JWOC2001 現地レポート(7月14日)

◆7月14日

○休養日
 各自自由に過ごす。オフィシャル4人は午前中にミシュコルツの町に出かけインターネットカフェにて情報発信を試みる。日本語表示ができないのでかなり苦労するが、それでも機種を変えたら何とかメール発信はできそうなところまで来た。今までのレポートと写真の一部を木村君にメール添付で送ったがうまく届いたかどうか。

 午後は誰でも参加できるパークOということでオフィシャル4人は参加することにする。イベントセンター周りの地図(1:5000)で簡単なコースだったが結構楽しめた。

夜は翌日のリレーのためのミーティングをした。今年度はトレキャン終了時点でチーム分け&走順を決定した。ショートやクラシックのレースに余分のブレッシャーを掛けないようにすることと、リレーに向けての気持ちの準備をし易くするためである。この結果がどうだったかは選手の感想も聞いてみないと分からないが一つの方法であろう。

 それまでのレースでは、夜のミーティングでレースの反省シートを配り自主性に任せたのだが、活用したのは少数だった。そこでリレーを前にもう一度しっかり振り返るためにちゃんと書いてコーチに提出してもらうことにした。そしてそれを元にコーチが手分けして個別に選手と話しをすることにした。何となく個別面談のように堅苦しくなってしまったのは反省だが、それぞれ必要なことを確認できたことは良かったのではないかと思う。本来ならこういうことは競技者として当たり前にやるべきことなのだがジュニアの場合は頭の中だけで感覚的に処理しているケースが多く、しっかり紙に書いて積み重ねていく習慣が不足している。今後も何らかの仕向けが必要であろう。

 夜のミーティングでは全員にチーム目標・個人目標を紹介してもらった。男子Aは「どこかの国と競り合うレースを」を目標に、それぞれやるべきことをやるということ。男子Bは具体的な国名をいくつか挙げて「どれか1つでも食う」ということを目標に、その前提として「当然、Aチームを負かして」という力強い発言があった。

女子Aは特定の相手を意識するということではなく、個人個人が「65分を押さえとし、できれば60分で走って貯金を作る」というものだった。女子Bは「ウム回避&完走」だ。チームリーダーズミーティングの時に誰も聞かないのでウムスタートの予定時刻を質問したのだが、オーガナイザーは「そんなこと全く考えてなかった」という感じでレースの様子を見て20分前にアナウンスするというのみ。従ってBチームの時間目標は立てられなかった。

これでお互いに各チームの目標が確認でき共有できた。あとはやるのみ!

以上