1月31日(金) このところ二日続けて洋食フルコースだったせいか、朝っぱらからお腹の辺りがだるい。「内臓がそろそろ有給休暇が欲しいと言っている、ような気がする…」と呟いたら、母に「給料はいらないんじゃないの?普通の休暇にしときなさい」と言われた。給料。内臓の給料とはなんぞや?肝臓に取ってアルコールは給料なのかしら。いやむしろ仕事?過労か?と首をひねりながらげしょさんにメールしてみたら、「アルコールはむしろ労働でしょう。あねご自身には燃料だけど」とお返事をくれた。…そうか。やっぱり過労か。「栄養ならビタミンB群と蛋白質あたりじゃないの?」ともあったが、何しろ肝臓が喜んでいるという実感がなかったからねえ(笑)気付きませんでした。…でも腹の中で内臓にピケ張られても困るし。飲んでみるか。快適な内臓ライフに向けて。 …と言ったそばから飲みに出る私。今日はメイコさんと銀座で待ち合わせ。私と彼女は危なっかしくて二人だけで韓国には行かせられない人たちなのだそうだ。「酔っ払った勢いで38度線を越えそうだから」…信用ないな私たち。確かに今までカラオケボックス泊まりとかラブホ泊まりとかタイ人ホストクラブから出勤(<これは無理やり連れていかれたんだよね、メイコさん…)とかいろいろやったが、私たちだってやればちゃんと帰れるんだよ、夜のうちに、電車で!!目指すは真人間への道!!! との意気込みもむなしく、待ち合わせから前途多難。二人とも待ち合わせ場所の「三越のライオン口側、COACH」にいるはずなのに、どうやっても会えない。何度も何度も携帯で位置確認をし、四十分後判明したことは、私がいるのが銀座三越で、メイコさんは日本橋三越にいたのでした…そりゃ会えないはずだよ…。一時間後、ようやく合流。会えてよかったね、今日は私もう無理かと思ったよ!!……二人の国外脱出、さらに遠のいた模様。 本日のお店は、サントリーのメルマガで見つけた「粋来亭」という店。HPのメニューがよかったので。行ってみると、地下街の中にある、カウンターが十五席くらいあるだけの細長い店でした。ちょっと喫茶店ぽい。背後にブラインドがかかっているんだけど、その間からやけに白々しい地下街特有の明るさが洩れ込んでくるのが不思議な感じ。でもお酒の品揃えはよくて、スコッチのシングルモルトはかなりいろいろ置いてるし、値段も他のバーに比べたら低め。カクテルもスタンダードの他に、ここの店や他店のオリジナルがいろいろあって、メニュー(これも喫茶店ぽい/笑)眺めてて楽しかった。「女の子」が好きそうなのがいろいろ。<当然私はこの「女の子」には含まれない。 私たちが行った八時ちょっと前は他にほとんど客がいなかったんだけど、九時半過ぎると入れなくて帰る人も結構いたりして。私は結構この店好きかな。チャージがつかないのもポイント高いです♪ 「きらきらしたお酒を飲む」(<茶色かったり透明だったりしないやつ)という意気込みのもと、メイコさんはずっとカクテルに挑戦。私も「ギンザ・スリング」なるクランベリーリキュール+イチゴという赤いきれいな色のを頼んでみた。…甘かった。ついでに凍ったイチゴに敗北。早々に茶色い酒に路線変更。あとカクテルで飲んだのは、浜松の「bar KANEKO」という店のオリジナルだというショートカクテル「ブラスターソード」。ラガヴーリンという癖の強いモルト+ジン+シャルトリューズという薬草のリキュールという組み合わせは、いったいどうやったらこんなレシピを思いつくんだ?という不思議な味でした… ■ギンザ・スリング→オーバン14年→ブラスターソード→カリラ1988年→スプリングバンク21年→ミルブレア10年→ダルモア12年。カクテル2杯以外は全部スコッチのシングルモルト。 ●永井明『ぼくが医者をやめた理由 青春編』角川文庫 /『スペリオール』で連載してる『医龍』というのが結構面白かったので、原作者の本を読んでみた。漫画は型破りの元NPOの天才外科医が、閉塞した大学医療とぶつかるというものなのですが…作者が天才じゃなかったのは判った(笑)。しかし自分のかかる医者がこんなだったら…と思う恐ろしい事例が続々。足のつま先が冷たくなるような思いがしたり。やっぱ自分を預ける医者は選ばないとね。 1月30日(木) 今日は組合の新年会。1年の12分の1も過ぎようとしているけど、でも新年会・・・。なんでもいいや。御飯食べられれば。<タダだし。 部長が「体調いまいちだから今日の飲みどうしようかな」とメールしてきたので「別に今日は無理強いする人いないし、飲まなければいいんじゃないですか」とメールしたら、「そうだね、はるか(仮名)さんくらいだよね」というメールを返してきやがりました。…失礼な。私は相手が無理強いしなければ、別に人に無理強いしたりしないぞ。私は勝手に一人で飲んで勝手に幸せになれる自己完結型の酔っ払いなのに。飲みたくない人間に無理に注ぐなんて、そんな勿体ない。お酒に失礼だし。 本日の店は神田のBistro Columbus。料理が出てくるのがちょっと遅いのを除けば(苦笑)、美味しいし、いい店です。海産物好きな私にはいろいろ出てきて幸せ。…2時間半のコースだったけど、3時間経過してもまだドリンクオーダーしてたしね私。…飲み放題は飲み過ぎるので危険。 ■ビール…グラス×2杯。カクテル…ジントニック×1、スクリュードライバー×2、シャンディガフ×2、焼酎…雪渓洞×1、ウィスキー…バランタイン×1、フォアロゼ×1、シーバスリーガル×2。 ●仁木悦子『一匹や二匹』角川文庫 /独立した短編集だけど、時折り他の長編の探偵が登場するのを見ると、なんとなく古い知り合いに会った時のようなちょっと嬉しい気持ちになれる一冊。それというのも、彼らがその後、幸せな生活をしているせいもあるかも。たまには幸せそうな家庭の話というのも読んでみたくなるのでした(笑)。 1月29日(水) 組合でミーティングついでに、IWAKURAで飲み会。<洋食系のお店だけど、ここはなかなか美味しい。組合の予算なら、普段のただ働きの分私が飲んでもいいよな〜とばかりに遠慮なくオーダーしてみる(ていうか、「会議費がかさむからあれを委員にするのはやめよう」と言われるのを心待ちにしている)。が、どうやらうちの代が私の分を補って余りあるくらい飲まない人揃いだったので、この作戦は通じないようだ。ちぇ。…意見が合わないにしても、喧嘩するには相手の委員が肝査部の面子だって辺りですでに無理かも…いいや、せいぜい飲もうっと。せめてこき使われてる分くらいは(後ろ向き)。 しかし私あんまりワインって向いてないようで…悪酔いするんだよなあ。はっ、気がつくとまた新しいボトルが来てる。本当にこれ、全部会議費で落ちるんですよね、大丈夫ですよね?とりあえず今日来なかった2人も、参加したことにしときましょうねっ。<6人で白1本、赤3本。 ■ワイン、私1人で多分1本強は空けてるはず。あとは生ビールがグラスで3〜4杯。 『美神たちの黄泉』はめでたく引き取り先が決まりました。本も少し減らさないと・・・・・・。 1月28日(火) 会社帰りにご近所の古本屋へ。ここは絶版文庫本がコーナーとなっていていいのだけど、それだけに逆に100円コーナーに掘り出しモノがないのが淋しい(<古本屋でボロボロの品切れ本を「えっなんでこれがこんなとこにっ」というのを探すのが楽しみなのだ)。とは言うものの、しばらく眺めてみればそれなりに読んでみようかなと思う本もあり、店の半分近くを古道具が占拠しているせいで、西洋甲冑が本棚の隣に立ってたり(ぶつかりそうになって思わず「すいません」と謝るとこだったよ)、振り向くと民芸タンスの戸棚の中に大トカゲの模型がいたりで、結構楽しんでの帰り道。 駅への途中、区画整理でうっかり取り残されちゃったんだろうなと思われる小さな空き地に、時折り露天の古本屋が出る。二十年くらい前の雑誌『太陽』だとか『芸術新潮』だとかが300円で出てたりして、結構あなどれないラインナップの店なのだが、今日ふらりと立ち寄ったのが運の尽き。赤江瀑の単行本が二十冊くらい並んでる……これとこれは確実に持ってるんだけどこっちはどうだっけ?これはうちにはない、ような気がする…んだけどあるかも。うちで確認してまた明日…もいるのだろうかこの店。「あの、いつまでやってます?」「天気次第ですね」……天気次第か。天気。天気ねえ。 結局、「多分、これは持ってない」に賭けて、三冊買って帰った。判定は1点敗北。<『美神たちの黄泉』 余分に持っててもなあ。誰か欲しい人いないかしら。単行本だけど。…でも浅田次郎の『蒼穹の昴』が単行本上下で300円だったのでトータルプラマイゼロ、かな(気持ち的に)。 ■エビスビール1本。ジャックの水割り少々。 ●都筑道夫『未来警察殺人課』徳間文庫 /人類が地球を離れて数百世紀、テレパスとコンピュータの発展により、殺人を犯す危険性のある人物はあらかじめ矯正され、ここ数十年というもの殺人事件というものは起こっていない…というのが建前。実は危険過ぎる人間は、警察内でも極秘の組織「殺人課」によって排除されているのであり、そこに所属するのは、コントロールこそされているが、殺人淫楽症気味の刑事たち…という設定。1979年に出た割には今読んでも面白い。しかしこの作者、よほど007が好きらしい。短編ごとに必ず女スパイとか女諜報員とかが出てきて必ずベッドシーンが入る辺りも実にそれっぽいです…。 1月27日(月) くらくらする頭を抱えつつ出社。…二日酔い?<ビールの代わりに生酒の4合瓶ガブ飲みしてれば当たり前です。しかも午前0時から…(太るの当たり前だよ!!) しかし、もーこれでいーやーと人事の書類も出したし、組合の原稿は他の人に預けた。もうないね!?と思ったら「書道部(<社内にあるやつ)の廃部届の書類、今月中だからよろしくねv」とメールが届いていた。……やります。私、会社で何やってるんだろう…。 このところあんまり新しい漫画というのは買わないのですが、今日買ったのは、江川達也『日露戦争物語 天気晴朗ナレドモ浪高シ』(ビッグスピリッツコミックス)。この辺りの時代、最近興味あるのですが、一度に読むと名前が覚えられないのでとりあえずこの辺りから…(<根性なし)。『東京大学物語』はとても苦手だったので、敬遠してた作家だったのですが、結構面白いです。女の裸が全然出てこないこの人の漫画、初めてみたよ(笑)…男の裸は腐るほど出てくるけど…。最近他の雑誌を見ていたら、『家畜人ヤプー』の漫画化もやっているらしい。あと『源氏物語』だっけ?幅広いなあ… ■休肝日。 ●神林長平『言葉使い師』ハヤカワ文庫 /これも出版社品切れの一冊(確か)。初期短編集で、その後の長編のテーマにつながるようなものが多い…らしいけど、近親相姦をテーマにした「甘やかな月の錆」がラスト3ページこう来るか!!という感じの大変イヤな終わり方でした……力抜けちゃった。 1月26日(日) 今日も本読んで終わり。あとTopとIndexのデザインを変更しました。少しシンプルにしてみようかと…なったかなあ…。 組合の原稿はやっとおしまい。これで落ち着いた気持ちで会社行けるね!!と思ったのですが、今しがた思い出しました。明日までに人事に提出しないといけない人事考課用の書類…どうして夜にしか思い出さないんだ私。昨年は飲みながら書いた書類で、飲んだ状態で面談(<たまたま親戚とお昼御飯一緒に食べた時に、ついうっかりビールを大瓶1本飲んでしまい…)という最低な状態だったので、次はちゃんと!!と思ってたのに、もう飲んでます。…いっか、素面で書いたってどうせロクなこと思いつかないんだしな…(ヤケ)。さーてこれから書くか…(現在時刻:27日午前0時半)。 『マークスの山』文庫版、下巻読了。『リオウ』ほどのすごい改変ではなかったけど、捜査側のパートとしては上巻よりむしろ下巻の方が結構変えてありました。証人増えてるし。被害者減ってるし。証拠の出し方を変えたせいか、なんとなく<マークス>が誰かと合田が気付く辺りがいまいち不明確な気が。なし崩しに他の事件をつついてるうちにいつの間にか…というか。私は前のままでも別に良かったかなーというか、そこまで全面改稿しなければならないほどの意図がよく判りませんでした。<マークスのパートは、面白かったけど。ぼんやり読んでるせいでしょうか。あまりいい読者とは言えないようです(苦笑) ●高村薫『マークスの山』(下)講談社文庫 ●吉沢深雪『バスタイム』王様文庫(三笠書房) /バスタイムを楽しむ為の工夫についての本。手作りの入浴剤とかスキンケアとか。風呂に入ってるネコのイラストがかわいい。自分ではぜーったいやらないけど(笑)読むのは好き。…「風呂あがりにいきなり冷たいものを飲んではいけません」とあったので、逆に絶対風呂上りにビールを飲む!!と思っていたら、すでになくなっていた…(しょぼん)。 ■ビールは我が家の冷蔵庫には品切れだったので、生酒を。タリスカーをストレートでちょっと。 1月25日(土) 朝9時半に起き出して、チケットの先行予約の電話をかける。…昨晩は「ちゃんと帰ってくる」に賭けて、この案内ハガキを置いてでかけたのでした。よかった間に合って。……まだ組合の原稿、手直しが残ってるのだけどまた明日〜(<まだそんなこと言ってるしこの人!!) 今日はほとんど本を読んで終わり。 ●北方謙三『水滸伝 九 翠嵐の章』集英社 /いつ死ぬかいつ死ぬかとハラハラしてた人が生き残ったので、ちょっと一安心。そして私が「なんで寵童なの〜」と泣いて嫌がった燕青がちょっといいところを見せてくれたので、このまま行って欲しい今日この頃。しかしこれ全19巻予定だっけ?完結するのっていつだよこれ。<というか、私が何歳になった時なんだろう…。 ●高村薫『マークスの山』(上)講談社文庫 『マークス』は、「全面改稿」の帯にほとんど恐怖の思いで(笑)読んだ割には、案外悪くないようです。合田のパートは、時々微妙な表現があるものの(苦笑<昔の素朴さが消えたというか、ひねたな…という感じ)、台詞など少し流れが変わっていたりするけど、今のところ大幅では変更なし。逆に大きく変わっているのがマークスのパート。彼のキレ方、突き抜け方はすごい。頭の中(というか病気)の状況も断然進んでる。むしろこの頭でこれだけ計画が練れるのかというのが不自然なくらいの進み方。でも私的には悪くなかった。上巻のラストの真知子の辺りとかね。……が、しかし。 合田が加納と出会ったのって大学だったっけ?高校じゃなかった?(<『照柿』)しかも同じ巻の中で、出会った理由が、ゼミが一緒だった(p.217)からなのか、それとも大学図書館なのか(p.339)。この辺りは校正で修正できる範囲じゃないの?そして端役の証人の名前が「野崎達夫」(p.79)。これ、『照柿』の一方の主人公と名前同じでは?今、早川書房版単行本が見つからないので前がどんな名前だったか判らないんだけど、これはあんまりでは?もっとも同じシリーズの主要人物に三人「秦田」が出てくる女王様のこと、今更という気もしますが。 手直しを続けるというのはどうなんでしょうね。「一度手を離れた本の解釈は読者に任されるべきで、もはや作者に口を出すことはできない」とは京極夏彦他何人もの作家が言うことだけど、高村薫はこの辺り、腰が座ってないなというのが私の感想。一度世に出てその本を売った以上、もはやキリのない自作に対する修正の未練は断ち切るべきだし、そのことによって読者を振り回すべきではなく(じゃあその修正すべき旧版を買った読者はなんなんだ、と言いたい)、むしろ未練があるならそれを活かした新しい作品を示すべきだと思う。毎度文庫になるたびに、ストーリーにすら手を入れずにいられない作家というのは、プロとしてどうなのか。私はこの作家についていまだに「たまたま本が売れてしまい作家になったアマチュア」という印象が拭えないのだけれど。…と、辛辣な感想を述べて、下巻に進みます。『リオウ』ほどの眩暈感(脱力?<評価する面もないではないけれど…)はないけれど、まだまだ油断は禁物。 ■ジョニ黒の水割り。と、エビスビール1本。あとタリスカーをちょこっと。<もうじきなくなっちゃうな〜勿体無い。 1月24日(金) アメリカで、ハンバーガーの食べすぎで糖尿病になったという13歳の子ども(163センチ122キロ)がマックを訴えて、敗訴したという記事について、ようやくアメリカという国もまともな判断を下すようになったか、という話を職場でしていた時のこと。そんなん勝手に食って訴えて金取れたりしたら絶対おかしいよね、という点で意見は一致。「なのになんでタバコの訴訟にはその常識が通じないんだろうな」と上司が言うので、「そうですよねぇ、そんなんで金取れるなら、私とっくにサントリー訴えてますよ」と言ったら大変笑われた。…いや、本気。こう、腹回りがね…(遠い目) 終業後、のんびり時間を潰してから赤坂へ。あらたさんが大阪からライブの追っかけでBLITZに来てるというので、終演後に御飯くらいは食べましょうという話だったので。<ライブも誘ってもらったんだけど、この年で十代に混じって騒ぐのはちょっとおねーさん辛いわ(苦笑)。Tully'sでハニーミルクラテなるものを飲み、結局辛くなって(<甘いんだよ〜)「本日のコーヒー」も追加。9時過ぎに、私の代わりにライブに行ってくれたメイコさんとあらたさんと合流。11時20分東京駅発の夜行バスで帰るというのであまり時間もないし、と近くの居酒屋「凡」にて御飯。<値段も適当だし、悪くなかったです。接客は感じ良かったしね。 「絶対無理だよ帰れないよ」と二日前に断言された手前、今日はちゃんと帰るよあたしたち!!とメイコさんと誓いあい(<誓わなきゃいけないことなのか、ということはさておいて)、ささやかに飲む。メイコさんなんか途中から烏龍茶だったよ、というのも言っておこうかしら(笑)。<今日行くはずだった銀座のバーは、また来週仕切りなおしってことで♪ 11時20分東京駅発ってことは、10時半過ぎに出ればいいよね赤坂。メイコさんと国会議事堂前で別れて乗り換えて、丸の内線で1駅。ほら東京駅11時8分着。余裕余裕。で、あらたさん、バスの発着口ってどこ?「八重洲口って書いてあるんですけど」そう、八重洲。しかもバスって南口ですか。今いるのは丸の内北口。<丸の内線に乗ってきたんだから当たり前。……駅の裏側かよ。さっ、歩くわよあらたさん☆あと12分っ!!<ナビとしてどうなのかこの無計画さ。……誠心誠意歩いたせいか、バスには5分前にたどりついた。よかった、これで逃してたら、私責任取ってホテル探さなきゃいけないとこだったよ……おつかれさま。私も終電前に帰れました(笑)。 ■「凡」でモルツと焼酎のお湯割り梅入り(<結構好き。梅は潰します)、それに芋焼酎「なんじゃかんじゃ」のストレートと、ウィスキーはカナディアンクラブのストレート。<軽いのであんまり好きじゃないんだけど、たまにはいいかな。帰宅してからエビスビール1本。 ●神林長平『天国にそっくりな星』光文社文庫 /テーマとしてはいかにも神林らしいんだけど、ノリは軽かった……主人公がひたすらに「玲美がいれば幸せ〜♪」という人なので、途中で「ご馳走様です」と言いたくなった(笑)。 久々に新刊を買いに書店に行ったら、高村薫の『マークスの山』の文庫版が「98%改稿!!」というポップとともに積まれていた。…恐ろしい。<帯に「新しいマークスには泣かされる 合田雄一郎にも泣かされる」とあるんですが、それはいったいどういう意味の「泣かされる」なんでしょうか講談社… 1月23日(木) 会社に着いて、新聞のサイトを見ていたら、朝日の天気図に「東京の今日の天気:快晴」とあった。じゃああの外でちらちらしてる雪はなんなんだおい。 前に書評のサイトからリンク貼ってあったので見つけたフィギュアメーカーのサイト。これを見ていると、世の中に15,000円もする「うっかり八兵衛」を買う人が1,000人もいるということに驚きを覚えてみたり。私はフィギュアには全然「欲しい!!」という気持ちが湧かないんですが、ここのメーカーのは見てて面白かった…「悪代官」とかね。「悪!!」という感じがたまりません(笑)。 最近の目玉は、俳優をモデルにした新撰組の近藤・土方・沖田の三人らしい。沖田は京本政樹がモデルだそうですが、なんでこれ一人だけ「新撰組美剣士 沖田総司」って商品名なんだろう…。沖田が美形ってのは多分、司馬遼太郎の『燃えよ剣』辺りからなんだろうけど、もうちょっと正直な本読むと「青黒いヒラメに似た顔」となってるんだけどな(笑)。写真見ると実物の土方はハンサムだとうなずけますが。しかし土方というと、「どんな顔だっけ」と訊いたら「ハンサムでしょ」と定期入れから写真を取り出した院の先輩を思い出します…私も好きですが、さすがにそこまでは…。 さて、この沖田。付属品は「本体、着物、袴、羽織り、鎖帷子、帯、ふんどし、足袋、手っ甲、白紐、胴、はちまき、鉄鉢、下駄、替え手、掛けぶとん、敷きぶとん、枕、手ぬぐい、桶、刀(大・小)」とあった。細かいなあ。ふんどしとか足袋とか。しかしこの「掛けぶとん」だの「桶」だのってなんだ?と思いきや、これはもしかして「結核看病セット」なのか?<そういや他の二人にはついてなかった(笑) ■ジョニ黒の水割り。 ●赤江瀑『正倉院の矢』文春文庫 /絶版文庫探索中に何冊か発見。最近割と読みやすい文章の作家ばかり読んでたんで、久々にずっしりと重みのある文章を堪能。しかし単行本と文庫とアンソロジーとあると、収録作品が重なっているので自分が持っている本なのかどうか判断に迷うことも。そろそろチェックリスト作らないといけないかな…。 組合の勉強会の原稿はまだ引っ張ってます。間違いの相互チェックする相手も「げ、そんな制度改正あったっけ」とか言ってる状態なので、はなはだ怪しかったり。ああまた「勉強不足」とか言っていっぱい朱が入って戻ってくるんだわ。<私がもらえもしない手当の改定点なんか覚えてないっての… 1月22日(水) 今日は終業後は銀座にダッシュ。博品館劇場に藍里さん、秋芳さんと舞台を観に行くのだ。本日の演目は、花組芝居の『百鬼夜行抄』。私の大好きな漫画の舞台化だ。小さな劇場で前から5列目、本当に舞台は目の前だったのだが、開演前に役者が場内アナウンスのついでに昼公演のアンケートを読んでいる。「これほど原作の雰囲気を醸し出さない舞台も珍しいと思います」「最初はこれは…と思いましたが、人間って慣れるものですね」……これは、心構えをしろという意味だろうか…。先に観に行った人が「最初の10分ほど辛かったけど、途中から慣れた」と言ってたので、どんなんだろうと。………結論。私は最初から完全に馴染んでいた。去年オペラとかバレエとか三島歌舞伎とかいろいろ観に行ったので、どうやら打たれ強さのスキルがあがったようです。あの高かったチケット代にも意味があったのね!!!(<違) という感慨は脇に置いといて、あの静謐な印象の漫画にベタなネタの連発でしたが(<脚本は「リリパット・アーミー」のわかぎえふ…中島らもが座長だった頃に結構通ったので、展開が懐かしかった)、確かに「妖魔のいるサザエさんワールド」ってのは間違ってないしね〜。男ばっかの劇団てのを逆手にとって、一番デカい役者に妙齢の美人(司ちゃん!!)をさせるというのはいいかも。ビジュアルでいろいろ無理がある設定の割にはよく出来てたと思います。面白かった。よく笑いました。値段だけの甲斐はアリ。…うっかり舞台写真を申し込んでしまったので、きっと忘れた頃に届いて「ああこんなもの買ってる…」と脱力するのが今から目に浮かぶようです。 終演後は、御飯かたがた和光裏の「nude」へ。<安いのでお気に入り。「きらきらした酒が飲みたいのよぅ!!」と叫んだ手前(※カクテルのこと。とにかく茶色と透明な酒以外)、一杯目はカクテルを。…ピンク。なんか私のレパートリーにない色だよ…。舞台の先行予約三件くらいの日程調整をして、あとは飲む。…うう、まだ家に帰ってしないといけないことがあるんだけど…。 ところで週末、私はメイコさんと飲みに行く予定なのですが、藍里さんと秋芳さんは「結局帰れなくて朝帰り」に賭けました。私は「ちゃんと帰る」に賭けた。で、私が負けたら一週間禁酒、だっけ?私が勝ったら…サイトになんか貰おっかな。さてどうでしょう。 ■カクテルはウォッカベースの「シーブリーズ」。あとビールで「コロナ」、それからモルトは「ボウモア」、最後はバーボンで「エンシェントエイジ」。で、今はジョニ黒の水割り。 さーて、これから髪洗ってから、組合の勉強会の講義原稿を……<まだ終わってない。現在時刻、1時20分。 1月21日(火) 主任の家は、昨年生まれた女の子が三月で初節句なのだそうだ。となると、問題は雛飾り。 「邪魔だから一段のでいいと言ったのに、奥さんが『絶対七段がいい』と主張するから…」で、七段。要するに押し負けちゃったんですね……。しかし七段なんて、普通のうちじゃ邪魔だよ〜。<友達の家で遊んでて蹴つまづいてひっくりかえして、目の前でお内裏様の首もげたしな(壊したのは私じゃなくてそのうちの子ですが。まだバレてないのだろうか…)。七段雛飾りなんて、部屋の半分取られるし。と上司と声を揃えて主張したら「そう言ったんですけどね…『七段ないと、嫁に行き遅れるのよ』と主張されて」……そら初めて聞いたわ。 私のお雛様は一段である。理由。「邪魔だから」<うちの親は散文的だ。…最近は仏壇に床の間を占領されてしまい、それすら出してもらえない。ここ何年かお雛様なんて見た覚えないなあ、どこ行ったのかしら。という話をしていたら、「長いこと仕舞いっぱなしのお雛様を久々に飾ると、縁談が決まるという話があるらしいよ」と聞いた。そうなのか。そういや桃の節句を過ぎてもまだお雛様を飾るのも、縁遠くなるといってうちの祖母なんかは嫌な顔してたっけ。…余裕で三月半ばまで飾ってたけどなうち。そうか。親戚に結婚がどうのとか言われたら当分「お雛様の呪いです」と言っとくことにしよう。 「よかったわねえ、嫁に行かない理由がたくさんあって」……ほっとけよ、母。 ■エビスビール1本とジャックの水割り。 ●戸板康ニ『家元の女弟子』文春文庫 /初老の演劇記者がワトソン役となる、長老の歌舞伎役者の話。昔は本当に推理小説だったらしいが、そうそう歌舞伎座で殺人で起こすわけにも行かなかったらしく(<私だってたまらんわ)、短編の大半は老俳優が経験に基づく観察力で周囲の人間関係をうまくおさめる話になっている。<過去じゃなくて未来を扱うミス・マープルみたいなものだ(ヘンなたとえだけど)。私は穏やかな老俳優が好きで、結構このシリーズ好きなんですが……品切れになるのはわかるような気がする(苦笑)。 …勉強会の原稿はまだ現在進行形。明日会社でやる暇あるかな…・・・。 1月20日(月) 仕事で見ていたデータ調査会社のメールの中に、キリンビールがまとめた2001年の世界主要国のビール消費状況が載っていた。それによると、世界全体の消費量は、1年間で東京ドーム112杯分だそうです。想像つかないけど。国別消費量で言えばそりゃアメリカだの中国だのでかい国が上位に決まってるけれど、国民一人当たりに換算すると違ってくる。日本は世界で23位。1人当たり消費量は55.9リットルだそうだ。350ミリ缶150本強か。…ふむ。どうやら昨年の私はノルマは達成していると思われる。でもこの「1人当たり」ってどう計算してるのかしら。二十歳以上の成人の数で割るのかな?<だとしても、十代が大きく数字を押し上げてると思うが…。しかしドイツの3位は分かるけど、1位がチェコってのはちょっと意外。それにしても1人当たり年間155.5リットルってさ……。 ■ノルマ達成に向けて、エビスビールを1本。<キリンじゃなくてサッポロだけど。あとはジャックの水割り。 ●仁木悦子『青じろい季節』角川文庫 /私の偏愛する天藤真の『遠きに目ありて』のモデルがこの本に出ている母子だというので探して買ったのだけど、そんなに出番はなかった…ちぇ。主人公の翻訳家は感じのいい素人探偵だったけど。 水曜〆切の原稿は、まだろくに終わってません。・・・要するにめんどくさいのでやる気がしないのです。明日の夜辺り、多分慌ててやってることと思います…。 1月19日(日) 今日もうちでおとなしくしてるのでヒマです。いや、暇なわけじゃなくて、なんかしなきゃいけなかったような…そういや組合の勉強会の原稿、今週末までじゃ…いや、違う、水曜までだ!!ぎゃー!!ファイル持って帰ってきてたのに!!まだ一文字も書いてないよ…?本気でまずいことに、たった今一日の終わりに気がつきました。これから慌ててやります…っ!! サイトの更新などしている場合ではなかったようですが、本日の更新。「図書室」に神林長平の『ライトジーンの遺産』を追加。それからSSで「きらきらとあまいもの」。なんでこんな冬の最中に夏の話かというと、去年の夏からほったらかしてた代物だから…。 ■昨晩、日記の更新をしたあとでモルトの封を切り、朝になって気がつくと1/3が空になっていた。勿体ない…(大事に飲もうと思ってたのに)。というわけで、本日はちびちびと「タリスカー」をストレートで少し。あとエビスビール2本。 1月18日(土) 本日のお買い物はこれ。月の土地。売られているとは知りませんでした…サイトに掲載されている権利関係というのを真剣に読んでみたのですが、各国が協定により権利を主張できないというところまではわかったけれど、「だからといってこの会社に売却する権利がある」かどうかは、どう考えてもわからんかった。こーゆーこと考えるのは、やっぱりアメリカの会社だった。しかし考えてみたら、詐欺としては頭いい方法だよな〜。「もしかしたら誰か先に住んでたりしてね」(先輩談)としても、私に確認の仕様もないし。行く予定もなし。…と思いながら買う私も私だけど。まあ、1エーカー(…ってどれくらいよと思ったらサッカーグラウンドぐらいらしい)で2,700円なら、お遊びで払ってもいいかなという額だし。夜空に月見上げるのがちょっと楽しいかなと。それに「第二期販売地はココ!」という図が、満月にぽちりと赤い丸がついてるだけという写真だったのに不覚にも笑ってしまったので。<わかるかそんなんで!! 月に統一政府が成立するまでは権利があるらしいので、私の寿命が尽きる頃まではまずだいじょうぶでしょう。相続もできるらしいから、遺言書書くときには忘れずに載せておかないとね(笑)。 火星も売ってるらしい…が、月の方が空見てわかりやすくていいかなと。火星は先住者いるかもしれないしさ(笑)。 ■ジャック水割り少しと、買ったボトルのオマケだったスコッチシングルモルト「ダルヴィニー」のミニボトル。…ミニボトルってほんとにグラス1杯分なんだよな〜(ちぇ)。あとエビスビールを1本。 ●神林長平『ライトジーンの遺産』 (上)(下) 朝日ソノラマ文庫ネクスト /先月出た新刊の帯に「絶賛発売中」とあったくせに、注文したら「出版社品切れ」という、読者をナメてる出版社の対応に怒りつつも、すごく面白かった。<古本屋で探した。別にレビューあげるつもりだけど、非常に主人公のモノの考え方がバランスがいいので。そしてウィスキーと本に対する執着の点で、かなり共感できる辺り。いい本なのに、どうして品切れなのかしら…。 1月17日(金) 先月予定があわなくてできなかった私の誕生日祝を、同期の女の子たち二人が一ヶ月遅れでやってくれた。持ち回りで主賓が店を指定して、残りの二人が奢るというシステムなのだが、本日の私の指定は神谷町の『ヴォルガ』。東京タワーの足元にあるロシア料理の店だ。昔一度行ったことあるのだが、とにかく東京タワーの足元だったよという適当な指定をする私。なんかすごい無駄にゴージャスな店だった記憶はあるのだが、久々に行ってみたら、悪趣味の三歩手前って感じ(笑)。<ロシアの宮殿を模したという小さな建物、見た瞬間思わず「ラブホにこんなんあるよな…」と思ってしまいました(失礼)。でもロシアって寒いから、すっきりした配色のインテリアなんかだときっと寒そげでやってられないのかもしれないと赤と金の内装を見ながら思う。一戸建てなのに、地下が店になっている(というか地上部分は単なる飾り)ので、窓もなく、絞った照明とあわせて妙に時間がゆっくりしているような感じ。…料理がゆっくりしか出てこないせいだろうか(腹減ってるだけか?) ロシアン・キュイジーヌとか店の紹介してあったサイトには書いてあったのだが、なるほど確かに。前菜がいきなりニシンって辺りはロシアっぽいが、次の前菜はナンタラ言う横文字の名前がついてたが、店のボーイさんは「水餃子みたいなものです」とあっさり片付けた。…うむ、確かに水餃子。しかしサワークリームを乗せるというのはなんか新しい味だったわ…(美味しかったけどね)。 最近、風邪のときに酒を飲むと悪化するようだということを、昨晩焼酎をボトル半分飲んで学習したので(<半月もひいてるのに…←遅)、今日はお酒も控えめ。というか、あんまり飲むと二人に申し訳ないのもあるんだけど。結局コース食べてる間、三人で白ワインを1本空けただけ。ゆーっくり飲んでるせいか、なんとなくほわんとして少し酔いが出たかも。…もしかして普段の私は、飲むスピードが速すぎて、自分が酔っ払っているということに気づかないうちに取り返しがつかないほど飲んでるだけなのではなかろうかと、ちょっと思う瞬間。…気づくのが遅すぎです。 料理もデザートも美味しかったし、「カードも芸がないから」と花(チューリップの小さな花束)も貰ったし、明日は休みだし、いい気分だわ〜。残る問題は、この店の支払が結構いい値段になっているであろうこと。この会、だんだん指定するコース料理の値段があがってるため、次回払う側になった時が怖いです。でも、年齢は脇においといて(笑)、人にお祝いして貰うのって嬉しいし。ご馳走様。 ■フランスの白ワイン(名前は覚えられなかった)をボトル三分の一。 1月16日(木) ようやくキリ番のSSを1本あげました。…何故番号が新しいものからあげるかはともかく。多分最初で最後だと思われる『戦闘妖精・雪風』です。モルト辞典をひっくり返しながら書いたのですが、あいにくうちには現在ウィスキーが切れていたのでした…ちっ。そろそろモルト飲みに出たいところです。 ■ビールはキリンの一番搾り「毬花」を。あと焼酎。残り少なくなった「思いでのカメルーン」を。 大河ドラマのせいで、書店でよく市川新之助の顔を見かける。私が十代二十代の若い役者に興味がないので(笑)、舞台の上では二度くらいしか見たことないせいか、いまだに「團十郎の息子」という認識しかないので、へえという感じだ。今いくつだっけと調べてみたら、25歳だった。恐ろしいことに、私は16歳の頃の彼のサインのある筋書きをどっかに持っている(<歌舞伎座で出くわしたのでつい)。それがもう25歳…ということは、それだけ私も年を取っているということで……そっかー私若かったんだなあの頃。歌舞伎好きだったばーちゃんが私と話すときに「最近の若い役者はようわからんわ」という気持ちが早くもわかりかけている自分が悲しい。 ところで最近、武蔵の扮装をしている新之助を見るたびに誰かに似てると思っていたのだけど、『リオウ』を演ってた呉彦祖(ダニエル・ウー)でありました。昔はうわ誰やこれ!!と言いたくなるような細っこい感じだったのに(<こないだデビュー作のBoy's Love映画『美少年の恋』のポストカードを発見してすごい驚いた)、いつの間にかゴツくムサくなってるところもそっくりだよ…。 ●中村勘九郎『役者の青春』講談社文庫 /非常に前向きなエッセイなので、朝読んでて気分のいい本。しかし古本で買った十年少々昔の本なので、息子二人が6歳と4歳で初舞台の話とかしてる。ついこないだ二人だけで歌舞伎座で踊ってけどな。時は着実に流れるものです…他人の時間で測るなって感じだけど。しかし100円セールで買った古本なのに、勘九郎のサインが入っていた…処分されちゃったのか。いい本なのにねえ。<本棚に立ててみる。 1月15日(水) 昨晩、7,500円のベトナム刺繍バッグの色を真剣に選んでいたことは覚えているが、とりあえず理性がギリギリ踏みとどまったようだ。まだ『雨月荘殺人事件』も買ってない。…けどこっちは時間の問題かなあ。<殺人事件の調書と解説編が二冊セットになってるミステリ。出た当時に「文庫で1,700円はなあ…」と思ってやめた覚えがあるのだけど、今送料足したらこっちの方が高い……最近私の読みたい本は軒並み絶賛品切れ状態ばかりなので、ついあれもこれも買い込んで本を積み上げては更に部屋に入れなくなる(※私の場合、比喩ではありません)、というのはわかっているのだけど……(ジレンマ)。 朝から頭痛がして気持ち悪い。これは一日出勤してまた風邪がぶり返したかな?とも思いつつも、昨晩最後にあおった焼酎のせいという可能性の方が高かったり。<ビールとウィスキー飲んだ挙句、ボトルの3分の1くらいは空けたらしい。二日酔いかなあ……という気もしながら、でも夕方5時になってもまだ痛いっつーのは風邪のせいかしら。しかし「単なる頑固な二日酔い」っていう可能性も捨てきれない…… ■ので、本日は休肝日。 ●神林長平『プリズム』ハヤカワ文庫JA /未来の都市の話かと思いきや、全然異なる世界が相互にリンクする不思議な連作短編集。あまりに世界が飛ぶので、最初は「私にはわからない本かもしれない」と思った(笑)。慣れると面白かったけど。天使に生まれ変わる制御ユニットTR4989DAが非常にかわいくて、欲しい!!と真剣に思いました… ●神林長平『親切がいっぱい』光文社文庫 /地上げと闘うボロアパート住人一同のもとに、突然落ちてきた(大変役に立たない)かわいい宇宙人。ただ宇宙人がいるというだけの日常モノ。品切れだという理由がなんとなくわかるような(<私は面白かったけど…)、すごく力の抜けた作品。これが『雪風』や『七胴落とし』書いた作家と同じ人の作品かと思うと、(ある意味)すごい。 1月14日(火) 小人閑居して不善をなすと申しますが、小人の典型である私が三日間家に閉じこもっているとろくなことをしないというお話。…あああ。やっぱり。朝起きてメールチェックすると、「お買い上げありがとうございます」と古本屋からのメールが三件ばかし届いていて。というわけで、絶版の古本文庫代(神林長平とか仁木悦子とか都筑道夫だとか)を支払うべく、会社の近所の郵便局に出かけて数日前の自分の尻拭いをする休日明けの私。とほほ。こんな午前三時の買い物なんて、酔っ払いがしたに決まってるじゃん!!と思いつつも、買ったのも私なのでどうしようもなく。読みたいのは確かだし。しかし細々と買ってるなあ。平凡社東洋文庫『水滸後伝』全三巻四千円也。は思いとどまってる辺りが微妙に理性的で余計に情けない。…今、お酒飲んでる状態で和久峻三の『雨月荘殺人事件』千二百円也が欲しいのだけど、これもやっぱり酔っ払いの所業かしら。現在、理性と格闘中。 ■近所の鮨屋で飲んだビールがグラス1杯+中ジョッキ2杯。あと焼酎『カメルーンの思い出』とジャックの水割り。 ネット上の古本屋の目録を見ていたら「みみずブックス」とあった。なんだそりゃ。と思って開けてみたら「みすずブックス」だった。…ちょっとそれはあんまりじゃない? 1月13日(月) 「図書室」に1冊追加。浅田次郎の『シェエラザード』を。 連休前から右足が痛い。ろくに歩いてないので別にたいしたことないのだが、良くなる様子もなく。転んだ記憶もひねった覚えもないので、いったいどうしたんだろうと首を傾げていたら、母が「肝臓じゃないの〜?」と言った。は?なぜ足の裏で肝臓?「足の裏のツボ押して内臓がよくなるんなら、その逆もあるんじゃないかと思って」……やなこと言うな。 ■エビスビール1本半。ジャックの水割りその他。ストレートで飲んだら咽喉の消毒になったりはしないだろうかと真面目に考えているのだけど、ダメだろうか。 ●風野真知雄『われ、謙信なりせば 上杉景勝と直江兼続』ノン・ポシェット文庫 /直江兼続が大好きで読んだのだけど、「愛」の前立ての兜を作る辺りで三回挫折。<よほどあの意匠が気に入らないようです私(笑)。トータルとしては悪い出来ではないと思うのだけれど、ん〜〜でもその兜の辺りで挫折しておいた方がよかったかな〜〜とほほ。というくだりがなきにしもあらず……(複雑)。 そういや今日が成人式か…私はその当日、白衣を着てバイトをしていたので式に出席した覚えもないのですが(笑)天気が崩れなかったのはめでたいことです。着物の日に天気崩れると悲惨だものね〜。 1月12日(日) 「図書室」に1冊追加。西澤保彦の『仔羊たちの聖夜(イヴ)』を。 風邪薬を変えたせいかやたらと眠い。昼の12時まで寝た挙句に何時間も昼寝して、夜もまたうたた寝。合間に本を読んでは庭に来るヒヨドリだのメジロだのの勢力争いを眺めて一日が終わった。……連休明け、本当に社会復帰できるのだろうか。不安だ。 ■エビスビール1本。あとジャックの水割り少々。 ●奥泉光『石の来歴』文春文庫 /芥川賞受賞作と候補作の短編二本をおさめた本。表題作はこれまた戦時中南方での暗い過去の記憶が現在と交錯し、破綻してゆく一人の男の物語。く、暗い。もう一作「三つ目の鯰」は飄々としてて割と面白かったんだけど。文章は端正で好きなんですが…朝から読むにはちょっと滅入ったなあ。 ●仁木悦子『猫は知っていた』講談社文庫 /言わずとしれたこの作家のデビュー作にして代表作。何冊か読んだけど、その中ではやっぱりこれが一番ストーリーとしては凝っていて出来がいいような気がする。 1月11日(土) 一昨日は歯医者、昨日は内科。今日も病院通いだ。といっても、本日は私ではなく小鳥の病院なのだけど。 飼っているスズメ(7歳)がこのところクチバシが伸びていて、前に一度羽根にささってケガをしたことから、時々病院で切ってもらうことにしている。いつもは母が連れて行くのだが、今日は私もヒマなので、おともに出かけた。この病院は小鳥専門だ。小鳥専門というのは珍しく、遠方からも患者が詰め掛けるため、いつも壮絶に混んでいる。うっかり朝10時の診察開始時間に行こうものなら、夕方5時くらいになるのも珍しくないのだそうだ。というわけで、母は朝5時半の暗いうちから病院前に並び、7時過ぎに外側の戸が開くのを待って名前を書いて受付を済ませ、また鳥を連れに戻ってくるのだ。すまん、母。今度は代わりに並ぶよ……。しかしうちは同じ市内だし車で行けるからいいけど、母が前に一緒に並んだ若い女性は、電車で一時間かかるところから始発に乗ってやってきて並び、受付を済ませるとまた電車で戻り、鳥を連れてまた病院へやってくるのだという。…大変だ。 クチバシくらいなんとか家で切れないかね、と言ってたのけど、やはりプロの手つきというのは違う。「エサは決まったものしかあげてませんね!?ちゃんと青菜やってますか!?」と女医さんに怒られながら、「はーい、ちゃんとやってますー」と嘘をつきました。正月早々からカズノコだのイクラだの栗きんとんだのつまんでやってたのは私です。だってねだるんだもん…。<甘やかし ■チューハイ2杯とエビスビール1本。あとジャックの水割りちょっと。 ●仁木悦子『黒いリボン』講談社文庫 /こないだ一冊読んだので、続けて買ってみた仁木兄妹モノ。ちょこちょこいろんな名前が出てくるので、ぼんやり読んでたら「これ誰だっけ」と戻ることしきり。これはプロットが複雑なのではなく私がボケてるんだな。 ●仁木悦子『灯らない窓』講談社文庫 /「兄妹の推理」とあったので仁木兄妹かと思ったら小学生の兄妹だった…子どもの視点でもあんまりわざとらしい文章でないし、読みやすかったけど。 ネットでうろうろしていて、中国アンティーク家具サイトを見つけた。デザインが綺麗で眺めていた(特に椅子のフォルムは素敵だ…が、これを買う金とスペースの余裕があったら私は本棚を買う…<寂)のだけど、コレクターズアイテムコーナーとして「カエル」「金魚」「カメ」「龍」があって、こちらが心惹かれる。特にカエル。かわいいなーと思うと売約済が多くて残念だが、微妙に手が届きそうな値段のが結構あって誘惑。…最近ネットで古本買い漁ってるので貧乏なのに…。 1月10日(金) 昼休み、内科に出かけた。人のよさそうな初老のお医者さんは、血液検査の結果を見ながら、「こりゃひどいねー」と言った。白血球が基準値を超えて多いのだそうだが、そう言われてもよくわかりません。どうやら白血球が多いということは雑菌が多いということで、私の数値は「盲腸並み」だったらしい。そんなに私の血は汚れてるのか…とよくわからないまま落ち込んだ私に、彼は追い討ちをかけた。「タバコとお酒は控えてください」…えっ?「お酒はダメですか」「飲むとてきめんに悪化しますよ」……そんな。私はこの連休三日間、美容院すら行かずに家でおとなしくしてるつもりなのに、三日間も酒を飲まんと何をしてろというのだ。とは言うものの、確かに風邪ひいてる間に間違いなくジャックだけで1本は空けてるのは確かなので、いつまでも治らないのはそのせいなのだろうか。とぼとぼと会社への帰り道、私は心の中で「ビールは酒に入らない」という整理をつけかけていた。が、話を聞いた先輩が「お酒を控えろってことは、減らせばいいわけで、別に飲んじゃダメって意味じゃないよね〜〜」という解決策を考えてくれた。なるほど。ちっとは飲んでもいいってことだな。…心の中で解決してもなんの意味もないとは判っているのですが。 ■とりあえず今日だけは休肝日。 ●西澤保彦『仔羊たちの聖夜(イブ)』角川文庫/ 安槻大四人組のシリーズで、『スコッチ・ゲーム』『依存』と並ぶ暗い話。…前にも一度読んでるはずなのに(しかも単行本買ってまで)、どうして私はこんなエグい話を忘れてたのだろうか。健忘症かな。 1月9日(木) 私の大学時代の友達Wちゃんは、歌舞伎友達である。 おしゃれでとてもかわいいお嬢さんなのだけど、新潮文庫のYonda!パンダグッズ欲しさに「『剣客商売』読み終わっちゃって、今は『眠り狂四郎』読んでるの」などと言う面白い子だ。<私ですら読んでないよそれは。 彼女と私は結構ミステリ系・時代小説系の読書傾向が似ているので、面白かった本は互いに薦める。私は例によって最近自衛隊関連の本を薦めまくった為、「そんなに自衛隊好きなのかと思ってた」というメールが届いた。別にそういうわけじゃないんだけどねー。と思っていたら、続けて「私はSP好き。真保裕一の『防壁』はとてもよかった」というメールが来た。彼女の職場は赤坂なので、SPは近所のANAホテルで時たま見かけるそうだ。そういや私も以前赤坂で見たな。私も読んだがいい本だ。気に入って感想も書いた短編集だったので、なるほど趣味が似てるものだと思う。 が、そのあとに「あらゆるつてをたどって、SP合コンに持ち込もうとしたけど、なかなかシフトが厳しく予定が合わなかった」とあった。 「でももしかして、はるか(仮名)ちゃんはそういう意味で好きなわけじゃない?」 …私の自衛隊好きはそういう意味で好きなわけではないよWちゃん…(脱力)。 ああでもそこで合コンに行くところが女の子だなー私とは違うなーと感心しかけて、はたと気づく。やっぱり私、SPと合コンしたいという女の子は他に会ったことないよWちゃん。 ■エビスビール1本とジャックの水割り。 ●浅田次郎『シェエラザード』(下)講談社文庫 /非常に浅田次郎らしいストーリー展開だった。別に感想アップします。こういう歴史モノを読むと、浅田次郎に最初に出会った作品『蒼穹の昴』が読みたくなる。…が、一回読んだだけで、四年ほど前に友達のところで行方不明になってしまった。文庫に落ちたら買おうと思いつつも、6年経ってもまだ落ちない。もう一度買うのは悔しい。…強く返せと言えないのは、私が同時に交換した団鬼六の『美少年』をまだ読み終えてないから…うう、苦手なんだよ団鬼六…(涙)。 1月8日(水) 昨日、「すみません、今日休みます…」と電話したときに訊かれたことは、「昨日の資料、共通ドライブに入ってる?」ということでした。しまったまだ手直しするつもりで自分のパソコンのDドライブにしか入ってない…別に開けられてマズいもの(原稿とか/笑)は特に入ってないから、別に誰かに私のパソコンのパスワード教えて保存し直してもらってもいいんですが……あ。 会社のシステム部から「セキュリティ強化のため」として、毎月自分のパソコンのパスワードを変更するように通知が来る。しかし私はトリアタマなので、そうしょっちゅう変えてたら、いつか連休明け(正月休みのあととかね)に絶対忘れる。と確信がある。だから「忘れにくいものにしよう」と思った。……現在はBDの登場人物+数字というシリーズで、今月は「坂井」である。先月は「キドニー」だった。頭悪い私。……どうでもいいことなのだが、うちの会社には「坂井さん」がいるのである。こ、このパスワード教えるのはイヤだな……。 「すみません、私のパソコンにしか……」 いーよいーよ、紙ベースではもらってるしね。と言ってくれた上司に心の中で詫びつつ、今朝出勤した私が最初にしたことは、その資料を共通ドライブに保存し直すことだった。もしかしたらパスワードをもっと普通の単語に変えることを先にすべきだったのかもしれないが。 ■微熱が下がりませんなーと言いつつ、ジャックの水割り。あと大分に帰省した友人が送ってくれた酒詰め合わせから焼酎の封をきってみた。しかし中津江村という場所の写真のラベルなのに、なぜ焼酎の名前は「思いでのカメルーン」なのだ。全然関係ないぞ。 ●浅田次郎『シェエラザード』(上)講談社文庫 /「日本人が抱く喪失感はこれだったのだ!」(帯のコピー)…なんか私最近こんな本ばかり読んでる気がするわ。海底に沈んだナントヤラの引き上げとか。まだ下巻の途中だけど、浅田次郎らしい「主要人物に悪人のいない話」だ。そしてジジイがとても格好いい。特にヤクザ。 1月7日(火) せのおあくらさんから、『逆裁2』の霧緒さんのイラスト頂いたので、「展示室」にアップしました♪ やっぱり微熱が出てたので本日は新年二日目にしてお休み。咳は減ってきたんだけどなあ。 明日は同期の子たちが誕生日祝にロシア料理を奢ってくれるはずだったのだけど、総勢三名中、私を含めて二人が本日風邪でダウンという体たらく。これでフルコースは無理だろうと残る一人がキャンセルの連絡を店に入れてくれた。「お大事にね」とメールをくれた直後に、同じ人からまたメールが来た。 「昨日の懇親会で、一升瓶抱えてたんだって?」 …ちゃうわい。私のとこに一升瓶抱えてきたのは君んとこの部長。で、私の前に置き去りにしてっちゃったから私が戻しに行ったんだよ……とメールしたら「ああなんだ。てっきり飲みすぎて悪化させちゃったのかと」…もう少し同期を信用してよHさん。昨日なんか烏龍茶で乾杯して桜餅食ってたんだよあたし。 本日の夕食は七草粥でした。年中行事なのか単なる病人食なのか、微妙なところです。 ■なんか目の前でなくなりそうだったので折半で死守したジャック・ダニエルを少々。 ●神林長平『永久帰還装置』ソノラマ文庫 /神林には珍しいような気がする結構ストレートなラブストーリー。シレノ他の情報局三人組が好き。帯見て面白そうだったので既刊の『ライトジーンの遺産』を注文しようと思ったら出版社品切だった。…だったら帯に載せとくなよ朝日ソノラマ。<この本は先月の新刊だ。ネットの古書店で検索してみたら出してるとこがあったので注文した。しかしそこのサイトには何千件と古本屋が登録されてるはずなのに、神林の時も風間一輝も稲見一良も私が探す本は全部同じ店ばかりヒットするのはどういうわけだろう。 ●仁木悦子『粘土の犬』講談社文庫 /100円で買った仁木兄妹モノ他の短編集。古い作家だけど(<なにせ三十代の傷痍軍人が出てくるくらいで)、最近の変に凝った文章書く作家よりよほど読みやすい。布団にくるまって手軽に読むにはいいです。 メールチェックしたら、ポスペのたかぎしがメールをくれてた。件名は「アイのカタチ」。 ************************** 「高め合う」 「許し合う」 「認め合う」 「与え合う」 「奪い合う」 など。 愛の形としては、はるかはどれがいい? また、「憎み合う」というのは、 ある種のバリエーションと考えてもいいのだろうか。 たかぎしは「なめ合う」のは嫌だな。 なんか語感が。ねえ? ----- たかぎし ************************** ねえ?と言われても。悪いモノでも食ったかと訊くところだ。ほんとペンギンって変…。 1月6日(月) 仕事始めなので、げほげほ言いながら出勤。ネットで昼休みに行ける近所の内科を探して薬を貰いに行ったら「じゃあ白血球調べときましょう。そっちで採血ね」と言われた…あの、私別に薬さえ貰えれば…そんなわざわざ血まで抜かなくても……。 という話を、終業後の会社の懇親会(社内でやる一時間程度の立食)でしたら、「そりゃ血中アルコール濃度調べたんじゃないの」と言われました。そっか、白血球ってのは嘘か……ってそんなひどいわ主任。 そもそも終業後に移動する時に、隣の部署の人から真顔で「飲みすぎちゃ駄目だよ、まだ年初なんだから」と言われ(飲みませんよ、風邪ひいてるんだから…)、殊勝に烏龍茶で乾杯してたら、「あれ、いらないの」と総務の部長に日本酒のグラスを持たされ、隅っこで大人しくしてれば「飲まないの」と一升瓶抱えた常務がやってきた。「グラスで飲む?」と言うのを固く辞退して早めに挨拶して帰ろうと思えば、社長に「飲み足りないんじゃないの」と言われる。……いくら小さい会社といえ、過去三年間の会社での所業が偲ばれます。年初から要反省。 なんか暑いなーと思ったら、やっぱり微熱がぶりかえしていた。私は酒飲んでもあまり顔に出ないが、熱があがってもやっぱりあんまり顔に出ないのである。・・・単にツラの皮が厚いのかもしれない。 ■金箔入のなんか日本酒をお猪口三杯と、ビールがコップ1杯。うちで水割り1杯。 ●都筑道夫『退職刑事1』創元推理文庫 /“硬骨の刑事がいまや恍惚の元刑事になりかかっている”という父親が、現職刑事である息子が今抱えている事件の話を聞いて謎を解いてゆく安楽椅子探偵もの。新聞の三面記事のような事件が多いのですが(笑)、気楽に読めて面白い。しかしこの頃は地下鉄の初乗りが60円だったんだなあ…。 後輩が「こないだお酒のカロリーについて調べてたんですけど〜」と言う。わ、やめて私に聞かせないで。と思っていたら、「日本酒とかビールは飲むと身体に溜まって残るから太るんですけど、ジンとかウィスキーとか、蒸留酒は熱で発散するから残らないって書いてあったんですよ〜」………嘘だ。<歩く実例。 1月5日(日) なんか眠れない(昼寝してれば当たり前だ)と午前6時近くまでだらだらと水割り飲んでたのがいけなかったのか、昼頃起きたら微熱がぶりかえしていた。…それにしてもこんな時間帯で生活してて、いったい明日からどう出勤する気だ私。 大阪の方はいいお天気かしらねえと外を見ていると、数日前から母が刺している蜜柑に鳥がやってくる。ヒヨドリだのメジロだのをぼけっと眺めてちょっとサイトの更新して終わってしまった。…ご隠居かあたしは。 どうせひきこもってるだけなので、ちょっと更新しました。「図書室」2冊追加。<福井晴敏『終戦のローレライ』と大倉崇裕『ツール&ストール』。 ■エビスビールとキリンの黒生一番搾り。ジャック・ダニエルはいつの間にか姿を消していた…(哀)。 1月4日(土) 熱は下がったけどこんな風邪っぴきじゃ大阪なんて行けたはずないもん。淋しくなんかないもん。とあからさまな負け惜しみをしつつ、一日パソコンに向かってみた。四ヶ月も溜め込んでたよそ様のサイトに出す原稿(「ホイッスル!」<私の文章で中学生はムリあり過ぎです)とか。ちっとはうちのサイトも更新しないとな…。 あとは「図書室」に一冊追加。<古処誠二『未完成』。オリジナルの壁紙は許可を頂いて使わせていただきました♪ ■ジャックダニエルの水割り。咽喉痛いときにストレートで飲むと、やっぱり沁みるようです。消毒にはいいかもしれませんが(笑)。 ●『黒後家蜘蛛の会1』アイザック・アシモフ(池央耿訳)創元推理文庫 /女人禁制の食事会「黒後家蜘蛛の会」で毎回披露されるゲストが抱える謎に、メンバーが意見を述べ合うという安楽椅子探偵モノ。結局のところ解決するのはいつも給仕のヘンリーなのだけど(彼が好きで読んでるようなものだ)、コロンブスの卵的な「えっ」と思うようなあっさりしたオチがついたりして。新本格読み慣れると逆に新鮮。 ●『夫婦茶碗』町田康 新潮文庫 /「日本文藝最強の堕天使の傑作二編」(と裏表紙に書いてある)らしいですが…この人、たまに雑誌で見かけるエッセイは面白いけど、小説は苦手かも。文体はすごく独特ですが、風邪で寝込んでる時に読むと視界がぐるぐるまわって悪酔いしそうで…うーん、私にはよくわかんない世界でした。 そういや今もジャック・ダニエルは「飲んで当てよう」キャンペーンをやってるらしい。一口1点で応募できるらしいけど、それでもう30点くらい無駄にした私は、気長に次回の「必ずもらえる」キャンペーンを狙うことにした。とりあえず今20点ばかしあるから、次回キャンペーンを待ってればいろいろもらえるんじゃないかしら〜。…抽選弱いのよ。おかげでサントリーとJD蒸留所からDMばかりはきっちり来るが。景品くれ景品。 1月3日(金) 一晩寝たら、熱はすっかり平熱に下がりました。では歌舞伎座行ってきます… 熱があがることもなく、無事帰ってきました。 ランチの約束はパスさせてもらったので、開演一時間前にお弁当買う三越で待ち合わせ。あいかわらずの混雑振りで、「日本の不況っていったい…」と呟きたくなるところ。とにかく人をかきわけて前に進むだけでも大変なので、気がつけば友達二人ははるか後方でまだひっかかっていた。ようやく辿りついたところで「はるか(仮名)ちゃん、すごーい。よく歩けるねー」……そりゃね。いろいろ鍛えられてるから……(目を逸らす)。 本日の演目は、「寺子屋」(これ、私三回目だよ…舞台かかりすぎじゃない?)と踊りの「保名」(安倍晴明のお父さんという設定)、それに私のお目当ての「助六縁江戸桜(すけろくゆかりのえどざくら)」。曽我兄弟の敵討を題材に、吉原で花魁勢揃い、男伊達と優男に憎々しい敵役など、初春らしい華やかな演目。本日も三階席ですが、三階には三階でいいこともあります……女形の皺が見えない、という(笑)。82歳の役者が総重量40キロの花魁衣装をつけて歩いているというだけでも驚嘆に値することかもしれませんが、それにしてもやっぱり若く綺麗に見えるに越したことはないわけで……遠目なら美人だし。 反面、やっぱり三階席は舞台から遠い。建築構造上の欠陥じゃないかと思うくらい、花道が全く見えない。私や友人なぞはこのところ三階席ばかりだからはなから諦めてるのであー足音しか聞こえねーなーくらいで達観しているのだけれど、前の人間が伸びあがると見えるはずの位置まで見えなくなるので業腹。今日私の前に座っていたおじさんは、この寒い季節にいくら暖かい劇場内とはいえ、Tシャツ一枚に汗びっしょり、おまけに額には「冷えピタシート」を貼っていた。…昨日発熱状態で観てた私が言える義理ではないですが、帰った方がいいんじゃ?おまけに乗り出して私の視界を遮った挙句、そこでうつらうつらと揺れ始める(時々イビキ付)という体たらく。寝るならちゃんと座って寝てくれ。……他にもいろんな人がいて、友人と「春だから……」と呟きながら帰ったことでした。<まだ木の芽時には早いよ。 ■帰りに友達とちょっとだけ飲もうかということで、銀座駅近くのバー「INFINI」で「レゲエラム」(見たことない銘柄だったので…)、アイリッシュウィスキー「ブラックブッシュ」を1杯ずつ。帰宅後、ビール(<サッポロクラシック)とジャックのお湯割り。 サイトの方も1月3日で一周年です。この一年、日記だけはよく書いたなあ…という感じです。しょうがないか。日記サイトだし(<開き直り)。それでもカウンタはちゃんとまわってて嬉しい限りです♪せめてものことに、久々に一本SSあげてみました。でもうちのサイトだと需要低そうだなあ(笑)。 そしてお祝いに「Valley's Web Site」の谷口さんが坂井のイラストをくれたので、貰ったものは私のモノだよね♪とばかりに(笑)アップしちゃいました。<ちゃんと許可は貰いましたが。谷口さん、ありがとう♪♪ 1月2日(木) 朝起きたら頭痛がした。→いやだわ目が疲れてるのかな。/気持ちが悪い。→そんな昨日飲んだっけ?/手首が痛い。→また腱鞘炎再発?/のども痛い。→部屋の中、乾燥してるからねえ…と現実から目を逸らしている場合ではなく。新年早々風邪っぴきです。多分、28日の西館の寒波を引きずったものと… 休みの日なので寝てりゃいいのですが、用事が。歌舞伎座の新春歌舞伎…今日は一人で行くだけだし、三等B席(2,400円也)だし、いざとなったらチケット諦めてもいいのだけど、でもなー演目も配役も豪華なんだよなー。たかだか数時間、座席にじっとしてるだけでしょ?熱もないし行っちゃえ!! 二時間後、早くも後悔。いつも銀座三越の地下で幕間に食べる弁当買うのですが、行ってみたら激コミ。何、なんなの!?と思ったら、1月2日の朝10時10分。開店直後です。…そうか初売りと福袋か…興味ないので忘れてたよ。<2万円分趣味の合わないものが入ってる1万円の福袋より、自分の趣味で定価1万円のものを買いたい人。しかし惣菜の福袋ってなんだよ!!行列で弁当見えねぇよ!!と毒づきながら人の波に翻弄され、ようやくおにぎりを買って歌舞伎座へ。寒い。こりゃ熱あがってんなー。 こんな体調絶不良なのに諦めきれなかったのは、今年が出雲の阿国がかぶき踊りを始めて四百年という年だから。瀬戸内寂聴が書き下ろしたという阿国の新作を含む昼の部は、もったいないくらい豪華な配役で、平日含めて前売り券は全日程が完売。二時間もかけて取ったのに…という執念で来てみたものの。さすが初春の初日とあって、観客も気合いが入ってるようで、男女とも着物姿がそこかしこに。…というところに、すっぴん三歩手前(<粉+眉+口紅だけは一応ひいた)にジーンズででかける私。やる気なし。華やかな「出雲の阿国」と「矢の根」を見て、昼食休憩。さっさと食べて薬を飲んだ私は、ダウンコートにくるまって開演まで寝ることにした。…しかし、背後の席の福島から来たというおばちゃんたちが三十分喋り倒してくれたおかげで、私は彼女たちの家族構成から息子の名前から、11月分の小遣い3万円を12月になってもまだくれなかったという愚痴に至るまですべて把握する羽目になった。小遣いをけちるのは末息子のトモアキだ。…お願い、寝かせて……(ぐったり)。 私が見たかったのは、四本目の「弁天娘女男白浪」…菊五郎の弁天小僧なのだが、その前に玉三郎の「京鹿子娘道成寺」がある。本日の演目の中では一番長くて一時間ある。……非常に華やかな舞踊なのだが、問題は鳴り物。一時間中、ずっと三味線だの鼓だの拍子木だのが鳴り響き続けるのだ。頭痛と悪寒がする人間がこんなののど真ん中に座っていれば悪化するのは当たり前。玉三郎綺麗だけどさ……つ、辛い…まだ続くの…??ようよう全演目見終えて、直行で帰宅。熱は38度にあがっていた。あらら、結構本格的だわ。 問題は明日の夜の部、友達と一緒にチケット取っているということでしょうか。私が行かないと、友達にチケット渡せません。明日までは体調がもちますように。。。 ■さすがに今日は休肝日。9時半就寝。 1月1日(祝) 新年明けましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いします。 おせちをつまみ、年賀状の整理をしたらもう夜。怠惰な年始。 一年経ったので、昨年の日記をもとに総括を。とりあえず「休肝日」と書いてある日を拾ってみると、41日でした。…41日/365日。まーね飲んでもビール1本だけとかいう日も結構あるから、たいして飲んでるわけじゃないんだけど。ただし外の店で飲んでる日はその倍以上ありましたが(笑)。 ■ビール2本と日本酒は「緑川」を少々。あとはカティーサークをコップ半分。…昨晩買ったはずなのに、もうないのか…。 ●西澤保彦『依存』幻冬舎ノベルス/ 昨日の『スコッチ・ゲーム』に続く安槻大シリーズ。これも「○○依存」という細かいモチーフが反復し続けるので、一冊の本としてはややまとまりを欠くような印象(えっ、ラスボスとの対決はこんだけなの?っていう…)は否めないのですが、それでもラストのタカチの格好よさで良しとしよう。彼女がいなかったら私このシリーズ途中でやめてたかも(笑)。しかし作中の女性陣の男性観というのは、やや一般的過ぎというか紋切り型っぽい気はしつつも、これを書いてるのが男性作家だという辺りが面白い。ここに登場するストーカーの行動論理、どっかで見たようなと思ったら、7巻の下村と一緒なのでした。これには笑った。 ●阿川弘之『米内光政』新潮文庫/ 相変わらず若い頃の写真は見つかりません…Web上にないかなーと思ったのですが、ヒットするのはひたすら海軍史マニア系サイト。文字データばかりです。写真ないのー??…彼の「顔がいい」というのは定説だったのか、海軍大臣になったときには「顔くらいしか役に立たない」という意味で『金魚大臣』という渾名がついてたそうです。…ひどい。観賞用ってこと?(笑) げしょさんが「いまどき見上げた根性だ」と教えてくれたサイト。国家権力との熱い戦いの日々(嘘)は一見の価値あり。新年早々おもしろかったよげしょさん!! |