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5月31日(土)

浅田次郎いわく、業界用語で
「くすぶり」というのがあるそうだ。どこの業界かはよくわからない…ギャンブル関係なのかしら。とにかく何をやってもロクな目が出ず、運勢が超低迷状態にあることを言うらしい。とすれば、今の私はかなりくすぶっている。月曜、作ってもらったビーズのチョーカーが切れる。火曜、生理が来て貧血状態のなか、組合の作業で10時半まで居残り。水曜、主任が入院。木曜、胃痛。金曜、気に入っていた指輪をぶつけてスワロフスキーが欠ける。爪が割れる。そして土曜日。台風襲来。横須賀線が止まる。帰れなくなるとまずいので、午後は勉強会を中止にして京急で帰宅。…私の講義パートは午後の部だったので、来週補講をやらねばなりません……ほら、くすぶりだから…。ひとつひとつはちまちましてるんだけど(主任の入院は非常に困るが)、なんかもう、続くとすごくイヤな感じ…。

京急に揺られて品川経由で渋谷に三時過ぎに着いた。ほんとは三時頃に向こうを出るはずだったの……早退するって交渉するの大変だったの…いや、帰れないより遥かにいいけどさ。今日の予定は、Bunkamuraオーチャードホールで綾戸智恵のライブ。去年はマッコイ・タイナーのライブにぶち当たってました。毎回毎回どうして私の都合の悪い日に当てるわけ?と思っていたら「なんではるか(仮名)さんてそんな2ヶ月も3ヶ月も前から予定入ってるの」と逆に訊かれた。……舞台の先行予約とイベントの日程だけは、何ヶ月も前に入れざるを得ないのよ…というわけで、夏もその時期休み取るから。あとよろしく。

さて秋芳さんとトモロヲさんと渋谷の駅前で落ち合って、なんか食べるかと開店前の店に陣取って開店を待つ。店は「月の雫」…どこかの系列のはずなんだけど思い出せません。豆腐が結構揃っていて、ゴマ豆腐と枝豆豆腐と栗豆腐が美味しかったです……開店早々から結構混んでるのか、全然オーダーしても来なくて、私はほとんどグラス叩きそうになっていた。酒持ってこーい!!この店は非常に内装が凝ってて、私たちが通されたのは四人掛けの小部屋で、入り口の黒の格子戸がカラカラと閉められてしまうと「……軟禁?」そうかこれは酒が来ないからって暴れないようにという意味か!?「酒を与えないでくださいって感じ」……そうだね。動物園かここは。私の焼酎が届いたあとには目の前の二人の辺りで「炒飯持ってこい」という暴動が起きそうになっていたが、無事開演前に全部食べ終えて出られた。5時半過ぎに居酒屋を出る私たち…早。

綾戸智恵は相変わらず小柄で元気でした。ちっちゃーい!!一人で見てると全然判らないのだけど、バックで演奏してる男性と並ぶと一目瞭然!!なのに元気でとても45歳とは思えません。ベタベタの関西弁のトークもいい感じです。4日前に出たばかりのCDも、彼女にかかると「私にとっては……
在庫です。もうはよさばいてしまわんと!!」わーなんか一部の人には身につまされそうなトークだこと(笑)。でも楽しかったな。ちょっと元気をもらって帰れたかも。

■社寮で朝、残ってたチューハイを冷蔵庫に発見したので1缶。<「朝からなんか飲んでるよこの人」とは言われたが、そこで文句を言わせるほど私の社内における立場(主に酒の上で)は弱くありません。あと他の人たちが帰ったあとで片付けしながらちょっとお茶。私はそこでかなり濃い水割り飲んでたけど。あと「月の雫」で生ビールと芋焼酎「紅隼人」。帰り道でライチのチューハイ1缶。帰ってからレモンのチューハイ1缶。

5月30日(金)

異動が1日付なので社内が引越しでばたばたしてる中、なんとか講師と受講生を集めて終業後に会社の寮目指して出発。…なんか台風接近中とか言ってるんですけどー?どんどん空暗くなってるし。だいじょうぶかね。東海道線に乗って鎌倉を過ぎ(……会社の寮より私は鎌倉の寺巡りでもしていたかった…<こんな時間には寺閉まってるか)、逗子着。今日は飯食って懇親深めるだけなので、ラクだけど。
胃の調子がイマイチなので、ビールとチューハイと、ウィスキーはフォアロゼのブラックを誰かが持って来てたので氷を足してロックに。たまに水割り(……1:1くらい)にしてみたり。普段よりだいぶん水足してるはずなんだけど、結局布団までたどり着いたところで力尽きた。やっぱり体力落ちてる感じ……

しかしあれだな。若い子はいいなあ。と年寄りな感慨。いーなー、かわいーなー。うちも新人の女の子欲しかったよ…(<男はどうでもいいらしい)。22歳とかだと、私とはギリギリ小学校が重なるかな。32歳のM主任は「俺ともう10歳違うのか…」とショックの模様。自分と相手の世代が違うって実感するのって、同じ曲を聴いて「これって俺が○○の頃の曲だ」っていう話をしたときじゃないですかという話をしていて(恐ろしいことに、今の中学生って物心ついた頃には既にB'zがいた計算に…)、漫画の話になった。私は主任が持ち出すジャンプの漫画が全部わかったので「はるか(仮名)さんは同世代」と認識された模様。「よく『聖闘士☆星矢』わかるね」って…そりゃ私オタクだからさ……。『よろしくメカドック』もわかりますよ。次原隆二ってそのあと交機隊の話描いてましたよね。<でも主任には『メタルK』は通じなかったので、確実に私の方が詳しいと思われます、ジャンプ。『学園情報部VIP』『飛ぶ教室』『すもも』『くおん…』とか、あんまり言うとボロが出そうなんでやめましたが(笑)。
新人さんが「私、『スラムダンク』好きで全部読みました」と言ってたのを受けて、主任は
「ああ、でも女の子ってたいがい流川が好きなんだよな」と言うのに、「私は牧でしたけどね」とは言えなかった私。なんとなく。なんか言われそうで。だいぶん海南本には貢いだよ…「あんたの部屋で流通止まってるんじゃない」と言われるくらいには。

■ビールの中瓶が1本くらいとチューハイ1本。それにフォアロゼのブラックは……ボトル1/3くらいかなあ。あとちょっとだけオールドも飲んだ。

5月29日(木)

書類を届けに行って席に戻ってくると、上司と部長がなんか話してる。で、「あ、戻ってきた」とか言うので「なんですか」と訊いてみたら、「一週間前の会議慰労会で残ったお酒、結局どうしたのって部長が訊くから、はるか(仮名)さんが持って帰りましたって言っといた」……いいですそういうことまで言わなくて(<でも本当なのでなんと言われてもしょうがない)。しかも前回も持って帰ったし。
「飲み終わった?」と部長が訊くから「もうありません」と答えておいた。そう、確かにうちにはない。でも私、ろくにあれ飲んだ覚えないのよね……小人さんが飲んでしまったようだ。ところで私が今の部署に来る前からウィスキーがオールドだったので(<ケータリング会社に頼むとそれが出てくるから)今回もそうしたんだけど、常務が「これ好きじゃないんだよな」と飲みながら言っていた。……次回からちょっとグレードあげてもいいですか。せめてカティーサークかグレンフィディックくらいに。お墨付きってことで……

■休肝日。

明日は組合の勉強会で逗子くんだりまで出かけてきます。これが終わるとちっとラクに……明日が友達にチケット買い取ってくれと懇請された能・狂言の舞台の日で、狂言が野村万作親子で能の演目が「鉄輪(かなわ)」で、これのせいで行けなかったなんてことは別に気にしてませんけどね。ええ、全然。<超反語。

5月28日(水)

出勤してみたら、いつも私より1時間は早く出社してるはずの主任の姿が見えない。あれ。でも荷物はあるなあ…「あ、具合悪いから病院行ってくるってさっき出てったよ」はーそうですか。風邪かな。今日、送別会だけどムリかしら…と思っていたら、電話がかかってきた。
「気胸(<肺に穴が開く病気)って診断されたので、このまま1週間入院です」……そうですか…お大事に。当然、送別会は延期。いや、それは今度やるからいいとしても、来週の新人研修…ついに2人しかいないんですけど。5コマあるのに。まさか異動後3日目の人にやらせるわけにもいかず。わかりました私があと1コマ増やせばいいんですね?まだ自分の分の資料もできてないのに。去年は6人でやってたのに、なんじゃ今年は。で、あと主任が抱えてた仕事って…これも2人でやるの?あと3日で?今年、誰か天中殺なのか、うちの部署…?
異動していく上司は「気の毒に」ですむけど、残された私たちはもはや笑うしかないって感じ。「俺も病気になりたい…」とか呟いてる場合じゃありませんよUさん。「頼むから倒れないでよ」と私を不安そうな顔で見てるUさんに、異動していく上司が「わかんないよ、はるか(仮名)さん、よく風邪ひいて倒れるから」と笑っていた。……実はおとといから具合は悪いんですが(<Uさんがかわいそうで言えない)。

お昼御飯を食堂で食べながら、同期との会話。
「えーSさん、入院しちゃったの!?」
「そう。だから今日の送別会は延期……次来る人の歓迎会とあわせてやるよ…」
「ふーん。うちは機構改革あったから、解散会やるの今日。銀座でしゃぶしゃぶなの〜♪1人1万円のコース食べてくるよー」
「あーそーですか…あたしはせいぜい寂しく残業代でも稼ぐよ…」
「うん。いいじゃん、じゃあ今度Sさんが治ったら快気祝いってことで」
「そうしたらOさんの送別会でTさんの歓迎会でUさんの昇進祝いでSさんの快気祝いと…」
「盛り沢山だねー。あれ、はるか(仮名)ちゃんだけなんにもないの?」

ないな。……なんかそれはそれで悔しいな。なんかないかな。

いかんなー最近愚痴が多くて。こういうときこそ前向きになにか!!……とりあえず『蒲生邸事件』を読むためのニ・ニ六事件講座でも作ろうかな…<他に前向きなことはないのか私。

■休肝日。個人的には飲みたい気持ちでいっぱいなのだが、胃が痛い。……酒も飲めないなんて…天中殺は私か?
●都筑道夫『退職刑事3』創元推理文庫 /手近にこれしか本がなかったから…頭使わなくていいのでラク。

5月27日(火)

むー。終バスが終わっている。駅から家まで歩いたって20分くらいなんだけど、歩いてるうちに日付が変わりそうだったので、諦めてタクシーに乗る。賭けてもいいけど、明日の送別会、今日より1時間は早く終わると思うぞ……はよ終われ、組合の任期。あと四ヶ月…。

■素面で帰ってきて、悔しいので現在エビスビールとブラックニッカの水割りを。冷蔵庫で食べ損ねた夕食が冷えていた。くそう。
●北方謙三『水滸伝(十)濁流の章』集英社 /こいつがいつ死ぬかとはらはらしながら読んでると、さくっと別の人間が死んだりする。だいぶシビアな展開。原作知ってるだけに余計にふりまわされているような気も……。しかし北方御大、執筆量はすごいです(本の中身は時々「ん?」て思うのあるけど/笑)。これは連載だけど、2000年10月に1巻2巻が出てから、きちんとコンスタントに出し続けてるし。気がつけばいつの間にか二桁。打ち切りならともかく、読者から需要のある物語をきちんと完結させられるというのは、プロとして最低条件だと思うけど……作家名あげるのはやめておきますが(苦笑)。そして前の巻辺りから燕青が徐々に更正(笑)してきてるのが嬉しいです。原作、ほんといい男なのよ!!もういい加減、「寵童」「男色」呼ばわりはやめて……このままだといいとこ見せたと思ったらその戦でそのままさっくり死にそうで怖いです(泣)<原作では生き残った組だけど、北方水滸伝、その辺り予備知識が信用ならないから……。誰か北方版水滸伝の人物事典作ってくれないかな……<自分でやろうかと思ったけど、途中で力尽きそうだ。

欧米はだいぶん派手な広告がうてるという記事を読んだ。カナダでは、タイヤ会社のダンロップが
「ライバル会社と同じ名前の人が『ダンロップ』に改名したら25,000ドルプレゼント」キャンペーン中らしい。…日本だと「本田さんが豊田さんに改名したら」「松下さんが東芝さんに改名したら」てな感じかな。<日本だと法律上、ムリですが。約250万円てとこ?自分の名前を売り渡す値段として十分な価格かどうかは微妙だなあ……<でも昨年は「『ダンロップ』さんが『ダンロップ・タイヤ』に改名したらいくらプレゼント」というキャンペーンに4人が応募したとか。うーん。

5月26日(月)

入社したときからの憧れ。それは生理休暇。せっかく制度があるので、一度は取ってみたい。とはいえ、上司(男性)に電話をしなければならないので、流血と腹痛でうめきながらもつい普通の休暇で申請してしまうのだった。<電話切ってから「しまった…」と思う。
今日なんか絶不調で取るにはいい機会なんだけどな……血ぬけてるし。でも異動シーズン前なので仕事がつかえてて休めない…昼にハンバーグ食べたら、消化するのに血が下がったせいか、ほんとに一瞬目の前が暗くなった。…貧血?夕方、ついに目眩までしてきたかと思ったら地震だった。東京は震度3。職場のフロアが10階のせいか、だいぶん揺れる。東北は震度6だとか。……あまり大きな被害になってなければいいけれど。
ところでこの8日(うち3日は外食)ほどでわが家から消えた酒。ディーンストンの17年が1本。サントリーオールドが5分の4くらい。いいちこがボトル半分。日本酒「八鹿」四合瓶の半分。泡盛がボトル4分の1。缶ビールが7本くらい。チューハイが1ダース。そんなものかな。<なかに何故か私が飲んだ覚えのないものまで混ざっているのが不思議なところですが。……血も下がるか、そりゃ。血行、よくなりそうだもんな…

■エビスビール1缶。ブラックニッカの水割り。

金曜、一緒に接待出た人(というか上司だな)が、「土曜起きたら頭痛くて」と言うので、なんだ二日酔いかと思っていたら、「たんこぶができてて。そういえば、店で頭をぶつけたような気がするけどよく覚えてないんだよね」と言っていた。あら奇遇ですね。私も土曜の朝からずっと考えているんですが、有楽町から自宅までの経路がどうやっても思い出せないんです………帰巣本能で帰ってるとしか(<特技)。

5月25日(日)

libraryに『坂の上の雲』を追加。<一応、あんまり軍関係の本は入れるのやめようとは思ってるんだけど、司馬遼太郎だからいいかな〜と……。ところで、銀河高原ビールから「日本海海戦百周年記念ビール」というのが出ていると教えていただきました。デザイン見て爆笑。やっぱりこれ、ネタとして取り寄せておくべき?普通に売ってるのかこれ?見たことないぞ!?そして「平和祈念事業」と言われてもなあ…なんか微妙な説明文なんですが…。

家で取っているメルマガのなかに、ミステリを中心とした書評のがある。先日届いたそれには
「現在の積読本 878冊」とありました。ちょっと多くないですかそれ!?と言いたいところだけど、私もあんまり人のことは言えない……目の前の軍の資料だってあと100冊は確実に読んでないのがあるし、その他部屋に積んである本の数々……高校時代に買った森鴎外全集だって1/3くらいしか読んでないしなー。とにかく欲しい本が絶版になるというのはよくあることなので、一度気になった作家は一度に集める。で、集めると安心してしまう。悪いクセだなとは思っているのですが……そして積読本、ほんとに読みたくなったときには見つからない…ほんとにどこ行ったんだ、古処誠二の『ルール』…。

■昨日私が日中にヤケ酒したせいで、ビールその他缶モノが全部なくなった為、だいぶん減酒。先週渋谷で買ったディーンストンが少しだけ残ってたのでそれだけ……いい酒はさくさく進むのであっという間に消えます…。あとこれも秘蔵の日本酒『八鹿』。これが消えると本当の本当に手持ちの酒がほとんどなくなるというのに……。

●姫野カオルコ『バカさゆえ・・・。』角川文庫 /昔、AQUAっていう北欧のバンドが、バービーちゃんが「あたしのドレスを脱がしてさわって愛して」って歌う曲を出しておもちゃ会社に訴えられたという記事を読んだけど、それならこの本もタカラその他に訴えられてしかるべきかと…GIジョー×リカちゃん(しかもイズミちゃんが共犯)とか、矢吹ジョー×白木葉子のレイプとか。18禁とは言わないけど、R指定にはかかるだろうこの内容。同人誌を読んでいるようです…そしてツッコミがオタク。ヘンな本…。
●赤江瀑『鬼恋童』講談社文庫 /能の世界を舞台にした「阿修羅花伝」を引っ張り出してくるついでに読了。短編が非常に濃密なので、1冊読んだら小休止。こちらもそれなりにぶつからないといけない重量感のある世界なので。相変わらずの絢爛たる言葉の数々に脱帽です。…能、今週観に行くチャンスあったのに。行きたかったなあ…。

5月24日(土)

libraryに1冊追加しました。古処誠二の『分岐点』です。

朝、起きると頭痛がしていた。酒?酒のせい?
えーと昨晩は……店で手洗いに立ったら向こうの会社の人が増えて席が移動してて、しかも空いてる席は日本語わかんないイギリス人の隣だったから、日本酒を注いでもらいながらものすごい怪しい英単語を並べて……うわ、絶対あれ文章になってない。ていうかその前に舌まわってないし。何話したのかも覚えてない(どうやら名刺交換はしたらしい…)。穴があったら入りたい、ていうか
思い出すと切腹したいくらいの気持ちに。思い出すとイヤになるので、飲もう!!飲んで忘れよう!!きっと飲んでるうちにこの眉間の頭痛もわかんなくなるはず……多分。こうして問題を先送りにしていくのだなと思いながらチューハイの缶を開ける私。英会話学校でも行くかなあ…(涙)。

●しかしイヤな記憶はチューハイくらいでは飛んで行ってはくれないもので、結局日中にチューハイを3本とエビスビールを2本空ける。ついでに夜は焼酎に移行。日本酒は今日はやめよう。ところでこないだ私が残業で稼いだウィスキーが見当たらないのですが、どこに行ってしまったのでしょうか……
■高橋正衛『二・二六事件 「昭和維新」の思想と行動 増補改版』中公新書 /こないだ宮部の『蒲生邸事件』を読んだときに、資料として名前があがってたので、ああそういや持ってたなと(<前の読み終わる前に本買うのやめようよ…)。なんかこの本、心情的にはだいぶん青年将校側びいきっぽいな…統制派好きの私はあれは単なるテロだと思ってるので、時折り違和感。

5月23日(金)

長い一週間がようやく終わろうとしている金曜の朝。出勤してみると、上司が「はるか(仮名)さん、今日の夜って空いてる?」と訊いてきた。はあ、別に予定はありませんが。「今日行くはずだった飲み会、風邪引いてて俺、具合悪いから空いてたら代わりに行ってくれないかなと思って」 それは別に構いませんが……でも
「じゃあ戦力としてはるか(仮名)さんに行ってもらうから」ってのはどういう意味ですか。確かB社ってこないだランチのときに「ビール飲みたい」って駄々こねたとこ(しかもちゃんと飲んだ。道理で経費処理したとき、頼んでたコースより高いと思ったよ)……どーいう意味の「戦力」なのか、大変気になるところなんですけどー?

しまった、「空いてます」と答える前に、面子を訊いてからにするんだった……

有楽町のガード下の「大衆居酒屋」と看板に書かれた「新日の基」という有楽町電気ビル前の店(<向こうの行きつけの店らしい。安いし、魚美味しかったし。思いっきり内装は和風な割に客もスタッフも妙にインターナショナルな店でした…日本語べらべらのイギリス人に日本酒の説明してもらった…)に着いてからの感想。こっちが3人、向こうが3人。うち2人はロンドンから来てるイギリス人。てことは、共通言語は英語ってことだな?しまったー(悔)。でもさイギリス人っていっても、この人たち全部日本語わかってるよね?だいたい「アジってなんて言うんだっけ」「ヒラメは」「コハダって」ってのが全部英語で返ってくるのよ!?全部理解してんじゃん!!(<日本語の会話のときも一緒に笑ってるしな!!)……一緒に行った二人は英語がちゃんと喋れるのでずっと英語で会話してたけど(偉い)、私は日本語に堪能なイギリス人に無理やり日本語を喋らせてました。私に英語話させるより、そっちの方が早いです。

「しばらく来てないうちにいろいろできましたよね、六本木ヒルズとか。行きました?」
「イッテナイデス」
「Sさんが昨日行ったのは、神田商店街でしょ」<向こうの日本人スタッフ
「それはまたえらく渋いところに…」
「スルメカ買イマシタ。オミヤゲです」

しかし、飲んでる最中に英語を聞くというのは大変です。どんどんわからなくなります。

・向こうが酒が入って喋りが滑らかになる(つまり英語がどんどん早くなる)
・店に客が増えるので周囲がどんどんうるさくなる
・聴いている私が(ただでさえヒアリングにかなり問題があるのに)どんどん酔っ払っていく

もー何言ってるのやら。とりあえず飲んでるときに聴く英語のコツは「他の人が笑ってるときに一緒に笑う」です。それだけできてればなんとかなる。<本日の教訓 ……ま、どうせ「酒飲む人」としての「戦力」だしな……。

■生ビール2杯とギネスが1杯とレモンサワーが2杯、冷酒の小瓶(180ミリ)を……2本は飲んだ、ような気がする。あまり思い出したくない。

5月22日(木)

メールで配信されてくるニュースを見ていたら、イギリスのブリストルに住んでいる夫婦が、「妻が若い時の美貌を失ったら10万ポンド(約1,900万円)を受け取る」という保険契約を結んで話題になっているという記事があった。夫がジョークでプレゼントしたもので、年間200ポンド(てことは約4万円弱)の掛け金を支払うという。夫は冗談で「年を取って太ったりしたら別れる」とか言ってるそうで、美貌を失ったかどうかを判定するのは、夫の同僚など10人だとか。妻によれば太る気も保険金を請求する考えもないらしく、じゃあ掛け金は単なるムダ遣いなんじゃないの?という質問には「だって、私たちの結婚はそんなものより価値があるの」……
一生やってろこのバカ夫婦。と思うのは私だけじゃないと思うんだけど、この保険、微妙……判定者が同僚ってのも微妙だし…あ、でも同僚なら「おまえの奥さん、ブスになったな」とはなかなか言い辛いから、保険会社としては別にいいのかしら……「こんな保険、引き受けるのってどこですかね」という話を職場で言ったら、全員に「そんなキワモノ引き受けるのはロイズに決まってる」と断言されました。やっぱそうなのか……ねえ、キートン。(<@『マスターキートン』)

●休肝日。飲む前に力尽きました。

仕事で和英辞典をひいていて、ふと眼にとまった単語。「しっぽり濡れる」……英語では
「make gentle but passionate love」……それでいいの?いいのか?なんかわかるようなわからないような……というか、これは和英辞典に載せておく必要がある言葉なのだろうか…。

5月21日(水)

幸いにも酔っ払って役員にウィスキーぶちまけるようなことはありませんでした。<役員会議の慰労会

忙しすぎて、酔っ払ってるヒマなんかないし。やっぱり女性1人(ていうかヒラ1人)はムリがあるよ……水割り作ってビール補充して空瓶片付けて水とってきて氷足して。我ながらマメだ。学生時代、先輩に「ホステス向き」と言われただけのことはある(<「色気はないけど」ってのは余計ですN先輩)。水割り作ってるとき「そんなもんじゃない?」と役員に言われたので、その濃さで作り続けてたのだけど、自分で飲んでみて「色ついてるだけの水じゃん…」いいの?こんなもんで?<自分の分だけこっそりウィスキー足しました人。前回はこの3倍くらいの濃度で作ってたよ私。
営業の役員には名指しでビール注いでもらったし、社長には「ちゃんと飲んでる?」と言われたし、財務の役員には「財務の飲み会来る?」と言ってもらったし、「はるか(仮名)さん、ずいぶん名前売ったね」……ええ。仕事以外のとこでね。やっぱり会社デビューも失敗したなあ…(ある意味、成功したのか?)
残った酒は「はるか(仮名)さん持って帰っていいよ」と言われたので(<うちの部署、私以外全員酒が飲めない)、本日私が残業で稼いだもの。サントリーオールド(5分の4くらい残ってる)と「いいちこ」が半分くらい。残業代もついてるんだけど、現物支給もたまにはいいか。

■ビールちょっとと水割りちょっとと日本酒ちょっと。あとオールド少し<家で飲むときは水入れない。

5月20日(火)

6月。それは人事異動の時期。

私は残留でした。上司は「お世話になりました」と晴れやかに営業部異動を告げた。…あっ、逃げたなっ。うちの職場は金融なのでお役所が数年に一度、巡幸に来る。それがやってくると、それはそれは大変らしい。そしてうちの部署はその窓口だ。そろそろ来るぞ来るぞと言われ続けているので、誰もが「それが来る前に異動できますように」と念じていた。…ちっ。抜けられたか。<なんで私より後に来た上司が私より先に異動していくのだ……

でもプロジェクトの途中で、リーダーを持っていくのはやめてくれないかな……。ううう、あと十日でどう引継ぎをしろと?あっ、来月半ば〆切の原稿、書いてから異動してってくださいねーーー「え、俺書かないよ、だってもう次の部署にいるから」とか意地悪言わずに(涙)。あーあまったくどうしましょう。ところで明日は年に二回の役員会議です。終了後に慰労会で水割り作ってきます。男女比26:1。三十代以下私だけっていう面子でね。さーて悪酔いしないようにせいぜい頑張りますかね。「なんじゃあの異動は」とか言って役員に水割りぶちまけたりしないように。はあ。

■ディーンストン。そういや水割り作る練習しようと思ってたんだけど、もったいなくて水でなんか割れないわ……
●南木佳士『ふいに吹く風』文春文庫 /お医者さんで芥川賞作家らしいけど、はじめて読んだ。端正で藤沢周平のエッセイにも通じる淡々とした文章が良いです。微妙におかしくていいなあ。いらいらしてる時に、落ち着くような気がする。やっぱり朝出勤するときは、会社行く気分がそがれる本はあんまり……。

5月19日(月)

……週末は遠いなあ…<3日続けて夜に舞台観てるから(自業自得)。
会社で届いた郵便を分けていたら、小切手入りのがあった。異動してくる前の上司宛になってるけど、営業部に持っていかなきゃいけないやつだ。いっくらっかなーと思ってあけてみたら……この紙切れ1枚で私の年収6年分以上かー……上司に「営業行くまでに遭難しないように(※営業部は私の部署の3階下)」と送り出されながら、しみじみ。まあこれ持って逃げてどうなるわけでもないしね。人生売り渡すのに十分な値段じゃないし。この瞬間だけははっきり眼が覚めました(笑)。

■ディーンストン17年。この調子だと、私が週末を迎えるより前に瓶は空になると思う…
●古処誠二『分岐点』双葉社 /ミステリではなく「文芸作品」と帯には書かれていた。『UNKNOWN』『未完成』を期待するとかなり辛い内容。私が延々と読んでいるのは軍部の指導者たちの話なのだけど、その指示の最末端にいる動員された中学生の話。「なぜ13歳の皇国民は人を殺したのか?」という内容なんだけど……辛いなあ。

イギリスで発売前のハリポタの5巻が印刷所から盗難にあったという記事が出てるけど、今日見たニュースだと、容疑者が自白したらしい。どうも営利目的らしいけど。でも発売前に一刻も早く好きな本の続きを読みたいって気持ちはわかるよねという話をしていたら、「そうだね、今ならまだ夏コミ新刊に間に合うし」と友達が言ってた。…いや、それはなんか違うと思う。

5月18日(日)

高校時代の友達から、同じクラスだったSちゃんのフラメンコの発表会があるんだけど観に行かない?と誘われたので中野まで出かけた。中野ゼロ。せっかくなので、中野在住の学部時代の友達を呼び出して御飯を食べる。…イベント会場以外で会うの、久しぶりだね…(なんだかなあ)。いつも行く店がランチ休業してたので、ふらりと中華料理屋に入る。「aa」という大阪に本店のある老舗らしいけど、結構安いし、旨かった。ランチなのに1時間以上粘り、生ビールを頼み、ついでに高粱酒(※50度)を頼んだら氷が入ってたので「ストレートって頼んだのに」と友達が突っ返してくれたり(…ありがとう。さすが長い友達だけあるわ<私が飲んでても止めるだけムダだと理解している)。しばらくブロードウェイを放浪した挙句、Boy's Love雑誌のバックナンバーを読みに押しかける。……すごく面白い帝国海軍本を出している人が連載している四コマの為に…。ネタがさりげに時々連合艦隊が。<でも『Be●st』読んでるお嬢さん達の世代に
「木口木平ラッパ手は死んでもラッパを放しませんでした」っていうネタは無理だと思う…。

友達の家で暴虐を尽くした挙句に、中野ゼロに移動。しかしなぜこの線路脇の道は、道ばたにペガサスやらヘラクレスやらの像が並んでいるのだろう……夜に見るとトリ(鷲?)の像の眼は赤く点滅していた。怖いです。いったい何の意図が……?首をひねりながら歩いていくと、だいぶんホールは盛況だった。なんで友達の発表会観るのに3,500円もかかるのだと思っていたけど、これはかなり大掛かりだな。結構有名な教室らしい。

感想。「フラメンコの衣装は目立ったもん勝ちだ」……最初の踊りがいきなり三十人くらいのやつだったんだけど、上から見てると全然衣装の色に統一感がありません。原色系が多いのはともかくとして、どうして
黄色と黒のドレスの裏地が濃藤色なの?とか、どうして紫のドレスに効かせ色として入ってるのが濃水色なの?そしてペチコートは深緑なの?とか、たまにシックな色合いの人がいるんだけど、そのドレスあと2列ひだを減らしてもいいんじゃ…とか。なんかもう、迫力。目がチカチカします。よく見ると衣装はノースリーブ半袖七部袖長袖、ひだの形もいろいろ、下にペチコートははいたりはかなかったり。身体にぴったりするのを作るにはオーダーメイドだろうから、形を選ぶのは楽しそう。そしてあの衣装は、意地でも偽でも胸がないと様にならない衣装だ…何しろ踊り自体に胸の谷間に扇を挟むのがあるくらいだから、そこは意地でも(笑)。男性もいたけど、やっぱりフラメンコはあの華やかなドレスのひだを持って踊らないと寂しい…ステップはよく見えるけどね。友達は趣味のいいドレスを着ていて、特にセピア色のシックなのがステキだった。でも…あのさ、そんなに勢いよくスカート持ち上げていいの?ストッキングははいてるけどペチコートなしで、見えそうなんだけど?と思っていたら、終演後、「あーあれはねえ、楽屋に戻ってみたらペチコートが置いてあってさー。履き忘れてたの。道理でスースーすると思ったよ」……おいおい。写真、取りまくってたぞ客席から。しかし前にも来た友達の情報によると「あの衣装、オーダーメイドで一着二十万くらいするらしいよ」…マジ?Sちゃん、今日3着着てたよね……?

ラストは全員で踊ったので、多分六十人くらいの曲。色とりどりの衣装とステップとカスタネットの音とで、ものすごい圧巻でした……私はニ階席からだったけど、目の前で見たらすごいだろうなあ。。。

■生ビール1杯と高粱酒1杯。帰りに御飯食べたので、カプリチョーザのハウスワイン白をカラフェで。あと帰ってからモルトの封切ったので、ディーンストン17年を少々。

5月17日(土)

木曜の夜、知らない番号から携帯に電話がかかってきた。セールスかと思いながら出てみると、学生時代のサークルの後輩Kで、つい先日入籍した私の先輩と同級生を祝う飲み会をするという連絡だった。別に祝うのにやぶさかではないのだがね。どーして君らはいつもいつも2、3日前にしか連絡してこないんだよ…週末の夜なんか、予定入ってるっての。じゃあ行けたら行くから、店の予約は誰名義か教えてと言うと「多分GさんかHさんかKさんか……」なんでそれすらわからないんのよ。と訊くと「ついさっき、『決まったから名簿見て電話連絡しろ』と命じられたばかりだからです」……社会人としてその計画のなさもどうかと思うが(かわいそうなK…)、それより問題なのは、「予約時間は
午後6時半から11時半までです。あ、どうせあの人たち始発まで飲んでますから、何時からでも参加できると思いますけど」……あたしの同期+先輩ってことはもうみんな三十近いよな……いつまで学生飲みする気なんですかあんたたち。いったん顔出したら絶対始発までつきあわされるのが目に見えてるのでパス。

私が飲み会を蹴った先約の予定は、NODA・MAPの『オイル』。先行予約でやっと取った一万近いチケット蹴るわけには参りません。午後6時に谷口さんと待ち合わせ、無理やり酒の河内屋にモルトを買いに行くのを付き合わせ(ゴメンよ)てからBunkamuraシアターコクーンへ。おやロビーに大倉孝ニ(<『ピンポン』出てた俳優。私観てないけど、アクマ役だっけ?)がいる。さすが野田秀樹。席は二階席だけど真正面でなかなか舞台見るには良いかも。開演ギリギリに藍里さんも間に合って、三人で並んで見た。

以下はネタバレかつだいぶん私の政治的心情が出ている感想なので、OKな人は文字反転でどうぞ。
『オイル』というタイトルが「石油」という意味と「老いる」という言葉を掛けているというのはなにかのインタビューで知っていたのだけど、出雲=イズラモ神話(マホメットが出雲に来ていたという、青森に「戸来(ヘブライ)村」があるからキリスト誕生地説とどっこいな説)をベースに語られるのは、出雲の国譲り神話と日本の1945年の終戦が重ねられるのに加えて、広島長崎に落とされた2発の原発に対する報復としての2001年のWTCツインタワーへのテロが語られるから。なるほどだから出雲=イスラムなのね。WTCテロから一年少々を経て、あの事件が演劇として昇華されてきたなというのは、最近貰う舞台のチラシでも感じる(<新宿黒マントの佐高信とか。観たあと立ち直れなさそうだったのでやめたけど)。そしてアメリカの参戦を招いた日本の南仏進駐の原因がそもそも石油をはじめとする資源不足を打開する為だったことを考えれば、このタイトルは意味深長。

「広島長崎の原爆からたった1ヶ月しか経たないのに、どうして笑ってガムを噛めるの?コーラを飲めるの?その思いに時効はあるの?忘れてしまえるの?」という松たかこ演じるヒロインの非常にまっとうな台詞は、「だからアメリカに復讐しなければ」という民衆を煽るプロパガンダと化していく。最初の「もしもし神様?どうして天国はあの世にあるの?」と電話に向かって無邪気に話しかける彼女の姿はどこかおかしい女の子でしかないのだけれど、ラストに至って同じ台詞が繰り返されたとき、その台詞はひどく重い意味をはらみ、そして彼女の叫びは本当の狂気へと姿を変えていく。それを笑えないなと思うのは、私の中にその台詞に共感できる部分があるから。NODA・MAPの舞台を観るのは四本目だけど、そのなかでも一番リアルタイムで(WTCのこと、そしてイラクとの戦争のことも含めて)政治性が高い内容だったなと思う。<それはまた、私が今、日本の敗戦に至るまでの歴史をしきりに読み続けているせいで感じることかもしれないけれど。

出演している俳優としては、今回は女性陣が出色。古事記の台詞をきれいにきかせた小林聡美の発音の良さと、軍国少女から一転してアプレDJとしての軽い女の子の役を非常に早い台詞をまったく噛むことなくこなした山口紗耶加。それにどんどん正気を踏み外していくヒロインを演じて最後に明らかに正気からはみだしてしまった哭き声をきかせた松たかこ。<昔舞台で見たときはお嬢さんの役でつまんなかったのだけど、今回のはよかった(…ってそれ95年の『ラ・マンチャの男』…古すぎ!!)。あと野田秀樹。出てくるなり勢いあまって舞台から転がり落ちてましたが(あれは…演出じゃないよね)、跳ぶは跳ねるはで、ちっちゃいのに妙に身体性高くて気になりました(笑)。コトバ遊びのレトリックの複雑さが理解できてない部分はたくさんあると思うけど、1時間50分、堪能した。値段だけのことはあり。脚本まで買ってしまった。

終演後、どこかで御飯食べようとのぞいた店は結局いっぱいで入れなかったのだけど、順番待ちしてた男性二人が「なんでイズモがイズラモなんだろう…」と呟いてたのがおかしかった。確かにあの話、古事記の国譲りだとか「トヨアシハラノ(中略)ミズホノクニ」が日本の古名だとかがわからないと意味わかんないかも……特攻に行きたくなくて脱走したヒロインの弟の名前が「ヤマト」なのは戦艦大和にかけたものだし、彼が電話をかけているという産業奨励館って、今の原爆ドーム…爆心地ってことでしょう。多分私も見落としてることがたくさんあるので、脚本読み直してみたいと思います。おもしろかった。

結局夕食は以前来たときはいっぱいで入れなかった「凡」という店に。<店の階段の盛り塩が非常にきれいで気に入ったのでリベンジ(笑)。ちょこちょことつまみを頼み、最後にうどんで締めた。水菜系のおひたしとかが美味しかった。日本酒がちょっと高いのは難点だけど、悪くないです。<「春浪漫」という酒が2合で2,000円もしたので諦めた人。

■家でチューハイ2缶。開演前にエビス1缶。店で日本酒が越後の「武乃越州」2合徳利と岐阜の「やんちゃ酒」2合徳利。あと家帰ってからエビス1缶。

5月16日(金)

会社帰りに、「Super Dance Battle 2003」というのを観に青山劇場まで行った。こないだ『スターダストin上海』で川中をやっていたバレエダンサーの西島千博がメインで出てます。でも私はむしろ
パパイヤ鈴木が見たかったような気が。あとBugs Under Grooveというヒップホップ系のダンサー8人のグループ(<SMAPとか浜崎あゆみとかの振付やってるらしい…)の総勢男性10人のライブ。1階席の端っこだけど真ん中より前だしいいかなと思ってたら、機材の関係で舞台の下手5分の1くらい見えない。むか。…でもそれを除くと十分楽しめた。

西島千博はむやみやたらと手足が長かった。でもって、パパイヤ鈴木はやたらと丸かった(<アフロだから頭まで丸い)。最初に並んだ時、遠近感狂ったのかと思ったよ……しかし踊る踊る!!タップはソロできれいに踊ってたし、側転もやってたし。2時間というもの「来留間先輩…」という感想が脳裏から離れませんでした(<身軽なデブ@『帯ギュ!』)。そして西島千博は……なんかヘン…。すごく動きはきれいだし滑らかだし技術はすごいんだけど、なにかヘン。10人で踊る時、他の人と同じ振付で踊ってるのに、微妙に動きがバレエ(<手足の振りが他より滑らかでちょっと大きいみたい)。そして『星屑』のときに「いったいあの謎の動きにはなんの意味が?」と皆思っていたあの不思議な振付は、ああいうものらしいですコンテンポラリーダンスっていうのは……今日もだいぶん不思議な動きしてました。途中にストーリーというかコントみたいなのがあって、合間合間に踊るんだけど、「ダンス刑事」という役ではトレンチコート翻してラーメンドンブリ(※容疑者にあげるカツ丼の代わり)持って踊ってたり。バーテンダーの役の時にはパパイヤ鈴木に
「マスター、自分のこと好きでしょ」と言われてて、会場が爆笑…みんなそう思ってるんだ…。ラスト、全員で踊るパートでは、くるくると回転しながら舞台を円を描くように跳び続けて……すごいと思いつつも「いったいこの人、どこまで行ってしまうんだろう」と思ってしまった。

Bugsというグループは二十代で、外見は「trf」の男性メンバーが8人いると思っていればいいです。途中で「ディスコ」ってテーマで3人くらいずつ組んでいろんなダンスを踊るシリーズがあったんだけど、まあよく動くこと。すごいすごい。あんな高くよく跳躍できるよと感心していたら、最後のテーマは「チークダンス」。会場からパパイヤ鈴木と目があってしまった女性がステージに引っ張っていかれて、8人中1人選んでチークダンスを踊るというコーナー。そこでは8人とも黒尽くめ、で選んでもらうまで髪をかきあげたりしてる姿はどう見ても歌舞伎町にたむろしてるホストみたいです。…喋ったらそうでもなかったけど。でも1人だけ黒髪の子がいて、顔小さくて短髪で、彼はちょっと好みでした。私が選ぶならあのコがいいな〜。私の中の零っぽいイメージです(笑)<@『戦闘妖精雪風』

やっぱり人がよく動いてるのって、観てて楽しい。素直に感嘆。チケット代だけのことはありました。

ラスト、10人が全員で客席の通路を駆け抜けていくという構成があって、すぐ4人くらい先を西島千博が走っていた。私のいた辺りに笑顔で手を振っていったとき、つい
「なんでこの人、こんなに無意味に楽しそうにハンサムなんだろうな…」と思ってしまった。いや、本当にハンサムだと思ってるの。でもなんか褒めてるとは思えない感想………あの笑顔だからキャスティングが川中だったのかしらと思って、微妙に敗北感に襲われた帰り道。

■チューハイ1缶。<最近のお気に入りMercianの『本絞りチューハイ』。ジュースみたいな味だけど…
●宮部みゆき『蒲生邸事件』カッパノベルス /再読してみたら面白かった。多分、細部の意味がわかったから。別に感想書こうかな。気力があったら、「『蒲生邸事件』を読むためのニ・ニ六事件講座」も作ろう……(課題)。

5月15日(木)

会社の帰り道、古本屋に寄って新書コーナーを眺めていたら、少年ジャンプだのマガジンだのの漫画のノベライズを集めた一角があった。<『SLUM DUNK』とか『Harem Beat』とか『金田一少年の事件簿』の類。そのなかに八神ひろきの『G-taste』のもあって、へーこんなんもノベライズになってるんだと手に取ってみた。ま、結局のとこフェチっぽいポルノだよな。文章書いてるのは
「セクシーファンタジー・ライティングスタッフ」とあった。…なんじゃこりゃ。要するに匿名希望ってことか?と思って後ろの著者紹介のところを開いてみたら。

「セクシーファンタジー・ライティングスタッフとは、『小説現代』『歴史小説』『小説新潮』などを受賞した若手作家と、『ティーンズハート文庫』などでシリーズ小説を書いている作家の集団です」

とあった(※確か雑誌名はこの辺りだと思うけど…違ったかな?)。これってさ……
「賞取ってもこんな仕事やらないと食っていけません」って意味だよねえ……作家で食っていくのって大変だ。

■チューハイ1缶。あと本当にちょっとだけ底に入ってるウィスキーと焼酎の残りを処分。

宮部みゆきの『蒲生邸事件』を読み返している。「あれって2.26事件が背景でしょ」と言われてそういやそうだったなと。借りて読んだ単行本でも、宮部作品はたいがい文庫落ちしたら買ってるのだけど、これは手を出さなかったのはなんでだっけと思ったら、途中までの主人公に非常にイライラしたからだっけ…と思い出す。今回、冒頭からだいぶんつっかかって妙に時間がかかってるのは冒頭の蒲生大将略歴の辺りで「明治9年生まれで陸大在学中に日露戦争が勃発ってことは……陸士(=陸軍士官学校)何期あたりだ?」とか指折り数えてたりするせい……。
さらりと人名がいろいろ出てくるけど、初読の時はわかんないまま私が飛ばした辺りだな。しかしこの浪人中の主人公、「東條英機って誰?2.26事件て何?」と言ってるのですが、いったい彼は何学部を受験しているのだろう…まさか日本史選択ってこたないよな。というか、東條英機という人名はすでに常識の範囲ではないのだろうか……とふと電車の向かいにすわって大声で騒いでる茶髪のカップルの顔を見て…ムリかも。<「サイジョーヒデキなら知ってる」とか言われそうだ…。

5月14日(水)

大学時代、高村薫の『マークスの山』を読んでいて、加納が手紙に「白髪が何本増えた」とか書いているのを見たときに「んなもん1本ずつ数えんなよ」と思った覚えがある。…が、なんとなく最近気持ちがわかるようになってきたわ、加納(義兄)。1本ずつとは言わないけど「あ、増えてる」ってのはわかるもので。抜いてしまえばよさそうなものだけど、年齢のあまり変わらない美容師さんに「白髪も染めれば1本には違いありませんから!!」と大変含蓄のある言葉で断言されてしまうと、抜くのもなーうーん。という感じ。昔、川端康成の『山の音』を読んだときに、1本白髪を抜くそばから2本生えてきて、むきになって偏執的に抜いていくうちに髪がなくなって地肌が腫れあがって…という怖い話が載っていたので、気分的にもあまり抜きたくないのは確かなんだけど(<子どもの頃に読んで、微妙にトラウマらしい)。でもなー気になるんだよなー……なるほど、多分加納もこんな心境なのね、きっと。

■缶チューハイ1本。
●梶尾真治『黄泉がえり』新潮文庫 /これ読んでる最中に、今日が身内の祥月命日であることを思い出しました。危うく忘れるとこだった。薄情な自分を反省して、花代奮発したので許してください(芍薬、重かったよ…)。という弁解は置いておいて、なんだか奇妙な本だなという印象。どうして死者が黄泉がえるのかという点に力点を置いているせいか、淡々と話が進んでいく。クライマックスもかなりさらりとしている。涙腺緩いので外で読んでてどうかなーと思ったけど、私的には杞憂だったみたい。映画は泣けるらしいけど。そっち見るかな。

5月13日(火)

毎年うちの部署に人事から「研修やれ」と命じられるのが8月。それも2週目。次こそは夏コミ初日にひっかかるんじゃ〜と毎年ヒヤヒヤしてたのだけど(<他に心配することないんですかはるかさん)、今年は研修カリキュラムが変わったせいで6月になったらしい。これで心置きなく8月は休めるわ!!しかし問題がひとつ。

「…1人足りない」「足りませんねえ…」

研修のお題は5つあるのに、人は4人。去年は同じコマ数で1人余ったのに……(ちっ)。しょうがないので私が2コマになりました。とほ。そしてもっと問題なのは「じゃあ一番得意そうなヤツを」と上司が割り振ってくれたお題、どうして私、3年連続この部署で研修の講師してんのに、また初めてのヤツなの…?(<一昨年も去年も今年の2コマも全部違うやつ…5コマしかないのよ?)。うう。しかし私が割り振っても多分同じ結果だな。しょうがない……去年の資料を流用させてもらって…と思って、主任作成の資料を見て困惑。大作過ぎて私にこれで説明しろと言われても……この時間のない時期に、私がこれを勉強するのとイチから資料作るのと、どっちが早いのか…微妙…。

■焼酎。「綾」v
●吉田満『提督伊藤整一の生涯』文藝春秋 /まともな文章だ…(<超貴重)。対象(=戦艦大和と一緒に沈んだ司令官)が好きというより、著者が好き。代表作『戦艦大和の最期』の文章が好きなので。冷静になって読んでみると、やっぱり「軍人の思想」への理解については私とだいぶん温度差があるけど、文章自体はやっぱり好き。……ていうか、他の軍関係の資料がだいぶん読みにくすぎ…。でもこの人の「いとしき最愛のちとせどの」で終わる奥さんへの遺書はいいです。本当に好きな人に言ってもらうなら、そこらのハードボイルドの台詞より、私はこっちの方がいいな。

この秋、イギリスに
アルコール度数23度のビールが上陸という記事を読んだ(※ビールは大半が6度程度。ワインで15度くらい、焼酎も軽めのなら25度程度)。<米デラウェア州のドッグフィッシュ・ヘッドという醸造所の「ワールドワイド・スタウト」というビールらしい。えー飲んでみたーい。でもなー。アメリカの売価が12オンス(=341cc)で10ドルってのがなー。1缶1,000円てことよね。うーん、でも1回くらいなら…。

5月12日(月)

リンクを1件変更しました。<久賀郁生さんのサイト「Chasing Dragon」が統合により「IK2」へ。
Libraryに1冊追加。<乙一『暗いところで待ち合わせ』

うちの会社の場合。インターネットを見るには自動的にフィルタリングがかけられて、アダルト関連やゲームのページは見られないようになっている。システム部が規制の設定を変えたのか、先週の半ばまでは普通に見られていたここのサイトのBBSが、突然に「このサイトは規制されているため、アクセスすることができません」と表示されるようになった。理由は
「ギャンブル」。……なぜ?なんで掲示板で「ギャンブル」?思い当たる理由としては、「管理人の人生がギャンブル」ということくらいしか思いつきません。なんで突然開かなくなってしまったのやら…真面目に仕事をしろというお告げだろうか<会社でゲームはやらないけど、時間内に本は買いまくってるしな…

■2日で焼酎を1本強飲んだ程度のくせに軽い二日酔い気味になったので、今日はおとなしくビールだけ。2缶。(エビスと生黒。<やはり「生黒」は好きじゃないらしい)…と思っていたのだけど、もう在庫ないと思っていた海軍本をダメモトで5月のイベントで訊いてみたら「ありますよ」と言っていただけて、今日届いた。わーい♪それに出てきた米内光政が実に美味しそうに日本酒を飲んでいたのを見て、思わず友達に送ってもらった虎の子の「八鹿」という大分の日本酒の箱を開けてしまった。つい。羨ましくて。出来心で。…しかし平日に、日付が変わってから封を切るのもどうだろうか私……(仕事、溜まってるからちゃんと出勤するけどさ…)。

今日の記事。私の携帯もカメラついてないけど(ていうかまだモノクロ…)、別にここまで見栄はらなくてもいーなーと思う。

5月11日(日)

「こんだけ何冊も読んでるとさあ…」
「は?」
「たまには違う話が出てきてもいいような気がするのよね…ここらへんで勝ってみるとかさ」
「そりゃムリなんじゃないの?伝記なんだから。そこで勝ったらIFものだよ」
「うん、わかってはいるんだけどね…」

歴史ジャンルにはまったのは確か4回目か5回目くらいかな。学生時代、友達に言われた会話を思い出しながら本を整理してみる。米内光政の伝記、8冊もあってどうすんだか。<でも新撰組なんかは何冊も読んでると面白いんだけど。沖田総司が子連れの未亡人と結婚して子持ちになる話とか、芹沢鴨を惨殺したのは実は妾を取られて怨んでた菱屋の主人だって話とか、いろいろあったし。が、さすがにここまで時代が近くなると、資料が残り過ぎてて無理だろうな、やっぱり。
ダイソーの文庫本袋には約15冊ちょっと入る。単行本袋なら8冊くらい。この袋に今せっせと軍閥の資料を詰めている。現在の状況。文庫本6袋半、新書が半袋。単行本が4袋強。……間違いなく130冊以上はあるな(<文庫本4袋くらいは私が買ったんじゃなくて親の本棚から来たやつだけど)。よく書店で本買うと「速読」の案内が入ってて、「そんな1日に本が3冊も読めたら、本代がかかって仕方ないじゃん」と思ってたけど、今くらいはやっとけばよかったという気になる。…いつ読むんだこれ。

■ビール2缶とチューハイが3缶。焼酎はお気に入りの宮崎の『綾』(麦焼酎)。口当たりがいいので、つい進んでしまう…
●司馬遼太郎『殉死』文春文庫 /乃木希典の明治天皇への殉死を描いた短い話。どこかで見たタイトルだと思えば、昔うちにあった新潮社の日本文学全集で読んだんだな確か。『関ヶ原』と一緒に入ってたんだっけ。<ヘンな組み合わせ…。これだけ単体で読んだからわからなかったらしい。『坂の上の雲』読み終えてようやく意味がわかった。
●仁木悦子『凶運の手紙』角川文庫 /仁木作品といえば明るい作風が持ち味だけど、時々さらりと胸を突くようなオチがついている時がある。多くはそれは「どうやって生活するか」といういわば貧困に根ざしていて、このあとの彼らはどうやって暮らしていくのかと思わせる。この辺りの生活感は、今の新本格には決して見られないリアリティ。…このところの私は、新本格への反抗期に来ているらしい。大学時代はあんなに夢中になって読んだのになあ。

5月10日(土)

夕方、近所の鮨屋のカウンターにて。隣は母親と小学生くらいの男の子の二人連れ。
「ねーねーおかあさん、これって目にいい?」
「目にいいのはブルーベリーよ」
「なんだ違うのか…」
彼が手にしていたのは、アサリの味噌汁だった。そうだね、だいぶん違うね……ていうかリしか合ってないよ。

■昼に本の整理をしながら延々と飲み続けていたので、朝からチューハイ2本と焼酎がボトル半分。そこから鮨屋で生ビール2杯とレモンハイ飲んで、あと帰ってから焼酎をちょっと。眠い。
●司馬遼太郎『坂の上の雲(八)』文春文庫 /ようやく読破。たかが8冊なのに、なんでこんなに時間かかったんだろう……ああやっとこれで「旅順攻撃司令部のバカ」と罵らなくても済むのね、と思ったら、「本棚から出てきた」と父から児島襄『日露戦争』全8巻が来てしまった。…またイチから旅順攻略を読むのか…辛いなあ。

5月9日(金)

年に2回の役員会議が再来週なので、細々と準備をしている。そのなかに終了後の慰労会の手配というのがあって、ケータリングの依頼を出すのに、上司のハンコをもらった。
「あれ、ウィスキーは?」
「それは持ち込みです。業者に頼むと高いから」
「ふーん。前回何本だったっけ?」
「前回の実績は1.5本ですね」
「え!?そんなに飲んだっけ?」
「………」
「………」<誰かがなんか言わなきゃいけないような雰囲気。
「え……っと、私も飲んだから……かな……」

大変失言だった模様。<上司と主任にはウケたけど。「はるか(仮名)さんが飲んだらそりゃなくなるよね」ってひどい…確かに余った0.5本は私が持って帰ったけどさ〜。ていうかずっと水割り作ってた私が手元にウィスキーボトル置いてたから……0.5本分くらいは私が会場で飲んだかもしれないけど……「いいよ、はるか(仮名)さんがいるから、今回も2本準備ってことで」と大笑いしながら上司がハンコ押してくれたので、2本買ってきます。どーせ自分が飲むと思えば、ウィスキーのグレード上げたいな〜なんて………オールドからいきなりモルトにしたらマズいかな…。

■休肝日。
●有栖川有栖『スイス時計の謎』講談社新書 /読みたくて読んでいるのかもはや定かでないような。むしろ別れた男の近況を聞くような惰性に近い気も。へーあの人結婚したの。ふーん、そう。みたいな。ミステリとしての出来は何も云わないけど、表題作に微妙にミステリ作家としての迷いみたいなのがあって、ふっと物悲しい気分に。昔は好きだったんだけどねえ…。

5月8日(木)

こーのー役ーたーたーずーっ!!!(<心の中の叫び)

結局ボーナスはやっぱり一昨年実績で10%カットになった……組合の説明会が終わったあとで「こことここがおかしいと思うんですけど?」と給与担当の交渉委員に訊きに行ったら「わかってるんだけど、怒らせたらモトも子もないし」という返事がかえってきた。…だから「うちの組合は弱腰」だとか社長にまで言われるんだよ…4日も残業拒否させたくせに、全然交渉結果は改善されてないじゃんよ!!という内心の台詞は口には出さず、でも顔には出てたかも(苦笑)。部署に戻って上司と仲良く憤懣をぶちまけて帰る。……腹立ったので、馴染みのバーテンさんの顔でも見て帰ろうかと思ったけど、先立つものが減らされてるかと思うと、それも気分が萎えるわ。あーあもう。

来年は絶対組合の仕事、辞めてやる。ほんとにもう。<勉強会の原稿、手直し中。

●司馬遼太郎『坂の上の雲』(七)文春文庫 /やっと日本海海戦直前までたどりつきました。最初に日露海軍本を買ったけど、この人たち名前が書いてないから誰が誰かわかんないや……と読み始めたのに、日本海海戦が全8巻中8冊目だとは思わなかったので、長い道程でした(<やっと人が判別できるように)。『鬼平犯科帳』と同じサイズの字なのに、どうしてこんなに読むのに疲れるんだろう…(妙に体力いるよこの本)。

5月7日(水)

「どうせ残業できないんだから、飲み会設定しちゃったよ.〜。じゃーね、お先にっ」という同期の女の子を見送る。いーなー私も帰りたい。明日も残業しちゃいけないと指示が出たので、皆で溜息つきつつ、職場に荷物を取りに戻る。これから組合の勉強会の打ち合わせ…<会議室は確保できたので、ジョナサンは避けられたけど。部長が「明日もなんかやるの?」と訊くので「また残業拒否しろって指示されました」と答えたら
「なんだ、つまんねえな。全ストとかやれば迫力あるのに」……そんな自分の首絞めるようなこと、誰もやりたくありません。しかし人事担当役員(=私の部署の部長)にこんなこと言われてるようじゃ、回答状況がマシになることはないと思う。ならせめて残業させてくれ……。

■休肝日。

5月6日(火)

出勤してしばし考え込む。
「えーっと、先週の金曜、最後に何してたんだっけ……あ、有価証券報告書の原稿か…」
すっかり連休ボケしてます。あと歴史ボケ?ただでさえ脳内キャパ少ないのに、「日露戦争」と「太平洋戦争末期フィリピンの陸軍」と「沖縄特攻の大和他連合艦隊」の本を平行して読んでりゃ、人名もそりゃ誰が誰やら……<微妙に内容が近いところが余計混乱を招いてる様子。まさに脳内群雄割拠といった状態。
しかも今、会社は春闘の最中なので、残業しちゃいかんと組合から指導が…中途半端なところで仕事が終わるから落ち着かないったら。もー。しかもまたボーナスは昨年同水準の模様…と聞くと聞こえはいいが、要するに一昨年対比でまたカットってことだよな。回答状況がよろしくないので、また明日も残業できないそうです。ちえ。しかもアホらしいのは、定時になったら職場を出なきゃいけないので、組合の仕事すら社外でやらないといけないこと…またジョナサン…むー。あそこ、ビール(というか酒全般)まずいからイヤなのに…。「どうせファミレス系ならせめてプロント」を主張してみたが、「あの店薄暗いから却下」と言われてしまった。きっとまた明日もジョナサンなんだわ。とほ。

■ジョナサンの生ビール(<妙にマズい)1杯。現在、エビスビール1本。
●司馬遼太郎『坂の上の雲(六)』文春文庫 /指令官が運に頼ってばかりじゃ困るけど、あまりに運がなさすぎるのもどうかと…。<参謀長1人目、超無能。2人目、戦場着く前に列車から転落して重傷、後送。3人目、着任するなり黄疸で寝たきり。連隊長は脳溢血。これが史実だというところが……どうして日本、勝てたんだろうなあ(不思議だ)<乃木希典軍。

5月5日(月)

昨日買ってきた本を読んで一日が終わる。さすが歴史スペースだけあって、字がみっちり〜。あまりに歴史考証が面白かったので、全然わからないくせに買ったナチス・ドイツ本とかあったりして、真剣に読んでしまった。…でも私、このジャンルはムリだな〜だって名前が全然覚えられないから(痛)。ちょっと興味のある人たちはいたけど…。<SSのNo.2(当然アーリア系の美丈夫)が対立してる部署の提督とものすごく仲がよくて、組織同士は潰しあってるのに、個人的にはしょっちゅう押しかけてたそうで。何しろその小柄で温和な老提督が引っ越しちゃうと、追っかけて同じ通りに引っ越してきて……って、それは単なるストーカーじゃないのか?と首をひねったりして。ここらへん、誰か友達のツボにはまるんじゃないかとなんとなく思った。
非常に面白い海軍本を買ったのはいいんだけど、うーん私は中央の海軍省と軍令部の辺りばっかり読んでたから、こっちの艦隊側はわかんないんだよな〜あ、でもこの資料面白そうだな〜探してみようかな〜…って、まだ買う気か私。こんだけ本を買っといてなんだけど、いったい私は何が楽しくて買ってるのか。カップリングは早々に諦めたし(<「萌えココロがないからね、はるかさんは」…そうなのかなやっぱり)、文章は今のところ書けそうもないし。するとあとは「知らないことを知るのってたのしーなー」っていう、ひたすらに知識欲の問題なのかしら…まあ、勉強の基本ね。どうしてそれが会社では活かされないんだろう…(敗北感)。さっ、明日郵便局に振込みに行かないと。

■缶ビール3本。おしまい。
●安岡正隆『人間将軍山下奉文 「マレーの虎」と畏怖された男の愛と孤独』光人社 /やっと読み終わりました。なんか妻の妹が語る「義兄は実は私を愛していたんです」という愛の記憶って、びみょーだなーと思うのは私だけでしょうか…だってハーレクインみたいなんだもん(時々いたたまれなかった)。イベントで買った本にこれのパロディ、ないがしろにされた奥さんの嫉妬の話があって、こっちの方が読みやすかった(苦笑)。しかしなんでこんな中途半端な時期で終わるんだ?と思えば「第一部・完」って…ジャンプかよ!!あ、著者もう死んでる!!ちょっと続きは?このあとは?オチのわからないハーレクインロマンスなんて、のぼりかけたハシゴを外されたようなもので、すっごい気持ち悪いんだけど。。。

5月4日(日)

起きなきゃ…イベントだし…とごそごそと冷蔵庫を開けてみたら、エビスビールを発見。ついうっかり空けてしまい、ますます早く行く気がなくなる自堕落な朝。…ま、どうせ今日は独りだしね〜ゆっくり行こ。
着くなり速攻で歴史ジャンルを一周し、BDスペースへ。秋芳さんに「なんかいい本あった?」と訊かれて「いや、まだ歴史ジャンルしか回ってないから」と答えたら、「それでそんだけ抱えてんの!?」と驚かれた。…そーなの♪意外に本がありまして。ほほほ、幸せ。秋芳さんの友達の森野さんが甘粕正彦大尉が好きというので、スペースの端っこで熱く陸軍について語って、秋芳さんに生ぬるく憐れまれていたような気がする。…いいじゃん、好きなんだから。どこら辺が楽しいのかは、自分にもようわからんけど。
BDスペースをまわってから、逆裁スペースに移動して待ち合わせ。もう金ないから、この辺りは回れないけど(笑)。撤収してから、ちょっとお茶してから御茶ノ水へ。今日は関西から来た人たちと飲みに行く日なので。面子は藍里さん、芳倉さん、佐々木その2さん、のえさん、あびしさんと私。…が、神田・御茶ノ水という前提条件では、土日祝はほんとに店が開いてない(<ここらへん、サラリーマンと学生しかいない街だから…)。結局、チェーン店になってしまいました。ゴメンね〜。とセッティングした『東方見聞録 かくれ伽』だったのですが、名前でだいぶんウケて頂けた模様…(これで「かくれが」と読みます。「かくれとぎ」じゃないです。…そうか、私はあまりに見慣れすぎた名前だったので、気づかなかったよ…)。ま、いいか。日曜とあって、混んでいるときなら2時間制限なのが、実に6時半から10時まで居座りました(笑)。
他の人たちがホテルに帰るというので、もうちょっと終電まであるからとついていく。二段ベッドのホテルっておもしろーい。いいなー。「ベッド余ってるよ〜」という誘惑に屈しそうになりつつも、今日私、スズメお世話当番なの…餌やりの為に帰らなきゃ…ちっ、両親が法事でさえなきゃ。と唇を噛みつつ、終電で帰りました。今日はとりあえず乗り過ごしもせず、スズメもちゃんと生きてました。よかった。

■朝ビール1缶飲んで、「かくれ伽」で生ビール2杯と日本酒は「一の蔵」とあとなんかもう1杯。焼酎が「紅隼人」(<「やっぱりね〜はるかさんならそれを絶対頼むと思ったわ、名前からして」と言われた銘柄)が3杯。これはサツマイモの味がして美味しかった。あと黒糖のとか2杯くらい焼酎飲んで、あとホテルでビール1缶とチューハイ1缶。…あ、私このビール代払ってないような気が。今度払います…。

5月3日(土)

もともと休みの日が祝日でも別に嬉しくないのよねーとぶつぶつ文句垂れながら美容院へ。とれかけたパーマをかけなおしに。さすがに8年も通ってると、長年の顔馴染みの美容師さんたちも遠慮がない。気楽でいいけど。あらまた新人入ってる。そんな時期か〜。

「ああ、うちの会社も新人来ましたよ、だいぶ年違うのが。私も二十歳より三十路の方が近くなっちゃいましたしね。ここ、十九から来てんのに」

「はるか(仮名)ちゃんなんかまだいいでしょ。私なんか、今年入った新人、ついに一回り違うのよ」
「Hさん、いくつでしたっけ」
「あたし?三十三。子どもいないし、働いてた方が楽しいからいいんだけどさ」
「そーですよねー。私も働かないと自分の飲み代稼げないし。え、新人さんて何年生まれ?」
「あたしですかー?1982年です」
「じゃ、今年21歳かしら。私が75年だな」
「あ、私が70年ジャスト。よかったーとりあえずはるか(仮名)ちゃんとは一緒だ」
「私、昭和50年なんですけど、それよく言われますよ40年代の人に。『年代が違うとショック』って」
「そのうちさー、職場に2000年生まれの子とか来ちゃったりするんだよ」
「それはショックもなにも、もう世紀からして違うでしょ(笑)」
「ん、その頃私いくつだ?まだ働いてるのか?あと20年後?」
「えーあたしはそんな働きたくないですー適当なとこで仕事やめますー」
「だって働かないと、自分が遊ぶ金も手に入らないんだよ?遊べないよ?」
「え、じゃあお金稼いでくれる人探しますーがんばりますーそんないつまでも働いてたくないし

「ちょっと聞いた、はるか(仮名)ちゃん」
「ええ、まだ試用期間中の割に大胆なコメントでしたね…」<採用3ヶ月未満。
「ねー近頃の若いコと来たら、どう思う?」
「……ってことはもう私は『若いコ』の中には入ってないってことですね…」
「あれ、はるか(仮名)ちゃん、久しぶりー。ずいぶん髪伸びたね。女っぽくなったけど、なんかいいことあった?」
「ぜんっぜんっ!!なんにもないです。言っときますが、男もいませんからね前回と同じく。相変わらず酒は飲んでますけど」
「そんだけ酒飲んでて、合コンとかないの?」
「どこの世界に、『これ氷入ってるんだけど取り替えて』とかウィスキーつっかえす女を呼ぶ合コンがあるんですか」
「ダメかしら」
「ダメでしょう」

…だいたい、現在心のアイドルが50代(<しかも
100年前の。ただいま日露戦争周辺の本読んでます)って女が合コン行ってどうするよ。
そういや数ヶ月前、珍しく他社の同世代の男と話が弾んだと思えば中身は戦国武将の話題で「マニアでしょ」と言われ、学生時代は夜中にサークル合宿で二時間薄暗いリビングで男と二人っきりだったのに、話題が
「日本書紀における出雲国の位置づけ」でした。<彼は手が早いので有名だったそうですが、彼が熱く語っていたこの話題を振られたのはサークル内で私一人だけだったようです(まあそりゃそうだろ)。ある意味、「この話題をふっても大丈夫」と見込まれてたといってもいいのかもしれないが。…やっぱ合コンは無理だと思うわ、M店長…。

■ブラックニッカをボトル半分。あとビール1本。
●司馬遼太郎『坂の上の雲』(五) /これが書かれたのはほんのニ〜三十年前だと思うのだけど、「有名なナントカの歌」と書かれているのを見るたびに「私はそれ知らないや」と思う。こういう記憶って、あっという間に失われるんだなというのを実感。そういや美容師さんが「今年の新人は小林旭を知らなかった」と嘆いていた。だいじょうぶ、私はわかります。ていうか、私がわかってもなんの意味もないのかもしれませんが。とりあえず同年代ってことで。

5月2日(金)

先日行った「台湾海鮮」が非常に接客がなってなかったので、一緒に行った女の子が腹を立てている。実は私も不愉快だったんだけど、他の人が先に怒り出しちゃうと、なんとなく先を越されたような感じ。「…というわけでHちゃんが怒ってて」という話を先日飲みながらしたら、かんさ部の人たちに「彼女は確かによく怒ってるよね、仕事の時見てると」と言う。そう?彼女よりよっぽど私の方が気が短いんだけどなあ……と言ったら、
「ぶちょーは怒っててもそれ、人に伝わってないんじゃないの?」と言われた。へーそう見えるのか。なるほど私は飲んでる時はたいがい機嫌がいいしね〜飲んでるときくらいしかかんさ部の人たちと接点ないしね〜(笑)。人からどう見えるかというのは面白いです。私、学生時代は同級生に「元レディース」とか呼ばれてたくらい気が短いのに……<確かにうちの地元、まだ時々特攻服のお姐さんたちいるけどさ。

ところで「こないだのIさん送別会の二次会の精算なんだけどさ」と言われた。はいはい。払います。いつもすいません。できれば
私が二次会に行ったことさえ記憶がないことは黙ったままでいたいと思います。<道理で終電になってたはずだよ……

■ブラックニッカ。経費節減。
●司馬遼太郎『坂の上の雲(四)』文春文庫 /無能な旅順攻撃第三軍司令部の参謀群を射殺したい気持ちに……伊地知、殺。合間合間にヘンな人がいるので、ちょっとなごむけど。この巻だと長岡外史。露軍が使ってる伝書鳩をなんとかしようとって、まず隼を捕獲するとこから始める人って…(<しかも隼馴らしてる間に戦争終わってるし)。これが参謀本部次長って…日露戦争の同人誌読むとどれも
「アホ」「お調子者」「運だけ人生」と書かれてるのがなんとなくわかるような…とりあえずこのヒゲはどーよ。このヒゲだけでも私は彼が気に入りました。ラブ。→さらにアップv

5月1日(木)


遅ればせながら、10000HIT超えました。どうもありがとうございますv

私の好きな『UNKNOWN』『未完成』の古処誠二氏が山本周五郎賞候補になっているらしい。めでたい。
めでたくないのは、私がその『ルール』という本を読んでいないことだ。確か銀座コアのくまざわ書店で、カオリちゃんが上京してきた時に買ったはず。あれが白昼夢じゃなければ。「でも〜太平洋戦争の時代だし〜南方の島だし〜よくわかんないし〜あとまわしにしよう…」と思って、それっきり。調べてみたら、どうやらルソン島での話であるらしい。今ならルソンの最高指揮官と参謀長、処刑された日時(<痛)までわかるのに!!<昭和陸軍でもっとも金つっこんだコンビ。一年前には想像もしてなかった事態だわ。しょうがないので部屋の単行本をひっくり返してみる。きっとこの中のどこかに……きっと……多分……(沈黙)。これじゃないし…これでもないし…あ、この本こんなとこに……なんだっけこれ(開けてみる)……
『安倍晴明 平安京のゴーストバスター』…誰よこんな頭悪いタイトルの本買った人。しかもこれ、大学の先生が書いたとは思えないくらい内容の緩い本だったっけ…(<なにしろ晴明を扱った漫画として『王都妖綺譚』まで載ってた)。なんか本探す気力が萎えた。また来週。

■休肝日。

久々に本を探しに新刊書店に行った。講談社ノベルスのコーナーに行くと、舞城王太郎という作家の特集になっているらしい。へー。名前だけ知ってるけど。これ背表紙、字のデザインが凝りすぎてて読めないんだけど……『九十九十九(つくもじゅうく)』?げ、これってば清涼院流水のパロ?見たら西尾維新って作家も「JDCがウンタラ」って帯のついた本出してた。いつから同人誌を書店で売るようになったんだ講談社ノベルス。ますますメフィスト賞敬遠。