、仕事の役職とは別のヒエラルキーがあるからな……とか言ってたら「今日ははからずも会社の三強が揃ったから」云々と幹事が言っている。なんの?と言ってたら「決まってるじゃないか」と日本酒を注がれた。
「例えて言うなら、Mさんは武田信玄、はるか(仮名)は長尾景虎、そしてSさんが織田信長かな」……ロクな死に方(<大酒飲みで脳溢血とか)した人がいないじゃないですか!ていうか私が上杉謙信なんですかーそれはイヤだな……秀吉だろうが家康だろうが、誰と言われてもイヤだけど(でもKさんの「今川義元」よりはマシかしら)。

「Sなんか見ろ、一度は天下を取ったのに肝臓にコレステロールに中性脂肪とみんな悪くて、あとは下り坂なんだぞ」


……いらないですそんな天下……。

御飯は美味しかったしお酒も飲んだし面子の半数は女性できれいどころが揃ってたし(<私が嬉しい)ちゃんとサンタの格好(<頭だけだけど帽子に眉とヒゲまでついてる)も持ってくる盛り上げ役もいたし。はー楽しかった。問題は私がこの面子の中でNさんちから家が一番遠いということだけでしょうか。終電、だいぶギリギリだなーでもええとここで乗り換えてこの電車に乗って、やれやれここまで来ればもう大丈夫……

「取手ー取手ー終点です。本日の上り電車は終了しました」

やられた(がっくり)。<快速で二つ先の駅。また寝過ごしたか……
タクシー乗り場は長蛇の列。別に並ぶのは構わないんだけど、高いんだよな……となれば、出遅れたのかもう白タクの呼び込みはいない以上、まずは同じ方向の人間を捕まえるしかない。とりあえず外見だけは(中身はどうあれ)若い女でよかったと思う瞬間。訊いてみると私の前にいた四十代くらいの男性が私の隣の駅だというので同乗することで交渉妥結。が、いくら払って貰えるかはこの先にかかっているのでした(私の経験上)。そりゃ愛想もよくなるというものです。
えー柏までそんなにかかるんですかーあんまり長距離乗ったことなくてー(ほんとはこの路線なら、一駅刻みでタクシー代は知っている)、飲み会の帰りで場所が遠かったもので、電車で座ったら安心しちゃってー目が覚めたらここの駅だったんですよねー、いえいえそんなにたくさん飲んだわけじゃないんですけどー(ちょっとビールとワインの赤白とシャンパンと日本酒とバーボンをちゃんぽんで飲んだだけで……)。だいぶん心の声が多かったが、学生時代
「色気はないが非常にホステス向き」という大変失礼な太鼓判を先輩に押されていた私。柏駅までの料金はほぼ全額払ってもらうことに成功したので、おうちまで二千円で帰れました……ありがとう知らないおじさん。

■ビールはモルツ、ワインが赤白シャンパンのトータルで多分1本弱、日本酒は「浦霞」の大吟醸(美味しかった)と、久々に飲んだジャック・ダニエルをロックで。

12月21日(日)

私はただ、弁当が買いたいだけなのに。世の中の不況ってどこの世界の話よ!?と逆ギレしたくなるほど激コミの銀座三越の中を通り抜け、ようやく弁当を買って歌舞伎座へ。本日は夜の部のチケットを取っているんだけど、昼の部の最後の世話物も観たかったので、十年(だいぶ間遠な時期もあるけど…)歌舞伎観て初めて一幕見席に挑戦。…ただ当日並ぶだけのことなんですが。観たかったのは『西郷と豚姫』……そう、西郷だから……いかんいかん、とりあえず今は昭和の本を片付けるところから!そんなうっかり幕末まで戻ったりしないように気をつけないとね!えーと舞台自体は、容姿に自信がないのに恋をしたと悩む勘九郎の仲居の一途な姿がかわいいというのと、あの西郷眉を貼り付けた団十郎がおかしかったという点に尽きるでしょうか……一幕見席は安いので、結構外国人観光客が並んでたりするわけですが、本日私の後ろがそうで。……わかんないなら英語のイヤホンガイド借りてくれ!リアルタイムで英語で感想を垂れ流すな!
うっさいんじゃ紅毛人!(<暴言)というくらいの気持ちに……あと椅子がだいぶスプリングが抜けてる感じで腰に来ました。やっぱり私はせめて三等B席で観ることにしよう……。

さて、今度はちゃんと三等B席のチケット持ってる夜の部。最初の『絵本大功記』は、「なんであんだけ腹に刀刺さってるのにいつまでも死なないのかなー」という歌舞伎では禁句なツッコミが出かかる内容。微妙に睡魔が。こくり。いけないいけない。気を取り直して二幕目は、『素襖落(すおうおとし)』。確かこれ前に狂言で見たことあるような気がする……大名のお使いにいった太郎冠者が行った先でお酒を出してお土産に衣装を貰い、酔っ払って戻ってくるのを大名にからかわれるという話なのですが…橋之助演じるところの太郎冠者が大杯に酒を注いでもらったときにものすごく嬉しそうな顔をして飲んでるのを見て
多分私もお酒飲むときああいう顔してるんだろうなと他人事とは思えない気持ちで観ておりました(なんとなくいたたまれない<酒の上での失敗という意味でも)。

で、最後の『江戸みやげ 狐狸狐狸話(こりこりばなし)』が本日の私のお目当て。周囲もそうだったらしく、空いてた席がのきなみこの幕になって埋まりました。亭主に愛想をつかしている女郎あがりの女(福助)、粘着気質のその夫(勘九郎)、女の間男の破戒僧(新之助)、ちょっと頭が弱い下働きの男(弥十郎)が痴話のもつれで毒を盛ったり幽霊となって戻ってきたりと騙し合いをする話。勘九郎・福助・橋之助はよくこの手の世話物を組んでやっていて、この顔ぶれなら外れはない(今回は橋之助は出てないけど)。特に情けない男を演らせたら一品の勘九郎と、女郎あがりとか守銭奴とかのあばずれ(<いい言葉じゃないですがちゃんと筋書きにそう書いてあるんだもの…)を演らせたら右に出るものはいない(※誉めてます)福助。十年前はかわいくお姫様とかがハマリ役とか言われてたのですが……いえ、本日お姫様もやってましたが、私的にはやっぱり「この人でなきゃ」というのはそっちの路線であったり(※本当に誉めてます)。あと芸達者な弥十郎さん(<好きv)との三人に囲まれると、新之助の破戒僧はなんだか
「地」でちんぴらかなー……と。けだるそうな悪党っぽい喋りはしてるんだけど、「どうして俺はこう、女に惚れられるかなあ」という台詞にいまいち歌舞伎の「色悪」(<四谷怪談の民谷伊右衛門みたいな役ね)というほどの深みは感じさせないというか(でもワイドショーネタではなく、本当にそういう台詞のある脚本なのよ!と後ろの席で大喜びしてたお嬢さんたちに言いたい…)。歌舞伎じゃなくて小劇場でやっても同じ演技で通用しそう。「どこへ行きたい」と訊かれて「巌流島かな」というネタはちゃんとふったりしつつも、うーん……ハンサムではあるけどねえ。そういや新之助って観るのいつぶりだっけ?十年前に観たよな(※向こうが高校時代にサイン貰ったことある)、次が六年前、それ以来か?そのときの出来を見て特段観るこたないかと避けてたから……コホン。十年後に期待いたしましょう。やっぱ歌舞伎はある程度年いってる役者の方が好みなようです。さすがに八十歳はどうかと思うけど。……芝居の出来としては、大変面白い芝居でした。いっそベタなくらいの展開が楽しい。やっぱ素直に笑える演目がいいよねーそして「キ●ガイ」という四文字単語を連発してる辺り、これはテレビで放映されることがあるのかしらとちょっと遠い目…(昔の本だから…)。

■帰宅してからいただきものの日本酒、岡山の『加茂緑』の大吟醸を。ちょっと甘めでやわらかい味。非常に飲みやすくて美味しいです。一晩で四合瓶飲んでしまいそう。危険だわ…!あとは劇場で1本缶チューハイ飲みました。
●吉田俊雄『指揮官とは何か 日本海軍四人の名指導者』光人社NF文庫/ 山本五十六、米内光政、井上成美、小沢治三郎と私の好きな人ばかり挙げてくれてありがとうという内容の本。もとい。米内の副官だった人だから、そういうちょっとした思い出が載ってるのも嬉しい。しかし文庫版あとがきに「キレる17歳」という話があって、見たら平成13年の文章だった。ええと明治42年生まれってことは…92歳か?あり得ないことじゃないですが、結構戦時中を生き延びた軍人って長生きしてる場合が多くて、やっぱり若い頃の身体の鍛え具合によるのだろうかと悩むことしばし。

12月20日(土)

外は木枯らし。柏駅まで御飯を食べに行った帰り、首をすくめながらぼちぼちとビデオレンタルまで足を伸ばす。どうせ私が借りるのは香港映画コーナーなのですが(おかしいなあ、『アンディ・ラウの麻雀大将』前に置いてあったような気がしたんだけど……)、ふらふら店内を歩いているとその時々でコーナーができている。『不夜城』が公開された頃には金城武コーナーが出来ていたけど、あれはむしろ「金城武のファンは見てはいけない」コーナーだったような気がする(<『金城武の死角都市・香港』って、実は主演はサモ・ハン・キンポーとユン・ピョウだったしな…)。確かに出演はしてるけど、監督の名前見ただけでバカ映画とわかるようなものだったし。ウォン・カーウァイコーナーに『大英雄』(確信犯的超豪華キャストの超バカ映画)が置いてあるようなものですね……あれもちゃんと製作にウォン・カーウァイは入ってるけどさ。
それはさておき、本日の特設コーナーは『新撰組』でした。そうか、大河始まるもんね。あ、この古いシリーズちょっと観たかったんだよな………いやいかん。今ここで手を出したらきっと新撰組ジャンルに戻ってついでに薩長にも手を出してうっかり司馬遼太郎のあの辺りの時代の本を全部買い込んできた挙句、しかも冬コミ前で、幕末の長州なんて山ほど本があるのにさらに日露戦争から太平洋戦争まで総ざらえで本を買ってきたりして………転落が目に見えるようだ。やめよう。香港映画3本借りて帰ることにしました…さて『溶屍鬼』、どこで観よう……。

■エビスビール1本、チューハイ2缶、赤ワインが2人でボトル1本、それにラムを3杯ほど。……ブッシュミルズは私はほとんど飲んでないのにどこかに行ってしまった模様。
●土屋賢二『ソクラテスの口説き方』文春文庫 /どれ読んでも似たようなものだと思いつつ、この人の文庫本全部読んでいることに気づいた(多分好きなんだろう)。この人の奥さんがこれだけ悪し様に言われててよく我慢してるものだと毎度のことながら感心。解説が「実弟」となっているが、本当に著者じゃなくて弟が書いているとしたら、文体がそっくりで笑える。
●福田定良『新撰組の哲学』中公文庫 /奇しくも哲学の教授が書いた本が2冊続いたが、どっちもあんまり哲学と関係ない点も共通かと。新撰組の本は書店にたくさん並んでいるが、これくらい堂々と出版されている同人誌(というか著者の妄想…)もあまりないだろう(少なくとも私は知らない)。最近書店で見ないと思えば、どうやら出版社品切れになってるらしい。私は好きなんだけどなあ。

12月19日(金)

ヨリコさんがサイト名変更&URLお引越しにつき、リンクの修正を。「Ms.Ego」から「低コンセンサス」へと変更です。

朝出勤してから時間が経てば経つほど、私の心の中で低気圧が発達することが経験上わかっているので、朝最初に物品申請書と一緒に休暇届をもっていった。…よし。もう何があっても29日出勤しないからな、私は有明に行くぞ!……という私の判断は正しく、午後8時に至り、雷雲発生。ついにマジギレ。……T主任が仲裁に入ってくれたから10分で済んだようなものの、でなかったらあと2時間はかかったことでしょう。ま、ちょっとだけすっとしたけど(でもまだ言い足りない)。

いかんねえ、あんまり怒ると肌によろしくなさそうだわ。と思いながら、使ったことない化粧品を買ってみる。寝る時にはたく粉なんだそうです。古い洋画なんか見てるとぱたぱた寝化粧してるのあるけどね、あんな感じかしら。……とは言うものの、私の場合「塗る」より「落とす」方がだいぶ課題の模様(スキンケア、連敗中)。考えようによっては「これだけひどい生活をしているのに、この程度の肌荒れでまだ済んでいる私の肌の丈夫さ」を褒めるべきなのかもしれない(<友達には同意された)。

高校時代の私の友人には「はるか(仮名)は神経は細いんだよね……
ただツラの皮が厚いだけで」「性格は悪いんだけど、人はいいんだよね」と評された。……ものすごくバカにされている気がするのは私だけだろうか(性格の悪いお人よしってどういうこと!)。

■本日は休肝日(飲む前に寝てしまったから)。

12月18日(木)

ひとつ年をとりました。
自分の年齢を指折り数えて
「7巻の下村と同じ年か……」と思った瞬間、ものすごい脱力感に襲われました。いくらなんでもあそこまで大人じゃなくないだろう自分!と思いましたが……いい年してフリントロック銃なんか買ってる辺り、もしかして下村以下ですかそうですか。<実はすごいショックだった。

気を取り直して出勤。しかし新しい年の初めから危うく腰に縄つきかねないとこでした。回転椅子でこの上司のシンプルなつくりの頭殴ったらまずいよねと思いつつ、つい誘惑に……いえ、心の中で殴り飛ばしただけですが。いかんいかん。とりあえず私の12月29日の休暇届にハンコ押してもらうまでは生きてていただかないと。

この時期になると、毎年『このミステリがすごい!』を買う。京極がデビューした年から買ってるから、もう十年近い?しかしこんだけ単行本買ってるのに、上位10作中読んでるのが『終戦のローレライ』と『第三の時効』だけか……とは言うものの、上位にあがったからと言って傑作揃いなわけではなく(途中であまりの文のまずさに挫折した本とか……一文の途中で何度も改行する小説ってどうなのよ)、外れたからといっていい本はいい。結局個人の好みの集積だもんね。でも20位以内に『マルドゥック・スクランブル』が入ってたのは嬉しいな。

その座談会の中の一文。
「ただ、アンチ横山派というのはいるんですよ。とくに二十代の女性」
「石田衣良と横山秀夫の読者というのは、世代が違うだろうね。男の世界だから女性の支持は集めないだろうし」

………どっちも好きだけど。どーせあたしは趣味が若い女らしくないですよ。ふんだ。

■本日最初の祝杯は、“谷口酒造”のビンテージ梅酒。何年ものだっけ〜?非常に梅がよく漬かってて味が出てます。谷口さんご馳走様v ついで海賊映画つけながらラムを。いつも思うんだけど、ラムって甘いから1杯2杯はいいんだけど、1本は多いのよね飽きるしさ………って、実は最近ラムのボトル3本目なんですが。
●京極夏彦『後巷説百物語』角川書店 /このところ絶版本ばかり読んでたので(笑)出てるのに気づくのが遅れました。明治の時代になって老人となった百介が、怪異に興味を持つ若い青年たちに過去に集めた話を語るという構成。1話目がとてもイヤな話なので、前の話を知らずにこれから読み出したら投げちゃう人もいるかも。でもだんだん京極堂の世界とつながった人物(もちろん明治の人たちですが)が出てきて、両方読んでいる人には楽しめる話だったり。……あの話の惨劇のきっかけって、又市のせいなんじゃ…とか。

12月17日(水)

お昼を食べたあと、てくてく歩いて電器屋に向かった。DVDプレイヤー欲しいんだよね、再生専用のでいいから。「市販のDVDと香港のVCDが観られれば何でもいい」という私の要求はあまりにレベルが低すぎたのか、店員は「値段で選んでください、どれも同じです」と言う。そりゃ録画できるとかなら機能も真剣に選ぶけどさ、高いの買ったところでうちのテレビかなりご老体で本当につなげるのか怪しいから……あんまり知らないメーカーのもどうかと思って、ビクターにしてみました。片道5分、選ぶの10分、梱包5分。もの考えなさ過ぎです。まあ安いやつだし、自分への誕生日プレゼントってことで…って午後にも同じ理由でペンダント買いましたが。くっ、会社に宝石屋が来るなんて反則…っ!

帰ってから接続。うちのテレビ、確か私が小学生のときからあるんだよね……ビデオ繋げれば大丈夫!と励まされてはみたものの、最初のビデオが壊れて以来、十年(推定)は配線をいじったことがないコードの山というのは、ほとんど
妖怪のようなものです。で、できるだけ何も触らないようにしよう…。延長コードってどこ行ったっけ?とか、端子はつないだけど、映像は出るが音が出ない!(答え:接続が緩かった<お約束)などの苦労の末、無事にDVDは再生できました。やった!これでDVD観ながら原稿ができるよ!<本音

結局私が「自分へのプレゼント」という名目で買ったもの。…数が多いのは、「もうあんまりめでたくもないので、せめていっぱい祝ってみた」ということで……。

1.18世紀英国製フリントロック銃のモデルガン(<鼠国産)
2.DVDプレーヤー(<最初に再生してるのはもちろん海賊映画)
3.シルバーの王冠の下にラズベリー色のパールがついている小さなペンダント(<黒まではいかないけどグレーの真珠)

なーんとなく、自分じゃなくて誰かに貢いでいるような気持ちになるラインナップだなあ……(がっくり)。

■謎2003。このペースだと、1ヶ月はもたないな……(昨年は大事にしすぎて1年近くもったけど)。

12月16日(火)

今日はチームの忘年会をやるはずだったのが、「やっぱり他部と打ち合わせしてまわらなきゃいけないから、忘年会はとりあえず延期」と上司が宣言した。
当日の午後2時半になって。……あーそうですか。今頃慌てて打ち合わせをしなきゃいけないくらい紛糾してるのが誰のせいかわかってんのかこのらっきょは(<頭のかたちが似てる)。…ちっ、酔っ払ったふりして泣きながら頭にビールぶっかけてやろうかと思ってたのに。まー無理だろうけど。陽気な酒だから、泣くのが難しい。……私がやるとしたら、思い切りよくビール瓶でぶん殴る方がありそうだ。延期でよかったかもしれない。

「そういえば」と隣の席の主任がおっとりと言う。「今日、うちの子どもの誕生日なんですよねえ……すっかり忘れてて、三日前に思い出したんですけど」って、もう七時回ってますよ、早く帰ったほうが!「さすがに悪いと思って、プレゼントは昨日張り込んで買ったんですけどねえ」……だったら帰りましょうよ!せっかく忘年会延びたんだから!彼が子供の起きてる時間に帰れただけでも延期でよかったのかもしれない。……本当は今日、酒の席でせいぜい愛想のいい声だして、「29日、お休み取りたいんですけどー」って切り出そうと思ってたけど!理由も考えてたのに!ちょっと親戚に具合悪くなってもらおうかと思ってたのに!でもまだ諦めてないから!

■昨日、赤坂の安売り酒店で買ったラム(海賊ツアー行ったから)。ちょっと張り込んでバカルディの8年にしてみましたが、やっぱり甘い……ロックにしちゃえ。氷氷。
●仁木悦子『夏の終わる日』角川文庫 /探偵の三影潤の短編集。トリック自体は本格推理書いてる人のだなという内容だけど、腕っぷしに全く自信のない探偵はやたらと危ないことをしないし、常識人だし、トリックに堕した新本格と無闇に殴られるばかりのハードボイルドの双方に食傷した身にはちょうどいい。彼のシリーズは私立探偵ものとしてはかなり気に入っている……少なくとも一緒に酒を飲んでみたいなと思う程度には。そうそう、彼の印象が何かに似てるなと思ったら、神林の『ライトジーンの遺産』のコウなのでした。どちらも人生を楽しむことが上手という感じ。いいなあ。

12月15日(月)

私の持っていた食べ歩き雑誌を見て、珍しく母が「これ行きたい」と言うので、仕事帰りに「赤坂津つ井」で夕御飯を食べてきました。老舗の洋食屋さん。店構えも古い。カニクリームコロッケとかエビフライとかそういうのです。美味。別館だとか掘りごたつの二階席とかもあるらしいけど、私たちの席はちょうど厨房への入り口のすぐそばで、中でコックさん(シェフというよりはそんな感じ…)たちが立ち働いているのが見えて楽しい。黒板に仕入れる品ごとにお店の連絡先が書いてあったり、「明日の仕込み」っていう欄があったり。他の人が何頼んでるのかなとか、オーダーの声聞いてるだけでも楽しめます。が、ちょこっとビール飲んでコース食べ終わってもまだ8時。まっすぐ帰るには早いよねー?

近くにバーがあるけど行く?と母に連れていってもらった。ここは健康保険だかなんだかの組合の施設のビルで、入るには組合員だか扶養者だかがいないと入れないビルなのです。今どき赤坂の一等地にそんなきれいなビルを持っている金持ちの健保組合があるというだけでも信じがたい。そして私はもう働いてるから、親の被扶養者には入っておらず、一人では来られないのでした。……仕事辞めて被扶養者に戻ろうかしら(今日も職場でキレかけた)。
その小さなバーは、バーテンさん3人で運営されている。全員女性。すっぴんに近いような薄化粧で、短い髪をきれいにまとめているのが感じがいい。大通りに面してガラス窓を見ながら飲むし、灯りも非常に明るいので、小さい割には開放感がある。そして安いんですね……ウィスキーがだいたい500円から。昨日飲んだエクスピアリの半額。しかもチャージなし。珍しくマティーニなど頼むと、邪魔になったオリーブの串を出す為の小皿とチェイサーも出してくれる。お通しは小さなあられと、「なつめ」に「さんざし」の砂糖漬け。さんざしって古い時代を描いた中国映画なんか見てると砂糖漬けが売られてるのをよく見るけど、甘過ぎなくて美味しかった。いい店でした。…ほんとに被扶養者に戻るか?

一応誕生日が近いので、親が「好きなもの頼んでいいわよ」という。それならとアードベックの30年を頼んでみた。ほんとはマッカランの1975年が欲しかったんだけど(<同じ年だから)、残念ながら品切れだったので。これが当たり。グラスから立ち上る香りが非常にいい。酒飲みの私が飲むのが「勿体ない、香りをずっと嗅いでいたい」と思ったくらい。幸せ〜♪<そういや最近、北方が「ただ風の冷たい日」でなんだったかモルトの30年が美味しいとしきりに書いてたっけ。ああ新しい酒を覚えたんだなと思っていたのだけど(笑)、これだったかしら?……もし本当にこれで、「紅茶に入れて飲むといい」とか書かれた日には、
射殺したいくらいの気持ちになりそうです(<まだ10巻のマーテルのコルドンブルーの扱いが許せない人)。そのあとで頼んだカリラのカスクストレングスも多分50〜60度くらいあるはずで、かなり潮っぽい香りがするはずのモルトなんだけど、比べると香りはずっと落ちて味気なくなる。……ここで1杯がこの値段するなら、他で飲んだらいくらするんだろうな…。もう飲めないかも。

■「津つ井」で生ビールとエビスビールを瓶で1本。バーで、マティーニ、アードベック30年を2杯とカリラのカスク。
●仁木悦子『銅の魚』角川文庫 /ほとんどがノンシリーズの短編集。子どもが活躍する話が多い。

12月13日(土)〜14日(日)

二日間、海賊映画ツアーをしてきました♪
ことの始まりは「二週間限定で、お台場のフジTV内に海賊映画の衣装などを展示したカフェができるらしい」という情報を芳倉さんからもらったこと。気になる。お台場なら近いし、私も行きたいなということで、上京してくる芳倉さんと一緒にカフェにでかけることにした。どうせなら、ネズミ国にも行って「カリブの海賊」にも乗りたいというのが私たち二人の希望。当初の予定は
「日曜の朝7時半に品川駅集合、8時の開園と同時にネズミ国に行ってカリブに乗ってからお台場に引き返し、11時のカフェ開始に着くようにし、午後6時頃には東京駅で解散」という怖ろしいハードスケジュールだった(今考えると無理があり過ぎますが、当初は本気だった)。が、土曜の夕方には芳倉さんがこちらに来られるというので、土曜日にカフェ、日曜にネズミー国という穏当なスケジュールに。土日は混むだろうけど、まあ1時間2時間並べば入れるでしょうから、6時に着けば9時の閉店には御飯食べ終えて間に合うわよね、という程度の目算で。

甘かった。秋芳さんからの情報では
「店に訊いたら、『土日は三時間待ちです』って」……げ。しかも終了が14日なので、行く予定なのは本当に前日。これは私が三時から並んで順番取りするしかないか、すみません芳倉さん自力でカフェまで来てください。と言っていたのだが、一緒に行くことになった秋芳さんが「二人は翌日ネズミ国で死ぬほど並ぶんだから、土曜は3時から私が並ぶよ」というやさしい言葉をかけてくれた。ありがとう!

というわけで、5時に東京駅で待ち合わせた芳倉さんと私は、お台場のフジTVに向かった。クリスマスシーズンとあって、入り口のきらきらに飾り立てられたディスプレイが気恥ずかしい。えーこの階段通らないと上に行けないんでしょうか、私いい加減もう若くないので、ちょっとこれ通るの気が引けるんですが………そこかしこでカップルが携帯で記念撮影してる。これ、別れたあとで発見したらいたたまれないだろーなーとヒトゴトながら余計な心配をしながら上がってみると、人の列があって、そこがカフェ。「列の先頭で待ってます」というメールを秋芳さんから受け取っていたので、最前列に行ってみると、三人ですぐ入れてもらえた。本当、3時から一人で先に並んでてくれた秋芳さんに大感謝!

お店は混雑しているので、1時間入替制とのこと。席数はあまり多くない。4人掛けのテーブルが15個とかそんな程度?しかしスタッフも人数あまりいないので、多分この席数でもギリギリかなという印象。窓際の席に通される。内装と言えば、目を引くのは店の中央に据えられた舵と帆を据えた甲板の一部。ここは立入自由で記念撮影ができるようになっている。このカフェは「TVカフェ」といって、TV番組や映画と連動して内装を期間限定で変えるというカフェ。だから基本はとてもシンプルな作り。外との仕切りは、床から天井まですべてガラス窓だけ、壁はなしという開放的な印象だけど、今日は窓は一面置きに映画のメイン4人それぞれ単体のスチール写真の大きなパネルがかけられており、間にはアイボリーの布(帆のイメージなのかな)がかけられている。中央の甲板のところと、窓際の数箇所には薄い壁掛け型のTVが据えられていて、役者のインタビューと撮影場面の一部などが繰り返し流れている。内容的には12日に出たDVDの特典映像とあまり変わりはなく、インタビューで「DVDを買って!」という販促のコメントが交えられてたくらい。既に3人ともDVD買って特典映像のディスクは観てから来ているので、特段目新しいものはなかったかな。
飾られている衣装は5点。鍛冶屋、雀船長、林檎、それに白鳥姫は男装してた時の海軍士官の衣装と、最初の場面と港が襲撃された時に着ていた夜着の2点。なんだか衣装だけ飾られてるとよくわかんない。林檎の衣装ってきっちりボタンはめるとこんなに印象変わるんだーとか、雀船長の衣装ってドレッドがないと普通に見えますとか。雀の衣装はドレッドのヅラまで入れて衣装だ!という点で三人の意見が一致。この辺りのディスプレイはもうちょっと工夫の仕様があるかと思います。衣装の下半分がキャラクター紹介のパネルで隠れてて見えにくいのも難点。そんな、三時間も並んで来てる人たちはそれくらい知ってるもの。

メニューはあまり数はなくて、ドリンクが4種類、デザートが3種類。メインは3種類にあとサラダだの揚げ物だののサイドディッシュが4種類といったところでしょうか。せっかくなので全員違うものを頼んでみました(メニューは一部名前違うかも……ちょっとうろ覚えだけどこんな感じでした)。ドリンクは「ブラックパールのタピオカドリンク」に「ホットバタードラム」、それに「ブラックローズのフローズンカクテル」。私が頼んだのはフローズンカクテルだったのだけど、黒タピオカが散らされたこのカクテル、私の味覚ではアルコールが感知できませんでした(笑)。<というか、家出る前にもう「謎2003」のウィスキーの味見してきてるしさ……その状態でこんな甘い酒のアルコールなんかわかるわけありません。
メインは「イカ墨のブラックパエリア」「ステーキのカリビアンソース」「カジキマグロのステーキカリビアン風」。だいたいメインは1300円〜1500円の価格帯。安くはないなと思ったけれど、ステーキとマグロはライスがかなりの量ついてくるのでボリュームあり。私が頼んだ魚は、思ったよりずっと美味しかった(<実はちょっと危惧してました/笑)。パエリアはミニトマトに海賊旗が立ててあるのがかわいい。
デザートは三人で3種類(というか全種類)頼んで、プレートをまわして等分に味見。「貴族風スフレケーキ」「林檎のコンポートアイス添え」「スワン・シュークリーム」。スフレはどこがどう貴族なのかはよくわからなかったけど、フルーツソースがマンゴーをベースにベリー系の赤いソースでハート型を連ねたようなかたちに模様が描いてありました。スワン・シューはよくある白鳥型の生クリームの入ったやつです。もっとしょぼいかと思っていたら、届いたプレートには一面ブルー・キュラソーのゼリーが薄く敷いてあって、意外に綺麗。林檎のコンポートは中にバニラアイスが入っていて、周囲にはかなりラムの利いたレーズンがたくさん並べられているといった風。全般的に味については割とよかった。別に企画がない普通の店でも、これくらいの味のが出てくれば私は文句ないです。ただちょっとメニューが夏向きっぽかったのと、ドリンクが数少なかったな……ただ1時間入替え制だから、ドリンクの種類を増やすと長居されて大変というのもあるかも。ちなみに私たちは、向こうの伝票間違いでなかなかデザートが届かなかったりで、1時間半おりましたが(笑)。

店内にはオーダーや料理のサーブをするスタッフ(下っ端の海賊っぽい衣装)の他に、黒の船長めいた衣装の男性が二人回っている。ホスト顔……もとい、モデル顔(片方は185センチくらいありそうな長身。顔ちっちゃい〜)の彼らの仕事は、小さな宝箱を持っていて、その中に入った黒い袋の中から客にコインを引かせるというもの。A賞からD賞まであって、当たると海賊映画関連のグッズをくれる。ペーパーウェイトとノート、特製DVDとあとひとつ何だったかな?結果は私と秋芳さんはハズレ、芳倉さんは見事にD賞のDVDを引き当てた。やはり気合の違いを神様はちゃんと見ているらしい(逆に私は、直前にちゃんと充電してきたはずのデジカメが肝心の時に電源が入らないという体たらく。メモリーカードまでちゃんと買って行ったのに……)。家に帰ってから観てみると、中身は店で流れていた映像と大同小異。但し日本語版字幕はなし、全て英語のみ。というわけで、向こうでDVD販促用に使っていたものなんじゃないかしら。でも当たらなかったら「あのDVDの中身はなんだったんだろう……」ということが気になってしょうがないので、観られてよかったねという結論に落ち着きました。

あとは客層かな。店の中はしょっちゅう誰かしらが立ち上がって携帯だのデジカメだので衣装を撮ったり甲板で記念撮影をしたりしている。コインゲーム担当の男性二人は大人気で「一緒に写真撮って下さい」と捕まえられることしきり。「あっちの方が背景いいですよね」と甲板の前まで移動してくれたりと、サービスもいい。写真の細部ばかりやたらとクローズアップして撮ってる人はどう考えても資料用だろうそれは!という感じで怪しいのですが、普通にカップルで来て記念写真撮ってたりもするので、見た限りでは客の3分の1くらいはが2週間後も有明にいそうかなーというくらいでしょうか。私たちの隣のテーブルの人たちは間違いないと思うけど。ふと隣見たら、ひっそりと人数が1人増えてるんだもの。しかもテーブルの上に。30センチくらいの人(というかフィギュア)が……それは指輪映画のエルフ王子様では。確かに鍛冶職人と同じ役者だけど、映画違うんじゃ……と三人してこっそりとツッコミを入れてしまいました。

7時半過ぎに店を出て、秋芳さんちへ。最初は私と芳倉さんでホテル取るつもりだったんだけど、ネズミ国へは秋芳さんちの方が予定してたホテルよりずっと近いので、厚意に甘えて転がり込んでしまいました。彼女のうちに着いてもまだ9時過ぎ。コンビニで(私一人が)酒を買い込み、DVDを再生。…全員自宅に持ってるけどね!特典映像を見て、海苔提督の扱いの悪さに涙。未公開映像観てると、彼がいいところを見せている映像がことごとく映画版ではカットされていることが判明。不憫だ……あまりに気の毒すぎてちょっと愛が芽生えそうです(笑)。適当に(一人)酒盛りをしたり風呂入ったり喋ったりで何のかんのと結局時計の針は2時を指していた。

翌朝「姐御ー起きなくていいのー」と起こされる。時刻は6時半。ネズミ国の開園は8時です。マズイです。起きなきゃダメです。よろよろと支度をして、秋芳さんに駅まで送ってもらう。今日は二人でネズミ国ツアーです。私、前に来たのってタダ券貰った3年前。まだ海がなかった頃の遥か昔です。いつの間に入場券+バラチケット制度ってなくなったのだ……といかに普段自分が興味を持ってないかを露呈するような発言をしつつ、調べてみたらちょうど「神奈川県民の日」で、一定期間、神奈川県内で前売りパスポートを買えば5500円が4300円になるらしい。横浜在住の同期を駆使して前売り券を手に入れ、これであとは着くだけね!チケット買う必要ないもんね!と思っていたら。

甘かった(今回こればっかり)。あのーこのゲートって、前売り券持ってる人だけのゲートよね?で、今は8時20分過ぎよね?なのになんでこんなに混んでるの……?列というよりは団子状態の人の波に揉まれ、ただチケットをゲートに通して入園するというだけの作業に成功したのは9時を回っておりました。恐るべしネズミ国。なんでこんなに皆朝っぱらからヒマなんだ!と自分を棚に上げて文句。そういや今年20周年、おまけにクリスマスシーズンの日曜だもんなあ……先が思いやられます。「カリブ?すいてるよ」と言われてたのですが、入園早々向かってみたら、待ち時間は
5分とありました。目を疑ったけど、ほんとに5分で入れた。出たあとで「プーさんのハニーハント(3年前、激混みで私が入れなかったアトラクション)」に行ってみたら、ファストパスチケットという一部の人気アトラクションに設置されている時間予約チケットを貰うだけで100分かかり、おまけに並んだとしても「今からだと夜の回になります」と言われ、またも断念。まだ10時前だってのに。こういうアトラクションがある一方で、カリブは常に20〜25分待ちでした。すいてます。そもそも私たちは混むもの(スプラッシュ、ビッグサンダーマウンテンとかスターツアーズとか)には全く行く気がなく、結局カリブ以外に乗ったのってカヌー(20分)、ホーンテッドマンション(40分)、一番並んだのがピーターパン(=海賊つながり)で70分でした。あ、それから10発200円也のシューティングもやったか。猟銃タイプの銃なんですが、難しい〜。全然当たらない!叶がいたら全部当ててくれるのだろうけど……私に殺し屋の才能はからっきし無いようです(笑)。カヌー、人少なくてほんとにこっちでいいのか不安になるくらいの道の空き方でしたが、結構楽しかった。「いつの間にかガレオン船の奴隷に転職したような気分」とか思いながらも、担当の若い男の子の喋りが面白かったし、「並ぶ」「座る」「待つ」が基本のネズミ国ではこんなに自分で頑張らないといけないものって他にないので、逆に新鮮。

パレードには、ちょうどピーターパン並んでる最中に遭遇。フレンチカンカン踊ってるおねーさんたちが美脚だ!とかそういうことはさておき、踊ってるダンサーたちの大半は日本人なのだけど、なかに王子+姫を集めた山車(って言うのかな…)があって、それはキャストは全員西洋人。が、笑顔のお姫様たちはともかく王子三人が大変うさんくさい。何がいけないのかなー長髪かなー衣装かなーと思うのだけど、妙にうさんくささ全開。なんでかな。そして白雪姫・シンデレラ・美女と野獣のディズニー映画の三大姫をさしおき、山車のトップで踊っているのがブルー系のキラキラの衣装をまとった小林幸●状態のミニーだという辺りに、ネズミ国のヒエラルキーを感じる一瞬。

とにもかくにも「カリブの海賊」に乗ること3回。すいてるアトラクションでよかったわと言いながらも毎回「一番前の席がいい」と主張し、あれも映画と一緒だ!と二人で再確認しあって十分に堪能。二十年前からあるアトラクションだけど、今見ても人形の動きや表情が実に細かくて生っぽく、よく出来てると思います。付属のみやげ物屋では、芳倉さんが「資料に使う」と雀船長が持っているのに形の似ているフリントロック銃のモデルガン(3,000円也)を購入。3時半まわったし外出ましょうか……とイクスピアリでちょっとだけバーに寄ってから再入場して、もう一度「カリブの海賊」へ。……違います、別に私が酒が切れたから外に出たいんじゃー!と主張したわけではなく、本当にイクスピアリにショッピングに行ったのですが、私がだいぶ疲れてたので
見かねた芳倉さんが「一杯飲みます?」と言ってくれたのであって……そう、見かねたらしいです(笑)。行く前から「国?海はアルコール置いてるけど、国はないよ、はるかさんが途中で燃料切れるよ」と散々言われてたのですが…あのー皆様お忘れのようですが、私一応日中は会社で素面で働いてるんですが……?という呟きも空しく、「カリブ」の提供が「キリンビール」とあるのを見て「なのになんでビール置いてないのよ!」とか言ってる辺りで既にダメです。ちょうどシガーバーで5時まではアフタヌーンティーをやっているというおあつらえ向きな店があったので、芳倉さんはスコーンを、私はラムを。…あからさまに燃料切れだったらしく、飲んだら本当に元気になったのが我ながら現金です(笑)。

店でしばらく休んでいる間に、外はすっかり暗くなってまだ5時なのにもう夜の風情。戻ってみると、一面のイルミネーションに灯が入っていて綺麗です。特に圧巻は入り口近くのワールドバザールのとおりに設置された巨大なクリスマスツリー。電球の色の関係か、なんだかソフトフォーカスがかかったような色合いに見えて、目を奪われます。思わず「そりゃこんなの作ってる国と戦争すりゃ負けたの当たり前だよな…」と微妙にズレた感想を抱いてしまう私。でもほんとになんというか「圧倒的」な力というか。それは資本主義の力だったり工業力だったり、ひっくるめて言えば「国力」だったんだろうなーと思わせるような、ねじ伏せられるようなものがあります。…多分、あの場でそんなこと考えてた変わり者は私くらいでしょうが(笑)<ネズミの世界観があんまり好きじゃないもので、見方がひねくれるのです。

さて問題は四回目の「カリブ」が終わったあと。最後にもう一度、付属の土産物屋に寄る私たち。実はフリントロック銃のモデルガンに心を残していたのでした。1万円以上の高級版になると額がつくのだけど、それがなかなか細工が凝ってていいなー欲しいなーと思っていたので。とは言うものの、やっぱりちょっと高いよね。この一番高い23,000円のやつなんか、林檎が使ってそう(スペインの銃の模造だし)で素敵だけど、値段の段階で却下。その次に高いロシア製銃のは、いかにも貴族が持っていたと思われるような凝ったデザイン。白い握りのところが逆さに持つとオウムの顔が象嵌されていたり、本体の木の銃身についている留め金が蛇?の頭を模していたり。もうひとつ飾られていたのは英国製で、かなり銃身が長くてゴツいフリントロック銃の中では、婦人持ちなのかしら?と思われるような小柄な作りでかわいい。芳倉さんが揺れているのはロシア製のやつ。でもなー高いしなーと逡巡しつつ、だんだん呟きが自分を説得する方向に向かっているのがわかる。よし決めた!とレジに向かう芳倉さんにつられ、何故か私まで英国製の銃を抱えてレジに行く羽目に。どうもお互いに足を引っ張り合って一緒に池に落ち込んだ模様。いかにもネズミ国帰りです!という派手なネズミイラスト付のでかいビニール袋を提げながら、その中身は若い女が二人してフリントロック銃という……………こないだ古道具屋でモデルガン見つけたときは踏みとどまったのに!ていうか、確かに私が最近やってるのは日本陸海軍史だけど、18世紀の銃なんて、日本はまだ関所で
「入り鉄砲に出女」のチェックしてた時代だよ〜!と自分でツッコミ。<かといって別に村田式火縄銃だの三八式歩兵銃のモデルガンがあっても欲しくはないが……。

「ハードボイルドジャンルに来てナイフとジッポーとパイプは買ったけど、まだ銃と車と女は買ってないよね」と言い合っていたというのに、ついに銃を買ってしまいました………何故だろうと帰り道に首を傾げることしきり。残り少ない2●歳の日々に、自分への誕生日プレゼントで……とか呟いてさらに空しくなったり。いいもん、欲しかったんだもん……。

二日間、最初から最後まで海賊漬けでした。楽しかった!秋芳さん、芳倉さん、お疲れ様でした〜vv

■土曜日:『謎2003』を指1本分くらい。アルコールのうちに入るかよくわからないけど、カフェでブラックローズのフローズンカクテル。夜はエビスビールにクラシックラガー、JR駅限定の『銀河鉄道ビール』(銀河高原ビールのでメーテルのイラスト入り<あまり美味しくない)、それにブラックニッカのポケット瓶1本。
■日曜日:バーでラムを。クエルボのゴールドをストレートで。しかしここの店はわざわざ頼まないとチェイサーが出てこない。でもティータイムだったせいかチャージがつかなかったのと、座席の革張りのソファがよかったのでよしとしよう。家に帰ってから、焼酎『香吟のささやき』の残っていた分を少々。

12月12日(金)

同期会でした。同期といっても同時期に入社した中途の人たちもいるので、結構大人数で総勢13人。課長クラスの人もいるのですが、仲良くしてます。退職しちゃった人も交えて全員揃うのは久々…新年会以来かな。お店をセッティングしたのは私で、「DINING BAR膳丸 銀座店」。チェーン店ですが、前に来た時に接客が良くて気に入ったので。料理もなかなか良いです。11月に予約したときは結構ボリュームあるコースだったのが、12月メニュー見たらだいぶヘルシーになってて「あら、失敗したかしら」と思ってたのが、好評で一安心。かぶの丸ごと柔らかく煮たのに肉味噌つけて食べるのとかお豆腐とか、そういう和食系のお店。内装もきれいなので女性向けのお店かなと思いつつも、おじさま方にも気に入っていただけた様子。1年あるといろいろで、結婚したのが1人、離婚したのが1人、転職したのが1人。転職した人はお引越しも。「マンション、売れないんだよね〜」と呟く。水天宮でしょ。いくらくらいなんですか?と訊くと隣からM課長が「800万だって」「嘘言わないでくださいよ、5,800万円です」…そうだよね。大手町から2駅で800万なら私が買う!終電まで飲めるし!(<それか)今、マンションは貸してないので即入居可なんだけどねーと言うので、財務部のOさんが「家は使わないと荒れますから、我々が売れるまで大事に手入れするってのはどうでしょう」・・・溜まり場?「でもって、買主がやってきたら『こっちが今住んでんだよ』と言って示談金を騙し取るというわけで・・・あ、半額はちゃんとバックしますから。どうです?」「身体はった資産運用ですね」……いや、それは資産運用とは違うのでは……。

二次会の店「OLD PAL」ではずっと赤ワイン。10人で5〜6本は空けたかしら(多分私が1本は空けてる)。向こうの方でMさんが寝てます。「はるか(仮名)さんと僕とどっちが先に寝るかってくらいだから」と言ってましたが、今日は私の勝ちです。先月は私の負けでしたが。……最近飲むと寝ちゃうんで…。「今週は一回カプセルホテルから出勤しちゃったよ(もちろん飲んでて帰れなくなったから)」とか、「今週の月曜から来週の火曜まで全部飲み会入ってる」とかいう剛の者もいて、私はムリだなあと最近の体力の無さを実感。…体力増強に励むべきかしら。

■日本酒と赤ワインと生ビールとジントニック。いろいろ。

12月11日(木)

本日の予定は、サントリーと日本推理作家協会主催の「ミステリートーク」。ミステリ作家6人がモルト10種類をブレンドして相互投票でうちひとつを選び、それを「謎2003」という名前で限定5,000本を売るという企画にちなんでの、参加作家たちのトークショーだ。今年の面子は、福井晴敏、唯川恵、馳星周。それに司会の逢坂剛と、毎年常連の友情出演(出る理由をひねり出す為の「友情出演」であって「誰に対してもまったく友情を感じているわけではない」らしいけど←北方談)の北方謙三と大沢在昌。なんだか今年はハードボイルド系寄りな面子ですねえ(去年は新本格の人もいたんだけど)。

六本木ヒルズで六時半開始って結構きついんですけど。用事ないからこんなとこ来たことないし。インフォメーションごとに道を尋ね、ようやくたどり着いた会場は49階。さすがに夜景は綺麗です。東京タワーもライトアップされてるし。おつきあいいただいた秋山律子さんに席をとってもらっていたのだけど、前の方はもういっぱい。去年まで無料だったイベントが、今年からペアで6,000円(といっても、お土産に1本5,000円のウィスキーが付くから、ウィスキー買って帰る人間にはたいして違わない)と有料になったせいか、待遇が向上。椅子もよくなったし。去年はウィスキーは休憩時間にグラスを取りに行くかたちだったので、目の前で作家が飲んでるのを見ながら「くそー私にも飲ませろー!!」と心の中で叫んでいたのが、今年はトークを聞きながら運ばれてくるウィスキーが飲めることになったので、心に余裕ができました(笑)。一緒に運ばれてきたカナッペなどのおつまみも美味しかったし。一人当たりもっと高い金を取っておきながら、「おっとっと」だのシケた海苔巻きだのを出しやがった赤坂プ●ンスホテルとJT●に見習っていただきたい。

トークショーは、北方・大沢と馳星周の三人がまるで漫才のようでした。今年のベストブレンダーは馳星周で、飲んでみると意外に軽くて口当たりがいい。去年の桐野夏生によるものがかなり重くて華やかだったのに比べると、ずいぶん飲みやすくなったなという感じ。
大沢「なんていうか、馳星周のっぽくないよね。ほら、いるでしょう、売れるために作風変える作家ってのが」
馳 「なんか言ってますねー、
負け犬が」
最後に客席からのアンケートで面白かった質問を選んで答えさせるという企画があって、これで質問採用されると、作家全員の最新作単行本6人分8冊がサイン入りでもらえる。欲しかったけど残念ながらあたりませんでした(別にサイン入ってなくてもいいんだけど/笑)。しかし聞いてると面白い。福井晴敏は実はまったく軍事に興味がないとか、冒頭30枚書いても全部ボツにしちゃう唯川恵に比べて北方は「500枚の本を原稿用紙501枚で書き上げたことがある、しかもその無駄にした1枚は途中で寝てよだれ垂らした分だ」とか威張ってたとか……
だからあんなに前後に矛盾があるんですね北方先生!と心の中で強くツッコミ。あとは「46歳男性独身結婚願望あり。これだという口説き文句はありますか?」という質問に対して司会やってた大沢在昌が「さっき控え室で質問選んでたときに唯川に訊いたら一言『貯金あるよ』って」とバラしたり。………そうね、ちょっとくらっと来る言葉だわ(笑)。

酒を飲みながら聞く話は楽しい。ところでこれ、最初に配られるとき、ロックか水割りのどっちがいいですか?と訊かれまして。……サントリーともあろうものが、テイスティングするならストレートだろう!で、自分で好みに応じて割れるよう水を添えるぐらいのことはしてもいいんじゃないの?このごろごろ入ってる氷が邪魔なんじゃー!と思っていたら、お代わりができるらしい。次こそストレートが欲しいなあと思って「ストレートはないですか?」と訊いてみたら「こちらがストレートなんですが」……さっきよりは少ないけど、それも氷入ってるんですけどー?「じゃあそれでいいです」と受け取りながら、隣の秋山さんに「ストレートに氷が入ってるとは思わなかった」と言っていたら、次にお代わりを貰う時、係が同じ人だったので「氷抜いてお持ちすればよろしいですか?」と言われた。そうそう。わーい言ってみるもんだわー。来た来た。「お待たせいたしました。ストレートです」……うん、確かにストレートなんだけど…さっき氷が入ってたときの嵩よりさらに高いよこれ。
指三本分。1本5,000円のウィスキーなら、店で出せばこれだけの量3,000円はするよね(というかこれで3杯分だ)。きっと「うるさい客がいる」とか裏で言われてたんだろうなーと思いつつも、この会場でサイン本もらった人たちの次にモト取ったのは間違いなく私だろうと確信(笑)。いいイベントでした。プレスが多くてフラッシュがうるさかったのだけが難だけど。

終わってから御飯を食べに。前に雑誌で見た店がすぐ近くのはずなので…と「チャイニーズカフェ エイト」へ。24時間営業で安いらしい。8時半とあって店内はいっぱいで30分弱待ちましたが、確かにこれは安い。北京ダックが1羽2,980円というのがウリなのだけど、二人では食べきれないので断念。代わりに1皿結構大きなギョウザが3個で100円というのを二皿頼む。あ、美味しい。しかしここの店、配膳がイマイチ怪しくて、3皿目が来たところで「……?」と気づいた。もしかして私たち、相席の人たちの分食べちゃったのかしら。すいませんと謝ると「いや、こっちも頼んだギョウザの倍くらい来てるんで」…4皿目が届いた辺りではもはや笑うしかなく。鴨の料理が8種類ほどあったので、香草炒めというのを頼んだら、持ってきた人が「トリです」というので「鴨の香草炒めでいいのよね?」と訊いたら「トリの…よくわかりません」おいおい大丈夫か!(食べてみたら合ってたが)と、レジで伝票を真剣に確認してしまった。ま、こんなところでしょう。ボリュームはあります。相席のにーちゃんたちが「よかったらどうぞ」とギョウザをくれたので、「じゃあよかったら
サソリ召し上がります?」と訊いたら「いや、サソリはちょっと今日のところは…」と返されてしまった。私たちのテーブルの中で一番の高級品だったのに。ダメかなサソリ。思ったよりちっちゃいなと(3〜4センチくらい?)思ってたくらいなんですが。味は川海老みたいでパリパリしてて美味しかったんだけどな。

■ミステリートークでウィスキーをグラス3杯分(でも中身は5〜6杯分くらい…?)。中華食べながら生ビール1杯と紹興酒を2人で1本…多分2/3くらいは私かな…。

12月10日(水)

同期からこんなメールが届いた。「
才(よчoぅ  これ、読める?」
なんじゃこりゃ。と思っていたら、別の同期の女の子が「『おはよう』じゃないの?」と返事していた。これで正解らしい。ギャル語っていうの?もはや私の言語体系とは別の世界の話だとしか……

■休肝日。
●入江相政『侍従とパイプ』中公文庫 /昭和天皇の侍従を長くつとめた人で、歴史資料としてよくこの人の日記があがっているから名前を知っていたのだけど、随筆は初めて読んだ。いいですねえ。実に端正で品のいい文章。自然の描写もきれいだし。面白かった。近所の書店に山ほど絶版本が入ってたから、ちょっと集めてみよう。

12月9日(火)

部の忘年会でした。
うちの部はお酒をたくさん飲む人というのはあんまりいなくて、担当役員の次が私というところでしょうか。しかし本日は担当役員が急な出張中で欠席。ということはいつもいつも私が逃げ損ねる二次会も、そんなに長くないかもしれない。いや、今日こそ一次会で帰ろう!というのが私の目標でした。

…成果。三次会(銀座の路上のラーメン屋)まで経て、終電1本前で帰宅。敗因はやっぱり、部長が隣の駅に住んでるってことかなあ……。ええ、ラーメン食べるんですかー私もう入らないんですけど。さっき〆めに一緒にアイス食べたじゃないですかー、という私の抗弁も空しく、四人で路上の椅子に腰を下ろす(何しろ私一人ではここから日比谷駅からの道がわからない)。銀座で夜空見上げてラーメン食べる機会なんて滅多にないけどさ。私は三口で挫折したので、他の人が私の分まで平らげてくれたが……よく入るよな…。

無事地元駅で降りて帰宅。家着いたのは1時半近く。眠い……スキンケアの課題、敗北中。

■一次会で生ビールとジントニック(グラスの半分を巨大なライムがしめてて、上げ底じゃないのかこれ!と思わせる一品)、日本酒の熱燗と赤ワイン。二次会でもう一回ジントニック。

12月8日(月)

メールで届いていたプレゼンの案内を見てあら今日だっけと思い出す。「12月8日(本日)」という記載を見て
「そうか今日って真珠湾攻撃から62年目か」とか思うのは別にいまさらのことではなく、子どもの頃から何故か頭に刷り込まれている日なのでした。友人は「えっ、ジョン・レノンが殺された日じゃないの」と言っていた。普通はそっちかしら。いや、どっちもどっちという気もする。
本日のプレゼンで、2時間かけて私が理解したこと。ドイツ人の英語はやっぱりドイツ語なまりである。…そんだけ。そんな5分あれば理解できることを2時間かけて理解しなければならない(=部屋から出られない)というのは苦痛だ。疲れた。半分近く睡魔に襲われてたけど。最後、とりあえずプレゼンに来たパンツスーツ姿のおねえさん(<歌うようにしゃべるので余計睡魔が…)の脚のラインがきれいだったことくらいかな本日午後の収穫は……あと手の甲の爪痕…。

上司が「体調崩した」とか言って木曜からずっと休んでいる。……私の心は平穏だけど、ハンコもらわんと振込みも出来ないので事務が滞って困る。こんな時期に上司が3日も休んでるんだから、私も1日くらい休んだって許されるのではなかろうか、とついカレンダーと見詰め合う。ええ、29日(月)だけ休ませてもらえればいいんですけどねー。<小説と歴史の日。特に歴史がな〜普段あんまりサークル数いないから…。当日「熱出しました」って携帯からかけるのはどうだろう……って、背後がうるさいから外にいるのはバレるか……悩む…誰か親戚に1人くらい葬式出して貰おうかしら(悪)。

■悩みつつジョニ赤。なんか私の最後の記憶より減っているのは気のせいかしら。
●仁木悦子『夢魔の爪』角川文庫 /三影潤の探偵モノ、仁木兄妹もの(若い頃と結婚後それぞれ1編ずつ)、ノンシリーズものに加えて未来ミステリまで入っているというアラカルトのような短編集。お徳感はあるかも。二十一世紀後半なのかな、未来の描写がなんとなく鉄腕アトムの世界を見るような感じで、少しほほえましい(登場する人物がいかにも仁木悦子の描くキャラクターなので余計に)。

12月7日(日)

季節に合わせて、サイトのTopとIndexのデザインを冬仕様に変更。

昨日映画館でもらってきたちらしをひっくり返して見ている。あ、これ来年公開されるアンディ・ラウのやつだ。ちょうど5年くらい前、私が香港映画観まくっていた頃に「反町隆史と共演する企画がある」とか言ってたやつね。監督がジョニー・トゥなので結構期待できそうです。観に行こうっと。
ふんふんと粗筋を読んでいて……まって、今何かひっかかったわ。もう一回読み直す。えっと、孤高の存在の凄腕の殺し屋がいて、それを新進気鋭の殺し屋がつけ狙うという話なんでしょ?それは企画の段階にも読んだ。何がいけないんだろう。

“自らの殺人美学を持つ新進気鋭のトク(アンディ・ラウ)にとっては………”

……アンディの方が新人役かよ。え、それはちょっと年齢的にいけずうずうし…(禁句)<アンディ・ラウ、好きですが。

ブロードウェイで久々に香港芸能のCDやVCDをおいてるショップに足を運んでみたら、来年のカレンダーがいろいろ出ていた。そうかそんな時期よねー。もう顔わからない人のも結構ある……って、これレスリー・チャンのカレンダー……。なんかブラックだなあ今年死んじゃった人の2004年度カレンダーって……。

■友達にもらった焼酎「香吟のささやき」。これ地元の寿司屋がおいてる焼酎で香りがよくて好きなんですが、今まで産地見たことなかった。大分なのね。非常に軽くてさらさらして呑みやすいので、つい半分以上一人で飲んでしまった…
●仁木悦子『緋の記憶』講談社文庫 /古本屋に行くたびにチェックする作家。今ではほとんどすべて絶版と言っていい状態(『猫は知っていた』くらいかな新刊書店で手に入るの…)。オタクの殿堂(笑)中野ブロードウェイで大量に発見したので、多分講談社文庫から出ている分はコンプリートしたと思われます。今読んでもあまり古くなってなくて面白いんですけどね。これは三影潤という探偵の短編集。ちょっと海外もののハードボイルドの匂いもして、結構好きなシリーズなので読めて嬉しい。

12月6日(土)

「えーそんな映画館あったっけ?知らないなあ」

中野ブロードウェイ近くの映画館の名前を挙げたとき、中野在住の友人が知らなかったのも無理はありません。座席数が70ちょっとという規模の小ささもさることながら、その映画館が
仁侠映画専門館だという辺りが理由かと。私も映画のちらし貰うまで知らなかったよ。なんで見つけちゃったのかなあ、一週間限定レイトショー1回限り上映「激動の昭和史 軍閥」なんて映画……中野で午後11時半終了てことは……帰れなくもないな、うちまで。とか思ってしまった自分に敗北感。

ちょうど新聞の契約更改であたった『ふるあめりかにそでは濡らさじ」の三階席タダ券が2枚あったので、新橋演舞場まで中野の友達を呼び出し。有吉佐和子原作というのは知ってたけど、観るのは初めて。しょっぱなに出てきた花魁があまりにハイトーンな声の一本調子でそれはどうなのかと思えば牧瀬里穂でした……遠目ながらに盛装した時は綺麗でしたが。ま、無筆で病気持ちで遊里しか知らない薄倖の花魁と思えばそれも味でしょうか…(多分)。主演の藤山寛美はさすがに巧かった。ひたすら流暢な関西弁の喋りで笑わせるのだけど、最後に口先の喋りで食いつないでいかなければいけない芸者の哀しさがにじむラストが秀逸。このお園という芸者の役は、今回演出だった坂東玉三郎の当たり役なんだそうで、なんとなくどういうお園になるか予想がついたり……きっとこの藤山版とは全然異なる性格になるんだろうなーと思いました。別に期待してなかったのだけど面白かった。しかしあれですね、習い事は自分で金払わないと身につかないのと同様、タダで配ってる芝居のチケットは周囲のマナーについては相当覚悟していかないと……頼むよ台詞喋ってる最中にコンビニのビニール開けんといて。

12月の土曜とあって銀座は混んでるので、早々に中野に移動。久々に足を運んだブロードウェイはさらにオタクの殿堂化していた。なんか知らないオタクグッズの店が増えてるよ?またまんだらけの支店増えてるし。軍服軍事グッズ専門店は相変わらず、コスプレショップ増えたなあ。せっかく来たのでまんだらけで歴史ジャンルの本を漁ってみるが、新撰組と三国志と太平記ばっかりだった。1冊だけ日本海軍の軍服着た士官が表紙の本があったのだけど、片目に布巻いてるのがどうも怪しいと思って(陸軍なら明治期に独眼だった将軍がいるけど…)中身を確認してもらったら「すみませんこれ多分ジャンル違いで…
京極夏彦だと思います」…てことはこれ榎木津か!悔しいのでもうこの際時代が一緒ならいいやとイタリア・ファシスト党の本買ったら私が持ってるアルセーヌ・ルパンサークルの人だったり……もしかしてものすごーく狭い世界、ということなのかしら……(いやそんな気は前々からしてたんだけど<最近資料本検索するとヒットする古書店の半分くらいは見覚えのある書店になってきた…)。

夕食は魚が食べたいと「原始炭焼 陸蒸気」という店に入った。前に雑誌で見かけて魚焼いてる図が旨そうだったので。カウンターの中央に炭火が起こってて、ざくざく串に刺した魚が灰に立てられて焼かれているという写真だったのですが、目の前でやられるとほんとに食べたい!という気になります。オススメは時間かかるけどかぶと焼き(でかい魚の頭がざっくりと串焼きにされて焼けるのが目の前で堪能できる)と三味焼き(鮭+銀だら+むつにいくらがかかってる)かな。なすの味噌田楽と山芋の千切りも美味しい。最初に出てきたときに「…地雷?」とか思ってしまった海苔ですっかり覆われた巨大なおにぎりも食べ応えありです。<写真見たときはシイタケの焼いたやつかと思ってたくらい真っ黒…叩いたらカンカン音がするんじゃないかと思ったけど普通におにぎりでした(当たり前)。

さすがに友達に「一緒に映画観てv」とは内容が内容だけに言えないので、昼にさっさとチケット購入したら、整理番号1番だって……いっぱいでもイヤだけど1人鑑賞会もイヤだなあと思っていたら、私入れて14人で、1人1列というゆったり具合でした。当然女(老若関わらず)は私だけ。むしろ他の13人に「なんでこれ観に来たんですか?」と訊いてみたい。映画は…思ったより座席のクッションがよくて、既に日本酒熱燗で4合空けてから観に行った私は睡魔に負けて時折記憶がないんですが(笑)、目を覚ますとああ関特演(関東軍特別大演習)やってるわあ〜、みたいな。「軍閥」と言ったとき、私は軍内の派閥争いを期待していったのですが、普通には外部から見た軍ひとまとめの話だということが判りました。最後のロールを観る限り、三船敏郎と加山雄三と中村又五郎(<歌舞伎役者)がかなりメインの役で出てるはずなのですが、どれがそうだったのかちっともわからん。東條英機がかなり中心で、あと大臣級と総長級は名前が出てるけどあとは字幕が「陸軍省軍務局長」とか「海軍省次官」とかしか出てこないので、えーこの当時って軍務局長って武藤章でしょ?全然似てない!とかそういうことを考えながら観ていたのですが……やっぱり戦後の映画だなあという印象。いまひとつ視点や台詞が戦前戦時中とは違うものだなあという感じかな。米内光政が全然似てなくて、どっちかっていうと丹波哲郎っぽかった…。

駅から近かったので、アクロバットな乗り換えをしなくとも無事普通の経路(それでも地元駅まで来る終電)で帰れました。よかったわ(こんな理由で長距離タクシー使いたくない…)。

■「陸蒸気」で生1杯と柚子サワー(これも柚子がよくきいて美味しい)、それに日本酒の2合とっくりの熱燗×2回。帰ってからジョニ赤(※帰宅午前1時半)。

12月5日(金)

ちょっと早いのだけど、同期の女の子二人に誕生日祝いをしてもらった。私が指定した店は「ファロ資生堂」。銀座の資生堂ビルの上にあるイタリアンで、雑誌の企画で普段より安いコースを期間限定で組むというのが美味しそうだったから。博品館劇場のすぐそばなのでいつも華やかなディスプレイは目にしていたけど、入るのははじめて。入ってほんとに資生堂系列なんだなと思ったのは、エレベーターを始め、内装が女性向きに凝っていること。そして店内が大半女性だということでしょうか……盛り付けなんか見ても女性向けだなというのはわかる内容なのですが。あとは給仕してくれる男性が全員やたら背が高いことでしょうか……絶対これ、採用に身長制限あるって。
料理はイタリアンにさんま?タコのゼリー寄せ?と素材はかなり和食っぽい内容で美味しかった。もちっとしたパンが絶品。一皿一皿はちょっとずつだけど、さすがに前菜からメインまで2時間となるとお腹に落ち着くせいかかなりお腹いっぱいに。でもやっぱりちらっと見た支払いは結構いい額になってました。お酒とサービス料かな、これは。ご馳走様。…次は私が払う番だな。

誕生日には「その年の抱負」を言うことになっている。なんでかわからないがそういうキマリになっているのでした。ここ2年ほど私は「無用なタクシー代をかけない」と言ってたのですが、毎年どんどん悪化しているので(<前年度は新宿からタクシー帰宅、その前は新年2日から早くも終電逃してタクシー乗る羽目に…)、今年はそれは第二目標にして…って後退してますか。余計ダメっぽいです。それはさておき、一応メインの目標は「スキンケアを真面目にやる」にしてみました。学生時代、高い化粧品をせっせと使って毎シーズン新色のチェックなどしていたのが嘘のように最近やる気がないので。さすがにそろそろヤバい年齢になってきたので。まずは
「酔っ払ってもメイクは必ず落として寝る」ってとこからかな…(それは「スキンケア」の範囲以前の問題か…)。

毎回御飯食べながらちょっとしたものを渡すことになっている。小さなブーケだったり写真立てだったりする。今年、二人が私にくれたのはFANCLの『ウコン』だった。……ありがとう。肝臓は大事にするよ…(私はちゃんと理解されている)。

■ブラッドオレンジ+シャンパンのミモザと、赤ワインを3人でボトル1本。現在ジョニ赤。
●仁木悦子『刺のある樹』角川文庫 /この人の本は結構古本屋に入ってくるのだけど、どうしてもタイトルが有名どころに偏りがち。久々に見たことのないタイトルを3冊見つけたので、読み終えたら送ります(私信)。仁木兄妹もので、この人の書くものはある程度のパターンはあるけど、それなりに安心して読めるので好き。

12月4日(木)

同期とお昼御飯を食べながら年の話をしていたのだけど、最近ショックだったことを思い出した。
先月TOEICを受け(させられ)たのだけど、マークシートの解答欄に氏名やら性別などを塗る欄がありますよね?そこで生年月日をマークしろという欄を見たら、西暦の4桁、その左端の列に「1」に続いて「2」っていう欄があったこと。前回受けたときは確かこの欄、なかったぞ!…なにせ私がマークシートを散々塗りまくってた大学受験当時には、そこは当然のごとく「1」という欄がひとつあっただけなので、「2」という欄が出来ているのが衝撃でした。だってこの次ここに欄が追加されるのは
997年後だということを考えると結構ショックじゃないですか?そしてここの列に「1」という選択肢はいったいいつまで残ってるのかなあ……とか。

■缶チューハイ1本とジョニ赤。

12月3日(水)

例によって腹を立てながら退社(理由はまた例によって上司だ)。久々に地元のデパートが開いてる時間に帰ったので、きれかけてたファンデーションだのベースだのを買い込み、店頭で「このパックの試供品ってあります?」「サンプルのことですか?」と訊きかえされたりしながら(すいませんねえ、カタカナ語が咄嗟に出てこなくて!)お買い物。腹立ててるときにお買い物するとロクなことはなく、気がつくと後先考えずにごちゃごちゃと買い込んでいたりする。
特にソニプラやSHOP INに足を踏み入れた日には、気がつくといるのかいらないのかよくわからないものを手にレジに並んでいたりするわけで。本当は夜用のクリームひとつ買うはずだったのに、ついリップクリームもかごに放り込んだりとどんどん増えていく。レジに並んでる間も結構くせもので、今日は歯磨き粉でした。20種類以上もフレーバーがあるというやつで、「ローズ」「ヨーグルト」「あまじお(<どんな香りかは謎)」「一番摘み緑茶」「パンプキンプリン」とよくもまあというようなのが並んでいる。ひとつ200円ならモノは試しと「キャラメル」というのを買ってみた。それで歯を磨いてみたけど、割とミント?っぽい味がするので、うーんキャラメルの香り、なのかなあ、という程度でそれほど違和感はない(でも別に美味しくもないね)。結局のところ、並んでる中からどれを選ぼうかなと考えている瞬間が楽しいような気がする。

…でも私
、「印度カリー」歯磨き粉はイヤだな…歯磨いた気がしなさそうな……。

■チューハイ1缶とジョニ赤のストレート少々。腹立ててる時はやっぱり醸造酒より蒸留酒かな〜。
●阿川弘之『葭(よし)の髄から』文春文庫 /意見には全て賛成できるわけではないけど、この人の旧仮名遣いの文章は端正で好き。しかし字が大きいのはいただけません。読みにくいです。これは「こういう文章を読む人は老眼入ってるだろうから字が大きい方が読みやすいだろう」という親切心なのか、それとも「ページ数を稼いで値段を上げてやろう」という商売心なのか……

12月2日(火)

北村薫『空飛ぶ馬』の中に「1日1冊読むことを目標に壁に表を貼っている」とかなんとかそういう文章がありまして、大学生だった私は「なるほど」と思ってノートを1冊買ってきた。読んだ日付とタイトル、作者、出版社。それだけを書く。何読んだか覚書みたいなものだけど、拾い読み不可、ちゃんと目次から奥付まで読まないと読んだことにはならないので、途中で投げ出す本が減るかしらという程度の目論見で始めたものだが、結構続いている。が、最初によくわからないまま厚いノートを買ってきたせいで、1冊目は4年ちょっと、1200冊くらいつけたところでノートを失くして中断。先日やっと発見した。

1冊目が竹本健治の『匣の中の失楽』で始まるこのノート、ちょうど新本格からミステリを積極的に読み始めた時期で、見返してみると結構面白い。試験期間中のはずなのに一日に3冊も藤沢周平を読んでいたり(<明らかに逃避)、突然『鬼平犯科帳』が10冊も続いたり、確か熱出して寝込んでたはずの日に読んでいる本が弁護士会から出ている『世界各国のカルト宗教対策』とかいう本だったり(よほど読む本がなかったんだな…)と、半分日記みたいなものだ。しかし1000冊読んだところで数えてみたら、うち1割が北方御大の本だったのには苦笑(まあBDも3回読めば延べ30冊だから…)。学生時代、足首折って入院中にはとにかくベッドから動けないので、ひたすら本を読んで過ごしてた。高村薫『リヴィエラを撃て』(上)(下)+船戸与一『蝦夷地別件』(上)(中)(下)+藤田宜永『鋼鉄の騎士』(上)(下)が計一週間かかってないのを見るとよほどヒマだったんだなあ…広辞苑でも読んでりゃよかったんだわ。

入社してしばらくして、思い出してまたノートを買ってきた。今度は反省したので謙虚に30枚綴り。久々にメモだけしてた分をまとめてつけてみたら、あと3冊読むと全部欄が埋まるところまできた。3年強で720冊。しかし『軍務局長武藤章回想録』でも江國香織の詩集でも同じ1冊な辺りがなんとなく納得いかない。それはさておき、今年の2月から読んでる明治以降の陸海軍の本は、司馬遼太郎『坂の上の雲』(全8巻)まで含めてもせいぜい50冊というところだった。案外少ないな。もっと読んだような気がしてたのだけど……そして問題は、背後に積んであるその類の本が、少なくとも130冊はある(<しかも今また新しい本が欲しくなってる)ということでしょうか……読み終わる日は来るのか。

■休肝日。

12月1日(月)

久々(4ヶ月ぶりくらい?)にLibraryを更新しました。<帚木蓬生『ヒトラーの防具』

もう12月です。怖ろしい。もう最近それしか言葉が出ないです……大丈夫か私の仕事。

仕事で記事検索サービスを利用中、そういや『インファナル・アフェア』の続編の情報って出てないかしらと「劉徳華」(アンディ・ラウ)とキーワードを入れてみた(<仕事しろ)。そこでヒットした情報によると、
香港で『頭文字D』を実写で映画化するらしい。来年3月にクランクインで監督はどうやらツイ・ハーク(『男たちの挽歌』撮った人)の模様。で、アンディがどこに出てくるかというと、前に彼が実写化を計画していて、主人公の父親役で出るつもりだったらしいという辺りなわけですが…………まーねー父親ならね、こないだ28歳の役やってた『インファナル〜』での年のサバの読み方に比べたらなんてことないでしょうが(※実年齢42歳)。もっとも私、あの漫画読んだことないのでよく知らんのですが。……いらん知識仕入れてしもうたわ(仕事中にPCの前でへたれる)。

…まさかワイヤーワークでカーアクションはやらないだろうが…。

■倉敷の地酒、超辛口「爺々婆々」。生で飲むとちょっと癖が残る味なので、「オンザロックで飲めば、まことにうまい酒です」との解説にしたがって氷を放り込んでみた。確かに冷やした方が美味しい。
●矢崎存美『冬になる前の雨』光文社文庫 /タイトルが気に入って買った本。『ぶたぶた』の作者ですね。立ち読みしかしたことないのだけど。微妙に座りの悪いような、ブラックな短編集。あまり情感のない淡々とした文章が余計に乾いた後味の悪さを残す一冊。
●石田衣良『電子の星 池袋ウェストゲートパークW』文藝春秋 /シリーズ最新刊。テレビの脚色もあれはあれで面白かったけど、やっぱり私は原作が好き。表題作の扱う内容はエグい事件だけど、マコトは相変わらずで嬉しい。彼の感性ってとてもまっとうで私大好きなのだ。ヘタに能書きばかり垂れるハードボイルド小説の主人公よりよほど素直に格好いいと思うのだけど。…そしてラーメンが食べたい。無性に食べたい。七種類のトッピング…っ!!