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8月31日(日)

8月最後の日をうちでぼんやりと過ごす。別に夏休みがあるわけじゃないから、8月最後だろうと別に関係ないんですが……ほんとに学生時代、夏休みって何してたんだろうな……(だいたい今頃になると「レポートやってない!試験勉強してない!ちょっと誰かノート取ってる!?」とか大騒ぎしてたのは確かだけど)

レポートといえば、そういやパソコンの中に2・26事件のコーナーつくろうと思っていっぱいファイルを作成してたっけ…と思い出す。見事にどれも作りかけです。飾りのタイトルバナー作っただけで終わってるページとか、作りかけと言っていいのかも微妙…。調べれば調べるほどなんかわからないことが出てくるので芋づる式に資料をひっくり返し……このままいくとライフワークになりそうです。それもなんかな…適当なところで切り上げたいと思います。いつのことやら。<また本買ってるし…

そういや「2・26事件の小説って知ってる?」と訊かれて、「背景になってる本なら三島の『憂国』とか何冊か知ってるけど、事件自体のは知らないねえ」と答えたのですが、夏コミで買った本に載ってました。しかも直木賞受賞作。…と言われても五十年前の受賞作なんか知らないし。でもちゃんと直木賞を追っかけてる人がいるんですね〜。サイト見たとき、最初公式サイトかと思ったくらいよく出来てる…

■水割りとかチューハイ。あと東郷元帥の顔がついてる焼酎を。

8月30日(土)

髪が毛先ひっかかるので癇癪おこして(笑)10センチほど切ってみました。いや、自分で切ったんじゃなくて美容院行ったんだけど。時間がかかるので私はいつも本を山ほど持っていく。今日のラインナップは『本間正晴中将伝』『順逆の日本史』『日本の参謀本部』……いつ来てもお菓子の家のような一軒家で、自分が浮いてるんじゃないかと思いつつ髪を切ってもらうんだけど……まあよろし。「せっかくだから髪ちょっとアレンジしときます?」とくるくると髪をひねってサイドをピンで留めてくれた。あ、これかわいいな。自分でできないけど。しかしこの頭、何かに似てる…

本日の予定は美容院がメインではなく、津軽三味線の吉田兄弟のライブ。地元から六駅、乗換なしで行ける茨城の市民会館で演るというので、母と二人でおでかけ。取手駅ねえ、私はよく来るけど。でも
タクシー乗り場より先に行ったのは初めてかな(<痛)。市民会館のHPを見てみたら、非常に道順が細かく親切に書いてあって、さすがローカルと感心。途中で目印の店が潰れてたのもご愛嬌というものです。近い割に知らんかったけど、取手は昔本陣があったとこなんですね。古い古い店構え(時代劇のような木の門がある<奉行所とか忠臣蔵討入の場とかを思ってもらえれば)のお酒の醸造元があったり。へー。何しろこっちまで歩いてくるの初めてなもんで……母には「ほら、あそこに旅館あるわよ!何時まで泊まれるか訊いといた方がいいんじゃない?」とか言われたがタクシー乗っても6,000円くらいだからな。泊まっても多分値段変わんないだろうから帰るよこの距離なら…午前2時から泊まってもな。

そういう不景気な話題はさておいて、ライブは面白かったです。津軽の伝統的な民謡(よされ節とかじょんがら節)を弾く一方でオリジナル曲も多くて。シンセとかベース、ドラムにパーカッションが入る曲は派手で面白い。兄弟でやってるけど、作る曲は弟の方が派手で、兄の方が和モノが多い様子。二人ともかわいいんですが(<両方年下だった…)、兄は演奏してる途中で時々すごーく嬉しそうな顔してる時があって、聴いてるこちらも楽しい。うしろのおばちゃん達、大盛り上がり状態。若い男の子が兄弟で三味線というのが先行して目立ってた気もするけど、下積みも長いんですね…兄の方は住み込みで民芸酒場で3年弾いてたらしいし。弟も餅つきパフォーマンスに合わせて三味線弾くバイトとか。三味線の方でいろいろ賞とってるのは別にして「陸上部で何位入賞」「情報処理技能検定1級」「簿記4級」、さらには二人揃って「書道4段」(しかも小学校時代)……頑張りやさんなんだね…。ちょっと見習わねば。
実際に見てると、ものすごくバチさばきが早くて、他人ごとながら腱鞘炎を心配してしまったり(笑)。私が普段耳にする三味線というのは歌舞伎のときくらいだから、どうしても役者の台詞や長唄のことばを活かさないといけないもので、こんなに派手な…いっそ戦闘的と言ってもいいくらいの派手な弾き方はしないので、見蕩れてしまいました。オリジナルの曲はいっそ通俗的なくらいの(悪い意味ではないですよ)耳に馴染みやすいメロディーラインが多くて、普通に聴いても楽しめると思います。CD買ったけど、「名もなき丘」とスペインで作ったという「マドゥルガーダ(夜明け)」が入ってなかったのが残念…また機会あったら行きたいなー。…しかし田舎のイベントは早いです。開演が5時、
終演が7時。いくら土曜とはいえ、都内ならこれから始まるとこだよ…さすがターゲット層を読んでいる。

■チューハイとかビールとか水割りとか。あんまり早く終わったんで飲みに行っちゃいました…

アレンジしてもらった頭、何かに似ているとずっと考え続け、ようやく顔洗う段階で思い出した。『風とともに去りぬ』のビビアン・リーでした……顔の造作はおいといて、髪型だけね。二度と私にはできないと思うけど…ピン取るだけでも苦労したもんな(苦笑)。

8月29日(金)

今日は同期の女の子のお誕生日会。女性3人で、主役が指名したお店で御飯を食べる会です(<他の2人が払いを持つ)。ああなんか今週はかなり「女の子」満喫な気分。…たとえ朝、メール見て
「陸上自衛隊の富士総合火力演習のチケットプレゼント…ちっ、車がないと行けないじゃん」とか思っていたとしても。<車があったら行く気だったらしい。……それ以前に妙齢の女性が「軍事情報」なんていうメルマガ読んでるのもどうなのか。

ところで「妙齢」も死語かしら。最近、学生時代の友達から私のメールの言葉遣いに対して
「センター試験の読み仮名問題に出せそう」「現実に使っているのを見るのは久しぶり」「新鮮なすがすがしささえ覚えるよ」というメールを貰いました……電車の中で知らないおっさんに「いまどき柴田錬三郎なんか読んでるの珍しいね」と話しかけられたという彼女にそんなこと言われるとは……(私も『眠り狂四郎』は読んでないよWちゃん…)。

それはさておき、本日のお店は銀座の創作系フレンチ(でいいのかな)、「Lintaro」でした。牛肉が有名らしい。さすがにアボガドをロースで巻いたメインは美味しかった。お昼は1,500円くらいでステーキ丼が食べられるらしいので、まだ今度。地下二階分をぶち抜いた天井の高いフロアは雰囲気があったしね。…しかしだんだん高くなるなこの会は。今日の支払は歌舞伎の一等席代金+筋書代くらいかしら……最初に値段をあげたのが私の選んだ「京風おばんざいダイニング」だったので、文句も言えませんが(苦笑)。

■生ビールとグラスの赤ワインのみ。帰宅してから水割りを。

8月28日(木)

会社の同世代の人たちと飲みに。ほんとは女性6人の予定だったのが、帯状疱疹と疲労で2人ダウンしたので、4人でこじんまりと開催。確かにこのところ気候が悪いからねえ。と思いながらも、2人が同じ部署だってのが微妙。上司変わったばかりだしねえ……ストレス?
本日は「日本酒を飲む会を開催しよう」というわけで、私がセッティング。今月使ったばかりですが、東京駅八重洲口の「水喜」を。料理美味しいし(冷茄子とか、はもの梅肉あえとかね)、内装きれいだしで女性向きなんですが、どうもホールスタッフが客席に対して少ない。オーダーとって皿下げて料理サーブして日本酒出してってのを3人でやるのはちょっと無理があるんじゃ。料理はできあがっちゃうから運ばれてくるけど、どうもしわ寄せをくうのは、日本酒のサーブなのでした……日本酒、まだ?でも昨日は料理はだいぶコンスタントに出てきました。いい店なんだけどね。私ほど頻繁に日本酒頼まなければ、そんなに気にならないのかも(笑)。
居酒屋の割に小奇麗な内装のせいか、あんまり客がうるさい店じゃないんですが、昨日は大酔っ払いの集団が隣の席(ちょっと離れてはいるんだけど)だった為、だいぶ話も阻害される感じ。これが十代なら「しょーがねえな」と思うとこですが、どうみても三十代半ば。しかも女性三人が奇声に近い声をあげてて勘弁してくれよという心境に。あまりのことに私が一度抗議したので、男性はそれでもすいませんと頭下げるんだけど、「おまえがうるせえよ」とか言い返してくる始末(<四十近い女性)。……あーらこの菜箸、とっても投擲するのにちょうどいい長さ。よく飛びそうよねえぇ?「はるか(仮名)ちゃん、お箸は危ないからダメっ!」…投げませんよ。一瞬本気だったけど。法定飲酒年齢を十年も過ぎたら、お酒は人に迷惑をかけない範囲で飲んでいただきたいものです。トイレで1対1で遭遇して逃げ腰になるくらいなら騒ぐなよ。喧嘩する気なら腰据えてやれっての。…いやはや、自分より酔っ払ってる人間の姿を見ると反省させられます。

楽しかったので、今度はダウンした2人と一緒にリベンジを。同じ面子の飲み会の今後の企画としては、「紹興酒の会」「フレンチの会」「
モロッコ料理の会」を予定。…モロッコ料理、HP教えてもらったけど、メニュー見ても全然わからないよ…?

■生ビールが3杯と、日本酒は「四季桜」「手取川」「奥播磨」とあとなんか2杯くらい飲んだ。焼酎は名前が気に入った芋焼酎「刀」を。焼酎は芋が一番好きかな〜。香りがよくて甘みが強いので。

8月27日(水)

会社で他の部署から「うちの部長宛に来てるけど、そっちの部署の関係だと思います」と手紙がまわってきた。うちの会社にこんなサービスいかがですか、という手紙なんだけど。面白そうだったので部長に渡す前に(笑)読んでみた。まったくバラバラの資質の人の集団と、互いに能力を補完しあう集団とでは、仕事の成果が倍も違う、だから従業員の資質を判定して、よりよい人事運営を目指しましょう、というやつなんだけど……そもそものその研究が、ゲリラ戦において「チーム」として機能し得なかったことがベトナム戦争の敗因と考える、米国防総省の外郭研究所で始まったというのが面白かったので。
そのチーム生産性プロジェクトとやらによると、人間の個性は、5つの因子にわけられ、それぞれポジティブ反応とネガティブ反応があるのだそうだ。
「凝縮性」(P:指導的、N:独善的)、「受容性」(P:養育的、N:介入的)、「弁別性」(P:論理的、N:機械的)、「拡散性」(P:活動的、N:衝動的)、「保全性」(P:協調性、N:追随的)。ふーん。…でもなんかこのネガティブ反応、どっかで見たような表現が多いんだよな…っていうか、柔軟な人事を阻害する要因としてあがってるのが「人事慣習、前例主義である年功序列、職務偏重、実績偏重、固定観念」……ああ。なるほどねー。負けるわけだわねーこんなに仲悪い人ばっかり一緒に仕事させてたんじゃねー。…このところそんな本ばっかり読んでるからな、日本軍の本……いや、その仲悪いのが面白くて読んでるんですがね…。

■チューハイとか水割りとか。

今週は週の初めに頑張って幸先がよかったので、割と機嫌がいい。上司に「ごめーん、これ書類の依頼、忘れてたー」とか言われてもまだ笑って許せる。あと〆切が2日しかなくても。たとえ書状に
「7月9日」という日付があっても。…でも頼むよ、ほんと依頼が来たらすぐ下におろして……。

8月26日(火)

朝、出社してみたら「断れたの!?どうやったの!?」「ぜひ来年のために断り方マニュアルの講習会を!」というメールが何通も同期から入っていた。……やっぱりみんな、私が断れずに引き受けると思ってたのね…というか、みんな苦労したからね……。

「良き法律家は悪しき隣人」という言葉がある。私は学生時代ロクに法律の本を読まなかったのでまったくもって「良き法律家」ではないのだけど、屁理屈だけはこねられるようになった。BDのジャンルにきて「姐御見てると、キドニーの性格がわかるような気がするよ」と言われ「一緒にすんな!」と思っていたが……やっぱりそうなのかな…。少なくとも北方も法学部出身だしね(学生運動真っ最中だけど)。10巻でキドニーに「今、
法例を調べている」という言葉を吐かせていようと……<多分「判例」と言いたかったのだが「法令」とごっちゃになったのだと思われます。

■チューハイと水割り。

8月25日(月)

…半虚脱状態。
終業後、死闘の末、見事逃げ切りました。組合の次期役員。オッズで言うと、おそらく4対1くらいで私の負けという下馬評だったと思われます。でも勝った。あー疲れた。小さい部屋で窓もない状態で1対1で1時間。明るいだけの取調べ室状態です。机上に電気スタンドがないのが不思議なくらい。でもここで自白したら、1年の有期刑確定だから!
これで逃げ切るだけの詭弁が吐けないようでは、法学部なんてヤクザな学部に行った甲斐がないというものです(<友達には「ヤクザなのは学部じゃなくてあんた個人だ」と言われたが、バイク便に自転車引っ掛けられて松葉杖ついてきた同級生を前に「何取れるっ?」「民法709条(不法行為)と民法715条(使用者責任)とっ」と目を輝かせて論じる人々がヤクザ以外の何だというのだろう…)。
経験上、逃げ切るには
@とにかく喋り続けて相手を圧倒するAかつ言質を絶対に取られてはならない、ということである。<「黙る」というのも言質をとられないという意味ではいい手段なんだけど、これだといつまで経っても状況が打開できないので。自分に不利な発言をしてしまった時は、あとでそれを持ち出されないように、その場で完膚なきまでにその言葉を叩き潰しておく。あと、挙証責任は出来る限り相手に転換する(つまり「自分が無罪である」と自分で証明しない限り有罪なのではなく、相手が「自分は有罪である」と証明しない限り、私は推定無罪であるという方向に持ち込む)。一番大事なことは意思を強く持つ。妥協するような発言をして相手につけこませない。…前に説明会に行くはめになった代金20万円の「考え方を変えるセミナー」の勧誘もこれで逃げきりました。……土壇場で勝負強いな私。

ところで先日から「重畳」という言葉はどこまで同世代に通じるかというリサーチをしているのですが、結果、私の言葉が非常に古語が多いことに気づきました。前からそう言われ続けているのですが、さすがに今日口論の最中に「
余人に換え難いという理由をまだ提示していただいておりません」という言葉が出たときには「さすがにそれは口語としてどうか」と自分でも思いました……。最近、軍の資料ばっかり読んでるからますますひどく……。
でも帰り道の電車の吊り広告、『CanCam』の
「'03秋は『マブイ女(コ)がドンピシャ大本命!』ってのも、死語オンパレードだと思うんだけど…流行と同じで、死語も繰り返すのだろうか…。

■祝杯あげてみたvウィスキーは大事にしてた『謎2003』を少々。あとチューハイと水割りその他もろもろ。

数ヶ月前、一番キリキリしてた時期に、BDのチャットで知り合った人たちが何人も「だいじょうぶ?」って声かけてくれて、嬉しかったです。ほんといいジャンル来たと思ったよあのとき。

8月24日(日)

なんのかんので結局大阪行けなかったので、久々の真夏日、鬱憤を晴らすべく遊び倒しました。
目当ては六時半からの納涼歌舞伎、野田秀樹の新作『鼠小僧』だったのですが、せっかくだからと昼1時から待ち合わせ。相手は学生時代の同級二人。美味しいもの食べようと、表参道の「糖朝」に行きました。十年くらい前に香港の本店に行ったことあるけど、そういや日本にも進出したんだっけ。…が。なんで1時過ぎてんのにこんな行列?結局炎天下で1時間近く待つハメに。ようやく店に陣取り、女三人でいろいろ取り分けて食べて堪能。この時点でランチ2,000円。…夜の歌舞伎は三等B席しか取れなかったので1,680円也。早くも本題のチケット料金を超過しています。

次なる目的地は、横浜中華街にあった行き着けのアンティークのお店。最近表参道に移転との案内葉書をもらったので足を運ぶ。おそらく十回くらい行ってるはずだが、恐ろしいことに私は手ぶらで帰ったことがないことに気がついた。しかもだいぶん友達も連れてってるしなー。でも掘り出し物いろいろあって楽しいお店なのです。本日の私の戦果は、お店の常連さんの作品だという花の指輪。花びらが白いシェルで、中央にパールを配した素朴な感じの指輪です。あと何十年か前の小さな鳥のチャーム。ペンダントトップにしてもかわいい。友達はさっくりと50年ほど昔のアクアマリンの指輪を買っていた。アンティークは「今逃すともう出会えない」というのが醍醐味かと。

三番目の目的地は日本橋高島屋。友人の母君のオススメで、歌舞伎人形展がすごくいい出来だというので。中西京子という人と一門の作品展でしたが、総勢千二百体。これは見る価値あり。歌舞伎の有名な場面の再現人形の出来の良さもさることながら、芝居小屋の様子や初日前の楽屋裏、読み合わせの場面などが出色。実に芸が細かくて、ちゃんと座頭の部屋にある弁当が豪華なのに対して、大部屋の人たちは蕎麦と握り飯だったりと、客席もランクによって食べてるものが違うし。実に細かい。ただ考証の方はちょっと…かな。小屋にかかってるのぼりの役者の名前に対してもっとあとに成立してるはずの芝居の名前が並んでたり、客席の様子も、舞台上で演じられてるのが『助六縁江戸桜』のはずが、何故か舞台下でスタンバイしてる役者の扮装が『伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ)』だったり…にぎやかでよろしいけど。しかし芝居の時間が迫ってて出なきゃいけないのが惜しかったくらいのいい出来でしたv

ようやく本日の本題の歌舞伎座へ。開演ギリギリに客席にすべり込み、舞台を観る。踊りの「どんつく」と、後半が今月の話題作『鼠小僧』。二時間かけてチケット取った甲斐はありました!言葉遊びだとか、役者の動きだとか(演出も野田)、歌舞伎離れしてる展開だけど、客席の反応も良い。八月納涼歌舞伎は、役者が中堅どころの芸達者が揃ってて、三部制で短めな分値段も安く設定してるし、その分変わった演目をやることも多くて普段見慣れない人にもオススメ。型がない分だけ、若手が自由に動いてていい感じ。徹底的に笑わせる喜劇の割に、しかも最後の最後で本当の悪党は裁かれず、なんとなく割り切れない思いを残すところも野田作品っぽいです(笑)。カーテンコールもあったし(渋谷のコクーン歌舞伎等ではあるけど、歌舞伎座では初めて見た)、ほんと異色の作品でした。あと子役がいい!吝嗇でしみったれ、成り行きで義賊扱いされてしまった鼠小僧(勘九郎)が初めて人の為に何かをしてやろうという心の動きに説得性を持たせるのは、ひとえにその子どもにかかってるのだけど、歌舞伎特有のリアルとは違う台詞廻しが実に上手い。あの子はよかったね〜と名前を見たら、前にも「あの子はすごかった」と友達と話しながら帰った同じ子でした。…歌舞伎役者に進むのかな。将来が楽しみです。<清水大希くんという子でした。ああでも二年前の野田作品『研ぎ辰の討たれ』を観損ねたのは痛恨。9年前の夢枕獏脚本『陰陽師』と並んで、この先一生の悔いになりそう…(<玉三郎が羅生門の鬼女、橋之助が晴明、勘九郎が蝉丸法師…)。

■本日はレモンサワーだけ。

8月23日(土)

前日に買った『日本陸海軍の制度・組織・人事』を眺めながら、わーこの当時の関東軍ってやな面子〜とか、あの人とあの人、あんなに仲悪かったのに陸大の同期なんだーとか、名簿見てるだけで2時間が潰せる自分に愕然。こんだけ楽しめりゃ22,000円の価値はあるか…学生時代6年間で買った一番高い専門書ですら、『法医学』の6,000円だったのに…(<一番高い本が一般教養の教科書ってのも…)。年初にサイトにアップした『終戦のローレライ』の感想を見直したら「戦史読むところまでは行けそうもないけど」と書いてあった。……そうだよね、なんでこんなことに……。

気を取り直して昼から電車に揺られてお出かけ。佐々木その2さんに「自衛隊の阿波踊り見に来ませんか」と誘っていただいたので、厚木の米軍基地まで。内装が凝っているのに値段の安い串焼きのお店に連れていって頂き(いいお店でした♪)日本酒と焼酎飲んでから基地へ。米軍基地の一部を自衛隊が使用しているということでセキュリティチェックなども共同でやっている。入ってみるとなかなかの盛況。中央でやぐらが組まれていて、揃いの浴衣を着た人たちが上で踊っている。周囲にはたくさん屋台が出ているが…なるほどドル/円の並列表記。そして買い物はほとんど日本語が通じないので全部英語でオーダーしなければなりません……串焼きの類はだいぶ列がついてたので、すいてるところを探してバドワイザーを頼むと、お父さんらしき人と一緒に小さい男の子が缶の漬かった氷水のケースの中に手をつっこんでいる。「It's not so cool, OK?」……ああ、冷えてる缶を探して働いてたんだ!ほんとにビールは冷えてなかったけど、あの子がかわいかったので許す。他にもハーフかな?っていう小さな男の子が作務衣を着て手をひかれてたり、金髪の子が浴衣着せてもらってたり。大人も男性で和服という米軍の方、結構いらっしゃいました…しかし金地に黒の小紋の袴はどうよ!<しかも上の着物が竜虎の絵。

時折見かける、やたらと長いビールを入れたグラス。私の手首から肩の付け根くらいまである、細長い不思議な形。串焼き買うのに並んでたら列整理をしてたお兄さんがそのグラスを持ってたので、カタコトの英語で話しかけてみた。「欲しいの?グラスだけ?ビール付?」「With beer!」「じゃああの端っこの屋台に行け」ありがとー。行ってみたら珍しく日本語が通じる屋台だったけど「自由の女神グラスビールは売り切れちゃったんですよ〜また来年来てください」…また来年…(しょぼん)。じゃあ普通のバドでいいや…。あ、これは冷えてる♪

やぐらの上は入れ替わり立ち替わりいろんなチームが踊っている。アナウンス聞いてると「Bon Dance Team」という呼び出しがかかってて、見てると「うん、確かに浴衣なんだけど、あの女の子たち明らかに日本人の盆踊りとノリが違う…」米軍のチームなんですね。おもしろーい。御神輿が出たり(先頭はCaptain…海軍の場合って階級なんだっけ?大尉?)トリは自衛隊の阿波踊りの連。ちゃんと阿波の自衛隊基地まで習いに行くそうです<出張(笑)?見てると上手い下手があって、でもあの子すっごい楽しそうに踊ってるな〜とよくよく見てみると目が青かったり。だいぶん自衛隊&米軍混成チームだったらしい。声をかけてる若い男の子がすごく動きがよくて、楽しかったです。
最後にハッピ着て挨拶してる米軍の方が「もしかして司令…?」と佐々木さんが言うので、通訳の人に声かけてみたら、「司令官ですよ」「へえ、階級ってどのくらいなんですかぁ」「大佐です」「えーお若く見えますねえ」「あれで45歳ですよ」…ああ外見だけは女でよかった。こんな白々しい質問にも笑顔で答えてもらえるんだもんな(笑)
なにはともあれ、片道2時間半の甲斐はありました♪

ちゃんと乗り継ぎを調べてきて、無事日付が変わる前に自宅に到着。…よかった。「今度乗り過ごしたらこの明太子代払わせるわよ!」と母と賭けてたの…1万円分の明太子…。

■日本酒は〆張り鶴、焼酎は芋の「たちばな原酒」を。あとバドワイザーが3本くらいと家でエビスと水割り。やっぱビールは日本のが好きです、アメリカのより。あ、あとこないだ横須賀で買った東郷元帥のイラスト付焼酎…

8月22日(金)

週末。やっと週末ですよ!さー帰るぞー!と思っていたら、呼び出しが来た。組合の次期役員のオファー。しかも今まで私は若年層対象の下部組織の役員だったのが、上の方のオファー。拘束時間は現在の3倍くらいになります。…冗談じゃねえ!だいぶん険悪な感じで組合事務室を退室。「来週まで考えといて」と言われたが、考える間もなく断るわ!もーせっかくの週末、超気分悪いったら!

言い争いで腹立ててる状態で、本を思わず衝動買いしてしまった。あんまり高いんで、数日前からずっと悩んでいたんだけど。しかし検索してみたら、一番安い値がついてる書店が神保町に。これなら歩いていけるし…と思っていたら、たどり着いた店は閉まっていた。ええっ、7時まで営業って神田古書組合HPにはあったのに!でもせっかくここまで来たので電話で在庫あるかどうかだけ訊いてみたら、「ありますけど、今どちらですか?」「店の前です」という大変マヌケな会話の末、店を開けてくれました。……ここまでさせといて買わずには帰れないわよね!古色蒼然たる法律経済専門書の店で、これじゃカードきかなさそう…よかった途中でお金おろしてきて!<「現物見るだけ」とか思ってた癖に買う気満々です。

買った本は『日本陸海軍の制度・組織・人事』という本でした。わざわざ閉店後に電話かけてきて軍の資料なぞ買ってる私に、御老齢の店主は「実はね〜私もいたんだよ」と話してくれました。「陸軍の方。シベリアまで行って」…えっまさかシベリア出兵じゃないよねと思った私はバカです(※それは1918年。いくつよ今生きてたら)。ソ連軍による終戦時のシベリア抑留の方よね…それでも終戦が58年前で、その頃に徴兵されてたというお年には見えません。閉店後に来た割にだいぶ構っていただきました。……まーね、あの本高かったしね!1冊で高松宮日記全8巻の倍はしてるし。一番安い店で買ったのに
1冊22,000円。今日してた指輪より高いわ(笑)。さすが定価18,000円の本はいい紙を使っている……読み物っつーか主要人物辞典+この時期この部署に誰がいるかっていう資料本なのですが、主要な学校の名簿が成績順に載ってるところが非常にポイント高くて!…ほんとに何やってんだかな、私。

普段足を向けない一角だったので、三省堂の斜め前にカフェを併設した別館があることに初めて気づく。鳩居堂の文具だとか民族楽器手作りキットだとか、要するにあってもなくてもいいけどあるとちょっと和むものを売るというコンセプトの書店らしい。併設の「上島珈琲店」でふかふかの革張りのソファに腰掛けて、甘い「アイス豆乳ミルクコーヒー」なるものを飲みながら江戸工芸品の職人さんの本を買って綺麗なカラー写真を眺めてると、だいぶ気分も浮上。週明け、前向きに組合断れるよう頑張ります……

■缶チューハイ1本。
●外山三郎『錨とパイン―日本海軍側面史―』静山社 /明治18年から営業してる有名な海軍御用達の料亭「小松」の歴史。多分今も営業してると思う。タウンページに載ってたのがそうだろう。せっかくこないだ横須賀行ったんだから、見てくりゃよかった。資料としては面白いけど、著者とはかなり意見が合わない感じ。海軍から海自の海将補、防衛大教授という経歴の人に
「私は特攻を是認し、その意義を高く評価する」とか言われちゃうとね……奥付の日付見直しちゃったよ。<1983年の本でした…
●田中敦子『江戸の手わざ ちゃんとした人、ちゃんとした物』文化出版局 /現役の職人さんが皆いい顔をしてるのと、出来上がったモノがすごく綺麗!で和める本でした。素敵な指物の手のひらサイズのお弁当箱が
90万円にはド肝をぬかれましたが。団扇とか銅のお急須くらいなら私でも手が届くけど。表紙が木桶を使った金魚鉢の写真で、これが非常にかわいい。その金魚鉢に惹かれて手にとったけど、いい本だった♪

8月21日(木)

午前中、社内メールが届いた。「今日、Oさんの就職祝いやるんだけど来る?」…行こうかな。
Oさんといえば、昨年辞令をもらって「財務以外の仕事なんかしたくないもーん」と言って辞めてった人。というかですね、四十を目前にして、奥さんがいて、次の仕事が決まる前に辞めるのはどうか。「Oさんの近況知ってる?」と訊くたびに誰もが
「釣りしてるって」……それは近況と違うし!奥さんがパートに出てるってのも違うよ近況じゃないよ!…というステキな状態だったのでお祝いに。なにせまともな近況聞くの1年ぶり……やーでも微妙な面子だなー。計7人。男女比5:2。年齢比なら三十歳を境に5:2。現在うちの会社にいる人かどうかで4:3。というか。「あとこの中で転職経験ないの、はるか(仮名)だけだよ」……いいです。当分うちの会社にしがみついてるから。
本日のお店は新橋の「升亀」。日本酒&焼酎が揃ってて、料理の単価が安くていいです。周囲がオジさんばかりだということは気にしない。トイレはちとイマイチだが。なにせカレイの丸揚げが500円だしな…特製サラダ480円だし。しかし喰うわ頼むわ、どう考えても「料理ちょっとと日本酒少しで安上がり」という店のコンセプトから外れてるぞこのテーブル。料理が乗り切らないし!

話はめぐりにめぐり、何故か最後には一角で「澁澤龍彦は何が好きか」という話題に……何故?しかし本日の主役Oさんは愛犬ウェルシュ・コーギーに「アンヌ」という名前をつけ、退職時には自宅のアドレスをすった名詞にイヌの写真を入れて配った。そこに添えられた名前は「杏奴」とあった。…この漢字って。「もしかして森鴎外の娘の名前ですか?」「そうそう、これ当てたのはるか(仮名)さんだけだよ!」……そりゃそうだろ。こんな金融系しかいない面子で…。

ええとね、お店出るまでと電車乗るまで、乗り換えるまでは記憶があるんだけど、気がつくと最寄駅の2つ先の駅でした。折り返しの終電が来るまであと30分。ここからタクシー乗ると(経験上)約2,500円強。自分の時給30分とタクシー代を勘案して待ちましたとも。家着いたのが1時半…さー明日も出勤だ。

■生ビール2杯と日本酒が「〆張鶴」他4杯くらい、焼酎は「山翡翠(やませみ)」他2杯。現在、パソコンに向かってドイツワインの残りを1杯。現在時刻午前2時…。

8月20日(水)

そろそろ組合の任期が切れるので残務処理をしています。ということは次期の委員も決まる時期ということで。どうやら今のところ、私は逃れた模様。やったー。代わりに同期の女の子のところにオファーが来ている。彼女のところから狼狽したメールが来た。
「どうしよう、会社辞める予定があるって言ったら拒否できるかな」
「いや、上の代のHさんはほんとに辞めたけど期の途中までやらされてた」
「えっ、じゃあ『結婚の予定がある』ってのは」
「予定はなかったけどそう主張したIさん、私と一緒に委員やってたわよ」
「ダメなのか…」
「だいたいうちの代と上の代でまだやってないのってSちゃんだけだよ」
「わかったよ諦めるよ…バトルロワイヤルで一人だけ残ったようなもんだもんね…」


…いや。バトルロワイヤルってのは、1人は勝ち残るんだよ?全滅バトルロワイヤル……?

■缶チューハイ1本。

8月19日(火)

肌寒いのに湿度が高いというヘンな天気。まだ8月中旬なのにね……天候不順で体調崩す人が社内でも多いところ。私も午後、力尽きて帰りました……私の場合は天候っていうか…という気もしますが。頭痛で帰った割に、結局こないだ買った歴史本読んで「えーっとこの人、確か永田が斬殺された時に隣の部屋にいた軍事課長よね!」とか資料をひっくり返しておりました。……寝なよ。

「本はいいと思ったものを繰り返して読むのがいいですよ」と教えて頂いたというのに、それと正反対なことをしてい
る私。現在私が平行して読みかけの本の内容(同人誌含)。
@日大の創設者の陸軍中将兼初代司法大臣の伝記。(陸軍。戊辰戦争〜。日清戦争直前1892年に死亡)
A明治陸軍最初の反乱事件、竹橋事件。(陸軍。西南戦争直後、1878年)
B海軍御用達の横須賀の料亭の歴史。(海軍。明治〜敗戦まで)
C日露戦争で死んだ広瀬武夫中佐のロシア留学記。(海軍、1900年頃)
D日露戦争関連の伝記(陸軍+海軍。1904年〜1905年)
E2.26事件(陸軍。1936年)
F日中戦争の契機となった盧溝橋事件(陸軍。中国。1938年)
G戦艦大和の最後の艦長の伝記(海軍。1945年)

……もはや自分が何読んでるのか、陸軍なのか海軍なのか内地か外地か、むしろ自分が何がしたいのかもわからなく……大尉だったはずの人が、次の本読むと大将になってるんだもんなあ……残り少ない脳味噌の容量をムダに食いつぶしてる気が。<器用貧乏というか八方美人というか落ち着きがないというか飽きっぽいというか。

■残り少ない虎の子のモルト「ラフロイグ」、グラスの底にちょっとだけ……あーあ終わっちゃった…。
●古川薫『剣と法典 小ナポレオン山田顕義』文春文庫 /ちょっと反省したので腰据えて読み終えました。2.26事件からスタートしてどうして日清戦争(1894年)前に死ぬ人にまでたどり着くかな自分。日大の学祖だそうで民法典論争のとこで名前覚えた政治家ですが、実は陸軍の有能な軍人であったらしい。松下村塾門下にして、25歳にして「用兵の奇才」と謳われた人だとか。へー。とりあえず私は幕末の長州には寸毫も興味がないことがわかった。…よかった。これ以上手広げると……金もたんし。

8月18日(月)

「memorial no.」にげしょさんの10000HITキリ番をあげました。<「It's only a Blue Moon」(BD)

出勤。ああ行きたくない。午前3時まで買ってきた本(<エジプトの古代第18王朝本……出てくる人が全然わかんないよ…調べるか…?<危険)を読んでたせいで寝不足、ウィスキーボトル半分飲んで二日酔い、手元にはまだ読んでない山ほどの本。行きたくない条件としては完璧です。が、行かなければならない理由も完璧……それに二日酔いごときで休暇使うなんて個人的に許しがたい所業なので、酒飲みのプライドに賭けても行く。……ま、肉が食えるくらいならたいした二日酔いではないのですがね。むしろ寝不足の方が辛い(苦笑)。

…忙しいというか、雑用が多い。ああもう今日は定時に帰って本読もうと思ってたのに!会社のエアコンが止まる時間に…明日の朝、りん議書ほんとに出せるんですかね。つか、ハンコもらわなきゃいけない上司(1週間の出張明け)が接待飲みのせいで内臓が…とか言って午後半とってる辺りで。体調の悪さなら私も負けないぞ!(<威張れません)

■ブラックニッカの水割り…

さて、夜、幸せな気分で歴史ジャンル本を読んでいたら、奥付に「この本は実在の人物とは一切関係ありません」と書かれていた。…関係ないのかなー。『八甲田山死の彷徨』本とか「陸軍大学校第28期本」とかなんだけど…。そういや陸大28期の首席は下村定(さだむ)という人で、敗戦後、陸軍解体時の陸軍大臣を務めた人。議会で声涙下る非常にまともな演説を行い、人格者だと言われている…ということくらいしか知らないのだが、今日読んだ本だとだいぶん天然ボケな人だった。「下村ぁ!」と呼ばれているたびに
「しょうがないよね敬ちゃんだし…」とか思っていた人。<それジャンル違うし。軍ジャンル見てると他にも秋山とか西尾とかいろんなBDの名前が見つかりますが、一番名前が似てるのは2・26事件でもかなり積極派な坂井直(さかい なおし)でしょうか……これも直情径行でムダにやる気な辺りがだいぶ坂井っぽい……。<昨日げしょさんに「姐御の愛はすべってるしな!」と断言された人。

8月17日(日)

夕方、げしょさんと御茶ノ水で待ち合わせ。昨日に続いて「NARU」にジャズライブを聴きに行きます。
御飯食べてから、昨日の怨みが残るロッカーに本を取りに行く。あっ、追加料金ついてやがるっ!くそう、誰も好きで置いてったわけじゃないわよー(泣)。…しかしあれですね。イベント当日というのは、寝不足だの興奮だのでやたらとテンションあがってるわけで、すると普段出ない力も出る、いわば「火事場の馬鹿力」ってやつです。しかし一日寝ると頭も冷えてるわけで。……重い。重いよこのバッグ…私はこれ抱えて昨日一日歩いてたってことだよな……イベント会場では「石抱きの刑」呼ばわりされてる私ですが、冷静になれば重いものは重い…かといって今日もロッカーに預けて行くわけにはいかず。背負って店に行きました…

ところで昨日私とげしょさんは二人でニッカの『余市』のボトルを入れ、「これで2日間飲みつなげば1人1回1,500円〜♪」とか言ってたのですが。本日の私たち。
「……なくなっちゃったよ…」
「まだ演奏始まってないってのに…」

演奏は11時過ぎまであるというのに、7時前にしてボトルは空ですよ。畜生、普通にグラスで頼むのとボトル入れるのと、どっちが安上がりよ?とりあえずメニューだ!とボーイさんを呼ぶと、彼は私らがメニューを見るより先に「ボトル入れたほうが絶対オトクです」と力強く勧めてくれた。…ありがとよ。そりゃあ前日いれたボトルを2人で空けるような女じゃな!すいませーん、おねーさんもう1本追加して!(<ヤケ)フロアの女性が満面の笑顔でボトル持ってきてくれましたよ……そりゃあな。2本目、あとボトル1/3くらい残してきちゃったんで、3ヶ月以内にもう一度行かねばなりません。どうすっかなー。

さて、今日は昨日と出演者がほぼ入れ替わり。昨日サックス吹いてた方が本日のバンドマスターで、オジさまの多かった昨日のメンバーに比べると今日のはだいぶん若手。昨晩のバンマスだったピアノの人は、私は「風間一輝の『片道切符』に出てくる東山のイメージ…」と思っていたが、秋芳さんは『約束の街』の群秋生だと思っていたらしい。…どっちにしても「喰えない中年」ってことかね。他の人たちもそんな感じの人が多くて、いい感じで力が抜けてる(脇にまわるときには徹底的に脇!みたいな…)演奏だったんだけど、今日は若手が多かったせいか、一人一人が熱い、というか昨日より確実に音デカい!いーねー若いねー、という感じで(最年少のドラムくんは私より年下だった…)、楽しいライブでした。サックスの方はげしょさんと顔見知りで、演奏の合間に席に来てくれてちょっと話した。
「あれ、今日は浴衣じゃないの?」<秋芳さんとげしょさんは浴衣姿で来てた。
「はあ、今日は…」
「ねえ、なんで浴衣だったの?なんかのお祭りの帰り?」
「いや……祭りっちゅーかイベントというか……」
彼が席を離れたあと、私とげしょさんは「間違ったことは言うてないよな…」と呟いた。オタクの夏の祭りだもん。暑かったぞ。

小さな店なんで、客はMAXでも30人は入らないだろうなーという感じ。これで毎日ライブやってるんだから、贅沢な空間です。しかし今日は不思議なお客さんがいて、初老の男性と中年の華やかな女性の二人連れ。オーダーなんかは流暢な日本語なんだけど、普段の会話は英語。でも夫婦には見えない。どういう組み合わせなのかしら。そして曲が進むと興が乗ったのか、何故か二人でフロアの狭いスペースで踊りだした。くるくるくるくる回す回す。踊り慣れてんなーという動きでしたが、いまいちフロアの広さは見切れてない模様。近くに座っていた若い女性の後頭部に3回くらい肘をたたきこみ、見かねたお店の人に止められていた。<…無表情のまま、あれで怒らないあの女性客も不思議だったが……。

今日はちゃんと腹に入れてきた甲斐あってか、終演後にげしょさん御贔屓のピアニスト氏と話す機会もあって楽しかった。願わくばこれで明日が仕事でさえなければ……(くぅッ)

■昼にビールが1本チューハイ3本、店に行ってからニッカの『余市』を2人で1本くらい。ロックで。

8月16日(土)

夏混み、いや夏コミ行ってきました(<あんまり間違ってない気がする)。
今日は藍里さんのところに谷口さんと一緒にお邪魔させていただく予定だったので、2時間あれば着くかしらーあら雨。今日も天気が悪いわねーいやだわ。と呑気に思っていた私が甘かった。りんかい線の駅からビッグサイトまでは、徒歩3分。…通常なら。今朝は40分かかりました。信号待ちと人の渋滞でね!!<本当にこのルートなのか、コミケスタッフ4人に訊いたら全員違う返事をするっつーのはどういうことだ。「じゃああの列はなんなの!?」「わかりません」……あんたは何の為に立ってるんだ!と隣の人がキレていたのが印象的でした。しかし隣のにーちゃん、この豪雨の中、ダンボール二つを手に抱えて、しかも上の箱のふたが開いているというのはどう考えても無謀だよ。
ギリギリでシャッターが下りる前に会場に滑り込む。はーやれやれ。あと1時間早く出ればよかったのねと人様の話を聞いて反省。次は早起きします……

さて今日のジャンルは小説と歴史。歴史は3日目だと思ってたら、西館で2日目だった。神様ありがとう!今の私の体力では2回もこの人波に揉まれるのは厳しいものが。ダメだったら
月の平均残業時間130時間、でもコミケは3日間フル参加という友達に頼むしか!<鬼か私は(しかし彼女の2日間の買い物代をきいて、ちょっとひいた。私が戦史資料に払った金とほとんど変わりないんだけど……私のは半年分だよAちゃん…貴女、明日も参加するのよね?)。
小説ジャンルは控えめにして、歴史ジャンルで本を持っている腕が痛くなるくらいに大人買いをしました。きゃー幸せーv本当はせっかく歴史ジャンル来たんだし水滸伝のスペースも覗いてみようかなと思ってたけどやめました。先立つモノに不安が。陸海軍スペースだけ。あとは見ちゃダメ。見ると欲しくなるから!(自戒)

夜は別に予定があって時間が厳しくなってきたので、気の遠くなるようなダンボール発送の戦列を途中で離脱させてもらい(ゴメンなさい谷口さん藍里さん…)、降りしきる雨の中を外に出る。と、「りんかい線最後尾こちら」のプラカードを持った人が、ビッグサイトの正面玄関のすぐ前に。嘘!ここまで何メートルあると思ってるのよ。結局有明からゆりかもめ乗って新橋経由でなんとか待ち合わせの6時には御茶ノ水に着けた。今日は、げしょさんが虎月さんと一緒にお茶の水のジャズバー「NARU」にライブを聴きに行くというので、秋芳さんと一緒に同席させてもらうことにしたのです。この店、前に1回だけ会社の人と一緒に来たことあるのだけど、あの時私の名前で入れたバランタインのボトルはどうなったんだろう………いっそ残ってたら面白いよな!と思ったのですが、3ヶ月で留置期限が切れるんだそうでさすがになかった。まあムリはないけど。4年前(<入社直後、
「えー私あんまりお酒って飲めなくてぇ」とか言ってた頃だからそうだろう…)のだし。残っててもちょっとな……。
今はモルトフェアだそうで、普段は1本ボトル入れるのに13,000円のニッカ「余市」が今なら特別価格6,000円。明日もげしょさんと二人で来る予定なんで、これならボトル入れた方が断然安いな……というわけでボトルキープを。明日にはこのボトル姿消してると思うけど。

早めに着いたので、私たちが一番最初の客。ぽつぽつと奏者が来て店内で音あわせてるのもいい感じ。ピアノの人が遅れて到着、彼が入ってくるなり7時半開始のライブが20分遅れでスタート。全然音あわせてないけどいいの?と思っていたら、ドラムの人が「ぶっつけ本番だな」と言ってて笑える。最初にピアノが弾き始めたら、他の人が「えっ」て顔してたのは……ほんとにうちあわせすらしてなかったんだなこの人たち(笑)。ジャズは全員男性ばかりの5人編成でした。ボーカルはなし。2回ライブがあるんだけど、2回目の方がよかった気がする。1人だけ若い人がいて、オジさま方が楽しそうに余裕な風情で演奏してるのに比べてなんだか苦しそうに演奏してたのが印象的でした…いーねー若いねーという感じ?(笑)<2回目はだいぶん笑顔が出てたけど。……しかし2回目の演奏、記憶がショートカットされてるような。多分気のせいではなく……そりゃー朝おにぎり食ったきりでいきなりロックで飲み始めりゃ酒がまわるのは当たり前……。ところで
「今日、私がタクシー代初乗り料金までで家に帰り着けるかどうか」で賭けをしたんですが、徒歩5分の駅からてくてく歩いて帰ってきたんだけど、これってあたしの勝ちでいいのかな?証拠品のコンビニレシートとってあるんだけど(笑)。ひとつ先の隣の駅で別の私鉄に乗り換えてる辺りが微妙だけど。<でもちゃんとそこからの終電走ってるか確認して降りたのよ……そっちの方が駅から家まで近いんだもん。

■ニッカの余市。ボトルを入れたので、最初の一杯はきれいな丸い大きな氷を入れたグラスを貰えます。ここのは手の上で削るんじゃなくて、半円の型でつくった氷を貼りあわせてあるみたい。この氷見ると「バーに来たな」と思います(笑)。ボトル、二人だけで半分以上飲んでしまったので、明日は多分最後なんかオーダーしてるんだろうな…足りなくて…。

今日一番ショックだったこと。店に行くのに駅前のビルのロッカーに買った本を入れて、貴重品だけ持ってバーに行ったら、帰りがけそのビルが閉館時間過ぎてて入れず、本を置き去りにしてこざるを得なかったこと………くたくたのバッグがみっしり長方形になるくらい本買ったのに!!(泣)

8月15日(金)

うう、だるい。なんか週始めからの疲労が溜まってる気がする。コミケ初日だというのに外は豪雨だし…仕事行きたくないなー。ヒットポイント1ケタって感じ?そういやドラクエの回復の魔法ってなんだっけ。リレミト?あれホイミだっけ?……なんてことを考えたまま布団にくるまっている辺りからしてだいぶ逃避っぽい。ようやく起きだしてあまりに不景気なツラでもそもそと果物を食べてる姿に母が呆れたのか「休めば。お盆だし」と言っている。いや、そういうわけにも…仕事溜まってるし。昨日は飲みに行くから主任を残して先に帰っちゃったし(聞けば「9時半で力尽きた」らしい。申し訳ないことを…)。これで休むわけにはいかない。頭の中、綿がつまったみたいだけど、とりあえず行くだけは。着替えねば…と思いながらカットソーを引っ張り出し、着かけて何かが足りない気がする。そのまましばらく考えて
「あ……ブラか」…あぶないとこでした。ないと困っちゃう。だいぶ上げ底だからね!!<そういう問題か。
こんな状態の人間がいって果たして仕事になるかは謎だけど、ネコの手よりはマシだろう。パソコン叩けるだけ。くそう、なんでこんなに盆に仕事が。まだカタログすらチェックしてないのにー(泣)

お昼、二日酔いだという後輩の子たちと一緒に御飯を食べた。本日の定食は鶏の竜田揚げ。こんなん食ってるけど、私もちょっと日本酒が残ってるかも……昨日は最初からずっと日本酒と焼酎だったからなあ。と言ったら「え、みんな飲める人たちばっかりだったんですか」と訊かれた。
「そうねえ、まあ皆それなりに……一人、私の三倍強いのがいたけど」
「……はるか(仮名)さんの三倍………
あり得ない」と同期に言われてしまいました。あり得ないってよ、げしょさん。どうよ。

■エビスビール1本。

さーてこれから風呂入ってカタログのチェックします。まずはナイフで分解するところから……<現在時刻午後11時。

8月14日(木)

げしょさんが上京してきたので、飲みに…いや、柏近郊の人たちと待ち合わせて御飯を食べにでかけた。うちから徒歩5分という、私だけがラクな店に……いやいや、お魚の美味しいお店なので。日本酒揃ってるし。
面子は私とげしょさん、秋芳さん、国香さん。メニューはここと、あと日本酒と焼酎は壁に貼ってある札見て……で、最初はサワー辺りにしようかなと思ったら、他の人たちは全員一杯目から日本酒だった。じゃあ私も日本酒。
いつも混んでる店なんだけど、昨日はお盆のせいかだいぶんすいてた。全員日本酒飲みのせいか、壁に貼ってないお酒までだしてくれて……って、私常連のはずなのに、そのお酒知らないよー?なんか悔しい(笑)

■奥から出してくれた日本酒は「十四代」……のラベル文字が金色のやつ。黒の普通のは飲んだことあるんだけど。飲み口が軽くて美味しかったvここの店は基本的に辛口のをそろえてるので、私が飲んで「これは……」ってのはないんだけど。あと名前が思い出せないけど日本酒が5杯くらいと、焼酎が「天使の誘惑」「海」。ここの店は「「天使の誘惑」を1ショット500円で出してくれるのでした……最近どこ行っても高くなっちゃった酒だけど。

「日経おとなのoff」を買った。焼酎特集だったので(笑)。三軒茶屋からしばらく歩くらしいけど、焼酎を500種揃えてるお店があるそうです。……行きたい。

8月13日(水)

出勤しようとするとバスが休日ダイヤになっていた。…私は会社行くけどな。ぷん。電車がすいてて座れて、嬉しいような悔しいような複雑な感じです。明日は主任が一人休むというので、うちの部署は2人です。当社比50%。後輩の子には「学校なら学級閉鎖ですね」と言われた。……ほんとだよ。

夜、家に帰ってきてから「迎え火するよ」と言うので、庭に出た。別に他に何もせず、ただバケツの中に麻がらを折って放り込んで火をつけるだけなのだけど、私はこれくらいの小さな火の匂いというのが結構好きだ。あっという間に燃え尽きる前に、ほんの短い間だけバケツの中でいっぱいに炎があがる。薄暗い庭の中でそこだけが明るい。
「昔はおじいちゃんが『暑かったでしょう、お入り下さい』って言いながら団扇で火のまわりを扇いでたものだけどねえ」と母が言う。
私の母の実家は博多の下町っぽい古い町並みなので、一度だけ過ごしたお盆のときには、従兄に連れられて手に提灯を提げて近くの川へと行った。まわりの人たちは小さな木工細工の舟にお供えものを乗せて流していた。今は川が汚れるといって禁止されてしまったらしいけど、新興住宅地育ちの私には珍しい風習で珍しかった。
一日がかりでお盆の灯篭だのお飾りだのを準備していた祖母も、今では鬼籍に入ってしまいました。こんなささやかな迎え火でも帰ってきてくれるものかしら。

■エビスの黒ビールとグレープフルーツのチューハイを1巻。あと46度の日本酒「越後さむらい」を少々。
●梨木香歩『りかさん』新潮文庫/ 端正な文章には非常に好感が持てますが、児童文学というには文章も会話もかっちりとしていて、あまり子どもが子どもらしくないというか……理が勝ちすぎている印象。この後日談にあたる女の子が大人になってからの『からくりからくさ』の方が好きかな。しかし人と話すことができる不思議な市松人形「りかさん」の物語は、漫画にするなら是非、今市子、または波津彬子両氏のいずれかにして欲しいなと思う。不思議に静謐な世界にきっと似合うだろうから。
●坂木司『仔羊の巣』東京創元社/ 前に感想をあげた『青空の卵』に続く第2シリーズ。…あれだな、ミステリだと思って読むからつらいんだな。いっそBoy's Love小説だと思って読めば……(敗北感)。別にそういう関係ではないとわざわざ一生懸命断ってる話があるんですが……いや。ゴメン、できればそう読みたくない私が読んでもそう見えるわ。ていうか。この人、なんか「引きこもり」と症例違うよ…?というか、“保護者”であるはずの坂木くんの方がだいぶん病気としてはやばいと思う、私の目には。<共依存 ミステリとしては……センチメンタル過ぎて読者を選ぶだろうなと思う。前に出てきた人たちを使い捨てにしないとい姿勢は好きですがね。どうも出てくる人がみないい人でパターンが似ている気が…。

8月12日(火)

会社の同期の女の子は、9月のはじめに休みをとって海外旅行に行くのだそうだ。セブ島。いいなー。別に南の島に行きたいわけじゃないけど。海外行きたいな。もう長らく行ってません。相手がなかなか予定あわなくてねえ……それはさておき。
「学生時代の友達と行くんだけどさ。その子の先輩が8月31日に結婚するんだってさ」
「はあ」
「でね、相手の人も彼女もどっちも海外行ったことないから、不安だから同じツアーに入りたいって言っててね」
「……はあ?」
「キャンセル待ちが出てる状態だから無理だろうって言ってるんだけどさ」
「……あのさ、8月31日が結婚式なんでしょ?で9月2日の新婚旅行がまだ決まってないの?海外で?」
「そうなの。絶対海外に行きたいけど、でも二人だけは不安なんだって。最初は友達に
新婚旅行、三人で行こうって言ってたらしいよ」
……どこの世界に新婚旅行に1人でついていきたい人間がいるものか。普通にツアコンのいるツアーに入るという選択肢はなかったのかしら……まさかそれ、新婚旅行なのに三人部屋とかじゃないよね……。

■焼酎を発見したのでオレンジジュースで。あまり飲んでる気がしませんが。
●阿川弘之『日本海軍に捧ぐ』PHP文庫 /四十年程前のエッセイを集めたもの。文章が端正で好き。一方的に海軍褒めちぎらないという姿勢もよいです。軍の本、最近はあんまり読んでない……わけではなく、6冊平行してるから1冊も読み終わらないだけです……溜め込んだ本、せっせと読まなきゃ。新しい本が欲しいとか言ってる場合ではありません…
●浅田次郎『天切り松闇がたり 第三巻 初湯千両』集英社 /栄治が好き。あんまりモノを考えないとか小僧っこの松にまで言われてる辺りもかわいいです。でもベストは一巻だな。親父さんとの話が一番好き。

東京も暑いですが、ヨーロッパも猛暑らしいです。パリは二十世紀に一度だけ観測された気温を超したとかで。しかも普段涼しいところなので、
四十度のさなか、クーラーが普及してないそうです。当然車もエアコンなし。いやん。

8月11日(月)

暦の上ではもう残暑なのだと朝のニュースが言ってました。えー。やっと夏らしい夏が来たばかりなのにー。
暑さに弱い冬生まれの私は、もう会社に着く辺りで疲れてます。うう過ごしにくい。学生なら家で寝てるのに……(<こんなことだから、いったい40日も休みがあって何してたのか思い出せんのだな)。

■ブラックニッカの水割り。

8月10日(日)

SSに1本追加しました。<BDで「夏に散る花」。叶とキドニーの話を。

今日は選挙投票以外は家に籠もってたので、特段ネタがない。というわけで、会社の同期の女の子から聞いた「怖い話」をしましょう。
彼女が何人かの友達と一緒に、ファミレスで夕食を食べていたときのこと。一人の女の子の携帯がなった。バッグから携帯を取り出した彼女が、液晶の画面を見たまま、電話に出ることなく凍り付いている。「どうしたの」と口々にたずねる周囲の女の子たちに、彼女は「自宅から電話……」と言う。それの何がおかしいの?と首を傾げる友達。

「私、今一人暮らしで、家に誰もいるはずないのに……」

数日前に、免許証その他の入った財布を盗まれたばかりだったそうです。住所も携帯の番号も全部入った財布。警察に調べてもらったけど侵入の形跡なし。家に戻ってからアパートの大家に鍵を取り替えてもらったものの、気持ちが悪くて友達の家を泊まり歩いているとか。ヘタな幽霊話より怖い話でした。

■エビスビールとチューハイと水割り少々。あと「緑川」の残り。
●加納朋子『月曜日の水玉模様』集英社文庫 /ごく普通のOL陶子さんの視線がいい“日常の謎”の短編集。働いている女性に読んでみてほしい一冊。

8月9日(土)

朝、叩き起こされる。うう、眠いったら。今日はスズメを小鳥の病院に連れていく日だ。半分定期健診みたいなものなのだけど。ものすごく混んでるので、早朝から順番取りをせねばならない。とりあえず先発でムダに早起きな父を出す。何番目?「5番目」「何時に行ったの?」「7時20分」……競争はかくも激しいのである。しかし待合室で聞いたところによると、一番最初に来たオウム連れたおじさんは夜勤の仕事を終えたあとに朝6時半からここに鳥といるらしい。負けた。

朝9時過ぎから、鳥カゴ持ってのんびり順番を待つ。待合室は混んでるので、外のベンチに腰掛けて京極の新刊を読む。台風が近づいてるけど、暑くもないし、雨もなし。風もやや強いけど涼しくて過ごしやすい。外で待つにはいい気候。外出に慣れないスズメもしばらくするとなかなか御機嫌で、いい時間でした。…最初のオウムの診療に40分かかったのを除けば。5番目で1時間半かかるんだものなあ……混むはずだわ。他の人の連れてる鳥見てるのも楽しいけど、いいんだけど。……ダイエット中だというインコ、体重60グラムはどう考えても重過ぎるよ…(うちのスズメは19グラム)。飛び上がっても自分の重みでよたよた落ちてくる鳥って……。

家に戻るのと入れ違いに台風の雨風がひどくなって、結局夜飲みに行く予定が流れちゃった。残念。

■エビスビール1本、チューハイ2本。夜にテレビで藤沢周平原作の『清左衛門残日録』(大好きv)を観て、つい日本酒を美味しそうに飲んでるのを見て、つい清酒「緑川」の封をきってしまった。つい。
●京極夏彦『陰摩羅鬼の瑕』講談社ノベルス /5年以上待った本でも、読めば3日。読者とは酷いものである。しかしこの本、『姑獲鳥の夏』読んで「なんじゃこりゃあ!」と思った人には許せないオチのような気が……。前半のおそろしく冗長な会話も全部オチまで読むと伏線だったとわかるんだけど……事件がほんとに起きるまで半分以上かかるってのはどうよ?でも新しく出てきた伊庭っていう年寄りの元刑事はいいなあ。一緒に酒酌み交わしたい感じですv

8月8日(金)

週末……やっと週末。最近一週間が長いったら。三週間前の書類、まだ見てないだと?…ふざけんな。
今日は組合の飲み会。といっても、年次の近い人たちばっかりなので、気楽。この日がいいなと上の人に指定されたので私が店をセッティングしたのだけど、指定した人から「その日はお休み取ってるけど、夕方には来ます」とメールが来た。……あなたが決めた日じゃなかったっけ?まーいいけど。場所は神田の「炙りビストロ まる座」……飲み放題付で2時間4,000円。安くてよろしい。ちょっと料理が出尽くすのが早い気もするけど、味も悪くないし。しかしこの赤ワイン……1.5リットルボトル……でかい。まあ、結構飲み放題も種類があったしね。…二軒目で『天狗』に行き、まだまだ残る気配の人たちを残して、もう帰るという女性二人と一緒に帰った。

ちゃんと終電で帰り、ちゃんと最寄の駅からタクシー乗って初乗り料金で帰りました。途中で何故か吉祥寺の駅を見たけどな。ははは。<神田から柏のルートには絶対あり得ない駅。

■生ビールとジントニックとハーフ&ハーフのビール、赤ワインとバランタインのロックと……あと二軒目でなんか飲んだはずなんだけど、何飲んだんだっけなー。

8月7日(木)

日傘を持っていけば雷雨になり、傘を持っていけば晴れる。このところ私の天気予報は負けっぱなしだ。せっかくフリル付のかわいい日傘買ったのに。が、持ち慣れないのでこないだ横須賀行ったときは家に忘れていった。おかげでうっすら基地焼けしたらしい。……去年のコミケ焼けに続いて、基地焼けか…。
とか言ってたら、先週ハワイに行ってきたという同期(男)にようやく遭遇。すごい顔色だとは聞いていたんだけど<「赤と黒の真ん中くらいの顔色」「外国から来た研修生が座ってるのかと思った」……当たり前だよ
日焼け止めなしでハワイ一週間滞在とかやれば。しかも去年もそうだったじゃない。学習しなよ、まったく。皮膚癌になるぞ。

■近所の魚料理屋でチューハイ2杯と、日本酒は山形の「無風」。これで「むかで」と読む。繊維の粗いラベルに茶色で戯画っぽいムカデの絵が描かれていて、かわいい。いいなーこのラベル欲しいなー。あとエビス1本冷蔵庫から発掘。

京極夏彦の五年ぶりの新刊『陰摩羅鬼の瑕』、神田の三省堂本店に電話したら「全国いっせい明日発売です」というので素直に帰ったら、注文してた本を取りに寄った地元の書店で山積みになってた。…フライング?何はともあれ手に入れられてよかった。ああ明日は会社行きたくない気分。学生時代なら家にいるのに。

8月6日(水)

午後、私のイライラは最高潮に達しようとしていた。月曜日に5時までって言われて提出した書類、あれどうなったわけ?二日もほっぽり出すくらいなら急がすなよな……だいたい三週間前に提出したあの書類……あと一ヶ月前の……さすがに不興が顔にも出ているらしく、午後は上司が何も仕事を頼んでこない。いかん。こんなにイライラしてると顔にシワが増えちゃう。こんなときこそマグロを思い浮かべて。マグロ。あともうちょっと。

本日は佐々木その2さん、せのおさんと「マグロを食べる会」を開催。いや、単に私が雑誌で店を見つけて行きたいと主張しただけなんだけど。本日の店は東京駅八重洲口近くの「水喜」。魚料理と日本酒・焼酎がウリの店らしい。数日前に予約したら、「相席になります」と言われた。八人がけのテーブルが二つに分かれているというもので、店内は混みあっている。料理は一品一品は少なめで単価はあまり高くしないという方針らしい。日本酒と焼酎も同じで、小さめグラスにちょいこぼしくらいの量で400円〜500円くらいの価格設定。いろいろ試すにはいいかも。……が、客に比してスタッフの人数が少ないのか、オーダーに時間がかかる。こんなちっちゃいグラスではもたないので、酒が届いたときに同時に次のを頼むというワザに出た。隣で真っ赤な顔で飲んでるオジさん3人より、間違いなくこっちの方が倍くらい酒が消えていたような……。最後は甘いモノでしめて、よく食べてよく飲んだ夜でした。やっぱり楽しいことがあるとストレスは晴れます。……かなり対症療法っぽいけど。

■グラス生ビール2〜3杯と、日本酒は「麓井」「金沢屋(+10の辛口)」、焼酎は「ダバダ火振(高知・栗)」「にこにこ太郎(←名前が気に入った/笑)」と……あとなんかもうちょっと飲んだ。レシート見ても思い出せない。なんだっけ。

8月5日(火)

先週、一緒に飲みに行った財務部のYさん(36歳)と私のメールのやりとり。

「金曜日はお疲れ様でした。それにしても新人さん二人は初々しくてよかったですね……ねえ、はるか(仮名)さん」
「そうですねえ…ってどうしてそこでわざわざ私にふるんですか」
「やあ、ちゃんと反応してくれてありがとう。しかし暑いね」
「暑いですね。ビールが飲みたいです。干からびそうです」
「ビール、いいなあ。はるか(仮名)さんの干からびたところも見てみたいけど」
「週末の5時頃にいらしていただければ、いつでも干からびかけた私が見られますけど」
「そう?いつ見てもかわんないような気がするけど」
「そんなの、月曜の朝出勤途上でもう干からびかけてるからに決まってるじゃないですか」

……週末はもうちょっと元気です。などとこんなアホなメールのやりとりを午後7時近くにしていたせいか(<今週は会社が人事が「残業しないで帰りましょう」と言ってる期間中……じゃあこの上司の段取りの悪さをなんとかしてくれ)、帰りの電車でひどい目にあった。
落雷と大雨で電車が遅れて混んでいる。この状態で乗りたくないので、わざわざ座れる駅まで戻った。ああやれやれと思っていると、地元から二十分辺りの駅に着いたところで「この電車は快速が止まっているため、当駅を終点とさせていただきます。ホームでお待ちください」……嘘!!!座っていたせいで最後に降りたら、ホームは人で埋まっていた。びっちりと端から端まで人。最前列の私など、あと半歩踏み出したら人身事故の主役になれそうな感じ。時々背後の人が身動きするのも怖い。やっと電車が来て(これもほぼ満員)、とにかく乗ろうと思ったら、車内から「すいませーん、降りる人いるそうです……
車椅子の方が」……ムリ。絶対ムリ。どこに降りるのこのホームの!!……奇跡的にその人が降りられたあと、乗り込んだ車内では、100キロ超級と思われるおじさんの腹に右手右足が埋もれた状態で10分間すし詰め(ほぼ満員の電車2台分+ホームで電車待ちしてる人が全部乗り込んだ状態)というステキな思いを。ああ早く帰ればよかった………くそう。

■休肝日。飲む元気もなく……

8月4日(月)

急に暑くなりました。夏本番。いや、8月だから当たり前なんですが……地下鉄通勤で暑さに弱い私には辛い季節です。めでたく酒が酒成分、いや主成分と認定(@秋芳さん)された身としては(<私のパソコンは常に学習している)、そりゃ夕方になるとへたばってくるのもわかるような気がします。暑いと蒸発するから。水分が。いや酒が。

土曜日に撮った写真を現像に出してたのが戻ってきた。その日のうちに仕上げてくれるのはいいのだが……む。思ったより高かった。40枚で「東郷元帥焼酎」より高いとは。<焼酎が安すぎるという気がしないでもない。しかし、自分的にははしゃいで撮ったのが見え見えな内容なのだけど、並べてみると
「三流軍事スパイ」みたいな写真……(役に立たないとは思うけど)。思いっきり名前が入ってる士官配置図(…この役職ってこれくらいの人がなるのね、ってのが見たかったもので)とか、当直士官とか日課などが書いてあるホワイトボードとか。人がメインで入ってるのは、私と佐々木さんが1枚ずつ……あと若い自衛官の男の子のがあったっけか(<ちゃんと断ってから撮ったけど。若いだけに「えー写真ですかぁ」と思いっきり笑ってます。警視庁前の警備担当さんとは気合が違いました……警察官さんは撮らせてくれませんでした。「じゃあ背景撮るふりするんで」と言ったら見て見ぬふりしてくれましたが。制服フェチっぽいな私…)しかしすれ違う人たちが皆シミひとつない真っ白な制服着てて感心。物品愛護が行き過ぎる、本末転倒だという話も聞かないではないけど、この夏の日差しの中、しかも海辺。その努力はすごいです。そして女性の制服、はじめて見たけど揃いの白なんですね。スカートで。白衣っぽい。この制服を考えた人は男だと思う。……下着透けそうな色なんだもの。女性の発想じゃないな。

■干からびる前に。エビスビール1本。水割り少々。
●芦原すなお『嫁洗い池』創元推理文庫 /ミステリとしては私は評価しない。警察はバーチャルだし(友達の刑事が年に5回も異動になる辺りで作者もリアリティは放棄したらしいが)、これは余程解剖する法医学者がボンクラなんじゃという例が散見。会話の軽妙さもウリらしいが、私にはほとんど語り手は躁状態としか。これが30歳前後ならまだ納得するけど、46歳とは(しかし作者とほぼ同年代らしい)。探偵は在宅台所探偵のおっとりした上品な奥さんなんだけど……ミステリとしては…うーん。ただ作中に出てくる郷土料理の数々だけは文句なく旨そうなのでした。帰りの電車の中でおなかすいてたまりませんでした……。

8月3日(日)

Libraryに1冊追加。<冲方 丁『マルドゥック・スクランブル』 ハヤカワ文庫

普段行かない地元のお祭りに行くと、久々に見知った顔と遭遇する(知らない顔とも遭遇する。高木ブーの姉と名乗る初対面の女性にビールを頂いてしまった…たまたま隣に座ってたというだけで)。幼稚園時代、うちの母と一緒にPTAやってた人なんかだと、私も会うのは5年ぶりぐらいだ。帰ってきた母の話によると、私と同じ幼稚園に行ってたNくんは、
1浪3留で大学を卒業したものの、うち1年間は家出して行方不明、戻ってきたときには麻雀で500万の借金をしょって帰ってきたという。はあ…何年も経つといろいろあるわけで。

「そうそう、あと『はるか(仮名)ちゃん、太ったんじゃない』とも言ってたわよ」

…ええ、何年も経つといろいろあるわけで。そんなこと自分が一番知ってます。ほっといてくれ。

■水割りと赤ワインのハーフボトル1本。
●冲方 丁『マルドゥック・スクランブル The Third Exhaust ―排気』ハヤカワ文庫 /他の本も読んでみようかなとネット書店で検索かけてみたら、きらきらしいイラスト付のジュブナイルか、上下巻各2,900円という解説にすら「読者を拒否してるとしか思えないボリューム」と書かれていたファンタジーしかなかった。…どうしよう。

8月2日(土)

「自衛隊、好きでしたよね?」…好き。なような気がする。佐々木その2さんが誘ってくださったので、はるばる横須賀まで電車に揺られて行ってきました。2時間半。ちょっと小旅行な気分。駅に降り立つとはっきり磯の香りがして、目の前が海。遠くに来た気分満喫。目的地は海上自衛隊の横須賀基地。ペリー来航150周年記念「よこすか祭」の一環として、基地を開放されるとかで。自衛隊……好きなのかどうかわからないけど、自衛隊ミステリは何冊かはまったしー普段入れないとこは入れるのって好きだしー。制服好きだしー(本音)。護衛艦の「はたかぜ」「むらさめ」「いかづち」だったかな?人員配置表とかが楽しくて写真取りまくり。魚雷って今は垂直に打ち上げて着水してから敵を捕捉するのねーとか、砲弾ってこんなにでかいのねーとか。せっかくだから記念写真。でも対比のタバコがないからビニール袋から出した空き缶で代用。「はるかさん、なんでそのチューハイの缶、プルトップあいてるの?」…気にしないで。

「いかずち」という艦は普段から客が多いんじゃないかな。船内の一角に「グッズ販売」とあるのを見てみると、雷のキャラクター付の帽子とかマグカップとかバスタオルとかが。これって名前からしてこの艦専用キャラなんじゃ。しかし販売担当が自衛官のおじさんたちで、手際悪いことこのうえなし。「……あたしに手伝わせて」と言いたいくらいの手際です。イベント会場での女の子たちの手並みを見せてあげたい(笑)。お土産に和てぬぐいを買おうと思ったら、「今きれちゃったんで下からとってきます」と言ったきり、その人は帰ってこない。しばらく待ってたけどしびれをきらせて「あの〜さっき頼んだんですけど〜」と近くにきた自衛官さんに頼んでみたら「あ、じゃちょっと確認しますのでちょっと待っててください、すみませんね」と。その人の胸には「飛行長」という名札がついてた。…しばらくして無事てぬぐいは届いたのだけど、退艦時にふと人員配置ボードを見てみたら、「飛行長 ○○三佐」とあった。…三佐。えーと。ここの艦にはいったい何人乗ってらっしゃるので。と訊いてみたら「196人です」とお返事がありました。うち佐官は6人しかいませんな。……頭下げさせちゃったよ。古処誠二の『UNKNOWN』とか読むと、すっごい偉いんだよね、佐官って……。

残念ながら売店はあいてなかった(基地内のampmは大混雑だった。ちゃんとパチスロ雑誌と成人雑誌も棚に並んでるのが印象的でした…)。シャッターの向こう、遠くに制服が見えるのにーいくらくらいか見たいのにー。こういう日こそあけるべきなんじゃない!?基地外の人が来る日こそさ!!と佐々木さんとぶーぶー言ってから基地を出て横須賀駅に戻る。お祭りだけあっていろいろ記念品が……あっあれは私が探していたけど一度も遭遇できなかった銀河高原ビール「日露戦争100周年記念バージョン(東郷元帥イラスト入)」!!…結局缶ビールと瓶ビールと東郷元帥イラスト入焼酎『東郷』(閉まってた基地食堂のショーケースを窺う限り、キープボトルはこれらしい…)と「海軍さんのカレー」を買ってかえった。キオスクのおばさんは「いいお土産ですよ」と言ってくれたが…マイお土産だから……。缶ビール、「日本海海戦百周年」という下に
「日露友好」とか印刷されてるのが白々しい感じです。しかもそれ2005年だし。あと2年間、これで売る気なのか…。

御飯食べてから「午後からお仕事なの」という佐々木さんとお別れして、せっかくだからとやっぱりお祭り関連で無料開放の「戦艦三笠」を観に行った。三笠は日露戦争のときの旗艦、東郷平八郎大将ほかの首脳が乗ってた船。…一人で来てよかった!!と実感。いや、ほかの人と一緒だったら申し訳なくて……もう展示品にはりつきまくり。あ、これってばあの人の自筆!!誰とかの机!!カメラ!!感状!!勲章!!軍服!!明治36年に出た日露従軍の陸海軍人番付表なんか、「きゃーこの人この頃まだこんな下の階級だったのね!!欲しい!!売って!!」というくらい。1人で戦史資料に1時間半潰せる女。用事なかったら三時間くらい堪能できそうな気がする。危険危険。名残り惜しいながらも資料ケースから離れて、タラップあがって甲板まで行ってみた。足元に小さなプレートがはめ込まれてる。へーこれが日本海海戦のとき、東郷が立ってた位置なのね……なるほどほんとに「先頭」に立ってたんだなと実感。……それはいいんだけど、戦艦とか古いお城の類って、階段の幅が狭くできていて。足が真っ直ぐ置けない。私は高所恐怖症ではないが、階段から転げ落ちて骨折したトラウマで、下りの階段が怖いのだ。……いやー(泣)。ここで転落したら
「戦艦三笠上で名誉の負傷」……いや。絶対いや。手すりにしがみついて降りたので、無事に帰りました。落ちなくてよかったよ。

また電車に揺られて地元に戻る。町内会のお祭りに顔を出し、福祉バザーでバランタインの12年を1,000円で手に入れる。昨年はナポレオンが500円というのがあったらしいのでちょっと期待してたんだけど。ま、こんなもんでしょ。

■缶チューハイ3本とビールが…缶で2本と瓶で2本とグラスで1杯。あとウィスキー水割りでちょっと。
●冲方丁『マルドゥック・スクランブル The First Compression−圧縮』 ハヤカワ文庫
●冲方丁『マルドゥック・スクランブル The Second Combustion−燃焼』 ハヤカワ文庫/ 全三巻のSF。面白かったのでこれは別に感想書きます。ウフコックがいとしくてなりません。

8月1日(金)


会社の先輩のところから「柏あたりの会」をやらない?とメールが来た。行きたいです。参加条件は「柏在住・在学・かつて居住その他なんか関連があれば」というものだった。顔触れみると……あれ、柏と関係ありましたっけ?「伯母が野田市に住んでる」……それ、隣の市だし。全然関係ないし。要するに飲めればいい会なのね。場所は先輩が手配してくれた湯島(「柏あたりの会」と言いつつ、柏からはだいぶん遠い)の中華料理屋「一片雲」。料理人が一人しかいないので、忙しいときにはなかなか料理が届かないのは難だけど、美味しい店でした。特に野菜モノが美味しい。中国茶も品揃え豊富で、料理に茶葉を一緒に炒めたりしているので、香りがとてもいい。小さな店だけど、内装もきれいなので女性向けかも。また行きたいな。話題もローカル(笑)で楽しかったし。

道々、のんびり会社から店まで歩いていく途中、企画してくれたIさんが「はるか(仮名)は最近飲んでるの?」と訊いてきた。飲んでるというのはどこらへんまでを指すのだろうと思いつつ、「外で飲んでるのは週1回とか2回くらいですかね……うちでビールとか開けたりはするけど」と答えたら「ふーん」。次に「趣味は?」と唐突な質問が来たので、しばし戸惑う。「はあ……読書と舞台鑑賞、かな」と言うと「なんだ、『お酒』っていうのかと思った」……そういう質問か。「いえいえ、お酒は私の人生の伴侶ですから」と答えといた。趣味というのとはなんか違うし。飲み歩くの好きだけど。

■生ビールを小さいジョッキで5杯くらいと紹興酒をロックで。1本は飲んでない。ラストは中国茶でしめてみました。ローズティーv香りが非常に高くていいです。ただ茶碗に直接、薔薇の花びらが入ってるので、ぺっぺと吐きながら飲むはめに。オススメは烏龍茶かな。聞香杯つきでセットにしてくれるので、ゆったりお茶が楽しめていいかも。