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2003年10月31日(金)

ようやく待ちに待った健康診断。これで心置きなくお酒が飲めます。
お昼近くにようやく順番がまわってきて、「最後に食事されたの何時ですか?」と後輩の人事の女の子が問診表片手に訊くので「んーと……昨日のお昼御飯かな…」と言ったら「そんなに御飯抜かなくてもいいんですよ!?」と驚かれた。昨晩食べ損ねたんだもん……そうかなんか眩暈がするのは疲れてるとか寝不足とかじゃなくて、単にお腹がすいてるのかなこれは……。<御飯食べてスタバのチャイ飲んだら治まったので、多分最後のが原因でしょう。

無事健康診断から解放され(結果が出るまで健康診断終わってないよと言われましたが、もう採血しちゃったもーん)、上司は出張。外出中の部長が戻ってくる前にさて帰るか。仕事残ってるけどそれはまた来週。用事あるし。

本日の予定は、声明+雅楽+チェロのコラボレーションin湯島聖堂。声明がね、一度聴きに行きたかったんだけど、これがなかなかチケット取れなくて。数年前の真言宗+天台宗の声明コラボという公演、本気で行きたかったんですが、いかんせん足首骨折リハビリ中……地団駄踏んで(いや踏めないけど。心の中で)悔しがったのは、それが
「空海と最澄が仲違いしてから初の試み」だったからで…いったいそれ、仲違いって何年前の話ですか!?(確かに両派が和解したのって確かここ十年くらいの話なんだけどさ…千年にわたる不和って。)

湯島聖堂は会社からごく近いのだけど、なかなか来る機会のない場所。前に来たのって七年前かなー。それもやっぱりそこでお芝居を観たのでした。ク・ナウカの『天守物語』。JR御茶ノ水駅のすぐ傍なのに、木と壁に囲まれているせいか、不思議と喧騒が届きにくく、とても非日常的な感じでとても面白かった。……寒かったことを除けば。歩いていればたいした寒さでなくても、10月下旬の夜に2時間近く屋外に座っててごらんなさい、絶対身体冷えるから!前回の風邪ひいた経験を踏まえ、会社でババシャツとセーターを着込み用意は万全。効果やいかに、と思っていたらさすがにババシャツは偉大でした…ちょっと肩の辺りが寒いかな?程度で済みました。

で、会場で空いてる椅子を見つけて座ったのはいいが、本日何をやるのか私、いまいち理解しておりません。いや、楽器と声明はわかってるんだけど、能じゃないのよね?坂東ってことは踊りなの?しかもスタッフがいかにも美術系専門学校っぽい(<偏見)かっこした若い男の子たちばっかりなのが余計に不明。気づけば周囲は年配のおば様方に混じって背中まであるドレッド長髪の男の子とか、美術か演劇専攻してます系の女の子とか…いったい今日って何やるんでしょう?(<チケット買う前に把握すべき事項かと)
結論としては、どうやら前衛舞踏のようでした…最初に白い薄物の人が……何?と思ってたけど、多分あれが六条御息所なのでしょう。そういえばこれは『源氏 葵の上より』という作品なのでした…(忘れかけていた)。じゃああの人が光源氏なの?でもあの格好じゃ維光朝臣がせいぜいなのでは…というか水干?そりゃ直衣や狩衣で踊れとは言いませんが。源氏(推定)、かなり謎の動きをしております。六条御息所(かなり確定)はまだわかるんですが…しかしこの寒空にかなり薄着で、余計な心配をしました。寒くないの?……声明(本日は天台宗のみ11名)は見事でとても不思議な1時間半を過ごせたけれど、とりあえず自分にはストーリーのない演劇を理解する素養はないと痛感した時間でもありました。人間としてかなりあり得ない動きをしてたのはすごかったとは思ってるんですけどね…(笑)。

■休肝日。祝杯あげようと思ったのに、疲れていたらしく寝てしまったので…
●黒川博行『二度のおわかれ』創元推理文庫 /デビュー作の復刊だそうですが、意外なレーベルから出たなという印象。ストーリーとしてはあまり意外性がない(というか著者の他の作品からさらに深読みしてたよ私)のですが、最後のオチはちょっと苦くてこれはこれでいいかも。解説の人はかってないみたいですが(<解説がベタ誉めしない姿勢には好感)。しかしこの本で一番びっくりしたのは、うしろの文庫紹介の故・鮎川哲也氏の若い頃の写真かも(笑)。

2003年10月30日(木)

ロンドンからのお客さんたちは帰っていきました。これでやっと英語の日々から解放される、と思いきや、机上に乗っていた書類はまた英語でした……またか……(がっくり)。英語苦手なのに(泣)。でもとりあえず本日夜の接待がなかったのだけはめでたい限りです。健康診断の前日に外食+酒ってのは勘弁。<私のパソコン、
「健康死んだん」と変換するのでとてもイヤな気持ちに。

■まだ休肝日。

2003年10月29日(水)

100SSに1本追加。<051「携帯電話」。香港映画の『インファナル・アフェア』を2回観に行ったので。ほんとにここ、なんのサイトだっけ……

会社の帰り、まだ上映していることを見つけた海賊映画を銀座まで観に行こうと画策していたのだけど、もうダメ!いくらいとしい雀船長の声でも、もうこれ以上1分1秒たりとも英語は聞きたくないわ!と断念。だいたい理科の実験で電池と豆電球すらまともにつなげなかった人間が(<電球がつかないならまだしも、スイッチ入れる前からついてるってどういうこと?)モジュール組んで数字作れるわけないじゃん!と逆ギレ……できたらいいのですが、それを英語で言えるわけもなく……黙々とパソコンに向かう私。疲れた……

と思ったけど、考えてみりゃ今月の私の手帳見返してみたら、舞台が5本(1本はまだ観てないけど)に映画が延べ6本、ジャズライブ1回、イベント2回入ってた。そりゃ疲れるのも当たり前です。仕事のせいにすんな。

■休肝日。前向きに。しかしお昼、取引先の人と御飯食べてて健康と運動の話になり、「週末健康診断なんですよね、もう気が重くって」と言ったら、
「肝臓ですか?」とはっきり言われてしまいました。…いえ、別に数値が悪いわけじゃないんですけどね……しかしそんな開口一番はっきり……理解されている、と言うべきなのか……。
●山崎豊子『白い巨塔』(二)新潮文庫 /感想はまた別途。しかし大学病院で内科の検診受けに来るのに、和服で来るのはどうなのよ?お嬢様というのはそうしたものなのでしょうか……

2003年10月28日(火)

ロンドンからソフトの説明に来てくれたハムさんは、イスラエル出身の人だ。目がきれいで結構顔は好みかもー。レディファーストだし(一応まだ自分が「女性」の範囲に入ることを思い出した)、説明も親切。いい人だ……日本語が皆目わ
からないことを除けば。数時間もすると、そろそろ隣の主任が喋っている英語の台詞もつるつると脳みその表面を滑り落ち始め。疲れた。…しかしお昼時、ハムさんがライターを取り出したので煙草かなと思っていると、袋と紙シートが登場。自分で煙草の葉を紙に巻いて吸うタイプの煙草なのね〜。日本では珍しいタイプの煙草なのでついマジマジと。葉がこぼれ落ちないのかなと思う量だけど、紙でくるりと巻くときれいな煙草に。へえ。しかしあちらの煙草らしいのは、袋にでかでかと「煙草はあなたの健康を害します」と書かれていること。これでも吸うのか…

終業後、期限ギリギリの割引券を使うべく、『インファナル・アフェア』を観に行った。先週観たばかりだけど。もはやアンディ・ラウでもトニー・レオンでもなく、警視役のアンソニー・ウォンを観に行っているような気がします。ステキ、彼がこんなにまともにスーツの似合う役やってるの初めて見たよ!好きな役者なのですが、私が見た役といえば、いい奴なんだけどいっちゃってるヤクザとか悪徳警官とか主人公なのにいっちゃってる刑事とかエグく殺される潜入捜査官とかいっちゃってる殺人鬼(しかも実録モノ)とかいっちゃってる……(以下略)。いや、確か『ストーム・ライダース』で僧侶の役もやっていたけど。これならDVD買ってもいい気持ちです。彼のまともなスーツ姿の為だけに……。ところでこのサントラ、買ったはいいが、なんで主題歌入ってないわけ?それ目当てで買ったのに!

確か彼が前に賞とった時の映画のVCDがあったはずだよな……そうそう『野獣刑警』。と思いながら、いやいや香港芸能関係の箱をあける。何がイヤって段ボールの山の一番底だからなんだけど…うわ、こんなにあったっけ…(眩暈)。なんだかパンドラの箱をあけてしまったような気持ちです。

■つい劇場でビールとチューハイを。脳が「ビールが欲しい」と言ってるような気がして…<意思弱!

2003年10月27日(月)

根本的に私と相性が悪いのだと思う。

データの数値チェックをすれば眠くなりマニュアルを読めばまぶたが重くなる、結果のグラフの説明を受けているだけで頭がぼんやりとしてきてシミュレーション作業中で画面が動いてるのを見てるだけで睡魔が襲ってくる……私とこのソフトはよほど相性が悪いらしい。でなければ最初に何かインプリンティングされてしまったかだな。<「見ると眠くなる」とか。
できることなら月曜帰るというげしょさん宇野さんにつきあってお休みとりたかったのだけど、そのソフトの件で会議が入ってしまった…ううう。ソフトの説明仕様書見る目も恨みがましくなろうってもんでさ。今日は両手に思いっきり爪痕つけて乗り切ったけど、この打ち合わせ、あと3日続くのでした……しかも英語で。死。日本語で聞いてもわかんない内容、英語で聞いてわかるわけないっちゅーねん(ずっと黙って起きてるのもそれはそれで辛い)。

■前向きに休肝日。
●山崎豊子『白い巨塔(一)』新潮文庫 /ようやく読み始めました。感想は読み終えてからまとめて。しかし物価がよくわかんないのは痛いなあ。国立大医学部助教授の月給が57,000円というのは、今の価値になおしたらどれくらいになるのかしら。

会社の同期の子が、先週栗のおすそ分けをしてくれた。今日会社に行くと、一緒に貰った女の子が渋皮煮をジャム瓶に詰めてくれた。口に含むとほっこり甘い。小さな幸せ。

2003年10月26日(日)

北方オンリーでした。
久しく大阪まで遠征してないので、長らく会えなかった人の顔を見られるのは楽しい。盛況。スタッフの皆様、お疲れ様でした。クイズも面白かったしね。買った本のサークル数に応じてヒントが増える、穴あき原作台詞の穴埋め。ここって「男」だっけ「奴」だっけ、とか微妙に思い出せない。四苦八苦して解けたので、賞品を選ぶ。そりゃまあ坂井賞でしょう。サイズはいろいろ三種類。大きいつづらと小さいつづら、どちらにします?とか呟きながら大きいのを選んでみたら……やられた。パスタとソースのセット…(<現在進行中の連載参照)。藤木賞は蕎麦とせいろのセットで神崎賞は昆布茶、須田賞(※『約束の街』)は「エミリーに薔薇を」が入ったフォークナーの短編集などなど、なるほどねという中身。結局、私のパスタセットは叶賞でミニシガリロを当てた未成年のお嬢さんと交換しました。ほら、未成年だし(…私は吸ってたけどな)。こだわりもって茹でてあげてください。

帰り道、お茶でもしますか?というわけで、せっかくだからと『椿山荘』、正確にはフォーシーズンズホテルまでバスに揺られてみる。そういやこないだから来ようと思ってたんだった……だって
元・山県有朋の別荘だから。いや、別に山県が好きなわけでもなく、というかむしろ嫌いなんだけど、つい(笑)。しかしホテルから眺める庭の広さに、彼の権勢を見る思いが……あの坂下りた一帯が早稲田大学なんだけどさ、広さ変わんないよ、というかもっと広いかも。トイレのアメニティも充実してて、一度泊まってみたいホテルです。日曜だから、そこかしこに結婚式参列者ご一行様が。という中にイベント帰りの大変くだけた格好で入る私たち。しばらく待ってカフェに8人席で座ることができた。
おのおの勝手に頼みたいものを頼んでみると、偶然座っただけの並びながら、見事にテーブルの上の内容がわかれている。アフタヌーンティーを頼んで二段重ねプレートを並べてるのが3人、シンプルに紅茶やコーヒーだけの人が3人、でもって小さいグラスとチェイサーの大きなグラスが並んでるのが2人。まあきれいにわかれたこと。ねー、と左側に向かって言うと「私はここのお酒組もふたつに分かれると思ってるんだけど」と言われた。あらひどい。同じサイズのグラスを並べている仲じゃないですか、Sさん(<一応仮名にしてみた)。
「シェリーとロンリコ151飲んでる人の間には大きな隔たりがあると思うわ」
「そんなの、午後4時にこんなカフェで酒飲んでる時点で同レベルですよ」

だって昨日のバーでロンリコの151きれてたんですもん。それに長くゆっくり飲むならこっちの方が得なんですよ(笑)。しかし昨日のバーの値段を思うと、ちょっと忸怩たるものが……場所代ってことかね。ま、生演奏付だしな。

もう帰らなきゃという人たちと高田馬場駅前で名残惜しく手をふって、残り6人で居酒屋に。日曜なので私の知ってる店は閉まってるらしく、駅近くの「MARUHACHI」という店に入った。昔来た時、創作料理で味も悪くなかったし安かったから…ああそういや改装工事してたっけね、改装後来たことないけど。あらここで靴脱ぐことになったのね。昔はニ階席は小上がりだったんだけど……って、改装してたのってこれか!しまった騙された!と思ったのは、私がかつて知ってた頃には二階建てだった建物がいつの間にか四階建てになっていたから。しかも外壁の高さは変わらず。……つまり一階二階のそれぞれに無理やり中二階を作ったから。ちょっとこの高さあり得ないんだけど!かがまないと入れないしさ。というかこの中二階、天井が体育館のマットのような素材でふかふかしてる辺り、確実に確信犯だな客が頭ぶつけること前提の!ほんとに消防法通ってんのか畜生!…などと思いながらも御飯は食べる。そうそうここ、ほっけがでかくて旨かったんだよな……ゴメンねー狭いお店で、というか狭い席で。前はふつーの居酒屋だったのに、帰りに1階を見たら、フロアの真ん中に等身大のサルの石像が立っていた。しかも背広姿。…いったいこの店に何があったんだ。

■酒は週末までに抜ければいいんだわ、と思うことにしたので飲む。フォーシーズンズホテルでロンリコ151(これも75度のラム)。居酒屋ではビールと生レモンサワーとフォアローゼスと焼酎「黒さそり」。<名前で決めましたとも。

2003年10月25日(土)

せっかく一週間ちょっと前に美容院行ったのに、かかりにくい髪質の私は、すっかりパーマが伸びてしまって。もう一度申告するとタダでかけなおしてくれるので、午前中はのこのこと美容院へ。夕方の待ち合わせまで時間があるので、今月一杯の映画割引優待券(<千円で観られる)使って何か観るかなあ…と思いきや、もう一度観たかった『インファナル・アフェア』は時間があわなかった。んーじゃあこれにするかな、『KILL BILL』。タランティーノの新作。

…映画終了。もはやどこつっこんでいいのかわかりません。音楽と絵は面白いとは思うのだけど、日本人にはとてもしょっぱい内容となっております。香港映画でだいぶ謎の日本描写観たし耐性あるし!と思ってたのですが、まだ香港は同じアジア圏内だということを忘れていた模様…いやもう、これってどうなわけ!?というところを列挙し始めるとキリがないのでひとつだけ。伝説の刀鍛治(沖縄在住)の名前が
ハットリ・ハンゾウってどうなの…!?意味も必然性も筋立ても理解できなかったけど、タランティーノがオタクだということだけはイヤというほどわかりました……得がたいものを体験だったという意味では千円払っただけのことはあるけど(定価で観てたらスクリーンに向かってペットボトル投げるね)、映画のストーリーの出来としては、慰謝料払ってもらってもいいくらいの心境です。いやいや、滅多に観られないもの観たよ、とは思ってたのですが、終演後、トイレの洋式の便器に座ったらしばらく立つ気力が出なかったので、しんしんとダメージを受けていた模様……ちなみに続編は来年春だそうです。なにせ前編だから。別に私は後編観なくてもいいやと思ってますが。

ちょっとよろよろしながら、上野駅で待ち合わせ。今日はげしょさんと宇野さんが上京してくる日なので、一緒に高田馬場のバーでお酒を飲む約束をしていたのです。げしょさんと私で馬場飲みと言ったら
「竜虎対決?」と言われましたが、別にそんなことないです。だって来週健康診断だし(<一応気にしている)。
久々に足を運んだバーは、顔馴染みのバーテンさんがてんてこ舞いをしてました。若いバーテン君は失恋して北海道に帰ってしまい、オーナーは病気。というわけで1ヵ月半ばかり1人で奮闘中らしい。なんかねえ、オーダーするのも申し訳ない感じ。でも飲むけど。<…健康診断はまだ来週の金曜だしーだいぶ先だしー。と思いなおした。おっとりと3時間ほどマイペースに飲んで帰る。やっとラム、マイヤーズ以外のものが飲めて嬉しかったわ……

■お出かけ前に桃の缶チューハイ1本。バーでシンガポールスリング(と言ったら、一瞬驚いた顔された。私だってカクテル飲むよ…?)、モルトはポートエレンの22年ものカスクを「1杯2000円は高い」と言ったら「じゃあハーフで1000円」と言ってくれたので飲む。あとはラガヴーリン。ラムはオススメの美味しかったんだけど名前忘れたのと、レモンハートのデメララ(75度)、それにハバナクラブの7年。バカルディのイチゴ。と、味見したいと言ったらサービスで出してくれた森伊蔵系の芋焼酎『同期の桜』(<名前がね…)、あとロシア直輸入というロシアンスタンダードというウォッカのデキャンタボトル版。…金曜までに消化してればいいのよね?多分。

●堀栄三『大本営参謀の情報戦記 情報なき国家の悲劇』文春文庫 /先日『陸軍良識派の研究』を読んでて、「あ、この人の本確か持ってる」と探し出した本。陸士46期というのを見て「若…!」とか呟いてしまいましたが、この人も大正生まれです。いったいいつの人間だ自分。父親の名前、誰だっけと思っていたら、2.26事件の時青年将校に同情的で事態をさらに撹乱させた第一師団長…とはいうものの、息子の回想での退官後の彼の見識は見事で、見直してしまいました。こういう意外性が楽しくて、歴史ジャンルの本読み続けてるのかも。全面的に首肯はできないけど、文章が平易で読みやすいのと、敵情を調べるのにどんな点がポイントになるのかその数字的な根拠の辺りが非常に面白かった一冊。

2003年10月24日(金)

会社帰りに、先日ダブルブッキングで行けなかった『一郎ちゃんがいく。』を観に行ってきました。
ほんとは水曜に映画観て木曜にこの舞台、金曜は早くボトルを空けに行かないとならないバーへジャズライブを聴きに行くというのが私の計画だったのですが……舞台チケットが今日しか取れなかった辺りでジャズは断念。しかも先日『一郎ちゃん』を諦めて行った『夢の泪』、会社でタダ券当たりました……もう一回行きます。てことは、こないだ選んだチケットを逆にしとけばこんなめんどくさいことにはならなかったってこと?なんかもう、倒すところを間違えたドミノ倒しをみているようなスケジューリング……。

観終わっての感想。確かに聞いていたとおり、
「どこら辺を観客層として想定しているのかよくわからない芝居」でした…ヘンな芝居。オックスフォード大への100人の大留学生団を送るという政府の計画に対し、留学団のリーダーとしてもっともふさわしい日本一の天才を四人の中から公開試験で決定するという話。という筋をよそに「いつ頃の話なんだろう…」と計算している自分がいます。維新から半世紀近くを経て、ということは、ここで言う「危篤の天皇」って大正じゃなくて明治天皇なんだな…とか。とするとこの話は1912年か…しかし一人が早稲田大学ってこの時代にもう「大学」って名称になってたっけ〜?とか。…別にそんなことは本筋とは何の関係もありませんが、つい気になって。
筆記試験で決着がつかず、相互に問題を出し合う公開問答へ…という展開なのだけど、これ台詞覚える役者は大変だわ……単位の換算問題なんか延々数字が続くし、覚えられても舌噛みそうな音楽史問題とか。一瞬でも台詞詰まったら話止まるし。問答の場面は互いにかぶせるような台詞の応酬でとにかく早い。早すぎて問題何言ってるかわからん。答え聞いて「あ、さっきの問題って『長恨歌』か…」とか、「近松門左衛門、心中物以外で五つ」の答えに「『女殺油地獄』って無理心中ものじゃないの?いいの?いやあれ男は死んでないからいいのか?」とか、「ええっと好色五人女の名前…?」とか、観てるこっちも疲れる。確かにこれは
「観客側がどこで笑えるかも問われる感じ」…うしろの席でおじいちゃんが退屈してますよ!退屈なら頼むから寝ててくれよ、喋んないで〜。

升毅演じる成り上がりの商売人がこってこてのドスの利いた大阪弁喋るのが楽しいとか、わかぎゑふ演じる子どもがちっちゃくてこまっしゃくれててかわいいとか、男爵令嬢演じてたのが声楽やってた人らしくて「宮様、宮様、お馬の前にひらひらするのはなんじゃいな〜♪」って歌がすごいいい!とか、うわこのやけに笑顔がうさんくさい宮様って『トーマの心臓』でオスカー役だった人ね?とか、受験者の四人の天才って身長で選んだのか?ってくらい皆でかいんですけど!とか………そういう些細な感想を吹き飛ばしたのは
「タキシード萌え……」。何しろ全員が華族皇族、またはそのサロンに来る人という設定なので、男はすべて型違いのタキシードだの燕尾服だのまたは紋付袴、女性は全員バッスルスタイルのドレス姿!ドケチの主人公の奥さん役を演じるのは佐藤珠緒、彼女は頭に花咲いてるような浪費家という設定、出てくるたびにドレスが違う。すげ。というかエンディングのアンコールの為だけにこのドレスか!?という、衣装代考えると気が遠くなるような舞台で、いや眼福でした。この衣装観に行っただけでも、チケット代の価値はあるわ。

しかしパンフ、フルカラー1,500円は高いわ。あの問答の内容が全部載ってたら、買ってもよかったけどさ……最後の問題の答え、とうとう舞台上では明かされないのでした。調べりゃわかるんだろうけど、もはや問題がなんだったかも思い出せず。「答え、何なの〜?」というのだけが残ってます。うう、気持ち悪い……

■劇場でビール1杯飲んでおしまい。

2003年10月23日(木)

会社帰りに香港映画『インファナル・アフェア』を観てきました♪

アンディ・ラウには私、学生時代にだいぶ貢ぎまして、危うく広東語で書いてあるファンクラブ会員用紙に記入しかけるところでした(※読めない部分があったので我に返った)。今使ってるVAIOより高い額を香港芸能には貢いだしね……ってその割に私、映画館の大画面でアンディ観るのってもしかしてはじめて…?何しろ香港映画は公開から日本に来るまで余裕で1年2年かかるのが多いので、当時の私はパソコンにビデオCDつっこんで、必死に英語と北京語の字幕で観てたから…いや待て、大画面で観た香港映画ってもしかして『少林サッカー』だけか!?と焦って脳内検索したところ、『グリーンディスティニー』という剣撃映画と『ホールド・ミー・タイト』というけだるい四角関係の恋愛映画があったことを思い出しました。<後者はエリック・ツァンが主人公と関係のあるゲイ役で出てきます…(※『インファナル〜』のボス役です)。…前売り券買ったけど、実は地元の映画館の優待券使った方が安かった、とかは気にしない!シート良くて快適だったもんね〜、とか負け惜しみを言う気力もないのは、散々道に迷ったから……行きたいのはあのビルなの!見えてるの!でも直線距離30メートルなのに、この道を渡る為には、何十メートルか戻って歩道橋をぐるっと大迂回した挙句に降りてまたもうひとつ歩道橋を越えないといけないのね!?だから渋谷って嫌いよ、もう!

やっと開演5分前に駆け込み、無事観られました…このところ立て続けに映画観てるせいで、『ファインディング・ニモ』の予告編観るのも5回目、いい加減「ニ〜モ〜!」というアニメ魚の絶叫も聴き飽きたところです。というのはさておき、映画は面白かった!ブラッド・ピット主演でハリウッドでリメイク化されるらしいけど、これはやっぱり香港の空気あってこそ!あの猥雑な背景、トライアド(三合会)と呼ばれる独特の黒社会、それらを背景にして成立する物語だと思うので。物語は最後まで緊張感を失わず、唐突に響く一発の銃声にびくんとさせられることも。是非音響のいい映画館で観ることをお勧めします。主演のマフィアから警察に潜入して課長まで昇進するアンディ・ラウ、潜入捜査官のトニー・レオンもさることながら、警察側の警視役と黒社会側のボス役を演じるアンソニー・ウォンとエリック・ツァン、どちらも顔馴染みの名優で嬉しい限りv(<逆に青年時代演じた若人たちはわかんなかったよ…自分の年を感じる)。特に警視役のアンソニーは昔から大好きな俳優!好きな余りに
『八仙飯店之人肉饅頭』なんていう実録殺人鬼モノまで半泣きで観ましたよ…彼の代表作だから…。いやいや、今回はほんとに格好いい役でした。CPやるなら警視×潜入捜査官で…<え?

ストーリーは二転三転し、決して勧善懲悪では終わらない苦い結末。これなら二回観てもいいな、と思う出来でした。DVDも買おうっと。…そして終演後、すでにショーケースに布がかかっていた売店を無理やりあけさせ、サントラを買いました。そこまでにしとけばよかったのにな・・・つい
絶版の'96アンディ・ラウ豪華写真集セットまでご購入……勢いで!つい勢いで!つか、冷静に考えれば、部屋にあるアンディの写真集なんてきっと軒並み絶版品だよ…(<香港芸能は1人の歌手が年間にCD6枚くらい出す、とにかく回転が激しい世界なので)。これあけたら終わりだろーなー今更香港芸能戻る元気もないしなーでもなー開けないとなー買った意味ないしなー……<まだ逡巡中。

■なんか気分がよくて、つい頂き物のウィスキーモルト『ボウモア』の封をきってしまいました…健康診断前だというのに。でもせめてもの小さめショットグラスで3杯だけ。<だってマグで飲めば注いだだけ飲んじゃうから…(<15年酒飲んで得た教訓ってこの程度ですか)。
■映画館では珍しくジャスミン茶だけ…だって映画館隣のコンビニ当てにして行ったらビール置いてなかったんだもん…(不覚!)

2003年10月22日(水)

地元の書店にて、雑感。
『DIET SHINGO』と『トリビアの泉』は「文芸書」なのだろうか……(レジで向かいの「先週の文芸書売り上げベストセラーTop10」を見ながら<しかも2位、3位、4位)。

■まだ休肝日。4日目です。

2003年10月21日(火)

さっき、いろいろサイトをまわっていて、先日見つけた「日本呪術協会」というページをあけてみた。呪いのわら人形で二股かけてた男が相手の女と別れた!とかいろいろ効能があるらしいです、ワラ人形には。へー。こんな効果が!というページをなんの気なしに読んでいて、その最後の一行。

「K 
鬼門にわら人形をつるしたら急に彼氏ができた!(38歳男性・他多数)」

いったいどこをつっこんでいいのか、一瞬わからなかった……むしろ鬼門+わら人形でできる彼氏ってどうなのってとこか、それとも「他多数」ってとこをつっこむべきなのか……。

■本日も休肝日。三日目。別に手も震えないしヘンな虫も見えません。<念の為。
●保阪正康『陸軍良識派の研究 見落とされた昭和人物伝』光人社 /「陸軍に良識派なんていたっけ!?」と言われましたが、いないこともないです…たまに…。しかしこの著者とは多分「良識派」の定義から違うとしか。私も武藤章は好きですが。「合理派」「理性派」辺りまでならまだ認めるけど。石原莞爾が良識派に入るという理由、三回読み返したけど理解できませんでした…。そういや海賊映画見てて「最近誰か小ザル連れてる人の話を読んだんだけどあれなんだっけ…」と思ってたら、実在の軍人だったことをこの本でようやく思い出しました。<ビルマ戦線で小ザルを連れたまま転戦してた中将がいたのでした。

今日、帰りの電車で隣に立ってた女性の読んでいた本は、藤沢周平の『密謀』でした。珍しいなあ。直江兼続なんて、二日も続けて他の人が読んでるのを見かける名前じゃないような気がするんだけど。

2003年10月20日(月)

同期や後輩と昼御飯を食べながら、15日夕方の地震の話をしていた。地下の映画館にいたので、逃げるべきかしばらく考えちゃったわ、とか。
「映画って何観てたんですか?」
「『S.W.A.T.』。わかりやすいアクションもの」
「え、意外。そういうの観るタイプには見えないのに」
「そうでもないよ。最近観た映画って『パイレーツ・オブ・カリビアン』に『座頭市』とかだもん」
「え、超王道っていうか…演劇の好みからして、もっと
マニアックな映画観るのかと思ってました」

マニアックか…そうね。来月私が行く舞台ときたら、東京裁判とか航空機墜落をボイスレコーダーから再現したパニックものとか、確かにマニアックと言われればそうかも。…言えない。会社午後休み取ってまで『パイレーツ・オブ・カリビアン』二回目観に行きましたとか、これから石丸電気まで12月発売のDVDの予約に行ってきます、だなんて……。

■休肝日。
●佐藤賢一『カルチェ・ラタン』集英社文庫 /ヘンな話でした。別に感想書こうかな。
●清水義範『行儀よくしろ。』ちくま新書 /TVで紹介されてたので読んでみた。売れてるらしい。イラクをひいての文化論に流れる辺りに唐突感があるのと(フィクションである映画をもってイランの美質を演じることには違和感)、戦前の“文化”への賞賛が今その辺りの時代の本を読んでいる私にはやや過度かなと思われたことを除けば、全体的にはごく当たり前で頷ける論旨。若い世代の美点も評価しようという辺りは、他の本とは一線を画している。あと「セレブ」という言葉を一刀両断にしてのけたのは嬉しい。私、この言葉、虫唾が走るくらい嫌いなので。

朝、通勤電車で私の前に立っていたのは、四十歳くらいの金髪の男性でした。どこの国の人なのかな。何読んでるのかしらとひょいと見てみると「兼続」と「米沢」という字が見えた。藤沢周平の『密謀』にしちゃ新潮文庫じゃないし…と思えば、正解は同じ作者の『漆の実の実る国』でした(同じ米沢藩の上杉鷹山が主人公)。えらく渋い本読んでるな〜。

2003年10月19日(日)

都営新宿線経由、終電2本前に乗ろうとする午前0時、友人から電話がかかってきた。「ゴメン、具合悪くて明日家出られそうにないです」…間違いなく貴女のは過労だと思うわ。お大事に。と電話をきってから、慌ててつきあってくれそうな人を脳裏で物色。十月歌舞伎の夜の部に行くはずだったので。せっかく彼女が3時間もかけて電話かけてくれたのに、チケット無駄にするなんて勿体ない!

朝から何人かにあたって、ようやく友人を捕まえる。いつも一緒に歌舞伎観てる友達なので、彼女の予定があいててよかった。気が抜けたら出る用意をする気力が抜ける。ほんとは朝早く起きて一緒にランチ食べてから上野の美術展をタダ券使って回る予定だったんだけど、1人じゃなあ…・・・。

とはいうものの、このままだとほんとに美術展行くヒマあるかも怪しいので、せめて1つだけでも!と家を出た。しかし4時に銀座待ち合わせで上野駅到着が3時という辺りにだいぶ無理あり。そもそも東京都美術館ってどれよー?いっぱいあって散々迷う。そして途中で大道芸フェスティバルやってて、危うく美術展行かずに終わるとこだった……(途中で観た人がほんと筋肉が見事で…<芸を見てたわけではないらしい)。
気を取り直して、本日の目的地は東京都美術館の「二紀展」。人づてに招待券頂いたので、やっぱりその方の絵はちゃんと観ないとね!ということで。隣の『大英帝国の秘宝』展は、「ただいま15分待ち」とか言ってます。うう、私これも持ってるんだけど、この人ゴミの中で観るのは気が重いなあ…などという思いをよそに、「二紀展」はほどほどの入り。ところ狭しと絵が飾られていて壮観です。しかし何が描いてあるのかもよくわからん絵も多く……私、やっぱり絵は観て理解できるものがいいな……。中には松本大洋に私淑してるの?と思うような絵のもあって、はあ。と首を傾げてみたり。最近の絵は、カンバスが四角じゃなくても好きな形にしていいのね…とか。立体にロバの頭がついてたり、不思議アートも多かった。お目当ての絵は、鎮守の杜らしき木々をとりまく家々と金色の畑を描いた暖かい印象の絵で、これは観てて懐かしいような風景。どうコメントしていいのか悩む前衛作品だったらどうしようかと思ってたので、ホッとしました(笑)。彫刻があまり観る時間なかったのが残念。行くと美術展って面白いのよね〜。英国ダイヤモンド展にも惹かれる…ヒカリモノ…。

ギリギリで銀座に戻り、友達と一緒に歌舞伎座に駆け込む。本日の演目は、『祇園祭礼信仰記』(金閣寺)と『於染久松色読販(おそめひさまつうきなのよみうり)』。前者はお姫様の難役三つのうちひとつ…なんだそうです。他の二つも観たことないけど。雪舟の孫娘のお姫様が、殺されそうになった夫を助けるべく、桜の花びらで爪先でネズミ描いて自分を木に縛ってる縄を切らせるところが見所…らしいのですが、話長くて途中で睡魔に襲われました(笑)。大量の花びらが天から降ってくるのは壮観だったけど。幕間、舞台上から三階席までゴーゴー音が届いてたもの……あれは掃除機の音。二本目の通称『お染の七役』が本日のお目当て。その名の通り、役者(今日は玉三郎)が早変わりで老若男女取り混ぜて七役演じるのが売り物。恋人同士も演じるので、ちょっと物陰に入ったと思うとすぐ入れ替わって出てくる。いつの間に!というくらいの早業で、これは観てて楽しかった。昼夜続けて演じた時は、一日に七十回着替えたって書いてあったものな……でもやっぱり今日の舞台も、最後に敵方を薙ぎ倒して「心中する」とか言い出した恋人同士を助けるのは、伝法な悪女(全部玉三郎だけど)なのでした……最近私が観てるの、女が最強な話ばっかりだな…。

■本日は休肝日。健康診断に向けて、徐々にお休みの日を増やしてみようかと。

2003年10月18日(土)

本にちらっと出てきたネイティブ・アメリカンの諺について、なんか情報ないかなーとYahoo!の検索の旅に乗り出した。…一時間後、「お買い物カゴ」にネイティブ・アメリカンのジュエリーをせっせと放り込んでいる自分に気がついた。結局お目当ての格言については何もわかんなかった。私って探し物ヘタだな…というか、ジュエリーサイトを見つけるのが早すぎたのか…(45分は見てた)。

気を取り直して、うちを出る。本日は「馬喰町にてジャズライブを聴きながらバーで飲む会」。面子は佐々木その2さんとせのおさん。馬喰町ってどこよ?と思いながら、駅すぱあとを駆使し、地元駅から3回も乗り換えた挙句に、会社の近所の都営新宿線で馬喰横町駅に行けば、乗換1回で済むことを発見。東京駅内で総武本線の場所がなかなか見つからなくて10分もさまよったのに…(<何年東京近郊住んでるんですか)。帰りに馬喰横町駅を探してちょっと反対方向に歩いてしまったら、こないだ会社からてくてく歩いて御飯食べに来た中華料理屋に遭遇。なんだこんなに近かったのかー。

バー行く前に腹ごしらえしよう!と思ったものの、誰もその辺りに土地鑑がないので、ぐるなびで探してみた。駅から一番近そうだったので選んだ「薩摩名物 地鶏炭火焼 屋台市場」。しかしこの辺りは問屋街の為、土曜夕方ともなると全く人気がありません。お店の灯りもその辺りでぽつんとひとつだけ。結局6時から7時半まで、客は私たちだけでした…(お店の名誉の為に行っておくと、前日電話したときは、背後はにぎやかでした)。非常に安くて(焼き鳥、1皿150円で2本ついてくるし)、お店のお兄さんも感じのいい人でした。「ダメだ、もう食えん」ってくらい頼んだのに、お会計5000円ちょいだしな……「女性3人以上、飲み物半額」クーポンなんか使ってゴメンなさい。という気持ちになるくらいの価格です。しかも大量に残ってしまった地鶏のたたき、「持って帰りたい」とかダダこねて包ませてるし(美味しく朝ごはんに頂きました…)。いい店です。機会があれば、是非リベンジをば。

さて、本題のジャズバーです。ライブはアマチュアのバンドがやるのでミュージックチャージなし。着いた時、カウンターとテーブル合わせて25人くらいのお店には、私たち以外ほとんど人がおらず。これはまたさっきと同じ状況かと思いきや、演奏直前になってどんどん人が入ってきて、最後には相席にまで。ピアノとベースとドラムというトリオだったのですが、印象的だったのはやけにピアノの人がうっとりと演奏してたことでしょうか……曲自体はどうやら客層としてジャズを聴く人をあまり想定してないらしく(とピアノの人が演奏前に放言してた)、カーペンターズやディズニーなどで耳慣れた曲が中心。明るめの曲が多かったですが、最後にほとんどの客が演奏終了と同時に帰ってしまったあとに、セッションで「ひまわり」を演奏してまして、それが一番良かったかな。2曲だけゲストで女性ボーカルが入ったのだけど、挨拶のときはとても鼻声で甘えたような声で喋るのでどう歌うのやらちょっと危惧していたら、歌いだした途端にものすごくドスの利いた声量で歌いだしてびっくり。上手かったけど、じゃあ普段のあの喋りはなんなんだ(笑)。

さて、バーなので酒を飲みながら聴いております。お店の人はやけに渋い半白髪の五十代とおぼしきマスターと、ちょっと若い女性の二人だけ。忙しそうです。合間をぬって注文。ここの店は、
ミュージックチャージはかからないけど、1人当たり1,000円に飲食代が満たない場合は、最低1,000円は払ってくださいというシステムらしい。私たち3人の支払は、13,500円でした。7時半から11時過ぎまでいりゃ、それくらいにはなるでしょう。しかし今回は私の飲んだ料金が一番少ないです。理由は安いものばかり選んで飲んでるから(笑)。<グレンフィディック600円、泡盛500円、ラム(またマイヤーズだったよ)500円……高いものでもせいぜい900円なんですけどねここの店。確かにここで3人で10,000円超えるのは破格なのでしょうか。会計のとき「酒豪ですね」とわざわざ言われましたしね…「ボウモアをがばがば飲んでましたよね」(途中で「もうボウモア終わりました」と言われた…私じゃないですよ飲んでたの)とまで言われたよ。健康診断前なので、これでも控えめにしてみたんですが。ええ、これでも。

■うちで焼酎『鉄幹』を少々。地鶏屋ではビールの大ジョッキとサワー1杯。バーではシングルモルトの「ラフロイグ」、「グレンフィディック」、バーボンは「ブラントン」を(飲むたびに思うのだが、あんまり好きではない。でも毎回忘れて頼むんだよな…キャップが馬のかたちしてるのが好きらしい…)。ラムはまたしてもマイヤーズしかなかったので、それ。泡盛を1杯。安上がり…

2003年10月17日(金)

ドイツという国は、今でもナチス関連の規制が非常に厳しいんだそうです。前に読んだ記事だと、イタリアで歴史上の有名人の肖像を刷ったラベルをつけたワインを販売している業者がいて、その中にアドルフ・ヒトラーのワインがあることから問題になったらしい。この業者、ドイツ人にワインを販売したら起訴されるそうです。へー。と思っていたら、今度は
ナチの敬礼をする犬をめぐる裁判が始まるという記事に遭遇。もちろん告発されてるのは犬ではなくその飼い主ですが。飼い主がヒトラーかぶれで、犬に上手に仕込んだそうで。…犬の名前は「アドルフ」。意外にひねりがないな、と思う私。しかし有罪となると、最大で3年投獄されるのだとか。歴史上、ナチ忌避は当然としても、なんかその努力、方向性ズレてないか?

■休肝日。月末健康診断なのです。最近私、飲み過ぎだよ……日曜日に買ったブラックニッカのその次のボトルが既に空に……

2003年10月16日(木)

treasuresに1本追加。8月、バーでの賭けにきわどく勝った私に、げしょさんが坂井と下村のSSを書いてくれましたv

会社は無事昨日は休みだった模様。一安心。しかし皆すっかり休みボケ。でも今晩飲み会だから、行かなきゃ…(<仕事は?)。長い一日を終え、本日は女性6人で紹興酒の会、もとい中華の会。四谷三丁目と曙橋の中間くらいにある四川料理の店「峨嵋山」にて。セッティングしてくれた人の前職がホテルで、そこのシェフだった方のお店だそうです。5,000円くらいでお任せというかたちで作ってもらったのだけど、文句なしに美味かった。四川といっても、あんまり辛くなくて上品な味つけ。ふりで行っても、この値段でこの食材で作ってくれるのかな…ちょっと難しいような。でも味は保証するよと言われただけのことはあり。どれも美味しかったけど、牡蠣と銀杏の炒めものが…vまた行きたい。

うちの会社の売店で映画の前売り券売ってて、公開が始まってもまだしばらくは買えるので、日によってはお買い得。仕事の郵便出しに行ったついでに映画の券買ってみたり(しかも給料から天引きって辺りが余計危険。手ぶらで行っても買える…)。が、買った人は部署と氏名と映画のチケットを一覧表に書いてこなければならない為、その1ヶ月間はさらしものに。あらあの人こんな映画買ってるのね、みたいな。先輩は友達と一緒に行く為に『フレディVSジェイソン』が欲しいのだけど、恥ずかしくてまだ買えないそうです。<月末の午後4時に買ったらどうでしょう。

最近、映画のチケットをしょっちゅう買ってるので「はるか(仮名)ちゃんの名前よく見るよ」と言われる。最近何が面白かったかという話で、私がカリブの海賊映画が面白かったというと、ほぼ全員観てた。でも
「途中でちょっと寝ちゃった。中だるみしてて」……とりあえず先輩がオタクでないことだけはよーくわかりました。まさか会社さぼって2回目観に行きました、とは言えなかった私………。<今ならディズニーランドのアトラクション行ってもいいわ!

■生ビール1杯と、あとは紹興酒をロックで。現在は白桃缶チューハイ。だんだん飽きてきた(笑)。

2003年10月15日(水)

本日、会社お休みです。創立記念日なので。・・・と私は信じているが、本当に休みでいいんだよな(一抹の不安)。昨日、散々主任と確認してきたのだが。就業規則もチェックしたし。しかし休んでしまったものはしょうがない。美容院に行ってパーマもかけなおしたし、これから映画観てきます。前向きに休みを潰す私。

100SS、1本更新しました。また某海賊映画で、今度は白鳥姫独り言SSです。これで100本全部違う原作で書くという野望は挫折。かなり途中まで準備してたんだけどな(笑)。さっ、『S.W.A.T.』観に行ってきます。

映画観て、御飯食べてから帰ってきました。
『S.W.A.T.』は……アクション物ですからねえ、大画面で観てなんぼという感じ。こいつが敵にまわるなーと思ったのが正しく裏切り、最初からやな奴だった上司は正しくやな奴という、非常にわかりやすい展開。筋にひねり無し。アクションは……んー、香港の無謀BC級アクションもの観て育った私には、格別のことは…でもサミュエル・L・ジャクソン演じるリーダーのおっさんと、表情がナマイキそうなヒスパニック系のSWATメンバーの女の子はかっこよかったです。…なんか最近私、映画観るたびに「おっさんと女の子がかっこいい」と言ってますよ…若い男はどうなんだ!(でも事実なあ…)

夕食は最近気に入ってる地元のフレンチの店に母を捕獲。ちょっと高めですが、美味しいです。そしていつもサーブしてくれる男の人がちょっと投げやり気味な感じなのも密かにお気に入り。何回か来て顔見知りになったせいか、「このお魚のつけあわせはトマトのピューレ…じゃなくて、あれなんだっけ…」「いーですよ別にピューレで。食べれば一緒だし」「それじゃ
今日はそういうことで」とか、「このデザートの上に乗ってるチョコレートとクッキーは先日まで小枝をイメージしたことになっていたのですが、ここ数日ぼくには理解のできない形になってます」…・・・果たしてサーブする側の説明としてそれでいいのか!?とつっこみたくなるような解説をしてくれます。確かに小枝には見えないかも…・・・むしろ私の目には流木っぽいのだが、まさか栗のプティングに流木はないだろうしな……まあ、いいお店です(笑)。満足。

■エビスビールロング缶1本、ウーロンハイ1本。間違えて買ってしまった(<不覚)ブラックニッカのハイボール缶1本。これまずいから嫌いなのに…。あとは赤ワイングラス1杯とジントニック1杯、それにお店で頼んだら案外美味しかったウィスキーの水割り。水割りも腕って出るのよね〜。
●山田風太郎『おんな牢秘抄』角川文庫 /別にポルノではありません(笑)。最初は頭に花が咲いてるんじゃと思うような奉行の娘が女牢に入って、縦横無尽の推理と抜群の剣の冴えで無実の女囚を救うという……作者って島田一男の間違いじゃ?と思わず呟いてしまったような正しい大衆小説であります(一応、推理ものだけどね)。昭和35年の本にしては読みやすいです。当時の本にしては、女性中心に据えられた視点が面白い…です。ツッコミどころはあるけど。軽く読めて楽しめました。

ところで久々に美容院行くと、滅多に読まない女性週刊誌を読み、どうでもいい知識を仕入れてくる。本日はこれ。代行できるのか…でも代行するとありがたみがないよね、というか、私は効力を別に信じてないけど、信じて頼むなら、失敗した時のリスクも自分で受けなさい。と思うわけで。しかし15,000円からって安いよな…。

2003年10月14日(火)

本日、上司は出張中、主任は1人休暇。残るは私ともう1人の主任のみ。…学校なら欠席率50%で学級閉鎖になるところです。ああ気楽。部長はいるけど。

昼休みにてくてくと近所の古本屋へ。絶版の山田風太郎を手に入れたのでご満悦。そういやここ、前に銃のレプリカがあったよな。あら減ってる。確か6丁くらいあったはずのが残り1丁に。いつ頃の時代の銃なのかなあ…ってもしかして18世紀だったりしてー(ちょっと固まる)…これ資料?資料だった?買っとくべきだった?でもこの銃、どこから弾込めていいのかわかんないんだもん。まさか先込め式じゃないよね、いくらなんでも!謎の構造。どうせ買うならもっといいデザインのにしたのにー!というわけで今回は(も)見送り。買ってどうする。

とりあえず、文章しか書けなくてよかったと思う瞬間。「銃」「車」と書けばそれで済むものな(笑)。

■昨日に引き続き、頂き物の焼酎「鉄幹」を。あと缶チューハイ1本。
●立野信之『叛乱』(上)ぺりかん社 /小説2・26事件。第28回直木賞受賞作だそうです。時代が偲ばれます(えーと確か高村が『マークス』で取ったのがもう10年近く前だけどそれでも109回とかそこら辺だったぞ)。1頁辺りの行数が少なくて、紙面の白さに眩暈。そしてこの部分、出典資料は多分あれだな…というかほとんど丸写しに近いのでは、とかツッコミ。上巻読み終わってもまだ蹶起してないしな。「たくさん資料を読んだらちっとは青年将校にも愛着が持てるのでは」という思惑は外れつつある模様。<果たしてそんな必要があるのか?

2003年10月13日(月)

数日前、ポスペが壊れました。削除+再インストールでも状況打開できず。とりあえずOutlookを設定してるので、メールの送受信はできるのですが(前のメールもデータ保存してあるし)、カスタマイズ状況が会社のと違うのでいまいち慣れません。とりあえず間違っていきなり空メールで返信とかしてたらゴメンなさい……

祝日。関東地方は豪雨でした。雷鳴轟いてるんですけど。出かけようかなと思ってたけど、延期。
私が家にいるので、スズメの伸びてきたくちばしを切ることに。暴れるので、二人いないと大変なのです。飼って8年にもなるスズメはしっかり家族の誰彼の性格を見抜いていて、私が握っていると「もうダメ」とばかりに口をぱかっと開けて息も絶え絶えな風情です。…母には「騙されてるわよ!」といわれるのですが、ついその姿を見ると小屋の中に戻してしまうわけで。母が持ってるときは果敢に闘っている…む、狡猾な。狡猾。…スズメ=sparrow。ジャック。ジャックね?こいつが今拾われてきたら、名前は迷わず「ジャック」に決定するところなのに!(<そう呼んでみたけど、全然返事してくれなかった…)

マイヤーズも、続けて飲んでるとこれはこれでいいような気持ちがしてくるから不思議です。甘いとか文句言ってた癖に。今なら三日間ラム飲んで過ごせるかも。<それは自己洗脳だと自分に言い聞かせ。

■マイヤーズのポケット瓶、終わりました。あと昨日買ったブラックニッカの水割りと、頂きものの芋焼酎「鉄幹」。度数としては軽めですが、さらりと美味しいです。

2003年10月12日(日)

イベントです。昨日、藍里さんから受け取ったチケットでサークル入場。あれ。今日って逆裁スペースですか?(<それすらも当日来るまで理解してない人)。って他の人たちってどこでSPとってるのかしら〜。「え、来てないよ」……ほんとに今日、藍里さんと私だけなんですか?あらま。…じゃ、心置きなく海賊映画本買いに行きますか!<なにしろBDサークルが2つしか来てなかったので(笑)。

海賊映画本は、それ専門のSPも10以上来てたのに加え、指輪とかWJ海賊漫画SPに結構あった模様。しかし午後に行くとコピー本の類は軒並み売り切れ。今が旬!という感じです。結構買ったけどさ……結局今日の戦果ときたら、オリジナル本1冊と和柄布ブックカバー三種(ハードカバー用が嬉しいな〜。これで朝通勤途中に『陸軍良識派の研究』なんて本読んでも隣のオジさんから奇異な目で見られなくて済みますよ…いーじゃん好きで読んでるんだからさ!)を除くと、全部海賊映画本でした……船長好き…なんか突然にはしかのように来てしまったらしく。人様に撒く分まで一生懸命購入。「12時半からコピー本販売します」という貼り紙のもと、せっせと製本してる人たちに向かい、ようやく6冊できあがった段階で「すいませーん、5冊欲しいんですけど」(<背後に10人くらい並んでる)とか言ってるしね!<鬼!!

帰りがけ、大崎駅で中華料理を食べてる最中に、
唐突に「やっぱりこの本の山読むならラムだろう!」と思い立ち、ゲートシティ内の高級スーパーに寄ったら「今週末で閉店させていただきます」という貼り紙が(痛)。必然的に在庫も「ある限り」。むー。ラムは私ハバナが飲みたかったのよ、ロンリコは普通の(<75度のじゃなくて40度)しかないし。ハバナ…とか呟いてたら、藍里さんがダイエーにつきあってくれたので行ってみたら「今度はマイヤーズのポケットボトルしかないんですけど・・・」焼酎は棚1列埋め尽くしてるのにさ!何このワイン以外のスピリッツへの扱いの低さは!いいよこの際マイヤーズでも一昨日とおんなじだけど!腹立ち紛れにお買い得品のブラックニッカ(750ミリ)なぞ買ってみて、さらに荷物を重くする。そりゃーな、液体1リットル分+ガラス瓶2本じゃな……。

■中華食べながら生ビールジョッキ+レモンサワー+紹興酒ロックグラス(ここの紹興酒はいまいち)。うち帰ってからマイヤーズのポケットボトル半分。
●乙一『夏と花火と私の死体』集英社文庫 /長らく名前だけ知ってた本をようやく読了。語り手が最初に殺されてしまった女の子だという奇妙な視点のすわりの悪さ(これが妙に気持ち悪い)と、死体を隠そうとする幼い兄妹のサスペンスは買うけど…最近の本を読んでからだと、台詞が非常にぎこちない。わざとらしい。ある意味でゲームの台詞めいている感じかな。というわけで、表題作はあんまり評価しない。むしろ併録の「優子」の方が出来はよかったような気がする…大戦直後にこんなに普通に食材があるかー!というつっこみは別にして。

2003年10月11日(土)

昨日買ったラムのポケットボトル(200ml)は、どうやら一晩飲みきりサイズだったらしい。そしてラムってずっと飲んでると飽きませんか?私ならこれ3日飲み続けるのはやだなー(甘いんだもん)。でもそこで敢えてラムってとこがカリビアンな海賊故のでしょうか…(ラムでMALIBUってのがあって、あれがカリビアンラムとかボトルに書いてあるのですが、いかんせんココナッツ風味リキュールなので甘くて挫折<昔1本飲みきれないまま結局処分)。ああやっぱ私はウィスキー派だわ〜。

昼は新国立劇場まで井上ひさしの新作『夢の泪(なみだ)』を観にでかけた。同じ日のほぼ同じ時間に間抜けにも『一郎ちゃんが行く!』という舞台を取っていたのに(ダブルブッキング…)、こっちを選んだのはこれが
“東京裁判三部作”と銘打たれた芝居だから……敗北感。結局もう1枚のチケットは学生時代の友達に引き取ってもらい、こっちに一人で来ました。わーなんだか普段観る芝居より断然年齢層が高い感じ。テーマがテーマだしなー。パンフ買って観てみると、げ、主人公たちって松岡洋右(ようすけ)の弁護人って設定なのかー。私、松岡って好きじゃないんだけどなー(日独伊三国同盟の推進者だから。私のお気に入りの海軍組は当時同盟反対論者なので、彼らの伝記を読んでると松岡は敵役なのです)。なんで松岡の弁護人という設定かというと、彼だけ裁判早期に病死してるので、日本人の補佐弁護人がついたかどうかの記録がないというところが着眼点らしい。…なるほど。確かに彼のとこだけ補佐弁護人が「?」になってるわ!などと劇場で持参した本『図説東京裁判』などをチェックしていると、隣のおじさんが奇異なものを見る目で私の手元を見ていた。…ほっといてよ。一応泥縄で勉強しようと思って今朝本引っ張り出してきたのよ!

舞台は音楽劇で、舞台の一部が穴あいてて、その下にサックスやドラムなどの人が潜んでいるという音楽劇。…が、そんなに全員が歌うまいわけではなく。もんぺ姿の化粧っけのない藤谷美紀はかわいかったが、歌はいまいち…?松岡の弁護人を引き受けた夫婦のもとに、いろんな依頼人や押しかけ事務員などが転がり込んでくるという設定は、最後まで続くと全て相互に絡んだオチがつくのだけど、途中まで出来事が平行しすぎててストーリーが空中分解するんじゃないかと思ってました。…ちょっと疲れたかなー。テーマの重さに対して、あまり練れてない感じ。ま、開幕四日目だしね。

劇場ついたとき、客の入りを見ようとふりかえって、ふと「…あれ?あの人…」と思った観客がいた。もしかしてと思ってたら、やっぱり帰りにすれ違った時に作者の井上ひさしだったことに気づいた(笑って歯出てないとわからん、いつもその写真だから)。しかし気になるのはあちらの同行者が「昨日より断然よかったですね」と言ってたこと。それは開幕直後だから慣れて役者が上手くなったという意味なのか、それとももしかしてやっぱり脚本あがってないの…?

そんな疑念を抱えつつ、わからないことがあるのは悔しいわ!とばかりに新宿紀伊国屋書店で『パル判決書(上)』(<東京裁判でただ一人全員無罪判決を出したインド判事に関する本)を購入。文庫本の癖して上巻だけで2,200円などというあるまじき金額を払ってから(くそう、講談社学術文庫め!)、藍里さんと待ち合わせして御飯。おうちに帰りました…いーなー、『一郎ちゃん』も面白そうだな…。

■生ビールジョッキ3杯+レモンハイ+焼酎『綾』ストレート。

2003年10月10日(金)

一昨日の夜、新聞屋さんが契約の更改にやってきて、いろいろチケットを置いていった。美術展だとか、地元映画館のタダ券とか。映画って今何やってるのかなーと検索してみたら、あらやだ『インファナル・アフェア』も『S.W.A.T.』も前売り買っちゃったやつじゃない。あとは…『黄金の法』はパス。いくらタダ券でも大●隆法の宣伝アニメはノーサンキューだしな。隣の市の映画館もOKらしい。あ、『パイレーツ・オブ・カリビアン』、10日までやってる!やったもう1回観たかったんだよね……って、
13時15分から1回のみだと?平日に!?

「すいません、明日の午後、お休みいただきたいんですけどー」

書類で半分上の空の上司から休暇届にハンコをとることに成功したので、会社休んで観に行くことに。やったー♪何故か13:45開始だと思い込んでて最後走って駆け込む破目になったとか、そういう些細なことはさておいて、ビールやチューハイも仕入れたし、映画観る体制は万全。ああ幸せ。仕事してるはずの時間内にビール飲んでられる辺りでさらに幸せ感倍増。<私の幸せって安い…。こんな公開最終期・平日・この時間・この立地とあって、一人鑑賞会かもなーと思っていたら、私入れて15人でした。案外人いるじゃん。ミニシアターだけど。

こないだ観た時は筋を追うのに一生懸命だったのが、二回目でストーリーがわかってる分、もうちょっと細部にも意識が向けられたらしい。あとこないだは最前列の席だったから、アクションの時とか画面が迫りすぎててよくわかんなかったみたい。今日はミニシアターの最後列中央だったってのもあるかな、前より細部がわかったのって。ところどころ(私のヒアリング能力じゃ…)台詞が何言ってるか聞き取れた時、字幕と比べてみるのも楽しい。やっぱり細部が削られてるなーとか。よくジャックが言ってるという「Savy?(おわかり?)」って台詞もああ確かにしょっちゅう使ってるなーとか。……雀船長の頬のいさぎよい張られっぷりに惚れ直したり、エリザベスの「Fire!」と歯をむきだして叫んだ時のあまりの男前っぷりにひれ伏しそうになったとか(あの表情でも美人なんだからすごい)、林檎船長が意外にかわいいとか。しかし海賊にとって帽子ってそんなに大事なアイテムなんでしょうか。なんで皆あんなに帽子受け取る時嬉しそうなんだろう……。次の回もあったらもう一度観たのに〜。DVD欲しい。

■映画館でビールとチューハイ計3缶。時間間違えてて焦っててもちゃんとお昼御飯と酒は仕入れてる人。
■本日のお酒は孤島のシーンに敬意を表してラムに大決定。映画館向かいのスーパーにはマイヤーズのポケット瓶しかなかったのでこれで妥協<ほんとはハバナクラブが欲しかったんだけど。ラムは私が今らっぱ飲み(サイズがちょうどよくて…)してるのは40度だけど、メジャーな中には75.5度のも2種類ある(レモンハートのデメララとロンリコの151)。映画で彼らが飲んでるのはどれくらいかなと思ったけど、あのにごり具合だとあんまり精度は高くなさそうだ……そして雀船長の酒量って、実はお姫様とあまり変わらないのでは?(笑)
●ノヴェライズ:鈴木玲子『パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち』竹書房文庫 /写真がいっぱい載ってます。以上。……という程度にしか価値はなさそうだな。文章はあまり感心しない。心理描写を短絡的に書き込みすぎてて、なんだかキャラクターがこせこせしてるし。しかし字幕より台詞に忠実な部分があったから、直接脚本からノヴェライズしてるのでしょう。これ読むとキャラクターの細部は俳優が作ってるんだなということがわかる(映画の方が断然魅力的)。ところで17の「追跡」という章、雀と林檎の会話、誤訳?それとも脚本段階はこうだったのかなあ…。

2003年10月9日(木)

肌寒くなってきたのでTopとIndexを秋仕様に。買った雑誌に列車に乗って旅行という特集が載っていて、紅葉がとても綺麗。久々に鎌倉辺りまで足を伸ばしてみたいような気分です。

ようやく昼休みに原稿が出せました…速達で(痛)。いやもう、速達で出さないとほんとにまずい日程。いや、最初の〆切はもう過ぎてるので、もはやそういう段階ではなく。5月末に依頼を貰ってたのに、なんでこうなるかな……しかも最後の十行、今朝出勤前に書きました(死)。さらにプリンタは年賀状を作って以来、ぐるなびクーポン1枚印刷しただけ(おまけに5月)。インクがまともに出るわけないですよねー…ってことくらい考えときなよ私。ああ今日が会社ある日でよかった。いや、会社ある日だからこんなに朝焦る破目になったのか……なんだか根本的に何かが間違ってる気がする。とりあえずありがとう会社のパソコン+プリンタ……。

これで明日、心おきなく映画が観に行けます。鼠の海賊映画♪

■桃チューハイと焼酎『綾』ストレート。
●保阪正康『陸軍省軍務局と日米開戦』中公文庫 /真珠湾攻撃までの2ヶ月間、東條英機の下で開戦か避戦かで揺れた陸軍省軍務局の人たちを追うドキュメントノベル……って、これ小説じゃないの?としばしばツッコミ。この人のお気に入りらしい武藤軍務局長は私も贔屓(笑)だけど、どうも一箇所都合の悪いところは見ないようにしてませんかー?とさらにツッコミ。…という意味で面白かった一冊。

2003年10月8日(水)

本日のお昼は地鶏と白ねぎの炒め物。会社の近所にかんさ部のNさんたちと出かけた。お店の名前は『鬼平』。創作居酒屋なんだけど、お昼はランチもやってます。前からちょっと気になってたのです、名前が。ちなみに近所には『うさ忠』という店もありますが、別に特段それらしきグッズは飾ってないらしい(Nさん情報)。
『鬼平』は雑居ビルの中だけど、なかなか内装のいい感じのお店でした。ランチメニューは普通だったけど、夜なら鬼平にちなんだ名前の料理とかあるのかしら。私たちの着いた席には、背後の壁に「鬼平の役宅へようこそ」と書かれた木の札が。へえ。見回してみると、厨房の上には「鬼平役宅の板場」、あちらの席には「鬼平役宅の居間」……割と適当にかかってるみたいだけど、端々にそんな札が。

「てことは、仕置き部屋とかないのかな」

あたしならそんなとこで御飯食べたくないです、Sさん……

■白桃のチューハイと、焼酎『綾』を。

2003年10月7日(火)

本日終業後の予定は、新宿THEATER/TOPSにて自転車キンクリーツストアの舞台『人形の家』。ここの劇団のは前に何本か観てて、演出のえぐいマクベス(※人が殺される時はたいてい壁に叩きつけられて死ぬので、真っ白なセットについた血糊の数で今死者何人か一目でわかって便利)と『OUT』が非常によかったので。<むしろ『OUT』は原作よりよかったと思っているくらい。

イプセンによる原作の戯曲も読んだはずなのだが、何しろ高校時代のことなので十余年昔の話でまともに覚えてません。こんな話だっけー?しかも舞台が日本に翻案されてるので余計わかんない。クリスマスツリー用の樅の木が1円20銭だった時代…いつ頃?それはさておき、原作読んだときに夫がヒロインに対して
「おいで、僕のかわいいひばりちゃん」とか抜かしてる台詞を読んで「げー、何この男!」と思ったことと、私が脳みその代わりにシュークリームの詰まったようなこの甘ったれのヒロインが嫌いだったことを、舞台を観ている最中に思い出した。…遅いよ私。そういうことは金払う前に思い出さないと。なんでこれ観ようと思ったんだろうな……いや、すごかったけどねヒロインと夫のバカップルぶりは。もしかしたら原作を超えていたかも(苦笑)<いい出来の芝居だったということだろうか…

ちょっと心すさんでしまいました(笑) いや、いい出来だったのよ。多分。演出の意図としては。私が彼女にまったく共感できなかっただけで(苦笑)。

■うちでチューハイ缶1本。

2003年10月6日(月)

朝、出勤しようとして、駅まで来たところで財布と定期を別のバッグに入れてたことを思い出した。あらら、出勤できないわ。取りに戻ったら、始業時刻には間に合わないし。…どうせ遅れるんなら病院行くことにした。風邪っぽいし。ついでに保険証をつかんで会社近くの病院に行ってみた。なんだちゃんと微熱あるんじゃん(37度だけど)。くらくらするのは前日の焼酎のせいかと思ってたよ……でも帰るわけにもいかないし。薬もらって出勤。
なぜ帰るわけにはいかないかというと、今日の夜はおでんを食べる会だから……だって最初金曜だったのに、私が具合が悪いから週明けにしてくれって主張したせいだし…(<その割に『座頭市』観に行った人)。そろそろ寒くなっておでんの美味しい季節だし。え、仕事?それもあるけどね………行かなくて済むならそれに越したこたないのだが。

本日のお店は、神田駅南口近くの路地にある「尾張屋」。向かいが古びた(失礼)ソープランドです…。何十年か続く老舗だそうです。セッティングはかんさ部のNさん。六人で奥の個室に通してもらう。いい雰囲気ですねえ……とか喜んでるとお店の人が「めばる入ってますから」と強く勧めていく。でも「本日のおすすめ」にめばるって入ってないよ…?と思えば、前にNさんと一緒に来た部長がめばるの煮付けがあまりに気に入って白御飯を要求したので覚えられてしまったらしい。予約のNさんの名前見てわざわざめばる仕入れてきてくれたのだそうだ…申し訳ない(でもほんとに美味しかった)。あとは刺身の盛り合わせが絶品でした。煮こごりも美味。しかし一番私が気に入ったのは、板さんが
「賄い、召し上がります?」と持ってきてくれた松茸御飯でした……賄いでこんないいものが出るんですか?というか、普通、「賄い食べます?」って訊かれる客いないよ!<「前に賄いのハンバーグが旨そうで食べたいって言ったもんだから…」ほんとにワガママ言ってますね。でも美味しかった……

さて、今日は私は風邪の具合がよろしくない。日本酒飲んだらマズイだろう。タクシー代もう払いたくないし。…なので、日本酒(冷酒の名前は「底ぬけ」、なんか名前からしてヤバそうな感じだ)が来たときも、「あたし、グラスいらないから」と言った。言ったのに…!

「グラスにちょっとお酒入れておいとけば、絶対こそっと飲んでるからこの人」

…米撒いて罠しかけるような言い方しないでくださいよSさん!ザル罠作ってんじゃないんだから。もー!とか思いながらも、ついグラスがあると口つけないのも悪いような気がして、一口飲んだら、即座に注がれる。永遠のわんこ酒状態。結局一度もグラスは底を見ないまま散会に……おでん。食べましたが、その前にいろいろ食べ過ぎてあんまり入りませんでした。ふかふかのはんぺんは旨かったけどね。ちゃんと地元の駅から終バス乗れたので今日の首尾は上々♪

■ビールが中ジョッキで3杯とレモンサワーが2杯、あと日本酒がトータルでグラス1杯程度、かな。いつもこれくらいならタクシーに貢がなくてもいいのにね…。

2003年10月5日(日)

本の処分と片付けは遅々として進まない。本格的に処分する為にはあの本詰め込んだ段ボール全部開けなきゃいけないんだけどそれが大変なんだよな……(遠い目)。本日進んだのは酒瓶の処分くらいかな。横須賀で買った東郷元帥の顔イラスト付の「東郷」という焼酎、ふとある日見ると蓋がなくなっていた。しょうがないのでサランラップかけといたんだけど、いつまでもこれだと天使にかなり分け前持っていかれそうだから……しかし、海自基地食堂御用達っぽいこの焼酎、ストレートで飲むにはあんまり美味しくないねこれ……<だから焼酎三種類も持ってたのにあとまわしに。

■せっせと残り少ないボトルを処分して、「東郷」と「ブラックニッカ」が空に。あとビールとかレモンサワーとかいろいろ。

2003年10月4日(土)

明日、少々本を処分しようと思って段ボールに詰めている。たかが1箱2箱分詰めたところで、本はまったく減ったようには見えない。ここいらへんの「海軍袋」とか「日露戦争袋」とか「米内袋」とか「フィリピン敗戦組袋」とか処分したら、多分だいぶ減るような気もするのだが……どこ置くんじゃこれ。しかしこれ今処分する訳にもいかんしな……と、2.26の本なぞ読んでいる。考えてみたら、ふつーにそこいらを銃を手にできる人たちが歩いてた時代だもんなあ……そういや昨日の『座頭市』なんて、国民の3%(だっけ?)が常に刃物を携帯してた時代。いや、恐ろしい。ところで「銃後」って言葉は今もう意味すら伝わらない言葉なんですか?(<一応パソコンで一発で変換できたけど)。先日、戦時中の聞き語り(確か松谷みよ子)本を立ち読みしてたら、「週刊誌に『銃後の妻たちが』云々とあるので何かと思えば、暴力団員の妻たちの話だった」とあった。ある意味間違ってないような気もするけど(確かに銃持ってるしな)、そういう意味ではないと思う。

■ブラックニッカとビールは「秋味」(季節限定モノ好き)、チューハイは白桃。
●加納朋子『沙羅は和子の名を呼ぶ』集英社文庫 /非常に優しい短編集。それだけに読者は選ぶかも……甘い、と見る人もいるのでは。私としては一番シビアな結末の「フリージング・サマー」と、反対にかなり優しい「天使の都」がベスト、かな?

2003年10月3日(金)

古処誠二の『UNKNOWN』に特攻についての会話があって、朝香ニ尉が野上三曹に
「でも君は特攻に行くんだよ。私は行かない。死にたくないからね」「君には家族があって、私にはいないからだ」という場面があった。確か。そんなことを会議中にぼんやりと考えている。……ああ今私かなりキレかけてるなと思いながら、頭の片隅で。「で、結局今年それやるんですかやらないんですか」「ん、やらない」……8月1日時点で全部書類準備したんですけどねええ?で、「見るから預かる」っつって2ヶ月後にそれかよ!2時間半の打ち合わせ中、どんどん声が低くなっていく私に、必死に主任二人(妻子持ち)が仲裁に入ってくれている気配。ゴメン、ほんと申し訳ない!でもこれ何度目!?<キレるかどうかは「扶養家族の有無」ではなく、単に「性格」のせいかもしれませんが……うちの主任二人は温厚な人なので。

もー今日は帰るからね!とばかりに終業後三十分で会社を出る。今帰れば地元の映画館で1,000円で映画観られるし。<金曜レディースデー。『パイレーツ・オブ・カリビアン』やってたらもう一度観たかったんだけど、残念ながら先週で終わってしまったので今日は『座頭市』。公開から結構経ってる割にはそこそこ人が入ってる模様。でも途中で結構寝てる人いたけどな(笑)。以下感想。

・原作が子母澤寛だとは知らなんだ(<『新撰組始末記』三部作書いた人<新撰組関連の聞き語り)
・母が「結局、座頭市って按摩以外に何してる人?」と言ってたが、博打打ち、のような気がする
・この人の映画の血しぶきってなんだかねばっこい
・途中、回想シーンでヒゲのない浅野忠信が出てきてあまりのつるつるした顔に驚いた(久々に見たよ)
・建物に古さがない、セットがモダンといえば聞こえはいいけど……(<あんまり誉めてません)
・やっぱり外国人に間違った日本観を植え付けてるような……(祭礼の場面、かっこよかったけどね)
・女優に目を見張るような美人がいなくて、妙に不幸顔っぽいのが、らしくてよろしいのでは
・最初の「おじちゃん」は結局若い子だったらなんでもいい両刀だったのだろうか…(金払ってたしな)<気になる
・で、やっぱり私がこの映画で一番かっこいいと思ったのは、農家のおばちゃんだったりする……

■映画館でチューハイ「氷結果汁」の白桃(最近ちょっと気に入ってる)とブラックニッカの水割り缶(<2時間でちょうどいい量)。帰ってから焼酎は『綾』を。

2003年10月2日(木)

100SSに1本追加。先日観に行った某海賊映画を。<043「遠浅」。そして今書かなければならない原稿はこれではなく……あと〆切四日。ぴんち。

朝、家を出てなんだか空気の匂いが甘いなと思ったら、庭の金木犀が花をつけてました。秋だねえ。そうだよ今年半期過ぎちゃったよ…残りあと半年だよ…。

出社してみると、会社の先輩が「昨日、バッグをひったくられた」と悄然としていた。財布定期入れカードに携帯手帳と全部盗られたとかで……大変。そういや去年、別の先輩もそう言ってたっけ。そういえば関西の友達はやっぱり引ったくりに遭いそうになり、力いっぱい抵抗して死守したそうです。あんまり怖かったので警察から彼に泣きながら電話かけたら
「今パチンコ。玉出てるから切るわ」とあっさり言われて、お姉ちゃんに「あんたはこれ読んでいい加減学習しなさい」と『だめんずウォーカー』を渡されたとか……ま、それは別の話ですが(でも確かに話を聞く限り、あなたの男、だめんずばっかりだよKちゃん…)。なんにせよ、物騒な世の中でございます。皆様、夜道にはお気をつけあそばせ。

しかし私が今まで夜道で遭遇した中で一番怖かったのは、
セーラー服着た白塗りの五十歳くらいのおばさんかな……ほんとに怖かったんだよ、夜11時頃に遭った時は!<誰に話しても笑われる。

■ジョニ黒のお湯割り。あと焼酎「蜜酒の杯」。ここ見てるかどうかわかりませんが、瓶空きましたので、今度送りかえします。もうちょっとまっててくださいまし(<私信)。
●我孫子武丸・田中啓文・牧野修『三人のゴーストハンター 国枝特殊警備ファイル』集英社文庫/三人の作家がメインの持ちキャラを決めてセッションで書くという話は面白かったんですが、もうちょっと中見てからにすればよかった…我孫子目当てで買ったけど、どうやら他の二人の文体が合わない模様。<汚いスカトロ系文章と中途半端な耽美系は苦手。しかし最終話は三通りあって、事件の設定は一緒だけど作家によって違うオチがつく。その前にチャート式で「あなたに一番向いてる結末診断」があるのだが、私は我孫子版にあたった。やっぱり(笑)。
●山田風太郎『自選恐怖小説集 跫音』 角川ホラー文庫/ ぼんやりと四年くらい探してた本とようやく遭遇。初期作品が多いので時代背景もクラシックな感じです。とりあえず当分飛行機乗る予定はないのでよかった…そしてここまできて、何故かスパイ・ゾルゲが出てくる短編が!戦争と関係ない本読もうと思ったのにな(笑)。

2003年10月1日(水)


三週間も
なしのつぶてだった仕事の原稿が届いた。あんだけ催促したのにメールの返事すら寄越さなかったくせに、「チェックは今週中によろしく。OK?」とか来ると、なんかこう一瞬こめかみのあたりがこう。しかも「前もって協力を感謝するよ(超意訳)」とか書いてあると、やつらの文章上の習慣だとは知りつつも、ちょっとぴきっと。確実にこっちがやると決めてかかってんな畜生!…しかし頭に上る血すら足りない感じ。貧血………。

酒を飲むと血行が良くなるそうです。じゃあこの時期にがーっと酒飲んだら、血行良くなってさっさと三日くらいで終わったりしないものだろうか……と毎月思う。どうだろう。
と思っていたら、昨日一緒に飲みに行けなかったかんさ部のNさんが「具合どう?」とメールをくれた。ありがとうございます。鎮痛剤飲んだからあと一時間後なら行けたかも。でもクスリ飲んでたら酒飲めないか。と返したら
「バファリンにアルコールは、どちらも血流をよくする効果があるらしいから、効果的かつ効率的な飲みが可能になるとか…」と返事が来た。…ほんとか!?ていうかそれは「てっとり早く酔っ払えてお酒が安上がりv」ってことだな?…て、酒は安上がりでもタクシー代が高くつくだけなんじゃないのかそれは……(※薬剤師の友達には大変怒られる飲み方です)。

■とりあえず飲んでみる。焼酎で『綾』を。ちなみに今日はバファリンは飲んでません……