今夜もフランス映画に夢中
ミユミユ

フランス語を始めたきっかけは「フランス映画」でした。
パリの街並み、フランス語の響き、そして映画の中の恋……etc。いつしか流暢にフランス語を操る自分を夢見るようになって今に至ります。
夢には程遠いですが、やっぱりフランス映画は大好きなのです。


☆☆☆ 目  次 ☆☆☆

シリアル・ラヴァー 2005.12.16
ハリー、見知らぬ友人 2005.05.10
ピエロの赤い鼻 2005.04.05
奇人たちの晩餐会 2005.03.01
トリコロール 青の愛/白の愛/赤の愛 2005.01.26
アデルの恋の物語 2004.11.30
8人の女たち 2004.10.12







8人の女たち 

最近見たフランス映画で一番面白かったのは「8人の女たち」。なんといっても、カトリーヌ・ドヌーヴ、イザベル・ユペール、エマニュエル・ベアール、ファニー・アルダンといった、フランスの人気女優たち8人が集結し、歌って踊る夢の競演作です。フランスでは「アメリ」を抜くオープニング記録を樹立し、観客からも批評家たちからも熱狂的に支持されました。

映画の舞台は、1950年代のフランス。雪に閉ざされた大邸宅で、その家の主マルセルが何者かによって殺害。クリスマスを過ごそうと集まった家族は、メイドも含めて8人の女たち。外部から侵入した形跡はなく、8人全員が容疑者に……。そこから犯人探しが始まります。

みんなが疑心暗鬼になり、互いを探りさせば探りだすほど、それぞれに抱えている秘密が明らかになり、誰が真犯人なのかさっぱりわからなくなります。外見からは想像もつかない、そんな女の怖さも、ひしひしと伝わってきます。

ミュージカル仕立ての映画なのですが、深刻なストーリーなのに、唐突に歌い踊りだすのが、なんともいえずコミカル。ドヌーヴをはじめ大物女優たちが、歌って踊るシーンが見れるのは、それだけでも十分得した気分。

物語の舞台となる邸宅も、ドールハウスのように色とりどりでかわいらしく、インテリアも素敵で見ごたえがあります。

8人の女優たちの濃厚な個性と演技がぶつかり合うこの映画。最初から最後まで圧倒されました。ベルリン国際映画祭では「女優たちのアンサンブルの芸術的成果」と審査員から絶賛され、8人全員に銀熊賞が授与されるという前代未聞のエピソードつきです。


DATA
8人の女たち 8 FEMMES
2002年 フランス

監 督 フランソワ・オゾン
出 演 カトリーヌ・ドヌーヴ、イザベル・ユペール、エマニュエル・ベアール、ファニー・アルダン、ヴィルジニー・ルドワイヤン、リュディヴィーヌ・サニエ、ダニエル・ダリュー、フィルミーヌ・リシャール他





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