思いつきであげる旅日記の切れっぱし。
第2回はロンドンの保険取引所、Lloyd's(ロイズ)です。

ちなみにチョコで有名なロイズは「ROYCE」です。

私、浦沢直樹の『マスター・キートン』が高校時代から大好きで。
あの頃とはだいぶ時代が変わってしまったので
ロイズ自体も変わりましたが、
(個人ネームが少なくなって法人ネームが多くなりました)
やっぱり一度は行ってみたいロイズ。

時代背景は変わっても、「マスター・キートン」は大好きです。
もし未読の方がいらっしゃったら、ぜひご一読を。

ロイズがどういう場所かは、こちらをご参考に。


行ったのは2005年の夏。



ロイズ近くのアーケード。
案内してくれた人は「映画の『ハリー・ポッター』って観た?」と笑ってました。
私は観てないけど、なるほどそんな感じ。

ちょうどランチが終わって、戻る人が多い時間帯。


今のロイズのビルはこんな感じ。
なんか、不思議なかたちだよなあ………

左のぐるぐるを見ると、プレゼン用資料のぐるぐるリングを思い出しますよ。


もうちょっと近づいてみました。


入り口のゲート。
この方は、ゲートキーパーさんです(そういう名前でいいのかは知らん)。

こういう派手な格好が似合っちゃうおじさまたちってのは、
さすがイギリスです。

他にも数人いました。
みんなおじさま(というより、おじいさま……)


入り口のプレート。
ちゃんと日本語もありますよ。
たとえ書かれているのが「関係者以外立入禁止」の文字であろうとね!(笑)

Lloyd'sは、部外者は入れないのですが、私は一応(笑)研修で行きましたので、ゲスト用の入館証をもらって入りました。
一応わたしも業界関係者なのです。
………たとえ頭の中はマスター・キートンで占められていても。


ちなみに中へは関係者しか入れませんが、外に土産物ショップがあって、そちらは誰でも入れます。
………高いけどね!
(<酒用のフラスク買おうとして、値段の高さに断念した人)


回転扉の中心でぐるぐるまわってたロイズの紋章?

多分これが紋章なんでしょう。
エリザベス女王が来臨したときの絵というのが飾られてましたが、
そこにもありましたし。
(正確には、絵のなかにお遊びのように描かれている、
花瓶から垂れた花のかげにたたずむ小さなネズミが
その紋章を持っているのですが)
↑写真アップしようと思ったけど、小さすぎてネズミが見えなかった……


ロイズの一階。
こんなブースがたくさんあって、ここで保険の引受をやるシンジケートのアンダーライターたちがお客さんを待っているわけです。


ロイズの中にあるエスカレーター。
なんか不思議。
下から見上げているとSFの世界みたいな、不思議なデザインです。


わかりにくいけど、ロイズの鐘。
(四本の柱のなかに、小さな鐘が下がっています)

海難事故等の発生を報せる役割を果たしていて、タイタニック号の沈没のときにも鳴らされたそうですよ。
もともとロイズ・コーヒー店ってのは、海事ニュースを交換するための場所だったのです。


この鐘のすぐ近くに木の台が置かれています。
ちょうど講演をするときの、マイクを置く演台のような。


その台の上に、広げるとA3以上になる大きなノートが置かれています。
いまでも大きな保険事故が起きるとここに書かれていく、現役のノートだとか。


その台の引き出しのなか。
(私が勝手に開けたわけじゃないですよ、開いてたの)

いまだに羽ペンとインク壺で書かれている辺りが、さすがイギリス。


エスカレーターであがった二階から眺めた一階のブースの様子。
二階にも、三階にも、たくさんのブース。


こちらはロイズのエレベーター。
外から撮りました。
日本の外が見えるエレベーターなんて目じゃないです。
ガラスしかないじゃん!


私も乗りました、このエレベーター。
まあなんてクリアな視界。
デジカメで撮ってもなんの不自然さもありません。<ガラス通して下を撮ったのですが。

一緒にいたなかに高所恐怖症の女性がいて、「絶対絶対わたしに外を見せないで!」と叫んでました。
確かにこれ、高所恐怖症の人だと怖いだろうなあ……(私は違う<ナントカは高いところが好き)


上まであがりました。
ガラス張りで、さっきまでいた1階のスペースが覗けます。
結構高い。
斜めに交錯してるのは、さっき乗ったエスカレーター。


上のフロアにあるダイニングルーム。
昔からロイズにあった部屋を、今のビルになっても移築してきたのだそうです。
古いなんとかハウスの一室だとか。


昔々は、ロイズに加わりたいというネームにその資格があるかどうか(今みたいに法人ネームじゃなくて個人ネームばかりの時代ね)を、投票で決めたそうですよ。

YES、NOの字につい「枕……」とか呟いてはいけません。<年がバレるよ
、と思ったけどあの番組まだやってんのね(今、調べてみてそっちの方が驚いた)。


同じフロアに風刺画みたいなのがたくさん飾ってありました。
うちひとつは、ロイズの鐘が鳴らされている図。
手前にさっき挙げたノートを乗せられた演台(?)が。
位置関係がわかるかと。


これは動物保険のだった……ネタは忘れちゃった。
とりあえず馬とブタとアヒルのケガの様子がかわいいので撮ってきたもの。

建物の外に出てきました。

後ろの図も某金融会社のビルです。
なんか宇宙に向けて発進するか、あるいはつぼみが開いてなんか花咲きそうだなあ、っていうデザインのビル……。
前に読んだ新聞記事には「エロチックなきゅうり」って表現されてました……きゅうり?そうかな?

(上のWikipediaの記事だと「ロイズ全景図」ってこのビルまで入ってますが、同業だけど関係ないビルです)

ロンドンに着いたとき、飛行機の上から最初に視認したビルがこれでした。
911のWTCテロのあとに竣工したビルだそうですが、おかげで入居者が減って大変らしい……