IC01女子個人戦力分析&予想  2002.2.13


シード選手+ポイント上位選手の過去のインカレ実績などを並べてみた。
 
          98   99   00   01    
氏名 大学 学年 Point 変化幅 ICS IC ICS IC ICS IC ICS JWOC 主たる戦績
番場洋子 京都大学 4 198.3  5.5    16   4 4 1 2 99.00 西日本W21A-1位
田島聖子 東京女子 3 186.1  10.8              1 01 関東本セレ3位
古澤裕子 広島大学 3 179.5  12.0        16 3 8 P 00  
石川裕理 京都大学 3 171.4  11.1            9 10 01 筑波大W21A-1位
高橋ひろみ 慶應義塾 4 168.0  14.7        25   12 5 99 関東本セレ2位
宮内佐季子 京都大学 1 165.9  29.4                  東日本W21A-1位
二俣みな子 筑波大学 4 159.0  14.8          11 19 8   関東本セレ4位
浅井千穂 京都大学 2 158.4  20.5              12 01 関西ICセレ4位
黒河幸子 筑波大学 3 157.8  32.1          19 33 3 00 関東本セレ5位
山本真美 東京女子 4 157.5  26.2      P   17 44 14   関東本セレ1位
姫野祐子 東北大学 2 150.0  45.9              4   東北冬セレ1位
塩田純子 京都橘女 4 149.1  20.6      16 27 23 38   99 関西ICセレ3位
高野麻記子 筑波大学 2 147.6  21.9              11   関東本セレ6位

<トト郎予想(一部)> 

まず番場であるが、走力、技術、安定度、経験、勝負強さのすべての要素に秀でており、インカレクラシックの難易度と大舞台の重圧を考えれば誰の目にも大本命であろう。優勝の可能性を計算してみると6割近い確率となる。最後のインカレとはいえ昨年1度チャンプになっているだけに、精神的にも落ち着いた状態で臨めるのも強みだ。
実力次点は番場の後輩に当る石川と見る。番場に比べてすべての要素で少しずつかなわなかったが直近の1年間では筑波大大会を含めて2回は番場に勝っている。優勝の可能性は15%程度になる。
続くのが田島。ショートでの優勝は無欲で臨んだ結果だろうが今度は違う。インカレシードという立場でそれも衆人注目の中で結果を出すことが求められる。選手によってはその重圧に押しつぶされて結果の出せない人も多い。しかし田島の場合は経験は少ないもののうまくメンタルコントロールしてやはり優勝争いにからんでくるものと思われる。優勝の可能性は同じく15%と予想する。
古澤は中九四ということで大会参加回数も少なく、実力はあるのだが高い目標を持って準備して来ているかどうか若干の不安がある。情報が少ないので一発穴党向きにはお薦めかも。
高橋は器用な選手なのだが、やはり体力的に長丁場のクラシックを最後まで集中してこなすのは苦しいと見た。入賞までだろう。
走力で絶対的な優位を誇る宮内の一発に期待するファンは多いことだろう。確かにマッチレースなどでは圧倒的な強みを発揮して大物の可能性の片鱗を見せている。クラシックの体力的な部分への心配は全くなくむしろ有利な材料なのだが、難易度の高いコースをどこまでこなせるかが未知数であり不安が残る。優勝の可能性は5%程度とみているがかなりの人気になって得票を集めることだろう。
黒河の最近の成長には注目しておきたい。このまま調子を上げてくれば優勝の可能性すらわずかだが出てくる。
山本は無難にこなすタイプなので入賞は有り得るが一発狙いはないとみる。
ノンシードではポイント上位の二俣みな子(筑波)、浅井千穂(京都)らもいるが、注目したいのは、毎週のように山に入り最後の積み上げで万全を期している塩田純子(京都橘女子)や、若手で瞬発力のある高野麻記子(筑波)、さらにはショートで入賞した姫野祐子(東北)あたりで、入賞の可能性を見ておきたい。

 ※続きは「トト郎完全ガイド」をご購入下さい



ポイントランキング

例年どおり愛知インカレ以降の私の計算法によるポイントランキングを示す(インカレエリートに出場しない人も含む)。

まずIC00:1位、ICS01:2位の番場が安定した成績でダントツのトップ。2番目にICS01を制した田島が入った。そのICSこそ失敗レースだったがセンスの良いレースをする古澤が3番目。この後ろに京大勢と筑波勢が続くことになる。筑波勢は今年の後半から盛り返して来ているので実際はもう少し上かもしれない。

予想としては本命が番場対抗が田島と石川。緩斜面得意の高橋やフィジカル上位の宮内らも目が離せないが上位陣が崩れた時の穴は古澤と黒河だろう。

【買い目】1=2、1−3、1−4、2=4 【穴】1−10、2=3、4=10

順位 氏名 大学 学年 ポイント
1 番場洋子 京都大学 4 198.3 
2 田島聖子 東京女子大学 3 183.6 
3 古澤裕子 広島大学 3 179.5 
4 石川裕理 京都大学 3 171.4 
5 高橋ひろみ 慶應義塾大学 4 168.0 
6 宮内佐季子 京都大学 1 165.9 
7 山本真美 東京女子大学 4 160.3 
8 二俣みな子 筑波大学 4 159.0 
9 浅井千穂 京都大学 2 158.4 
10 黒河幸子 筑波大学 3 155.4 
11 上田慶子 金沢大学 4 154.1 
12 高野麻記子 筑波大学 2 152.9 
13 本多祐子 東北大学 4 149.2 
14 塩田純子 京都橘女子大学 4 149.1 
15 井手千寛 相模女子大学 3 147.1 
16 岸川紀子 京都女子大学 4 146.6 
17 目黒未紀 大東文化大学 4 145.8 
18 新宅未笛 筑波大学 4 145.2 
19 半澤美咲 東北大学 4 145.2 
20 伊是名奈津子 実践女子大学 3 145.0 
21 望月順子 相模女子大学 3 143.6 
22 下村佳奈 岩手大学 1 142.3 
23 掛谷朋美 千葉大学 2 141.3 
24 高橋舞 宮城学院女子大学 2 141.2 
25 蓬莱真子 千葉大学 4 141.1 
26 櫻井優子 宮城学院女子大学 2 140.8 
27 藤谷弘美 東北大学 3 140.5 
28 河野優香 筑波大学 3 140.2 
29 幸香奈江 静岡大学 4 140.1 
30 姫野祐子 東北大学 2 140.0 
31 増山歩 新潟大学 4 139.2 
32 矢口恭子 日本女子大学 3 137.2 
33 川島沙耶香 東京女子大学 2 136.4 
34 南朋江 金沢大学 4 136.2 
35 杉山直美 京都大学 4 136.2 
36 原響子 千葉大学 2 134.8 
37 木暮なつ樹 東京女子大学 2 134.6 
38 江田美晴 奈良女子大学 3 133.6 
39 松澤理子 東京工業大学 4 133.5 
40 小泉沙織 茨城大学 3 133.4 
41 竹内麻理 実践女子大学 4 132.9 
42 平林静保 東北大学 3 131.9 
43 西澤瑠美 千葉大学 2 131.8 
44 皆川美紀子 東京農工大学 2 130.8 
45 高橋英子 宮城学院女子大学 2 130.6 
46 板谷麻由 山口大学 3 129.4 
47 高瀬彩和 千葉大学 4 128.7 
48 上野恵美子 東京女子大学 2 128.1 
49 柴田絵里 実践女子大学 2 127.3 
50 山越千鶴 新潟大学 4 126.7 
51 鳥羽田恵理 茨城大学 2 126.6 
52 水野真理 日本女子大学 3 125.3 
53 四ノ宮由美子 茨城大学 4 124.2 
54 横澤夕香 京都橘女子大学 3 123.6 
55 関戸紀子 津田塾大学 2 123.3 
56 大関恵子 静岡大学 4 122.9 
57 佐久間裕子 千葉大学 2 122.8 
58 服部絵梨子 大東文化大学 4 122.0 
59 松永彩 相模女子大学 3 121.2 
60 鈴木詩奈子 相模女子大学 3 120.4 
61 添田さやか 千葉大学 2 119.7 
62 戸来亜沙美 京都橘女子大学 3 117.8 
63 丸山菜々子 東京女子大学 2 117.6 
64 葛西弥生 慶應義塾大学 3 117.2 
65 足立悠紀子 京都女子大学 3 116.1 
66 田口久美子 茨城大学 2 115.5 
67 松浦友紀 立正大学 4 115.4 
68 市川あさ子 東京農業大学 2 115.4 
69 佐藤祐子 新潟大学 3 115.3 
70 加瀬希 東京女子大学 2 115.2 
71 横関梓 東京農業大学 2 115.1 
72 吉田知春 大東文化大学 3 114.9 
73 水口愛子 椙山女学園大学 3 113.7 
74 大澤悦子 立正大学 4 113.6 
75 中塚美幸 宮城学院女子大学 2 113.1 
76 高橋睦 宮城学院女子大学 2 111.6 
77 跡部江里 大東文化大学 2 111.0 
78 佐藤ひとみ 埼玉大学 2 110.4 
79 佐藤玲子 東京女子大学 2 110.1 
80 大塚泰恵 金沢大学 2 109.6