JWOC2001 現地レポート(7月11日)

◆7月11日(ショート予選)

○予選レース
 柿並コーチと2人で1番バスに乗ってスタート地区へ。バーベキュー用のベンチのあるところに日の丸を掲げて場所取り。スタート枠を確認して戻ると2番バスの櫻井、千葉が到着。特に問題なさそうなので、次のバスのメンバーの顔を見てからゴールへのバスに乗る。
 ゴールエリアは予想通りのオープン。最終コントロールがドリーネの縁にあるのが見える。ゴールレーンのカーブしたあたりにタープを立てる。2回目なのできれいに立てられる。しばらくするともうトップゴールの時間になり選手がやって来る。最終コントロールがブッシュの裏側のようなところに置いてあり、進行方向からは見つけ難いようだ。手前の崖のようなところを降りたり、別の方向に行き過ぎたりしている様子が遠くから丸見えで楽しめる。
 10時近くなってそろそろと思っていたら櫻井さんの姿が見える。50分だ! 初めての海外レースでこのタイムは立派! 合宿を含めてしっかり頑張って来た結果なのでとても嬉しい。続いて堀江が36分台でゴールする。最後の走りはだいぶ疲れているようだが、なかなかの好タイムで期待が持てる。続いて浅井がゴール。48分台でまとめたのはこれまた立派! 川島が53分で帰って来たあとはしばらく間が空く。澤田がそろそろ帰って来ても良いがと気をもむ中を何と山田の姿が先に現れる。前走のランナーにつられて手前の崖を降りてしまい、10数秒のロス。しかし31分台というすばらしいタイムだ! 久野と田島が続けてゴールする。久野が36分、田島が42分とこれまた上出来のタイム。石川は54分とやや苦戦した模様。そして心配していた澤田がようやく姿を、さらに纓坂、後藤と続けてゴール。後藤の最後の走りは外国選手に負けないスピード(結局トップラップ)で見ている方も気持ち良かった。最後は一番遅いスタートだった北島が一人旅のレースをこなしてゴールして日本チームの初日は終わった。
 ゴールライン計時と最終パンチの時間差処理で混乱があり、夜になって速報タイムが公式タイムで更新された。最終タイムは以下のとおり。

 

 Woman1  3573m 155m 12C
    1.Bodil Holmstrom    FIN   25:03
  43.Chiho Asai         JPN   48:43
  45.Yoko Sakurai       JPN   50:39
 Woman2   3653m 160m 12C
   1.Kajsa Nilsson      SWE   24:26
  43.Sayaka Kawashima   JPN   53:37
  44.Yuri Ishikawa      JPN   53:55
 Woman 3  3590m 165m 12C
   1.Anna Lampinen      SWE   25:15
  42.Seiko Tajima       JPN   41:58
  43.Rumi Sawada        JPN   82:14
 

 
Man1    4515m 165m 14C
    1.Martins Sirmais    LAT   24:06   
  38.Takashi Yamada     JPN   31:23 (B-Final)
  47.Morihiro Horie     JPN   36:15
 Man2    4422m 170m 14C
   1.Michal Smola       CZE   23:57
  42.Yusuke Kuno        JPN   36:32
  48.Takashi Goto       JPN   47:53
 Man3    4544m 175m 14C
   1.Dominik Koch       SUI   25:50
  49.Hisashi Osaka      JPN   41:25
  51.Toshiyuki Kitajima JPN   50:45
 
○ミーティング
 ・明日の決勝ではゴール計時がゴールラインからパンチングフィニッシュに変更になった。

 ・ナショナルパークからクレームが来てペグを打つタープが立てられなくなった。 

以上