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3月31日(月)

早いものでもう3月も終わり……そして年度末です。隣の会計とかが殺気立ってます。なんかうちも慌しいなあ。ま、私が忙しいのには「片付け」ってのもあるんですけどねー……書類や新聞が溜まる溜まる。ちゃんと平素から机の上はきれいにしようよ私……(溜息)。最近机、狭くって。

一期上の先輩が結婚することになったので、同期でお金を出し合って何か贈り物をしようということになり、「自分では敢えて買わないもので、なくなるものにしよう」ということになった。要するに高いシャンパン。……こういう案を出すのは私だ。だって食器の類は重なるしさ。場所取るし。これなら「記念日に飲んでください」って渡せるでしょ。せっかく隣の部署にソムリエもいるんだしv
なんかつける?という話になって、「バカラのグラスとか」とメールしてきた男がいたので、「昔、私バーでバカラのショットグラス割ったけど、同じやつが店で15000円だったよー<1個で。予算オーバーだって」とレスしたら、違う男が
「バーでグラスを割った…。そんな辛いことがあったのか…。」と書いて寄越した。ん、そら初回で行ったバーで(<『バー金魚』)で、いきなりバカラ割ったら辛いわよそりゃ。と思ったが、どうも文脈がおかしい。………ちがーう!!!別に私、酔っ払って荒れてグラス投げて割ったわけじゃなくて、服の裾ひっかけたんだよ!!!!人をなんだと思ってるんだか。

…その日、結局グラス代は払いませんでしたが、あのあとトータルで考えれば、グラス一個代くらい、余裕で完済してるものと思います。だいぶん貢いだよ……ひらひらの金魚に……(泣)。

■注いだら一杯しかなかったバランタインの残り。寂。
●杉本健『海軍の昭和史 新聞記者と提督』文春文庫 /久々に海軍の本を。朝日の記者で米内光政と親しかった人が、戦後三十年以上を経てはじめて書いた思い出の記というやつで、プライベートな思い出が書かれているのは面白かったけど、どうも「栄光の大朝日」的な文章が馴染めない。心情としては判るんだけど、どうもね。<確かに朝日は入社難しいらしいけど。六年前の就職難の学生時代、読売日経新潮と内定取った先輩が二年連続落ちたからなあ…とは言うものの、いまいち思い入れに同調できない私。

3月30日(日)

えーと。なんで私、こんなところにいるんでしょうか………(大困惑)。

学生時代の友達と待ち合わせして、シティに行った。てゆーか、過去何ヶ月間、全然予定あわせられなかったのに、ここなら確実ってのはお互いどーよ!?考えてみたら、うちの研究室、私らが初代なのに、3人中女2人が年季入ったオタク、残り男1人が仙人のように浮世離れした人でした…だいぶ不幸(<※教授が)。しかもジャンルは私が小説と歴史、彼女が芸能とWJとぜんっぜんあいません。最初は一緒に歩いてみたのだけど、諦めて別行動。唯一趣味のあうのがグッズで、本代よりもよほど金をつっこんだ挙句、その後の予定。

テニプリ祭り(死)。<コナミ主催WJ協賛、「青春学園庭球祭’03」@有明テニスの森。

「申し込んでたの忘れてたんだけど、チケットあたっちゃったから。一人で行くのやだから、強制連行するので」

え、えええー(<すごくイヤそう)。だって私、原作知らないよ?てゆーか、今朝の段階で「あの話って高校生?」とか訊いてるくらいなんだよ?なんであたしが行かなきゃいけないんですかそれー。私、最近の心のオアシス、五十代六十代なのに!!(<軍人さん)中学生なんかジャリじゃねえか、つか
年、ほとんど半分だっつの!!<痛
だいぶんブーブー抵抗してみたのですが、「拉致っていい?」と訊くから「ヤだって言ったらどうすんの」と答えたら「引きずっていく」と言われました……結局逃がす気ないんじゃん!!

BDスペースで「私、これからテニプリ祭りなんだけど…」と言うと
「姐御、ジャージ持ってきた!?」「ラケット持参しないと!!」「髪はねてないと校則違反だよ!!」「そんなバッグじゃダメ!!!『アディダス』って書いとかないと」「入れてもらえないよ〜?」………むしろ追い出してください。望むところです。勇者呼ばわりされて送り出されてしまいました。……ちょっとドナドナな心境。

結果として。えーとですねー……ゴメン、2時間の予定で、1時間までは頑張ったんだけど、そのあと今日買った戦利品読んでたのであまり記憶がありませんv3階の最後列だったしさ(<座席指定)。本日1サークルだけ発見した昭和海軍の本が気になってしょうがなくて〜(<大変お気に入りですv幸せ〜♪♪)しかし子どもよりどう見ても妙齢の婦女子が多い模様。カート引っ張ってる人も結構いて。そしてなんで頻繁に悲鳴があがるのかしら…大スクリーンに写ったって、アニメキャラじゃん…毎週TVで見られるよ?と思う辺り、だいぶ引いてます。周囲のお嬢さんたちもかなりボルテージ上がり気味で、隣でフリーズしてた友人と二人で仲良く浮いてた模様。感想@最近の声優は全然わかりません。A作者はだいぶ微妙な感じだった(シャツの胸、開きすぎです)。Bやっぱジャージ姿がそこかしこに…。C低予算なイベントだな……(3階にあがって、廊下に一人も案内スタッフがいないイベントって初めてだよ)。おまけにボイスメッセージカードを3つも貰いました。あたしにどーしろと!!!!

二人して低下したテンションのまま、大崎へ。ゲートシティでがっつり中華食って浮上してきたので、外のアイリッシュパブ「シャノン」で2時間ほど飲んだ。<なかなかよい店です。欠点はうちの常務が近所に住んでて、よく来るらしいことでしょうか…(※それは店のせいではありません)。しかしりんかい線が大崎まで来て便利になりました。値段高いけどねー(苦笑)。

■夕食時に生ビール1杯。あとパブでアイリッシュウィスキーが「パワーズ」と……あとなんか1杯。<知らないウィスキーの名前は覚えられません。「ソルティっぽい味わい」(<『約街』新連載記念で選んでみた/笑)割に、甘めなフレーバー。それと、アイルランドの焼酎?ポッツーンの90度をストレートで。なんかカラスミとかみたいな微妙にしょっぱい味わいが…焼酎というより、中国の白酒に近い感じかな。前来たときは品切れで70度のしか飲めなかったので念願達成v あとうちで昨日の残りのバランタインファイネストを少々。

3月29日(土)

…さ、寒いです。なんでこんなに3月末なのに寒いの…??

前日に「花見するんだけど、どう?」と社内メールがまわってきたので、神奈川くんだりまで遠征に来てます。寒いです。桜は微妙に咲いてます。というかあまり咲いてません。記念撮影した写真で桜が咲いてたら、いっそ心霊写真でかっこいいなあ、というくらいつぼみすら固い感じ。今年寒いよねえ。そして「飲む酒は持参」とあったので、ウィスキー(バランタイン)持ってきたら「誰、それもってきたの」とつっこまれました。私です。他に誰がいるんですか。でも
スッポン酒持ってきたKさん(結婚1年以内)よりマシです。つか、味見したかったけど機会逃しました。残念。そしてスッポン酒って「リキュール」なんですかね。ちょっと疑問。<日本語ラベルにそう書いてあったのよ。
その後、あまりの寒さに、発案者のMさんちに逃避。Mさんちは、マンション分譲のカタログのようなきれーなうちだ。ほんと、ドラマの撮影に使えそうなくらいきれい。……ああそういや私の部屋、いやせめて廊下の本くらいは片付けようかナ…歩けないしさ…。

夕方、それぞれ用事があるという女性陣が辞去するのにあわせて、私も帰る。せっかく中華街の隣の駅まで来たので、新作が入荷したという案内ももらったことだし、いつものアンティークショップまで出かけて、だいぶん格安でアメジストとシルバーの指輪ゲット♪そして前々から欲しい欲しいとずっと言っていたずっしり重いペーパーナイフが半額になったのでそれも購入。…そりゃあ酔っ払ってるからだいぶ気前よく支払ってみたり……痛。
その後、本来今日行くはずだった藤沢の親戚の家まで乗り継いで(<どんどん家から遠くなってるよ)宴会に最後だけ顔を出してみた。タケノコの煮付けなどつつきつつ、イヌとネコを散々かいぐり撫で回したので私は満足です。<酒臭い私のだっこに向こうはだいぶん閉口したことと思われますが。は〜幸せ〜ネコの重みv

■他の人が持ってきたワインを赤2種類と、手作りの梅酒(蜂蜜入れてだいぶん甘めv)。あと持参したバランタインのファイネストをMさんちで半分強。親戚の家に行ったら、バランタインの30年ものがあったので喜んでいただく。やっぱ私のお財布相応の安酒(<ファイネスト1600円也)とは全然味が違うわ〜vv…って、結局一人でウィスキーフルボトル1本近く空けてるってことだよなあ…そりゃ酔っ払うわけだわ。あとちょっと日本酒も貰ったっけ。

3月28日(金)

「今日は金曜日!元気に飲もうネ!」
「今日は組合の仕事やってから、一人晩酌かも。。。」
「お疲れ様…でもはるか(仮名)さん、一人晩酌もとーてーも絵になってるなってる。うん。」
「得意です<1人晩酌  ………………………(寂)」
「ガウン姿でブランデー回してたりして♪」
「いや、パジャマでウィスキー、しかもマグカップ・・・<てっとり早く」
「テキーラのビン飲みも似合うような・・・」
「それは・・・テキーラは瓶買いしないからなあ。<ビン飲みはするらしい 焼酎も得意です」

↑本日の先輩とのメール。だいぶ寂しい返事してます。テキーラじゃなくてウォッカならボトル買いとかしてましたけどね。<先輩、惜しい。しかも取りに行くのめんどくさいと、コップ省略(……。)してみたり。パジャマで焼酎片手にあぐらかいて『鬼平犯科帳』とか観てると、いい加減女やめたら?って感じ……こんな私に「今度またガールズ飲みしようよ!男禁で♪」と誘ってくれるゆーこ先輩ありがとう……ただ私は男がいよーがいまいが、飲み方は変わりませんからどっちでもいいんですけどね。

■初志貫徹?でジョニ赤ちょっと。あとビール1缶。

社内吊広告の1日おケイコツアーというのが気になったので『ケイコとマナブ』を買ってみた。<どーせ行きやしないのだが、見るのは好き。なかでも「個性派スクール大公開」というのが気になる。スポーツ吹き矢ってのも楽しそうだけど、一番光ってたのは
「魔女入門(理論編)」……「講師のカメリアマキ先生は、全米魔女協会認定の魔女!」……あるんだ、そんな協会が。これが池袋コミュニティカレッジでやっているということがある意味スゴい。しかしうちの地元のカルチャースクールにも、「忍術教室」があるからな……<あれも気になる。誰が通っているのかが。

3月27日(木)

4月1日付の人事の紙がまわってきた。去年2人も削られた割に、うちには補充がなかったので、上司は憤懣やるかたない様子。別に私は今のままでもそんな困らないんですけどね。経費処理とか結構好きだしさ。うちの部署、季節労働に近くて定型業務ってないのよね。新人の女の子に来てもらって何を頼むかってのもあるしねえ……それにうちに新しく女性が来ない限りは私は当分異動ないだろうし(<本音)。前に出しちゃった異動希望先が、今大変らしいので、できることなら先に延ばしたい。せめて今の管理職が代わるまでは。あの部署、人辞めすぎだよ。新人補充する前に管理職替えるのが先だと思うんだけど。毎回異動シーズンが近づくたびに不安でたまりません。ほんと。

■休肝日。
●都築道夫『退職刑事3』創元推理文庫 /現職刑事の息子が、退職刑事の父親に事件の話をして解決してもらうという安楽椅子探偵もの。母は「なんでこの息子、事件が起こったばかりなのに、家でビール飲んでるのかしら」と言っていたが、私はむしろ上司に「いいからおまえは帰れ」と言われてるような気がする。……そっちの方が解決早そうだから。

3月26日(水)

先週、飲みに行ったときに、焼肉の旨い店があるというので、あまり「待てしばし」のない私たちは翌週食べに行くことにした。それが今日。4人だけというのも寂しいので声をかけて、今日は男4女3でだいぶ華やかだ。<先週は紅一点が私という大変不幸な状態に…。店は茗荷谷の「和 KAZU」。塩タンも美味しかったけど、シメのテグタンおじやも辛くてポイント高し。何食べても美味しかったけど、時間が決まっている(それだけ混んでいるから)のと、座敷が掘りごたつでないのと、ちっと人数に比して狭いのだけがマイナスかな。しかし二時間制なのに、仕事が終わらなくてラスト三十分しか来られなかった同期のMちゃんは、残してあった肉を3倍速(当社比)で食べる羽目になった。気の毒に。あんまりなので二次会してみた。気づけば御茶ノ水の「千本同心」で11時まわってる…ちょっと長居し過ぎ?

……ところで「まいっちんぐマチコ先生」って、いったい何年生まれまで通じるんですかね……他の人たちは昭和45年くらいまでだと主張するのですが、私はそれよりだいぶ下だけど知ってるよ。といったら「そりゃぶちょーは格が違うから」……どんな格よ。

■生ビールを2軒で4杯程度。それに焼酎のウーロン割りを少々。作ってくれるならもうちょっと濃い目に、とひっそり主張してみたり。

3月25日(火)

朝、出勤途中にバスの窓から外を眺めていたら、梅が満開でした。…え。三月下旬なんですけど……そろそろ桜が咲いてもよさそうな季節じゃないんでしょうか。今年、寒いよなあ。
そういや昔、友達が「京都まで桜を観に行ってくる」といって旅立っていきました。こんな花満開の季節にいきなり京都行って、宿なんか取れるのかね、と言ってたら、土曜の夜行バスで京都に行き、日曜の夜行バスで東京に帰ってくるというハードスケジュールでした。「だから宿なんかいらないのよ〜」……って、そのまま月曜、出勤するの?若いって恐ろしいなあ…二十歳過ぎだからやれたんだろうけど。と、だんだん自分が年寄りになってきたことを自覚。よぼよぼ。

■ビール1缶。あと、かすめた(笑)ジョニ赤少々。
●加藤尚武『戦争倫理学』ちくま新書 /イラクとも開戦したことですし、ミーハーに。大学教授の本とはいえ、一般向けに書いた本なので、時折不穏当な表現(私も小林よしのり大嫌いだけどさ)とか卑近な例え(でも最近の人に大政小政石松って清水の次郎長一家のことだってわかるのかな…わかりやすい例かどうかは微妙)が多い。それは別にしても、哲学の立場から「なぜ戦争は規制されるべきなのか」という論点が整理されていて面白かった、ような気がする。時折論理が飛躍かなーと思うのは私が理解できんかっただけかもしれないですが。最後の反戦メールが、「死者の想念」という詩に帰着してしまったのは残念だけど。

この本のP.155に、アンヌ・モレリという人の『戦争プロパガンダ10の法則』というのが載っていた。
1.われわれは戦争をしたくはない
2.しかし敵側が一方的に戦争を望んだ
3.敵の指導者は悪魔のような人間だ
4.われわれは領土や覇権のためではなく、偉大な使命のために戦う
5.われわれも誤って犠牲を出すことはある。だが敵はわざと残虐行為におよんでいる
6.敵は卑劣な平気や戦略を用いている
7.われわれの受けた被害は小さく、敵に与えた被害は甚大
8.芸術家や知識人も、正義の戦いを支持している
9.われわれの大義は神聖なものである
10.この正義に疑問を投げかける者は裏切り者である

…大本営発表を見るようです。しかし最近もよくテレビで見る言辞が並んでますな。

この本読んで、極東軍事裁判で無罪判決を出したインド人判事の反対意見が面白かったので(<あくまで裁判の法手続きの無効を主張しているだけで、残虐行為がなかったと言っているわけではない)、引用出典は文庫本らしいし、買ってみようかなと思ったら、
上下巻で計4,200円とあった。…文庫の値段じゃねえよそれ。よく見ると、各巻850頁とか書いてあった。それって京極の『絡新婦の檻』とかより厚いってことよねえ…そんな文庫本って…1冊2,000円……悩み中。

3月24日(月)

出勤してみると「あのあとどこか飲みに行った?」「ちゃんと帰れた?」と訊かれた。「ちゃんと帰りましたよ。乗り過ごしもせず」……赤坂なら顔馴染みのバーがあったんですが、先立つものが……帰りに精算するときに「大きい額の現金は持って帰りたくない」と駄々をこねて上司に預けてきたのが私の最後の理性だったらしく。ほら、持ってたらつい飲んじゃうかもしれないし(<それは横領…)。ていうか盗られるかもしれないし。<経験則上(痛)。しかし十何年酒飲んできて私の得た教訓ってこの程度か。そして、領収書に至るまで上司に押し付けてきたのは、理性というよりむしろ酔っ払いの所業としか思えない……。そして地元の駅からタクシー乗って、ぽやっと寝てる間に曲がり損ねて料金が240円も上がってたことも、部署では内緒だ。<つか、初乗り料金で寝るなっての。

■一番搾り。ジョニ赤ちょっと。<ボトル、1/3くらい…。
●宇都宮直賢『回想の山下裁判』白金書房 /著者は山下大将の参謀副長を勤めた人。弁護側の手記だということを除いても、ひどい内容の戦犯裁判。『逆転裁判』以下の訴訟指揮。『逆裁』ですら、弁護人には反対尋問の権利があるよ(<そりゃ弁護ゲームなんだから当たり前)。伝聞証拠の採用供述、調書の反対尋問不可、開廷直前の訴因大量追加と呆れる他ない。<しかも戦犯と民事の業務上過失が同じ論理だと検察側が主張するに至っては。弁護側が法と自由を掲げて闘うのもアメリカの一面なら、検察側(マッカーサー含)のこの傲慢さも同じ一面だなーとテレビのイラク戦報道を見ながら思ったり。…別にね、日本軍の残虐行為がなかったとか、戦争責任の定義とはとか言ってるわけではなく、純粋にこの裁判の法手続きが不適切だと言いたいだけなんですが。どうもこの辺りは一緒くたにされてしまうので。……しかし探している資料はこれにも載ってなかった……そういや合衆国最高裁まで行ってるなら、探せばこの判例、大学にないかなー…英米法とっとけばよかったなー…(<だんだん熱意が空回りし始め)。

3月23日(日)

本を片付けろと怒られたので、ダイソーで買ってきたハードカバー収納袋に分別してせっせと本を詰めている。…横山秀夫袋とか柴田よしき袋とか五條瑛袋とか。結構あるなあ。そして軍閥の資料だけで単行本袋(<十冊程度入る)3つと文庫本袋1.5個分……えーと。私これいつから集め始めたんだっけ。やめててよかった公文式。これ、合計額が判ったら息が詰まるかもしれません(<払込記録を足せば額はすぐわかるんだけど)。怖。当分見なかったことにしておこう。そんな気持ちでせっせと本を詰めていたら、親父が「いる?」と文庫本の山を段ボール1箱分持ってきた。<賭けてもいいけど、親父はほとんど読んでないと思う。全部太平洋戦争関係の小説とか文庫本……どこ置くんだこれー(泣)。いらんとは言わないが。

■うちに一日いるとつい。日本酒が3合程度とエビスビール2本とジョニ赤がボトル半分くらい…。

ようやく『ロード・オブ・ザ・リング』の1をTVで観ました。いいなあアラゴルン。大変好みです。友人に「はるか(仮名)は貧乏くじ引くタイプの人が好きなんだよね」という言葉を実感する3時間でした……。

3月22日(土)

「文字書きさんに100のお題」というのを見つけまして、面白そうなのでコーナーを作ってみました。いつ終わるんだろうねえ(<他人事?)。最初の一話は何故か北村薫『夜の蝉』。女の子が書きたかったの。リハビリリハビリ。

酒飲んで昼寝して目が覚めると本が届いていた。ああ、こないだ買った山下裁判(<マニラで行われた山下奉文大将の戦犯裁判)の本。…って。だいぶ年代モノな気配。ぐは。また昭和27年刊かよ…だいぶ茶けてます。うわーまた全部旧字だわ……紙質悪。そしてやはり定価と地方価があった模様。私の乱雑なバッグの中につっこんで出勤したら、帰ってくる頃には表紙が取れてそうな予感でいっぱいです。こないだの巣鴨獄中手記も昭和27年刊だったなーと思ってふと気づいた。そうか1952年てことは、サンフランシスコ条約が発効した直後なんだな。それまで発禁になってた本というわけで……「獨立日本國民必讀!」という帯の辺りに気負いが感じられます。…今の対イラク戦の状況を見る限り、本当に日本が独立したのかもアヤシイくらいだけどな。

■残りちょびっとだけだったジョニ赤を勝手に確保。先週買ってきたシャーレス醸造所の白ワインを少々。甘くて美味しい。

●武藤章述『農業増産報國推進隊訓練講演要旨 國防國家完成の急務』農林省、農業報國聯盟(昭和15年刊) /買うまで一応3日は悩んだ本。ていうか抜刷り。これも1冊。
18頁しかなくても。…なんか納得いかねえ。しかしこの人、元文学青年だった俳人というだけあって、手記読むと非常に文章いい人なんですが……公務の講演会ということを差し引いてもこの「〜〜であります」調の文章はちょっと頂けません。この時代の公式発言ってだいたいこうだけどさ。と思ったところで気が付いた。この頃って、大将クラスでもズーズー弁気味な人結構いるのよね。要するにこの「〜であります」調の不自然な喋りって、吉原の廓言葉と一緒なんだな!!(<売られてきた女の子が訛ってると客が萎えるので、独特の「ありんす」言葉を作った)なるほど。ちょっとすっきり……とでも思わないとやってられませんことよ(<この本1頁当たり150円也)。
●鷺沢萌『酒とサイコロの日々』新潮文庫 /私は酒は飲むが、バクチはやりません。<人生そのものがかなりバクチ気味ということはさておき。麻雀も全然わからん。という人間に、ナチュラルに素の文に麻雀の牌の絵が並ぶエッセイはほとんど意味不明。でも人としてだいぶヤバい状態だということはわかる。登場人物も白川道黒川博行浅田次郎藤原伊織綾辻行人と知った名前満載だし。しかし『週刊大衆』読者に鷺沢萌の小説読む人がいるんだろうか…『大統領のクリスマスツリー』等を読んだあとだと別の意味で泣けます……
●司馬遼太郎『坂の上の雲(ニ)』 文春文庫/太平洋戦争末期の悲惨な状況を読んだあとだと、創設当時の陸海軍はだいぶのどかです…なごむ。この巻で一番ウケたのは、白馬は目立って狙われるから戦場に連れてっちゃいけませんと命令された騎兵少尉が、愛馬を染料で染めたという話かな。なにも
緑色に染めなくても……それでマジで閲兵式出てるしさ……しかも通ってるし……。

3月21日(金)

夜、近所の寿司屋に食べに行った。春になるとそこの店と常連さんで花見をするというので、呼んでね♪と念を押しに。私も顔に見覚えのある常連さんたちが五人ばかり来ていて、私にしてはたいして飲まなかった割に長居してしまった。自称・ジャニーズシニア(<というより松方弘樹似)のおじさまと仲良くなった。顔立ちは結構いいんだけど、だいぶ顎に肉がついてるわよと他のおばさま(結構年輩だと思うのですが、美人さんでありました♪)にからかわれて
「ダイエットは死んでからと俺は心に決めているんだ」と断言する彼。おお、同志。私もダイエットは来世でやろうと思っているの。いや、それじゃいかんのはわかってるけど。

……しかし私、こんなに五十代と馴染んでていいのか。

■家出る前からビール2本とジョニ赤をボトル半分くらい飲んでたので、店ではひたすらビール。「ビール頂戴」と頼むと瓶ビールが来た。次は生というとグラスが来た。あれ、ジョッキもあるんじゃん。じゃ次は生ジョッキで。だんだん進化する私のビールを隣で見ていたおじさんが「次は樽だな」と言い出した。生樽かよ。……奢ってくださるなら。

3月20日(木)

部署でうちあげに行った。最近ずっと風邪気味なので「体調だいじょうぶ?」と上司が訊くのに「だいじょーぶですー」と答えた。…嘘。寝不足のせいだと思うけど、酒飲む前から頭痛が…まーいーや、
飲みゃ治るだろ(<わかんなくなるとも言う)。年度末だし〜会議費ちょびっと残ってるし〜。足りない分は給料日にお金積み立ててたから(<しかも役職で傾斜)、金額気にせず飲めます。上司が「前に接待で使った」という赤坂の「すみやき料理 はやし」という店。目立たない雑居ビルの中なんだけど、内装が古い民家になってて、いろりがあって炭の上に置いた網で自分で鳥だの野菜だの肉だのを焼くという店。多分どこかから移築してきたのだと思うけど、梁がいい色に焦げたような色になってて落ち着きます。厠(<と、障子戸にでかでかと書いてある)の中も、お香が焚いてあって、戸の掛け金は?型の金属をひっかけるという…うわーほんとにおばあちゃんちみたい(笑)。結構いい値段のコースだったらしいけど、満足〜。日本酒も福島のウツミドリ?とか言ってたかな?メニューがないのでよくわからなかったけど、確かにヘンな甘みがなくて「無添加です」というだけの味でした。美味しかった〜vv

部署といっても4人しかいないしね。しかもまともに酒飲むのは私だけなので、あんまり飲み会とかしない。今まで「たまには懇親会でもするか」というと、必ず誰かが異動して、結果的に送別会になるというイヤなジンクスがあったのだけど、今回は無事終わった模様。会社の話などいろいろしてたのだが、せいぜい250人程度の会社なので、大半はお互いに顔はわかるので、噂などはつつぬけになるよねという話をしていた時、「そういや、はるか(仮名)さんがS原と飲んで、S原が負けたって聞いたけど」…
私はS原課長とは一度も飲んだことありません…「そうだよねー、前に飲んだことないって言ってたからおかしいと思ってたんだけど」……どこかで伝言ゲームが発生した模様。しかも私、勝っちゃったんだ…ははは…私は確かに強い酒は好きだが、別に酒がそんなに強いわけでもなく……多分負けるよ…。「女子総合職で社内で多分一番有名ですよ」と主任が慰めてくれたけど、別に嬉しくねえ…(泣)。

■酒を飲まない上司と主任は、多分二人あわせて酒はビール1本くらい。私はえーと…ビールが多分2本くらいと生ビールとあと日本酒が…4合飲んだかなどうかなあ(<次席がちょっと飲んでたから)。ただでさえ徴収が傾斜なのに、払いでも大幅な傾斜がついてる模様。ほんとすいません(汗)。

イラク戦争、国際ニュースのメルマガずっと読んでて本当に開戦するのかなと思っていたら、本当に始まってしまった。日本はアメリカの武力行使を支持している「らしい」ですが…非常に不本意。首相の開戦支持コメントは
「ブッシュ大統領は、この戦争はイラク国民を解放し、将来、豊かな生活を築くための作戦だと言っている。私もそう思う。私もこのブッシュ大統領の方針を支持する」というものらしいけど……ある国が他国の体制を断罪し、そこの国民を「解放する」という発想ってすごい傲慢じゃない?今、延々と昭和軍閥史読んでるけど、「白人支配からアジア民族を解放し…」てのは散々読まされた論理。この時代に大東亜共栄圏並みの台詞を堂々と聞かされるとは、いやはや年は取ってみるもんだわあ(<反語)。装備は近代化したから、さすがにこれほど悲惨な(<「飢餓」という意味でね)ことはないと思うけど、少し前線の戦争の記録、読んでみたらいいと思うわ。

3月19日(水)

私の文章は、固いらしい。高校時代の友達には「なんで十年来の友達からのメール読むのに辞書がいるんだよっ」と怒られ(…辞書が必要なほどのものは送ってないぞ)、会社の同期には「死語っていうか、古語に近いよね」とまで言われた。…だって古い本ばっかり読んで育ったんだもん。確かに怒るとどんどん漢語表現が増えて言う台詞が固くなっていくので、口喧嘩するとたいてい勝てる。迫力勝ちで。…ていう人間が「皇国の威徳を四海に宣揚せんことを期せざるべからず」(<『戦陣訓』)とか書いてある本を読み続けている今日この頃。うちの部署は管理部門なので、社内規程を作ったりもしていて、今朝の私のお仕事はそれ。とりあえず一応書き終えたので、読み直してみたのだけど……書き直します……だんだん日本語にさえリハビリが必要になってきたよ私……。

■今日は控えめに。「生黒」1本。あんま好みじゃないな。
●角田房子『責任 ラバウルの将軍今村均』新潮社 /陸軍の中にあってリベラルで知られた大将の伝記。あくまで帝国軍人という矩を越えることはない範囲ではあるが、非常に視野が広くて頭のいい人。さすが陸大首席…かつ人徳者。嫁には行きたくないが(<責任感強すぎる人の身内ってのも大変そうだ)、兄事してみたい人。故人だけど。著者も距離感の取り方が上手いので、一方的に称揚するばかりじゃないし、読んでいて面白かった。こういうの書く作家は、ある程度主人公のシンパ気味のとこはあるけど、あんまりべったり手放しの賞賛ってのも読んでいて気分良くないし。……歴史ジャンルにはまると、伝記小説を出している実用書(PHP文庫とか)まで漁る羽目になるんだけど、このクラスまで来ると、時折「日本語やり直したら?」と思うようなひっどい文章書いてる作家までいて(<自分のことを棚にあげて言う)、筆力の差を痛烈に感じる。この人の文章は好きだな。端正で。

明日は部署で打ち上げの予定。上司が前に接待で使ったという炙り焼きの店だが「コースはこれとったから、あとはいくらかかるかは酒によるな」とのこと。…どうしてそこで私の顔を見るの。と言いたいところだが、確かにうちの部署、まともに酒飲むのは私しかいないのだった。……私次第ってことですね。はい。

※昨日の日記のURL、間違えていました。正しくはこちら。→

3月18日(火)

いつの間にかカウンタが8888をまわってましたが…踏んだ人いらっしゃいましたら、ご連絡ください♪

暇?飲みに行く?というメールが来たので喜んで参加。なにしろ手帳見たら、ここ2週間、ひとつも終業後の平日に予定が入ってなかった(寂)。…なんてこと。年度末だからみんな忙しそうなんだもん。
面子は…ちょっと珍しい感じ。肝査部のNさんはともかく、うちの部署の主任とNさんの部下…ばらばらにはちっとは飲んだことあるけどねえ、という顔触れ。ん、なんだこれ中途入社組の集まりか。唐突に決まった飲みなので、「店はさっき決めた」という会社の近所の「竹の子」というところ。「なんだか『隠れ家』って書いてあった」と言う店は…確かに隠れ家……。ちょっとスナックぽいです。しかもメニューは「…時価?」値段書いてないよ?と思っていたら、「ああごめんなさいねえ、普段常連さんばっかりだから値段書いてなかった」とちゃんと値段付のをくれた。よかった。シマアジとかヒラメの縁側とか、魚が美味しい店でした♪
しばらく飲んでから、次の店に移動。何故かたこやきの店。自分で焼く「でくのぼう」という店。そういや一度大阪で焼いたけど、難しいよこれ……主任は大阪人なのに「たこやき焼いたことない」と言ってました。そうなの?関西人は普通にたこやきプレートが一家に一枚常備と友達に教えられたんですが、それって嘘だったのかしら……そしてもんじゃ焼きは月島派と葛飾派で微妙に相違がある模様。どっちでもいいや美味しければ………。

■ビールが多分中瓶1本くらい。あと日本酒は八海山と越之寒梅と越之初梅…あとサワーが2杯くらい、かな。

Nさんが教えてくれたURL。好きな2ケタの数字を考えて、十の位+一の位を足した数字を2ケタの数字から引く。<例;25−(2+5)=18。で、その数字がどういうマークかを一覧表で見てから水晶玉をクリックすると…というやつ。「簡単な方程式だけどね」と言われたけど、私はこういうの弱いんだよな……頭が数字的にできてないらしい。

3月17日(月)

三日続けて午前様に近い状態だとさすがに疲れた…なんか胃ももたれてるし、今日のお昼は軽くしよう。と思って手帳を見たら、「昼;Y快気祝」と書いてあった。…そうだったわね。ヘルニア手術から復帰した同期の快気祝、セッティングしたのも店選んだのも私でした。なんで牛フィレベーコン巻なんか選んだんだ金曜日の私。つ、辛……。「土桜(におう)」は値段だけあって料理も美味しいし、個室が取れたので居心地もよかったんだけど…普段なら「ワインが飲みたい」とか駄々をこねてみるところだけどさすがに今日はパス(苦笑)。うう、苦しい。

よたよたと会社に戻り、夕方から組合のうちあわせ。先日冬の勉強会が終わったというのに、今度はもう夏の勉強会の企画案を出さねばならない。めんどくせ。毎年泊まりでやるこの企画、なんとか平日終業後に変更しようというのが毎年の課題なのだが、果たせないまま、葉山くんだりまで行く羽目に。いやじゃ。去年は「法事です」と言い切って早退してマッコイ・タイナーのコンサートに行ったのだが、今年はもう無理だろーしなーいやだなー。いろいろ検討した結果、予想される数々の難関(研修内容原稿の修正も含めて)を考えたら、「…諦めて一日泊まった方が簡単なんじゃ」という結論に達した。ううう。泊まりにすると夜の懇親会の企画も考えなきゃいけないんだよな……これがイヤなのに。部長が「
はるか(仮名)と飲み比べって企画はどうかな。そしたら俺ら見てるだけでいいからラクなんだけど」と溜息つきながら言い出した。あたしはそれでもいいですよ。ウコン飲んで一週間肝臓鍛えてくるから。そしたらまず執行部から潰す。特にMとT。<よほど頭にきている模様。

■ちょびっとだけ残っていたジョニ赤。
●児島襄『史説 山下奉文』文藝春秋 /シンガポール攻略した“マレーの虎”の伝記。案外大変頭いい人だったのでびっくりしました(<超失礼)。いや、他の本読んでるとね…。マニラでの裁判の模様が気になって思わず裁判録買ってしまった。探してる史料があるんだけど、入ってないかなあ…。しかし“マレーの虎”って検索すると、「怪傑ハリマオ」って出てくるんだけど、これってなんか関係あるのかな…ヒーローものだってことは知ってるんだけど………。
●佐野洋『海を渡る牙』文春文庫 /動物カメラマンを主人公にしたミステリ短編集。近年稀に見る駄作。テーマは面白い割にどうも結末がはっきりしなくてあんまり好みじゃない作家なんですが、ちょっとこれは甚だし過ぎ。結末に謎が解けたというすっきりとした感じがなく、女はどれも個性がない割に主人公とはやたらと関係を持つ。中途半端なハードボイルドを見るようで、かつ主人公の婚約者の自殺の理由は、女からするといっそ不快。…とか言いながら全部読んだのは、
手元にある本で一番時間かからなさそうな本がこれだったから…<2冊軍閥史読んだら1冊は違う本。マイルール。なにもそこまでして…。

3月16日(日)

体調を双方ともに崩し続けて延期が続いていた秋芳さんとの春日部バー飲み会を決行。家からも職場からも遠いせいで、しばらく顔を出しておらず、店の方にまで「彼女来ないの?」とお呼びがかかってしまう始末。申し訳ない。いいバーなんだけどねYellow Note。というわけで楽しみにしていたのだが……私は今日、珍しく髪をアップにしていた。が、慣れないのでどうも緩い。崩れてる?あれ?2本使ってたのに、かんざし1本足らないよ?どうやら途中で落としたらしく、秋芳さんと一緒に道を戻ってみた。……あああったあった。あれでもなんかヘン
……轢かれてる……。花が少しだけ開いた蕾を模した銀製のかんざしだったのだが、花が潰れて、ぺったんこに……花びらが見事に噛み合っていて、なんか食虫花っぽい感じに……<「虫を捕らえるときはぱっくりここが開きます」みたいな。もういっそこれは「こういうデザインなんですv」と主張しようかと思っていたら、秋芳さんがバーのオーナーにペンチを借りて、だいぶん直してくれた。ありがとう〜。

しばらくペンチと格闘したり(<秋芳さんが)してると、店の新しく入ったバーテンくんがいろいろ持ってきてくれる。イカの足とか。さらには小さなグラスを持ってきて「エド・アル・ダラーです」と言う。は?エドラダワーっていうモルトなら知ってるけど?何それ?と訊くと、チーフが「うちのお客さんが日本酒作りましてね。その名も
『江戸樽泡』」とボトルを見せてくれた。……うける。「昨年は『マッカラン』だったんですよ」…真赤蘭。それはちょっと予測ついたけど。が、このセンス、私と秋芳さんのツボに強烈に入った。ねえねえこれ作ってる人、サイトはないんですか?「サイトはどうかなあ…新聞ならあるけど」見せてもらった新聞は、両面刷で時事ネタをもじった酒記事満載。しかも「未認可新聞」ってちっちゃく書いてあるし!!………サイトないなら、私たちが作ってもいいよ!!というくらい、本気でうけた。いいなー来年作る時は私たちにもわけて欲しい。本気で。

■ウィスキー:エンシェントエイジ、カーデュ、ボウモア、ブッシュミルズのオールドとあとなんかもう1杯くらい飲んだ。ビールはベルギーのデュベルと、あとなんかにライムを搾ってもらったやつ(<咽喉渇いたとビールベースのカクテル頼もうとしたら、バーテンさんに「それ、甘いですよ」と止めてもらったから…甘いものは飲めないと思われている模様/笑)。カルヴァドスはブラーグランフィーヌ。

帰り道に電車の時間を気にしつつ、ラーメンと餃子を食べる。うま。11時の電車なら帰れるよね…って私たち、6時半前から店にいたよね…そら酔っ払うはずだわ。

3月15日(土)

そういや昨日、バーのカウンターに置かれた花瓶の中にあったのは、桜の枝だった。まだつぼみだったけど。今年最初のお花見だな。

今日は浅草橋のドイツワイン即売会(<千円払うと試飲ができる)に出かける予定の日。が、ぎりぎりまで連絡が付かず、藍里さんとどこで何時に待ち合わせればいいのかしら。ようやく合流して行ってみたら…なんだスタート5時からか。5時までだと思い込んでいた私たちは、ほっとして力が抜けて(<会場着;4時10分)、しばらく時間をつぶすことにした。写真を撮りたいんだよね〜という藍里さんの要望で、東京駅→皇居そばの公園→東京ステーションホテル→帝国ホテル。私は壊滅的に地理がわかんない人なので、ひたすら後をついて歩く。皇居かー。実は行ったことないのよね。やっぱ一度は実地に入れるとこだけでも歩いてみなきゃかなあ…現在のジャンル的に。などと思いながら、「江戸城史跡跡」という掲示板を見て思い出したこと。私の地元に小さな城址公園があって、小学校の頃、遠足で連れていかれた。その場所に「太田道灌との戦が」とあって、すごいびっくりしたのでした…江戸城を作った人!!そんな有名人がこんなところに!!!と思ったのだけど、その話を聞いた友人いわく「小学生にとっての有名人として太田道灌はどうだろう」……そうかな。でも『八犬伝』にも出てくるよ?と言ったら「小学生で『八犬伝』てのはあんまり普通ないよね」と藍里さんに言われた。……ダメか。子供用のシリーズで粗筋しか載ってなくて面白かったのよ……。

風が冷たくて寒くなってきたので、早々に浅草橋の会場へ。行ってみると藍里さんの友達(<私も面識あり)がたくさん来ていた。その人たちが揃いも揃って「はるかさんならあの奥のブースがお奨め」と言ってくれたので行ってみると…なるほど。「極辛口」ってのが中心の醸造所なのね。皆様の私に対する評価がわかります(笑)。この展示即売会は、蒸留所から来ているドイツ人が狙い目。日本人はちょっとしか注いでくれないが、景気良く注いでくれるから。試飲の量じゃないだろ!!てくらい。一部有料試飲があるのだけれどそれは避けて(笑)いろいろ飲んでみた。でもなー高いのが美味しいってのは真理だよなー。欲しいのはいろいろあるのだけど(<優にワイン1本分以上は試飲してるね!!)、時間ギリギリまで試飲して悩んで、結局買ったのはいつも買ってるシャーレスという醸造所の白の甘口。値段の割にとても美味しい。…ワインは結構甘口好きだったり。でも口当たり良すぎて2本くらい一日もたなかったりするんだよな、ジュースみたいで(大事に飲まないと。勿体無い)。ああ幸せ。

■昼に咽喉渇いて飲んだチューハイ1本と、試飲したワインが多分1本半くらい。あと夕御飯食べつつ生ビール。

とりあえず今頼んでる本で一冊だけ届いてなかった本が届いていた。
武藤章「農業増産報國推進隊訓練講演要旨 國防國家完成の急務」昭和15年刊。確かに私はこの軍人の書いた文章を探しているが(頭良くて文章上手いので)、なんか私の読みたい本って絶対路線違うだろうとと思いながらも、検索結果を見てどうしても気になるので買ってしまった本。いっそ在庫がなくてもいいのになと思っていたくらいなのだが…<じゃあ買うなよ。学生時代、論文の資料に昭和18年の京大の論文集のコピーを取りに行ったら、開くたびに「ぺりり、べり」という音を立てる冊子に恐怖を覚えながらも取ってみたものの、紙が茶け過ぎてて真っ黒にしか写らず字が読めないという苦い思い出がある(<しょうがないので、いるとこだけ抜書きした)。どんなもんかね、と思いながら注文してみると。……確かに保存状態はだいぶ良いと思われます。これなら多分コピーしてもちゃんと写るね。問題はこれが18頁しかない抜き刷りだったってことかな…これで2,400円。さすが昭和15年。これが時間の重みってやつ?(泣笑)。

3月14日(金)

今日の私はかなり幸せだった。ホワイトデーはエビタイでかなりいい収穫だったし(<ホワイトデーってだけじゃないけどMIKIMOTOのボールペンまで来た♪)、人事考課は上司がいい点数をつけてくれたらしく昇級したし、仕事は昨日で一段落ついて来週うちあげだし、ヘルニアで入院してた同期が戻ってきて月曜に快気祝ランチに行く予定だし、読んでる本(<相変わらず軍閥の伝記だけど…)は面白いし。一日上機嫌。

そんな私の前途に広がる一抹の不安は、夜にチケットを取っている舞台のこと。劇団燐光群の『ララミー・プロジェクト』という翻訳劇で、
98年に米国ワイオミング州ララミーで実際に起こった差別犯罪…ゲイの青年が暴行されて殺された事件について、NYの劇団が現地で聞き取り調査をしたというドキュメンタリー舞台。友達には「なんではるか(仮名)ちゃんはそれを観ようと思ったの?」と訊かれたが…四月病みたいなものかな。時々急にメッセージ性のある舞台を観よう!!と思う時があるんだよ……私の人生で三指にのぼる落ち込んだ舞台(<「へこたれた舞台(例;『スターダストin上海』)」とは違う)の中に、ザ・ガジラの『WP(War Prisoner)』というのがあって、これは捕虜収容所の人間関係を引きずった戦後日本で起きた殺人事件の話……主人公が京極堂のいない関口巽ってな感じの人で、一人で観に行った私は心底落ち込んで帰った。そしてそこの劇団と今日行く劇団は結構仲が良いらしく……しかも先行予約で開始時間丁度にメール送ったら、整理券番号1番だって…なにも別にそんなかぶりつきじゃなくていいんだけどなと少々びびりながら、でも前の『阿部定と睦夫』は結構面白かったしね!!と自分を励ましつつ、池袋芸術劇場へ。

結論としては、杞憂でした♪オフブロードウェイでも高い評価を得たというこの芝居、よく出来てました。最後の結論がやや甘いかと思いつつも、かといってあんまり暗いラストだとこっちも辛いし(<『WP』。どん底のラストのあと、幕が下りると同時に客席の電気がつき、拍手をする隙すら与えないという徹底ぶり)。演出家はかなり政治性の高い脚本を書く人だけど、評価されるのはわかる。私の隣のおじさんは大居眠りをこいてましたが、全体的にはすごく緊張感があって(客席側にも)、小さなホールだったけど立ち見が出てたくらい。
先日の『トーマの心臓』より断然面白かった(笑)。台詞もはっきり聞き取りやすいし、演技もいい。美男美女という感じの俳優はいない、中核は四十代と思われる俳優女優だけど、基礎がきちんとしてるという印象。<正直『トーマ』は私、何度も時計見てました…今日のは時間の流れが速かったもの。これで3,300円は安かった。私の幸福感は壊されることなく帰途に着く。

帰り道、劇場前の池袋ウェストゲートパーク(笑)で、なぜか「月を見ませんか」と声をかけられて望遠鏡を覗いてみたり(<普段は天文台で天体観測してる人たちが無料で出張していた、らしい。はっきりクレーターや“月の海”が見えて面白かった…そういや多分あの辺りが私の買った月の土地かな…)した後、山の手線に上機嫌で乗ろうとして、ふと「高田馬場が二駅先だな」と気づき、しばらく顔出してないバー「Caverna」にちょっと寄れるかな…と思いついて、つい1時間半も長居してしまった。お酒美味しいし、お店の人たちとも久々に喋れたし。ついうっかり飲み代がチケット代の1.5倍になってしまったことは些細なことだ(<…多分)。いい一日でした。

■生姜と胡椒の効いた辛口のモスコミュール、ウォッカ「スミノフいちご」、シングルモルトで「タリスカー」のHART BROTHERS12年もののカスク(=樽出し。カスクは普通60度近いのだけど46度と珍しく、でも軽くないやつ)、バーボンは「オールドグランダット114」(<57度)、ラストにブレンデットウィスキーの「アルティマ」(モルトとグレーンが128種ブレンドされているらしい…が700ミリのボトルで128種って…)。

顔馴染みのバーで『史説 山下奉文』を読むのもどうかと思って舞台のちらしを観ていたせいか、バーテンのカトウくんが最近見損ねた単館映画の話をしてくれた。その名も「刑事(デカ)祭り」。10分程度の映画が10本くらいというオムニバス映画らしいのだが、各話に必ず一回は笑いを入れねばならない決まりらしい。面白そうだと下北沢の映画館に行ってみたら、4時開始の回を目指していったら「その回の整理券は12時になくなった」と言われたそうだ。おそるべし。しかし調べてみたら、その映画館は50席なのだという。…50席の映画館って。そして一日先着●●名様には、有名な
刑事の生写真がプレゼントされ、さらに警察手帳を持っていくと「刑事割」で料金が安くなるらしい。<「刑事祭り」だけに。……かなり心を惹かれる説明だ。カトウくん、どうして私の趣味をそんなに把握しているのかしら。現在は「帰ってきた刑事祭り」を同映画館にて開催中だそうだ。…気になる……。

3月13日(木)

紙コップを山ほど抱えてエレベーターに乗ったら、飲み友達のKさんが「宴会?」と一言訊いた。・・・違うもん。宴会やりたいけど。この際会社内でやってもいいよ宴会・・・・・・組合事務室でもいいや…(<最近飲み会なくて寂しいらしい)

今日のプレゼンが終われば、うちの部署の繁忙期は一段落。結果待ちは落ち着かないけど。夜は接待だそうですが、一人で留守番だった(<おかげでだいぶ組合の仕事がはかどった…)私は帰ります。ところでどこ行くんですか、と訊いたら「山の上ホテルの天麩羅」だそうです。……ちょっと接待だけ出たかったかも。高村薫の『レディ・ジョーカー』で、合田と加納兄が食べに行ったという記述があったんだけど、LJ本に「食べに行ったら、コースは最低8,000円からでした・・・」とあった店。いいなー。といっても、留守番してただけなので、「私も行きたい」とは言えない。……いーもん、英語の接待なんか行きたくないもん…(<負け惜しみ)。

■ちょっと天麩羅心残りだったので、地元の魚料理屋で天麩羅を食べてみた。日本酒は福井の「花垣」(<春近いからね)と熊本の「通潤」。ちょっとどっちも甘めかなあ私の好みには。日本酒は辛口が好き。あとビールちょっととレモンハイちょっととジョニ赤ちょっと。

頼んでいた本が届いた。が、私が楽しみにしていた『比島(=フィリピン)から巣鴨へ』という本は、先日読んだ武藤章回想記に全文収録されていた(<昨日と同じこと言ってるけど別の本です…)。ショック。一番これが高かったのに…。得たものとしては、昭和27年の本(=京極の『姑獲鳥の夏』がこの年だよね…)の紙のペラペラさの実感と、遺族の検印と、あとは当時は地方価ってものがあったという知識くらいかな…(<「定価250円、地方価260円」)。これをCDアルバム一枚分の価格と認められるかどうか(苦笑)。

●角田房子『一死、大罪に謝す 陸軍大臣阿南惟幾(これちか)』新潮社 /終戦時に陸軍大臣を務め、昭和20年8月14日に割腹自殺を遂げた大将の伝記。個人としては人格者だったことは否定しないが、身近に接した尉官級ならともかく、私は一平卒としてはこの人の下に従軍したくない。<ニューギニア戦線、兵力14万人が1万3千人って…。かなり精神論の世界で指揮してる気が。だいぶ著者は贔屓してると思う(面白かったけどね)。割腹という自裁の方法がいかに非効率的な自裁の方法かも分かり、ぞっとする。しかし驚いたのは、1980年に出たこの本が、刊行後2ヶ月で六刷を重ねてること。この当時は、まだ終戦は遠い過去ではなかったということだろうか。

3月12日(水)

クリップアートを多用して華やかに作り変えた組合広報誌の原稿を提出しに行ったら、先輩が「あの原稿をよくここまで…」と同情してくれた。うん、結構がんばったよ私。作業負担としては、たとえて言うなら
北方の人生相談を『オズマガジン』の「春の行楽特集♪」とかに書き換えるくらいの苦労だったかな……(疲)。
こういう場合の原稿はできるだけ無難に書くのだけど、普段の私はどうやら口調そのままの文章を書いている、らしい(あまり自覚はない。<BDの原稿も、十人以上寄稿してる本を見た学生時代の友達が一発でPN当てたくらいだけど…そんなにかな…)。今日、組合で先日の勉強会の総括をまとめるために、委員全員が提出した反省その他を同期が無記名で一覧にまとめてくれた。ぱらぱら見てると、隣の部長が「はるか(仮名)が書いた文章って、どれかすぐわかる」と言い出した。そんなに言文一致の文章書いてるのか私。「うん。毎日メール見てるとだんだんわかってきた。2枚目の
『リハが多過ぎてうざい』ってのそうでしょ」…当たり。「『執行部とケンカした。』ってのもそうで、あと3枚目の『連絡不備が組織間の温度差の原因』ってのもそうだよね」………口調っていうか、もはや内容で見てるんじゃないのかそれは…すいませんね武闘派なNo.2 で。

■ジョニ赤少々。

英国BBCニュースのメルマガに載っていた記事には、アメリカの海軍が対イラク・対アルカイダ戦の「新兵器」として
アシカと書かれていた。水雷などの探知他に使うらしい(<「何度水に潜っても疲れない戦力」って、そりゃそーだ。)・・・アシカねえ。動物愛護団体は反対しているらしいがそうだろうなあ。動物を戦争に使うというのは、木曾義仲の話なんかにもあったけど、記事によると、欧米でもいろいろ例があるらしい。爆発物を巻いた「神風ラクダ(kamikaze camels <そのまんま)」をつっこませるという作戦は、イスラムゲリラが実際に対ソ戦で使ったことがあるとか。しかし一番力が抜けたのは、爆発物を入れたカバンを背負わせたコウモリを日本軍につっこませるという第二次世界大戦中のアメリカの作戦。敵味方を間違えて、ニューメキシコの飛行場で火災を起こすというオチ付きらしい。…そりゃあコウモリじゃねえ。敵味方をどうやって教えるんだか。日本軍の作戦もなんだなかなあ・・・ってのが結構あるけど、どっちもどっちっていうか……。

などと言っていたら、ネット古書店で買った軍閥史料本が3軒分、8冊も届いてた。しかも全部代金後払いのやつ……(痛)。昨日振り込んだ五千円のはまだ届かないらしい。さようなら私のユキチさん。そして
『陸軍省軍務局長武藤章に学ぶ政治スタッフの原点』なんていうだいぶ恥ずかしいタイトルの本(<今更)を買ったら、先日読み終えた回想録に全文収録されていることが判明。…同じ出版社同じ編者でなんて阿漕な商売してるんだ芙蓉出版。これの代金も払込に行かないといけないのがなんかちょっと悔しい……(哀)。

3月11日(火)

まだぶつぶつ言いながら組合の原稿の手直しをしている。しかしなんで私はこんなくだらねえことに
2時間もかけて書き直したりクリップアートで飾りつけたりしてるのだろうか…タダ働きなのに……なんか空しくなってきた。<別にヒマなわけじゃないのに…(涙)。

そういや最近、あんま飲みに行ってない。いや、酒飲んでないとは言わないけど。私が風邪で体調崩してたのに加え、飲み友達がみんな年度末で忙しいので遊んでくれないのだ。<ていうか私も今繁忙期……。飲みに行きたいなー、風邪気味だけど、などとぶちぶち言ってると学生時代の友達から「最近飲んでなーい」というメールが来た。おお、同志!!「1ヶ月も飲みに行かなかったら
アイデンティティにかかわるわ」という頼もしいコメント付だったけど、「でも年度末だから忙しくて飲みにいけないの。また今度ね〜」………なんだ。ちえ。

■ジョニ赤。咽喉がちっと痛いので消毒♪

本日のネット古書店購入記録。武藤章『国防国家完成の急務 農業増産報国推進隊訓練講演要旨』昭和15年刊。気に入ってる軍人のリアルタイムの講演記録♪とオーダーしてみたものの、私はこれを本当に読むのだろうか……読み始めて約三週間、だんだん自分が何をしたいのかわからなくなりはじめ。

3月10日(月)

先日、友達のサイトの日記を読んでいたら、「会社に入ってくる新人の男はどんなタイプが嬉しいか」というのは、二十代だと「ジャニーズ系のようなハンサム」を望むのに対し、三十代になると、「顔なんかどうでもいいから、仕事のできる男」を望むようになるらしい、とあった。…どうやら私は立派に三十代の資格があるようだ。だって顔で仕事するわけじゃないもん。

という言葉(というより半分怨嗟)を呟きながら、組合の広報誌の原稿の訂正中。同期の「弟くんタイプ」な男の子が書いてくれたものなんだけど……だいぶ個性的過ぎて使えないよこれ……個人的には面白い文章だけどさ、性格出てて。が、如才なさと無個性さが求められる原稿にしては、だいぶ面白過ぎの模様。くっそー、去年の例は渡しといたのに。〆切間際、彼にこれを直してもらうよりは、多分私が直した方が早い、とは思う。しょーがない、おねーさんがやるとしますかね。でもこれ、イチから私が書いた方が絶対に早いよ…………(涙)。人の文章って、手直しするの、大変なんだよね……でもこれを書いたのが女の子だったらもうちょっと評価が甘かったかもな、と思う辺り、私は単に三十代というのみならず「三十代以上のオヤジ」の資格があるような気がする……さ、やるかー(溜息)。

■昨晩買ってきたはずなのにもう底をつきかけてるジャック・ダニエルの残りをかろうじて確保。<あっという間に消えたけどな。
●仁木悦子『冷えきった街』講談社文庫 /めずらしく素人探偵ではなく、プロの探偵が主人公となる長編。妙に肌に馴染むなーと思ったら、普段とは文体も少し違ってて、ハードボイルドっぽいせいらしい。なるほど(笑)。推理の辺りはやっぱり本格が本領という感じだが、機械的なトリックが目につくわけでもなし、探偵にもシビアな過去があったり、肉親に縁の薄い少年との交流があったりして、ハードボイルドジャンルの人でも面白く読めそうな感じ。…しかし昭和46年に出た本で、35歳の主人公に「『武運長久』という言葉がぎりぎり通じるのは私の世代までらしい」といわれたのはちょっといたたまれなかったな……私、まだ生まれてないけど余裕で通じるよ十代の頃から…。

3月9日(日)

パソコンを背負ってきた割に、原稿はあまりはかどらず、むしろアルコールの空き缶が増えただけっていうか…この部屋を掃除する人はさぞ呆れることだろう(<サイドテーブルに空缶乱立)。
気を取り直してチェックアウト。せっかくここまで来たので、日光東照宮に寄ってから帰ることに。が…寒い……(泣)。そういや思いっきり山の上でした。道々雪積もってるし…途中で名物だからと湯葉料理の「ますだ屋」という店に入ったのけど、個室をとったらこたつが入っていて、幸せを噛みしめる。もう外に出たくない気持ちでいっぱい……。
が、いつまでもこたつにしがみついているわけにもいかないので、しぶしぶ外へ。ガイドブックで見るよりだいぶん遠いよ東照宮…しかし世界遺産指定が効いているのか、日本人よりだいぶ外国からの観光客が多い模様。日光なんて来るの久々…前来たときは、大猷院(=徳川家光の廟)で寝転がって家光の悪口を言っていたら、落雷で信号が停電になるほどの豪雨になった思い出くらいしかなく…(<バチあたり?)。

さて私の本日のお目当ては、眠り猫です。左甚五郎の。…先日、米内光政の手紙読んでたら、日光行ってこれ見たって俳句が載ってたから…(死)。<「ねたふりをしても動くや猫の耳」……そういう頭のかわいそうな人の動機はともかくとして、風が冷たいのを別にすれば、雪の中の風情はなかなかよかった。せっかく来たから絵馬でもあげてこようかと思ったけど、書こうと思う単語が
「減酒」しか思いつかなかったので金の無駄なのでやめた。<それは絵馬にお願いすることじゃなくて、むしろ書初めの「今年の抱負」に書くべきことだろう。でも人のあげた絵馬ってのは、覗き見趣味とは思いつつも面白い。そう思うのは私だけではないらしく、「○○クンの女癖の悪さがなおりますよ→に。そんでもって彼がわたしのこと選んでくれますよ→に」という絵馬を見たカップルの「なんてムシのいい願いなんだ…」という慨嘆が力こもってて印象的。
しかし最近は寺社も営業努力が必要なのか、お守り・おみくじの辺りはやけにファンシーな猿だのネコだののデザインに…それでいいのか?と思いながらも、今日の一番面白かったお守りは、「梵字守り」。デザインは普通。用い方によっては病気平癒交通安全家内安全その他もろもろに効くらしいが、合格祈願のところには
「志望校のキャンパスにこの守りを埋めてきてください」とあった。………呪詛?

■だらだらとビールをいろいろ。日光ビールを飲み損ねたのが悔しい。あと家でジャック・ダニエルを少々。
●半藤一利『指揮官と参謀 コンビの研究』文春文庫 /名前があがっているのは昭和軍閥のメジャーどころの将官ばかり…のはずが、私が気に入った人の伝記ばかり読んでいるせいで、半分弱は知らない人だった。偏った読み方してるな私。当時の流れをひととおり読んだことがあれば、人と人との組み合わせがもたらす悲劇がわかりやすく描いてあって面白い本だと思う。…しかしなんで武藤が絞首刑で人肉嗜食推奨の辻が無事なんだろう…勿体ない(泣)。
●司馬遼太郎『坂の上の雲(一)』文春文庫 /案外読んでいない司馬遼太郎。当分違う時代には手を出すまいと思っていたのに、読み始めたら面白かった…<日露戦争の陸軍の将官と海軍の参謀になった秋山兄弟の話。江川達也の『日露戦争物語』でもヘンな兄弟だと思っていたけど、やっぱりおかしいよこの人たち…。創設期の軍隊はだいぶんのどかで、末期の昭和の話ばかり読んだあとだと妙になごむ…。

3月8日(土)

母のお供で日光に来ております。…というと、会社の人が恐怖の表情を浮かべて「今の時期に日光スギのど真ん中なんて…」と言っておりました。そのとおりです。本当は父が来るはずだったんだけど、重度の花粉症の人間がこんなとこ来られるわけないので、花粉症ではない私(←強調)は代打なのでした。…で、代打で来た私が何やってるかっていうと、ビール片手に原稿やってるわけです。わざわざパソコン背負ってきて。アホちゃうか。しかしゴルフ場のクラブハウスみたいなホテルで、周囲なんにもなし。そしてあからさまに日光スギを切り開いたど真ん中でございます(笑)。ゴルフしない私が何するかっていうと…まあこんなもんでしょ。ホテルは結構きれいでしたが、なんつーかバブル期の遺産のよ(以下省略)。
しかし、周囲は雪が積もってます。私はスプリングコートしか持ってきていません…寒いです。シーズンオフだけあって、ゴルフに来る人もいなく(まず花粉症の人間は来ないだろう)、人が少ない。大浴場が人が他にいなくて、のんびり歌を歌えるというのはいいんだけど、露天風呂って一人で夜入るものじゃないよなあ…と実感。なにせ周囲が何もないので、すぐ藪です。真っ暗。綾辻行人の『殺人鬼』を読んだ直後なら、絶対入りたくない場所です。ここで殺されても、多分翌朝まで気がついてもらえないと思われ…。

■ビールの500ミリ缶が3本、リザーブの水割り缶を3本。酎ハイが1本。夕食時に日本酒が少々(地酒だとかで『日光誉』)。

土曜ワイド劇場が柴田よしきの『月神の深き淵』だというので観た。…よくまあこれだけ主要人物をひっこぬいて話をまとめたものだと、その点については感心。麻生がいないなんて…そして高須…(<個人的にあのシリーズで一番好みだ。悪趣味だと言われたが)。あくまで山内の「魔性のゲイ」の話題については触れない気ねテレビ朝日!!と思っていたが、いっそこんな話の展開なら、山内自体を出さなくてもいいような気が……でも今まで見たミステリのドラマ化のうちではだいぶんマシな方と思われます。少なくとも犯人は原作と一緒だったしな(笑)。

3月7日(金)

頼んだはずの本が来ないなあとずっと考えていて、ふと不安になってポスペの送信メールを見てみたら「郵便振替で先払いします」とちゃんとメールに書いていた…私の単なる入金ミスです。しかも2週間も前。なんてこと!!!慌てて「すみませんすみません」と謝罪メールを送ったら「梱包準備してありますから入金してください」とお返事が来た。払込に行かなきゃ……。
前払いと後払いが混在してて、しかも一度に古書店四軒(←……。)に申し込んだりするからいけないんだな、と箱に放り込んであった請求書・納品書・払込金受領証の類を分別してちゃんと整理することにした。<私は非常に大雑把な性格だが、局地的にこういう作業は結構好きだったりする。
なんか確定申告やってるみたいだな〜(やったことないけど)。これが病院の領収書なら医療費控除の足しにでもなるだろうに……ていうかこれだって
頭の病気(むしろはしか?)みたいなものなのにね………だけどこの本代って「手が震えるから」とアル中がアルコールを「薬です」って主張するようなものという気も(<買えば買うだけ悪化してる)……ちょっと一人寂しい気持ちになりながら整理をした夜でした…。

■休肝日。
●土屋賢二『汝みずからを笑え』文春文庫 /くだらねえと思いつつ、文庫に落ちるたびに買っているから、きっと好きなんだろう。多分。ま、ユーモアエッセイなんてのはくだらないのが身上なんだけど、どれ読んでも変わらないという気も…(普段から暴言を言われつけている助手(匿名)の逆襲の解説は面白かったけど)。しかしこのシリーズで一番すごいと思うのは、これだけぼろくそに言われ続けながら我慢している著者の奥さんだと思う。見えないところで復讐しているのかもしれないが。

3月6日(木)

午後3時頃、仕事の用でバイク便を頼みに行く。何時頃迄に届ければいいですか?という問いに「別に今日中に届けばいいです」というえらく張り合いのない返事をする私。だって先様は個人宅なんだもん。昼いないかもしれないし。しかしそんな条件でいいなら私が届けに行ってもよさそうなものだと一瞬思ったり。だって中央線の快速で5つ目の辺りだよねこれ。乗り換えるのかな…などとしばし頭の中で逃避。だって結構いい値段だったから…。普通は迅速さに賭けて頼むんだろうけど、こんな気合のない条件じゃねえ。<結局6時に届けてもらった。
前に読んだバイト遍歴の本(杉元伶一『フリーター・クロニック』講談社文庫)によると、著者の働いた営業所で伝説のライダーは、
新宿―厚木間を24分で駆け抜けたそうです。しかも昼間。……すげえ。

■スパチュー春限定「花」1缶。「さくら&レモン」だそうですが、飲むとなんとなく合成のさくらんぼみたいな味がするよ…正直言って美味しくなかった。ていうか「桜」ってついてる飲み物の大半ってマズイよね…(わかってるなら買うな)。口直しに虎の子のウィスキー『謎2003』を少々。
●上法快男編『軍務局長武藤章回想録 昭和軍事史叢書』芙蓉書房 /だいぶん時間がかかってしまったけど、面白かった。軍務局長時代の日米開戦の辺りを読んでいると、大半の人がやばいなと思いながら間違った流れに乗った舟の上にいる様子がわかる。でもむしろフィリピンの泥沼戦線時代の方が読む分には面白い。戦後巣鴨拘置所の中で資料もなしに書いたのに非常に詳細で、本当に頭のいい人だったんだなと感嘆。うってかわって拘置所日記の平明な文章も良し。文才のある人だと思う。絞首刑は残念……。

前に古処誠二『UNKNOWN』を読んだ時に、戦史を嬉しそうに語る朝香二尉の姿を読んで「戦史はちょっとねえ」と思っていたのだが、ふと気がつくと今自分が読んでいるルソン・レイテ・バギオの転戦記というのは、もしかしなくても思いっきり戦史なのではなかろうか。<……さっきまで「伝記の主人公が、たまたま前線に転出した参謀長だっただけ」だと思っていた人。二ヶ月前には予想もしてなかった事態だよ…。

3月5日(水)

今日は割と早めに帰れた。家に着くと、なんか本が届いてる。よく見ると古書店の目録だった。確かこの店は今私が読んでる昭和軍事史叢書(笑)を買ったとこだっけ。一冊しか買ってない私のとこまでこんな400頁もあるような目録送ってきて、もと取れるのかしら…などと読み始めると、これが面白い。普段は自分の興味のあるテーマでしか所蔵検索しないから、関係ないとこって見る機会ないんだけど、これは明治時代の漁師の鑑札やらカストリ雑誌やら古い絵葉書セット(一瞬「軍隊生活絵葉書」が欲しかった…んだけど、57枚15,000円也だったので断念)やら鹿島流棒術目録(←売り飛ばしていいのか)やら、いろんなものが出てる。本の掲載はジャンル別だけど、平成13年の本の隣に明治38年の本が並んでいたり、タイトル眺めてるだけで楽しい。『病学通論外科新編狼虎痢準露西亜牛痘全書』…ああ、コレラのことか。なんか世の中にはこんなに沢山誰が読むのかわからない本がいろいろあるんだなーと目録一冊でかなり堪能。…しかし高橋鐡(<性生活研究家)の
「性生活のハンパな知恵」生原稿12枚35,000円也…って誰が買うんだろう。こういうのもコレクターがいるのかしら。

さて、オーダー送るかなー。<結局買ってるし。思わず関係ないジャンル(南北朝)まで買ってしまった……目録は危険だ。

後日談。げしょさんが「職場で古書店の目録まわってるんだけど、興味ありそうな辺りのコピー送ってあげようか?」と言ってくれた。……が、同じ書店であった(笑) でもありがとね。

■休肝日。

3月4日(火)

ああもう11時過ぎか。うちの部署以外全員帰ってしまったので、フロアがちょっと暗い。経理が全員いないってのは初めてだな私…明日のプレゼンの資料が追加になってしまったので、4人で居残り。しかもカラープリンタが故障。明日の朝10時に業者が来るまで動きません。別のフロアに出力させてもらいに行かないと……(寂)。
「あーあビール飲みてーなー」と思いながらグラフ作ってたのは上司には内緒だ。そろそろあがりかなーと思ってるうちにコンビニに行く機会を逃したので、夕食は「ばかうけ」(のお裾分け)で終わってしまった。…これで帰りの電車の中で南比戦線の四ヶ月食料欠乏、なんていう記録を読んでると、だんだんこっちまでつられてひもじく。いや、私はむしろそれくらいの生活した方がいい気もするけど。<夏が怖い。

10時半頃、「はるか(仮名)さん、だいじょーぶ?」と訊くので、「ああ、グラフは直したんですぐ出せますけど」と答えると「いや、電車」と言われた。「終電まであと1時間半はありますからまだ余裕ですが」と言うと「元気だねえ」と笑われた。だって飲んでるときなら、うっかりするとまだもう1軒行ける時間だもん。会社を出るときには「気をつけて帰りなよ。でも
今日は飲んでないから寝過ごすことはないもんね」と言われた。…ここで「つい一週間前にやりました」と白状するのもシャクなのでそのまま帰った。あーあ。年度末だよなあ。これ終わったらうちあげに行きましょう〜。

■初志貫徹でエビスビール。駅前の12時に閉まるスーパーで買って帰ろうと思ったら、どこぞのバカが線路に降りやがり、しかも遁走したとかで15分停車。スーパー閉まっちゃったよ。しょうがないので駅の反対側の階段下りてコンビニで購入。何もそこまでしてとは自分でも思ってますが。

妙に混んでたコンビニのレジ待ちをしていて発見した商品(→)。空きっ腹にだいぶ萎えた。

3月3日(月)

友達に「ちょっと意表をついて」ってどうしろと?と訊いてみたら、「『バレンタインチョコ手作りしてみちゃった☆』とか言ってみたら?」と言われました…が、それは私のキャラクター的に引き出しに入ってません。でも言われっぱなしもあんまりなので、オードトワレ買ってみた。ゲランの『チェリーブロッサム』。ソメイヨシノがモチーフらしい。ボトルも梱包もみんな桜色。紙袋も桜柄のピンク。以前使ってたのはシャネルの
『エゴイスト』だったので、それから比べると大分改善したと思われるのですが、どうでしょうかWちゃん。しかしこの香水、キャンペーンガールとして起用されたのがリカちゃん。「お買い上げの皆様のうちから○名様に特製デザインリカちゃんプレゼント!!」というのに「別にいらねえ…」と思ったものの、「いや、限定なら叩き売ったらトワレ代の元が取れるかも」とつい申し込んでしまった。さもしい根性故か、やっぱり当たらなかった。……やっぱりなんかこの辺りの根性が「女の子」からは外れてるような気が。

■休肝日。
●松永市郎『思い出のネイビーブルー 私の海軍生活記』光人社NF文庫 /海軍兵学校出身の、終戦時二十代初めだった世代の体験記。同期生の亡くなった人数はさてもと思わせるものの、折々にのんびりした思い出が入ってておかしい。時折物の考え方に違和感はあるものの、これは世代の違いというか経験の違い…なのかな。それで片付けるのもどうかと思うけど。
●倉阪鬼一郎『活字狂騒曲』幻冬舎文庫 /二冊軍もの読んだから一冊は違う本。<マイルール。というわけで読んだんですが、確かこれ、『活くら』かなにかで「笑える」と書いてあったのでちょっと楽しみにしてたんですが……これ、笑える?なんだかたいそうな解説文がついてたんだけど、私にはあわなかった模様。多分、この人の小説を手に取ることはないだろうな…ま、前に読んでた本が本だしな。<「集団生活のすばらしさをたたえる戦中青春期」の直後に「会社の集団生活というものに心底馴染めない『現実不適応者』(自称)」の本じゃ……。
●澤地久枝『暗い暦 ニ・ニ六事件以後と武藤章』エルム出版 /紆余曲折(主に中央線車内にて)の果て、ようやく読了。昭和陸軍で私の一番のお気に入り、武藤章の本。
A級戦犯だけど。絞首刑だけど(泣)。しかし自分の写真に「倣岸不遜」などと賛を書く有能な人は、中央に置いとくよりもむしろ負け戦の時の方がいいような気がする…(暴走しないし)。が、仕事の辣腕ぶりと幼い義妹に書き送った手紙の明るい軽い文章とのギャップに、わたくし不意打ちを喰らった模様。私人としては陸軍イチオシ。公人としては……私が後知恵でなんか言えるものではないよな。……さっ、買いなおした本の代金、払い込みに行かなくちゃ。

今朝通勤中に読んでいた本によると、「キュージョー」という言葉を聞いてどういう漢字を当てはめるかは、明治生まれは「宮城」、大正生まれは「九条(憲法の)」、昭和生まれは「球場」だそうだ。ちなみに私は「窮状」だった。…なんか行き詰まってんのかな私。首を傾げながら出勤すると、バレンタインのお返しにとAさんから包みを頂いた。ホワイトデーに限定タバスコセット(笑)を頂いたことはあるが、こんな早くにお返しが来たことはない。開けてみると、小判型の小さな朱塗りの提げにお雛様の飴が入っていた。ああ、そういや今日は桃の節句か。なんか久々に「女の子」扱いしてもらったような気がするわ〜。ちょっとなごみました。

3月2日(日)

本日は三月大歌舞伎を観に行く日。夜の部は友達と一緒だけど、昼の部は一人で一番安い席とって観たい幕だけ行くという気楽さなので、のんびり。昼の部の目当ては、源氏物語宇治十帖から題を取った「浮舟」。匂宮を勘九郎、薫大将を仁左衛門、浮舟を玉三郎。綺麗よねえ、是非観たいわ〜vと出かけたのだが……なんだかなあ(苦笑)。だいたいが歌舞伎というのは、武家と町民の言葉を基本に成り立っているものなので、お貴族様ばかりの王朝ものってなんか台詞が妙に平明で馬鹿っぽ(以下削除)。しかも脚本はいかにも「近代人」が書きましたという内容。しかもかなりのところ男性本位。様式は江戸成立、素材は平安、脚本の精神は近代(しかも数十年前)、で観客は学生時代フェミニズムかじってた女の私と。……かーなーり、微妙だ。だいたいが
「一回もう抱いちゃったから身も心も俺のもんだもんね」なんてぬかす色好み(匂宮)と「どうして死ぬ気で抵抗しなかったんだ、死ねば私も後を追ったのに」などと責める堅物(薫)なんざ、私からしたらどっちも射殺してよし。だいたいなあ、寝てるところにいきなり入ってきて、逃げ回ってるのを捕まえて記帳の陰に突き倒して組み敷くってのは、普通それは「レイプ」っていうんじゃ。それを「心の緩み」云々と言われたんじゃ、女としちゃ立つ瀬ねえよなそりゃ。………なんかもうちょっと深い解釈はあるらしいのですが、いろんな意味で楽しめました。舞台はとっても華やかでしたv<とってつけたように。

友達と待ち合わせて観た夜の部は、夫婦の情愛を描いた「傾城反魂香」、勘九郎・勘太郎・七之助親子が並んで踊る「連獅子」(<非常に面白かった)、玉三郎と仁左衛門の美男美女(?)揃い踏みの「与話情浮名横櫛」と、歌舞伎らしい演目が並んで、友人ともども堪能。…
ある意味昼の「浮舟」も友達に観て欲しかったけどな(笑)。

■ターキー8年と、ラガヴーリン16年ストレート。和光裏の「OLD MOVIE」という内装が古いモノクロ映画で統一されたスコッチパブにて。店員の感じは悪くなかったけど、常連との会話が声でかくてちょっと……店広いから、カウンターから遠けりゃよかったんだろうけどね。

友達と昨晩観た『トーマの心臓』の話をしていて、「結局、どこらへんが気に入らなかったの?」と訊かれたので、「どういう意図にしろ、自分が死ぬことで人の考えを縛ろうっつー根性が気に食わん」……これ言うと話の根本から崩れますが。だってトーマって、自分の両親とか他の友達のことはどうでもよかったってことだよね?ついでに暴行・強迫によって為したる意思表示は民法上も無効だぞユーリ(<日本じゃないけど)。などと考えてしまう辺り、私にはあの話が全く理解できなかったらしい。という話をしたら、「はるか(仮名)ちゃんは相変わらずオトコマエだね〜。でもたまには平凡なはるか(仮名)ちゃんも見てみたいな。
もっと人の意表をついていかないと」と言われました。……「平凡」に「人の意表をつく」の?じゃあ普段の私ってなに?

3月1日(土)

リンクページをフレームにして、お世話になっている素材屋さんへのリンクを追加しました。あと、町屋さん主催の「ジェイムズ・ブッカー少佐後援会」へのリンクも追加。

いつの間にやらもう3月。そして3月ってこんな寒かったですか…?
夕方から出かける予定がある…んだけど、なんかかったるい…雨降りだし。一人だし。微熱あるし。でもなーチケット代勿体無いなー。しばらく逡巡の上、「やっぱ勿体無いから」と結論づけて出かけることにした。本日の予定は美少年(ぽい)男優ばかりの劇団Studio Lifeの『トーマの心臓』。しかも会場は私の大嫌いなアートスフィア。何が嫌いって立地が。なんで劇場行くのにモノレール乗らんといかんねん!!この立地の悪さのせいで、平日に行くのを諦めたのにこの天候…ついでに院時代の友人が本日結婚式の二次会だったらしいが、ゴメン私これの為に蹴りました。遠くから幸せをお祈りしております…やっぱ蹴ったからには行かねばなるまいにゃ。

ところで私はかれこれオタクな本を十年以上(痛)も読んでいる割に、オタクの基本素養らしきものが非常に足りない。ガンダム見てないし特撮はロクにわかんないし、ついでに古い少女漫画の類もほとんど読んでない。『風と木の詩』も未読だし、そういうわけで『トーマの心臓』も読んだことないのだ。話知りません。やっぱ予習しといた方がいいのかね、と言ったら「読んでから観たらへこむかもしれないからやめといたらどーですか」という大変含蓄のあるアドバイスを頂いた。なるほど。一理ある(<学習した)。ので、舞台が進行しないとオチがわかんないのだ。そういう意味では楽しめるかもしれない。そういやキャストは大半が日替わりなんですが、今日の舞台には、先日の『スターダストin上海』に坂井役で出ていた人が客演してるそうです。サイフリートとかいう名前らしいが。いつ出てくんのかな〜。

終演。感想は…………やめときます。舞台がどうのっていうか、私それ以前になんかやだなこの人間関係………<根本的に肌に合ってない模様。ついでにサイフリートはもう
どチンピラでした。最初出てきたときなんか、赤のベロアっぽいスーツに黒の皮コートだし!!制服着てる過去シーンあると思えば超着崩してるし!!ていうか、鞭持ってるし高笑いしてるし!!!!あの、原作もこの人こうなんでしょうか……(泣)。

劇場出て時計見たら、9時半でした。…開演6時なんだけど。長すぎ。そして前にいた五十代と思しきおばさま方が「昨日のキャストと比べてどう思った?」と幸せそうに会話してたのが印象的でした……こんな長いものを二回も観たのかこの人たち……。<代金だけのものは観たと思ってますが。念の為。

■放っとくとなくなりそうだったジョニ赤を少々。と新商品らしきサッポロの発泡酒『鮮烈発泡』 。まあまあかな。