現地レポート                 by H.Onoe

6月30日   <集合>
 予定はGdansk空港に19:40集合。早々と集まった選手は同じくドイツチーム本体の到着を待ってい たエリーザ
とだべったり、将棋をしたりして待つ。次々とグループが集まり、19:40着の荒井が到着して全員集合とな る。オー
ガナイザの用意したバスで宿舎へ。英語のしゃべれる学生ボランティアの助けを借りて、何とか部屋にもぐりこ む。
今年の香港チームは男女各1名だけの参加でオフィシャルもいない。ペローラから頼まれていたこともあり、彼 らの
面倒も見ることにする。翌日のトレキャンの予定も分からずやきもきしていたら、やっとオーガナイザが現れて 地図と
全ポを置いていく。佐々木、寺垣内コーチに頼んで人数分のコース図を完成してもらう。翌朝は8時朝食、9時 出発と
いうことだけ選手に伝えて就寝。


7月1日  <トレキャン1日目>
1:15000でロング仕様だが、少し短めに(実際のロングの半分)男子5.7km、女子3.7kmのコー ス にした。日本で準備
してきたことがどの程度通用するかを見るためにまずはレースモードで全員に走ってもらった。テレインは日本 の
ものと類似しており、特に違和感はなかった。昨年のような戸惑いはなく全員普通に帰ってこられた。

<選手の感想>
高橋 地図通りAだなというところは走りやすかった。コンタリングも楽だった
    スピードを出すのが怖かった。淡々と行くのなら良いが見通しが良いのでスピードの切り替えのポイン トが
    分からなかった。APの曖昧さ。 
山崎 草花丘陵や青梅を白くした感じで対応がしやすかった。地図がいい加減だったので本番の時は精度のある
    地図が欲しい。アップはつらいかもしれない。
大西 地形はもっと平らだと思っていたが普通に分かる。小さい道がやたらに大きく感じた。他は普通に走れ た。
池   地図との対応がうまくできた。倒木が少なくて走りやすかった
鎌田 地図が大雑把 終わった後で地図を照らし合わせたが、特徴物はどっちだろうと思うものは取っていな い。
    木が密集しているところもあった。枝もあった。
海老 違和感無く走れた
原   日本に似ていて日本より白い 道の表記とランクが違う。炭焼き釜が見つけられなかった。アップも日本と
    似ていて戸惑わなかった
渡邊 歩測が合わなかった。道の分岐が分かりやすい
橋本 尾根沢を確かめながら行ったら回ってこれた。遠目が利くので顔を上げて遠くを見ればやりやすい。
    道のランクの違いで戸惑った。
岡田 遠目が聞いてポストが見えやすかった。Bやぶは思ったよりやぶかった。縦ハッチも進みにくかった。
    コンタリングでパラレルエラー。ちゃんとコンパスを振ればできそう。
荒井 すごい目立つものを、いちいち見ていたら時間がかかった。道をたどろうとしたらそれに時間がかかっ た。
角田 道は大きく感じた。日本よりAで走りやすかった。Bやぶに気づかなかった。炭焼き釜に気づかなかっ た。
    穴が取ってなかった
ソロモン 特徴物はやさしい 特に違和感はなかった。
チェウ イン 昨年のJWOCから1年間ほとんどやっていなかったので、今日は一つ一つ確認しながら進ん だ。
寺垣内 日本と同じように感じて分かりやすい。日本でやったことがそのまま通じる。沢が進みやすかった。
    尾根線が分かりにくいところがあった。地面がやわらかくないのでコンタリングや登りがやりやすい。
    Bやぶの場所を明日以降見られれば良い。
佐々木 テレインが白いので見通しが利く だから地形もよく読める。だから使える。凹凸地帯はそれほど
    目立つものではない

スナップ1



7月2日  <トレキャン2日目>
 協会の敷地内を利用させてもらってのレースだ。

<選手の感想>
・周りが白いのでやぶに入ると調子が狂う
・男子の4→5では、実線の川も横切れた
・ルート選択で回るか直進かの時、大した登りでない場所は真っ直ぐの方が早そう
・やぶの中の直進は方向が狂いやすいので慎重に
・ロングでは直進だけでなく適切に道を使うことも有効(思考の緊張緩和の面でも)

スナップ2
ラップ解析

現地で選手の写真を撮り、即席で選手紹介ちらしを完成。
PIXUSを持って来た甲斐があった。カラー印刷して張り出す。ラップ解析も廊下の壁に貼ったら、
外国選手ももの珍しいそうに見ていた。

選手紹介英語版



7月3日  <トレキャン3日目>
 人数が増えてバスも3台となる。いつもの2台目に乗り込み出発。縮尺が2種類選べ、高橋のみ15000を 希望。

<選手の感想>
・コンパスの静止が遅かった
・オープン縦ハッチの違いが分からなかった
・白の中の小径が分かりにくい
・やぶが大したこと無い
・尾根が切れる
・尾根上のこぶが使える

<総括と注意事項>
・技術面は個別に整理・復習しておくこと
・個人の責任で体調管理を(うがい、手洗い、栄養、睡眠) しっかり疲れを取ること(明日はオフ日)
・モデルイベントはトレーニングや技術の見直しではなく、地図表記と現地の対応を中心に
・忘れ物 本番ではしないように
・JWOC期間に入ると情報が増えてくる 緊張感も増すのでその前にしっかり整理をしておくこと
・個別面談の実施

スナップ3
ラップ解析



7月4日  <休養日>
JWOC期間が始まり、最初の約束通り2部屋で1セットのバス・トイレ付きの部屋のある建物(とはいえ
イベントオフィスの建物とつながっている隣の建物)に移動。3人部屋があるので男子の部屋割を少し
変更する。部屋自体は狭くなってあまり評判が良くなかった。午後は各自自由行動。駅の近くまで行っ
てみやげ物を買ったりした選手も多かった。インターネットの部屋がオープンになったが、日本語がイン
ストールされておらず、自分のPCをLANにつないでメールのダウンロードが久しぶりにできたが、発信
はWebメールしか駄目なのでかなり制約がある中での発信となった。またFTPが不可で現地レポートの
アップロードはできなかった。
夜は入手したプログラムの読み合わせを行った。


7月5日  <モデルイベント&開会式>
いよいよモデルイベントに入ることになった。トレキャンでの地図は古くて精度が悪かったので、モデル
イベントでの確認事項は多かった。
モデルから帰ってからまもなく開会式へ出かけることになる。決められたバスで順に市内に移動となる
が、前日選手たちが独自に行った同じ場所だっだ。独特のきれいな建物に囲まれた広場に、パレード
していくと、市民が大勢集まって迎えてくれる。型どおりの挨拶が済んだ後、民族衣装に包まれた人た
ちによる合唱の出し物で楽しませてくれた。
宿に帰ってからいよいよ明日から始まるミドル予選に向けてのチームリーダー会議があり、その内容を
元に選手と綿密なミーティングを行う。ミーティングの最中に4人目のオフィシャルの李君が到着する。
ミドルのコースは、尾上、寺垣内、佐々木による3種類の予想コースを元に検討を深める。

スナップ4 (モデルイベント)
スナップ5 (開会式)



7月6日  <ミドル予選>
各自スタート時刻に合わせて用意されたバスでスタート地区に向かう。スタート地区にはウォーミング
アップ用の小さな地図が用意されており、自由に山に入れるようになっている。ここだけでもスーパー
Aの林が続いていて十分楽しめた。
選手はほぼ順当にフィニッシュに現れ、日本人にも違和感の無いテレインであることの効果が十分確
認できた。そして高橋の走った男子予選B組は距離が長い分だけ他のクラスに比べてタイムが伸びず、
50人中の44〜45人が速報板に出た段階でまだ17位と、初めてのAファイナル通過を予感させた。隣
にいたイスラエルの選手も、残りのメンバーを数えて早々とおめでとうと握手を求めてきたが、その後
少しけ早い選手が次々と表示され、最後に3秒だけ速いイギリスの選手が入って21位落選となった。
Aファイナル進出を目標に掲げながらも、実感のわかない状態で最後の粘りがいま一つ足りなかった
のが残念だが、一方ではテレイン次第では何とかなりそうだという意味で、2005年に日本で行われる
世界選手権で日本人の活躍が、可能性として十分有り得ることを示した結果だとも言える。
7月6日は岡田の誕生日なので、李君に持ってきてもらったお餅をキッチンで茹でて即席お餅パーティ
を行った。

スナップ6  (ミドル予選ほか)

<選手のコメント>
海老:うまくいかなかった。ラップを見るとできているところもあるので、もう一度反省して次につなげる。
山崎:雨上がりで土が柔らかかった。斜面を斜めに横切るのは控えた方が良さそう。
鎌田:ルートプランを立てれば大丈夫。もう馬鹿なことはしない。
大西:地形をちゃんと見ていけばすいすい行ける。平らなところは直進が必要。
原 :不安なところでは止まったのでうまく行った。明日はもっとスムーズに行けるようにする。
岡田:1を失敗した。プランを途中で変更したのがよくなかった。
高橋:見えすぎた。コンパスを見ずにラフに行ったところでミスをした。明日はしっかりやる。
橋本:人につられて隣ポに行ってしまった。
角田:慎重に行き過ぎた。明日は爆走したい。
荒井:もっと走れた。ミスはしなかった。
渡邊:ゆっくりやったがつぼった。気合を入れる。
池 :ラスポ→ゴール以外はラップがみな遅い。外国選手は止まる回数が少ない。



7月7日  <ミドル決勝>
決勝は全員Bファイナルだったが予選のコースより難しく、また平らな部分でのやぶ、湿地などで手こ
ずった選手が多かった。前日に少なからず時間を使ってアドバイスをした香港の2名だが、男子の方
は「アドバイスのおかげで日本選手に近い結果が出せた」と非常に喜んでいた。女子の方は日本選手
もはまったところで同じように迷ったようである。
トレキャンから1週間、コーチとして活躍してくれた寺垣内、佐々木の2名が、いよいよWCupに向けて
夕方に宿を後にした。
夜には木の枝を拾ってきて、短冊を吊るして七夕祭りをやった。廊下に展示すると各国の選手が早速
見つけて集まってきて同じように願い事を枝に吊るし、ちょっとした国際交流となった。

スナップ7 (ミドル決勝ほか)



7月8日  <ロング>
ロングは予選がないので朝8:30から13:00頃までスタートが続く。スタートで4人ほど見送った後、
フィニッシュに移動してタープを立て選手のゴールを待つ。やがて原が100分近く掛かってゴール。
その後ゴールが続くが、みな100〜2時間オーバーと苦戦が続く。その中で高橋が90分と好タイム
で飛び込んで来る。男子トップ(スイスのマティアス・メルツ:昨年M1位、L2位、今年M1位)は72分台
だったので125%に相当する記録だ。女子のトップは1時間を切るタイムだった。

スナップ8 (ロング)

<選手のコメント>
山崎:昨年は途中で破綻した。今年は最初を抑えてルートチョイスも負担の少ないルートを選んだ。
   しかし後半(最後の4つくらい)で体力切れを起こした。
海老:つらかった。淡々を走ったが登りも多かったり難しいルートを取ったりしたので、失敗したところ
   で集中力が切れた。2位、3位だった人たちや最後は数人のパックにも抜かれたのが良い経験
   になった。 
池 :アタックミスが多かった。平地での直進でコンパスの止まりも悪くショートレッグでミスをした。
   自分のプランがあっても人に惑わされたりして下手だった。
高橋:自分のタイムが早いのか遅いのかよく分からない。ナビゲーションでたどり間違えた部分はミス
   だが自分で選んだプランが間違っているとは思わない。目標に達しなかったのでくやしい。走力
   が足りないわけではないので何が不足しているのか今は分からない。
岡田:遅いスタートで後半は一人旅だった。最初少しパックもしたがアタックした時には見えなくなって
   いた。コントロールで止まらず脱出が早い。最後は平地も下りも走れなかった。レースの内容は
   覚えている。
荒井:周りの外人を無視したら落ち着いてできた。思ったところにポストが出てきた。昨日は、とにかく
   早くという気持ちがあって何もイメージしないで進んだが、今日はそれをしっかりやった。
原 :1ポで失敗、3〜5で復活、その直後の6で10分以上やった。原因はコンパス確認を怠ったこと
   だ。ロングということでルートチョイスにばかり気が行って、アタックまで考えなかったのがまずか
   った。体力的には大丈夫で昨年から少しは体が強くなったと感じた。
渡邊:今まで6kmレースが最大だったので、8kmは長かった。とにかく疲れて自分を駆り立てるのに
   大変だった。1番で失敗し、その後は開き直ってできたが、14番あたりから疲れがひどかった。
角田:8kmは不安だったが体力的にはOKだった。大きなミスはなかったが、小ミスが至るところで
   あった。コントロールへ近づくことはできたが、その後が駄目だった。外国選手はみんな素早い。
橋本:1ポで失敗した。11、12あたりで朦朧としてきて、12へはイギリス選手に付いて何とか行った
   があとはもう気力だけだった。
大西:11.5kmだったが体力的な限界は来なかった。しかし集中力が切れた。そういう時はコンパスを
   よく見ないで地形だけで進んでしまうことが多いのだが、今回はそのミスでのロスが大きい。
鎌田:頭が朦朧としてきた時の処理がまずかった。おかしいと思っていてもやってしまう。中盤で早い
   グループに出くわした。自分が地図を読んでいると20m離れ、追いついてもまた地図を読んでい
   る間に離されて、だった。ポストに着くまでに彼らは地図を読んでいる。



7月9日
ロングの後のレストデイ。高橋が早朝ランに出かけた他は部屋でダウンのようだ。渡邊が木の枝が
当たった目が痛いといってきた。オーガナイザに頼んで病院へ。傷は表面だけで大事に至らず。薬
をもらって帰る。1日で何とかなりそうなレベルなのでリレーの走順はそのままで提出。朝食は終わっ
ていたので持参した食料で済ます。午後も各自スーパーに行ったりと自由に過ごす。夜のミーティン
グでリレーの目標および意気込みを選手に語ってもらった。日本での合宿時にチームわけと走順を
決めていたので、ミドルやロングの結果を見てかなり具体的にライバル国の考察が行われた。

<リレー前の選手のコメント>
男子第1チーム  目標:最低目標はトップ比135%、最大目標はチーム順位20位
 1走(高橋) 食らいつけるところに食らいつく。目標はベストを尽くせば可能。ミドルやロングの結果
         を見たら達成すべきレベルである。
 2走(山崎) 安定感を買われて2走になったと自覚している。1走が集団で帰ってきたら2走、3走も
         1走と同じことをするつもり。
 3走(海老) 自分なりに普段のOLを。55分くらいで帰りたい。

男子第2チーム  目標:アイルランドとイスラエルを倒す
 1走(大西) 始めは2Pくらいまでは全力疾走になっても付いていくつもり。55分を目標。
 2走(鎌田) どこかの集団をキープしたい。目標は60分。
 3走(池)  インカレの新人チーム依頼の3走。ミドル、ロングともキロ8分が達成できていないが、
         やはりキロ8分の60分を目指す。

女子第1チーム 目標:USA、スペイン、イタリアに勝つ
 1走(原)  1走は初めてだがイメージはできている。ベストで50分、失敗しても60分の積もり。
         後ろに5チームくらいという状態でタッチしたい。コース情報は提供する。
 2走(橋本) 落ち着いてやる。結果的に良いタイムになるようにする。最後のレースなので悔いの
         ないように頑張る。
 3走(荒井) 2人の貯金をうまく使って55〜65分でゴールしたい。足のタコが痛かったがスーパー
         で良いパッドが買えたので明日は大丈夫そう。

女子第2チーム 目標:スペイン第2チームに勝つ
 1走(岡田) 1走は初めてだが最後まであきらめずに走る。目標は60分。
 2走(渡邊) 目標は60分以内。
 3走(角田) アンカーは初めてで不安もある。いつもどおりにやる。60分、悪くても70分で帰って
         きたい。

スナップ9 (選手の人気ベスト10)



7月10日 <リレー>
昨夜来の雨もあがり好天になったが風が強い。最後のレースで選手にもそれなりの緊張感が漂う。
目を負傷した渡邊も大丈夫そうだ。レイアウトを選手と見て回る。ラスポからは10m程度を一気に
登る設定できつそうだ。
男子のスタートが始まる。ミドル、ロングと好調な高橋と、多くの経験をして成長した大西に期待が
集まる。スタート後のダッシュがすごい! 競馬のスタートを見るようだ。100m先の下り坂を一気
下りした後は、しばらく延々とオープンの中を走って行く選手が見える。2人とも無事にスタート。
女子の方も「各馬一斉にスタート」と行きたかったが、見ていると半分くらいの選手が1.5秒くらい前
にフライイングしている。さらに岡田が地面に置かれた地図を取り損ねてちょっと遅れる。
結果は日本チームにとって厳しいものになった。男子Aチーム以外は男女とも3走が出走する前に
ウイニングランを見てしまった。選手たちはそれぞれのレベルで精一杯走り、多くのことを経験した
はずだ。この経験を次に生かして成長するのは間違いない。楽しみにしよう。

スナップ10 (リレー)

<リレー後の最終ミーティング>
鎌田:実力が海外に通じない。日本ではみられないOLを見た。早くなれそうなヒントが得られた。
   オーリンゲンまで行くのでさらに試してみたい。
橋本:聞いていた通り太刀打ちできなかった。自分のレースをしようとしてやった。世界の選手
   と同じ舞台でできたことには満足している。帰ってから頑張る意欲がわいた。
岡田:あこがれのJWOCに来たが世界の壁が厚くて何もできなかった。悔しい思いをした。リレー
   では2走にも抜かれて違いを見せ付けられた。同じスタートラインに立てたことは嬉しか
   ったが差が大きすぎた。頑張って来たことが無駄にならないようにこれからも頑張る。
渡邊:自分なりにレースは頑張って日本ではほどほどかなと思ってもこちらでは一番下。これか
   らも自分を鼓舞して頑張りたい。ラフに走るOLも楽しそう。
角田:聞くと見るとの違いが大きかった。森の中で見ていても違う。1年ちょっとでは太刀打ち
   できない。これからもっと頑張らなければと思った。リレーのゴールで全世界の人が応援
   してくれたのが嬉しくて涙が出てきた。
荒井:ミドルの予選・決勝ではただただ圧倒された。自分のOLもできなかった。ロングではマイ
   ペースでやったら自分の思ったところにポストが出てきて嬉しかった。走力がかなわない。
   少しでも近づけるように頑張りたい。
高橋:2回目で去年より良くはなったが、やはり自分の練習はお遊び程度だったのかと思い知ら
   された。ミドル、ロングとまずまずだったので、リレーも行けるかと思っていただけに、
   失敗して悔しい。2年後のユニバーには普通に出ていると思う。WOCにも挑戦する。2度
   でも3度でも世界の舞台に立てたらと思う。
海老:JWOCは高1で目指して5年目でやっと来られた。調子は5年の中でベストではないかもし
   ないが、それなりに準備した。次にやらなければいけない練習が見えた。整理して次の目
   標を立て、再び舞台に立ちたい。
池 :大学に入ってすぐにJWOCを知って2年越しで行けた。怪我で準備ができず泣きそうだった
   がこの2週間は本当に楽しかった。実力がないことを痛感した。世界が早いのではなく、
   自分が遅いのだと思う。負けず嫌いなのでより上の順位に入りたい。上のことを意識でき
   るようになったことは良かった。今年はずっとOLをやると思うのでまずはインカレ、そし
   て次の目標を立てて再び海外に挑戦したい。
山崎:去年はすごいというだけで終わった。今年は高橋のように惜しかった人もいて上との差が
   身近に感じられた。かれらの普段のトレーニングも知りたい。
大西:報告書を見たらすごく差が大きかったが、同じ人間だからそこまで差は無いと思っていた。
   ミドルの予選でもミスを減らせばまだ何とかなるのかなと思っていたが、ロングをやって
   みて走力差を感じた。さらに彼らは経験もあってミスがない。自分はまだノーミスのレー
   スをしたことがない。うまいOLを目指して海外選手を追いかけられるように頑張りたい。

李 :みんなの熱い気持ちが聞けて自分もやる気が出てきた。結果を整理して次の目標に向けて
   とことんやり尽くすことをやって欲しい。自分も1人のライバル&仲間として一緒に頑張
   りたい。
尾上:失敗したことを残念に思っているだろうが、これがオリエンテーリング。それだけ奥が深
   いということ。
   「こんな練習が必要だな」と思ったことが次のステップへの最大のヒントで今回の収穫。
   今までは準備と結果がミスマッチのことも多かっただろうが、これからしばらくは、トレ
   ーニングしたり練習したことが必ず実を結ぶはず。何故なら何をしたら良いかが分かった
   から。
   今年は全員卒業。それぞれ次の目標に向けて頑張って欲しい。後輩の指導もよろしく!

スナップ11